JPH08314263A - 画像形成装置の現像装置 - Google Patents

画像形成装置の現像装置

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JPH08314263A
JPH08314263A JP11857495A JP11857495A JPH08314263A JP H08314263 A JPH08314263 A JP H08314263A JP 11857495 A JP11857495 A JP 11857495A JP 11857495 A JP11857495 A JP 11857495A JP H08314263 A JPH08314263 A JP H08314263A
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JP
Japan
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roller
supply roller
developing
developer
toner
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Application number
JP11857495A
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English (en)
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Shigeaki Tasaka
滋章 田坂
Katsuhiro Nagayama
勝浩 永山
Kiyoko Uwakawa
聖子 宇和川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非磁性一成分現像剤を用いるプリンタ等の画
像形成装置に備えられる。トナー24を感光体ドラムに
供給する現像ローラ22と、この現像ローラ22に非接
触に設けられ、現像ローラ22にトナー24を搬送供給
するためのトナー供給ローラ23とが現像槽49に設け
られる。トナー供給ローラ23は、略正三角柱にて形成
され、かつ各側面が断面トロコイドの内包絡線となるよ
うに円弧状に突出して形成されている。 【効果】 トナー供給ローラ23及び現像ローラ22に
よるトナー24の搬送を安定させることにより、画質の
向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非磁性一成分現像剤を
用いて現像して画像形成する例えば電子写真複写機、レ
ーザプリンタ及びFAX等の画像形成装置に備えられ、
現像剤を感光体に供給するための現像ローラと、この現
像ローラに非接触に設けられて現像ローラに現像剤を搬
送供給するための現像剤供給ローラとを現像槽に有する
画像形成装置の現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、非磁性一成分現像剤を用いて
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置としての例
えばプリンタにおいては、感光体ドラムにおける静電潜
像にトナーを供給するための現像器が設けられている。
【0003】この種の現像器には、例えば、特開平2−
101485号公報に開示されたものがある。この公報
に記載された現像器100は、図12に示すように、回
転しながら外周部に付着したトナーを感光体ドラム10
1に供給するスリーブ102と、このスリーブ102の
近傍に非接触状態に設けられ、外周に凹部を形成したト
ナー供給ローラ103と、このトナー供給ローラ103
における上記外周凹部104のトナーを掻き出す掻き出
し部材105等とを有している。そして、現像器100
内のトナー106は、トナー供給ローラ103の回転に
よって外周凹部104に充填され、掻き出し部材105
にて掻き出されてトナー供給室107に収容される。上
記のトナー供給室107に収容されたトナー106は、
スリーブ102に付着し、スリーブ102の回転によっ
て感光体ドラム101との付着部108にて感光体ドラ
ム101に付着される。
【0004】また、同公報には、外周に凹部を形成した
他のトナー供給ローラとして、図13に示すように、ト
ナー供給ローラ120の表面がスポンジ121にて形成
されたものや、図14に示すように、トナー供給ローラ
130の表面がブラシ131にて形成されたものが開示
されており、いずれも掻き出し部材105にてトナー供
給ローラ103・120・130の表面のトナー106
を掻き出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置の現像装置において、図12に示すト
ナー供給ローラ103では、掻き出し部材105が外周
凹部104のトナー106を掻き出す時とトナー供給ロ
ーラ103の凸部のトナー106を掻き出す時とでは、
トナー供給ローラ103にトルク変動を生じがちとな
る。すなわち、凸部を掻き出すときには、トナー供給ロ
ーラ103に加わる負荷が大きくなり、外周凹部104
の場合には、トナー供給ローラ103に加わる負荷が小
さくなる。
【0006】この結果、このトルク変動がトナー供給ロ
ーラ103を駆動するモータの回転に駆動変動等の悪影
響を及ぼし、画質ムラを生じさせるという問題点を有し
ている。
【0007】また、図13に示すトナー供給ローラ12
0では、スポンジ121に詰まったトナー106を掻き
出す際に、掻き出し部材105をスポンジ121に食い
込ませる必要があり、やはりトナー供給ローラ120の
トルクが増大する。また、スポンジローラは、樹脂にて
形成したローラに比較するとコストアップになる。
【0008】さらに、スポンジ121から掻き出したト
ナー106が再度直ちにスポンジ121に詰まるおそれ
があり、トナー106の搬送力が低下する。
【0009】一方、図14に示すブラシ131を有する
トナー供給ローラ130では、掻き出し部材105の食
い込み量を大きくする必要があるので、トナー供給ロー
ラ130のトルクが増大する。
【0010】また、上記スポンジ121のトナー供給ロ
ーラ120と同様に、ブラシ131の中のトナー106
を掻き出した後に、再びブラシ131の中にトナー10
6が入り込むので、やはりトナー106の搬送力が低下
する。さらに、材料費としてもコスト高となるという問
題点を有している。
【0011】これらの問題は、小型のプリンタで特に重
要である。すなわち、小型のプリンタにおいては、小型
化やコストダウンのためにトルクの小さい小型モータが
使用されるため、上記のトナー供給ローラ103等の構
成では、トルク変動が生じ易く駆動回転ムラとなり、良
質な画像が得られないという問題点を有している。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、現像剤供給ローラ及び現
像ローラによる現像剤の搬送を安定させることにより、
画質の向上を図り、かつコストダウンを図り得る画像形
成装置の現像装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置の現像装置は、上記課題を解決するために、
非磁性一成分現像剤を用いる画像形成装置に備えられる
画像形成装置の現像装置において、現像剤を感光体に供
給する現像ローラと、この現像ローラに非接触に設けら
れ、現像ローラに現像剤を搬送供給するための現像剤供
給ローラとが現像槽に設けられると共に、上記現像剤供
給ローラは、略正三角柱にて形成され、かつ各側面が断
面トロコイドの内包絡線となるように円弧状に突出して
形成されていることを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明の画像形成装置の現像
装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画
