JPH08313205A - 斜入射干渉計装置 - Google Patents

斜入射干渉計装置

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JPH08313205A
JPH08313205A JP7146931A JP14693195A JPH08313205A JP H08313205 A JPH08313205 A JP H08313205A JP 7146931 A JP7146931 A JP 7146931A JP 14693195 A JP14693195 A JP 14693195A JP H08313205 A JPH08313205 A JP H08313205A
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light
diffraction grating
interference fringes
image
subject
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JP7146931A
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Masatoshi Hizuka
正敏 肥塚
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02015Interferometers characterised by the beam path configuration
    • G01B9/02022Interferometers characterised by the beam path configuration contacting one object by grazing incidence
    • GPHYSICS
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    • G01B9/02032Interferometers characterised by the beam path configuration generating a spatial carrier frequency, e.g. by creating lateral or angular offset between reference and object beam
    • GPHYSICS
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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の回折格子または第2の回折格子の一方
をフリンジスキャニング用の駆動手段により、光源から
の光の直進方向と直交する方向に微小量移動させること
によって、斜入射干渉計を用いてフリンジスキャニング
法による被検体の測定を可能にする。 【構成】 レーザ光源20からのレーザ光を直進透過
光、即ち0次光L1 と+1次回折光L2 とに分ける第1
の回折格子26は枠体40に装着することにより、回折
格子アセンブリ41が形成され、この回折格子アセンブ
リ41は、その左右の両側と、定盤42における取付部
42aの段差部分との間に掛け渡すように設けた所要枚
数の板ばね43aを積層した支持部材43に支持され、
フリンジスキャニング用の駆動手段としての圧電素子ア
クチュエータ45により上下動するようになっている。
第1の回折格子26がレーザ光源20からの入射光路に
直交する方向に移動させると、被検体28に入射される
+1次回折光L2 の位相がシフトして、撮像手段32に
より撮影される干渉縞が所定量移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の干渉作用を利用し
て被検体の表面状態の検査を行う干渉計装置において、
被検体に対して斜め方向から光を入射させるようにした
斜入射干渉計装置に関するものであり、特にこの斜入射
干渉計装置において、フリンジスキャニングを行えるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】光学部品等の表面形状を非接触で精密に
測定するために干渉計が用いられる。この干渉計の代表
的なものとしては、図3に示したようなフィゾー型の干
渉計がある。
【0003】図中において、干渉計1は、レーザ光源2
を有し、このレーザ光源2,反射ミラー3,発散レンズ
4及びピンホール5を備え、レーザ光源2からのレーザ
ビームは、反射ミラー3によって90°曲折せしめられ
て、発散レンズ4を通り、この発散レンズ4の集光位置
に配置したピンホール5を通過後に発散してそのスポッ
ト径を広げながら、ビームスプリッタ6に反射して再び
90°方向を転換して、レーザ光源2から出射方向とは
反対方向に向けて進行し、コリメータレンズ7により平
行光束化されて、その前方に設けた基準板8に入射され
る。
【0004】基準板8は、その入射面8aとは反対面が
例えば精密に仕上げられた平面形状の基準面8bとなっ
ており、入射面8aは反射防止コーティングが施されて
いる。基準板8に入射されたレーザビームはその基準面
8bで一部が反射し、他はこの基準板8を透過してその
前方位置にセットされている被検体9の被検面9aに入
射され、その一部がこの被検面9aで反射する。そし
て、この被検面9aからの反射光と基準板8の基準面8
bからの反射光とが干渉し合って干渉縞が生じる。この
ように干渉縞を有する反射光はコリメータレンズ7及び
ビームスプリッタ6を透過して、スクリーン10に投影
