JPH08313292A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents
車載用ナビゲーション装置Info
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- JPH08313292A JPH08313292A JP7141072A JP14107295A JPH08313292A JP H08313292 A JPH08313292 A JP H08313292A JP 7141072 A JP7141072 A JP 7141072A JP 14107295 A JP14107295 A JP 14107295A JP H08313292 A JPH08313292 A JP H08313292A
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- destination
- tone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 目的地をトーン入力し得る車載用ナビゲーシ
ョン装置を提供する。 【構成】 運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて
入力すると(S23がNo)、音声識別装置32がトー
ン入力された目的地の電話番号を識別し、CPU12へ
入力する(S50)。そして、CPU12が、入力され
た電話番号に対応する目的地の位置をCD−ROMから
検索し(S24)、検索した目的地の位置に基づき、当
該位置の地図データを該CD−ROMから読み出し、こ
の地図データに基づきナビゲーションを実行する(S2
5)。
ョン装置を提供する。 【構成】 運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて
入力すると(S23がNo)、音声識別装置32がトー
ン入力された目的地の電話番号を識別し、CPU12へ
入力する(S50)。そして、CPU12が、入力され
た電話番号に対応する目的地の位置をCD−ROMから
検索し(S24)、検索した目的地の位置に基づき、当
該位置の地図データを該CD−ROMから読み出し、こ
の地図データに基づきナビゲーションを実行する(S2
5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用ナビゲーション
装置に関し、特に、トーン音で目的地の設定ができる車
載用ナビゲーション装置に関するものである。
装置に関し、特に、トーン音で目的地の設定ができる車
載用ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置では、GPS
(クローバル・ポジショニング・システム)受信機によ
り自車位置を検出し、自車位置から目的地までの経路誘
導を行っている。この目的地の設定は、画面地図上での
目的地の指定、或いは、目的地の緯度経度をナビゲーシ
ョン装置に入力することにより行われているが、入力を
より容易にするため、目的地の電話番号を入力すること
により目的地の設定を行い得るようにしたものがある
(特開平3−75999)。
(クローバル・ポジショニング・システム)受信機によ
り自車位置を検出し、自車位置から目的地までの経路誘
導を行っている。この目的地の設定は、画面地図上での
目的地の指定、或いは、目的地の緯度経度をナビゲーシ
ョン装置に入力することにより行われているが、入力を
より容易にするため、目的地の電話番号を入力すること
により目的地の設定を行い得るようにしたものがある
(特開平3−75999)。
【0003】この目的地の入力は、操作の簡便性から、
音声認識装置を用いることにより音声による入力を可能
にする種々の技術が提案されている。
音声認識装置を用いることにより音声による入力を可能
にする種々の技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声認
識装置は、例えば、“右”“左”“1”“2”等の50
乃至100程度の予め定められて単語を識別することは
容易であるが、地名等の固有名詞を識別させると、認識
率が低くなる場合がある。また、音声認識の場合、誤認
識を気付かうため明瞭に発音してみたり、ゆっくり発音
する等、入力者が余計な気配りをする場合もあった。
識装置は、例えば、“右”“左”“1”“2”等の50
乃至100程度の予め定められて単語を識別することは
容易であるが、地名等の固有名詞を識別させると、認識
率が低くなる場合がある。また、音声認識の場合、誤認
識を気付かうため明瞭に発音してみたり、ゆっくり発音
する等、入力者が余計な気配りをする場合もあった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、目的地
をトーン入力し得る車載用ナビゲーション装置を提供す
ることにある。
なされたものであり、その目的とするところは、目的地
をトーン入力し得る車載用ナビゲーション装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1の車載用ナビゲーション装置で
は、現在地から目的地への経路を案内する車載用ナビゲ
ーション装置において、電話番号と地理上の位置とを対
応づけて記憶する記憶手段と、電話番号の入力があった
ときは、前記記憶手段から対応する地理上の位置を目的
地として設定する目的地設定手段と、音声入力をするた
めのマイクと、前記マイクからトーン入力がされたとき
は、該トーンに対応した電話番号を前記目的地設定手段
に入力するトーン入力識別手段と、前記マイクから電話
番号の音声が入力されたときは、該音声認識された電話
番号を前記目的地設定手段に入力する音声識別手段と、
を有することを要旨とする。
め、本発明の請求項1の車載用ナビゲーション装置で
は、現在地から目的地への経路を案内する車載用ナビゲ
ーション装置において、電話番号と地理上の位置とを対
応づけて記憶する記憶手段と、電話番号の入力があった
ときは、前記記憶手段から対応する地理上の位置を目的
地として設定する目的地設定手段と、音声入力をするた
めのマイクと、前記マイクからトーン入力がされたとき
は、該トーンに対応した電話番号を前記目的地設定手段
に入力するトーン入力識別手段と、前記マイクから電話
番号の音声が入力されたときは、該音声認識された電話
番号を前記目的地設定手段に入力する音声識別手段と、
を有することを要旨とする。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項2の車載用ナビゲーション装置では、現在地か