像形成装置の現像装置において、上記現像剤供給ローラ
の表面には、現像剤の搬送性を促すための凹凸が形成さ
れていることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明の画像形成装置の現像
装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画
像形成装置の現像装置において、上記現像剤供給ローラ
の回転半径ra と現像ローラの半径rc との間に、 1/5×rc ≦ra ≦ rc となる関係が成立することを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明の画像形成装置の現像
装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画
像形成装置の現像装置において、上記現像ローラの周速
aと現像剤供給ローラの周速Sb との間に、 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 となる関係が成立することを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明の画像形成装置の現像
装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の画
像形成装置の現像装置において、上記現像剤供給ローラ
に対向する現像槽の底部壁面が、上記の現像剤供給ロー
ラの回転中心と同じ点を回転中心とする曲率半径rd
円弧にて形成されると共に、上記対向内壁面の曲率半径
d とトナー供給ローラの回転半径ra との間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成されると共に、さら
に、上記現像槽における底部壁面の円弧の長さLは、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有することを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、非磁性一成分現像剤
を用いる画像形成装置の現像装置は、現像剤を感光体に
供給する現像ローラと、この現像ローラに非接触に設け
られ、現像ローラに現像剤を搬送供給するための現像剤
供給ローラとを現像槽に備えている。ここで、安定した
画像を得るためには、現像剤供給ローラから現像ローラ
への現像剤の安定した供給及び十分な量の供給が必要で
ある。このことは、磁力を持たない非磁性一成分方式で
は重要である。
【0019】そのため、本発明では、現像剤供給ローラ
を、略正三角柱にて形成し、かつ各側面が断面トロコイ
ドの内包絡線となるように円弧状に突出して形成してい
る。
【0020】ここで、現像剤供給ローラを正三角柱にて
形成しているのは、現像剤供給ローラの形状に対して全
体的に対称性をもたせるためである。また、四角柱、五
角柱等の多角柱に形成しないのは、角数が多くなると現
像剤の搬送性が十分でなくなるためである。
【0021】また、現像剤供給ローラの各側面を円弧状
に突出して形成しているのは、各側面が平らの場合に
は、角部と辺部との相違によって、現像剤の供給にバラ
ツキが生じるためである。さらに、各側面の突出円弧を
断面トロコイドの内包絡線としたのは、現像剤供給ロー
ラが円柱となったのでは、従来例と変わらなくなるため
である。
【0022】この結果、現像剤供給ローラ及び現像ロー
ラによる現像剤の搬送を安定させることにより、画質の
向上を図ることができる。
【0023】また、この構成により、小さい小型モータ
の使用が可能となるので、コストダウンを図ることが可
能である。
【0024】また、請求項2の構成によれば、現像剤供
給ローラの表面には、現像剤の搬送性を促すための凹凸
加工が施されている。これによって、鏡面加工の場合と
比較して、現像剤供給ローラの表面積を増加させ、現像
剤の搬送量を大きくすることができる。
【0025】また、請求項3の構成によれば、上記現像
剤供給ローラの回転半径ra と現像ローラの半径rc
の間に、 1/5×rc ≦ra ≦ rc となる関係が成立するとき、現像剤供給ローラから現像
ローラへの現像剤の供給が安定して行われる。
【0026】すなわち、現像剤供給ローラの回転半径r
a が現像ローラの半径rc に対して非常に小さい場合に
は、現像剤供給ローラの1回転当たりの現像剤の供給量
は少ないので、現像ローラに十分な現像剤を供給するた
めには、現像剤供給ローラの回転数を大きくする必要が
ある。しかし、現像剤供給ローラの回転数を大きくする
と、現像剤供給ローラによる現像剤への押圧力が大きく
なり、現像剤供給ローラへの現像剤の融着等の問題が発
生する。また、現像剤供給ローラの回転半径ra が大き
過ぎると、現像剤供給ローラの形状が断面円形ではない
ため、現像ローラへの現像剤の供給が不安定になる。
【0027】そこで、現像剤供給ローラの回転半径ra
と現像ローラの半径rc との間に、上記の関係を成立さ
せることによって、現像剤供給ローラから現像ローラへ
の現像剤の供給を安定して行うことができる。
【0028】また、請求項4の構成によれば、上記現像
ローラの周速Sa と現像剤供給ローラの周速Sb との間
に、 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 となる関係が成立するとき、現像剤供給ローラから現像
ローラへの現像剤の供給が安定して行われる。
【0029】すなわち、現像剤供給ローラの周速Sb
現像ローラの周速Sa に対して小さ過ぎる場合には、現
像ローラへの現像剤の供給が追い付かない。また、現像
剤供給ローラの周速Sb が大き過ぎる場合には、現像剤
供給ローラから現像ローラへ現像剤を供給する速度が、
現像ローラの回転による現像剤の搬送速度よりも相対的
に速くなり、現像剤が安定して供給されない。
【0030】そこで、上記現像ローラの周速Sa と現像
剤供給ローラの周速Sb との間に、上記の関係を成立さ
せることによって、現像剤供給ローラから現像ローラへ
の現像剤の供給を安定して行うことができる。
【0031】また、請求項5の構成によれば、現像剤供
給ローラに対向する現像槽の底部壁面が、上記の現像剤
供給ローラの回転中心と同じ点を回転中心とする曲率半
径rd の円弧状に形成することによって、曲率半径rd
の円弧からなる現像槽の底部壁面と、現像剤供給ローラ
の突出面との間に囲まれた現像剤が過大な圧力を作用さ
れることなく、円滑に搬送される。
【0032】また、対向内壁面の曲率半径rd と現像剤
供給ローラの回転半径ra との間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成される。すなわち、対
向内壁面の曲率半径rが現像剤供給ローラの回転半径
よりも長すぎると現像剤供給ローラが回転した際
に、現像剤が現像槽の対向内壁面に滞留することにな
る。しかし、本発明の構成によって、これを防止するこ
とができ、現像剤供給ローラにおける現像剤の安定した
搬送性が得られる。
【0033】さらに、現像槽における底部壁面の円弧の
長さLを、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有するように形成している。ここで、上記
の関係は、円弧の長さLが曲率半径rd の円における円
周の長さ(2rd ×π)の1/3以上であることを示し
ている。
【0034】すなわち、現像剤供給ローラの形状が三角
柱を基本としているので、現像剤供給ローラにおける1
つの突出する側面が、一定の曲率を持つ底部壁面に完全
に囲まれるためには、円弧の長さLが曲率半径rd の円
における円周の長さ(2rd×π)の1/3以上である
ことが必要となる。
【0035】そこで、円弧の長さLを上記の関係を満た
すようにすることによって、現像剤供給ローラから現像
ローラへの現像剤の供給を安定して行うことができる。
