JPH07190526A - 非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置 - Google Patents

非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置

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JPH07190526A
JPH07190526A JP33387693A JP33387693A JPH07190526A JP H07190526 A JPH07190526 A JP H07190526A JP 33387693 A JP33387693 A JP 33387693A JP 33387693 A JP33387693 A JP 33387693A JP H07190526 A JPH07190526 A JP H07190526A
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JP
Japan
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heat exchanger
outdoor heat
solenoid valve
temperature
valve
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JP33387693A
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Inventor
Shinji Watanabe
伸二 渡辺
Yukio Watanabe
幸男 渡邊
Kanji Haneda
完爾 羽根田
Shigeto Yamaguchi
成人 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、暖房時の室外熱交換器(蒸発器)
の入口部分の着霜を検出してその着霜を防ぐことを目的
としている。 【構成】 室外熱交換器5と膨張弁4を結ぶ管路に第1
電磁弁6と、室内熱交換器3から第1電磁弁6に至る管
路に一端を接続し、他端を第1電磁弁6から膨張弁4に
至る管路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパ
ス回路の一部を室外熱交換器5入口配管と熱交換的に接
触させ、さらにこのバイパス回路の室内熱交換器3出口
から熱交換的に接触させた配管部分までの管路に第2電
磁弁7と、冷媒温度検知器8、9および4方弁ON/O
FF検知器2a、電磁弁ON/OFF検知器6a、7a
を設け、冷媒温度と設定温度とを比較し制御信号を出力
する比較手段と、ON/OFFを検知し制御信号を出力
する検知手段と、前記比較手段および検知手段により4
方弁2、第1電磁弁および第2電磁弁のON/OFFの
制御を行う出力手段を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒として沸点が異な
る2種類以上の冷媒を所定の比率で混合した非共沸混合
冷媒を用いたヒートポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の立場から、オゾン
層を破壊するフロンにたいする規制が強化されてきてお
り、特に破壊力が大きなCFC(クロロフルオロカーボ
ン)については1995年末に全廃が決定しており、ま
た破壊力が比較的小さなHCFC(ハイドロクロロフル
オロカーボン)についても1996年より総量規制が開
始され、将来的には全廃されることが決定している。し
たがって、冷媒としてフロンを用いた機器について、そ
の代替冷媒の開発が進められており、オゾン層を破壊し
ないHFC(ハイドロフルオロカーボン)が検討されて
いるが、冷凍機や空調機に用いられているHCFCの代
替冷媒として単独で用いることのできるものはHFCの
中には見あたらず、したがって2種類以上のHFC系冷
媒を混合させた非共沸の混合冷媒が有望視されている。
【0003】従来の非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイク
ル装置の一例について、以下図面を参照しながら説明す
る。
【0004】図7は従来の非共沸混合冷媒を用いた場合
ヒートポンプ装置の冷凍サイクルを示すものである。
【0005】同図において1は圧縮機、2は4方弁、3
は室内熱交換器、4は膨張弁、5は室外熱交換器で、順
次環状に接続されて主回路を構成している。
【0006】圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒蒸気
は、4方弁2を介して室内熱交換器3において放熱し、
凝縮液化する。その後、膨張弁4で減圧膨張されて低温
低圧の冷媒となる。そして、室外熱交換器5で吸熱して
蒸発気化した後、低温低圧の冷媒蒸気となり、再び圧縮
機1で圧縮されヒートポンプサイクルを繰り返す(例え
ば特開平3−13766号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷凍サイクルは以下のような課題があった。
【0008】暖房運転において、非共沸混合冷媒の場
合、飽和液冷媒温度と飽和蒸気冷媒温度が異なり、飽和
液冷媒温度は飽和蒸気冷媒温度より低くなるという非等
温性を有するため、蒸発器入口冷媒温度の方が出口冷媒
温度よりも低くなる。そのため上記のような構成では、
暖房運転時で、単一冷媒では室外熱交換器に着霜の起こ
