JPH08310922A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH08310922A
JPH08310922A JP14127595A JP14127595A JPH08310922A JP H08310922 A JPH08310922 A JP H08310922A JP 14127595 A JP14127595 A JP 14127595A JP 14127595 A JP14127595 A JP 14127595A JP H08310922 A JPH08310922 A JP H08310922A
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JP
Japan
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weight
group
formula
meth
monomer
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JP14127595A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kanbe
哲也 神戸
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪に対し、優れた光沢を与え、なめらかな
感触を付与し、頭髪の脂じみやきしみがなく、さらに髪
や手からの水洗いが簡単でかつ良好なセット力を有する
毛髪化粧料を提供する。 【構成】 増粘剤用モノマー組成物を重合したカチオン
性増粘剤を0.1〜10.0重量%と、水溶性シリコー
ンを0.1〜20.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料に関し、さら
に詳細には、優れた光沢を与え、なめらかな感触を付与
しながら、かつ良好なセット保持力を有する毛髪化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、毛髪化粧料には毛髪に光沢や滑らかさを与える目的
でシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分
が、可溶化、乳化、溶解して用いられている。特にシリ
コーン油は、表面張力が低く毛髪へのなじみに優れ、良
い光沢が得られるため、近年多用されているものであ
る。また、毛髪セットの目的で高分子化合物、例えばポ
リビニルピロリドン系ポリマー、酸性アクリル系ポリマ
ーあるいはエチレンと無水マレイン酸との共重合体ポリ
マー等が配合されている。しかしながら、シリコーン油
に代表される油分では、油分のもつ限界があり、多量に
用いたり、消費者が長い間使用したりすると、頭髪のき
しみ感が増したり、脂ぎるといった欠点があった。さら
に、髪の毛や手から洗い落とす際にも、水洗いで簡単に
落とせるものではなかった。また、なめらかさを付与す
る目的でカチオン性界面活性剤も多用されているが、望
ましい光沢を与えるものではなく、多量に配合すると安
全性上も好ましくないという欠点があった。一方、毛髪
セットの目的で配合される上述の高分子化合物も毛髪の
固定すなわちセット力には優れるものの、光沢、なめら
かさを満足するものではなかった。従って、本発明の目
的は、上記のような欠点を解消し、毛髪に優れた光沢を
与え、なめらかな感触を付与し、さらに髪や手からの水
洗いが簡単で良好なセット力を有する毛髪化粧料を提供
することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、特定の水溶性シリコー
ンと特定のカチオン性増粘剤とを組み合わせて用いたな
らば、上記目的を達成できることを見い出し、この知見
に基づいて本発明を完成するに至った。すなわち本発明
は、次の成分(A)を0.1〜10.0重量%と、成分
(B)を0.1〜20.0重量%とを含有することを特
徴とする毛髪化粧料である。 (A)次の〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を
重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I):
【0004】
【化11】
【0005】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、
エチル基またはt−ブチル基、Qは酸素原子または−N
H−基、Bは直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4の
アルキレン基を示す。)で表されるアミン含有(メタ)
アクリル系モノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(II):
【0006】
【化12】
【0007】(式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般
式:
【0008】
【化13】
【0009】(式中、pは3または4を示す。)で表さ
れる基または式:
【0010】
【化14】
【0011】で表される基を示す。)で表されるビニル
モノマー 0〜80.0重量%、 一般式(III):
【0012】
【化15】
【0013】(式中、R1およびAは前記と同じ意味、
5は直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜17のアル
キレン基または一般式(IV):
【0014】
【化16】
【0015】(式中、nは1〜4の整数、qは1〜25
の整数を示す。)で表される基、R6は水素原子または
メチル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基
