JPH08310549A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH08310549A
JPH08310549A JP7144073A JP14407395A JPH08310549A JP H08310549 A JPH08310549 A JP H08310549A JP 7144073 A JP7144073 A JP 7144073A JP 14407395 A JP14407395 A JP 14407395A JP H08310549 A JPH08310549 A JP H08310549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
neck
container
container body
rib
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7144073A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Babe
健 馬部
Tatsuo Sato
達夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、部品点数及び組立工数の増加を
ともなうことなく首部の寸法のバラツキに対する吸収効
果を得ることができると共に所望のフィニッシュ感を得
ることができる容器を提供せんとするものである。 【構成】 容器本体(11)の首部(12)に液密状態で嵌着し
た中栓(13)の上面に当接するシールリブ(19)を外栓(18)
の内底部に設ける一方、容器本体(11)の首部(12)の頂面
に当接するクッション性に富むシールリブ(17)を中栓(1
3)に設けたことにより、部品点数の増加及び組立工数の
増加を招くことなく首部(12)の寸法のバラツキをシール
リブ(17)の変形量の大きさで吸収させると共に、外栓(1
8)の装着時のフィニッシュ感を得る様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体等を収納する容
器に関し、特に、容器本体の首部寸法のバラツキ吸収機
構を簡略化して製造工程を効率化できる様にした容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、容器本体及び外栓を非円形状
に構成すると共に、容器本体の首部と外栓の間に位置合
わせ機構を設けることにより、容器の外観性を高くする
様にした位置合わせ栓つき容器を用いることが多い。か
かる位置合わせ栓つき容器においては、容器本体に対し
て外栓を特定の位相まで回動させたときに中栓のフラン
ジ部を首部に強く押し付けて閉塞作用を行なうために、
閉塞時における容器本体と外栓の一体感が高くなる。
【0003】ところが、容器本体の首部の寸法にバラツ
キが生じていると、容器本体に対して外栓を所定の位置
まで回動させたとしても中栓に作用する押圧力が不足し
て所期の閉塞作用を行なわない場合がある。従って、従
来では例えば図6に示した様に容器本体(1)の首部(2)
の頂面と該首部(2)に液密の状態に嵌着した中栓(3)の
フランジ部(4)の下面の間にOリング(5)を挟み込んで
首部(2)の寸法のバラツキによる外栓(6)のねじ込み深
さのバラツキを吸収させる様にしたもの、あるいは、図
7に示したように外栓(6)の内部に内栓(7)を固定し、
この内栓(7)にOリング(5)を介して取り付けたパッキ
ン(8)を中栓(3)に押圧させることにより、首部(2)の
寸法のバラツキによる外栓(6)のねじ込み深さのバラツ
キをOリング(5)の変形で吸収させる様にしたものがあ
る。
【0004】ところが、図6及び図7に示した従来例の
様にOリング(5)を設けて寸法のバラツキを吸収させる
様にした場合は、部品点数及び組立工数が増加してしま
うために製造コストが高くなるという不具合があった。
(9)は中栓(3)に取り付けたPシールである。
【0005】かかる部品点数及び組立工数の増加を抑制
するために、図8に示したように中栓(3)の口元に内接
する気密リブ(10)を外栓(6)の内底面に設けたものがあ
る。ところが、この場合は中栓(3)にPシールを貼り付
けることができず、しかも、外栓(6)を所定の位置まで
回動させた場合にフィニッシュ感を得難いという問題点
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、部品点数
及び組立工数の増加をともなうことなく首部の寸法のバ
ラツキに対する吸収効果を得ることができると共に所望
のフィニッシュ感を得ることができる容器を提供せんと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、容器本体の
