JPH0831334A - カラー陰極線管用電子銃 - Google Patents
カラー陰極線管用電子銃Info
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- JPH0831334A JPH0831334A JP6295398A JP29539894A JPH0831334A JP H0831334 A JPH0831334 A JP H0831334A JP 6295398 A JP6295398 A JP 6295398A JP 29539894 A JP29539894 A JP 29539894A JP H0831334 A JPH0831334 A JP H0831334A
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- beam passage
- electron
- rim
- ray tube
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/56—Arrangements for controlling cross-section of ray or beam; Arrangements for correcting aberration of beam, e.g. due to lenses
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- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】電子ビーム入射側に四重極レンズを形成する３
電子ビーム通過孔が設けられた電子ビーム通過平面を有
する第１リム電極部材３０と、第１リム電極部材と対向
され、電子ビームの出射側に独立の３電子ビーム通過孔
が形成された電子ビーム通過平面４２を有する第２リム
電極部材４０を備える。 【効果】電極部材の間に形成される非点収差を減らすこ
とができる利点を有する。
電子ビーム通過孔が設けられた電子ビーム通過平面を有
する第１リム電極部材３０と、第１リム電極部材と対向
され、電子ビームの出射側に独立の３電子ビーム通過孔
が形成された電子ビーム通過平面４２を有する第２リム
電極部材４０を備える。 【効果】電極部材の間に形成される非点収差を減らすこ
とができる利点を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管用電子銃
に関するものであり、より詳しくは主レンズを成す電極
が改善されたインライン型カラー陰極線管用電子銃に関
する。
に関するものであり、より詳しくは主レンズを成す電極
が改善されたインライン型カラー陰極線管用電子銃に関
する。
【０００２】
【従来の技術】電子銃は陰極線管のネック部に固定設置
され熱電子を放出するものであって熱電子放出源である
カソードを有する三極部と電位差によって電子レンズを
構成する複数個の電極を備えて構成される。
され熱電子を放出するものであって熱電子放出源である
カソードを有する三極部と電位差によって電子レンズを
構成する複数個の電極を備えて構成される。
【０００３】電位差によって電子レンズを形成する電極
はインライン型カラー陰極線管用電子銃において、相互
対向される面に３つの電子ビーム通過孔がインライン状
に形成され、各電極に所定の電位が印加されることによ
りこれらの間に形成される等電位線即ち、電子レンズが
形成されるようになり、この電子レンズによって通過す
る電子ビームが集束及び加速される。この電極の間に形
成された電子レンズの倍率は電子ビーム通過孔の大きさ
と相互対向される電極に印加される電位差の大きさに従
って左右されるようになり、電子レンズの球面の収差は
その倍率が大きいほど大きくなるようになる。
はインライン型カラー陰極線管用電子銃において、相互
対向される面に３つの電子ビーム通過孔がインライン状
に形成され、各電極に所定の電位が印加されることによ
りこれらの間に形成される等電位線即ち、電子レンズが
形成されるようになり、この電子レンズによって通過す
る電子ビームが集束及び加速される。この電極の間に形
成された電子レンズの倍率は電子ビーム通過孔の大きさ
と相互対向される電極に印加される電位差の大きさに従
って左右されるようになり、電子レンズの球面の収差は
その倍率が大きいほど大きくなるようになる。