り得ないような空調条件下において非共沸混合冷媒を用
いた場合は室外熱交換器(特に蒸発器の入口付近)に着
霜するため、除霜運転に入る頻度が増え、積算能力の低
下し消費電力の増加してCOP(成績係数)が低下す
る、また暖房運転が継続できないため室温変動が大き
く、快適性も低下するという課題を有していた。
【0009】本発明は上記従来例の課題を解決するもの
で、本発明の冷凍サイクルは上記課題に鑑み、非共沸混
合冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、蒸発器入口の着
霜を防止してCOPおよび快適性の向上を図るものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷凍サイクル装置は、冷媒として沸点が異な
る2種類以上の冷媒を所定の比率で混合した非共沸混合
冷媒を用い、圧縮機、4方弁、室内熱交換器、第1電磁
弁、膨張弁、室外熱交換器を順に配管にて環状に連結し
た冷媒回路と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る管路
に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管
路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス回路
の一部を膨張弁から室外熱交換器に至る配管と熱交換的
に接触させ、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁から
室内熱交換器に至る管路の接続部から熱交換的に接触さ
せた配管部分までの管路に第2電磁弁を配設した冷媒回
路と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出して制御信号
を出力する室外熱交換器入口温度検出手段と、前記室外
熱交換器入口温度と設定温度とを比較して制御信号を出
力する室外熱交換器入口温度比較手段と、室外熱交換器
内の管路に設けられた室外熱交換器温度検出手段と、前
記室外熱交換器温度と設定温度とを比較して制御信号を
出力する室外熱交換器温度比較手段と、4方弁のON/
OFFを検知して制御信号を出力する4方弁検知手段
と、第1電磁弁のON/OFFを検知して制御信号を出
力する第1電磁弁検知手段と、第2電磁弁のON/OF
Fを検知して制御信号を出力する第2電磁弁検知手段
と、前記4方弁のON/OFFを制御する出力モードを
記憶した記憶手段と、前記室外熱交換器入口温度比較手
段および室外熱交換器温度比較手段および第1電磁弁検
知手段と第2電磁弁検知手段から発生する出力信号によ
り、前記記憶手段の出力モードの一つを選択するモード
選択手段と、前記記憶手段の出力モードに従い前記4方
弁、第1電磁弁および第2電磁弁のON/OFFを行う
出力手段を有するものである。
【0011】また、本発明の他の冷凍サイクル装置は、
冷媒として沸点が異なる2種類以上の冷媒を所定の比率
で混合した非共沸混合冷媒を用い、圧縮機、4方弁、室
内熱交換器、第1電磁弁、膨張弁、室外熱交換器を順に
配管にて環状に連結した冷媒回路と、室内熱交換器から
第1電磁弁に至る管路に一端を接続し、他端を第1電磁
弁から膨張弁に至る管路に接続したバイパス回路を配設
し、このバイパス回路の一部を圧縮機と熱交換的に接触
させて、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁から室内
熱交換器に至る管路の接続部から熱交換的に接触させた
配管部分までの管路に第2電磁弁を配設した冷媒回路
と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出して制御信号を
出力する室外熱交換器入口温度検出手段と、前記室外熱
交換器入口温度と設定温度とを比較して制御信号を出力
する室外熱交換器入口温度比較手段と、室外熱交換器内
の管路に設けられた室外熱交換器温度検出手段と、前記
室外熱交換器温度と設定温度とを比較して制御信号を出
力する室外熱交換器温度比較手段と、4方弁のON/O
FFを検知して制御信号を出力する4方弁検知手段と、
第1電磁弁のON/OFFを検知して制御信号を出力す
る第1電磁弁検知手段と、第2電磁弁のON/OFFを
検知して制御信号を出力する第2電磁弁検知手段と、前
記4方弁のON/OFFを制御する出力モードを記憶し
た記憶手段と、前記室外熱交換器入口温度比較手段およ
び室外熱交換器温度比較手段および第1電磁弁検知手段
と第2電磁弁検知手段から発生する出力信号により、前
記記憶手段の出力モードの一つを選択するモード選択手
段と、前記記憶手段の出力モードに従い前記4方弁、第
1電磁弁および第2電磁弁のON/OFFを行う出力手
段を有するものである。
【0012】また、本発明の他の冷凍サイクル装置は、
冷媒として沸点が異なる2種類以上の冷媒を所定の比率
で混合した非共沸混合冷媒を用い、圧縮機、4方弁、室
内熱交換器、第1電磁弁、膨張弁、室外熱交換器を順に
配管にて環状に連結した冷媒回路と、室内熱交換器から
第1電磁弁に至る管路に一端を接続し、他端を第1電磁
弁から膨張弁に至る管路に接続したバイパス回路を配設
し、このバイパス回路の一部を電子制御装置の放熱部と
熱交換的に接触させて、さらにこのバイパス回路の第1
電磁弁から室内熱交換器に至る管路の接続部から熱交換
的に接触させた配管部分までの管路に第2電磁弁を配設