され、この干渉縞画像は干渉縞結像用レンズ11を介し
て撮像手段12に入射され、この撮像手段12により干
渉縞の撮影が行われ、その映像がモニタ装置に表示でき
るようになっている。
【0005】以上のように構成することによって、被検
体9の被検面9aの表面精度が完璧であれば、即ち基準
板8bと完全に同一の形状に仕上げられておれば、干渉
縞は0本であり、被検面9aの精度の低下に応じて観察
される干渉縞の本数が増加ずる。従って、干渉縞の数を
計数すれば、被検体9の被検面9aの表面精度を測定で
きる。
【0006】ところで、干渉縞を観察により、被検面9
aの全体形状を把握できるものの、局所的な凹凸やうね
り等のデータは得られない。このように、被検面9aに
おける局所的な面精度を測定するには、位相シフト法を
用いた、所謂フリンジスキャニングを行うように構成す
れば良い。ここで、フリンジスキャニング法は、基準面
を微小量動かすことによって、干渉縞を移動させて、各
点における光の強度変化を検出し、これら各点の位相関
係を求める解析方法である。
【0007】図3の装置において、フリンジスキャニン
グを行わせるには、基準板8または被検体9のいずれか
を光軸方向に微小量ずつ移動させる。ここで、レーザ光
源2の光線の波長をλとした時に、被検体9の被検面9
aにおける凹凸の差に対して、λ/2の距離毎に1本の
干渉縞が観察されることから、前述した基準板8または
被検体9の移動ストロークは、このλ/2にする必要が
ある。従って、レーザ光源2として、He−Neレーザ
を用いた場合には、その波長が632.8nmであるか
ら、それの1/2の距離、即ち316.4nmを、例え
ば79nmのピッチで、4段階にわたってストロークさ
せ、それぞれの干渉縞画像を撮像手段12で撮影して、
この撮像手段12における各ピクセル毎の光の強度を検
出し、それらを所定の手法に基づいて解析することによ
り、被検体の表面形状を等高線画像等、立体的に把握で
きる画像としてモニタに表示できる。
【0008】ところで、前述したフィゾー型の干渉計で
は、既に説明したように、被検体9の被検面9aにおけ
る凹凸の差に対して、λ/2の距離毎に1本の干渉縞が
観察されることから、例えば被検体9の被検面9aとし
て、形状変化が大きい場合には、感度が高くなり過ぎ
て、干渉縞密度が異常に高くなることから、実質的に測
定不能となってしまう。また、被検面9aに対して直射
方向に光を入射させることから、透明度の高い、即ち反
射率の低い被検体の測定を行うには、被検面からの反射
光の光量が極めて小さくなり、やはり測定不能な場合も
ある。
【0009】以上の点を考慮して、表面形状の変化の大
きな被検体や反射率の低い被検体の測定を行うのに適し
た干渉計として、所謂斜入射干渉計が用いられる。そこ
で、図4にこの斜入射干渉計の光学構成を示す。
【0010】同図において、20はレーザ光源であっ
て、このレーザ光源20からの光は反射プリズム21を
経て発散レンズ22及びピンホール23を介して反射ミ
ラー24により発散しながら引き回され、コリメータレ
ンズ25により平行光束化される。このコリメータレン
ズ25からの平行光束は、第1の回折格子26に入射さ
れることにより光の回折が生じる。
【0011】ここで、第1の回折格子26の出力側で
は、直進透過光、即ち0次光L1 と+1次回折光L2
が利用される。0次光L1 は参照光となり、+1次回折
光L2は試料台27に載置した被検体28に入射される
入射光となる。被検体28には、+1次回折光L2 が所
定の角度をもって照射されて、この被検体28の被検面
で反射して、この反射光が物体光L3 となる。そして、
これら物体光L3 と参照光L1 とが交差する位置には、
第2の回折格子29が設けられている。これら物体光L
3 と参照光L1 とは、この第2の回折格子29で再び回
折が生じるが、この第2の回折格子29には物体光が直
進透過する0次光L4 で、これと参照光の−1次回折光
5 とが重なり合う。従って、これら物体光の0次光L
4 と参照光の−1次回折光L5 との波面が相互に干渉す
ることになって、干渉縞が生成される。干渉縞を有する
光の光路には、フィゾー型干渉計と同様の干渉縞観察手
段が設けられている。即ち、この干渉縞を持った画像は
スクリーン30に投影され、このスクリーン30の画像
は干渉縞結像用レンズ31を介して撮像手段32に入射
され、この撮像手段32により干渉縞が撮影される。こ
こで、スクリーン30のスクリーン面は被検体28の被
検面と平行に配置され、干渉縞結像用レンズ31及び撮
像手段32は、スクリーン30に対面配設されている。
なお、33はアライメント用の受光素子である。
【0012】ここで、第1,第2の回折格子26,29
としては、例えばホログラム光学素子を用いることがで
きる。ここで、ホログラム光学素子は、ガラス基板上に
フォトレジスト膜を塗布し、このフォトレジスト膜を電
子ビームで走査させることによって、物体波と参照波と
の干渉縞と同等のホログラムパターンを露光した後、そ
れを現像することにより干渉縞を顕在化させた光学素子
である。このホログラム光学素子における干渉縞に参照
波と同じ再生波を入射すると、物体波が再生される。
【0013】以上の構成を有する斜入射干渉計を用いれ
ば、被検体28に対しては、斜め方向から光が入射され
ることから、この被検体28からの反射光量、即ち物体
光の光量が大きくなり、従って透明度が高い被検体でも
測定が可能になる。
【0014】しかも、図5に示したように、第1の回折
格子26の格子Gのピッチをdとしたときに、+1次回
折光の回折角度をθ、レーザ光源20の波長をλとする
と、一般に、sin θ/λ=1/dが成立する。被検体の