【０００４】従って、電極の間に形成される電子レンズ
の球面収差を減らすためには電子レンズの倍率を小さく
し電子レンズの直径を大きくする方法が模索されて来
た。
の球面収差を減らすためには電子レンズの倍率を小さく
し電子レンズの直径を大きくする方法が模索されて来
た。
【０００５】図１にはこのような電子レンズ即ち、球面
収差を減らすための主電子レンズを形成する電極の１例
を示した。
収差を減らすための主電子レンズを形成する電極の１例
を示した。
【０００６】これは相互対向されるように設けられ、対
向される面に３電子ビームが共に通過する大口径電子ビ
ーム通過孔（１１Ｈ）（２１Ｈ）が形成された１対のリ
ム電極部材（１１）（２１）とこの各リム電極部材（１
１）（２１）の内部に大口径電子ビーム通過孔（１１
Ｈ）（２１Ｈ）から所定距離、離隔されるように設けら
れ独立の３つの縦長形電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１
２Ｇ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２Ｇ）（２２Ｂ）が形
成された板電極部材（１２）（２２）を備えて構成され
る。
向される面に３電子ビームが共に通過する大口径電子ビ
ーム通過孔（１１Ｈ）（２１Ｈ）が形成された１対のリ
ム電極部材（１１）（２１）とこの各リム電極部材（１
１）（２１）の内部に大口径電子ビーム通過孔（１１
Ｈ）（２１Ｈ）から所定距離、離隔されるように設けら
れ独立の３つの縦長形電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１
２Ｇ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２Ｇ）（２２Ｂ）が形
成された板電極部材（１２）（２２）を備えて構成され
る。
【０００７】このように構成された従来の電子レンズを
形成する電極は各電極に所定の電位が印加されることに
より電極（１０）（２０）の間に電子レンズが形成され
たが、該電子レンズはリム電極部材（１１）（２１）の
大口径電子ビーム通過孔（１１Ｈ）（２１Ｈ）の間に形
成される大口径レンズとそれぞれの小口径電子ビーム通
過孔（１２Ｒ）（１２Ｇ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２
Ｇ）（２２Ｂ）の間に形成される小口径電子レンズを含
むようになる。従って、電子レンズを通過する電子ビー
ムは楕円形形状のリム電極部材（１１）（２１）の間に
形成される大口径レンズによって垂直方向の電子ビーム
が水平方向の電子ビームより更に強い集束力を受けるよ
うになるので陽の非点収差が惹き起こされ、この陽の非
点収差は板電極部材（１２）（２２）に形成された縦長
形の電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｇ）（１２Ｂ）
（２２Ｒ）（２２Ｇ）（２２Ｂ）によって形成される小
口径電子レンズによる陰の非点収差によって補償され
る。従って電極（１０）（２０）の間に形成された電子
レンズを通過する電子ビームの非点収差と球面収差を減
らすことができるようになる。
形成する電極は各電極に所定の電位が印加されることに
より電極（１０）（２０）の間に電子レンズが形成され
たが、該電子レンズはリム電極部材（１１）（２１）の
大口径電子ビーム通過孔（１１Ｈ）（２１Ｈ）の間に形
成される大口径レンズとそれぞれの小口径電子ビーム通
過孔（１２Ｒ）（１２Ｇ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２
Ｇ）（２２Ｂ）の間に形成される小口径電子レンズを含
むようになる。従って、電子レンズを通過する電子ビー
ムは楕円形形状のリム電極部材（１１）（２１）の間に
形成される大口径レンズによって垂直方向の電子ビーム
が水平方向の電子ビームより更に強い集束力を受けるよ
うになるので陽の非点収差が惹き起こされ、この陽の非
点収差は板電極部材（１２）（２２）に形成された縦長
形の電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｇ）（１２Ｂ）
（２２Ｒ）（２２Ｇ）（２２Ｂ）によって形成される小
口径電子レンズによる陰の非点収差によって補償され
る。従って電極（１０）（２０）の間に形成された電子