した冷媒回路と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出し
て制御信号を出力する室外熱交換器入口温度検出手段
と、前記室外熱交換器入口温度と設定温度とを比較して
制御信号を出力する室外熱交換器入口温度比較手段と、
室外熱交換器内の管路に設けられた室外熱交換器温度検
出手段と、前記室外熱交換器温度と設定温度とを比較し
て制御信号を出力する室外熱交換器温度比較手段と、4
方弁のON/OFFを検知して制御信号を出力する4方
弁検知手段と、第1電磁弁のON/OFFを検知して制
御信号を出力する第1電磁弁検知手段と、第2電磁弁の
ON/OFFを検知して制御信号を出力する第2電磁弁
検知手段と、前記4方弁のON/OFFを制御する出力
モードを記憶した記憶手段と、前記室外熱交換器入口温
度比較手段および室外熱交換器温度比較手段および第1
電磁弁検知手段と第2電磁弁検知手段から発生する出力
信号により、前記記憶手段の出力モードの一つを選択す
るモード選択手段と、前記記憶手段の出力モードに従い
前記4方弁、第1電磁弁および第2電磁弁のON/OF
Fを行う出力手段を有するものである。
【0013】
【作用】本発明は、上記手段により次のような作用を有
する。
【0014】すなわち、室内熱交換器と膨張弁を結ぶ管
路に第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る
管路に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至
る管路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス
回路の一部を膨張弁から室外熱交換器に至る配管と熱交
換的に接触させ、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁
から室内熱交換器に至る管路の接続部から熱交換的に接
触させた配管部分までの管路に第2電磁弁を配設した冷
媒回路と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出して制御
信号を出力する室外熱交換器入口温度検出手段と、前記
室外熱交換器入口温度と設定温度とを比較して制御信号
を出力する室外熱交換器入口温度比較手段と、室外熱交
換器内の管路に設けられた室外熱交換器温度検出手段
と、前記室外熱交換器温度と設定温度とを比較して制御
信号を出力する室外熱交換器温度比較手段と、4方弁の
ON/OFFを検知して制御信号を出力する4方弁検知
手段と、第1電磁弁のON/OFFを検知して制御信号
を出力する第1電磁弁検知手段と、第2電磁弁のON/
OFFを検知して制御信号を出力する第2電磁弁検知手
段と、前記4方弁のON/OFFを制御する出力モード
を記憶した記憶手段と、前記室外熱交換器入口温度比較
手段および室外熱交換器温度比較手段および第1電磁弁
検知手段と第2電磁弁検知手段から発生する出力信号に
より、前記記憶手段の出力モードの一つを選択するモー
ド選択手段と、前記記憶手段の出力モードに従い前記4
方弁、第1電磁弁および第2電磁弁のON/OFFを行
う出力手段を有することで、室外熱交換器の着霜状態が
熱交換器全面におよんでいるのではなく熱交換器入口の
みの部分的なものであることを検出してバイパス回路を
開くことにより、部分着霜を防ぐことができ除霜運転に
入る回数を削減でき、快適性の向上を図ることができ
る。
【0015】また、室内熱交換器と膨張弁を結ぶ管路に
第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る管路
に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管
路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス回路
の一部を圧縮機と熱交換的に接触させて、さらにこのバ
イパス回路の第1電磁弁から室内熱交換器に至る管路の
接続部から熱交換的に接触させた配管部分までの管路に
第2電磁弁を配設した冷媒回路と、室外熱交換器入口の
冷媒温度を検出して制御信号を出力する室外熱交換器入
口温度検出手段と、前記室外熱交換器入口温度と設定温
度とを比較して制御信号を出力する室外熱交換器入口温
度比較手段と、室外熱交換器内の管路に設けられた室外
熱交換器温度検出手段と、前記室外熱交換器温度と設定
温度とを比較して制御信号を出力する室外熱交換器温度
比較手段と、4方弁のON/OFFを検知して制御信号
を出力する4方弁検知手段と、第1電磁弁のON/OF
Fを検知して制御信号を出力する第1電磁弁検知手段
と、第2電磁弁のON/OFFを検知して制御信号を出
力する第2電磁弁検知手段と、前記4方弁のON/OF
Fを制御する出力モードを記憶した記憶手段と、前記室
外熱交換器入口温度比較手段および室外熱交換器温度比
較手段および第1電磁弁検知手段と第2電磁弁検知手段
から発生する出力信号により、前記記憶手段の出力モー
ドの一つを選択するモード選択手段と、前記記憶手段の
出力モードに従い前記4方弁、第1電磁弁および第2電
磁弁のON/OFFを行う出力手段を有することで、同
様に部分着霜を防ぐことができ除霜運転に入る回数を削
減でき、快適性の向上を図ることができる。
【0016】また、室内熱交換器と膨張弁を結ぶ管路に
第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る管路
に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管