ら目的地への経路を案内する車載用ナビゲーション装置
において、電話番号と地理上の位置とを対応づけて記憶
する記憶手段と、電話番号の入力があったときは、前記
記憶手段から対応する地理上の位置を目的地として設定
する目的地設定手段と、音声入力をするためのマイク
と、前記マイクから音声入力されたときは、入力された
音声に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、前
記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに対
応した電話番号を前記目的地設定手段に入力するトーン
入力識別手段と、を有することを要旨とする。
の請求項2の車載用ナビゲーション装置では、現在地か
ら目的地への経路を案内する車載用ナビゲーション装置
において、電話番号と地理上の位置とを対応づけて記憶
する記憶手段と、電話番号の入力があったときは、前記
記憶手段から対応する地理上の位置を目的地として設定
する目的地設定手段と、音声入力をするためのマイク
と、前記マイクから音声入力されたときは、入力された
音声に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、前
記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに対
応した電話番号を前記目的地設定手段に入力するトーン
入力識別手段と、を有することを要旨とする。
【0008】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項3の車載用ナビゲーション装置では、現在地か
ら目的地への経路を案内する車載用ナビゲーション装置
において、電話番号に対応させた地理上の位置及び地図
情報を記憶する記憶手段と、電話番号の入力があったと
きは、前記記憶手段から対応する地理上の位置を目的地
として設定する目的地設定手段と、画像情報を表示する
画像情報表示装置と、音声入力をするためのマイクと、
前記マイクから音声入力がされたときには、入力された
音声に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、前
記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに対
応した電話番号に対応する地理上の位置を含む地図情報
を前記画像表示装置に表示する画像情報制御装置と、を
有することを要旨とする。
の請求項3の車載用ナビゲーション装置では、現在地か
ら目的地への経路を案内する車載用ナビゲーション装置
において、電話番号に対応させた地理上の位置及び地図
情報を記憶する記憶手段と、電話番号の入力があったと
きは、前記記憶手段から対応する地理上の位置を目的地
として設定する目的地設定手段と、画像情報を表示する
画像情報表示装置と、音声入力をするためのマイクと、
前記マイクから音声入力がされたときには、入力された
音声に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、前
記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに対
応した電話番号に対応する地理上の位置を含む地図情報
を前記画像表示装置に表示する画像情報制御装置と、を
有することを要旨とする。
【0009】
【作用】請求項1の車載用ナビゲーション装置では、運
転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力すると、
トーン入力識別手段がトーン入力された目的地の電話番
号を識別し、目的地設定手段が、記憶手段から対応する
地理上の位置を目的地として設定する。同様に、運転者
が、目的地の電話番号を音声にて入力すると、音声識別
手段が、音声入力された目的地の電話番号を識別し、目
的地設定手段が、記憶手段から対応する地理上の位置を
目的地として設定する。
転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力すると、
トーン入力識別手段がトーン入力された目的地の電話番
号を識別し、目的地設定手段が、記憶手段から対応する
地理上の位置を目的地として設定する。同様に、運転者
が、目的地の電話番号を音声にて入力すると、音声識別
手段が、音声入力された目的地の電話番号を識別し、目
的地設定手段が、記憶手段から対応する地理上の位置を
目的地として設定する。
【0010】請求項2の車載用ナビゲーション装置で
は、運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力す
ると、トーン入力識別手段がトーン入力された目的地の
電話番号を識別し、目的地設定手段が、記憶手段から対
応する地理上の位置を目的地として設定する。また、運
転者が、種々の操作命令を音声にて発すると、音声認識
手段が、入力された音声に対応した操作命令を識別す
る。
は、運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力す
ると、トーン入力識別手段がトーン入力された目的地の
電話番号を識別し、目的地設定手段が、記憶手段から対
応する地理上の位置を目的地として設定する。また、運
転者が、種々の操作命令を音声にて発すると、音声認識
手段が、入力された音声に対応した操作命令を識別す
る。
【0011】請求項3の車載用ナビゲーション装置で
は、運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力す
ると、画像情報制御装置がトーン入力された目的地の電
話番号を識別し、該トーンに対応した電話番号に対応す
る地理上の位置を含む地図情報を前記画像表示装置に表
示する。
は、運転者が、目的地の電話番号をトーン音にて入力す
ると、画像情報制御装置がトーン入力された目的地の電
話番号を識別し、該トーンに対応した電話番号に対応す
る地理上の位置を含む地図情報を前記画像表示装置に表
示する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について図
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。この実施例では、自車位置の測定装置としてGPS
受信機18を用いている。
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。この実施例では、自車位置の測定装置としてGPS