レンズを通過する電子ビームの非点収差と球面収差を減
らすことができるようになる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが板電極部材
（１２）（２２）はリム電極部材（１１）（２１）の縁
から所定の深さ引き込まれた状態でリム電極部材（１
１）（２１）による陽（正）の非点収差を補正するよう
になるので相互対向されるリム電極部材（１１）（２
１）の端部で非点収差を補償することができない問題点
があった。
（１２）（２２）はリム電極部材（１１）（２１）の縁
から所定の深さ引き込まれた状態でリム電極部材（１
１）（２１）による陽（正）の非点収差を補正するよう
になるので相互対向されるリム電極部材（１１）（２
１）の端部で非点収差を補償することができない問題点
があった。
【０００９】又板電極部材（１２）（２２）の両外側小
口径電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）
（２２Ｂ）の間に形成される小口径電子レンズがリム電
極部材（１１）（２１）の側壁による非対称電界の影響
により非対称に形成されるようになるので外側電子ビー
ム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２Ｂ）を
通過した電子ビームは多くの球面収差を受けるようにな
る。従って蛍光膜にランディングされる電子ビームスポ
ットの縁に非対称のハロ（ｈａｌｏ）現像が発生するよ
うになり、該電子ビームが偏向ヨークによって蛍光膜の
周辺部に偏向される場合電子ビームが非対称の横長形に
歪むようになる問題点があった。
口径電子ビーム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）
（２２Ｂ）の間に形成される小口径電子レンズがリム電
極部材（１１）（２１）の側壁による非対称電界の影響
により非対称に形成されるようになるので外側電子ビー
ム通過孔（１２Ｒ）（１２Ｂ）（２２Ｒ）（２２Ｂ）を
通過した電子ビームは多くの球面収差を受けるようにな
る。従って蛍光膜にランディングされる電子ビームスポ
ットの縁に非対称のハロ（ｈａｌｏ）現像が発生するよ
うになり、該電子ビームが偏向ヨークによって蛍光膜の
周辺部に偏向される場合電子ビームが非対称の横長形に
歪むようになる問題点があった。
【００１０】
【発明の目的】本発明は上述の従来の問題点を解決する
ために創出されたものであって、リム電極部材の側壁効
果によって発生される非点収差の影響を減らすことがで
きるし、全蛍光面にランディングされる電子ビームの断
面を均一にすることができるカラー陰極線管用電子銃を
提供することにその目的がある。
ために創出されたものであって、リム電極部材の側壁効
果によって発生される非点収差の影響を減らすことがで
きるし、全蛍光面にランディングされる電子ビームの断
面を均一にすることができるカラー陰極線管用電子銃を
提供することにその目的がある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、電子ビーム入射側に四重極レンズを
形成する３電子ビーム通過孔が設けられた電子ビーム通
過平面を有する管状の第１リム電極部材と、該第１リム
電極部材と対向され、該電子ビームの出射側に独立の３
電子ビーム通過孔が形成された電子ビーム通過平面を有
する管状の第２リム電極部材を備えてなることをその特
徴とする。
るために本発明は、電子ビーム入射側に四重極レンズを
形成する３電子ビーム通過孔が設けられた電子ビーム通
過平面を有する管状の第１リム電極部材と、該第１リム
電極部材と対向され、該電子ビームの出射側に独立の３
電子ビーム通過孔が形成された電子ビーム通過平面を有
する管状の第２リム電極部材を備えてなることをその特
徴とする。
【００１２】本発明の１特徴によれば、これらの第１，
２リム電極部材は相互平行に設けられた上下壁部と上下
壁部の両側端部を連結する側壁部を有する管状の本体部
と、該管状の本体部１側を密閉し電子ビーム通過孔が形
成された電子ビーム通過平面を備えて構成される。
２リム電極部材は相互平行に設けられた上下壁部と上下
壁部の両側端部を連結する側壁部を有する管状の本体部
と、該管状の本体部１側を密閉し電子ビーム通過孔が形
成された電子ビーム通過平面を備えて構成される。