【0036】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図9
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0037】図2に示すように、本実施例に係る画像形
成装置としてのレーザービームプリンタ装置(以下、単
に「プリンタ」と称する)は、装置本体1の側部に、シ
ート状の記録紙(図示せず)を挿入するための給紙トレ
ー2を備えている。そして、この給紙トレー2における
出紙側である下部側には給紙ローラ3が設けられ、給紙
ローラ3の出紙側には、用紙搬送路4がほぼ水平方向に
設けられている。用紙搬送路4のほぼ中央位置には、感
光体としての感光体ドラム5aを有するドラムカートリ
ッジ5と転写ローラ6とが配設されている。
【0038】また、転写ローラ6のさらに出紙側には、
定着ローラ7aを有する定着ユニット7が設けられてい
る。定着ユニット7の出紙側には、記録紙を上方に排出
させるためのUターンガイド8が設けられ、このUター
ンガイド8を通して記録紙が装置本体1の前カバー9上
に排出されるようになっている。
【0039】一方、上記ドラムカートリッジ5の上方に
は、感光体ドラム5aの表面にトナーを供給する現像装
置としての現像カートリッジ20が設けられ、現像カー
トリッジ20の上方には感光体ドラム5aに光を照射す
るための光学系ユニット10が設けられている。
【0040】上記光学系ユニット10には、半導体レー
ザ装置10a、反射ミラー10b・10b及びポリゴン
ミラー10c等が内蔵されており、この光学系ユニット
10からの出射光が感光体ドラム5aの表面に照射され
て感光体ドラム5aが露光されることによって、この感
光体ドラム5a表面に所定の静電潜像が形成される。
【0041】この静電潜像が、現像カートリッジ20か
ら供給されるトナーにより、感光体ドラム5aに付着さ
れて現像され、このトナー像が感光体ドラム5aの回転
に伴って、この感光体ドラム5aと転写ローラ6との当
接部に向かって右回りに送られる。
【0042】一方、このとき、上記給紙トレー2からは
給紙ローラ3によって記録紙が供給され、この記録紙は
用紙搬送路4に沿って上記感光体ドラム5aと転写ロー
ラ6との当接部である転写領域に搬送される。
【0043】この領域を記録紙が通過する際に、感光体
ドラム5aの表面に形成されているトナー像が、その電
荷と記録紙表面の電荷との電位差によって、記録紙に転
写される。
【0044】次いで、記録紙は定着ローラ7aを有する
定着ユニット7へと送られ、定着ユニット7では加熱及
び圧着が行われる。このとき、記録紙上のトナーは定着
ローラ7aの温度と圧力により記録紙に融着される。そ
して、定着ユニット7から送り出された記録紙は、Uタ
ーンガイド8に沿って上方へと案内され、装置本体1を
覆う前カバー9上に排出される。
【0045】ところで、本実施例のレーザービームプリ
ンタ装置における現像カートリッジ20のカートリッジ
本体21には、図1に示すように、現像槽49内に現像
ローラ22、現像剤供給ローラとしてのトナー供給ロー
ラ23及び現像剤攪拌ローラとしてのトナー攪拌ローラ
26等が設けられている。上記の現像ローラ22、トナ
ー供給ローラ23及びトナー攪拌ローラ26は、図示し
ない各軸部が、カートリッジ本体21に設けられた軸受
けにより軸支され、図示しない駆動ギアにてそれぞれ矢
印方向に回転されるようになっている。
【0046】また、現像カートリッジ20には、現像ロ
ーラ22の表面に付着する現像剤としてのトナー24の
層厚を規制するトナー層厚規制部材27、スプリング2
8、上部シール材29、下部シール材30及びカートリ
ッジカバー31等が設けられている。上記スプリング2
8は、トナー層厚規制部材27を現像ローラ22に押圧
当接するように付勢するためのものである。また、上部
シール材29は、トナー24が側方から漏れないよう
に、例えばスポンジ等の弾性部材にてカートリッジカバ
ー31とトナー層厚規制部材27との間に設けられてい
るものであり、下部シール材30は、現像ローラ22の
下部からトナー24が漏れないようにするために現像ロ
ーラ22に接触状態で設けられているものである。
【0047】上記の構成を有する現像カートリッジ20
の内部では、現像槽49内のトナー24が、トナー攪拌
ローラ26によりトナー供給ローラ23側に搬送され、
トナー供給ローラ23とカートリッジ本体21における
対向内壁面21aとの間を通って、現像ローラ22側に
搬送され、さらに、現像ローラ22に付着した後、トナ
ー層厚規制部材27にて均一な厚みにされ、上記感光体
ドラム5aに付着することにより感光体ドラム5aの静
電潜像が現像されるようになっている。
【0048】次に、上記現像カートリッジ20の細部に
ついて以下に詳細に述べる。上記の現像ローラ22は、
非磁性一成分現像剤を使用した場合には、上記感光体ド
ラム5aと所定のニップ幅で接触しており、例えば、シ
リコンゴムにて形成されている。なお、現像ローラ22
と感光体ドラム5aとを所定のニップ幅で接触させるた
めに、現像ローラ22の素材としては、導電性と弾性と
を有するゴム材料から選択するとよい。例えば、シリコ
ン系ゴム、ウレタン系ゴム、NBR(Nitrile-Butadien
e Rubber) 系ゴムを挙げることができる。
【0049】上記の現像ローラ22の近傍には、この現
像ローラ22に現像剤としてのトナー24を搬送供給す
るための現像剤供給ローラとしてのトナー供給ローラ2
3が上記現像ローラ22に非接触に設けられている。上
記のトナー24は、スチレンアクリル又はポリエステル
樹脂から構成される非磁性トナーからなっている。
【0050】上記のトナー供給ローラ23は、略正三角
柱にて形成され、かつ各側面が断面トロコイドの内包絡
線となるように突出して形成されている。
【0051】すなわち、トナー供給ローラの外周面に凹
部を形成して、掻き出し部材にて凹部のトナー24を掻
き出す場合には、トナー供給ローラにトルク変動を生じ
るという問題点がある。一方、外周面の凹部の形成を回
避してトナー供給ローラを円形に形成したのでは、トナ
ー24の搬送能力が低下する。
【0052】この問題を解決するために、トナー供給ロ
ーラの形状を正多角柱にすることが考えられる。しかし
ながら、正多角柱の角数が少ないときは、角部と辺部と
でトナー24の現像ローラ22への搬送量に差が生じ
て、現像ムラが生じやすい。また、トナー供給ローラを
正三角柱に形成した場合には、図3に示すように、角部
と辺部とでトルク差が大きいので、脈動が起こりがちと
なり、滑らかな回転が抑制される。
【0053】一方、図4に示すように、正多角柱の角数
を増加して三角柱、四角柱、五角柱…と変化していく
と、トナー24の搬送量が次第に低下する。特に、四角
柱以降急激に搬送量が低下する。
【0054】そこで、本実施例では、トナー供給ローラ
23を、略正三角柱にて形成し、かつ各側面が断面トロ
コイドの内包絡線となるように円弧状に突出して形成し
ている。
【0055】すなわち、本実施例では、図5に示すよう
に、トナー供給ローラ23の回転半径をra とした場合
に、トナー供給ローラ23における突出する各側面の円
弧の曲率1/rb (rb は曲率半径)は、 (1/ra )×0.2≦1/rb ≦(1/ra )×0.9 ……(1) の関係が成立することを好適としている。後述するよう
に、本実施例では、回転半径ra は8mmとなっている
ので、具体的には、 (1/8)×0.2≦1/rb ≦(1/8)×0.9 ……(2) を好適としている。すなわち、図6に示すように、トナ
ー供給ローラ23における突出する側面の円弧の曲率1
/rb を変化させた場合のトルク変動差は、側面が平ら
である正三角形のときには約0.1Kgfcm である。そし
て、この正三角形の側面を円弧状に突出することによる
トルク変動差は、曲率1/8×0.2の少し手前までで
急激に減少して正三角形のときのトルク変動差に対して
半分以下に低減する一方、曲率1/rb を1/8×0.