路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス回路
の一部を電子制御装置の放熱部と熱交換的に接触させ
て、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁から室内熱交
換器に至る管路の接続部から熱交換的に接触させた配管
部分までの管路に第2電磁弁を配設した冷媒回路と、室
外熱交換器入口の冷媒温度を検出して制御信号を出力す
る室外熱交換器入口温度検出手段と、前記室外熱交換器
入口温度と設定温度とを比較して制御信号を出力する室
外熱交換器入口温度比較手段と、室外熱交換器内の管路
に設けられた室外熱交換器温度検出手段と、前記室外熱
交換器温度と設定温度とを比較して制御信号を出力する
室外熱交換器温度比較手段と、4方弁のON/OFFを
検知して制御信号を出力する4方弁検知手段と、第1電
磁弁のON/OFFを検知して制御信号を出力する第1
電磁弁検知手段と、第2電磁弁のON/OFFを検知し
て制御信号を出力する第2電磁弁検知手段と、前記4方
弁のON/OFFを制御する出力モードを記憶した記憶
手段と、前記室外熱交換器入口温度比較手段および室外
熱交換器温度比較手段および第1電磁弁検知手段と第2
電磁弁検知手段から発生する出力信号により、前記記憶
手段の出力モードの一つを選択するモード選択手段と、
前記記憶手段の出力モードに従い前記4方弁、第1電磁
弁および第2電磁弁のON/OFFを行う出力手段を有
することで、同様に部分着霜を防ぐことができ除霜運転
に入る回数を削減でき、快適性の向上を図ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参考
に説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと同
一の機能を有するものには同一の番号を付して詳細な説
明は省略する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例における冷
凍サイクル図、図2は電子制御回路図である。同図にお
いて、1は圧縮機、2は4方弁、3は室外熱交換器、6
は第1電磁弁、4は膨張弁、5は室内熱交換器であり、
これらは順に環状に連結されており、冷媒として非共沸
混合冷媒を用いている。また、室内熱交換器3から第1
電磁弁6に至る管路に一端を接続し、他端を第1電磁弁
3から膨張弁4に至る管路に接続したバイパス回路を配
設し、このバイパス回路の一部を室外熱交換器5の入口
配管と熱交換的に接触させ、さらにこのバイパス回路の
室内熱交換器3から熱交換的に接触させた配管部分まで
の管路に第2電磁弁7を配設している。8は室外熱交換
器(蒸発器時)5の入口の冷媒温度を検出して制御信号
を出力する室外熱交換器入口温度検出器、前記室外熱交
換器入口温度と設定温度とを比較して制御信号を出力す
る室外熱交換器入口温度比較手段と、9は室外熱交換器
内の管路に設けられた室外熱交換器温度検出器、2aは
4方弁のON/OFFを検知する検知器、6aは第1電
磁弁6のON/OFFを検知する検知器、7aは第2電
磁弁7のON/OFFを検知する検知器、11はA/D
変換装置、10はマイクロコンピューター(以下LSI
と称す)であり、入力回路10a、CPU10b、メモ
リ10c、出力回路10dを有している。入力回路10
aには、温度検出器8および9の出力が、A/D変換装
置11を介して入力され、出力回路10dの出力により
4方弁2、第1電磁弁6および第2電磁弁7のON/O
FFを制御する。
【0019】ここで、図2に示す電子制御回路図と図3
に示すブロック図について説明する。
【0020】図2の温度検出器8、9は室外熱交換器の
冷媒温度を検出して出力するための冷媒温度検出手段で
あり、図2のON/OFF検知器2a、6a、7aは4
方弁、第1電磁弁、第2電磁弁のON/OFFを検知し
て出力するためのON/OFF検知手段であり、図2の
LSI10は前記冷媒温度検出手段により検出された値
と設定値とを比較し制御信号を出力する比較手段と、前
記ON/OFF検知手段から発生する出力信号と、前記
第1電磁弁6および第2電磁弁7のON/OFFを制御
する出力モードを記憶した記憶手段と、前記比較手段か
ら発生する出力信号により、前記記憶手段の出力モード
の一つを選択するモード選択手段に相当する。そして、
図2、3の4方弁、第1電磁弁および第2電磁弁は、制
御手段に相当する(ここで、4方弁2が「ON」、第1
電磁弁6が「ON」、第2電磁弁7が「OFF」のとき
に暖房運転とする。)。
【0021】上記構成において、例えばヒートポンプ式
空気調和機の運転時の制御回路の構成と動作を図4を参
考に説明する。図4はLSI10のメモリ10cに記憶
されたヒートポンプ装置の1プログラムを示すフローチ
ャートである。このフローチャートから分かるように、
本発明においては室外熱交換器5に部分着霜を起こす可
能性がある条件下においてのみ第1電磁弁6と第2電磁
弁7のON/OFFを制御する。
【0022】リモコン、あるいは強制運転等により運転
の指示がでると、ヒートポンプ装置の運転が始まる。こ
れと同時に図4のステップ30が実行され、4方弁ON
/OFF検知手段により4方弁2のON/OFFを検知
し、「OFF」の判定がなされると冷房運転と判定され
ステップ30に戻り、「ON」であれば暖房運転と判定
されステップ31が実行される。
【0023】次に、前記室外熱交換器(蒸発器)入口冷