凹凸差をhとすると、この凹凸差hによって発生する+
1次回折光の光路差ΔIは、ΔI=2h・sinθとして表
される。そこで、この光路差により1本の干渉縞が発生
するとした場合には、ΔI=2h・sinθ=λとなり、h
=λ/2sin θ=d/2となる。従って、レーザ光源2
0からのレーザ光の波長λが632.8nmのものを用
い、また第1の回折格子26の格子Gのピッチ間隔dを
4μmとすると、+1次回折光の回折角度θが9.1°
となるから、感度は2μmとなる。従って、形状変化の
大きい被検体の表面測定を行うのに都合が良い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基準面と被
検面とが光軸と直交する状態にして対向配設されている
フィゾー型の干渉計では、基準面または被検面のいずれ
かを光軸方向に移動させれば、フリンジスキャニング法
による測定が可能であるが、斜入射干渉計の場合には、
被検面が光路に対して斜めに配置されていることから、
被検面等を光軸方向にずらすには、斜め方向に移動させ
なければならず、また被検面を移動させると、反射光路
の光軸も変化するために、複数の部材を動かさなければ
ならなくなる。以上のこと等から、斜入射干渉計を用い
て、フリンジスキャニング法による測定を行えるように
構成したものは知られていなかった。
【0016】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、斜入射干渉計を用い
てフリンジスキャニング法による測定を行えるようにす
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、第1の回折格子または第2の回折格
子の一方に、光源からの光の直進方向と直交する方向に
微小量移動させるフリンジスキャニング用の駆動手段を
設ける構成としたことをその特徴とするものである。
【0018】
【作用】例えば、第1の回折格子に駆動手段に連結し、
この駆動手段によって、この第1の回折格子を移動させ
ると、被検体に入射される+ 1次回折光の位相がシフト
する。そこで、この駆動手段を作動させない状態で、干
渉縞を撮影し、次に第1の回折格子を微小量ずつ複数回
にわたって動かして、その都度干渉縞を撮影して、これ
らの干渉縞画像の濃淡を検出することによって、被検体
の表面形状、特に微小凹凸やうねり等に関するデータを
取得できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1及び図2
に基づいて詳細に説明する。なお、干渉計そのものの構
成については、図4のものと実質的に変わるところがな
いので、その図示及び説明は省略する。そして、以下の
説明においては、第1の回折格子26を駆動するように
構成したものとして説明する。
【0020】図1に第1の回折格子26とその駆動機構
の構成が示されているが、その構成を説明する前に、図
2に基づいて、位相のシフトについて説明する。
【0021】図2において、26Gは第1の回折格子2
6における格子パターンであって、この格子パターン2
6Gが図中の実線の位置にあると、入射光LINに対し
て、この第1の回折格子26の直進透過光はLS 、+1
次回折光はLGSの光路を取る。この状態から、格子パタ
ーン26Gを矢印方向に移動させて、仮想線で示した位
置に変位させたとする。格子パターン26Gは、光軸と
直交する方向に動いているために、直進透過光の光路は
変わらずLS である。しかしながら、+1次回折光はL
GFになり、被検体28の位置Sにおいては、光路LGS
取った光と、LGFの光路を取った光とでは光路長が異な
っており、この光路長の差分だけ被検体28の位置Sで
の入射光の位相がシフトする。従って、第1の回折格子
26を上下方向、即ちレーザ光源20からの光の入射方
向と直交する方向に微小量移動させれば、フリンジスキ
ャニングが可能になる。
【0022】そこで、図1から明らかなように、第1の
回折格子26は、枠体40に装着することによって、回
折格子アセンブリ41が形成され、この回折格子アセン
ブリ41は、他の光学部材と共に定盤42に設けられる
が、この定盤42には直接連結されるのではなく、その
左右の両側と、定盤42における取付部42aの段差部
分との間に掛け渡すように設けた支持部材43に支持さ
れている。ここで、支持部材43は、回折格子アセンブ
リ41全重量の荷重によっては変形することなく、水平
状態に保持でき、しかも外力を作用させると、上方向に
変位可能なものであり、このために支持部材43は、所
要枚数の板ばね43aを積層してなるものであって、そ
れぞれ枠体40及び定盤42にボルト44等の固着手段
により固着されている。
【0023】回折格子アセンブリ41を上下させるため
に、フリンジスキャニング用の駆動手段としての圧電素
子アクチュエータ45を備えている。この圧電素子アク
チュエータ45は、圧電素子(図示せず)を内蔵した本
体部45aに伸長・縮小が可能なプッシャ45bを設け
てなるものであって、このプッシャ45bは、定盤42
の取付部42aにおける回折格子アセンブリ41におけ
る枠体40の中央位置に固着して設けた硬質部材からな
る受け板46に当接している。そして、プッシャ45b
は、本体部45a内の圧電素子に電圧を印加することに
よって、1μm以下の極微小ストロークの範囲内で、数
段階に伸縮変位するものである。なお、図1において、
47,47は、回折格子アセンブリ41をガイドするガ
イドポストであり、このガイドポスト47には、枠体4
0をガイドするガイド溝47aが設けられており、これ
により枠体40がストロークする際に、倒れ方向に変位