含有モノマー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量% (B)次の一般式(V),(VI),(VII)または(VII
I)で表される水溶性シリコーン。
【0016】
【化17】
【0017】
【化18】
【0018】
【化19】
【0019】
【化20】
【0020】(式中、R7は炭素数1〜3のアルキル基
またはフェニル基、R8は水素または炭素数1〜6のア
ルキル基、aは1〜5の整数、mは0〜100の整数、
zおよびxは1〜100の整数、tおよびyは0〜50
の整数であり、m、z、xおよびyは平均数であり、分
子中にポリオキシアルキレン基を40〜90重量%含有
し、かつ25℃で10〜3000センチストークスの粘
度を有するように選ばれる。)
【0021】次に、本発明の構成について説明する。ま
ず、(A)成分のカチオン性増粘剤は、前記した〜
を含有する増粘剤用モノマー組成物を重合して得られる
ものである。以下、このカチオン性増粘剤を構成する各
成分について詳述する。
【0022】前記一般式(I)で表されるアミン含有
(メタ)アクリル系モノマーは、増粘剤用モノマー組成
物を共重合することによってえられた共重合体を適当な
酸で中和したときに、該共重合体にカチオンイオンの性
質を与える役割を有する成分である。
【0023】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ーの代表例としては、たとえばN,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドなどがあげられるが、
本発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、本発明においては、前記アミン含有(メタ)アクリ
ル系モノマーは、単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0024】前記増粘剤用モノマー組成物におけるアミ
ン含有(メタ)アクリル系モノマーの割合は、15.0
〜85.0重量%、好ましくは25.0〜75.0重量
%、さらに好ましくは35.0〜65.0重量%となる
ように調製される。かかるアミン含有(メタ)アクリル
系モノマーの割合が前記範囲未満である場合には、得ら
れる共重合体において該アミン含有(メタ)アクリル系
モノマーの部分が酸によって中和される量が少なくなり
すぎて充分なゲル粘度を有するものが得られにくくな
り、また前記範囲をこえる場合には、得られるカチオン
性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの柔軟性
が失われるようになる。
【0025】前記一般式(II)で表されるビニルモノマ
ーは、カチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフ
ィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを付与する成分
である。
【0026】前記ビニルモノマーの代表例としては、た
とえばN−ビニルピロリドン、N−ビニルピぺリドン、
アクリルアミド、メタアクリルアミドなどがあげられる
が、本発明はかかる例示のみに限定されるものではな
い。なお、本発明においては、前記ビニルモノマーは単
独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0027】前記増粘剤用モノマー組成物におけるビニ
ルモノマーの割合は80.0重量%以下、好ましくは7
5.0重量%以下、さらに好ましくは60.0重量%以
下となるように調製される。かかるビニルモノマーの割
合が前記上限値をこえる場合には、得られるカチオン性
増粘剤のゲル粘度がいちじるしく低下する。なお、前記
ビニルモノマーを配合することによって奏される効果、
すなわちカチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成される
フィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを充分に付与
するためには、前記増粘剤用モノマー組成物における前
記ビニルモノマーの割合は3.0重量%以上、好ましく
は5.0重量%以上、さらに好ましくは20.0重量%
以上であることが望ましい。
【0028】前記一般式(III)で表される(メタ)ア
クリロイル基含有モノマーは、カチオン性増粘剤が乾燥
したあとに形成されるフィルムの光沢の向上、ゲル粘度
の向上および種々のセッティング用ポリマーとの相溶性
の向上を図るための成分である。
【0029】前記(メタ)アクリロイル基含有モノマー
の具体例としては、例えばメチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メ
タ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、 イソブチル
(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレー
ト、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、N−t−ブ
チル(メタ)アクリルアミド、N−t−オクチル(メ
タ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリオキシエチ
レン(一般式(IV)中、nが2、qが2〜9の整数)
(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ル(一般式(IV)中、nが3、qが2〜23の整数)