受信機18を用いている。
【0013】GPS受信機18は、車両に取り付けられ
た専用アンテナ18aで受信した電波からデータを復調
し、データ処理することにより自車位置を算出する。算
出された自車位置データはCPU12へ送られる。な
お、CPU12は、図示しないジャイロ及び車速センサ
からの出力によりGPS受信機18からの位置情報に補
正を加えるようになっている。
た専用アンテナ18aで受信した電波からデータを復調
し、データ処理することにより自車位置を算出する。算
出された自車位置データはCPU12へ送られる。な
お、CPU12は、図示しないジャイロ及び車速センサ
からの出力によりGPS受信機18からの位置情報に補
正を加えるようになっている。
【0014】CDROMプレーヤ30に装填されている
CDROM(図示せず)には、地図を所定のフォーマッ
トにデータ加工した地図データの他に、電話帳に記載さ
れている会社・ホテル・レストラン等について、電話番
号と位置(北緯東経)との対応関係をフォーマット化し
た位置データが記録されている。CDROMプレーヤ3
0は、該CDROMを再生して所望の地図データ及び位
置データを読み出し、CPU12へ送る。
CDROM(図示せず)には、地図を所定のフォーマッ
トにデータ加工した地図データの他に、電話帳に記載さ
れている会社・ホテル・レストラン等について、電話番
号と位置(北緯東経)との対応関係をフォーマット化し
た位置データが記録されている。CDROMプレーヤ3
0は、該CDROMを再生して所望の地図データ及び位
置データを読み出し、CPU12へ送る。
【0015】CPU12は、CDROMプレーヤ30に
対して必要なデータを読み出させる。これにより読み出
されたデータによって作成された地図画面データが、グ
ラフィック・ディスプレイ・コントローラ(GDC)2
2を介してVRAM24に書き込まれる。GDC22は
画面データをVRAM24に記憶させると共に、表示タ
イミング信号を発生してモニタ28に出力し、また、V
RAM24に記憶されている画面データを読み出す信号
を出力する。VRAM24から読み出されたデータの出
力は、パレットDAC26でアナログRGB信号に変換
されモニタ28にて画像として表示される。
対して必要なデータを読み出させる。これにより読み出
されたデータによって作成された地図画面データが、グ
ラフィック・ディスプレイ・コントローラ(GDC)2
2を介してVRAM24に書き込まれる。GDC22は
画面データをVRAM24に記憶させると共に、表示タ
イミング信号を発生してモニタ28に出力し、また、V
RAM24に記憶されている画面データを読み出す信号
を出力する。VRAM24から読み出されたデータの出
力は、パレットDAC26でアナログRGB信号に変換
されモニタ28にて画像として表示される。
【0016】CPU12は、上述したモニタによる画像
表示と併せて、或いは、独立して上記地図データから抽
出した制御信号(例えば、「500m先を左折」との音
声信号に変換される制御信号)を音声出力装置36に与
える。該音声出力装置36は、制御信号を音声信号に変
換してスピーカ38から出力させる。
表示と併せて、或いは、独立して上記地図データから抽
出した制御信号(例えば、「500m先を左折」との音
声信号に変換される制御信号)を音声出力装置36に与
える。該音声出力装置36は、制御信号を音声信号に変
換してスピーカ38から出力させる。
【0017】ROM14は、CPU12の作業手順(プ
ログラム)や固定データが記憶されたメモリである。ま
た、RAM16は、CPU12が各種の処理を進める際
に必要に応じて使用する作業用メモリである。入力装置
20は、目的地の電話番号等を入力するためのテンキー
を備え、使用者が指によりキーを押圧することにより車
載用ナビゲーション装置の目的地の設定及び操作を行う
装置であって、操作に応じた信号をCPU12へ送出す
る。同様に、音声識別装置32は、マイク34を介して
入力された使用者の音声(例えば、「0332334×
×3」等の電話番号)或いはトーン音を識別し、数字等
に変換した信号をCPU12へ送出する。
ログラム)や固定データが記憶されたメモリである。ま
た、RAM16は、CPU12が各種の処理を進める際
に必要に応じて使用する作業用メモリである。入力装置
20は、目的地の電話番号等を入力するためのテンキー
を備え、使用者が指によりキーを押圧することにより車
載用ナビゲーション装置の目的地の設定及び操作を行う
装置であって、操作に応じた信号をCPU12へ送出す
る。同様に、音声識別装置32は、マイク34を介して
入力された使用者の音声(例えば、「0332334×
×3」等の電話番号)或いはトーン音を識別し、数字等
に変換した信号をCPU12へ送出する。
【0018】次に、第1実施例に係る車載用ナビゲーシ
ョン装置の目的地設定の動作を図2、図3、図4及び図
5のフローチャートを参照して説明する。CPU12
は、先ず、入力装置20の目的地設定のスイッチ(図示
せず)が操作されたか否かを判断する(S21)。ここ
で、運転者が、ナビゲーション装置の目的地の設定を開
始するために、該スイッチを押すと(S21がYe
s)、CPU12は、引き続き、目的地をキー入力する
ための入力装置20のテンキー(図示せず)が操作され
たかを判断する(S22)。ここで、運転者が、出発前
に目的地の電話番号を入力するために該テンキーを操作
すると(S22がYes)、キー入力処理が行われる
(S30)。
ョン装置の目的地設定の動作を図2、図3、図4及び図
5のフローチャートを参照して説明する。CPU12
は、先ず、入力装置20の目的地設定のスイッチ(図示
せず)が操作されたか否かを判断する(S21)。ここ
で、運転者が、ナビゲーション装置の目的地の設定を開
始するために、該スイッチを押すと(S21がYe
s)、CPU12は、引き続き、目的地をキー入力する
ための入力装置20のテンキー(図示せず)が操作され
たかを判断する(S22)。ここで、運転者が、出発前
に目的地の電話番号を入力するために該テンキーを操作
すると(S22がYes)、キー入力処理が行われる
(S30)。
【0019】このキー入力処理(S30)について、当
該キー入力処理のサブルーチンを示す図3を参照して説
明する。運転者が、テンキーの0332334××3を
順次押圧して行くと、CPU12にこの番号が入力され
る(S31)。この際に、CPU12は、入力された電
話番号をモニタ28に表示して、運転者が視認できるよ
うにする。そして、番号が市街局番を示す03から始ま