媒温度検出器8により検出された温度T1 と設定室外熱
交入口温度TR1との比較演算によりT1 ≦TR1(仮りに
−5℃)であれば「YES」の判定がなされ、ステップ
32にすすみメモリ10c内蔵の選択手段により記憶回
路の第1の出力モードが選択され、出力回路10dによ
り制御信号が出力され第1電磁弁6が「OFF」、第2
電磁弁7が「ON」されたのち、ステップ33に移る。
1 >TR1であれば「NO」の判定がなされ、ステップ
31に戻る。
【0024】次に、T1 と設定冷媒温度TR2(仮りに−
2℃)との比較演算によりT1 ≧T R2であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ34にすすむ。T1 <T
R2であれば「NO」の判定がなされステップ33に戻
る。ステップ34では、前記室外熱交中央冷媒温度検出
器9により検出された温度T2 と設定室外熱交中央冷媒
温度TR3との比較演算によりT2 ≦TR3であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ35にすすみ除霜運転を
行う。T2 >TR3であれば「NO」の判定がなされ、ス
テップ34に戻る。
【0025】各ステップについて意図を説明する。すな
わちステップ31ではまだ着霜が大きく進行しないとき
に室内熱交換器(凝縮器)出口と室外熱交換器(蒸発
器)入口の熱交換を行うための比較演算であり、ステッ
プ32では室外熱交入口温度を上昇させるため第1電磁
弁6を「OFF」、第2電磁弁7を「ON」させる。ス
テップ33は、室外熱交出口温度がある程度上昇したか
どうかを判断するための比較演算であり、ステップ34
は室外熱交中央温度が大きく低下している場合は熱交換
器全体に着霜が進行しており除霜運転が必要との判断を
するための比較演算である。
【0026】このように、冷媒として非共沸混合冷媒を
用いた場合において、室外熱交換器の室内熱交換器(凝
縮器)出口と室外熱交換器(蒸発器)入口の熱交換を行
うことにより蒸発器入口の温度を上げて部分着霜を防ぐ
ことができ、除霜運転に入る回数を削減して快適性の向
上を図ることができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は、本発明の第2の実
施例における冷凍サイクル図である。第1の実施例と異
なる点は、室内熱交換器3と膨張弁4を結ぶ管路に第1
電磁弁6と、室内熱交換器3から第1電磁弁6に至る管
路に一端を接続し、他端を第1電磁弁6から膨張弁4に
至る管路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパ
ス回路の一部を圧縮機2と熱交換的に接触させて、さら
にこのバイパス回路の第1電磁弁6から室内熱交換器3
に至る管路の接続部から熱交換的に接触させた配管部分
までの管路に第2電磁弁7を設けたことである。
【0028】このヒートポンプ装置の制御装置運転時の
制御回路の構成と動作は図4と同様である。同図はLS
I10のメモリ10cに記憶されたヒートポンプ装置の
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートから分かるように、本発明においては室外熱交換
器5に部分着霜を起こす可能性がある条件下においての
み第1電磁弁6と第2電磁弁7のON/OFFを制御す
る。
【0029】リモコン、あるいは強制運転等により運転
の指示がでると、ヒートポンプ装置の運転が始まる。こ
れと同時に図4のステップ30が実行され、4方弁ON
/OFF検知手段により4方弁2のON/OFFを検知
し、「OFF」の判定がなされると冷房運転と判定され
ステップ30に戻り、「ON」であれば暖房運転と判定
されステップ31が実行される。
【0030】次に、前記室外熱交換器入口冷媒温度検出
器8により検出された温度T1 と設定室外熱交入口温度
R1との比較演算によりT1 ≦TR1(仮りに−5℃)で
あれば「YES」の判定がなされ、ステップ32にすす
みメモリ10c内蔵の選択手段により記憶回路の第1の
出力モードが選択され、出力回路10dにより制御信号
が出力され第1電磁弁6が「OFF」、第2電磁弁7が
「ON」されたのち、ステップ33に移る。T1 >TR1
であれば「NO」の判定がなされ、ステップ31に戻
る。
【0031】次に、T1 と設定冷媒温度TR2(仮りに−
2℃)との比較演算によりT1 ≧T R2であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ34にすすむ。T1 <T
R2であれば「NO」の判定がなされステップ33に戻
る。ステップ34では、前記室外熱交中央冷媒温度検出
器9により検出された温度T2 と設定室外熱交中央冷媒
温度TR3との比較演算によりT2 ≦TR3であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ35にすすみ除霜運転を
行う。T2 >TR3であれば「NO」の判定がなされ、ス
テップ34に戻る。
【0032】各ステップについて意図を説明する。すな
わちステップ31ではまだ着霜が大きく進行しないとき
に圧縮機2の高温部と室外熱交換器5(蒸発器)入口の
熱交換を行うための比較演算であり、ステップ32では
室外熱交入口温度を上昇させるため第1電磁弁6を「O
FF」、第2電磁弁7を「ON」させる。ステップ33
は、室外熱交入口温度がある程度上昇したかどうかを判
断するための比較演算であり、ステップ34は室外熱交
中央温度が大きく低下している場合は熱交換器全体に着