(メタ)アクリレートなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるのものではない。なお、本発
明においては、前記(メタ)アクリロイル基含有モノマ
ーは、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0030】前記増粘剤用モノマー組成物における(メ
タ)アクリロイル基含有モノマーの割合は1.0〜6
0.0重量%、好ましくは1.0〜55.0重量%、さ
らに好ましくは2.0〜30.0重量%となるよう調製
される。かかる(メタ)アクリロイル基含有モノマーの
割合が前記範囲をこえる場合には、得られる共重合体中
の疎水性基の割合が大きくなり、中和後であっても水に
対する溶解性が小さくなり、滑らかなジェルが得られに
くくなり、前記範囲未満では、ゲル粘度が低下するた
め、カチオン性増粘剤の使用量を増す必要があり、種々
のセット用樹脂の配合可能な量が低下すると同時に、カ
チオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの
光沢が低下する。
【0031】前記架橋性ビニルモノマーは、1分子中に
2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する化合物であ
り、他の単量体と架橋する性質を有するものである。
【0032】前記架橋性ビニルモノマーの代表例として
は、たとえばエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレンジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレートなどの1分子中
に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する(メタ)
アクリル系モノマー;メチレンビス(メタ)アクリルア
ミド、1,2−ビス(メタ)アクリルアミドエタン、
1,5−ビス(メタ)アクリルアミドペンタンなどの1
分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する
(メタ)アクリルアミド系モノマー;ジビニルベンゼン
などの1分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を
有するビニルモノマーなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。なお、本発明
においては、前記架橋性ビニルモノマーは、1種または
2種以上を混合して用いられる。
【0033】前記増粘剤用モノマー組成物における架橋
性ビニルモノマーの割合は、0.1〜20.0重量%、
好ましくは1.0〜10.0重量%、さらに好ましくは
2.0〜8.0重量%となるように調製される。かかる
架橋性ビニルモノマーの割合は、前記範囲未満である場
合には、得られるカチオン性増粘剤の架橋密度が小さく
なりすぎるため、カチオン性増粘剤の粘度を高くするこ
とができなくなり、また前記範囲をこえるばあいには、
カチオン性増粘剤の粘度が高くなるが、ゲル中に細かい
凝集物が生じ、均一なジェルが得られにくくなる。
【0034】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ー、ビニルモノマー、(メタ)アクリロイル基含有モノ
マーおよび架橋性ビニルモノマーを含有した増粘剤用モ
ノマー組成物の重合反応は、一般的な溶液重合法や塊重
合法によって行うことができるが、たとえば粉体を得る
ための重合法である析出重合法によって行うこともで
き、通常チッ素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で非水系
溶媒中で加温しながら行われる。このように、不活性ガ
ス雰囲気下で非水系溶媒中で重合反応が行われるのは、
単量体または形成された共重合体中に存在するエステル
基が加水分解することを防止するためである。
【0035】本発明においては、前記非水系溶媒として
は、良溶媒単独または良溶媒と貧溶媒の混合溶媒が用い
られる。
【0036】本発明において良溶媒が用いられるのは、
各単量体の反応性の差異による単独重合体の生成を抑制
し、均一な共重合体を得るためである。なお、本明細書
において、前記良溶媒とは、25℃において該良溶媒1
00mlに対して分子量が10000以上の共重合体が
20g以上の範囲で溶解し、濁りが認められないような
溶媒をいう。前記良溶媒の具体例としては、たとえばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、
酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレンなどがあげ
られる。これらの良溶媒のなかでは、エタノール、イソ
プロパノールおよびベンゼンは、比較的高分子量の共重
合体を得ることができるものであるのでとくに好まし
い。なお、ベンゼンなどには為害性があるため、エタノ
ールおよびイソプロパノールがもっとも好ましい。
【0037】また、本発明において貧溶媒が用いられる
のは、生成した共重合体を重合溶液から容易に析出させ
るためである。前記貧溶媒とは、25℃において該貧溶
媒100mlに対して分子量が10000以上の共重合
体を5g以下の範囲で溶解する溶媒をいう。前記貧溶媒
の具体例としては、たとえばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなどの炭素数が15以下の直鎖、分
岐鎖または環状の脂肪族炭化水素などがあげられる。こ
れらの貧溶媒のなかでは、比較的沸点が高い炭素数7以
下の直鎖、分岐鎖または環状の脂肪族炭化水素が好まし
