JPH08313675A - 原子炉格納容器内構造物の支持構造 - Google Patents
原子炉格納容器内構造物の支持構造Info
- Publication number
- JPH08313675A JPH08313675A JP7123352A JP12335295A JPH08313675A JP H08313675 A JPH08313675 A JP H08313675A JP 7123352 A JP7123352 A JP 7123352A JP 12335295 A JP12335295 A JP 12335295A JP H08313675 A JPH08313675 A JP H08313675A
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- Japan
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- liner
- liner plate
- reactor containment
- pad
- containment vessel
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器側壁部にお
けるパッドおよびスタッドボルトを低減してライナの製
作性の向上を図る。 【構成】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器は側壁部に
ライナプレート７を有し、このライナプレート７の外側
にカットティ８とフラットバー９などのライナアンカお
よび鉄筋10入りコンクリートを有する。この原子炉格納
容器内に構造物を支持するにあたり、この構造物17をラ
イナプレート７の内側に設けたライナプレート内側パッ
ド12に支持する。ライナプレート内側パッド12はカット
ティ８とフラットバー９などからなるライナアンカに位
置している。軽荷重の構造物の場合にはスタッドを削除
しライナアンカを定着材として使用する。これによりス
タッドを低減し、パッド溶接量低減によるライナ製作性
が向上する。
けるパッドおよびスタッドボルトを低減してライナの製
作性の向上を図る。 【構成】鉄筋コンクリート製原子炉格納容器は側壁部に
ライナプレート７を有し、このライナプレート７の外側
にカットティ８とフラットバー９などのライナアンカお
よび鉄筋10入りコンクリートを有する。この原子炉格納
容器内に構造物を支持するにあたり、この構造物17をラ
イナプレート７の内側に設けたライナプレート内側パッ
ド12に支持する。ライナプレート内側パッド12はカット
ティ８とフラットバー９などからなるライナアンカに位
置している。軽荷重の構造物の場合にはスタッドを削除
しライナアンカを定着材として使用する。これによりス
タッドを低減し、パッド溶接量低減によるライナ製作性
が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉格納容器内に配
管、照明等の構造物を取り付けるための原子炉格納容器
内構造物の支持構造に関する。
管、照明等の構造物を取り付けるための原子炉格納容器
内構造物の支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】原子力発電所には原子炉一次系の万一の
破損事故に際して、炉心から漏出した放射性物質を系内
に封じ込め外部に放射能を放出させない目的で原子炉格
納容器を設けている。
破損事故に際して、炉心から漏出した放射性物質を系内
に封じ込め外部に放射能を放出させない目的で原子炉格
納容器を設けている。
【０００３】沸騰水型原子力発電所に設置されている鉄
筋コンクリート製原子炉格納容器の概要を図５により説
明する。図５中、符号１で示す原子炉格納容器は、原子
炉圧力容器２を格納する一次格納施設であり、原子炉格
納容器１内は圧力低減機能を有する水平方向に横断して
設けたダイヤフラムフロア３によりドライウェル４とサ
プレッションチェンバ５とを分けた形で構成されてい
る。原子炉圧力容器２は原子炉格納容器１内の底部から
立設した円筒状ペデスタル６により支持された構造とな
っている。
筋コンクリート製原子炉格納容器の概要を図５により説
明する。図５中、符号１で示す原子炉格納容器は、原子
炉圧力容器２を格納する一次格納施設であり、原子炉格
