JPH08312986A - 空調機のユニット組立構造 - Google Patents

空調機のユニット組立構造

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JPH08312986A
JPH08312986A JP7121967A JP12196795A JPH08312986A JP H08312986 A JPH08312986 A JP H08312986A JP 7121967 A JP7121967 A JP 7121967A JP 12196795 A JP12196795 A JP 12196795A JP H08312986 A JPH08312986 A JP H08312986A
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、空調機のユニット組立構造に関す
る。 【構成】 下方からフィルターユニットケース(1) 、フ
ァンユニットケース(2) 、コイルユニットケース(3) を
互いに連通させた状態で積み重ね、フィルターユニット
ケース(1) に取り込んだ未処理空気をコイルユニットケ
ース(3) から調和空気として吐出するように構成した空
調機において、各ユニットケース(1),(2),(3) の側面に
位置決め機能を有する掛止手段(a) を設け、同掛止手段
(a) により各ユニットケース(1),(2),(3) を保持状態で
段積み可能に構成するとともに、各ユニットケース(1),
(2),(3) の左右角部に当接するようにアングル支柱(5),
(5) を立設し、さらに、同アングル支柱(5),(5) と各ユ
ニットケース(1),(2),(3) とを手動式連結手段により着
脱自在に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機のユニット組立
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すように、下方からフ
ィルターユニットケース100 、ファンユニットケース20
0 、コイルユニットケース300 を互いに連通させた状態
で積み重ねるとともに、前記フィルターユニットケース
100 に吸込ケース400 を連通連結して、コイルユニット
ケース300 から調和空気を吐出可能に構成した空調機X
がある。110 はフィルターユニット、120 はファンユニ
ット 130はコイルユニット、500 は内部点検扉である。
【0003】上記各ユニットケース100,200,300 は、ケ
ース内側に配設した連結部材600 を介してボルト610 及
びナット620 で連結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したユ
ニット組立構造では、実際に各ユニットケース100,200,
300 を組立てる場合、作業者は内部点検扉500 を開けて
中に入るか、あるいは、窮屈な姿勢で手を差込み、工具
を用いて組立作業を行う必要があった。
【0005】このように、ユニットケース100,200,300
内部は狭く、しかも暗いので、かかる組立作業は手間が
かかり、作業者の負担は大きいものであった。
【0006】本発明は、上記課題を解決できる空調機の
ユニット組立構造を提供することを目的としている。
【0007】
【発明が解決するための手段】本発明は、下方からフィ
ルターユニットケース、ファンユニットケース、コイル
ユニットケースを互いに連通させた状態で積み重ね、フ
ィルターユニットケースに取り込んだ未処理空気をコイ
ルユニットケースから調和空気として吐出するように構
成した空調機において、各ユニットケースの側面に位置
決め機能を有する掛止手段を設け、同掛止手段により各
ユニットケースを保持状態で段積み可能に構成するとと
もに、各ユニットケースの左右角部に当接するようにア
ングル支柱を立設し、さらに、同アングル支柱と各ユニ
ットケースとを手動式連結手段により着脱自在に連結し
たことを特徴とする空調機のユニット組立構造に係るも
のである。
【0008】また、本発明は、ユニットケースの上下端
周縁に、ケース間接続用のシール面を形成するととも
に、少なくとも、各ユニットケースの前側のシール面を
各ユニットケースの外側に突出させて形成し、さらに、
同シール面間に前面パネルを着脱自在に取付けたことに
も特徴を有する。
【0009】
【作用】フィルターユニット、ファンユニット、コイル
ユニットをそれぞれ収納配設した各ユニットケースの側
面に位置決め機能を有する掛止手段を設け、同掛止手段