って以下8桁が入力されると、電話番号の入力完了と判
断して(S32がYes)、当該キー入力処理を完了す
る。
該キー入力処理のサブルーチンを示す図3を参照して説
明する。運転者が、テンキーの0332334××3を
順次押圧して行くと、CPU12にこの番号が入力され
る(S31)。この際に、CPU12は、入力された電
話番号をモニタ28に表示して、運転者が視認できるよ
うにする。そして、番号が市街局番を示す03から始ま
って以下8桁が入力されると、電話番号の入力完了と判
断して(S32がYes)、当該キー入力処理を完了す
る。
【0020】引き続き、CPU12は、CDROMプレ
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(図2に示す
S24)。次に、CPU12は、GPS受信機18の測
位した現在位置を取り込み、現在位置を含む地図を選択
し、CDROMプレーヤ30によってCDROMをアク
セスさせ、該選択された地図データを読み出させる。そ
して、CPU12は、該現在位置から目的位置までの経
路を探査し、上記読み出した地図データ上に車両の現在
位置を指示した地図を、モニタ28上に表示することに
よりナビゲーションを実行する(S25)。そして、目
的地に到着することにより(S26がYes)、全ての
処理が完了する。
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(図2に示す
S24)。次に、CPU12は、GPS受信機18の測
位した現在位置を取り込み、現在位置を含む地図を選択
し、CDROMプレーヤ30によってCDROMをアク
セスさせ、該選択された地図データを読み出させる。そ
して、CPU12は、該現在位置から目的位置までの経
路を探査し、上記読み出した地図データ上に車両の現在
位置を指示した地図を、モニタ28上に表示することに
よりナビゲーションを実行する(S25)。そして、目
的地に到着することにより(S26がYes)、全ての
処理が完了する。
【0021】次に、運転者が、運転中に目的地を変更す
るために音声により目的地を設定する場合の処理につい
て説明する。運転者が目的地を変更するために、入力装
置20の目的地設定のスイッチを押圧すると、CPU1
2によるスイッチオンかの判断(S21)がYesとな
り、キー操作に待機する(S22)。ここでは、運転者
が、電話番号の音声による入力を開始すると、キー操作
有りの判断(S22)がNoとなり、また、入力が音声
かの判断(S23)がYesとなり、音声入力処理が行
われる(S40)。
るために音声により目的地を設定する場合の処理につい
て説明する。運転者が目的地を変更するために、入力装
置20の目的地設定のスイッチを押圧すると、CPU1
2によるスイッチオンかの判断(S21)がYesとな
り、キー操作に待機する(S22)。ここでは、運転者
が、電話番号の音声による入力を開始すると、キー操作
有りの判断(S22)がNoとなり、また、入力が音声
かの判断(S23)がYesとなり、音声入力処理が行
われる(S40)。
【0022】この音声入力処理(S40)について、当
該音声入力処理のサブルーチンを示す図4を参照して説
明する。運転者は、目的地の電話番号0332334×
×3を“ゼロ”、“サン”、“サン”・・・というよう
に、音声識別装置32のマイク34に向かって一つづつ
発声していくと、この発声音を音声識別装置32が03
32334××3の番号として識別してCPU12へ送
出する。CPU12は、この音声識別装置32からの番
号を入力し(S41)、入力された電話番号をモニタ2
8に表示して運転者に確認を促す。そして、番号が03
から始まって以下8桁が入力されると、電話番号の入力
完了と判断して(S42がYes)、電話番号の確認を
運転者に求める(S43)。ここでは、音声出力装置3
6へ信号を送り、スピーカ34から「目的地の電話番号
は、0332334××3でよいですか、よければハイ
と、間違っていればイイエとお答え下さい」との音声を
発する。これに応答して、運転者が“ハイ”と答えれ
ば、確認されたものとして(S44がYes)、当該音
声入力処理を完了する。他方、運転者が“イイエ”と答
えた場合には(S44がNo)、ステップ41へ戻り再
度電話番号を入力させる。
該音声入力処理のサブルーチンを示す図4を参照して説
明する。運転者は、目的地の電話番号0332334×
×3を“ゼロ”、“サン”、“サン”・・・というよう
に、音声識別装置32のマイク34に向かって一つづつ
発声していくと、この発声音を音声識別装置32が03
32334××3の番号として識別してCPU12へ送
出する。CPU12は、この音声識別装置32からの番
号を入力し(S41)、入力された電話番号をモニタ2
8に表示して運転者に確認を促す。そして、番号が03
から始まって以下8桁が入力されると、電話番号の入力
完了と判断して(S42がYes)、電話番号の確認を
運転者に求める(S43)。ここでは、音声出力装置3
6へ信号を送り、スピーカ34から「目的地の電話番号
は、0332334××3でよいですか、よければハイ
と、間違っていればイイエとお答え下さい」との音声を
発する。これに応答して、運転者が“ハイ”と答えれ
ば、確認されたものとして(S44がYes)、当該音
声入力処理を完了する。他方、運転者が“イイエ”と答
えた場合には(S44がNo)、ステップ41へ戻り再
度電話番号を入力させる。
【0023】引き続き、CPU12は、CDROMプレ
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(S24)。
そして、上述したようにナビゲーションを実行し(S2
5)、目的地に到着することにより(S26がYe
s)、全ての処理が完了する。
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(S24)。
そして、上述したようにナビゲーションを実行し(S2
5)、目的地に到着することにより(S26がYe
s)、全ての処理が完了する。
【0024】ここで、運転中に目的地を変更する際に、
電話番号のトーン入力により目的地を設定する場合の処
理について説明する。ここでは、運転者が、トーン入力
機能を有する腕時計を付けているものとする。ここで、
トーン入力機能とは、機能スイッチ(図示せず)を押す
ことで、予め設定された電話番号のトーン音を再生する
機能で、例えば、自宅に電話しようとする者が、プッシ
ュホンの受話器を挙げてスピーカの傍で、機能スイッチ
を押すことで、設定されている電話番号のトーン音を再