納容器１内は圧力低減機能を有する水平方向に横断して
設けたダイヤフラムフロア３によりドライウェル４とサ
プレッションチェンバ５とを分けた形で構成されてい
る。原子炉圧力容器２は原子炉格納容器１内の底部から
立設した円筒状ペデスタル６により支持された構造とな
っている。
【０００４】図６は図５におけるＡ部を拡大して示す側
壁部の縦断面図で、図７は同じく側壁部の横断面図を示
している。すなわち、図６および図７において、原子炉
格納容器１の内側には耐漏洩機能を有すライナプレート
７が設けられており、その内側には図６中Ｂ部を拡大し
て具体的に図８に示すようにライナプレート座屈防止用
のライナアンカ（カットティ８、フラットバー９）が設
置されている。
壁部の縦断面図で、図７は同じく側壁部の横断面図を示
している。すなわち、図６および図７において、原子炉
格納容器１の内側には耐漏洩機能を有すライナプレート
７が設けられており、その内側には図６中Ｂ部を拡大し
て具体的に図８に示すようにライナプレート座屈防止用
のライナアンカ（カットティ８、フラットバー９）が設
置されている。
【０００５】原子炉格納容器１の躯体は、鉄筋10を内外
に３段配筋し、コンクリート11を打設した鉄筋コンクリ
ート製となっている。躯体に設けられたライナプレート
は、ライナアンカにより躯体と一体とした構造となって
いる。図８から図10は図６における部位Ｂについての従
来構造を拡大して示している。図９は厚板ライナ部15を
使用した例を示している。
に３段配筋し、コンクリート11を打設した鉄筋コンクリ
ート製となっている。躯体に設けられたライナプレート
は、ライナアンカにより躯体と一体とした構造となって
いる。図８から図10は図６における部位Ｂについての従
来構造を拡大して示している。図９は厚板ライナ部15を
使用した例を示している。
【０００６】従来、原子炉格納容器内の格納容器側壁部
近傍に設置される配管および照明等の構造物17は格納容
器躯体に支持させ定着させる支持構造としている。すな
わち、例えば一般の配管を取り付ける場合には、配管サ
ポートをライナプレート７の内側に設けたパッド12に支
持させ、さらにライナプレート外側にパッド13およびス
タッドボルト14を設置し、定着機能が図れる構造となっ
ている。
近傍に設置される配管および照明等の構造物17は格納容
器躯体に支持させ定着させる支持構造としている。すな
わち、例えば一般の配管を取り付ける場合には、配管サ
ポートをライナプレート７の内側に設けたパッド12に支
持させ、さらにライナプレート外側にパッド13およびス
タッドボルト14を設置し、定着機能が図れる構造となっ
ている。
【０００７】また、図９に示すように厚板ライナ部15に
ついては、図８に示したライナプレート外側パッド13を
設けないで、ライナプレート内側パッド12およびスタッ
ドボルト14によって配管および照明等の構造物を取り付
ける支持構造となっている。さらに、図10に示すよう
に、配管および照明等の構造物の荷重の大小によりスタ
ッドボルト14の本数を考慮した支持構造となっている。
ついては、図８に示したライナプレート外側パッド13を
設けないで、ライナプレート内側パッド12およびスタッ
ドボルト14によって配管および照明等の構造物を取り付
ける支持構造となっている。さらに、図10に示すよう
に、配管および照明等の構造物の荷重の大小によりスタ
ッドボルト14の本数を考慮した支持構造となっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】原子炉格納容器内に配
管および照明等の構造物を取り付ける際は、前述したよ
うに全ての支持箇所についてパッド12，13とスタッドボ
ルト14を一体とするか、または、厚板部についてはスタ
ッドボルトのみとした構造になっている。したがって、
パッドの枚数およびスタッドボルト本数も多く、しかも
それに伴うパッド溶接量も多くなり、ライナの製作性が
悪くなる課題がある。
管および照明等の構造物を取り付ける際は、前述したよ
うに全ての支持箇所についてパッド12，13とスタッドボ
ルト14を一体とするか、または、厚板部についてはスタ
ッドボルトのみとした構造になっている。したがって、
パッドの枚数およびスタッドボルト本数も多く、しかも
それに伴うパッド溶接量も多くなり、ライナの製作性が
悪くなる課題がある。