首部に液密状態で嵌着した中栓と、該中栓を覆って前記
首部に螺合されて容器本体を閉塞する外栓を備えた容器
において、中栓の上面に当接するシールリブを外栓の内
底部に設けると共に、容器本体の首部の頂面に当接する
クッション性に富むシールリブを中栓に設けたことを特
徴とする。
【0008】又、中栓及び外栓をそれぞれ樹脂材料によ
る成形品で構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】中栓の上面に当接するシールリブを外栓の内底
部に設けると共に、容器本体の首部の頂面に当接するク
ッション性に富むシールリブを中栓に設けている為、外
栓を首部に取り付ければ、中栓が外栓に設けたシールリ
ブで押圧されて首部に強く押し込まれる。すると、中栓
に設けたシールリブが首部の頂面に押し付けられる為、
容器本体と中栓の間の液密性が確保される。
【0010】又、首部の寸法のバラツキは中栓に設けた
シールリブの変形により吸収され、シールリブの変形が
外栓の操作抵抗に大きな影響を及ぼさない為に、外栓を
閉める場合に確実なフィニッシュ感が得られる。
【0011】更に、中栓及び外栓をそれぞれ樹脂材料に
よる成形品で構成している為、Oリング等の別部品を併
用して首部の寸法のバラツキを吸収させつつ液密性を確
保する必要性がなく、部品点数及び組立工数を削減して
容器の製造コストを低減できる。
【0012】
【発明の効果】この発明の容器によれば、以下の如き効
果を奏することが出来る。
【0013】1.中栓の上面に当接するシールリブを外
栓の内底部に設けると共に、容器本体の首部の頂面に当
接するクッション性に富むシールリブを中栓に設けてい
る為、首部に外栓を螺着することで容器の液密(気密)
性が確保されると共に、首部の寸法のバラツキが中栓に
設けたシールリブの変形量の大きさとなって吸収され
る。
【0014】2.外栓に設けたシールリブは中栓の上面
に当接して押圧作用を行なうものであるから、中栓にP
シールを取り付けることが出来ると共に、外栓を閉めた
場合に確実なフィニッシュ感が得られる。
【0015】3.中栓及び外栓をそれぞれ樹脂材料によ
る成形品で構成している為、Oリング等の別部品を併用
して液密性を確保する必要性がなく、部品点数及び組立
工数を削減して容器の製造コストを低減できる。
【0016】
【実施例】以下に図を参照しつつ、この発明の好ましい
実施例を詳細に説明する。図1において(11)は容器本体
であり、ガラス等による成形品で構成されている。容器
本体(11)の首部(12)には中栓(13)を嵌着している。
【0017】中栓(13)は、首部(12)の内部に嵌挿される
内筒(14)と、内筒(14)の上端近傍から首部(12)の頂面に
沿って外交に向うフランジ部(15)と、フランジ部(15)の
外周縁から首部(12)の外周面に沿って垂下して該中栓(1
3)を首部(12)に抜け止め係合保持させる外筒(16)を備え
た樹脂成形品で構成されており、フランジ部(15)の下面
には首部(12)の頂面に当接するクッション性に富むシー
ルリブ(17)を一体に形成している。
【0018】又、容器本体(11)の首部(12)に螺着される
外栓(18)の内底部には、フランジ部(15)の上面に当接す
るシールリブ(19)を設けることにより、外栓(18)を首部
(12)に螺着すると、シールリブ(19)による押圧作用で中
栓(13)が首部(12)に深く押し込まれてフランジ部(15)が
首部(12)の頂面に接近移動する様にしている。(20)は中
栓(13)に貼り付けたPシールである。
【0019】即ちこの発明は、中栓(13)の上面に当接す
るシールリブ(19)を外栓(18)の内底部に設けると共に、
容器本体(11)の首部(12)の頂面に当接するクッション性
に富むシールリブ(17)を中栓(13)に設けている為、外栓
(18)を首部(12)に螺着すればシールリブ(19)がフランジ
(15)を押し下げて該フランジ部(15)に設けたシールリブ
(17)を首部(12)の頂面に強く押し付ける為に、容器本体
(11)が閉塞される。
【0020】又、首部(12)の寸法のバラツキは中栓(12)
の押し下げ量の変化として吸収される。ところが、中栓
(12)のフランジ部(15)に設けたシールリブ(17)はクッシ
ョン性に富むものである為、中栓(12)の押し下げ量が変
化した場合にも常にシールリブ(17)が首部(12)の頂面に
押圧保持されてシール作用をすることになり、容器本体
(11)の閉塞性が確保される。
【0021】更に、外栓(18)に設けたシールリブ(19)は
中栓(13)の上面に当接して外栓(18)と中栓(13)の間のシ
ール作用を行なうと共に中栓(13)を押し下げるものであ
り、且中栓(13)に設けたシールリブ(17)はクッション性
に富むものであって外栓(18)の操作性に大きな影響を及