霜が進行しており除霜運転が必要との判断をするための
比較演算である。
【0033】このように、冷媒として非共沸混合冷媒を
用いた場合において、圧縮機の高温部と室外熱交換器
(蒸発器)入口の熱交換を行うことにより蒸発器入口の
温度を上げて部分着霜を防ぐことができ、除霜運転に入
る回数を削減して快適性の向上を図ることができる。
【0034】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図6は、本発明の第3の実
施例における冷凍サイクル図である。第2の実施例と異
なる点は、室内熱交換器3と膨張弁4を結ぶ管路に第1
電磁弁6と、室内熱交換器3から第1電磁弁6に至る管
路に一端を接続し、他端を第1電磁弁6から膨張弁4に
至る管路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパ
ス回路の一部を電子制御装置放熱部12と熱交換的に接
触させて、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁6から
熱交換的に接触させた配管部分までの管路に第2電磁弁
7を設けたことである。
【0035】このヒートポンプ装置の制御装置運転時の
制御回路の構成と動作は図4と同様である。同図はLS
I10のメモリ10cに記憶されたヒートポンプ装置の
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートから分かるように、本発明においては室外熱交換
器5に部分着霜を起こす可能性がある条件下においての
み第1電磁弁6と第2電磁弁7のON/OFFを制御す
る。
【0036】リモコン、あるいは強制運転等により運転
の指示がでると、ヒートポンプ装置の運転が始まる。こ
れと同時に図4のステップ30が実行され、4方弁ON
/OFF検知手段により4方弁2のON/OFFを検知
し、「OFF」の判定がなされると冷房運転と判定され
ステップ30に戻り、「ON」であれば暖房運転と判定
されステップ31が実行される。
【0037】次に、前記室外熱交換器入口冷媒温度検出
器8により検出された温度T1 と設定室外熱交入口温度
R1との比較演算によりT1 ≦TR1(仮りに−5℃)で
あれば「YES」の判定がなされ、ステップ32にすす
みメモリ10c内蔵の選択手段により記憶回路の第1の
出力モードが選択され、出力回路10dにより制御信号
が出力され第1電磁弁6が「OFF」、第2電磁弁7が
「ON」されたのち、ステップ33に移る。T1 >TR1
であれば「NO」の判定がなされ、ステップ31に戻
る。
【0038】次に、T1 と設定冷媒温度TR2(仮りに−
2℃)との比較演算によりT1 ≧T R2であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ34にすすむ。T1 <T
R2であれば「NO」の判定がなされステップ33に戻
る。ステップ34では、前記室外熱交中央冷媒温度検出
器9により検出された温度T2 と設定室外熱交中央冷媒
温度TR3との比較演算によりT2 ≦TR3であれば「YE
S」の判定がなされ、ステップ35にすすみ除霜運転を
行う。T2 >TR3であれば「NO」の判定がなされ、ス
テップ34に戻る。
【0039】各ステップについて意図を説明する。すな
わちステップ31ではまだ着霜が大きく進行しないとき
に電子制御装置放熱部12と室外熱交換器(蒸発器)入
口の熱交換を行うための比較演算であり、ステップ32
では室外熱交入口温度を上昇させるため第1電磁弁6を
「OFF」、第2電磁弁7を「ON」させる。ステップ
33は、室外熱交入口温度がある程度上昇したかどうか
を判断するための比較演算であり、ステップ34は室外
熱交中央温度が大きく低下している場合は熱交換器全体
に着霜が進行しており除霜運転が必要との判断をするた
めの比較演算である。
【0040】このように、冷媒として非共沸混合冷媒を
用いた場合において、圧縮機と室外熱交換器(蒸発器)
入口の熱交換を行うことにより蒸発器入口の温度を上げ
て部分着霜を防ぐことができ、除霜運転に入る回数を削
減して快適性の向上を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明の
冷凍サイクル装置の制御装置は、室外熱交換器と膨張弁
を結ぶ管路に第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁
弁に至る管路に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨
張弁に至る管路に接続したバイパス回路を配設し、この
バイパス回路の一部を膨張弁から室外熱交換器に至る配
管と熱交換的に接触させ、さらにこのバイパス回路の第
1電磁弁から室内熱交換器に至る管路の接続部から熱交
換的に接触させた配管部分までの管路に第2電磁弁と、
室外熱交換器入口の冷媒温度を検出して制御信号を出力
する室外熱交換器入口温度検出手段と、室外熱交換器内
の管路に冷媒温度を検出して制御信号を出力する室外熱
交換器温度検出手段により冷媒温度と設定温度とを比較
して制御信号を出力する比較手段を有することで室外機
の着霜を検出し、室内熱交換器(凝縮器)出口と室外熱
交換器(蒸発器)入口の熱交換を行うことにより蒸発器
入口の温度を上げて部分着霜を防ぐことができ、除霜運
転に入る回数を削減して快適性の向上を図ることができ
る。
【0042】また、室外熱交換器と膨張弁を結ぶ管路に