【０００９】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、パッドおよびスタッドボルトを低減してライ
ナの製作性の向上を図ることができる原子炉格納容器内
構造物の支持構造を提供することにある。
たもので、パッドおよびスタッドボルトを低減してライ
ナの製作性の向上を図ることができる原子炉格納容器内
構造物の支持構造を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は側壁部にライナ
プレートを有し、このライナプレートの外側にカットテ
ィおよびフラットバー等のライナアンカを有し、鉄筋を
配筋し、コンクリートを打設して原子炉格納容器が構築
され、前記ライナプレートの内側にパッドを設け、この
パッドに構造物を取り付ける沸騰水型原子力発電所の鉄
筋コンクリート製原子炉格納容器内構造物の支持構造に
おいて、前記ライナプレート外側にライナアンカを設
け、このライナアンカが位置する前記ライナプレートの
内側にパッドを設け、このパッドに前記構造物を取り付
けてなることを特徴とする。
プレートを有し、このライナプレートの外側にカットテ
ィおよびフラットバー等のライナアンカを有し、鉄筋を
配筋し、コンクリートを打設して原子炉格納容器が構築
され、前記ライナプレートの内側にパッドを設け、この
パッドに構造物を取り付ける沸騰水型原子力発電所の鉄
筋コンクリート製原子炉格納容器内構造物の支持構造に
おいて、前記ライナプレート外側にライナアンカを設
け、このライナアンカが位置する前記ライナプレートの
内側にパッドを設け、このパッドに前記構造物を取り付
けてなることを特徴とする。
【００１１】
【作用】配管および照明等の構造物を取り付け定着させ
るものとしてライナプレート座屈防止用として設置され
ているライナアンカを用い、定着機能をも併せ持つよう
にする。また、スタッドボルトをなくすか、またはスタ
ッドボルトの長さを短くし、コンクリートのかぶり厚内
に格子筋を配置する等により、パッド枚数の低減および
それに伴う溶接量の低減する。
るものとしてライナプレート座屈防止用として設置され
ているライナアンカを用い、定着機能をも併せ持つよう
にする。また、スタッドボルトをなくすか、またはスタ
ッドボルトの長さを短くし、コンクリートのかぶり厚内
に格子筋を配置する等により、パッド枚数の低減および
それに伴う溶接量の低減する。
【００１２】すなわち、第１の発明においては、原子炉
格納容器内の配管および照明等の構造物をライナプレー
トのライナアンカ位置に設けたライナプレート内側パッ
ドに取り付けて支持し、ライナアンカを従来のスタッド
ボルト、ライナプレート外側パッドの代替とする。
格納容器内の配管および照明等の構造物をライナプレー
トのライナアンカ位置に設けたライナプレート内側パッ
ドに取り付けて支持し、ライナアンカを従来のスタッド
ボルト、ライナプレート外側パッドの代替とする。
【００１３】第２の発明はスタッドボルトの廻りに格子
筋を配設し、スタッドボルトの長さをコンクリートのか
ぶり厚内にする、第３の発明は軽微な荷重の配管および
照明等を支持する際はライナプレート内側パッドをライ
ナ厚板部に設置してそれのみで支持する構造とする、第
４の発明はライナアンカにスタッドボルトを設けてライ
ナプレート外側パッドを削除した構造とする等によりパ
ッド枚数の低減、それに伴う溶接量の低減およびスタッ
ドボルトの低減を図り、これにより、ライナ製作性が向
上する。
筋を配設し、スタッドボルトの長さをコンクリートのか
ぶり厚内にする、第３の発明は軽微な荷重の配管および
照明等を支持する際はライナプレート内側パッドをライ
ナ厚板部に設置してそれのみで支持する構造とする、第
４の発明はライナアンカにスタッドボルトを設けてライ
ナプレート外側パッドを削除した構造とする等によりパ
ッド枚数の低減、それに伴う溶接量の低減およびスタッ
ドボルトの低減を図り、これにより、ライナ製作性が向
上する。
【００１４】
【実施例】図１により本発明に係る原子炉格納容器の第
１の実施例を説明する。図１はこの第１の実施例の要部
を示しており、図６におけるＢ部を拡大した図８に対応
している。なお、図１中、図８と対応する同一部分には
同一符号を付して説明する。
１の実施例を説明する。図１はこの第１の実施例の要部
を示しており、図６におけるＢ部を拡大した図８に対応
している。なお、図１中、図８と対応する同一部分には