い。なかでも、炭素数が6または7の直鎖、分岐鎖また
は環状の脂肪族炭化水素は、沸点が高いのでとくに好ま
しい。また、安価であり、工業的に取扱い性が良好であ
るという点から、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどが
好ましい。
【0038】得られるカチオン性増粘剤の特性を損なう
ことなくカチオン性増粘剤を合成するためには、前記良
溶媒および貧溶媒を適切な割合で配合することが好まし
い。前記貧溶媒の割合が大きすぎる場合には、重合がす
みやかに進行し、短時間のうちに粉体が析出して所望の
物性を有するカチオン性増粘剤が得られがたくなる傾向
があるため、良溶媒と貧溶媒との混合溶媒に対して貧溶
媒の割合は、98重量%以下、好ましくは97重量%以
下、また良溶媒の割合は2重量%以上、好ましくは3重
量%以上とすることが望ましい。
【0039】反応溶液からカチオン性増粘剤を効率よく
得るためには、重合時の攪拌を良好にするための反応装
置を用いることが好ましい。かかる反応装置として一般
に用いられている溶液重合用攪拌機を用いる場合には、
前記増粘剤用モノマー組成物の濃度が30重量%以下と
なるように前記溶媒で希釈することが好ましい。なお、
反応に際しては、反応溶液が滞ることがないようにする
ために、攪拌機などを用いて充分に攪拌することが好ま
しい。前記重合反応は、50〜100℃の加温下にて行
うことが好ましく、一般には、反応に用いられる溶媒の
還流温度で行われる。重合反応に要する時間は、通常1
0時間以上である。なお、重合反応は、残存している単
量体量が10重量%以下になった時点で、任意に終了す
ることができる。なお、残存している単量体の量は、た
とえばPSDB法などの公知の方法によってシュウ素を
二重結合に付加し、二重結合含量を測定することによっ
て決定することができる。
【0040】かくしてカチオン性増粘剤の沈殿物を含有
した反応溶液が得られるが、混合溶媒の除去は、たとえ
ば得られたカチオン性増粘剤の沈殿物を濾取したのち、
真空乾燥を施したり、常圧または減圧下で留去すること
によって行うことができる。
【0041】重合反応に際しては、重合触媒を用いても
よい。かかる重合触媒としては、たとえば、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4
−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメ
チル−2,2′−アゾビスイソブチレートなどのアゾ系
化合物や過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどのジ
アシルパーオキサイドや、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ドなどのジアルキルパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネートなどのパーオキシカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシピバレートなどのパーオキシ
エステルで代表される過酸化物があるが、これらの触媒
は1種または2種以上を混合して用いられる。また、本
発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、増粘剤用モノマー組成物中にアミン系モノマーが多
く使用されている場合、過酸化物触媒を多用すると酸化
反応などの好ましくない副反応が併発し、重合を阻害す
るおそれがあるので、使用するときには注意を要する。
一般には、アゾ系触媒を主に使用することが好ましい
が、用いる溶媒の沸点によっても異なり、たとえばエタ
ノールやベンゼンを用いるばあいには、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリルが取扱い性がよいのでもっとも
好ましい。前記重合触媒の使用量は、増粘剤用モノマー
組成物の単量体全重量に対して0.05〜3.0重量
%、なかんづく0.1〜1.0重量%であることが好ま
しい。
【0042】なお、前記単量体の重合過程においては、
さまざまな様相が呈される。たとえば、前記良溶媒のみ
を用いた場合には、重合反応の初期の段階で一般の溶液
重合を行った場合と同様の様相を呈するが、反応の進行
に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって沈殿物のないグ
リース状の生成物が得られる。
【0043】また、前記良溶媒と貧溶媒との混合溶液を
用いた場合には、重合の初期の段階では一般の溶液重合
法を採用した場合と同様の様相が呈されるが、反応の進
行に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって、得られた重合
体はもはや混合溶媒に溶け込めなくなり、不溶化して沈
殿物として析出する。
【0044】かくしてカチオン性増粘剤が得られるが、
該カチオン性増粘剤は、例えば特開平5−140531
号公報、特願平5−298659号に記載されている。
カチオン性増粘剤は、それ自身、べたつかず、セット保
持力を有するもので、全毛髪化粧料中に0.1〜10.
0重量%、好ましくは0.2〜5.0重量%配合され
る。0.1重量%未満ではセット力に欠けるようにな
り、また塗布しにくいという欠点があり、10.0重量
%を超えるとべたつきが生じ、頭髪に塗布しにくいとい
う問題がある。
【0045】成分(B)の水溶性シリコーンは、上記の
一般式(V)、(VI)、(VII)または(VIII)で示さ
れるもので、ポリオキシアルキレン基を該重合体全重量
に対して40.0〜90.0重量%、好ましくは50.
