JPH08311939A - 凍結防止帯 - Google Patents
凍結防止帯Info
- Publication number
- JPH08311939A JPH08311939A JP13893295A JP13893295A JPH08311939A JP H08311939 A JPH08311939 A JP H08311939A JP 13893295 A JP13893295 A JP 13893295A JP 13893295 A JP13893295 A JP 13893295A JP H08311939 A JPH08311939 A JP H08311939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- heating elements
- antifreezing
- slit
- adjustable area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道管に直線的に沿わせる方法の凍結防止帯
に於て、その凍結防止帯の長さを調節可能にしたもので
ある。 【構成】平行に配設してなる発熱体を外皮で被覆して帯
状に形成して成る凍結防止帯に於て、発熱体間の薄肉部
に一定間隔でアジャスト部を設けた凍結防止帯 【効果】 水道管に直線的に沿わせる施工方法の凍結防
止帯に於いて、凍結防止帯の長さを調節可能に出来た。
に於て、その凍結防止帯の長さを調節可能にしたもので
ある。 【構成】平行に配設してなる発熱体を外皮で被覆して帯
状に形成して成る凍結防止帯に於て、発熱体間の薄肉部
に一定間隔でアジャスト部を設けた凍結防止帯 【効果】 水道管に直線的に沿わせる施工方法の凍結防
止帯に於いて、凍結防止帯の長さを調節可能に出来た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道管等に使用され
る凍結防止帯に関するものである。
る凍結防止帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冬季においては、水道管が凍結すること
があり、その防止策として、帯状に作られた凍結防止帯
を水道管に沿わせることで、水道管の凍結を防いでい
る。従来の凍結防止帯を図7に示す。従来の凍結防止帯
は、ガラス繊維製又はポリエステル繊維製の心材100
にニクロム線101を巻回した発熱体102を塩化ビニ
ール等の外皮103で被覆した構造になっている。発熱
体102は平行に配置され、別に設けたサーモスタット
と接続している。また2本の発熱体を被覆する外被10
3は中間の薄肉部104により連結され、全体が偏平な
帯状になっている。水道管にその凍結防止帯を沿わせる
施工に当たっての方法である、巻き付ける方法において
は、凍結防止帯が余ったり不足しても巻き付けるピッチ
で調節できたが、壁等に近接した水道管には巻き付ける
施工が出来ない問題点があった。また図8に示す直線的
に沿わせる方法では、凍結防止帯が余ったり不足したり
したとき、凍結防止帯の余った部分は移動ができず、特
に余った凍結防止帯を重ねたりすると過熱して危険であ
り、ちょうど良い長さを選択するには手間もかかり不便
なものであった。
があり、その防止策として、帯状に作られた凍結防止帯
を水道管に沿わせることで、水道管の凍結を防いでい
る。従来の凍結防止帯を図7に示す。従来の凍結防止帯
は、ガラス繊維製又はポリエステル繊維製の心材100
にニクロム線101を巻回した発熱体102を塩化ビニ
ール等の外皮103で被覆した構造になっている。発熱
体102は平行に配置され、別に設けたサーモスタット
と接続している。また2本の発熱体を被覆する外被10
3は中間の薄肉部104により連結され、全体が偏平な
帯状になっている。水道管にその凍結防止帯を沿わせる
施工に当たっての方法である、巻き付ける方法において
は、凍結防止帯が余ったり不足しても巻き付けるピッチ
で調節できたが、壁等に近接した水道管には巻き付ける
施工が出来ない問題点があった。また図8に示す直線的
に沿わせる方法では、凍結防止帯が余ったり不足したり
したとき、凍結防止帯の余った部分は移動ができず、特
に余った凍結防止帯を重ねたりすると過熱して危険であ
り、ちょうど良い長さを選択するには手間もかかり不便
なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの欠
点を除去すべく、改良したものであり、直線的に沿わせ
る施工方法の凍結防止帯に於いて、凍結防止帯の長さを
調節可能にしたものである。
点を除去すべく、改良したものであり、直線的に沿わせ
る施工方法の凍結防止帯に於いて、凍結防止帯の長さを
調節可能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、平行に配設してなる発熱体を外皮で被
覆して帯状に形成して成る凍結防止帯に於て、発熱体間
の薄肉部に一定間隔でアジャスト部を設けた凍結防止帯
であり、さらにアジャスト部がスリット部が好ましく、
さらにアジャスト部が長穴であることが好ましく、さら
にアジャスト部がスリットと引っかけ具で構成されてい
ることが好ましい。
解決するために、平行に配設してなる発熱体を外皮で被
覆して帯状に形成して成る凍結防止帯に於て、発熱体間
の薄肉部に一定間隔でアジャスト部を設けた凍結防止帯
であり、さらにアジャスト部がスリット部が好ましく、
さらにアジャスト部が長穴であることが好ましく、さら
にアジャスト部がスリットと引っかけ具で構成されてい
ることが好ましい。
【0005】
【作用】本発明に於て、アジャスト部が凍結防止帯の余
った部分を直線方向と90度違った方向に引っ張ること
で、アジャスト部分のヒータを横方向にたるませること
でヒータの全長を短くすることが可能となり、ヒータ全
長を水道管長に合わせることが出来るものである。
った部分を直線方向と90度違った方向に引っ張ること
で、アジャスト部分のヒータを横方向にたるませること
でヒータの全長を短くすることが可能となり、ヒータ全
長を水道管長に合わせることが出来るものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、その第1実施例を示したものであ
る。平行したヒータ1及び13を比較的軟性でかつ絶縁
性のある塩化ビニールあるいはゴムなどの材質のモール
ド材2でモールドされた凍結防止帯3において、その長
尺方向に、一定間隔にアジャスト部分である幅薬1〓で
長さ約50〓のスリット部4を設けたものである。図2
には本発明の第1実施例の凍結防止帯のスリット部4を
押し広げた図を示す。スリット部4を左右に広げること
で平行に配設して成る発熱体1,13をU字状にたるま
せることで凍結防止帯の全長をスリット長の約1/2短
くするものである。つぎに、本発明の凍結防止帯を実装
した図を図9に示す。本発明の凍結防止帯3の端部5を
凍結深度(冬季に土が凍らない深さ)の位置にビニール
テープ12で固定する。つぎに電源コード接続端部7を
壁6ぎりぎりの部分にやはりビニールテープ12で固定
する。そしてその間の凍結防止帯3が水道間8にちょう
