JPH08309354A - イオン水生成装置 - Google Patents
イオン水生成装置Info
- Publication number
- JPH08309354A JPH08309354A JP12262595A JP12262595A JPH08309354A JP H08309354 A JPH08309354 A JP H08309354A JP 12262595 A JP12262595 A JP 12262595A JP 12262595 A JP12262595 A JP 12262595A JP H08309354 A JPH08309354 A JP H08309354A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- passage
- power supply
- supply circuit
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲料水等に用いる生成水の温度を上昇するこ
となく、水道水等を利用して電源回路の回路部品を冷却
する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、生成器本体内に配置した電解槽内
に水道水等を連続的に給水すると共に、電解槽内の電極
に直流電圧を印加して水を電気分解し、アルカリイオン
水と酸性水を生成し、これら生成した生成水の一方を給
水通路を通して給水し、生成水の他方を排水通路より排
水するものにおいて、排水通路を熱良導材料で構成する
と共に、この通路壁に電極に印加する直流電圧を発生す
る電源回路の放熱板を接触して成る。
となく、水道水等を利用して電源回路の回路部品を冷却
する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、生成器本体内に配置した電解槽内
に水道水等を連続的に給水すると共に、電解槽内の電極
に直流電圧を印加して水を電気分解し、アルカリイオン
水と酸性水を生成し、これら生成した生成水の一方を給
水通路を通して給水し、生成水の他方を排水通路より排
水するものにおいて、排水通路を熱良導材料で構成する
と共に、この通路壁に電極に印加する直流電圧を発生す
る電源回路の放熱板を接触して成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水等を連続的に電
解槽に給水して電気分解し、健康用等に用いるアルカリ
イオン水や酸性水を生成するイオン水生成装置に関す
る。
解槽に給水して電気分解し、健康用等に用いるアルカリ
イオン水や酸性水を生成するイオン水生成装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】水道水等を電解槽で電気分解してアルカ
リイオン水や酸性水を生成するものでは、電解槽内に配
置した少なくとも一対の電極に直流電圧を印加している
が、この直流電圧は生成するアルカリイオン水のｐＨ濃
度等に応じて、例えば１０Ｖ〜４０Ｖの範囲内で電圧値
を調整し、水質等によっては長時間に高電圧、高電流を
印加することもある。
リイオン水や酸性水を生成するものでは、電解槽内に配
置した少なくとも一対の電極に直流電圧を印加している
が、この直流電圧は生成するアルカリイオン水のｐＨ濃
度等に応じて、例えば１０Ｖ〜４０Ｖの範囲内で電圧値
を調整し、水質等によっては長時間に高電圧、高電流を
印加することもある。
【０００３】この場合、上記直流電圧を発生する電源回
路の部品が温度上昇する為、例えば上記電解槽に給水す
る水道水等を利用して上記部品を冷却するものがある。
路の部品が温度上昇する為、例えば上記電解槽に給水す
る水道水等を利用して上記部品を冷却するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記給水を
利用して電源回路の部品を冷却する場合、飲料水等とし
て利用する生成水の温度が上昇する為、あまり好ましく
ないという問題がある。
利用して電源回路の部品を冷却する場合、飲料水等とし
て利用する生成水の温度が上昇する為、あまり好ましく
ないという問題がある。
【０００５】そこで本発明は、飲料水等に利用する生成
水の温度を上昇することなく、水道水等を利用して電源
回路の回路部品を冷却する事を目的とするものである。
水の温度を上昇することなく、水道水等を利用して電源
回路の回路部品を冷却する事を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、生成器本体内
に配置した電解槽内に水道水等を連続的に給水すると共
に、電解槽内の電極に直流電圧を印加して水を電気分解
し、アルカリイオン水と酸性水を生成し、これら生成し
た生成水の一方を給水通路を通して給水し、生成水の他
方を排水通路より排水するものにおいて、排水通路を熱