0〜80.0重量%含有し、かつ25℃において10〜
3000センチストークスの粘度を有するものである。
即ち、該重合体全重量に対するポリオキシアルキレン基
の量が40.0重量%未満の場合には、カチオン性増粘
剤との相溶性が悪くなり、そのため、乾燥後のツヤが劣
化し、また髪や手についた時の水洗性も悪くなる。一
方、90.0重量%を超えると、なめらかさや、毛髪の
セット性を落とす方向に作用するため好ましくない。ま
た、粘度については、10センチストークスより低い場
合は、きしみ感が増しさらにツヤの持続性が劣り、30
00センチストークスを超えると、べたつきを生じ、好
ましくない。水溶性シリコーンの配合量は、毛髪化粧料
全量中の0.1〜20.0重量%であり、好ましくは、
0.2〜10.0重量%である。0.1重量%未満で
は、つやの持続性やなめらかさが劣り、20.0重量%
を超えると、なめらかさや、毛髪のセット等の仕上がり
が劣り好ましくない。
【0046】本発明の毛髪化粧料には上記の必須構成成
分に加えて、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲で、油分、水溶性高分子、分子中に2個以
上の水酸基を有する多価アルコール等の保湿剤、キレー
ト剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤、ビタミン・ホ
ルモン等の薬剤、コラーゲン・ケラチン・エラスチン等
の加水分解物、アミノ酸、ペプタイド類、天然多糖類、
粉末類、香料を配合してもよい。また、溶剤としてエタ
ノールまたは水、エアゾールタイプのヘアスプレー用の
プロペラントガスとして種々のハロゲン化炭化水素、L
PG、ジメチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス等を配合
することもできる。
【0047】
【実施例】次に、実施例を挙げ、本発明を更に説明す
る。本発明は、これらによって限定されるものではな
い。なお、配合量は重量%である。
【0048】実施例1〜15、比較例1〜11 表1,表3,表4に示す組成の毛髪化粧料を次に示すよ
うな方法で製造し、塗布直後および6時間後の毛髪のつ
やおよびセット力を評価すると共に、塗布時における
(1)塗布のしやすさ、(2)なめらかさ、(3)きし
み感のなさ、(4)べたつきのなさ、(5)手の水洗性
について評価を行った。その結果を表2,表3,表4に
示す。
【0049】[製法] カチオン性増粘剤の製造方法 温度計、還流管およびチッ素導入管を備えた三つ口フラ
スコに、モノマーとしてN,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート50g、N−ビニルピロリドン47.5
g、ステアリルアクリレート2.5gおよびトリプロピ
レングリコールジアクリレート1.9gと、エタノール
23.1gおよびシクロヘキサン554.3gの混合溶
媒(混合比(重量比)4:96)とを添加し、80℃に
て還流を行いながらチッ素気流下で2時間攪拌して脱気
した。つぎに、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
0.41gを三つ口フラスコに添加し、80℃で重合を
開始した。重合開始45分間経過後にトリプロピレング
リコールジアクリレート1.9gを添加し、さらに45
分間経過後にトリプロピレングリコールジアクリレート
1.9gを添加した。チッ素気流下で攪拌しながら約1
0時間重合反応を行ったのち、得られたポリマースラリ
ー溶液を減圧下で濾過し、固型分を減圧下で乾燥した。
得られた乾燥ポリマーを粉砕機で粉砕し、白色粉末状の
カチオン性増粘剤を得た。
【0050】毛髪化粧料の製造方法 イオン交換水に、前記一般式(V)で表される構造式
(R7:メチル基、R8:水素、a=3)で表中記載のポ
リオキシアルキレン(POR)基含有率(重量%)およ
び粘度(cs/25℃)の水溶性シリコーン、上記で製
造したカチオン性増粘剤、エタノール、メチルパラベ
ン、リン酸、香料を加え攪拌混合して毛髪化粧料を得
た。
【0051】[評価方法]女性パネル20名により、試
料4gを実際に頭髪に直接塗布し、各自好みのヘアスタ
イルにセットした後、官能による以下の4段階評価で行
った。 ◎:著しく良好。 ○:良好。 △:普通。 ×:劣る。
【0052】
【表1】 水溶性シリコーンのPOR量および粘度変動 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ─────────────────────── 1 2 3 4 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────────── 水溶性シリコーン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 POR基含有率(%) 40.0 50.0 70.0 85.0 20.0 30.0 95.0 45.0 70.0 粘度(cs/25℃) 150 1800 400 1000 200 400 200 5 3500 ─────────────────────────────────── カチオン性増粘剤 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 エタノール 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 リン酸 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 香料 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ───────────────────────────────────
【0053】
【表2】 水溶性シリコーンのPOR量および粘度変動 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ────────── ───────────── 1 2 3 4 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────────── 塗布直後 つや ○ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ △ ◎ セット力 ◎ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ─────────────────────────────────── 塗布 つや ○ ◎ ◎ ◎ × × ○ × ◎ 6時間後 セット力 ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ △ ○ △ ─────────────────────────────────── なめらかさ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ △ × ○ きしみ感のなさ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ △ ◎ べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ × △ △ ◎ × 手の水洗性 ○ ◎ ◎ ◎ × △ ◎ ◎ ○ ───────────────────────────────────
