JPH08313070A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH08313070A
JPH08313070A JP15973595A JP15973595A JPH08313070A JP H08313070 A JPH08313070 A JP H08313070A JP 15973595 A JP15973595 A JP 15973595A JP 15973595 A JP15973595 A JP 15973595A JP H08313070 A JPH08313070 A JP H08313070A
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JP
Japan
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refrigerant
compressor
dryness
temperature
suction
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JP15973595A
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English (en)
Inventor
Yukimasa Yano
幸正 矢野
Masaya Shigenaga
昌弥 繁永
Takahiro Okamoto
高宏 岡本
Toshiyuki Natsume
敏幸 夏目
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸込冷媒の乾き度Wdを直接に把握可能と
し、これによって圧縮機1の信頼性を向上させると共
に、冷凍装置の保証運転エリアを拡大する。 【構成】 冷媒回路中を循環する冷媒として、3種類の
HFC系冷媒を混合した非共沸冷媒を用いる。非共沸冷
媒では2相領域で等温度線に傾斜が生じることを利用し
て吸込冷媒温度Tdと吸込冷媒圧力Pdとから乾き度W
dを算出する算出手段23と、これを基準値Wsと比較
する比較手段24と、その結果に基づいて電動膨張弁4
の弁開度及び圧縮機1の運転周波数を制御する制御手段
25とをマイクロコンピュータ20で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷媒回路を備えた冷
凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、冷凍装置の従来例(例えば特開
平5−272822号)の冷媒回路図である。この冷凍
装置は室外ユニットXと室内ユニットYとで構成された
空気調和機であって、圧縮能力可変形の圧縮機1の吐出
配管1aと吸込配管1bとが四路切換弁2を介して冷媒
配管9に接続している。そしてこの冷媒配管9には、室
外ファン16を備えた室外熱交換器3、電動膨張弁4、
液閉鎖弁6、室内ファン17を備えた室内熱交換器5、
ガス閉鎖弁7が順次に介設され、また上記吸込配管1b
にはアキュームレータ15が介設されている。
【0003】ところで上記のような冷凍装置の圧縮機1
に液冷媒が多量に吸い込まれると、液圧縮を生じて圧縮
機1が損傷する場合がある。しかし液圧縮を防止するた
めに吸込冷媒の過熱度を大きくしすぎると、圧縮機1に
過熱が生じてその寿命及び信頼性が低下することにな
る。そこで、室外熱交換器3、室内熱交換器5に、それ
ぞれ温度センサ10、11を設け、これら温度センサ1
0、11の検出信号Tc、Teを目標吐出管温度設定手
段21に入力している。そして目標吐出管温度設定手段
21は後述する手順にて目標吐出管温度Tmを算出する
一方、上記吐出配管1aには冷媒吐出管温度Toを検出
する吐出温度センサ13が付設されている。そしてこれ
ら冷媒吐出管温度To及び目標吐出管温度Tmは開度制
御手段22へ入力され、この開度制御手段22は、上記
冷媒吐出管温度Toを目標吐出管温度Tmへと近づける
ように上記電動膨張弁4の開度を調整する機能を備えて
いる。
【0004】次に上記目標吐出管温度Tmの算出手順及