良導材料で構成すると共に、この通路壁に電極に印加す
る直流電圧を発生する電源回路の放熱板を接触して成る
ものである。
に配置した電解槽内に水道水等を連続的に給水すると共
に、電解槽内の電極に直流電圧を印加して水を電気分解
し、アルカリイオン水と酸性水を生成し、これら生成し
た生成水の一方を給水通路を通して給水し、生成水の他
方を排水通路より排水するものにおいて、排水通路を熱
良導材料で構成すると共に、この通路壁に電極に印加す
る直流電圧を発生する電源回路の放熱板を接触して成る
ものである。
【０００７】又本発明は、排水通路をアルミダイキャス
ト等の金属ブロックにて形成して電解槽に直結すると共
に、排水通路を屈曲通路にて形成し、かつこの屈曲通路
の少なくとも一方の側面を開口してこの開口を金属板に
て閉塞し、この金属板に電源回路の放熱板を固定して成
るものである。
ト等の金属ブロックにて形成して電解槽に直結すると共
に、排水通路を屈曲通路にて形成し、かつこの屈曲通路
の少なくとも一方の側面を開口してこの開口を金属板に
て閉塞し、この金属板に電源回路の放熱板を固定して成
るものである。
【０００８】
【作用】電解槽内に水道水等を連続的に給水すると同時
に、電解槽内の電極に所定の直流電圧を印加すること
で、電解槽でアルカリイオン水と酸性水が生成され、こ
れらの生成水が給水通路や排水通路を通って給排水され
る。
に、電解槽内の電極に所定の直流電圧を印加すること
で、電解槽でアルカリイオン水と酸性水が生成され、こ
れらの生成水が給水通路や排水通路を通って給排水され
る。
【０００９】又、上記排水通路を通過して排水される生
成水により、排水通路の通路壁を介して電源回路の放熱
板が冷却され、飲料水等に用いられる生成水の温度を上
昇することなく、電源回路の回路部品の温度上昇を確実
に防止する。
成水により、排水通路の通路壁を介して電源回路の放熱
板が冷却され、飲料水等に用いられる生成水の温度を上
昇することなく、電源回路の回路部品の温度上昇を確実
に防止する。
【００１０】更に、排水通路を通過する生成水は、金属
板を介して電源回路の放熱板を冷却することで、排水通
路を通過する生成水での放熱板の冷却をより高効率で行
う事が出来ると共に、排水通路の組立て作業性を向上出
来る。
板を介して電源回路の放熱板を冷却することで、排水通
路を通過する生成水での放熱板の冷却をより高効率で行
う事が出来ると共に、排水通路の組立て作業性を向上出
来る。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例を先ず図１及び図２に基づき
説明すると、１は家庭用の流し台等に設置して用いる生
成器本体で、後ケース２の前面に前ケース３を着脱可能
に装着し、かつこの前ケース３の前面略中央部に操作パ
ネル４を配設していると共に、上部に折り曲げ可能なパ
イプにて構成した給水管５を回転自在に装着している。
説明すると、１は家庭用の流し台等に設置して用いる生
成器本体で、後ケース２の前面に前ケース３を着脱可能
に装着し、かつこの前ケース３の前面略中央部に操作パ
ネル４を配設していると共に、上部に折り曲げ可能なパ
イプにて構成した給水管５を回転自在に装着している。
【００１２】又上記後ケース２内には、図３にても示す
健康剤添加用のカルシウムカートリッジ６や、活性炭等
の濾材を収納した浄水カートリッジ７を着脱自在に収納
したカートリッジケース８、流量センサー９、電解槽１
０、ｐＨセンサー１１等を主に収納配置している。
健康剤添加用のカルシウムカートリッジ６や、活性炭等
の濾材を収納した浄水カートリッジ７を着脱自在に収納
したカートリッジケース８、流量センサー９、電解槽１
０、ｐＨセンサー１１等を主に収納配置している。
【００１３】一方上記各部品は、流水路１２にて順次配
管接続されていると共に、この流水路の上記カルシウム
カートリッジ６の上流には、流水路１２への給水温度を
検出する温度センサー１３を配設している。
管接続されていると共に、この流水路の上記カルシウム
カートリッジ６の上流には、流水路１２への給水温度を
検出する温度センサー１３を配設している。
【００１４】又上記電解槽１０内は、隔膜１４を介して
少なくとも一対の電解室１５，１６に区画されていると
共に、これらの電解室内には電極板１７，１８を配設
し、かつ上記電解室１５，１６の一端には上記流水路１
２を接続し、同じく他端は給水管１９，２０を介してモ
ーターバルブ２１の給水通路に接続している。
少なくとも一対の電解室１５，１６に区画されていると
共に、これらの電解室内には電極板１７，１８を配設
し、かつ上記電解室１５，１６の一端には上記流水路１
２を接続し、同じく他端は給水管１９，２０を介してモ
ーターバルブ２１の給水通路に接続している。
【００１５】更に上記モータバルブ２１には、上記ｐＨ
センサー１１に接続する給水通路２２と、排水通路２３
とを接続し、例えば上記電極板１７に直流電源の陰極、