ぼさない為、中栓(13)にPシール(21)を取り付けること
が出来ると共に、外栓(18)を閉めた場合に確実なフィニ
ッシュ感が得られるものであり、位置合わせ栓つき容器
にこの発明を適用することが出来る。
【0022】更に又、実施例に示した様に中栓(13)及び
外栓(18)をそれぞれ樹脂材料による成形品で構成した場
合は、Oリング等の別部品を併用して首部の寸法のバラ
ツキを吸収させつつ液密性を確保する必要性がなく、部
品点数及び組立工数を削減して容器の製造コストを低減
できる。
【0023】上記実施例では首部(12)の軸方向と平行な
方向に沿うシールリブ(17)をフランジ部(15)の下面に設
けているが、図2に示した実施例の様に首部(12)の軸方
向に対して傾斜するシールリブ(17)を設けてクッション
性をより高くし、あるいは、図3に示した実施例の様に
肉厚が小さい複数条のシールリブ(17)を設けてクッショ
ン性を確保することが出来る。又、図4に示した実施例
の様にフランジ部(15)の上面に開口する肉抜き孔(21)を
シールリブ(17)に設けて該リブ(17)のクッション性をよ
り高くしつつ中栓(13)の重量を軽減し、あるいは、図5
に示した実施例の様に外筒(16)の下端に設けた係合凸部
(22)を首部(12)の外周面に所定の範囲内で昇降自在に係
合させて中栓(13)の昇降量を大きくしてシールリブ(17)
のクッション性をより大きくすることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる容器の一実施例を示す断面図
【図2】この発明にかかる容器の他の実施例を示す断面
【図3】この発明にかかる容器の他の実施例を示す断面
【図4】この発明にかかる容器の他の実施例を示す断面
【図5】この発明にかかる容器の他の実施例を示す断面
【図6】容器の従来例を示す断面図
【図7】容器の従来例を示す断面図
【図8】容器の従来例を示す断面図
【符号の説明】
(11) 容器本体 (12) 首部 (13) 中栓 (14) 内筒 (15) フランジ部 (16) 外筒 (17) シールリブ (18) 外栓 (19) シールリブ (20) Pシール (21) 肉抜き部 (22) 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の首部に液密状態で嵌着した中
    栓と、該中栓を覆って前記首部に螺合されて容器本体を
    閉塞する外栓を備えた容器において、中栓の上面に当接
    するシールリブを外栓の内底部に設けると共に、容器本
    体の首部の頂面に当接するクッション性に富むシールリ
    ブを中栓に設けたことを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 中栓及び外栓をそれぞれ樹脂材料による
    成形品で構成したことを特徴とする請求項(1)記載の容
    器。
JP7144073A 1995-05-18 1995-05-18 容 器 Withdrawn JPH08310549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144073A JPH08310549A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 容 器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144073A JPH08310549A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 容 器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08310549A true JPH08310549A (ja) 1996-11-26

Family

ID=15353658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7144073A Withdrawn JPH08310549A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 容 器

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JP (1) JPH08310549A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021500273A (ja) * 2017-10-19 2021-01-07 バイオタージ・アクチボラゲットBiotage Ab クロマトグラフィーカートリッジ封止配置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806