生し、該プッシュホーンのテンキーを操作しなくとも電
話が掛けられるというものである。
電話番号のトーン入力により目的地を設定する場合の処
理について説明する。ここでは、運転者が、トーン入力
機能を有する腕時計を付けているものとする。ここで、
トーン入力機能とは、機能スイッチ(図示せず)を押す
ことで、予め設定された電話番号のトーン音を再生する
機能で、例えば、自宅に電話しようとする者が、プッシ
ュホンの受話器を挙げてスピーカの傍で、機能スイッチ
を押すことで、設定されている電話番号のトーン音を再
生し、該プッシュホーンのテンキーを操作しなくとも電
話が掛けられるというものである。
【0025】運転者が目的地を変更するために、入力装
置20の目的地設定のスイッチを押圧すると、CPU1
2によるスイッチオンかの判断(S21)がYesとな
り、キー操作に待機する(S22)。ここで、運転者
は、上述した腕時計の機能スイッチを押し、自宅の電話
番号のトーン音を再生させる。このトーン音が入力され
ると、キー操作有りの判断(S22)がNoとなり、ま
た、入力が音声かの判断(S23)がNoとなり、トー
ン入力処理が行われる(S50)。
置20の目的地設定のスイッチを押圧すると、CPU1
2によるスイッチオンかの判断(S21)がYesとな
り、キー操作に待機する(S22)。ここで、運転者
は、上述した腕時計の機能スイッチを押し、自宅の電話
番号のトーン音を再生させる。このトーン音が入力され
ると、キー操作有りの判断(S22)がNoとなり、ま
た、入力が音声かの判断(S23)がNoとなり、トー
ン入力処理が行われる(S50)。
【0026】このトーン入力処理(S50)について、
当該トーン入力処理のサブルーチンを示す図5を参照し
て説明する。上述した腕時計から目的地の電話番号03
32334××3のトーン音が発せられると、このトー
ン音を音声識別装置32が0332334××3の番号
として識別してCPU12へ送出する。CPU12は、
音声識別装置32からの番号を入力する(S51)。そ
して、番号が03から始まって以下8桁が入力される
と、電話番号の入力完了と判断して(S52がYe
s)、入力された電話番号の確認を運転者に求める(S
53)。ここでは、音声出力装置36に信号を送り、ス
ピーカ34から「目的地の電話番号は、0332334
××3でよいですか、よければハイと、間違っていれば
イイエとお答え下さい」との音声を発する。これに応答
して、運転者が“ハイ”と答えれば、確認されたものと
して(S54がYes)、当該音声入力処理を完了す
る。
当該トーン入力処理のサブルーチンを示す図5を参照し
て説明する。上述した腕時計から目的地の電話番号03
32334××3のトーン音が発せられると、このトー
ン音を音声識別装置32が0332334××3の番号
として識別してCPU12へ送出する。CPU12は、
音声識別装置32からの番号を入力する(S51)。そ
して、番号が03から始まって以下8桁が入力される
と、電話番号の入力完了と判断して(S52がYe
s)、入力された電話番号の確認を運転者に求める(S
53)。ここでは、音声出力装置36に信号を送り、ス
ピーカ34から「目的地の電話番号は、0332334
××3でよいですか、よければハイと、間違っていれば
イイエとお答え下さい」との音声を発する。これに応答
して、運転者が“ハイ”と答えれば、確認されたものと
して(S54がYes)、当該音声入力処理を完了す
る。
【0027】引き続き、CPU12は、CDROMプレ
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(S24)。
そして、上述したようにナビゲーションを実行し(S2
5)、目的地(自宅)に到着することにより(S26が
Yes)、全ての処理が完了する。
ーヤ30を駆動し、入力された電話番号「033233
4××3」に対応する位置(緯度経度)を、CDROM
に保持されている位置データから検索する(S24)。
そして、上述したようにナビゲーションを実行し(S2
5)、目的地(自宅)に到着することにより(S26が
Yes)、全ての処理が完了する。
【0028】この第1実施例のナビゲーション装置で
は、音声識別装置に、電話番号をトーン音で入力させる
ために、識別率をほぼ100%に高めることができる。
また、音声認識の登録を行った以外の者では、音声によ
り電話番号を発呼しても、認識率が低く入力が困難であ
るが、トーン音を発声し得る時計、電子手帳、トーンダ
イヤラー等を用いることで容易に目的地を設定すること
ができる。また、上述した第1実施例では、入力された
電話番号を音声によって復唱することで確認を求めた
が、入力された電話番号に対応する場所(例えば会社
名)を検索し、会社名等によって確認を求めるようにす
ることも好適である。
は、音声識別装置に、電話番号をトーン音で入力させる
ために、識別率をほぼ100%に高めることができる。
また、音声認識の登録を行った以外の者では、音声によ
り電話番号を発呼しても、認識率が低く入力が困難であ
るが、トーン音を発声し得る時計、電子手帳、トーンダ
イヤラー等を用いることで容易に目的地を設定すること
ができる。また、上述した第1実施例では、入力された
電話番号を音声によって復唱することで確認を求めた
が、入力された電話番号に対応する場所(例えば会社
名)を検索し、会社名等によって確認を求めるようにす
ることも好適である。
【0029】なお、上述した第1実施例では、発呼によ
り入力された電話番号と、トーン音により入力された電
話番号とを音声識別装置32により識別した。この音声
識別装置32の代わりに、例えば、1チップのICから
成るトーン音のみを識別するトーン音識別装置を用い、
トーン音による電話番号の入力のみを行うよう構成する
ことでナビゲーション装置を廉価に構成することも可能
である。この場合には、入力する者の音声登録が不要で
あるため初期設定に時間がかからないという利点もあ
る。
り入力された電話番号と、トーン音により入力された電
話番号とを音声識別装置32により識別した。この音声
識別装置32の代わりに、例えば、1チップのICから
成るトーン音のみを識別するトーン音識別装置を用い、
トーン音による電話番号の入力のみを行うよう構成する
ことでナビゲーション装置を廉価に構成することも可能
である。この場合には、入力する者の音声登録が不要で
あるため初期設定に時間がかからないという利点もあ
る。
【0030】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図1を参照して前述した第1実施例では、入力され