により各ユニットケースを段積みする際の位置決めを容
易に行いながらワンタッチで各ユニットケース同士を連
結し、互いに保持された状態で段積みするとができる。
【0010】また、各ユニットケースの左右角部に当接
するようにアングル支柱を立設し、さらに、同アングル
支柱と各ユニットケースとを手動連結手段により着脱自
在に連結して各ユニットケースを確実に保持させ、しか
も、各ユニットケースの組立、分解が工具なしで容易に
行える。
【0011】さらに、ユニットケースの上下端周縁に、
ケース間接続用のシール面を形成するとともに、少なく
とも、各ユニットケースの前側のシール面を各ユニット
ケースの外側に突出させて形成し、空気の流路を形成す
る各ユニットケースの内側面から突起物をなくして平坦
面となし、流路抵抗を可及的に小さくしている。
【0012】さらに、前側のシール面間に前面パネルを
着脱自在に取付け、前面パネル装着状態では外側に突出
したシール面が外観上目立つことがなく美観を損なうこ
ともない。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るユニット組立構造を有す
る空調機の正面図、図2は同側面図、図3は同内部構造
を示す説明図、図4は要部の説明図である。
【0014】図1及び図2に示すように、空調機Aは、
下方からフィルターユニットケース1、ファンユニット
ケース2、コイルユニットケース3を積み重ねている。
【0015】各ユニットケース1,2,3 は、それぞれ、着
脱自在な前面パネル1a,2a,3aを具備する薄形の箱形に構
成されており、図3に示すように、その内部にそれぞれ
フィルターユニット10、ファンユニット20、コイルユニ
ット30を収納配設している。
【0016】本実施例では、図1に示すように、ファン
ユニットケース2内を流路仕切壁21により区画して2室
のファンユニット配設空間Sを形成し、同空間S内にそ
れぞれファンユニット20を並設している。
【0017】なお、ファンユニット20は2個に限るもの
ではなく、例えば、ファンユニット配設空間Sを3室あ
るいは4室と複数室形成し、それぞれに配設することが
できる。
【0018】図1において、12,22 は点検扉であり、同
点検扉12,22 の裏面には電装部bを設けている。
【0019】また、フィルターユニットケース1の上
面、ファンユニットケース2及びコイルユニットケース
3の各上下面にはそれぞれ連通口を形成しており、段積
みした状態で互いに連通させている。
【0020】さらに、段積みした各ユニットケース1,2,
3 の一側面に当接するように縦長の吸込ケース4を立設
し、同吸込ケース4の送気口41と前記フィルターユニッ
トケース1の一側面に形成した吸気口11とを連通連結し
ている。42は吸込ケース4の吸気口である。
【0021】そして、ファンユニット20の駆動により、
吸込ケース4から未処理空気を吸い込んでコイルユニッ
トケース3の上側面に形成した吐出口31から図示しない
ダクト等を介して調和空気を必要場所へ吐出可能に構成
している。
【0022】上記構成の空調機Aにおいて、本発明の要
旨は、各ユニットケース1,2,3 の側面に位置決め機能を
有する掛止手段aを設け、同掛止手段aにより各ユニッ
トケース1,2,3 を保持状態で段積み可能に構成するとと
もに、各ユニットケース1,2,3 の左右角部に当接するよ
うにアングル支柱5,5 を立設し、さらに、同アングル支
柱5と各ユニットケース1,2,3 とを手動式連結手段より
着脱自在に連結したことにある。
【0023】図4に示すように、本実施例における掛止
手段aは、トグル式の連結具91と差込式の位置決め具92
とから構成しており、フィルターユニットケース1及び
ファンユニットケース2の各左右側面上端部に連結具本
体91a と位置決め嵌入片92aとをそれぞれ並設する一
方、ファンユニットケース2及びコイルユニットケース
3の各左右側面下端部に、上記連結具本体91a と位置決
め嵌入片92a とにそれぞれ対応する連結用フック91b と
嵌入片受部92b とを並設している。
【0024】また、図1に示すように、フィルターユニ
ットケース1の底面には設置用部材13を配設し、同設置
用部材13を介してフィルターユニットケース1を設置場
所の床面にボルト等で固定している。
【0025】上記構成により、本空調機Aを設置する場
合は、所定の設置場所に固定したフィルターユニットケ
ース1の上に、同ユニットケース1の位置決め嵌入片92
a をファンユニットケース2の嵌入片受部92b に確実に
嵌入させた状態でファンユニットケース2を載置し、図
