JPH08310730A - 不良糸除去方法 - Google Patents
不良糸除去方法Info
- Publication number
- JPH08310730A JPH08310730A JP13997295A JP13997295A JPH08310730A JP H08310730 A JPH08310730 A JP H08310730A JP 13997295 A JP13997295 A JP 13997295A JP 13997295 A JP13997295 A JP 13997295A JP H08310730 A JPH08310730 A JP H08310730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- winding
- defective
- wound
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H63/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
- B65H63/02—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
- B65H63/024—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials
- B65H63/036—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the combination of the detecting or sensing elements with other devices, e.g. stopping devices for material advancing or winding mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H63/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
- B65H63/06—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to presence of irregularities in running material, e.g. for severing the material at irregularities ; Control of the correct working of the yarn cleaner
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ワインダーにおける巻取り中の不良糸を人手を
要せずに自動的に除去する。 【構成】巻取りパッケージPに巻き取られる糸Yが不良
糸であるか否かを検出し、不良糸である場合には、巻取
りを停止し、巻取りパッケージPを逆転させながら巻取
りパッケージに巻き取られた糸を所定糸長分吸引手段5
で吸引除去するものであり、巻取り停止後、給糸ボビン
Bの糸も所定糸長分他の吸引手段6で吸引除去すること
もできる。そして、その吸引除去を糸が尽きるまで行う
場合もある。また、給糸ボビンBの糸の吸引除去に代
え、給糸ボビンBの交換を行ってもよい。
要せずに自動的に除去する。 【構成】巻取りパッケージPに巻き取られる糸Yが不良
糸であるか否かを検出し、不良糸である場合には、巻取
りを停止し、巻取りパッケージPを逆転させながら巻取
りパッケージに巻き取られた糸を所定糸長分吸引手段5
で吸引除去するものであり、巻取り停止後、給糸ボビン
Bの糸も所定糸長分他の吸引手段6で吸引除去すること
もできる。そして、その吸引除去を糸が尽きるまで行う
場合もある。また、給糸ボビンBの糸の吸引除去に代
え、給糸ボビンBの交換を行ってもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワインダーにおい
て、太さむらのある糸、番手の異なる部分が混在した
糸、品種の異なる部分が混在した糸等の不良糸の巻取り
を防止する方法に関するものである。
て、太さむらのある糸、番手の異なる部分が混在した
糸、品種の異なる部分が混在した糸等の不良糸の巻取り
を防止する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワインダーにはヤーンクリヤラーが設け
られている。このヤーンクリヤラーで糸欠点を検出する
と、給糸ボビンから巻取りパッケージへとつながる糸を
切断し、引き続く糸継ぎ過程でサクションマウスと呼ば