同一符号を付して説明する。
【００１５】本第１の実施例が従来例と異なる部分は原
子炉格納容器躯体側壁部にライナプレート７を張り、ラ
イナプレート７はライナアンカ（カットティ８およびフ
ラットバー９）によって連結されている。原子炉格納容
器内に設ける配管および照明等の構造物17をライナプレ
ート７のライナアンカ位置に設けたライナプレート内側
パッド12に取り付ける構造としている。その他の構造は
従来例と同様であるのでその説明は省略する。
子炉格納容器躯体側壁部にライナプレート７を張り、ラ
イナプレート７はライナアンカ（カットティ８およびフ
ラットバー９）によって連結されている。原子炉格納容
器内に設ける配管および照明等の構造物17をライナプレ
ート７のライナアンカ位置に設けたライナプレート内側
パッド12に取り付ける構造としている。その他の構造は
従来例と同様であるのでその説明は省略する。
【００１６】本実施例においては、ライナプレート内側
パッド12をライナアンカ位置のライナプレート７の内側
に設け、ライナアンカに定着機能を持たせることによ
り、配管、照明等の構造物の荷重をスムーズに伝達させ
ることができる。
パッド12をライナアンカ位置のライナプレート７の内側
に設け、ライナアンカに定着機能を持たせることによ
り、配管、照明等の構造物の荷重をスムーズに伝達させ
ることができる。
【００１７】すなわち本発明によれば、従来図８に示す
ライナプレート外側パッド13およびスタッドボルト14を
削除しているためパッド枚数、パッド溶接量およびスタ
ッドボルト本数の低減が可能となり、ライナ製作性の向
上を図ることができる。
ライナプレート外側パッド13およびスタッドボルト14を
削除しているためパッド枚数、パッド溶接量およびスタ
ッドボルト本数の低減が可能となり、ライナ製作性の向
上を図ることができる。
【００１８】図２により本発明の第２の実施例を説明す
る。この第２の実施例は図８に示す従来設けていたライ
ナプレート外側パッド13を設けないで、その代りに長さ
をコンクリートのかぶり厚以下としたスタッドボルト14
をライナプレート７と鉄筋10との間に設け、かつコンク
リートかぶり厚内にコンクリート躯体との付着を考慮し
て格子（メッシュ）筋16を設けて定着機能を持たせる構
造としている。
る。この第２の実施例は図８に示す従来設けていたライ
ナプレート外側パッド13を設けないで、その代りに長さ
をコンクリートのかぶり厚以下としたスタッドボルト14
をライナプレート７と鉄筋10との間に設け、かつコンク
リートかぶり厚内にコンクリート躯体との付着を考慮し
て格子（メッシュ）筋16を設けて定着機能を持たせる構
造としている。
【００１９】この第２の実施例によれば、従来設けてい
たライナプレート７の外側パッド13を削除したことおよ
びスタッドボルト14の長さを短くしている。なお、スタ
ッドボルト14の廻りに格子筋16を設けることにより、コ
ンクリートとの付着力の低下、荷重伝達性能の低下が生
じるのを防止でき、もって従来例と同等の構造性能が得
られる。
たライナプレート７の外側パッド13を削除したことおよ
びスタッドボルト14の長さを短くしている。なお、スタ
ッドボルト14の廻りに格子筋16を設けることにより、コ
ンクリートとの付着力の低下、荷重伝達性能の低下が生
じるのを防止でき、もって従来例と同等の構造性能が得
られる。
【００２０】よって、格子筋16を設け、コンクリート躯
体との付着力を高めることによりスタッドボルトの長さ
を低減でき、また、ライナプレート外側パッドの削減に
よりパッド溶接量の低減を図ることができる。
体との付着力を高めることによりスタッドボルトの長さ
を低減でき、また、ライナプレート外側パッドの削減に
よりパッド溶接量の低減を図ることができる。
【００２１】図３により本発明の第３実施例を説明す
る。この第３の実施例は特に軽微な荷重の配管等の構造
物を取り付ける支持構造を対象とした図９に対応してい
る。すなわち、図３に示したようにライナプレートにラ
イナ厚板部15を有するものを使用し、この厚板ライナ部
15にライナプレート内側パッド12を設け、このライナ内
側パッド12のみで配管等の構造物を取り付る支持構造と
なっている。
る。この第３の実施例は特に軽微な荷重の配管等の構造
物を取り付ける支持構造を対象とした図９に対応してい
る。すなわち、図３に示したようにライナプレートにラ
