JPH08310197A - マルチビーム作画・記録装置における走査方法 - Google Patents

マルチビーム作画・記録装置における走査方法

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JPH08310197A
JPH08310197A JP14275295A JP14275295A JPH08310197A JP H08310197 A JPH08310197 A JP H08310197A JP 14275295 A JP14275295 A JP 14275295A JP 14275295 A JP14275295 A JP 14275295A JP H08310197 A JPH08310197 A JP H08310197A
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JP
Japan
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scanned
light sources
recording apparatus
image forming
scanning method
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Application number
JP14275295A
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English (en)
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Toshifumi Kaneuma
利文 金馬
Tamihiro Miyoshi
民博 三好
Takashi Okuyama
隆志 奥山
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的な機構によるビームの偏向を行うこと
なく、高精度・高精細な画像を高速に記録することので
きる、マルチビーム作画・記録装置の走査方法を提供す
ること。 【構成】 離散的に2次元配列された複数の光源(4
4、45)により被走査面(3)を走査するマルチビー
ム作画・記録装置において、前記複数の光源が全て前記
被走査面上の同一直線上の相異なる点に対応した位置を
通るよう、前記複数の光源と被走査面とを相対移動させ
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のビームを用い
て、精密な画像、例えばプリント基板を作成するため
の、露光焼き付け用のマスクに回路パターン、を描画す
るためのマルチビーム作画・記録装置における走査方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】精密な画像を描画するプロッタとして、
光源としてレーザ光を用い、偏向走査光学系により主走
査をおこないつつ結像面を移動して副走査を行って2次
元の画像を描画するレーザプロッタが従来より知られて
いる。しかしレーザプロッタは高速で回転または揺動す
るミラーを用いて偏向走査を行っており、高精度化が難
しく、精度を上げるためにはコストがかかるものであっ
た。さらに、光源として半導体レーザを用いた場合に
は、発熱量が大きい、非点収差が発生しその補正のため
に光学部品を追加する必要があるといった問題があっ
た。また、高速で結像面を走査するレーザビームを正確
に変調するための駆動回路も必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、機械的な機構によるビームの偏向を行うことな
く、高精度・高精細な画像を高速に記録するための、マ
ルチビーム作画・記録装置における走査方法を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のマル
チビーム作画・記録装置における走査方法は、離散的に
2次元配列された複数の光源により被走査面を走査する
マルチビーム作画・記録装置において、前記複数の光源
が全て前記被走査面上の同一直線上の相異なる点に対応
した位置を通るよう、前記複数の光源と被走査面とを相
対移動させることを特徴としている。ここで、前記複数
の光源と前記被走査面とは、前記第2の方向にも相対移
動可能であり、前記複数の光源と前記被走査面とが前記
第1の方向および前記第2の方向において相対移動され
ることにより、前記被走査面が全て走査される構成とす
ることができる。
【0005】
【実施例】図1は、本実施例のマルチビーム作画・記録
装置100の外観を示す斜視図である。本実施例の記録
装置100は、プリント基板を作成するための、露光焼
き付け用のマスクに回路パターンを作画するための装置
である。マルチビーム作画・記録装置100は、装置本
体ベース1に、回路パターンが作画される感光フィルム
3を載置するための感光材搭載テーブル2が設けられて
いる。テーブル2は、その下面がY方向に延びる一対の
レール2Rに沿ってガイドされた状態で、ボールねじ2
Bを図示しないテーブル駆動用モータにより回転させる
ことによって、図中Y方向に往復移動可能となってい
る。
【0006】描画光束は光照射ユニット4から、所定の
領域内で2次元配列された複数本のビームとして、射出
される。光照射ユニット4は、光学系搭載ステージ5S
に載置された光学ベース5に固定されている。光学ベー
ス5は、X方向に延びる一対のガイドレール5Rにガイ
ドされてX方向に移動可能となっており、光学系駆動モ
ータ5Mによってボールねじ5Bを回転させることによ