れる吸引手段によって巻取りパッケージに巻き取られた
不良糸部分が吸引除去される。ところで、糸欠点には切
断除去する必要のない欠点もある。このような糸欠点
は、切断除去される糸欠点も含め、糸品質制御手段がカ
ウントし、糸欠点回数が所定糸長当り所定回数を超えた
ときに給糸ボビンが不良ボビンであると判断し、停止装
置を作動させ、巻取りを停止している。また、ワインダ
ーには、所定糸長当りの糸太さの積分値を検出して混番
糸を検出する混番検出手段を設けたものもある。この混
番検出手段で混番糸を検出すると、停止装置を作動さ
せ、巻取りを停止している。いずれも巻取り停止後に、
オペレーターが巻取りパッケージの不良部分を解いて除
去すると共に、給糸ボビンの不良部分を除去している。
られている。このヤーンクリヤラーで糸欠点を検出する
と、給糸ボビンから巻取りパッケージへとつながる糸を
切断し、引き続く糸継ぎ過程でサクションマウスと呼ば
れる吸引手段によって巻取りパッケージに巻き取られた
不良糸部分が吸引除去される。ところで、糸欠点には切
断除去する必要のない欠点もある。このような糸欠点
は、切断除去される糸欠点も含め、糸品質制御手段がカ
ウントし、糸欠点回数が所定糸長当り所定回数を超えた
ときに給糸ボビンが不良ボビンであると判断し、停止装
置を作動させ、巻取りを停止している。また、ワインダ
ーには、所定糸長当りの糸太さの積分値を検出して混番
糸を検出する混番検出手段を設けたものもある。この混
番検出手段で混番糸を検出すると、停止装置を作動さ
せ、巻取りを停止している。いずれも巻取り停止後に、
オペレーターが巻取りパッケージの不良部分を解いて除
去すると共に、給糸ボビンの不良部分を除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の不良糸除去方法
は、その都度オペレーターが手作業で行わなければなら
ず、手間と労力を要している。
は、その都度オペレーターが手作業で行わなければなら
ず、手間と労力を要している。
【0004】この発明は、ワインダーにおける巻取り中
の不良糸を人手を要せずに自動的に除去することを目的
としている。
の不良糸を人手を要せずに自動的に除去することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の不良糸除去方法は、巻取りパッケージに
巻き取られる糸が不良糸であるか否かを検出し、不良糸
である場合には、巻取りを停止し、巻取りパッケージを
逆転させながら巻取りパッケージに巻き取られた糸を所
定糸長分吸引手段で吸引除去するものであり、巻取り停
止後、給糸ボビンの糸も所定糸長分他の吸引手段で吸引
除去することもできる。そして、その吸引除去を糸が尽
きるまで行う場合もある。また、給糸ボビンの糸の吸引
除去に代え、給糸ボビンの交換を行ってもよい。
に、この発明の不良糸除去方法は、巻取りパッケージに
巻き取られる糸が不良糸であるか否かを検出し、不良糸
である場合には、巻取りを停止し、巻取りパッケージを
逆転させながら巻取りパッケージに巻き取られた糸を所
定糸長分吸引手段で吸引除去するものであり、巻取り停
止後、給糸ボビンの糸も所定糸長分他の吸引手段で吸引
除去することもできる。そして、その吸引除去を糸が尽
きるまで行う場合もある。また、給糸ボビンの糸の吸引
除去に代え、給糸ボビンの交換を行ってもよい。
【0006】
【作用】上記のように構成された不良糸除去方法におい
ては、巻取りパッケージに巻き取られた糸に不良部分が
あるとが検出されると、巻取りが停止され、次いで巻取
りパッケージが逆転され、巻取りパッケージに巻かれて
いる不良部分が所定糸長分吸引除去される。また、給糸
ボビンの糸も所定糸長分吸引除去される。場合によって
は、糸が尽きるまで行われる。又は、給糸ボビンの交換
が行われる。
ては、巻取りパッケージに巻き取られた糸に不良部分が
あるとが検出されると、巻取りが停止され、次いで巻取
りパッケージが逆転され、巻取りパッケージに巻かれて
いる不良部分が所定糸長分吸引除去される。また、給糸
ボビンの糸も所定糸長分吸引除去される。場合によって
は、糸が尽きるまで行われる。又は、給糸ボビンの交換
が行われる。
【0007】
【実施例】図1を参照し、この発明の不良糸除去方法の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【0008】先ず、この発明の方法が実施されるワイン
ダーの概略を説明する。
ダーの概略を説明する。
【0009】このワインダーは、機台の長手方向に複数
の巻取りユニットが設けられ、各ユニットでは、ペグト
レイTに挿着した状態で巻取り位置に搬送される給糸ボ