5に示すように連結具91により締結する。この締結操作
はワンタッチで行うことができる。
【0026】さらに、ファンユニットケース2の上にコ
イルユニットケース3を上記要領で載置連結し、各ユニ
ットケース1,2,3 を互いに保持させる。
【0027】その後、各ユニットケース1,2,3 の背側の
左右角部にアングル支柱5,5 を当接させ、手動式連結手
段としてのノブ付きボルト6により各ユニットケース1,
2,3とアングル支柱5,5 とを固定する。なお、各ユニッ
トケース1,2,3 とアングル支柱5,5 には、あらかじめ、
互いに対応するボルト孔60が穿設されている。
【0028】そして、アングル支柱5,5 を壁面や天井面
に固定ボルト等により固定して空調機Aの組立設置を終
える。
【0029】このように、各ユニットケース1,2,3 を段
積みする際に位置決めが容易で、かつ、連結具91の操作
もワンタッチで行え、また、各ユニットケース1,2,3 と
アングル支柱5,5 との固定も手動で行えるので工具が不
要となり、手間もかからずに組立設置をきわめて容易に
行うことができる。したがって、作業能率が向上し、ま
た、作業者の労働負担を大幅に軽減することができる。
【0030】なお、上記作業と逆の工程を行えば、空調
機Aの分解も同様に容易に行うことができることは勿論
である。
【0031】また、本発明は、ユニットケース1,2,3 の
上下端周縁に、ケース間接続用のシール面71を形成する
とともに、少なくとも、各ユニットケース1,2,3 の前側
のシール面71を各ユニットケース1,2,3 の外側に突出さ
せて形成し、さらに、同シール面71間に前面パネル1a,2
a,3aを着脱自在に取付けたことにも特徴を有する。
【0032】すなわち、前述したように、各ユニットケ
ース1,2,3 の内部が連通して空気流路を形成している
が、段積みした隙間から空気が漏れることのないように
シールする必要がある。
【0033】そこで、図4に示すように、各ユニットケ
ース1,2,3 の上下端周縁に各ユニットケース1,2,3 接続
用のシール部7を形成している。
【0034】同シール部7は、本実施例では、各ユニッ
トケース1,2,3 の上下前縁にアングル形状のシール部構
成材70を取付け、同シール部構成材70の外側に折曲形成
された面と、後壁及び左右側壁の上下端を内側に折曲げ
た折曲面とをユニットケース1,2,3 接続用のシール面71
とし、フィルターユニットケース1およびファンユニッ
トケース2における上側のシール面71にパッキン8を貼
設している。
【0035】そして、図6に示すように、各ユニットケ
ース1,2,3 の内側面に断熱材72を貼設するとともに、着
脱自在の前面パネル1a,2a,3aの内側面にも同様に断熱材
72を貼設し、上記した上下のシール部構成材70間に嵌め
込んでいる。
【0036】したがって、空気流路を形成する各ユニッ
トケース1,2,3 の内側面が平坦面となり、流路抵抗を可
及的に小さくすることができる。
【0037】特に、シール部構成材70のシール面71を内
側ではなく外側に突出させたことにより、各ユニットケ
ース1,2,3 の内側面は全体的に平坦面となる。
【0038】そして、上下のシール部構成材70間に前面
パネル1a,2a,3aを位置させているので、上記シール部構
成材70のシール面71の外側への突出が目立たず、外観上
のデザイン面においても美観を損なうことがない。
【0039】また、本実施例では、フィルターユニット
ケース1の前面パネル1aの着脱は嵌め込み式の取付具に
よりワンタッチで行えるようにしているので、メンテナ
ンス等が容易である。
【0040】次に、本実施例における空調機Aのファン
ユニット20について説明する。
【0041】図7及び図8に示すように、ファンユニッ
ト20は、ファンユニットケース2内部に形成した2つの
ファンユニット配設空間Sにそれぞれファンケース23を
配設し、各ファンケース23内に電動モータMと、同モー
タMの駆動軸M1に連動連結して回転駆動されるターボフ
ァンFとを配設して構成している。なお、本実施例にお
けるターボファンFは反時計回りに回転するものとして
いる。
【0042】また、ターボファンFは、同一風量で比較
すると、空調機一般に使用されるシロッコファンよりも
薄型となっているので、ファンユニットケース2自体を
薄型に形成することが可能となる。
【0043】したがって、フィルターユニットケース1
及びコイルユニットケース3も同様に薄型とすることに
より、空調機Aをきわめて薄型に構成することができ
る。
【0044】各ファンケース23の前方には、それぞれ吸