り、光照射ユニット4はX方向に移動される。光照射ユ
ニット4には、装置本体ベース1に設けられた位置検出
用リニアスケール5Kを検出するスケール検出ヘッド5
Dが設けられており、光学系駆動モータ5Mはスケール
検出ヘッド5Dの検出信号に基づいてフィードバック制
御されている。なお、図示していないが、感光材搭載テ
ーブル2には、図示しないテーブル位置検出用スケール
を検出するテーブル位置検出ヘッドが設けられており、
テーブル駆動用モータはテーブル位置検出ヘッドの出力
信号にもとづいてフィードバック制御されている。
【0007】図2は、光照射ユニット4の構成の概略を
示す側面図である。光照射ユニット4は、ユニット内の
プリント基板41に取り付けられた複数のLED(発光
ダイオード)42、複数のLED42に1対1に対応し
てアパーチャが形成されたアパーチャパネル43、アパ
ーチャを透過したビームを感光フィルム3の表面で結像
させるための第1レンズ群44、および第2レンズ群4
5からなる縮小光学系を有している。本実施例において
は、感光フィルム3としては、波長400nm〜570nmにおい
て分光感度を有するいわゆるオルソ系の感光材料を用い
ている。また、LED42としては、ピーク波長が450n
mのいわゆる青色LEDを用いている。
【0008】図3は、LED42およびアパーチャパネ
ル43に形成されたアパーチャの配置を説明するため
の、アパーチャパネル43を光照射ユニット4の上面側
から見た図である。なお、LED42の位置は破線で示
している。また、図4は、感光フィルム3上に結像した
点像のパターンを示している。本実施例では第1群およ
び第2群のレンズ44、45により1/25倍の像が感
光フィルム3に投影される。
【0009】プリント基板の回路パターンを作画する装
置は、精密な描画性能を有する必要があり、従って高い
解像度が要求される。しかし、LEDを光源とする場
合、LED自体の物理的な大きさにより、光源の配置の
密度が制限されることになる。本実施例の作画・記録装
置に用いられるLEDはプリント基板41に平行な平面
上で、最大3.8mmの直径を有している。これを互いに
接触しないよう配置するため、図3、図4に示すよう
に、ビームは離散的に配置されたアパーチャから射出さ
れて、離散的な点像を感光フィルム3表面に形成する。
また、感光フィルム3に投影される点像の大きさ、およ
び位置の精度を上げるため、アパーチャパネル43に、
LED42に1対1対応したアパーチャを形成し、アパ
ーチャパネル43の像を感光フィルム3上に投影してい
る。
【0010】本実施例においては、テーブルの移動とL
ED42の発光のタイミングを制御することにより、あ
るライン(X方向に沿ったライン)に注目した場合に、
図5に示すように、全てのビームの像が近接した状態で
一列に並ぶようになっている。
【0011】本実施例の作画・記録装置100において
は、2048個のLED42が、2次元に配列されてい
る。図3に示すように、Y方向には32個のLED42
が並べられている(以下、Y方向に並んだLED42を
Y列のLED42と呼ぶ)。同様にY方向に配列された
LED42の列がX方向に64列配置される。X方向の
一つのラインに注目すると、64個のLED42はX方
向に沿って一直線に並んでいる(以下、X方向に一直線
に並んだLEDをX行のLEDと呼ぶ)。Y列のLED
は、図3のY1〜Y32に示されるように、アパーチャ
APの直径分だけ順にずれた位置に配置され、アパーチ
ャAPも同様な配置で形成されている。アパーチャAP
の径は、Y列の先頭のLEDY1と隣の列の先頭のLE
DY33とのX方向における距離をY列のLEDの数で
割った値と等しく設定されている。即ち、Y列には32
個のLEDが配置されており、Y1とY33との距離は
4mmとなっている。従って、アパーチャAPの径は0.125
mmとなっている。
【0012】ここで、テーブル2をY方向に移動しつつ
光照射ユニット4からビームを照射させる場合を考え
る。LEDY1を含む行の各LEDから射出されたビー
ムにより感光フィルム3上に形成される像に注目する。
Y1、Y33、Y65、・・・から射出されたビームは
感光フィルム3上で、一列に離散的に並んだ点像を形成
する(この点像が並ぶ行を図4にラインL1として示
す)。次に、テーブルが移動し、ラインL1がY2を含
む行のLEDから照射されるビーム位置に対応した位置
に達すると、ラインL1上に前回形成された離散的な点
像に隣接してY2、Y34、・・・に対応した像が形成
される。以降同様にして、順次隣接した像が同一ライン
上に形成され、最後にY32を含む行のLEDY32、
Y64、・・・に対応した点像が同一ラインL1上に形
成されると、結果として、図5に示したように、204
8個の点像が隣接して同一ライン上に形成されることに
なる。従って、離散的に2次元配列された像の、Y方向
のピッチ分だけテーブル2(したがって感光フィルム
3)が移動した時点で露光を行うことにより、感光フィ
ルム3上の各ラインに順次点像が補間されて、最終的に
は各ラインがそれぞれ2048個のドットで構成される
ようになる。
【0013】言い換えれば、LED42と感光フィルム
3とを相対移動させることにより(テーブルがY方向に
移動することにより)、離散的に2次元配列されたLE
D42が全て感光フィルム3上の同一ライン上の相異な
る点に対応した位置を通るため、最終的に感光フィルム
上の各ラインがそれぞれ2048ドットで構成されるこ
とになる。
【0014】感光フィルム3への作画は次のようにして
行われる。まずY方向にテーブル2を移動しつつ上述の
作画処理を行って、感光フィルム3の表面に、Y方向に