ど沿うようにアジャスト部分であるスリットを凍結防止
帯の長手方向に90度の方向に広げ、その部分をビニー
ルテープ12で固定することで水道管の全長が、その水
道管の保温しなければならない部分にちょうど一致し施
工できるものである。図3は第2の実施例でスリットを
長穴9にしたものである。これにより図4に示すように
長穴部分の押し広げが容易になる。図5は第3の実施例
でスリットを長穴だけでなく引っかけ具10を合わせ持
って構成したものである。使用に当たっては図6に示す
ようにこの引っかけ具10を小穴11に入れることで形
状の安定を図ることが出来る。
て説明する。図1は、その第1実施例を示したものであ
る。平行したヒータ1及び13を比較的軟性でかつ絶縁
性のある塩化ビニールあるいはゴムなどの材質のモール
ド材2でモールドされた凍結防止帯3において、その長
尺方向に、一定間隔にアジャスト部分である幅薬1〓で
長さ約50〓のスリット部4を設けたものである。図2
には本発明の第1実施例の凍結防止帯のスリット部4を
押し広げた図を示す。スリット部4を左右に広げること
で平行に配設して成る発熱体1,13をU字状にたるま
せることで凍結防止帯の全長をスリット長の約1/2短
くするものである。つぎに、本発明の凍結防止帯を実装
した図を図9に示す。本発明の凍結防止帯3の端部5を
凍結深度(冬季に土が凍らない深さ)の位置にビニール
テープ12で固定する。つぎに電源コード接続端部7を
壁6ぎりぎりの部分にやはりビニールテープ12で固定
する。そしてその間の凍結防止帯3が水道間8にちょう
ど沿うようにアジャスト部分であるスリットを凍結防止
帯の長手方向に90度の方向に広げ、その部分をビニー
ルテープ12で固定することで水道管の全長が、その水
道管の保温しなければならない部分にちょうど一致し施
工できるものである。図3は第2の実施例でスリットを
長穴9にしたものである。これにより図4に示すように
長穴部分の押し広げが容易になる。図5は第3の実施例
でスリットを長穴だけでなく引っかけ具10を合わせ持
って構成したものである。使用に当たっては図6に示す
ようにこの引っかけ具10を小穴11に入れることで形
状の安定を図ることが出来る。
【0007】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、直線的に沿わせる施工方法の凍結防止帯に於
て、凍結防止帯長さを調節可能に出来た。
によれば、直線的に沿わせる施工方法の凍結防止帯に於
て、凍結防止帯長さを調節可能に出来た。
【図1】 第1実施例の凍結防止帯
【図2】 第1実施例の凍結防止帯のスリット部を押
し広げた図
し広げた図
【図3】 第2実施例の凍結防止帯
【図4】 第2実施例の凍結防止帯の長穴部を押し広
げた図
げた図
【図5】 第3実施例の凍結防止帯
【図6】 第3実施例の凍結防止帯の実施例
【図7】 従来の凍結防止帯
【図8】 従来の凍結防止帯の施工図
【図9】 第1実施例の凍結防止帯の施工図
1 ヒータ 2 モールド材 3 凍結防止帯 4 スリット部 5 凍結防止帯の端部 6 壁 7 電源コード接続部 8 水道管 9 長穴 10 引っかけ具 11 小穴 12 ビニールテープ 13 ヒータ
Claims (4)
- 【請求項1】 平行に配設してなる発熱体を外皮で被覆
して帯状に形成して成る凍結防止帯に於て、前記発熱体
間の薄肉部に一定間隔でアジャスト部を設けた凍結防止
帯 - 【請求項2】 アジャスト部がスリットである請求項1
記載の凍結防止帯。 - 【請求項3】 アジャスト部が長穴である請求項1記載
の凍結防止帯。 - 【請求項4】 アジャスト部がスリットと引っかけ具の
組合せで構成されている請求項1記載の凍結防止帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13893295A JPH08311939A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 凍結防止帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13893295A JPH08311939A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 凍結防止帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311939A true JPH08311939A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15233520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13893295A Ceased JPH08311939A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 凍結防止帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08311939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236317A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-10-15 | Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk | 接続継ぎ手及びこれを用いた配管の施工方法 |
WO2020149168A1 (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-23 | 株式会社ブリヂストン | 管継手構造 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP13893295A patent/JPH08311939A/ja not_active Ceased
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236317A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-10-15 | Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk | 接続継ぎ手及びこれを用いた配管の施工方法 |
WO2020149168A1 (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-23 | 株式会社ブリヂストン | 管継手構造 |
JP2020117863A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-08-06 | 株式会社ブリヂストン | 管継手構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041214 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20050426 |