気流路Rが形成されており、同吸気流路Rに臨むよう
に、ファンケース23の前面にはファン吸気口F1が形成さ
れている。空気は同ファン吸気口F1から流入してファン
ユニット20の上方から強制的に送気される(図8及び図
10参照)。
【0045】電動モータMは、空気の流れに沿い、か
つ、上記吸気流路Rを区画するようにファンケース23の
前面に取付けたモータ取付板24により支持されている。
24c はモータ取付板24をファンケース23に取付けるため
の取付ボルトである。
【0046】すなわち、図9に示すように、モータ取付
板24は、断面コ字状の板金からなる取付板本体の上部左
側面と下部右側面とを切欠し、残った下部左側面と上部
右側面をモータ取付左右耳部24a,24b となし、同モータ
取付左右耳部24a,24b で電動モータMを左右から挟持す
る状態で支持している。なお、M2はモータ取付ボルトで
ある。
【0047】上記モータ取付左右耳部24a,24b は、吸気
流路Rの流路を仕切る仕切壁となっており、かつ、ファ
ン吸気口F1に対しても垂直な仕切壁となっている(図8
参照)。
【0048】また、図10に示すように、左耳部24a は
電動モータMの左側部から下方へ伸延し、右耳部24b は
電動モータMの右側部から上方へ伸延している。
【0049】したがって、吸気流路Rは左側流路25と右
側流路26とに区画され、電動モータMの下方域では、同
電動モータMの幅の分だけ左側流路25は狭く、右側流路
26は広くなっている。
【0050】かかる構成により、下方からの空気は二つ
の流路25,26 を通ってファン吸気口F1内に入ることにな
る。
【0051】前記したように、ターボファンFが反時計
回りの場合は、吸気流路Rを上記したように電動モータ
Mの下方域では左側流路25を狭く、右側流路26を広く区
画することが望ましく、かかる構成とすることによって
ターボファンFの吸気効率が向上することが実験で確か
められている。
【0052】かかる構造とすることにより、上述したよ
うにシロッコファン等よりも薄型のターボファンFを用
いてファンユニットケース2を薄型としても所望する風
量を得ることが可能となる。
【0053】また、本実施例では、モータ取付左耳部24
a の下端から下方へ伸延させた仮想垂線に沿って、フィ
ルターユニットケース1の前面パネル1aにフィルター押
さえ27を設けている。
【0054】すなわち、図3に示すように、薄型に形成
されたフィルターユニットケース1内において、効率よ
く集塵できるようにフィルターユニット10は後方傾斜状
態に配設しており、かかるフィルターユニット10の安定
を図るためにフィルター押さえ27は配設されている。
【0055】なお、フィルター押さえ27の配設位置とし
ては、ファンユニットケース2内を仕切る流路仕切壁21
の下端から下方へ伸延させた仮想垂線に沿った位置とし
てもよい。
【0056】ところで、ターボファンFと電動モータM
を収納配設しているファンケース23は防振構造としてい
る。
【0057】すなわち、ファンケース23の下部とファン
ユニットケース2の底壁2bとの間に防振装置28を介設し
てファンケース23を支持させるとともに、ファンユニッ
トケース2の上端をスポンジ状パッキン29を介してファ
ンユニットケース2の天井側に支持させている。
【0058】図7に示すように、ファンケース23は、そ
の左右下側の角部を落として正面視三角形状の防振装置
配設空間Qを形成しており、同空間Q内に防振装置28を
配設している。
【0059】防振装置28は、防振装置配設空間Qの上部
側をなすファンケース23の壁に、防振装置配設空間Qに
張り出すようにブラケット33を取付け、同ブラケット33
にファユニットケース2の底壁2bに立設した支軸28a を
遊嵌し、ブラケット33と底壁2bとの間にスプリング28b
を介設して構成している。
【0060】したがって、ファンケース23は防振装置28
のスプリング28b によりその重量を支持されることにな
る。
【0061】一方、ファンケース23の上端には、特に高
さ方向に厚みを必要としないスポンジ状パッキン29を配
設しているので、ファンケース23の底面に防振装置28を
設け、上端にたわみ継手を連結した一般的に採用される
通常の防振構造と比べて上下方向の高さを大幅にコンパ
クト化することが可能となる。
【0062】このように、ファンケース23は、同ファン
ケース23の角部を落として形成した防振装置配設空間Q
内に配設した防振装置28と、薄いスポンジ状パッキン29
を介して比較的に小さな空間内において吊支された状態
となっているので、ファンユニットケース2を小型化し