【００１３】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明による好まし
き一実施例を詳しく説明すれば次のとおりである。
き一実施例を詳しく説明すれば次のとおりである。
【００１４】本発明によるカラー陰極線管用電子銃は主
レンズを成す電極等で図２に示したように相互対向され
るように設けられた第１リム電極（３０）と第２リム電
極（４０）を含んで構成される。
レンズを成す電極等で図２に示したように相互対向され
るように設けられた第１リム電極（３０）と第２リム電
極（４０）を含んで構成される。
【００１５】該第１，２リム電極（３０）（４０）はそ
れぞれ相互平行に設けられた上下壁部（３１ａ）（３１
ｂ）（４１ａ）（４１ｂ）と、該上下壁部（３１ａ）
（３１ｂ）（４１ａ）（４１ｂ）の両側端部を連結する
側壁部（３１ｃ）（４１ｃ）を有する管状の本体部（３
１）（４１）と、該管状の本体部（３１）（４１）の１
側を密閉し、電子ビーム通過孔が形成された電子ビーム
通過平面（３２）（４２）を備えて構成される。ここで
第１リム電極（３０）の電子ビーム通過平面（３２）は
電子銃のカソード（図示されていない）側に位置され電
子銃のプレフォーカスレンズ部のフォーカス電極（５
０）と四重極レンズを形成するようになり、第２リム電
極（４０）の出射側電子ビーム通過平面（４２）はカソ
ードと反対となる側に位置される。そして第１リム電極
（３０）の入射側電子ビーム通過平面（３２）には３電
子ビーム通過孔が形成されるが、この電子ビーム通過孔
のうち、中央に位置する電子ビーム通過孔（３０Ｇ）は
円形の形状を有し、両側の電子ビーム通過孔（３０Ｒ）
（３０Ｂ）は四重極レンズを形成できるように横長形に
形成され、該横長形の両側電子ビーム通過孔（３０Ｒ）
（３０Ｂ）の中心は隣接の電子ビーム通過孔の中心より
外側に偏心されている。
れぞれ相互平行に設けられた上下壁部（３１ａ）（３１
ｂ）（４１ａ）（４１ｂ）と、該上下壁部（３１ａ）
（３１ｂ）（４１ａ）（４１ｂ）の両側端部を連結する
側壁部（３１ｃ）（４１ｃ）を有する管状の本体部（３
１）（４１）と、該管状の本体部（３１）（４１）の１
側を密閉し、電子ビーム通過孔が形成された電子ビーム
通過平面（３２）（４２）を備えて構成される。ここで
第１リム電極（３０）の電子ビーム通過平面（３２）は
電子銃のカソード（図示されていない）側に位置され電
子銃のプレフォーカスレンズ部のフォーカス電極（５
０）と四重極レンズを形成するようになり、第２リム電
極（４０）の出射側電子ビーム通過平面（４２）はカソ
ードと反対となる側に位置される。そして第１リム電極
（３０）の入射側電子ビーム通過平面（３２）には３電
子ビーム通過孔が形成されるが、この電子ビーム通過孔
のうち、中央に位置する電子ビーム通過孔（３０Ｇ）は
円形の形状を有し、両側の電子ビーム通過孔（３０Ｒ）
（３０Ｂ）は四重極レンズを形成できるように横長形に
形成され、該横長形の両側電子ビーム通過孔（３０Ｒ）
（３０Ｂ）の中心は隣接の電子ビーム通過孔の中心より
外側に偏心されている。
【００１６】そして、上記第２リム電極（４０）の出射
側電子ビーム通過平面（４２）に形成された３電子ビー
ム通過孔（４０Ｒ）（４０Ｇ）（４０Ｂ）は図形に形成
されるが、中央の電子ビーム通過孔（４０Ｇ）の直径に
比べて両側の電子ビーム通過孔（４０Ｒ，４０Ｂ）直径
が大きく形成されている。
側電子ビーム通過平面（４２）に形成された３電子ビー
ム通過孔（４０Ｒ）（４０Ｇ）（４０Ｂ）は図形に形成
されるが、中央の電子ビーム通過孔（４０Ｇ）の直径に
比べて両側の電子ビーム通過孔（４０Ｒ，４０Ｂ）直径
が大きく形成されている。
【００１７】このように構成された本発明によるカラー
陰極線管用電子銃の作用を説明すれば次のとおりであ
る。
陰極線管用電子銃の作用を説明すれば次のとおりであ
る。
【００１８】本発明によるカラー陰極線管用電子銃の第
１，２リム電極（３０）（４０）とフォーカス電極（５
０）にそれぞれ所定の電位を印加するようになれば、図
３に図示されたように、第１，２リム電極（３０）（４
０）の間に大口径電子レンズが形成され、フォーカス電
極（５０）と第１リム電極（３０）の間には四重極レン
ズが形成される。このときに第１，２リム電極（３０）
（４０）の間に形成される大口径レンズは第１，２リム
電極（３０）（４０）の本体部（３１）（４１）が大略
楕円形管体形状に形成されているので、水平方向の電子