2以上にしたときには緩い勾配にて減少していくことが
分かる。すなわち、曲率1/8×0.2の少し手前で変
曲点を有していることが分かる。
【0056】一方、図7に示すように、曲率1/rb
変化させた場合のトナー24の搬送量は、正三角形の場
合には約3g/minであるが、曲率1/rb を大きく
するに伴って略線型的に搬送量が減少していくことがわ
かる。
【0057】したがって、本実施例では、この搬送性と
上記トルク変動とのバランスを考慮して、トナー供給ロ
ーラ23における各側面の円弧の曲率1/rb を1/8
×0.2〜1/8×0.9としている。
【0058】上記の設定条件における性能確認のために
実施した確認試験において、例えば、トナー供給ローラ
23における各側面の円弧の曲率1/rb を1/8×
0.5とした場合においては、1000枚の連続印字に
おいても画像濃度の低下等の不具合は無く良好であっ
た。また、円弧の曲率1/rb を1/8×0.9とした
場合においては、1000枚の連続印字に対して極端な
画像濃度の低下もなく良好であった。
【0059】しかし、曲率1/rb を1/8×0.95
とした場合においては、1000枚の連続印字に対して
画像濃度の低下が見られた。
【0060】なお、このときの現像ローラ22及びトナ
ー供給ローラ23に関する具体的な設計値の組合せは、
例えば、現像ローラ22の直径を20mm、周速度を5
0mm/秒とする一方、トナー供給ローラ23の回転直
径を16mm、周速度を70mm/秒として設定した。
【0061】一方、本実施例では、図8に示すトナー供
給ローラ23の回転半径ra と現像ローラ22の半径r
c との間に、 (1/5)×rc ≦ra ≦ rc ……(3) の関係が成立することを好適としている。
【0062】すなわち、トナー供給ローラ23の回転半
径ra と、現像ローラ22の半径rc との半径比(ra
/rc )とトナー付着量との間には、図9に示す関係が
ある。
【0063】ここで、目的の良好な画像濃度を得るため
には、少なくとも現像ローラ22上のトナー付着量が、
0.3mg/cm2 以上となることが必要とされる。し
たがって、同図により、トナー供給ローラ23の回転半
径ra は、現像ローラ22の半径rc に対して1/5
(=0.2)以上であることが好ましいことがわかる。
【0064】上記の設定条件における性能確認のために
実施した確認試験において、例えば、現像ローラ22の
半径rc を10mm、及びトナー供給ローラ23の回転
半径ra を8mm、つまり半径比0.8として、100
0枚の連続印字を行ったが、かぶり及び画像濃度の低下
等の不具合は無く良好であった。また、現像ローラ22
の半径rc とトナー供給ローラ23の回転半径ra とを
共に10mm、つまり半径比1.0として、1000枚
の連続印字を行ったが、かぶり及び画像濃度の低下等の
不具合は無く良好であった。
【0065】しかし、現像ローラ22の半径rc を10
mm、及びトナー供給ローラ23の回転半径ra を11
mm、つまり半径比1.1として、1000枚の連続印
字を行った場合においては、画像ムラが少し観測され
た。すなわち、トナー供給ローラ23の回転半径ra
現像ローラ22の半径rc よりも大きくすると、本実施
例のトナー供給ローラ23の形状が完全な円柱ではない
ため、現像ローラ22へのトナー供給のバラツキが発生
することが分かった。したがって、 ra ≦ rc ……(4) の関係が必要であることが分かった。
【0066】一方、現像ローラ22の半径rc を10m
m、及びトナー供給ローラ23の回転半径ra を1.5
mm、つまり半径比0.15とした場合には、1000
枚の連続印字を行うと、画像濃度の低下が観測された。
しかし、現像ローラ22の半径rc を10mm、及びト
ナー供給ローラ23の回転半径ra を2mm、つまり半
径比0.2とした場合には、1000枚の連続印字を行
っても大きな画像ムラもなく良好であった。
【0067】次に、本実施例では、現像ローラ22の周
速Sa とトナー供給ローラ23の周速Sb との間には、
下記の関係があることが好ましいとしている。
【0068】 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 ……(5) すなわち、トナー供給ローラ23の周速Sb が小さ過ぎ
る場合には、現像ローラ22へのトナー24の供給が追
い付かなくなる。逆に、トナー供給ローラ23の周速S
b が大き過ぎる場合には、トナー供給ローラ23から現
像ローラ22へトナー24を供給する速度が、現像ロー
ラ22の回転による搬送速度よりも相対的に速くなり、
トナー24が安定して現像ローラ22に供給されない。
【0069】上記の設定条件における性能確認のために
実施した確認試験において、現像ローラ22の周速Sa
を50mm/sec、及びトナー供給ローラ23の周速
bを80mm/sec、つまりSb /Sa =1.6と
して1000枚の連続印字を行った場合には、かぶり及
びトナーの飛散等の不具合は無く良好であった。また、
現像ローラ22の周速Sa を50mm/sec、及びト
ナー供給ローラ23の周速Sb を40mm/sec、つ
まりSb /Sa =0.8として1000枚の連続印字を
行った場合には、画像濃度低下が観測された。さらに、
現像ローラ22の周速Sa を50mm/sec、及びト
ナー供給ローラ23の周速Sb を150mm/sec、
つまりSb /Sa =3.0として1000枚の連続印字
を行った場合には、トナー飛散は殆ど無く、その他、か
ぶり、現像濃度等は良好であった。
【0070】一方、現像ローラ22の周速Sa を50m
m/sec、及びトナー供給ローラ23の周速Sb を5
0mm/sec、つまりSb /Sa =1.0として10
00枚の連続印字を行った場合には、画像濃度の低下は
殆ど無く、その他、かぶり、現像濃度等は良好であっ
た。
【0071】しかし、現像ローラ22の周速Sa を50
mm/sec、及びトナー供給ローラ23の周速Sb
170mm/sec、つまりSb /Sa =3.4として
1000枚の連続印字を行った場合には、トナー飛散が
観測された。
【0072】このように、非磁性一成分現像剤を用いる
プリンタの現像カートリッジ20は、トナー24を感光
体ドラム5aに供給する現像ローラ22と、この現像ロ
ーラ22に非接触に設けられ、現像ローラ22にトナー
24を搬送供給するためのトナー供給ローラ23とを現
像槽49に備えている。ここで、安定した画像を得るた
めには、トナー供給ローラ23から現像ローラ22への
トナー24の安定した供給及び十分な量の供給が必要で