た音声を識別する音声識別装置32が設けられていた
が、この第2実施例では、この代わりに、入力されたト
ーン音を識別するトーン音識別装置が配置されている。
この点を除き第1実施例と同様であるため、第2実施例
の説明においても図1を参照すると共に電気的構成の説
明を省略する。また、上述した第1実施例では、目的地
の設定を電話番号のトーン音によって行ったが、この第
2実施例では、目的地の位置の設定をトーン音によって
行う。
る。図1を参照して前述した第1実施例では、入力され
た音声を識別する音声識別装置32が設けられていた
が、この第2実施例では、この代わりに、入力されたト
ーン音を識別するトーン音識別装置が配置されている。
この点を除き第1実施例と同様であるため、第2実施例
の説明においても図1を参照すると共に電気的構成の説
明を省略する。また、上述した第1実施例では、目的地
の設定を電話番号のトーン音によって行ったが、この第
2実施例では、目的地の位置の設定をトーン音によって
行う。
【0031】即ち、この第2実施例ではトーン音によっ
て東経及び北緯を入力する。このトーン入力には、図6
に示すような電話番号入力用のトーンダイヤラー60を
用いる。このトーンダイヤラー60は、1〜0、*、#
のテンキー62と、メモリキー64、発信キー66、及
び、液晶板68が備えられ、メモリキー64を押すこと
により予め設定された番号が順次検索されて該液晶板6
8に表示され、発信キー66を押圧することにより、該
検索された番号のトーン音が発せられるよう構成されて
いる。ここでは、目的地の北緯45度42分30秒、東
経135度31分34秒に対応させた、4542301
353134番が設定されているものとする。
て東経及び北緯を入力する。このトーン入力には、図6
に示すような電話番号入力用のトーンダイヤラー60を
用いる。このトーンダイヤラー60は、1〜0、*、#
のテンキー62と、メモリキー64、発信キー66、及
び、液晶板68が備えられ、メモリキー64を押すこと
により予め設定された番号が順次検索されて該液晶板6
8に表示され、発信キー66を押圧することにより、該
検索された番号のトーン音が発せられるよう構成されて
いる。ここでは、目的地の北緯45度42分30秒、東
経135度31分34秒に対応させた、4542301
353134番が設定されているものとする。
【0032】この第2実施例のナビゲーション装置の目
的地設定の動作を図7、図8及び図9のフローチャート
を参照して説明する。CPU12は、先ず、入力装置2
0の目的地設定のスイッチ(図示せず)が操作されたか
否かを判断する(S71)。ここで、運転者が、ナビゲ
ーション装置の目的地の設定を開始するために、該スイ
ッチを押すと(S71がYes)、CPU12は、引き
続き、目的地をキー入力するための入力装置20のテン
キー(図示せず)の操作が有るか否かを判断する(S7
2)。ここで、運転者が、目的地の北緯東経を入力する
ために該テンキーを操作すると(S72がYes)、キ
ー入力処理が行われる(S80)。
的地設定の動作を図7、図8及び図9のフローチャート
を参照して説明する。CPU12は、先ず、入力装置2
0の目的地設定のスイッチ(図示せず)が操作されたか
否かを判断する(S71)。ここで、運転者が、ナビゲ
ーション装置の目的地の設定を開始するために、該スイ
ッチを押すと(S71がYes)、CPU12は、引き
続き、目的地をキー入力するための入力装置20のテン
キー(図示せず)の操作が有るか否かを判断する(S7
2)。ここで、運転者が、目的地の北緯東経を入力する
ために該テンキーを操作すると(S72がYes)、キ
ー入力処理が行われる(S80)。
【0033】このキー入力処理(S80)について、当
該キー入力処理のサブルーチンを示す図8を参照して説
明する。運転者が、北緯に相当するテンキー45423
0を順次押圧していくと、CPU12はこの値を入力し
ていく(S81)。この際に、入力された北緯をモニタ
28に表示して、運転者が確認できるようにする。そし
て、6桁が入力されると、北緯の入力完了と判断し(S
82がYes)、引き続き、運転者によって成される東
経に相当するテンキー1353134の押圧による値を
入力していく(S83)。そして、7桁が入力される
と、東経の入力完了と判断し(S84がYes)、当該
キー入力処理を完了する。
該キー入力処理のサブルーチンを示す図8を参照して説
明する。運転者が、北緯に相当するテンキー45423
0を順次押圧していくと、CPU12はこの値を入力し
ていく(S81)。この際に、入力された北緯をモニタ
28に表示して、運転者が確認できるようにする。そし
て、6桁が入力されると、北緯の入力完了と判断し(S
82がYes)、引き続き、運転者によって成される東
経に相当するテンキー1353134の押圧による値を
入力していく(S83)。そして、7桁が入力される
と、東経の入力完了と判断し(S84がYes)、当該
キー入力処理を完了する。
【0034】引き続き、CPU12は、GPS受信機1
8の測位した現在位置を取り込み、現在位置を含む地図
を選択し、CDROMプレーヤ30によってCDROM
をアクセスさせ、該選択された地図データを読み出させ
る。次に、CPU12は、該現在位置から上記キー入力
処理により設定された北緯東経の目的位置までの経路を
探査し、上記読み出した地図データ上に車両の現在位置
を指示した地図を、モニタ28上に表示することにより
ナビゲーションを実行する(S75)。そして、目的地
に到着することにより(S76がYes)、全ての処理
が完了する。
8の測位した現在位置を取り込み、現在位置を含む地図
を選択し、CDROMプレーヤ30によってCDROM
をアクセスさせ、該選択された地図データを読み出させ
る。次に、CPU12は、該現在位置から上記キー入力
処理により設定された北緯東経の目的位置までの経路を
探査し、上記読み出した地図データ上に車両の現在位置
を指示した地図を、モニタ28上に表示することにより
ナビゲーションを実行する(S75)。そして、目的地
に到着することにより(S76がYes)、全ての処理
が完了する。
【0035】次に、運転者が、運転中に目的地を変更す
るために図6に示すトーンダイヤラー50により目的地
を設定する場合の処理について説明する。運転者が目的
地を変更するために、入力装置20の目的地設定のスイ
ッチを押圧すると、CPU12によるスイッチオンかの
判断(S71がYes)となり、キー操作に待機する
(S72)。ここでは、運転者が、トーンダイヤラー5
0を操作して、目的地の北緯東経のトーン音を発せさせ