延びた帯状に画像を形成する。感光フィルム3の端部ま
で画像形成が行われると、アームをX方向に移動する。
アームの移動後にテーブル2を前回とは逆方向に移動す
ることにより、同様にして、感光フィルム3にY方向に
延びた帯状の画像を形成する。尚、アームは、互いに隣
接する帯状の画像がオーバーラップすることなく、ま
た、間に画像が形成されない空白部分が入ることのない
よう、LEDの配列により定まる所定の長さ分だけ正確
にX方向に移動される。
【0015】図6は、本実施例の作画・記録装置100
の作画処理を行うための制御系を説明するブロック図で
ある。作画データはメモリ13にビットマップとして記
憶されており、所定のクロック信号に同期して、LED
アレイ42Aの各LED42の配列に対応したデータ
が、LED駆動回路12に入力され、LED駆動回路1
2は各LED42を、入力信号に対応した所定の強度の
パルス状の電流により駆動し、発光させる。LEDアレ
イ42Aの駆動と共に、テーブル2および光学ベース5
の移動もCPU10により制御される。本実施例の作画
・記録装置100においては、CPU10は光学系駆動
モータ5Mを駆動させて光学ベース5に搭載された光照
射ユニット4のX方向における位置決めを行い、次にテ
ーブル移動用モータ2Mを駆動してテーブル2をY方向
に移動させながらLEDアレイ42Aを発光させる。な
お、光学系駆動モータ5Mおよびテーブル移動用モータ
2Mに駆動中は、スケール検出ヘッド5Dおよび2Dの
出力がCPU10に入力されており、光学系駆動モータ
5Mおよびテーブル移動用モータ2Mはフィードバック
制御されている。
【0016】
【発明の効果】複数のLEDを光源として用いたため、
出力制御、点灯制御を高速に行うことができる。また、
複数のLEDに対応してアパーチャが設けられているた
め、LEDの位置調整が容易であり、結像パターンの位
置も精密に調整できる。さらに、LEDアレイを光源と
しているために機械的な偏向手段を用いる必要が無く、
高精度に作画を行うことができる。そして、物理的なサ
イズの制約にも拘わらず、走査面の各行を、複数のLE
D全てに対応した描画ドットにより構成することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のマルチビーム作画・記録装置10
0の外観を示す斜視図である。
【図2】 光照射ユニット4の構成の概略を示す側面図
である。
【図3】 アパーチャパネル43を光照射ユニット4の
上面側から見た図である。
【図4】 感光フィルム3上に結像した点像のパターン
を示す図である。
【図5】 全ての点像が近接した状態で一列に並んだ状
態を示す図である。
【図6】 作画処理を行うための制御系のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 作画・記録装置本体 2 感光材搭載用テーブル 2B ボールねじ 2R ガイドレール 2M テーブル駆動用モータ 2D スケール検出ヘッド 3 感光フィルム 4 光照射ユニット 5 光学ベース 5S 光学系搭載ステージ 5B ボールねじ 5R ガイドレール 5D スケール検出ヘッド 5K 位置検出用リニアスケール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離散的に2次元配列された複数の光源によ
    り被走査面を走査するマルチビーム作画・記録装置にお
    いて、 前記複数の光源が全て前記被走査面上の同一直線上の相
    異なる点に対応した位置を通るよう、前記複数の光源と
    被走査面とを相対移動させることを特徴とする、マルチ
    ビーム作画・記録装置における走査方法。
  2. 【請求項2】前記複数の光源と被走査面とは、少なくと
    も所定の第1の方向に沿って相対移動され、 前記被走査面上の同一直線は、前記第1の方向と直角な
    第2の方向に沿った直線であり、 前記離散的に2次元配列された複数の光源は、前記第1
    の方向に対して所定量傾斜した第3の方向と、前記第2
    の方向とに沿って、所定の間隔をおいて配列されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のマルチビーム作画
    ・記録装置における走査方法。
  3. 【請求項3】前記複数の光源と前記被走査面とは、前記
    第2の方向にも相対移動可能であり、前記第1の方向お
    よび前記第2の方向において相対移動されることによ
    り、前記被走査面が全て走査されること、をを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のマルチビーム作画・記録
    装置における走査方法。
  4. 【請求項4】前期複数の光源は、複数の発光ダイオード
    であることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記
    載のマルチビーム作画・記録装置における走査方法。
  5. 【請求項5】前記発光ダイオードは、ピーク波長がほぼ
    450nmの光を射出することを特徴とする、請求項4に記
    載のマルチビーム作画・記録装置における走査方法。
  6. 【請求項6】前記被走査面は、前記第1及び第2の方向
    により規定される平面と平行な平面であることを特徴と
    する、請求項1から5のいずれかに記載のマルチビーム
    作画・記録装置における走査方法。
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