【0054】
【表3】 カチオン性増粘剤量変動 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ──────────── ────────── 5 6 7 8 9 6 7 8 9 ─────────────────────────────────── 水溶性シリコーン*1 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 − 1.0 カチオン性増粘剤 0.1 0.3 1.0 5.0 10.0 0.05 15.0 1.0 − エタノール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 リン酸 0.03 0.09 0.3 1.5 3.0 0.01 4.5 0.3 − 香料 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 塗布直後 つや ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ × △ セット力 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ◎ × ─────────────────────────────────── 塗布 つや ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ × △ 6時間後 セット力 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ ◎ × ─────────────────────────────────── 塗布のしやすさ ○ ◎ ◎ ◎ ○ × × ◎ × なめらかさ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ × △ きしみ感のなさ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○ × △ べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ × ○ ◎ 手の水洗性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ─────────────────────────────────── *1 POR基含有率:70.0重量%,粘度:130cs/25℃
【0055】
【表4】 水溶性シリコーン量変動 ───────────────────────────────── 実施例 比較例 ─────────────── ───── 10 11 12 13 14 15 10 11 ───────────────────────────────── 水溶性シリコーン*1 0.1 0.3 1.0 5.0 10.0 20.0 0.05 30.0 カチオン性増粘剤 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 エタノール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 リン酸 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 香料 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ───────────────────────────────── 塗布直後 つや ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ セット力 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ △ ───────────────────────────────── 塗布 つや ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × ◎ 6時間後 セット力 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ × ───────────────────────────────── なめらかさ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ × × きしみ感のなさ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ べたつきのなさ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × 手の水洗性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ───────────────────────────────── *1 POR基含有率:70.0重量%,粘度:130cs/25℃
【0056】 実施例16 ヘアムース(登録商標) (1) 水溶性シリコーン 10.0 重量% (一般式(VI)で、R7の1%がエチル基で残りはメチル基,R8はブチル基 ,a=3,ポリオキシエチレン基含有率45%,ポリオキシプロピレン基含有率 5%,粘度1000cs/25℃) (2) カチオン性増粘剤 0.5 (3) ポリオキシエチレン(80モル付加)硬化ヒマシ油誘導体 2.0 (4) ポリオキシエチレン(80モル付加)ステアリルエーテル 0.5 (5) エタノール 10.0 (6) プロピレングリコール 5.0 (7) 香料 適量 (8) リン酸 0.15 (9) 精製水 残余
【0057】[製法](5)に、(1),(3),(4),(7)を溶解
し、(9)に(2),(6),(8)を溶解した後混合し、その原液9
0部に対し、LPG10部を加え、スプレー缶に充填し
た。得られたヘアムースはなめらかで、べたつきのない
使用性であった。