ると、キー操作有りの判断(S72)がNoとなり、ト
ーン入力処理が行われる(S90)。
るために図6に示すトーンダイヤラー50により目的地
を設定する場合の処理について説明する。運転者が目的
地を変更するために、入力装置20の目的地設定のスイ
ッチを押圧すると、CPU12によるスイッチオンかの
判断(S71がYes)となり、キー操作に待機する
(S72)。ここでは、運転者が、トーンダイヤラー5
0を操作して、目的地の北緯東経のトーン音を発せさせ
ると、キー操作有りの判断(S72)がNoとなり、ト
ーン入力処理が行われる(S90)。
【0036】このトーン入力処理(S90)について、
当該トーン入力処理のサブルーチンを示す図9を参照し
て説明する。上述したトーンダイヤラー50から目的地
の北緯東経に相当する4542301353134のト
ーン音が発せられると、このトーン音をトーン音識別装
置が4542301353134の数字として識別して
CPU12へ送出する。CPU12は、トーン音識別装
置からの数字を入力する(S91)。そして、13桁の
数字が入力されると、北緯東経の入力完了と判断して
(S92がYes)、北緯東経の確認を入力を行った運
転者に求める(S93)。ここでは、音声出力装置36
に信号を送り、スピーカ34から「目的地は北緯45度
42分30秒、東経135度31分34秒でよいです
か、よければハイと、間違っていればイイエとお答え下
さい」との音声を発する。これに応答して、運転者が
“ハイ”と答えれば、確認されたものとして(S94が
Yes)、当該音声入力処理を完了する。
当該トーン入力処理のサブルーチンを示す図9を参照し
て説明する。上述したトーンダイヤラー50から目的地
の北緯東経に相当する4542301353134のト
ーン音が発せられると、このトーン音をトーン音識別装
置が4542301353134の数字として識別して
CPU12へ送出する。CPU12は、トーン音識別装
置からの数字を入力する(S91)。そして、13桁の
数字が入力されると、北緯東経の入力完了と判断して
(S92がYes)、北緯東経の確認を入力を行った運
転者に求める(S93)。ここでは、音声出力装置36
に信号を送り、スピーカ34から「目的地は北緯45度
42分30秒、東経135度31分34秒でよいです
か、よければハイと、間違っていればイイエとお答え下
さい」との音声を発する。これに応答して、運転者が
“ハイ”と答えれば、確認されたものとして(S94が
Yes)、当該音声入力処理を完了する。
【0037】引き続き、CPU12は、CDROMプレ
ーヤ30を駆動し、入力された北緯東経に相当する位置
の地図を、CDROMに保持されている地図データから
検索する(S74)。そして、上述したようにナビゲー
ションを実行し(S75)、目的地(自宅)に到着する
ことにより(S76がYes)、全ての処理が完了す
る。
ーヤ30を駆動し、入力された北緯東経に相当する位置
の地図を、CDROMに保持されている地図データから
検索する(S74)。そして、上述したようにナビゲー
ションを実行し(S75)、目的地(自宅)に到着する
ことにより(S76がYes)、全ての処理が完了す
る。
【0038】ここで、上述した第2実施例では、トーン
ダイヤラー50から入力されたトーン音をトーン音識別
装置32にて識別したが、この代わりに、第1実施例と
同様に音声識別装置によって識別させるよう構成するこ
とも可能である。また、北緯東経の入力は、一定のエリ
ア内(同一度数の北緯、東経)であるなら度を省略し
て、分、秒によって行うよう構成することもできる。
ダイヤラー50から入力されたトーン音をトーン音識別
装置32にて識別したが、この代わりに、第1実施例と
同様に音声識別装置によって識別させるよう構成するこ
とも可能である。また、北緯東経の入力は、一定のエリ
ア内(同一度数の北緯、東経)であるなら度を省略し
て、分、秒によって行うよう構成することもできる。
【0039】また、上述した第1実施例では腕時計で、
また、第2実施例ではトーンダイヤラー50で目的地の
設定を行ったが、トーン音を発声し得る装置であれは、
電子手帳、携帯電話等の他の装置を用い得ることはいう
までもない。
また、第2実施例ではトーンダイヤラー50で目的地の
設定を行ったが、トーン音を発声し得る装置であれは、
電子手帳、携帯電話等の他の装置を用い得ることはいう
までもない。
【0040】
【効果】以上記述したように請求項1の車載用ナビゲー
ション装置においては、トーン入力識別手段及び音声手
段手段によって目的地の電話番号を識別するため、トー
ン音、音声のいずれでも目的地の設定を行うことがで
き、目的地の入力が容易となる。しかも、トーン音は、
特定された音質であるため、人間の音声とは異なり、誤
認識が基本的にないので、確実且つ安定に認識される。
このため、使用者は、安心感、確実感を持つことが可能
となる。また、請求項2の車載用ナビゲーション装置に
おいては、トーン入力識別手段によって目的地の電話番
号をトーン音で識別させるため、音声識別のための装置
を廉価に構成することができると共に、入力する者の音
声登録が不要であり、また、システムの冗長性を省略し
て目的地の入力を容易且つ確実に行うことができる。更
に、請求項3の車載用ナビゲーション装置においては、
画像情報制御装置によって目的地の電話番号をトーン音
で識別させるため、音声識別のための装置を廉価に構成
することができると共に、入力する者の音声登録が不要
であり、また、目的地の入力を容易且つ確実に行うこと
ができる。また、画像による目的地の認識、指定をシス
テムの冗長性をなくして確実に行うことができる。
ション装置においては、トーン入力識別手段及び音声手
段手段によって目的地の電話番号を識別するため、トー
ン音、音声のいずれでも目的地の設定を行うことがで
き、目的地の入力が容易となる。しかも、トーン音は、
特定された音質であるため、人間の音声とは異なり、誤
認識が基本的にないので、確実且つ安定に認識される。
このため、使用者は、安心感、確実感を持つことが可能
となる。また、請求項2の車載用ナビゲーション装置に
おいては、トーン入力識別手段によって目的地の電話番
号をトーン音で識別させるため、音声識別のための装置
を廉価に構成することができると共に、入力する者の音
声登録が不要であり、また、システムの冗長性を省略し
て目的地の入力を容易且つ確実に行うことができる。更
に、請求項3の車載用ナビゲーション装置においては、
画像情報制御装置によって目的地の電話番号をトーン音
で識別させるため、音声識別のための装置を廉価に構成