電極板１８に同じく陽極を印加して給水管１９よりアル
カリイオン水、給水管２０より酸性水を生成し、かつ上
記モータバルブ２１の切換えにより給水通路２２よりア
ルカリイオン水を給水する場合には、排水通路２３より
酸性水が排水される。
センサー１１に接続する給水通路２２と、排水通路２３
とを接続し、例えば上記電極板１７に直流電源の陰極、
電極板１８に同じく陽極を印加して給水管１９よりアル
カリイオン水、給水管２０より酸性水を生成し、かつ上
記モータバルブ２１の切換えにより給水通路２２よりア
ルカリイオン水を給水する場合には、排水通路２３より
酸性水が排水される。
【００１６】図２において２４は上記排水通路２３を構
成するアルミダイキャスト等の熱良導材料からなる金属
ブロックで、図４にても示す様に内部に少なくとも一面
を開口した屈曲路からなる排水通路２３を一体形成して
いると共に、上記開口をパッキン２５を介してアルミ板
等の金属板２６で閉塞し、かつこの金属板に上記電極板
１７，１８に印加する直流電圧を発生する電源回路２７
の放熱板２８を確実に熱伝導すべく面接触により固定し
ている。
成するアルミダイキャスト等の熱良導材料からなる金属
ブロックで、図４にても示す様に内部に少なくとも一面
を開口した屈曲路からなる排水通路２３を一体形成して
いると共に、上記開口をパッキン２５を介してアルミ板
等の金属板２６で閉塞し、かつこの金属板に上記電極板
１７，１８に印加する直流電圧を発生する電源回路２７
の放熱板２８を確実に熱伝導すべく面接触により固定し
ている。
【００１７】又上記金属ブロック２４には、上記電解槽
１０に連結される一端面２９に上記モータバルブ２１に
接続される排水口３０と、上記流水路１２の上記電解室
１５，１６への給水口３１，３１を開口し、上記排水通
路２３の上方に流水路１２の一部を一体に区画形成して
いる。
１０に連結される一端面２９に上記モータバルブ２１に
接続される排水口３０と、上記流水路１２の上記電解室
１５，１６への給水口３１，３１を開口し、上記排水通
路２３の上方に流水路１２の一部を一体に区画形成して
いる。
【００１８】従って、上記モータバルブ２１より排出さ
れた生成水等は、排水口３０より排水通路２３内に流入
した後、この排水通路の下流に接続された排出口３２よ
り排水管３３を通って外部に排出される。
れた生成水等は、排水口３０より排水通路２３内に流入
した後、この排水通路の下流に接続された排出口３２よ
り排水管３３を通って外部に排出される。
【００１９】尚上記放熱板２８には、上記電源回路２７
を構成する図示しない電力制御用のトランジスタやＩＣ
等の部品の放熱部等が固定されている。
を構成する図示しない電力制御用のトランジスタやＩＣ
等の部品の放熱部等が固定されている。
【００２０】而して、流水路１２内に水道水等を連続的
に給水すると同時に、電源回路２７により電極板１７，
１８間に所定の直流電圧を印加することで、この直流電
圧の陰極側を印加した電極板を収納した電解室よりアル
カリイオン水が生成され、他方の電解室より酸性水が生
成される。
に給水すると同時に、電源回路２７により電極板１７，
１８間に所定の直流電圧を印加することで、この直流電
圧の陰極側を印加した電極板を収納した電解室よりアル
カリイオン水が生成され、他方の電解室より酸性水が生
成される。
【００２１】一方、給水管５より生成されたアルカリイ
オン水を吐水する場合には、モーターバルブ２１の設定
により上記アルカリイオン水が生成される電解室と給水
通路２２を接続することで、他方の酸性水を生成する電
解室と排水通路２３がモータバルブ２１を介して接続さ
れ、酸性水は排水通路２３より外部に排水される。
オン水を吐水する場合には、モーターバルブ２１の設定
により上記アルカリイオン水が生成される電解室と給水
通路２２を接続することで、他方の酸性水を生成する電
解室と排水通路２３がモータバルブ２１を介して接続さ
れ、酸性水は排水通路２３より外部に排水される。
【００２２】この時上記排水通路２３を通過する酸性水
により電源回路２７の放熱板２８が冷却され、又、上記
電極板１７，１８に印加する極性を反転したり、モータ
バルブ２１の設定を変更して排水通路２３にアルカリイ
オン水が排水された場合には、このアルカリイオン水に
より放熱板２８が冷却される。
により電源回路２７の放熱板２８が冷却され、又、上記
電極板１７，１８に印加する極性を反転したり、モータ
バルブ２１の設定を変更して排水通路２３にアルカリイ
オン水が排水された場合には、このアルカリイオン水に
より放熱板２８が冷却される。
【００２３】
【発明の効果】本発明の構成により、排水通路より排水
される生成水を利用して電源回路の回路部品を冷却する
様に構成したことで、飲料水等として利用される生成水
の温度を上昇することなく、電源回路の回路部品を確実
に冷却して温度上昇を防止する事が出来るものである。
される生成水を利用して電源回路の回路部品を冷却する