ある。このことは、磁力を持たない非磁性一成分方式で
は重要である。
【0073】そのため、本実施例では、トナー供給ロー
ラ23を略正三角柱にて形成し、かつ各側面が断面トロ
コイドの内包絡線となるように円弧状に突出して形成し
ている。
【0074】ここで、トナー供給ローラ23を正三角柱
にて形成しているのは、トナー供給ローラ23の形状に
対して全体的に対称性をもたせるためである。また、四
角柱、五角柱等の多角柱に形成しないのは、角数が多く
なると現像剤の搬送性が十分でなくなるためである。
【0075】また、トナー供給ローラ23の側面を円弧
状に突出して形成しているのは、各側面に凸面が無く平
らの場合には、角部と辺部との相違によって、現像剤の
供給にバラツキが生じるためである。さらに、各側面の
突出円弧を断面トロコイドの内包絡線としたのは、トナ
ー供給ローラ23が円柱となったのでは、従来例と変わ
らなくなるためである。
【0076】この結果、トナー供給ローラ23及び現像
ローラ22によるトナー24の搬送を安定させることに
より、画質の向上を図ることができる。
【0077】また、この構成により、小さい小型モータ
の使用が可能となるので、コストダウンを図ることが可
能である。
【0078】また、本実施例では、トナー供給ローラ2
3の回転半径をra と、トナー供給ローラ23における
突出する各側面の円弧の曲率1/rb との間に、 (1/ra )×0.2≦1/rb ≦(1/ra )×0.
9 の関係が成立することを好適としている。
【0079】すなわち、円弧の曲率1/rb が小さ過ぎ
ると正三角柱に近くなり、角部と辺部とで、トナー24
の供給量が変動し、画像ムラが発生し易くなる。逆に、
円弧の曲率1/rb が大き過ぎると円柱に近くなり、ト
ナー24の現像ローラ22への供給が減少し、画像濃度
の低下がみられる。
【0080】そこで、上記の関係を満たすようにするこ
とにより、トナー供給ローラ23から現像ローラ22へ
のトナー24の供給を効率良く、安定して、かつ十分に
行うことができる。
【0081】また、本実施例では、トナー供給ローラ2
3の回転半径ra と現像ローラ22の半径rc との間
に、 (1/5)×rc ≦ra ≦ rc となる関係が成立するとき、トナー供給ローラ23から
現像ローラ22へのトナー24の供給が安定して行われ
る。
【0082】すなわち、トナー供給ローラ23の回転半
径ra が現像ローラ22の半径rcに対して非常に小さ
い場合には、トナー供給ローラ23の1回転当たりのト
ナー24の供給量は少ないので、現像ローラ22に十分
なトナー24を供給するためには、トナー供給ローラ2
3の回転数を大きくする必要がある。しかし、トナー供
給ローラ23の回転数を大きくすると、トナー供給ロー
ラ23によるトナー24への押圧力が大きくなり、トナ
ー供給ローラ23へのトナー24の融着等の問題が発生
する。また、トナー供給ローラ23の回転半径ra が大
き過ぎると、トナー供給ローラ23の形状が断面円形で
はないため、現像ローラ22へのトナー24の供給が不
安定になる。
【0083】そこで、トナー供給ローラ23の回転半径
a と現像ローラの半径rc との間に、上記の関係を成
立させることによって、トナー供給ローラ23から現像
ローラ22へのトナー24の供給を安定して行うことが
できる。
【0084】また、本実施例では、現像ローラ22の周
速Sa とトナー供給ローラ23の周速Sb との間に、 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 となる関係が成立するとき、トナー供給ローラ23から
現像ローラ22へのトナー24の供給が安定して行われ
る。
【0085】すなわち、トナー供給ローラ23の周速S
b が現像ローラ22の周速Sa に対して小さ過ぎる場合
には、現像ローラ22へのトナー24の供給が追いつか
ない。また、トナー供給ローラ23の周速Sb が大き過
ぎる場合には、トナー供給ローラ23から現像ローラ2
2へトナー24を供給する速度が、現像ローラ22の回
転によるトナー24の搬送速度よりも相対的に速くな
り、トナー24が安定して供給されない。
【0086】そこで、現像ローラ22の周速Sa とトナ
ー供給ローラ23の周速Sb との間に、上記の関係を成
立させることによって、トナー供給ローラ23から現像
ローラ22へのトナー24の供給を安定して行うことが
できる。
【0087】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図10
に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明
の便宜上、前記の実施例1の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材については、同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0088】本実施例の現像カートリッジ20における
トナー供給ローラ23は、正三角柱から突出する各側面
の円弧における曲率1/rb を1/8×0.5とすると
共に、その表面に凹凸加工を施している。
【0089】すなわち、本実施例では、トナー供給ロー
ラ23の表面には、トナー24の平均粒径約10μmに
対して十点平均表面粗さRZ =8μm程度の凹凸が形成
されている。そして、このように、トナー供給ローラ2
3を鏡面に仕上げるよりも凹凸に仕上げることによっ
て、表面積が増加し、トナー24の搬送力が増大する。
【0090】ここで、十点平均表面粗さとは、日本工業
規格で定められた工業製品の表面粗さの表示法の1つで
あり、次のように求められる。まず、所定の長さの被測
定部位を選び、その断面曲線を求める。次に、断面曲線
の平均線を求め、平均線に対して最高から5番目までの
山頂と、最深から5番目までの谷底とを選ぶ。そして、
山頂と谷底との落差を1番目同士、2番目同士のように
5点求め、その5点の数値の平均を取ることによって十
点平均表面粗さRZ を求めることができる。
【0091】この十点平均表面粗さRZ の適性範囲をト
ナー平均粒径(体積平均)dとの関係で表すと、 (2/5)×d ≦RZ ≦ 2×d ……(6) が好適な状態となる。すなわち、図10に示すように、
十点平均表面粗さRZ は、平均粗さWが小さいときは、
表面状態が鏡面状態に近くなり、トナー供給ローラ23
の表面状態とトナー供給ローラ23との付着力が弱くな
り、搬送性が劣る。また、十点平均表面粗さRZ が大き
すぎると谷部にトナー24が入り込み、目詰まりを起こ
してしまう。