することができると共に、入力する者の音声登録が不要
であり、また、目的地の入力を容易且つ確実に行うこと
ができる。また、画像による目的地の認識、指定をシス
テムの冗長性をなくして確実に行うことができる。
【図1】本発明の1実施例に係る車載用ナビゲーション
装置の電気的構成を示すブロック図である。
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係るナビゲーション装置の目的地
設定のメインルーチンを示すフローチャートである。
設定のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図3】図2に示すフローチャートのキー入力処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2に示すフローチャートの音声入力処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図2に示すフローチャートのトーン入力処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】トーン入力用のトーンダイヤラーの平面図であ
る。
る。
【図7】第2実施例に係るナビゲーション装置の目的地
設定のメインルーチンを示すフローチャートである。
設定のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図7に示すフローチャートのキー入力処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図7に示すフローチャートのトーン入力処理の
サブルーチンを示すフローチャートである。
サブルーチンを示すフローチャートである。
12 CPU 18 GPS受信機 28 モニタ 30 CDROMプレーヤ 32 音声識別装置 50 トーンダイヤラー
Claims (3)
- 【請求項1】 現在地から目的地への経路を案内する車
載用ナビゲーション装置において、 電話番号と地理上の位置とを対応づけて記憶する記憶手
段と、 電話番号の入力があったときは、前記記憶手段から対応
する地理上の位置を目的地として設定する目的地設定手
段と、 音声入力をするためのマイクと、 前記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに
対応した電話番号を前記目的地設定手段に入力するトー
ン入力識別手段と、 前記マイクから電話番号の音声が入力されたときは、該
音声認識された電話番号を前記目的地設定手段に入力す
る音声識別手段と、 を有することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 【請求項2】 現在地から目的地への経路を案内する車
載用ナビゲーション装置において、 電話番号と地理上の位置とを対応づけて記憶する記憶手
段と、 電話番号の入力があったときは、前記記憶手段から対応
する地理上の位置を目的地として設定する目的地設定手
段と、 音声入力をするためのマイクと、 前記マイクから音声入力されたときは、入力された音声
に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、 前記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに
対応した電話番号を前記目的地設定手段に入力するトー
ン入力識別手段と、 を有することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。 - 【請求項3】 現在地から目的地への経路を案内する車
載用ナビゲーション装置において、 電話番号に対応させた地理上の位置及び地図情報を記憶
する記憶手段と、 電話番号の入力があったときは、前記記憶手段から対応
する地理上の位置を目的地として設定する目的地設定手
段と、 画像情報を表示する画像情報表示装置と、 音声入力をするためのマイクと、 前記マイクから音声入力がされたときには、入力された
音声に対応した操作命令を識別する音声認識手段と、 前記マイクからトーン入力がされたときは、該トーンに
対応した電話番号に対応する地理上の位置を含む地図情
報を前記画像表示装置に表示する画像情報制御装置と、 を有することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7141072A JPH08313292A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 車載用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7141072A JPH08313292A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 車載用ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313292A true JPH08313292A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15283587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7141072A Pending JPH08313292A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 車載用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08313292A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1138994A (ja) * | 1997-07-17 | 1999-02-12 | Denso Corp | 音声認識装置及びナビゲーションシステム |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP7141072A patent/JPH08313292A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1138994A (ja) * | 1997-07-17 | 1999-02-12 | Denso Corp | 音声認識装置及びナビゲーションシステム |
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