ビンBより、バルーンブレイカー1、ヤーンクリアラー
2等を経て綾振ドラム3によって駆動される巻取りパッ
ケージPに糸Yが巻きとられる。糸継装置は、各ユニッ
トを循環するものもあるが、この例では、各ユニットに
糸継装置4、糸継ぎ時に巻取りパッケージP側の糸を糸
継装置4に導くサクションマウス(吸引手段)5及び給
糸ボビンB側の糸を糸継装置4に導く中継ぎパイプ(他
の吸引手段)6を備えている。また、各ユニット毎に単
独駆動されるカム軸(サクションマウス、中継ぎパイプ
回動用)専用のモーターMを備えている。従って、当該
ユニットのみのカム軸、即ち、サクションマウス5、中
継ぎパイプ6を作動することができる。
の巻取りユニットが設けられ、各ユニットでは、ペグト
レイTに挿着した状態で巻取り位置に搬送される給糸ボ
ビンBより、バルーンブレイカー1、ヤーンクリアラー
2等を経て綾振ドラム3によって駆動される巻取りパッ
ケージPに糸Yが巻きとられる。糸継装置は、各ユニッ
トを循環するものもあるが、この例では、各ユニットに
糸継装置4、糸継ぎ時に巻取りパッケージP側の糸を糸
継装置4に導くサクションマウス(吸引手段)5及び給
糸ボビンB側の糸を糸継装置4に導く中継ぎパイプ(他
の吸引手段)6を備えている。また、各ユニット毎に単
独駆動されるカム軸(サクションマウス、中継ぎパイプ
回動用)専用のモーターMを備えている。従って、当該
ユニットのみのカム軸、即ち、サクションマウス5、中
継ぎパイプ6を作動することができる。
【0010】ヤーンクリアラー2は、糸欠点(糸太さが
標準値より所定以上に外れているもの)を検出する糸欠
点検出装置であり、このヤーンクリアラー2の位置に
は、糸の太さを検出する異番手検出装置(センサー2'と
表示する)も設けられている。
標準値より所定以上に外れているもの)を検出する糸欠
点検出装置であり、このヤーンクリアラー2の位置に
は、糸の太さを検出する異番手検出装置(センサー2'と
表示する)も設けられている。
【0011】綾振ドラム3の軸には、周囲に当間隔に磁
石を設けた円板7が固定され、円板7の近傍には、近接
センサー8が取付けられている。これらによって構成さ
れる回転計によって、綾振ドラム3の回転数が検出され
る。この回転数(7、8)の計数値が不図示の定長装置
に入力される。この定長装置からの信号に対応して、セ
ンサー2'が所定時間(所定糸長)のデーターを検出する
ようにしてある。何れのセンサーも所定時間測定が続け
られ、その測定データーが所定値を超えると、コントロ
ーラー10の糸長測定手段11に入力され、これによっ
て、巻取りパッケージPに巻き取られた糸長さが測定さ
れる。
石を設けた円板7が固定され、円板7の近傍には、近接
センサー8が取付けられている。これらによって構成さ
れる回転計によって、綾振ドラム3の回転数が検出され
る。この回転数(7、8)の計数値が不図示の定長装置
に入力される。この定長装置からの信号に対応して、セ
ンサー2'が所定時間(所定糸長)のデーターを検出する
ようにしてある。何れのセンサーも所定時間測定が続け
られ、その測定データーが所定値を超えると、コントロ
ーラー10の糸長測定手段11に入力され、これによっ
て、巻取りパッケージPに巻き取られた糸長さが測定さ
れる。
【0012】コントローラー10には、前述の糸長測定
手段11の他に、糸品質制御手段12及び混番検出手段
13が設けられている。
手段11の他に、糸品質制御手段12及び混番検出手段
13が設けられている。
【0013】糸品質制御手段12は、ヤーンクリアラー
2で検出した糸欠点(切断除去しない糸欠点を含む)の
回数を計数すると共に、糸長測定手段11からの糸長デ
ーターを入力し、これに基づいて糸欠点が設定糸長la
当り設定回数を超えた否かを判定し、超えた場合には給
糸ボビンBが不良であると判定し、ヤーンクリアラー2
に付属の不図示のカッターに糸切断信号を出力すると共
に、綾振ドラム3の駆動モーター9にドラム停止信号を
出力し、更に、カム軸駆動モーターMにカム軸が所定の
回数の回動位置で所定時間停止するように指令信号を出
力するようにしてある。
2で検出した糸欠点(切断除去しない糸欠点を含む)の
回数を計数すると共に、糸長測定手段11からの糸長デ
ーターを入力し、これに基づいて糸欠点が設定糸長la
当り設定回数を超えた否かを判定し、超えた場合には給
糸ボビンBが不良であると判定し、ヤーンクリアラー2
に付属の不図示のカッターに糸切断信号を出力すると共
に、綾振ドラム3の駆動モーター9にドラム停止信号を
出力し、更に、カム軸駆動モーターMにカム軸が所定の
回数の回動位置で所定時間停止するように指令信号を出
力するようにしてある。
【0014】混番検出手段13は、センサー2'で検出し