ビームに比べて垂直方向の電子ビームを過集束させる量
の非点収差を有するようになる。そして上記フォーカス
電極（５０）と第１リム電極（３０）の間に形成される
四重極レンズは両側電子ビーム通過孔が横長形に形成さ
れているので、垂直方向の集束力が相対的に大きくな
り、陰（負）の非点収差を有するようになるので上述の
陽（正）の非点収差と互いに相殺され非点収差を補償す
ることができるようになる。
１，２リム電極（３０）（４０）とフォーカス電極（５
０）にそれぞれ所定の電位を印加するようになれば、図
３に図示されたように、第１，２リム電極（３０）（４
０）の間に大口径電子レンズが形成され、フォーカス電
極（５０）と第１リム電極（３０）の間には四重極レン
ズが形成される。このときに第１，２リム電極（３０）
（４０）の間に形成される大口径レンズは第１，２リム
電極（３０）（４０）の本体部（３１）（４１）が大略
楕円形管体形状に形成されているので、水平方向の電子
ビームに比べて垂直方向の電子ビームを過集束させる量
の非点収差を有するようになる。そして上記フォーカス
電極（５０）と第１リム電極（３０）の間に形成される
四重極レンズは両側電子ビーム通過孔が横長形に形成さ
れているので、垂直方向の集束力が相対的に大きくな
り、陰（負）の非点収差を有するようになるので上述の
陽（正）の非点収差と互いに相殺され非点収差を補償す
ることができるようになる。
【００１９】又、第１リム電極（３０）の入射側電子ビ
ーム通過平面（３２）に形成された両側の電子ビーム通
過孔（３０Ｒ）（３０Ｂ）の中心は外側に偏心されてお
り、第２リム電極（４０）の出射側電子ビーム通過平面
（４２）に形成された両側の電子ビーム通過孔（４０
Ｒ）（４０Ｂ）の直径が中央の電子ビーム通過孔（４０
Ｇ）の直径に比べて大きく形成されているのでリム電極
の側壁によって惹き起こされる非対称電界効果を減らす
ことができるし、ひいては両側の電子ビームを中央の電
子ビーム側にコンバージョンスさせることができる。
ーム通過平面（３２）に形成された両側の電子ビーム通
過孔（３０Ｒ）（３０Ｂ）の中心は外側に偏心されてお
り、第２リム電極（４０）の出射側電子ビーム通過平面
（４２）に形成された両側の電子ビーム通過孔（４０
Ｒ）（４０Ｂ）の直径が中央の電子ビーム通過孔（４０
Ｇ）の直径に比べて大きく形成されているのでリム電極
の側壁によって惹き起こされる非対称電界効果を減らす
ことができるし、ひいては両側の電子ビームを中央の電
子ビーム側にコンバージョンスさせることができる。
【００２０】そして、第１，２リム電極（３０）（４
０）の電子ビーム通過平面（３２）（４２）に形成され
た中央の電子ビーム通過孔（３０Ｇ）（４０Ｇ）は円形
に形成されているので、電子銃の組立棒に対して電極の
支持力を向上させることができるので、組み立て精度を
高めることができる。
０）の電子ビーム通過平面（３２）（４２）に形成され
た中央の電子ビーム通過孔（３０Ｇ）（４０Ｇ）は円形
に形成されているので、電子銃の組立棒に対して電極の
支持力を向上させることができるので、組み立て精度を
高めることができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明カラー陰極線
管用電子銃はリム電極によって形成される電子レンズの
陽（正）の非点収差を主レンズと電子銃のカソードの間
に形成されるプレフォーカスレンズ部の四重極レンズに
よる陰（負）の非点収差によって互いに相殺させて主レ
ンズにおける非点収差を減らすことができる。故に本発
明は主レンズの非対称化に伴う球面収差を減らすことが
できるし、フォーカス特性の低下を防ぐことができる利
点を有する。
管用電子銃はリム電極によって形成される電子レンズの
陽（正）の非点収差を主レンズと電子銃のカソードの間
に形成されるプレフォーカスレンズ部の四重極レンズに
よる陰（負）の非点収差によって互いに相殺させて主レ
ンズにおける非点収差を減らすことができる。故に本発
明は主レンズの非対称化に伴う球面収差を減らすことが
できるし、フォーカス特性の低下を防ぐことができる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来カラー陰極線管用電子銃の大口径レンズを
形成するための電極を抜粋して図示した断面図である。
形成するための電極を抜粋して図示した断面図である。