するのを防止できる。
【0024】以上のように構成することによって、試料
台27に被検体28をセットして、レーザ光源20から
のレーザ光を出射させることによって、被検体28の表
面状態の測定が行われる。圧電素子アクチュエータ45
を非作動状態にして、第1の回折格子26を所定の原点
位置に保持しておくことによって、干渉縞がスクリーン
30に結像して、この干渉縞画像が撮像手段32により
撮影されて、この干渉縞を観察することによって、被検
体28の表面状態の測定が行われる。
【0025】ここで、フリンジスキャニングを行うに
は、前述した第1の回折格子26の原点位置での干渉縞
画像の撮影を行った後に、圧電素子アクチュエータ45
における圧電素子に所定の電圧を印加してそれを変形さ
せることによって、プッシャ45bを所定長さ伸長させ
る。これによって、第1の回折格子26がレーザ光源2
0からの入射光路に直交する方向に移動するから、被検
体28に入射される+1次回折光L2 の位相がシフトす
る。この結果、撮像手段32により撮影される干渉縞が
所定量移動する。以下、圧電素子アクチュエータ45に
より複数段階で第1の回折格子26を押し上げて、各段
階での干渉縞画像を順次撮像手段32で撮影する。ここ
で、斜入射干渉計による感度を2μmとした時には、例
えば0.5μm毎のピッチ間隔で4段階にわたって押し
上げるようにすれば良い。
【0026】以上のようにして取得した複数の干渉縞画
像を、所定のアルゴリズムに沿って解析することによっ
て、被検体28の表面における局部的な凹凸やうねり等
の形状不均一部分等に関する情報を含んだ表示をモニタ
に出力できる。
【0027】なお、前述の実施例においては、第1の回
折格子26を動かすようにしたが、これに代えて第2の
回折格子を参照光の光軸と直交する方向に動かすように
しても良い。この場合には、参照光の位相がシフトす
る。また、フリンジスキャニング用アクチュエータとし
ては、移動ストロークが極めて小さいものであるから、
圧電素子を用いたものとしたが、他のアクチュエータ、
例えばステッピングモータとカムの組み合わせたもの等
で構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1の
回折格子または第2の回折格子の一方に、光源からの光
の直進方向と直交する方向に微小量移動させるフリンジ
スキャニング用の駆動手段を設ける構成としたので、斜
入射干渉計を用いてフリンジスキャニング法による被検
体の測定が可能になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフリンジスキャニング
機構の構成説明図である。
【図2】斜入射干渉計における被検体への入射光の位相
を変化させる原理を示す説明図である。
【図3】被検体の表面状態の測定を行う干渉計装置の一
例としてのフィゾー型干渉計の構成説明図である。
【図4】斜入射干渉計の全体構成図である。
【図5】斜入射干渉計装置の感度についての式を求める
ための光路説明図である。
【符号の説明】
20 レーザ光源 26 第1の回折格子 28 被検体 29 第2の回折格子 30 スクリーン 32 撮像手段 40 枠体 41 定盤 42 支持部材 42a 板ばね 45 圧電素子アクチュエータ 45a 本体部 45b プッシャ 46 受け板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源からの光を直進透過す
    る参照光と、この参照光に対して所定の角度を持った回
    折光とに分ける第1の回折格子と、この第1の回折格子
    からの回折光が反射する部位に設けられ、被検体が装着
    される試料台と、試料台の被検体から反射した物体光を
    直進させると共に、前記参照光を回折させて、この物体
    光の波面と参照光の波面とを重ね合わせる第2の回折格
    子と、物体光の波面と参照光の波面との間で生じる干渉
    縞を観察する干渉縞観察手段とを備えたものにおいて、
    前記第1の回折格子または第2の回折格子の一方に、前
    記光源からの光の直進方向と直交する方向に微小量移動
    させるフリンジスキャニング用の駆動手段を設ける構成
    としたことを特徴とする斜入射干渉計装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、圧電素子を用いたアク
    チュエータであり、前記第1の回折格子または第2の回
    折格子のフレームを、多重の板ばねを介して定盤に上下
    動可能に取り付ける構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の斜入射干渉計装置。
JP7146931A 1995-05-23 1995-05-23 斜入射干渉計装置 Pending JPH08313205A (ja)

Priority Applications (2)

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JP7146931A JPH08313205A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 斜入射干渉計装置
US08/650,994 US5786896A (en) 1995-05-23 1996-05-21 Oblique incidence interferometer with fringe scan drive

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