び冷凍装置の制御について、図4に示すモリエル線図に
基づいて説明する。単一種類の冷媒を用いた冷凍装置で
は、2相領域においては冷媒の圧力によってその温度が
決まる。つまり上記2相領域では等温度線が等圧線と平
行となっているのであり、従って温度センサ10、11
で検出した凝縮温度Tcと蒸発温度Teとによって同図
における直線B−B′直線A−A′を決定することがで
きる。そこで圧縮機1の使用基準から決定される適当な
乾き度Wr与えると、直線A−A′と乾き度Wrを示す
等乾き度線W−W′との交点として、圧縮機1の吸込冷
媒の目標状態Aを特定することができる。一方、圧縮機
1の単体のエネルギー効率EERによって決定されるモ
リエル線図上の傾きKを予め把握し、この傾斜特性線を
上記A点から延長する。すると上記直線B−B′と傾斜
特性線との交点Bが、目標吐出管温度Tmとなる。そし
て吐出管温度Toが上記目標吐出管温度Tmに近づくよ
うに電動膨張弁4の開度を制御するのである。
【0005】上記構成の冷凍装置では、圧縮機1の使用
基準から求めた乾き度Wrを吐出管温度Toを制御する
ことによって確保できるので、その使用基準を逸脱する
ことによって発生する圧縮機1の過熱あるいは液圧縮を
防止することかでき、圧縮機1及び冷凍装置の動作の安
定性を確保することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記冷凍装置において
はその2相領域で等圧線と等温度線とが平行となってい
るため、図3に示すA点を直接に特定することができな
い。そのため上記の制御においては、目標吐出管温度T
m及び吐出管温度Toから吸込冷媒の乾き度Wrを推定
している。しかしながら使用時における圧縮機1のエネ
ルギ効率EERが必ずしも常にモリエル線図上に引いた
傾斜特性線と一致しているとは限らず、例えばこのよう
な不一致が生じている場合には、吐出管温度Toから推
定される吸込冷媒の乾き度Wrは、現実の値との間に誤
差を有するものとなる。従ってこのような誤差のために
圧縮機1に液圧縮や過熱が発生して損傷等の不具合が生
じるおそれがある一方、誤差が発生しても上記損傷等が
生じないようにある程度の余裕度をもたせて目標吐出管
温度Tmを決定すると、圧縮機1を使用基準限界まで使
用することができず、そのため冷凍装置の保証運転エリ
アが狭くなるという問題があった。
【0007】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、吸込冷媒の乾
き度を直接に把握可能とし、これによって圧縮機の信頼
性を向上させると共にその保証運転エリアを拡大するこ
とが可能な冷凍装置を提供することにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】そこで請求項1の冷凍装
置は、圧縮機1、凝縮器3、減圧機構4、蒸発器5を順
次に接続して成る冷媒回路を備えた冷凍装置において、
それぞれ沸点が異なる複数の冷媒を混合した非共沸冷媒
を用いると共に、圧縮機1の吸込冷媒温度Tdを検出す
る温度検出手段18と、圧縮機1の吸込冷媒圧力Pdを
検出する圧力検出手段19と、上記吸込冷媒温度Tdと
吸込冷媒圧力Pdとから吸込冷媒の乾き度Wdを算出す
る算出手段23と、上記乾き度Wdを基準値Wsと比較
する比較手段24と、その比較結果に基づいて乾き度W
dを制御する制御手段25とを設けたことを特徴として
いる。
【0009】また請求項2の冷凍装置は、上記減圧機構
4は電動膨張弁であって、上記制御手段25は、乾き度
Wdが基準値Ws以下であるときに上記電動膨張弁4の
弁開度を減少させる制御を行うようにしたことを特徴と
している。
【0010】さらに請求項3の冷凍装置は、上記圧縮機
1は圧縮能力可変であって、上記制御手段25は、乾き
度Wdが基準値Ws以下であるときに圧縮機1の圧縮能
力を増加させる制御を行うようにしたことを特徴として
いる。
【0011】
【作用】上記請求項1の冷凍装置では、冷媒として非共
沸冷媒を用いている。非共沸冷媒は2相領域内で等温度
線が等圧線に対して傾斜するので、これを利用して乾き
度を直接に把握することが可能となる。そして直接に把