【0092】上記の設定条件における性能確認のために
実施した確認試験において、トナー平均粒径(体積平
均)d=10μmのトナー24に対してトナー供給ロー
ラ23の表面の十点平均表面粗さRZ を8μm、つまり
(4/5)×dとした場合における1000枚の連続印
字での画像濃度は良好であった。また、十点平均表面粗
さRZ =20μm、つまり2×dとして1000枚の連
続印字を行った場合においては、凹部のトナー24の入
り込みも僅かであり、大きなかぶりの上昇もなく画像濃
度は良好であった。
【0093】しかし、トナー供給ローラ23の表面を十
点平均表面粗さRZ =30μm、つまり3×dとした場
合には、凹部のトナー24の入り込みが顕著で、徐々に
かぶりが高くなり画像濃度の低下が見られた。
【0094】したがって、十点平均表面粗さRZ につい
て上記(3)式の範囲が好ましいとすることができる。
【0095】このように、本実施例のプリンタの現像カ
ートリッジ20におけるトナー供給ローラ23の表面に
は、トナー24の搬送性を促すための凹凸加工が施され
ている。これによって、鏡面加工の場合と比較して、ト
ナー供給ローラ23の表面積を増加させ、トナー24の
搬送量を大きくすることができる。
【0096】また、本実施例では、このトナー供給ロー
ラ23の凹凸加工の程度は、十点平均表面粗さRZ の適
性範囲をトナー平均粒径(体積平均)dとの関係で表し
たときに、 (2/5)×d ≦RZ ≦ 2×d を好適な状態としている。
【0097】これによって、確実にトナー24の搬送量
を大きくすることができ、画質の向上を図ると共に、ト
ナー供給ローラ23の搬送の効率化によりコストダウン
を図ることができる。
【0098】〔実施例3〕本発明の他の実施例を図11
に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明
の便宜上、前記の実施例1及び実施例2の図面に示した
部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0099】本実施例の現像カートリッジ20は、図1
1に示すように、現像槽49の底部を形成するトナー供
給ローラ23の底部壁面としての対向内壁面21bが、
曲率半径rd の円弧にて形成されている。これによっ
て、トナー供給ローラ23のトナー24の搬送能力が大
幅に向上する。
【0100】すなわち、例えば、現像槽49の対向内壁
面21bが平面であった場合には、対向内壁面21bに
存在するトナー24を上方にトナー供給ローラ23にて
掻き上げる際に、トナー供給ローラ23の突出面として
の凸面23aが横向きになったときトナー24が逃げて
しまうことになる。
【0101】しかし、現像槽49の対向内壁面21bが
曲率半径rd の円弧にて形成され、その円弧の長さL
が、 1/3×(2rd ×π)≦ L ……(7) の関係を有するように形成されることによって、トナー
供給ローラ23におけるトナー24の安定した搬送性を
得ることができる。上記の(7)式において、2rd ×
πは、曲率半径rd の円の円周の長さを表しており、こ
れによって、1/3×(2rd ×π)は、曲率半径rd
の円周の1/3の長さを表すものとなっている。
【0102】すなわち、円弧の長さLが上記の範囲であ
るとき、曲率1/rd の現像槽49の対向内壁面21b
とトナー供給ローラ23の凸面23aとの間に囲まれた
トナー24が圧力を加えられることなく、円滑に搬送さ
れる。また、本実施例のトナー供給ローラ23は三角柱
を基本としていることから、1つの凸面23aが一定の
曲率1/rd をもった対向内壁面21bに完全に囲まれ
るためには、長さLが曲率半径rd の円における円周の
1/3以上であることが必要である。
【0103】一方、本実施例では、現像槽49における
一定の曲率半径rd を有する対向内壁面21bの中心点
と、回転半径ra のトナー供給ローラ23の中心点が一
致すると共に、対向内壁面21bの曲率半径rd とトナ
ー供給ローラ23の回転半径ra との関係が、 ra ≦rd ≦ra +3mm ……(8) となっているので、トナー供給ローラ23におけるトナ
ー24の安定した搬送性が得られるようになっている。
【0104】すなわち、対向内壁面21bの曲率半径r
d がトナー供給ローラ23の回転半径ra よりも長すぎ
るとトナー供給ローラ23が回転した際に、トナー24
が現像槽49の対向内壁面21bに滞留することにな
る。
【0105】具体的には、現像槽49の対向内壁面21
bにおける曲率半径rd は、例えば8.5mmである。
また、トナー供給ローラ23の回転中心と対向内壁面2
1bの円弧の中心は一致しており、かつトナー供給ロー
ラ23の回転半径ra は、8.0mmであることから、
トナー供給ローラ23と対向内壁面21bとの間に形成
される間隔は、0.5mmとなっている。
【0106】上記の(7)式及び(8)式の設定条件に
おける性能確認のために確認試験を実施した。
【0107】まず、対向内壁面21bの長さLを0.4
×17×π(mm)、つまり0.4×(2rd ×π)と
した場合には、1000枚の連続印字での画像濃度は良
好であった。
【0108】次に、対向内壁面21bにおける曲率半径
d を12mmとした。このときの、トナー供給ローラ
23と対向内壁面21bとの間に形成される間隔は4m
m(=12−8)となり、3mmよりも大きい値であ
る。この条件で、対向内壁面21bの長さLを0.2×
24×π(mm)、つまり0.2×(2rd ×π)とし
た場合には、1000枚の連続印字では画像濃度の低下
が観測された。
【0109】次に、対向内壁面21bにおける曲率半径
d を11mmとした。このときの、トナー供給ローラ
23と対向内壁面21bとの間に形成される間隔は3m
m(=11−8)である。この条件で、対向内壁面21
bの長さLを(1/3)×22×π(mm)、つまり
(1/3)×(2rd ×π)とした場合には、1000
枚の連続印字では極端な画像濃度の低下も無く良好であ
った。
【0110】一方、対向内壁面21bにおける曲率半径
d を12mm(間隔は12−8=4mm)とし、対向
内壁面21bの長さLを(1/3)×24×π(m
m)、つまり(1/3)×(2rd ×π)とした場合に
は、1000枚の連続印字では画像濃度の低下が少し観
測された。
【0111】また、対向内壁面21bにおける曲率半径
d を8.3mm(間隔は8.3−8=0.3mm)と
し、対向内壁面21bの長さLを(0.2)×16.6
×π(mm)、つまり(0.2)×(2rd ×π)とし
た場合には、1000枚の連続印字では画像濃度の低下