イナ厚板部15を有するものを使用し、この厚板ライナ部
15にライナプレート内側パッド12を設け、このライナ内
側パッド12のみで配管等の構造物を取り付る支持構造と
なっている。
【００２２】この第３の実施例によればライナプレート
がライナ一般部に比べて厚板ライナ部15となっているこ
とから軽微な荷重の配管等に限ってはライナプレート外
側パッド13を設けなくても配管等の荷重を持たせること
ができる。また、軽微な荷重の配管については支持が可
能であり、ライナプレート７の外側パッド13およびスタ
ッドボルト14の削減およびそれに伴うパッド溶接量を削
減できる。
がライナ一般部に比べて厚板ライナ部15となっているこ
とから軽微な荷重の配管等に限ってはライナプレート外
側パッド13を設けなくても配管等の荷重を持たせること
ができる。また、軽微な荷重の配管については支持が可
能であり、ライナプレート７の外側パッド13およびスタ
ッドボルト14の削減およびそれに伴うパッド溶接量を削
減できる。
【００２３】図４により本発明の第４実施例を説明す
る。この第４の実施例では、ライナプレート７の内側に
パッド12を設け、ライナプレート７の外側には配置調整
の上、カットティ８を設け、カットティ８上にスタッド
ボルト14を設けた支持構造となっている。
る。この第４の実施例では、ライナプレート７の内側に
パッド12を設け、ライナプレート７の外側には配置調整
の上、カットティ８を設け、カットティ８上にスタッド
ボルト14を設けた支持構造となっている。
【００２４】この第４の実施例は第１の実施例を改良し
た型であり、第１の実施例にスタッドボルト14を追加し
たものである。この実施例によれば、カットティ８およ
びスタッドボルト14によって定着機能をさらに高めるこ
とができる。また、パッド12をカットティで代替するこ
とにより、パッドおよびパッド溶接量を低減でき、さら
に第１から第３の実施例と同様にライナ製作性が向上す
る。
た型であり、第１の実施例にスタッドボルト14を追加し
たものである。この実施例によれば、カットティ８およ
びスタッドボルト14によって定着機能をさらに高めるこ
とができる。また、パッド12をカットティで代替するこ
とにより、パッドおよびパッド溶接量を低減でき、さら
に第１から第３の実施例と同様にライナ製作性が向上す
る。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、従来のパッド枚数、パ
ッド溶接量およびスタッドボルトが相当程度低減される
こととなり、構造が簡素化され、それに伴いライナ製作
性の向上を図ることができる。
ッド溶接量およびスタッドボルトが相当程度低減される
こととなり、構造が簡素化され、それに伴いライナ製作
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る原子炉格納容器内構造物の支持構
造の第１の実施例の要部を示す縦断面図。
造の第１の実施例の要部を示す縦断面図。
【図２】本発明に係る原子炉格納容器内構造物の支持構
造の第２の実施例の要部を示す縦断面図。
造の第２の実施例の要部を示す縦断面図。
【図３】本発明に係る原子炉格納容器内構造物の支持構
造の第３の実施例の要部を示す縦断面図。
造の第３の実施例の要部を示す縦断面図。
【図４】本発明に係る原子炉格納容器内構造物の支持構
造の第４の実施例の要部を示す縦断面図。
造の第４の実施例の要部を示す縦断面図。
【図５】従来例を説明するための原子炉格納容器を概略
的に示す縦断面図。
的に示す縦断面図。
【図６】図５における原子炉格納容器のＡ部を拡大して
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図７】図５における原子炉格納容器のＡ部を拡大して
示す横断面図。
示す横断面図。
【図８】図６におけるＢ部を拡大して示す縦断面図。
【図９】図６におけるＢ部の他の例を拡大して示す縦断
面図。
面図。
【図１０】図６におけるＢ部のさらに他の例を拡大して
示す縦断面図。
示す縦断面図。
１…原子炉格納容器、２…原子炉圧力容器、３…ダイヤ
フラムフロア、４…ドライウェル、５…サプレッション
チェンバ、６…ペデスタル、７…ライナプレート、８…
カットティ、９…フラットバー、10…鉄筋、11…コンク
リート、12…ライナプレート内側パッド、13…ライナプ