握した乾き度Wdにもとづいて制御を行うので、圧縮機
1の信頼性が向上し、また圧縮機1は使用基準の限界ま
で使用できるので、冷凍装置の保証運転エリアを拡大す
ることが可能となる。
【0012】また請求項2の冷凍装置では、直接に把握
した乾き度Wdに基づいて電動膨張弁4の弁開度を減少
させるので、確実に信頼性を向上させ、また保証運転エ
リアを拡大することが可能となる。
【0013】さらに請求項3の冷凍装置では、直接に把
握した乾き度Wdに基づいて圧縮機1の圧縮能力を増加
させるので、確実に信頼性を向上させ、また保証運転エ
リアを拡大することが可能となる。
【0014】
【実施例】次に、この発明の冷凍装置の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1は、上記冷凍装置を空気調和機に適用
した適用例の冷媒回路図である。この空気調和機の冷媒
回路は基本的に上記従来例の空気調和機の冷媒回路と同
じである。つまり、この空気調和機は室外ユニットXと
室内ユニットYとで構成され、圧縮能力可変形の圧縮機
1の吐出配管1aと吸込配管1bとが四路切換弁2を介
して冷媒配管9に接続している。そしてこの冷媒配管9
には、室外ファン16を備えた室外熱交換器3、電動膨
張弁4、液閉鎖弁6、室内ファン17を備えた室内熱交
換器5、ガス閉鎖弁7が順次に介設され、また上記吸込
配管1bにはアキュームレータ15が介設されている。
一方、この空気調和機では、圧縮機1の吸込配管1b
に、吸込冷媒温度Tdを検出する温度検出手段として機
能する吸込温度センサ18と、吸込冷媒圧力Pdを検出
する圧力検出手段として機能する吸込圧力センサ19と
が設けられ、これらのセンサ18、19の検出信号T
d、Pdが算出手段23に入力されて、後述する手順に
より吸込冷媒の乾き度Wdが算出される。そしてこの乾
き度Wdは比較手段24に入力され、ここで圧縮機1の
使用基準に基づいて予め設定された所定の基準値Wsと
比較される。さらにこの比較結果は制御手段25に入力
され、この制御手段25は上記比較結果に基づいて電動
膨張弁4の弁開度及び圧縮機1の圧縮能力を制御するよ
うになっている。また圧縮機1は、インバータ(図示せ
ず)によって容量制御されるものを使用し、その圧縮能
力の制御はインバータの運転周波数を変更することによ
って行っている。そして上記算出手段23、比較手段2
4及び制御手段25は、CPU、メモリ、入出力インタ
フェース等を備えたマイクロコンピュータ20によって
構成されている。
【0016】一方、上記空気調和機では、図1に示す冷
媒回路中を循環する冷媒として非共沸冷媒を用いてい
る。ここで非共沸冷媒とは沸点が異なる複数の冷媒を混
合したものをいい、具体的にはそれぞれHFC系冷媒で
あるHFC32、HFC125及びHFC134aを重
量%で23%:25%:52%に混合したものを用いて
いる。図2はこのような非共沸冷媒のモリエル線図であ
る。単一種類の冷媒あるいは共沸冷媒では、上記したよ
うに2相領域において等温度線と等圧線とは平行となっ
ていた。ところが上記非共沸冷媒では同図に示すよう
に、例えば温度Tdを示す等温度線が破線で示す水平の
等圧線に対して傾斜している。従って非共沸冷媒を用い
た場合には、吸込冷媒温度Tdと吸込冷媒圧力Pdとに
対するモリエル線図上の位置は、これらを表わす等温度
線Td−Tdと等圧線Pd−Pdとの交点Cを求めるこ
とによって特定可能である。そしてこの交点Cがどの等
乾き度線上にあるかを調べることによって、吸込冷媒の
乾き度Wdが算出できるのである。
【0017】そして上記算出手段23では、非共沸冷媒
の上記性質を利用して吸込冷媒温度Tdと吸込冷媒圧力
Pdとから乾き度Wdを算出している。すなわち、図2
に基づいて各吸込冷媒温度Tdと各吸込冷媒圧力Pdと
の組み合わせに対応する乾き度Wdをそれぞれ求め、こ
れを上記マイクロコンピュータ20のメモリ(図示せ
ず)に予め格納しておく。そして入力した吸込冷媒温度
Tdと吸込冷媒圧力Pdとから形成したメモリ読み出し
アドレスを用いてメモリの内容を読み出せば、そのとき
の乾き度Wdが直接に得られるようになっているのであ