が少し観測された。
【0112】このように、本実施例のプリンタの現像カ
ートリッジ20は、トナー供給ローラ23に対向する現
像槽49の対向内壁面21bが、上記のトナー供給ロー
ラ23の回転中心と同じ点を回転中心とする曲率半径r
d の円弧状に形成することによって、曲率半径rd の円
弧からなる対向内壁面21bと、トナー供給ローラ23
の凸面23aとの間に囲まれたトナー24が過大な圧力
を作用されることなく、円滑に搬送される。
【0113】また、対向内壁面21bの曲率半径rd
トナー供給ローラ23の回転半径ra との間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成される。すなわち、対
向内壁面21bの曲率半径rd がトナー供給ローラ23
の回転半径ra よりも長すぎるとトナー供給ローラ23
が回転した際に、トナー24が対向内壁面21bに滞留
することになる。
【0114】そこで、上記の関係を満たすように構成す
ることによって、これを防止することができ、トナー供
給ローラ23におけるトナー24の安定した搬送性が得
られる。
【0115】さらに、本実施例では、対向内壁面21b
の円弧の長さLを、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有するように形成している。ここで、上記
の関係は、円弧の長さLが曲率半径rd の円における円
周の長さ(2rd ×π)の1/3以上であることを示し
ている。
【0116】すなわち、トナー供給ローラ23の形状が
三角柱を基本としているので、トナー供給ローラ23に
おける1つの突出する側面が、一定の曲率を持つ対向内
壁面21bに完全に囲まれるためには、円弧の長さLが
曲率半径rd の円における円周の長さ(2rd ×π)の
1/3以上であることが必要となる。
【0117】そこで、円弧の長さLを上記の関係を満た
すようにすることによって、トナー供給ローラ23から
現像ローラ22へのトナー24の供給を安定して行うこ
とができる。
【0118】
【発明の効果】請求項1の発明の画像形成装置の現像装
置は、以上のように、現像剤を感光体に供給する現像ロ
ーラと、この現像ローラに非接触に設けられ、現像ロー
ラに現像剤を搬送供給するための現像剤供給ローラとが
現像槽に設けられると共に、上記現像剤供給ローラは、
略正三角柱にて形成され、かつ各側面が断面トロコイド
の内包絡線となるように円弧状に突出して形成されてい
る構成である。
【0119】これにより、現像剤供給ローラを正三角柱
にて形成しているので、現像剤供給ローラの形状に対し
て全体的に対称性をもたせることができ、かつ四角柱、
五角柱等の多角柱のように角数が多くないので、現像剤
の搬送性が良い。
【0120】また、現像剤供給ローラの各側面を円弧状
に突出して形成しているので、各部と辺部との相違によ
る現像剤の供給にバラツキが生じることが防止される。
【0121】さらに、各側面の突出円弧を断面トロコイ
ドの内包絡線としているので、従来例のように現像剤供
給ローラが円柱となることがない。
【0122】この結果、現像剤供給ローラ及び現像ロー
ラによる現像剤の搬送を安定させることにより、画質の
向上を図ることができる。
【0123】また、この構成により、小さい小型モータ
の使用が可能となるので、コストダウンを図ることが可
能であるという効果を奏する。
【0124】請求項2の発明の画像形成装置の現像装置
は、以上のように、請求項1記載の画像形成装置の現像
装置において、現像剤供給ローラの表面には、現像剤の
搬送性を促すための凹凸が形成されている構成である。
【0125】これにより、鏡面加工の場合と比較して、
現像剤供給ローラの表面積を増加させ、現像剤の搬送量
を大きくすることができるという効果を奏する。
【0126】請求項3の発明の画像形成装置の現像装置
は、以上のように、請求項1記載の画像形成装置の現像
装置において、上記現像剤供給ローラの回転半径ra
現像ローラの半径rc との間に、 1/5×rc ≦ra ≦ rc となる関係が成立する構成である。
【0127】これにより、現像剤供給ローラへの現像剤
の融着等の問題が発生することがなく、かつ現像ローラ
への現像剤の供給が不安定になることもない。
【0128】したがって、現像剤供給ローラから現像ロ
ーラへの現像剤の供給を安定して行うことができるとい
う効果を奏する。
【0129】請求項4の発明の画像形成装置の現像装置
は、以上のように、請求項1記載の画像形成装置の現像
装置において、現像ローラの周速Sa と現像剤供給ロー
ラの周速Sb との間に、 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 となる関係が成立する構成である。
【0130】これにより、現像ローラへの現像剤の供給
が追い付かないということがなく、かつ現像剤供給ロー
ラから現像ローラへ現像剤を供給する速度が、現像ロー
ラの回転による現像剤の搬送速度よりも相対的に速くな
り、現像剤が安定して供給されないということが回避で
きる。
【0131】したがって、現像剤供給ローラから現像ロ
ーラへの現像剤の供給を安定して行うことができるとい
う効果を奏する。
【0132】請求項5の発明の画像形成装置の現像装置
は、以上のように、請求項1記載の画像形成装置の現像
装置において、現像剤供給ローラに対向する現像槽の底
部壁面が、上記の現像剤供給ローラの回転中心と同じ点
を回転中心とする曲率半径rd の円弧にて形成されると
共に、上記対向内壁面の曲率半径rd とトナー供給ロー
ラの回転半径ra との間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成されると共に、さら
に、上記現像槽における底部壁面の円弧の長さLは、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有する構成である。
【0133】これにより、現像剤供給ローラに対向する
現像槽の底部壁面が、上記の現像剤供給ローラの回転中
心と同じ点を回転中心とする曲率半径rd の円弧状に形
成することによって、曲率半径rd の円弧からなる現像
槽の底部壁面と、現像剤供給ローラの突出面との間に囲
まれた現像剤が過大な圧力を作用されることなく、円滑
に搬送される。
【0134】また、対向内壁面の曲率半径rd が現像剤
供給ローラの回転半径ra よりも長すぎると現像剤供給
ローラが回転した際に、現像剤が現像槽の対向内壁面に
滞留することになる。しかし、本発明では、対向内壁面
の曲率半径rd と現像剤供給ローラの回転半径ra との