【図２】本発明によるカラー陰極線管用電子銃の主レン
ズを成すリム電極を抜粋して図示した斜視図である。
ズを成すリム電極を抜粋して図示した斜視図である。
【図３】図２に図示された電極の一部切り欠き断面図で
ある。
ある。
３０： 第１リム（ｒｉｍ）電極 ３２，４２： 電子ビーム通過平面 ３０Ｒ，３０Ｇ，３０Ｂ，４０Ｒ，４０Ｇ，４０Ｂ：
電子ビーム通過孔 ４０： 第２リム電極
電子ビーム通過孔 ４０： 第２リム電極
Claims (5)
- 【請求項１】 電子ビーム入射側に四重極レンズを形成
する３電子ビーム通過孔が備えられた電子ビーム通過平
面を有する第１リム電極部材と、 該第１リム電極部材と対向され、該電子ビーム出射側に
独立された３電子ビーム通過孔が形成された電子ビーム
通過平面を有する第２リム電極部材を備えて成ることを
特徴とするカラー陰極線管用電子銃。 - 【請求項２】 上記第１，２リム電極部材がそれぞれ相
互平行に設けられた上下壁部と、 上記上下壁部の両側端部を連結する側壁部を有する管状
の本体部と、 該管状の本体部一側を密閉し、電子ビーム通過孔が形成
された電子ビーム通過平面を備えてなることを特徴とす
る請求項１に記載のカラー陰極線管用電子銃。 - 【請求項３】 上記第１リム電極の電子ビーム通過平面
に形成された電子ビーム通過孔のうち両側の電子ビーム
通過孔が横長形に形成されたことを特徴とする請求項１
又は２のいずれか１つに記載のカラー陰極線管用電子
銃。 - 【請求項４】 上記横長形の両側電子ビーム通過孔中心
がこれと対向される電子ビーム通過孔の中心より外側に
偏心されたことを特徴とする請求項３に記載のカラー陰
極線管用電子銃。 - 【請求項５】 上記第２リム電極部材の電子ビーム通過
平面に形成された電子ビーム通過孔のうち両側に形成さ
れた電子ビーム通過孔の直径が中央の電子ビーム通過孔
の直径より大きく形成されたことを特徴とする請求項１
又は２のいずれか１つに記載のカラー陰極線管用電子
銃。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199326170 | 1993-11-30 | ||
| KR1019930026170A KR0131059B1 (ko) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 칼라음극선관용 전자총 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831334A true JPH0831334A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=19369664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6295398A Pending JPH0831334A (ja) | 1993-11-30 | 1994-11-29 | カラー陰極線管用電子銃 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5763991A (ja) |
| EP (1) | EP0655764A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0831334A (ja) |
| KR (1) | KR0131059B1 (ja) |
| CN (1) | CN1069437C (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09320485A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-12-12 | Sony Corp | カラー陰極線管 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4429252A (en) * | 1982-02-11 | 1984-01-31 | Rca Corporation | Color picture tube having an expanded focus lens type inline electron gun with improved static convergence |
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