ても十分に振動の伝達を抑制することができる。
【0063】しかも、上記したように、ターボファンF
を採用するとともに、吸気流路を区画した構成によりフ
ァンユニットケース2を薄型とした構成とあいまって、
高さ方向、前後方向にコンパクトにすることができ、全
体的にコンパクトな空調機Aを構成することができる。
【0064】
【発明の効果】 下方からフィルターユニットケース、ファンユニット
ケース、コイルユニットケースを互いに連通させた状態
で積み重ねるとともに、前記フィルターユニットケース
に吸い込みケースを連通連結して、コイルユニットケー
スから調和空気を吐出可能に構成した空調機において、
各ユニットケースの側面に位置決め機能を有する掛止手
段を設け、同掛止手段により各ユニットケースを保持状
態で段積み可能に構成するとともに、各ユニットケース
の左右角部に当接するようにアングル支柱を立設し、さ
らに、同アングル支柱と各ユニットケースとを手動式連
結手段により着脱自在に連結したことにより、各ユニッ
トケースを段積みする際に容易に位置決めができ、ま
た、工具を必要とせずに容易に各ユニットケースの組立
・分解作業が行える。したがって、作業能率が向上し、
また、作業者の労働負担を大幅に軽減することができ
る。
【0065】ユニットケースの上下端周縁に、ケース
間接続用のシール面を形成するとともに、少なくとも、
各ユニットケースの前側のシール面を各ユニットケース
の外側に突出させて形成し、さらに、同シール面間に前
面パネルを着脱自在に取付けたことににより、空気流路
を形成する各ユニットケースの内側面が平坦面となり、
流路抵抗を可及的に小さくすることができる。
【0066】また、各ユニットケースの前側のシール面
間に前面パネルが位置するので、シール面の外側への突
出が目立たず、外観上のデザイン面においても美観を損
なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット組立構造を有する空調機
の正面図である。
【図2】同空調機の側面図である。
【図3】同内部構造を示す説明図である。
【図4】ユニット組立構造の要部を示す説明図である。
【図5】連結具の説明図である。
【図6】シール面の説明図である。
【図7】ファンユニットの正面視による説明図である。
【図8】同側面視による説明図である。
【図9】モータ取付板の説明図である。
【図10】吸気流路を示す説明図である。
【図11】従来のユニット組立構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 フィルターユニットケース 1a 前面パネル 2 ファンユニットケース 2a 前面パネル 3 コイルユニットケース 3a 前面パネル 5 アングル支柱 6 ノブ付きボルト 71 シール面 a 掛止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方からフィルターユニットケース(1)
    、ファンユニットケース(2) 、コイルユニットケース
    (3) を互いに連通させた状態で積み重ね、フィルターユ
    ニットケース(1) に取り込んだ未処理空気をコイルユニ
    ットケース(3)から調和空気として吐出するように構成
    した空調機において、 各ユニットケース(1),(2),(3) の側面に位置決め機能を
    有する掛止手段(a) を設け、同掛止手段(a) により各ユ
    ニットケース(1),(2),(3) を保持状態で段積み可能に構
    成するとともに、各ユニットケース(1),(2),(3) の左右
    角部に当接するようにアングル支柱(5),(5) を立設し、
    さらに、同アングル支柱(5),(5) と各ユニットケース
    (1),(2),(3) とを手動式連結手段により着脱自在に連結
    したことを特徴とする空調機のユニット組立構造。
  2. 【請求項2】 ユニットケース(1),(2),(3) の上下端周
    縁に、ケース間接続用のシール面(71)を形成するととも
    に、少なくとも、各ユニットケース(1),(2),(3) の前側
    のシール面(71)を各ユニットケース(1),(2),(3) の外側
    に突出させて形成し、さらに、同シール面(71)間に前面
    パネル(1a),(2a),(3a)を着脱自在に取付けたことを特徴
    とする請求項1記載の空調機のユニット組立構造。
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