た糸太さのデーターを積分すると共に、糸長測定手段1
1からの糸長データーを入力し、これに基づいて設定糸
長lb当りの太さの積分値が設定範囲内にあるか否かを
判定し、設定範囲内にない場合には異番手の糸が巻き取
られていると判定し、ヤーンクリアラー2に付属のカッ
ターに糸切断信号を出力すると共に、綾振ドラム3の駆
動モーター9にドラム停止信号を出力し、更に、カム軸
駆動モーターMが所定の回数位置で所定時間停止するよ
う指令信号を出力するようにしてある。
た糸太さのデーターを積分すると共に、糸長測定手段1
1からの糸長データーを入力し、これに基づいて設定糸
長lb当りの太さの積分値が設定範囲内にあるか否かを
判定し、設定範囲内にない場合には異番手の糸が巻き取
られていると判定し、ヤーンクリアラー2に付属のカッ
ターに糸切断信号を出力すると共に、綾振ドラム3の駆
動モーター9にドラム停止信号を出力し、更に、カム軸
駆動モーターMが所定の回数位置で所定時間停止するよ
う指令信号を出力するようにしてある。
【0015】次に、品質制御手段12で不良ボビンを検
出する場合の動作を説明する。
出する場合の動作を説明する。
【0016】ヤーンクリアラー2で検出した糸欠点(太
さむら)の数が設定糸長la当り設定回数を超えると、
糸品質制御手段12からカッターへ糸切断信号が出力さ
れ、巻取り状態にあった糸が切断されると共に、ドラム
駆動モーター9へドラム停止信号が出力され、綾振ドラ
ム3が停止する。そして、カム軸駆動モーターMが駆動
してカム軸が回転し、サクションマウス5がに示すよ
うに回動し、巻取りパッケージPに接近する。サクショ
ンマウス5のパッケージPへの接近をリミットスイッ
チ、近接スイッチ等の公知の手段で検出すると、カム軸
が一旦停止する。そして、綾振ドラム3が逆転し、巻取
りパッケージPの糸、即ち、上糸がサクションマウス5
に設定糸長la以上吸引され、不良糸が除去され(時間
又はドラム回転数でコントロールする)、カム軸が再び
駆動する。カム軸の再駆動により、サクションマウス5
が元の位置に復帰し、上糸が糸継装置4に導かれる。続
いて、中継パイプ6がに示すように回動し、給糸ボビ
ンBに接近する。中継パイプ6の給糸ボビンBへの接近
をリミットスイッチ、近接スイッチ等の公知の手段で検
出すると、カム軸が再び一旦停止する。そして、給糸ボ
ビンBの糸、即ち、下糸が中継パイプ6に所定時間(不
良部分を除去可能な時間で、タイマー等でコントロール
される)吸引され、不良部分(通常100m程度)が除
去され、カム軸が再度駆動する。カム軸の再駆動によ
り、中継パイプ6が元の位置に復帰し、下糸が糸継装置
4に導かれる。その後、糸継装置4が作動し、上糸と下
糸が継がれ、綾振ドラム3が正転し、通常の巻取り動作
に復帰する。
さむら)の数が設定糸長la当り設定回数を超えると、
糸品質制御手段12からカッターへ糸切断信号が出力さ
れ、巻取り状態にあった糸が切断されると共に、ドラム
駆動モーター9へドラム停止信号が出力され、綾振ドラ
ム3が停止する。そして、カム軸駆動モーターMが駆動
してカム軸が回転し、サクションマウス5がに示すよ
うに回動し、巻取りパッケージPに接近する。サクショ
ンマウス5のパッケージPへの接近をリミットスイッ
チ、近接スイッチ等の公知の手段で検出すると、カム軸
が一旦停止する。そして、綾振ドラム3が逆転し、巻取
りパッケージPの糸、即ち、上糸がサクションマウス5
に設定糸長la以上吸引され、不良糸が除去され(時間
又はドラム回転数でコントロールする)、カム軸が再び
駆動する。カム軸の再駆動により、サクションマウス5
が元の位置に復帰し、上糸が糸継装置4に導かれる。続
いて、中継パイプ6がに示すように回動し、給糸ボビ
ンBに接近する。中継パイプ6の給糸ボビンBへの接近
をリミットスイッチ、近接スイッチ等の公知の手段で検
出すると、カム軸が再び一旦停止する。そして、給糸ボ
ビンBの糸、即ち、下糸が中継パイプ6に所定時間(不
良部分を除去可能な時間で、タイマー等でコントロール
される)吸引され、不良部分(通常100m程度)が除
去され、カム軸が再度駆動する。カム軸の再駆動によ
り、中継パイプ6が元の位置に復帰し、下糸が糸継装置
4に導かれる。その後、糸継装置4が作動し、上糸と下
糸が継がれ、綾振ドラム3が正転し、通常の巻取り動作
に復帰する。
【0017】次に、混番検出手段13により異番手の糸
を検出する場合の動作を説明する。
を検出する場合の動作を説明する。
【0018】センサー2'により検出した設定糸長lb当
りの太さ積分値が設定範囲から外れると、混番検出手段
13からカッターへカット信号が出力され、巻取り状態