第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る管路
に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管
路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス回路
の一部を圧縮機高温部と熱交換的に接触させ、さらにこ
のバイパス回路の第1電磁弁から室内熱交換器に至る管
路の接続部から熱交換的に接触させた配管部分までの管
路に第2電磁弁と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出
して制御信号を出力する室外熱交換器入口温度検出手段
と、室外熱交換器内の管路に冷媒温度を検出して制御信
号を出力する室外熱交換器温度検出手段により冷媒温度
と設定温度とを比較して制御信号を出力する比較手段を
有することで室外機の着霜を検出し、圧縮機高温部と室
外熱交換器(蒸発器)入口の熱交換を行うことにより蒸
発器入口の温度を上げて部分着霜を防ぐことができ、除
霜運転に入る回数を削減して快適性の向上を図ることが
できる。
【0043】また、室外熱交換器出口と膨張弁を結ぶ管
路に第1電磁弁と、室内熱交換器から第1電磁弁に至る
管路に一端を接続し、他端を第1電磁弁から膨張弁に至
る管路に接続したバイパス回路を配設し、このバイパス
回路の一部を電子制御装置放熱部と熱交換的に接触させ
て、さらにこのバイパス回路の第1電磁弁から室内熱交
換器に至る管路の接続部から熱交換的に接触させた配管
部分までの管路に第2電磁弁と、室外熱交換器入口の冷
媒温度を検出して制御信号を出力する室外熱交換器入口
温度検出手段と、室外熱交換器内の管路に冷媒温度を検
出して制御信号を出力する室外熱交換器温度検出手段に
より冷媒温度と設定温度とを比較して制御信号を出力す
る比較手段を有することで室外機の着霜を検出し、電子
制御装置放熱部と室外熱交換器(蒸発器)入口の熱交換
を行うことにより蒸発器入口の温度を上げて部分着霜を
防ぐことができ、除霜運転に入る回数を削減して快適性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍サイクル装置の制御装置の第1の
実施例における冷凍サイクル図
【図2】同実施例における電子制御回路図
【図3】同実施例におけるブロック図
【図4】同実施例におけるフローチャート
【図5】本発明の冷凍サイクル装置の制御装置の第2の
実施例における冷凍サイクル図
【図6】本発明の冷凍サイクル装置の制御装置の第3の
実施例における冷凍サイクル図
【図7】本発明の冷凍サイクル装置の制御装置の従来例
における冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 4方弁 3 室外熱交換器 4 膨張弁 5 室内熱交換器 6 第1電磁弁 7 第2電磁弁 8 室外熱交換器入口温度検知器 9 室外熱交換器温度検知器 10 マイクロコンピューター 13 入力回路 14 CPU 15 メモリ 16 出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 成人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒として沸点が異なる2種類以上の冷
    媒を所定の比率で混合した非共沸混合冷媒を用い、圧縮
    機、4方弁、室内熱交換器、第1電磁弁、膨張弁、室外
    熱交換器を順に配管にて環状に連結した冷媒回路と、室
    内熱交換器から第1電磁弁に至る管路に一端を接続し、
    他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管路に接続したバイ
    パス回路を配設し、このバイパス回路の一部を室外熱交
    換器から膨張弁に至る管路と熱交換的に接触させ、さら
    にこのバイパス回路の第1電磁弁から室内熱交換器に至
    る管路の接続部から熱交換的に接触させた配管部分まで
    の管路に第2電磁弁を配設した冷媒回路と、室外熱交換
    器入口の冷媒温度を検出して制御信号を出力する室外熱
    交換器入口温度検出手段と、前記室外熱交換器入口温度
    と設定温度とを比較して制御信号を出力する室外熱交換
    器入口温度比較手段と、室外熱交換器内の管路に設けら
    れた室外熱交換器温度検出手段と、前記室外熱交換器温
    度と設定温度とを比較して制御信号を出力する室外熱交
    換器温度比較手段と、4方弁のON/OFFを検知して
    制御信号を出力する4方弁検知手段と、第1電磁弁のO
    N/OFFを検知して制御信号を出力する第1電磁弁検
    知手段と、第2電磁弁のON/OFFを検知して制御信
    号を出力する第2電磁弁検知手段と、前記4方弁のON
    /OFFを制御する出力モードを記憶した記憶手段と、
    前記室外熱交換器入口温度比較手段および室外熱交換器
    温度比較手段および第1電磁弁検知手段と第2電磁弁検
    知手段から発生する出力信号により、前記記憶手段の出
    力モードの一つを選択するモード選択手段と、前記記憶
    手段の出力モードに従い前記4方弁、第1電磁弁および
    第2電磁弁のON/OFFを行う出力手段により構成し
    た非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置。
  2. 【請求項2】 冷媒として沸点が異なる2種類以上の冷