様に構成したことで、飲料水等として利用される生成水
の温度を上昇することなく、電源回路の回路部品を確実
に冷却して温度上昇を防止する事が出来るものである。
【００２４】又本発明は、更に、排水通路を屈曲通路に
て構成して金属ブロックで形成すると共に、電解槽に直
結し、かつ屈曲通路の側面を開口してこれを金属板にて
閉塞し、この金属板に電源回路の放熱板を固定したこと
で、排水通路を通過する生成水による放熱板の冷却をよ
り高効率で行う事が出来ると共に、排水通路と電解槽と
の配管作業等の組立て作業性を向上出来るものである。
て構成して金属ブロックで形成すると共に、電解槽に直
結し、かつ屈曲通路の側面を開口してこれを金属板にて
閉塞し、この金属板に電源回路の放熱板を固定したこと
で、排水通路を通過する生成水による放熱板の冷却をよ
り高効率で行う事が出来ると共に、排水通路と電解槽と
の配管作業等の組立て作業性を向上出来るものである。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】同じく前ケース等を外した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】同じく概略構成図である。
【図４】同じく要部の上下反転状態での分解斜視図であ
る。
る。
１ 生成器本体 10 電解槽 17 電極板 18 電極板 22 給水通路 23 排水通路 24 金属ブロック 26 金属板 28 放熱板
フロントページの続き (72)発明者 大杉 和也 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 井尻 準之介 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 岩村 康弘 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 生成器本体内に配置した電解槽内に水道
水等を連続的に給水すると共に、上記電解槽内の電極に
直流電圧を印加して水を電気分解し、アルカリイオン水
と酸性水を生成し、これら生成した生成水の一方を給水
通路を通して給水し、生成水の他方を排水通路より排水
するものにおいて、上記排水通路を熱良導材料で構成す
ると共に、この通路壁に上記電極に印加する直流電圧を
発生する電源回路の放熱板を接触した事を特徴とするイ
オン水生成装置。 - 【請求項２】 上記排水通路をアルミダイキャスト等の
金属ブロックにて形成して上記電解槽に直結すると共
に、上記排水通路を屈曲通路にて形成し、かつこの屈曲
通路の少なくとも一方の側面を開口してこの開口を金属
板にて閉塞し、この金属板に上記電源回路の放熱板を固
定した事を特徴とする、上記請求項１に記載のイオン水
生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12262595A JPH08309354A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | イオン水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12262595A JPH08309354A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | イオン水生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309354A true JPH08309354A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14840601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12262595A Pending JPH08309354A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | イオン水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309354A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014226601A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP12262595A patent/JPH08309354A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014226601A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置 |
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