にあった糸が切断されると共に、ドララム駆動モーター
へドラム停止信号が出力され、綾振ドラム3が停止す
る。
りの太さ積分値が設定範囲から外れると、混番検出手段
13からカッターへカット信号が出力され、巻取り状態
にあった糸が切断されると共に、ドララム駆動モーター
へドラム停止信号が出力され、綾振ドラム3が停止す
る。
【0019】以下、前述の糸欠点の場合とほぼ同様の動
作を行なうが、サクションマウス5の上糸吸引長さがl
b以上である点で異なる。lb以上とすることにより、
パッケージPに巻き込まれた異番手の糸を除去すること
ができる。また、下糸の吸引時間も糸欠点の場合よりも
長くなる点で異なる。
作を行なうが、サクションマウス5の上糸吸引長さがl
b以上である点で異なる。lb以上とすることにより、
パッケージPに巻き込まれた異番手の糸を除去すること
ができる。また、下糸の吸引時間も糸欠点の場合よりも
長くなる点で異なる。
【0020】不良糸の不良の種類が、品種の異なる糸の
混在である場合には、センサー2'として、照射した紫外
線の反射光の強さによって糸品質の違いを検出する紫外
線検出装置を用いればよい。
混在である場合には、センサー2'として、照射した紫外
線の反射光の強さによって糸品質の違いを検出する紫外
線検出装置を用いればよい。
【0021】なお、糸長は巻取り時間によって管理する
ことができる。従って、糸長を測定する代わりに巻取り
時間を測定してもよい。
ことができる。従って、糸長を測定する代わりに巻取り
時間を測定してもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0023】即ち、巻取りパッケージに巻取られる不良
糸を、人手を要せずに自動的に除去することができる。
従って、オペレーターは他の作業をすることができ、操
業性もよくなる。
糸を、人手を要せずに自動的に除去することができる。
従って、オペレーターは他の作業をすることができ、操
業性もよくなる。
【図1】この発明の不良糸除去方法が行われるワインダ
ーユニットの側面図である。
ーユニットの側面図である。
2 ヤーンクリアラー 2’ 異番手検出装置 3 綾振ドラム 4 糸継ぎ装置 5 サクションマウス(吸引手段) 6 中継ぎパイプ(他の吸引手段) B 給糸ボビン M カム軸専用モーター P 巻取りパッケージ
Claims (4)
- 【請求項1】巻取りパッケージに巻き取られる糸が不良
糸であるか否かを検出し、不良糸である場合には、巻取
りを停止し、巻取りパッケージを逆転させながら巻取り
パッケージに巻き取られた糸を所定糸長分吸引手段で吸
引除去する不良糸除去方法。 - 【請求項2】巻取り停止後、給糸ボビンの糸も所定糸長
分他の吸引手段で吸引除去する請求項1に記載の不良糸
除去方法。 - 【請求項3】糸が尽きるまで給糸ボビンの糸の吸引除去
を行う請求項2に記載の不良糸除去方法。 - 【請求項4】巻取り停止後、給糸ボビンの交換を行う請
求項1に記載の不良糸除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13997295A JPH08310730A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 不良糸除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13997295A JPH08310730A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 不良糸除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310730A true JPH08310730A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15257964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13997295A Pending JPH08310730A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 不良糸除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08310730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1314673A2 (en) * | 2001-11-16 | 2003-05-28 | SAVIO MACCHINE TESSILI S.p.A. | Device and process