間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成されるので、滞留を防
止することができ、現像剤供給ローラにおける現像剤の
安定した搬送性が得られる。
【0135】さらに、現像剤供給ローラの形状が三角柱
を基本としているので、現像剤供給ローラにおける1つ
の突出する側面が、一定の曲率を持つ底部壁面に完全に
囲まれるためには、円弧の長さLが曲率半径rd の円に
おける円周の長さ(2rd ×π)の1/3以上であるこ
とが必要となる。そこで、本発明では、現像槽における
底部壁面の円弧の長さLを、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有するように形成しているので、現像剤供
給ローラから現像ローラへの現像剤の供給を安定して行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリンタの現像カー
トリッジを示す構造図である。
【図2】上記現像カートリッジが装着されるプリンタを
示す全体構成図である。
【図3】上記現像カートリッジのトナー供給ローラを多
角形に形成したときのトルクの脈動を示すグラフであ
る。
【図4】上記現像カートリッジのトナー供給ローラを多
角形に形成したときの角数とトナー搬送量との関係を示
すグラフである。
【図5】上記トナー供給ローラの回転半径と各側面に突
出する円弧の曲率半径とを示す説明図である。
【図6】上記トナー供給ローラの側面における曲率とト
ルク変動差との関係を示すグラフである。
【図7】上記トナー供給ローラの側面における曲率と搬
送量との関係を示すグラフである。
【図8】上記トナー供給ローラの回転半径と現像ローラ
の半径とを示す説明図である。
【図9】上記トナー供給ローラの回転半径と現像ローラ
の半径との半径比と、トナー付着量との関係を示すグラ
フである。
【図10】本発明の他の実施例におけるプリンタの現像
カートリッジを示すものであり、トナー供給ローラの表
面粗さと搬送量との関係を示すグラフである。
【図11】本発明のさらに他の実施例におけるプリンタ
の現像カートリッジを示すものであり、トナー供給ロー
ラと現像槽の対向内壁面との間に形成される間隔を示す
断面図である。
【図12】従来例を示すものであり、現像カートリッジ
を示す構造図である。
【図13】上記現像カートリッジにおける、表面をスポ
ンジにて形成したトナー供給ローラを示す構造図であ
る。
【図14】上記現像カートリッジにおける、表面をブラ
シにて形成したトナー供給ローラを示す構造図である。
【符号の説明】
5a 感光体ドラム 20 現像カートリッジ(現像装置) 22 現像ローラ 21b 対向内壁面(底部壁面) 23 トナー供給ローラ(現像剤供給ローラ) 23a 凸面(突出面) 24 トナー(現像剤) ra トナー供給ローラの回転半径 rb トナー供給ローラにおける突出する各側面の円
弧の曲率半径 rc 現像ローラの半径 Sa 現像ローラの周速 Sb トナー供給ローラの周速 rd 対向内壁面の曲率半径

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性一成分現像剤を用いる画像形成装置
    に備えられる画像形成装置の現像装置において、 現像剤を感光体に供給する現像ローラと、この現像ロー
    ラに非接触に設けられ、現像ローラに現像剤を搬送供給
    するための現像剤供給ローラとが現像槽に設けられると
    共に、 上記現像剤供給ローラは、略正三角柱にて形成され、か
    つ各側面が断面トロコイドの内包絡線となるように円弧
    状に突出して形成されていることを特徴とする画像形成
    装置の現像装置。
  2. 【請求項2】上記現像剤供給ローラの表面には、現像剤
    の搬送性を促すための凹凸が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置の現像装置。
  3. 【請求項3】上記現像剤供給ローラの回転半径ra と現
    像ローラの半径rc との間に、 1/5×rc ≦ra ≦ rc となる関係が成立することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置の現像装置。
  4. 【請求項4】上記現像ローラの周速Sa と現像剤供給ロ
    ーラの周速Sb との間に、 1.0 ≦Sb /Sa ≦3.0 となる関係が成立することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置の現像装置。
  5. 【請求項5】非磁性一成分現像剤を用いる画像形成装置
    に備えられる画像形成装置の現像装置において、 現像剤を感光体に供給する現像ローラと、この現像ロー
    ラに非接触に設けられ、現像ローラに現像剤を搬送供給
    するための現像剤供給ローラとが現像槽に設けられると
    共に、 上記現像剤供給ローラは、略正三角柱にて形成され、か
    つ各側面が断面トロコイドの内包絡線となるように円弧
    状に突出して形成されており、 かつ、上記現像剤供給ローラに対向する現像槽の底部壁
    面が、上記の現像剤供給ローラの回転中心と同じ点を回
    転中心とする曲率半径rd の円弧にて形成されると共
    に、上記対向内壁面の曲率半径rd とトナー供給ローラ
    の回転半径ra との間に、 ra ≦rd ≦ra +3mm となる関係が成立するように形成されると共に、 さらに、上記現像槽における底部壁面の円弧の長さL
    は、 (1/3)×2rd ×π≦ L となる関係を有することを特徴とする画像形成装置の現
    像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170802A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 現像装置
JP2010128278A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Oki Data Corp 画像形成装置

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JP2008170802A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 現像装置
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