る。
【0018】図3は、上記マイクロコンピュータ20の
動作を示すフローチャートである。動作ルーチンが開始
すると、まずステップS1で吸込冷媒温度Tdと吸込冷
媒圧力Pdとをセンサ18、19から読み込む。そして
次にステップS2において、上記温度Tdと圧力Pdと
からメモリ読み出しアドレスを形成し、メモリからその
時の乾き度Wdを読み出してくる。この実施例ではこれ
らのステップS1とステップS2とによって、算出手段
23を構成している。次にステップS3では、上記乾き
度Wdを予めメモリに格納されている基準値Wsと比較
する。この基準値Wsは圧縮機1の使用基準から得られ
る値であり、乾き度Wdがこれ以下となると、圧縮機1
に液圧縮が生じ得る値として選択されている。ここで乾
き度Wdが基準値Ws以下(あるいは未満としてもよ
い)であればステップS4に進む一方、そうでないとき
はステップS1に戻って引き続き乾き度Wdの監視を行
う。そしてこのステップS3によって比較手段24を構
成している。
【0019】さらに次のステップS4からステップS8
までによって、制御手段25を構成している。まずステ
ップS4では、電動膨張弁4の弁開度が現在最小値とな
っているか否かを判断する。もし最小値でなければステ
ップS5に進んで上記弁開度を所定値Voだけ減少させ
たのち、再びステップS1に戻る。このように弁開度を
減少させると、例えば冷房運転時に蒸発器として機能す
る室内熱交換器5内を流通する冷媒量が減少し、相対的
に蒸発を盛んとすることによって吸込冷媒の乾き度Wd
を上昇させることができる。一方、弁開度が既に最小値
であったときはステップS6に進み、圧縮機1の運転周
波数が現在最大値となっているか否かを判断する。もし
最大値でなければステップS7に進んで上記運転周波数
を所定値Foだけ上昇させたのち、再びステップS1に
戻る。そしてこのように上記運転周波数を上昇させるこ
とによってモリエル線図上の吸込冷媒の状態を示す位置
が高圧側に移動し、吸込冷媒の乾き度Wdを上昇させる
ことができる。一方、ステップS6で上記運転周波数が
既に最大値であった場合には、ステップS8に進んで圧
縮機1の運転を停止し、この動作ルーチンを終了する。
【0020】以上のように構成された冷凍装置では、非
共沸冷媒を用いたので2相領域においても等温度線と等
圧線とが互いに角度をもって交差している。そのため吸
込冷媒温度Tdと吸込冷媒圧力Pdとを把握することに
より、吸込冷媒の乾き度Wdを直接に求めることができ
る。従って正確な乾き度Wdに基づいて冷凍装置の運転
制御を行うことができるので、その誤差によって生じ得
る圧縮機1の液圧縮や過熱を防止して、圧縮機1の信頼
性を向上させることができる。また算出した乾き度Wd
は上記のように正確なものであるので、冷凍装置の制御
時に見込む余裕度は最小とすることができる。従って、
圧縮機1はその使用基準の限界まで使用することがで
き、これによって冷凍装置の保証運転エリアを拡大する
ことができる。さらに吸込冷媒の乾き度制御はまず電動
膨張弁4の弁開度を減少させて行い、そして上記弁開度
が最小となったときは、圧縮機1の運転周波数を上昇さ
せて行う。従って確実な制御を行うことによって、圧縮
機1の信頼性の向上及び冷凍装置の保証運転エリアの拡
大を図ることができる。しかも乾き度Wdの低下に対す
る対応手段がすべて尽き、それでも基準値Ws以上の乾
き度Wdが得られないときは、圧縮機1の運転を停止さ
せている。従って圧縮機1の信頼性は一層向上したもの
となっている。
【0021】以上にこの発明の具体的な実施例について
説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更して実施すること
ができる。例えば上記実施例では電動膨張弁4の弁開度
が最小となった後に圧縮機1の運転周波数を上昇させる
ようにしたが、これは運転周波数が最大となった後に弁
開度を減少させるようにしてもよいし、また弁開度のみ
による制御や運転周波数のみによる制御としてもよい。
また上記実施例では採用しなかったが、圧縮機1の過熱
を防止する制御を行うために、従来例で用いていた吐出