for removing the defective end portions from yarn on a package fedto an automatic winder |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP13997295A patent/JPH08310730A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1314673A2 (en) * | 2001-11-16 | 2003-05-28 | SAVIO MACCHINE TESSILI S.p.A. | Device and process for removing the defective end portions from yarn on a package fedto an automatic winder |
EP1314673A3 (en) * | 2001-11-16 | 2003-09-17 | SAVIO MACCHINE TESSILI S.p.A. | Device and process for removing the defective end portions from yarn on a package fedto an automatic winder |
US6938849B2 (en) | 2001-11-16 | 2005-09-06 | Savio Macchine Tessili S.P.A. | Device and process for removing the defective end portions from yarn on a package fed to an automatic winder |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5862660A (en) | Method for removing yarn defects at a winding head of a bobbin winding machine | |
CN111542481B (zh) | 纱线卷绕机 | |
US4512526A (en) | Doffing control system in automatic winder | |
JP2010047406A (ja) | 糸巻取装置及びそれを備える自動ワインダ | |
US6340129B1 (en) | Method for operating a workstation of a cheese-producing textile machine | |
JPH0134673B2 (ja) | ||
JPS62255366A (ja) | 糸欠点検出方法 | |
JP4489991B2 (ja) | 綾巻ボビンを巻成する繊維機械の運転法 | |
CN113044661B (zh) | 纱线卷取机 | |
EP0484601A1 (en) | Yarn piecing method for yarn spinning machine | |
JPH06166469A (ja) | 綾巻きパッケージに載着している糸端部を捕捉する方法および装置 | |
JPH08310730A (ja) | 不良糸除去方法 | |
JP2877079B2 (ja) | パッケージの品質監視装置 | |
JP3951941B2 (ja) | 自動ワインダ | |
JP3159120B2 (ja) | 自動ワインダー | |
JP2792336B2 (ja) | 自動ワインダ | |
JP3006562B2 (ja) | 糸巻取機の停電処理システム | |
EP0847951B1 (en) | Doffing method for a texturing machine | |
JPH0470226B2 (ja) | ||
JP2016132574A (ja) | 糸継ぎ部を評価する方法及び装置 | |
EP0699615A1 (en) | Method and equipment for eliminating faulty thread wound onto the unwinding pirn | |
US5059164A (en) | Spiral tube winding methods and apparatus including ply break sensing | |
JP3414037B2 (ja) | 自動ワインダ及び自動ワインダにおける不良糸除去方法 | |
JP3211758B2 (ja) | 紡糸巻取システム | |
CN117902388A (zh) | 纱线卷取机 |