【0058】 実施例17 ヘアクリーム (1) 水溶性シリコーン 18.0 重量% (一般式(VII)で、R7はメチル基,R8の5%がメチル基で残りは水素, a=1,ポリオキシエチレン基含有率75%,粘度50cs/25℃) (2) カチオン性増粘剤 6.0 (3) ポリオキシエチレン(40モル付加)硬化ヒマシ油誘導体 2.0 (4) グリセリン 5.0 (5) エタノール 20.0 (6) オリゴペプチド 0.2 (7) 香料 適量 (8) リン酸 1.8 (9) イオン交換水 残余
【0059】[製法](9)に、(2),(4)を混合した後、
(5)に(1),(3),(7)を溶解したものを加える。さらに(8)
を加え、よく混合し、目的のヘアクリームを得た。得ら
れたヘアクリームは適度なセット力があり、つや、なめ
らかさにすぐれていた。
【0060】 実施例18 トリートメントローション (1) 水溶性シリコーン 2.0 重量% (一般式(V)で、R7,R8はメチル基,a=3,y=0,ポリオキシエチ レン基含有率70%,粘度130cs/25℃) (2) カチオン性増粘剤 1.5 (3) 1,3−ブチレングリコール 3.0 (4) メチルパラベン 0.1 (5) 香料 適量 (6) ポリオキシエチレン(15モル付加)オレイルアルコールエーテル 0.5 (7) エタノール 25.0 (8) リン酸 0.45 (9) イオン交換水 残余
【0061】[製法](7)に、(1),(4),(5),(6)を溶解
し、(2),(3),(8)を溶解した(9)を混合し、トリートメン
トローションを得た。得られたトリートメントローショ
ンはつや、セット力に優れ、べたつきも少なくなめらか
で、きしみ感のない使用感で、手の水洗性にも優れてい
た。
【0062】 実施例19 セットローション (1) 水溶性シリコーン 5.0 重量% (一般式(VIII)で、R7の5%がフェニル基で残りはメチル基,R8は水素 ,a=3,ポリオキシエチレン基含有率70%,ポリオキシプロピレン基含有率 25%,粘度2500cs/25℃) (2) カチオン性増粘剤 2.0 (3) ポリビニルピロリドン/ポリビニルアセテートコポリマー 4.0 (4) ポリオキシエチレン(60モル付加)硬化ヒマシ油誘導体 1.0 (5) ジプロピレングリコール 5.0 (6) エタノール 15.0 (7) クエン酸 0.6 (8) 香料 適量 (9) イオン交換水 残余
【0063】[製法](9)に、(2),(5)を混合し、(6)に
(1),(3),(4),(8)を溶解したものを加える。さらに(7)を
加え、目的のセットローションを得た。得られたセット
ローションは、セット力、セットの持続力に優れ、なめ
らかな感触を有するものであった。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は、毛髪に対し、優れた光沢を与え、なめらかな感触
を付与し、頭髪の脂じみやきしみがなく、さらに髪や手
からの水洗いが簡単でかつ良好なセット力を有するもの
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)を0.1〜10.0重量
    %と、成分(B)を0.1〜20.0重量%とを含有す
    ることを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を
    重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I): 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3
    はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基また
    はt−ブチル基、Qは酸素原子または−NH−基、Bは
    直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4のアルキレン基
    を示す。)で表されるアミン含有(メタ)アクリル系モ
    ノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(II): 【化2】 (式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般式: 【化3】 (式中、pは3または4を示す。)で表される基または
    式: 【化4】 で表される基を示す。)で表されるビニルモノマー 0
    〜80.0重量%、 一般式(III): 【化5】 (式中、R1およびAは前記と同じ意味、R5は直鎖状ま
    たは側鎖を有する炭素数1〜17のアルキレン基または
    一般式(IV): 【化6】 (式中、nは1〜4の整数、qは1〜25の整数を示
    す。)で表される基、R6は水素原子またはメチル基を
    示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有モノマ
    ー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量% (B)次の一般式(V),(VI),(VII)または(VII
    I)で表される水溶性シリコーン。 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 (式中、R7は炭素数1〜3のアルキル基またはフェニ
    ル基、R8は水素または炭素数1〜6のアルキル基、a
    は1〜5の整数、mは0〜100の整数、zおよびxは
    1〜100の整数、tおよびyは0〜50の整数であ
    り、m、z、xおよびyは平均数であり、分子中にポリ
    オキシアルキレン基を40〜90重量%含有し、かつ2
    5℃で10〜3000センチストークスの粘度を有する
    ように選ばれる。)
  2. 【請求項2】 成分(A)を0.2〜5.0重量%と、
    成分(B)を0.2〜10.0重量%とを含有する請求
    項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(B)は、分子中にポリオキシアル
    キレン基を50.0〜80.0重量%含有する請求項1
    または2記載の毛髪化粧料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7282520B2 (en) 2001-09-19 2007-10-16 Lion Corporation External preparation
JP2019157116A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation トナー組成物および表面ポリマー添加剤

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