    媒を所定の比率で混合した非共沸混合冷媒を用い、圧縮
    機、4方弁、室内熱交換器、第1電磁弁、膨張弁、室外
    熱交換器を順に配管にて環状に連結した冷媒回路と、室
    内熱交換器から第1電磁弁に至る管路に一端を接続し、
    他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管路に接続したバイ
    パス回路を配設し、このバイパス回路の一部を圧縮機と
    熱交換的に接触させて、さらにこのバイパス回路の第1
    電磁弁から室内熱交換器に至る管路の接続部から熱交換
    的に接触させた配管部分までの管路に第2電磁弁を配設
    した冷媒回路と、室外熱交換器入口の冷媒温度を検出し
    て制御信号を出力する室外熱交換器入口温度検出手段
    と、前記室外熱交換器入口温度と設定温度とを比較して
    制御信号を出力する室外熱交換器入口温度比較手段と、
    室外熱交換器内の管路に設けられた室外熱交換器温度検
    出手段と、前記室外熱交換器温度と設定温度とを比較し
    て制御信号を出力する室外熱交換器温度比較手段と、4
    方弁のON/OFFを検知して制御信号を出力する4方
    弁検知手段と、第1電磁弁のON/OFFを検知して制
    御信号を出力する第1電磁弁検知手段と、第2電磁弁の
    ON/OFFを検知して制御信号を出力する第2電磁弁
    検知手段と、前記4方弁のON/OFFを制御する出力
    モードを記憶した記憶手段と、前記室外熱交換器入口温
    度比較手段および室外熱交換器温度比較手段および第1
    電磁弁検知手段と第2電磁弁検知手段から発生する出力
    信号により、前記記憶手段の出力モードの一つを選択す
    るモード選択手段と、前記記憶手段の出力モードに従い
    前記4方弁、第1電磁弁および第2電磁弁のON/OF
    Fを行う出力手段により構成した非共沸混合冷媒を用い
    た冷凍サイクル装置。
  3. 【請求項3】 冷媒として沸点が異なる2種類以上の冷
    媒を所定の比率で混合した非共沸混合冷媒を用い、圧縮
    機、4方弁、室内熱交換器、第1電磁弁、膨張弁、室外
    熱交換器を順に配管にて環状に連結した冷媒回路と、室
    内熱交換器から第1電磁弁に至る管路に一端を接続し、
    他端を第1電磁弁から膨張弁に至る管路に接続したバイ
    パス回路を配設し、このバイパス回路の一部を電子制御
    装置の放熱部と熱交換的に接触させて、さらにこのバイ
    パス回路の第1電磁弁から室内熱交換器に至る管路の接
    続部から熱交換的に接触させた配管部分までの管路に第
    2電磁弁を配設した冷媒回路と、室外熱交換器入口の冷
    媒温度を検出して制御信号を出力する室外熱交換器入口
    温度検出手段と、前記室外熱交換器入口温度と設定温度
    とを比較して制御信号を出力する室外熱交換器入口温度
    比較手段と、室外熱交換器内の管路に設けられた室外熱
    交換器温度検出手段と、前記室外熱交換器温度と設定温
    度とを比較して制御信号を出力する室外熱交換器温度比
    較手段と、4方弁のON/OFFを検知して制御信号を
    出力する4方弁検知手段と、第1電磁弁のON/OFF
    を検知して制御信号を出力する第1電磁弁検知手段と、
    第2電磁弁のON/OFFを検知して制御信号を出力す
    る第2電磁弁検知手段と、前記4方弁のON/OFFを
    制御する出力モードを記憶した記憶手段と、前記室外熱
    交換器入口温度比較手段および室外熱交換器温度比較手
    段および第1電磁弁検知手段と第2電磁弁検知手段から
    発生する出力信号により、前記記憶手段の出力モードの
    一つを選択するモード選択手段と、前記記憶手段の出力
    モードに従い前記4方弁、第1電磁弁および第2電磁弁
    のON/OFFを行う出力手段により構成した非共沸混
    合冷媒を用いた冷凍サイクル装置。
JP33387693A 1993-12-27 1993-12-27 非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置 Pending JPH07190526A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100591323B1 (ko) * 2004-12-28 2006-06-19 엘지전자 주식회사 히트 펌프식 공기조화기
JP2010230288A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Fujitsu General Ltd 分岐ユニット
WO2014148704A1 (ko) * 2013-03-22 2014-09-25 (주)지산에너텍 하이브리드형 공기열 히트펌프 시스템
CN108458511A (zh) * 2018-04-19 2018-08-28 天津商业大学 一种带热气融霜的直接接触冷凝制冷系统
EP3643990A1 (en) * 2018-10-22 2020-04-29 LG Electronics Inc. Hybrid heating system
CN112747512A (zh) * 2019-10-31 2021-05-04 李同勇 防结霜空气能装置

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