温度センサ13を圧縮機1の吐出配管1aに設けるよう
にしてもよい。さらに上記実施例では冷凍装置を空気調
和機として構成したが、例えば給湯装置等に適用しても
よい。また冷媒についても上記実施例で使用したものに
限らず、非共沸冷媒であれば本発明を適用して同様の効
果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】上記請求項1の冷凍装置では、冷媒とし
て非共沸冷媒を用いているが、非共沸冷媒は2相領域内
で等温度線が等圧線に対して傾斜するので、これを利用
して乾き度を直接に把握することが可能となる。そして
直接に把握した乾き度にもとづいて制御を行うので、圧
縮機の信頼性が向上し、また圧縮機は使用基準の限界ま
で使用できるので、冷凍装置の保証運転エリアを拡大す
ることが可能となる。
【0023】また請求項2の冷凍装置では、直接に把握
した乾き度に基づいて電動膨張弁の弁開度を減少させる
ので、確実に信頼性を向上させ、また保証運転エリアを
拡大することが可能となる。
【0024】さらに請求項3の冷凍装置では、直接に把
握した乾き度に基づいて圧縮機の圧縮能力を増加させる
ので、確実に信頼性を向上させ、また保証運転エリアを
拡大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷凍装置の一実施例の冷媒回路図で
ある。
【図2】上記実施例に用いた非共沸冷媒のモリエル線図
である。
【図3】上記実施例におけるマイクロコンピュータの動
作ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】冷凍装置の従来例の圧縮過程を示すモリエル線
図である。
【図5】上記従来例の冷媒回路図である。
【符号の説明】 1 圧縮機 3 室外熱交換器 4 電動膨張弁 5 室内熱交換器 18 吸込温度センサ 19 吸込圧力センサ 23 算出手段 24 比較手段 25 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 高宏 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 夏目 敏幸 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(3)、減圧機構
    (4)、蒸発器(5)を順次に接続して成る冷媒回路を
    備えた冷凍装置において、それぞれ沸点が異なる複数の
    冷媒を混合した非共沸冷媒を用いると共に、圧縮機
    (1)の吸込冷媒温度(Td)を検出する温度検出手段
    (18)と、圧縮機(1)の吸込冷媒圧力(Pd)を検
    出する圧力検出手段(19)と、上記吸込冷媒温度(T
    d)と吸込冷媒圧力(Pd)とから吸込冷媒の乾き度
    (Wd)を算出する算出手段(23)と、上記乾き度
    (Wd)を基準値(Ws)と比較する比較手段(24)
    と、その比較結果に基づいて乾き度(Wd)を制御する
    制御手段(25)とを設けたことを特徴とする冷凍装
    置。
  2. 【請求項2】 上記減圧機構(4)は電動膨張弁であっ
    て、上記制御手段(25)は、乾き度(Wd)が基準値
    (Ws)以下であるときに上記電動膨張弁(4)の弁開
    度を減少させる制御を行うようにしたことを特徴とする
    請求項1の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 上記圧縮機(1)は圧縮能力可変であっ
    て、上記制御手段(25)は、乾き度(Wd)が基準値
    (Ws)以下であるときに圧縮機(1)の圧縮能力を増
    加させる制御を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2の冷凍装置。
JP15973595A 1995-05-22 1995-05-22 冷凍装置 Pending JPH08313070A (ja)

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