レート外側パッド、14…スタッドボルト、15…厚板ライ
ナ部、16…格子筋、17…構造物。
フラムフロア、４…ドライウェル、５…サプレッション
チェンバ、６…ペデスタル、７…ライナプレート、８…
カットティ、９…フラットバー、10…鉄筋、11…コンク
リート、12…ライナプレート内側パッド、13…ライナプ
レート外側パッド、14…スタッドボルト、15…厚板ライ
ナ部、16…格子筋、17…構造物。
Claims (4)
- 【請求項１】 側壁部にライナプレートを有し、このラ
イナプレートの外側にカットティおよびフラットバー等
のライナアンカを有し、鉄筋を配筋し、コンクリートを
打設して原子炉格納容器が構築され、前記ライナプレー
トの内側にパッドを設け、このパッドに構造物を取り付
ける沸騰水型原子力発電所の鉄筋コンクリート製原子炉
格納容器内構造物の支持構造において、前記ライナプレ
ート外側にライナアンカを設け、このライナアンカが位
置する前記ライナプレートの内側にパッドを設け、この
パッドに前記構造物を取り付けてなることを特徴とする
原子炉格納容器内構造物の支持構造。 - 【請求項２】 前記ライナプレートの外側にスタッドボ
ルトを設け、このスタッドボルトの廻りに格子筋を配置
し、前記スタッドボルトの長さを前記コンクリートのか
ぶり厚内としたことを特徴とする請求項１記載の原子炉
格納容器内構造物の支持構造。 - 【請求項３】 前記ライナプレートに厚板部分を設け、
この厚板部分にパッドを設け、このパッドに構造物を取
り付けてなることを特徴とする請求項１記載の原子炉格
納容器内構造物の支持構造。 - 【請求項４】 前記ライナアンカにスタッドボルトを設
けてなることを特徴とする請求項１記載の原子炉格納容
器内構造物の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12335295A JP3442903B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 原子炉格納容器内構造物の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12335295A JP3442903B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 原子炉格納容器内構造物の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313675A true JPH08313675A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3442903B2 JP3442903B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=14858454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12335295A Expired - Lifetime JP3442903B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 原子炉格納容器内構造物の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3442903B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012063153A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉格納容器 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP12335295A patent/JP3442903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012063153A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉格納容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3442903B2 (ja) | 2003-09-02 |
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