JPH08309010A - 景品展示装置 - Google Patents

景品展示装置

Info

Publication number
JPH08309010A
JPH08309010A JP11963295A JP11963295A JPH08309010A JP H08309010 A JPH08309010 A JP H08309010A JP 11963295 A JP11963295 A JP 11963295A JP 11963295 A JP11963295 A JP 11963295A JP H08309010 A JPH08309010 A JP H08309010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
game
rail
transfer means
prizes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11963295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP11963295A priority Critical patent/JPH08309010A/ja
Publication of JPH08309010A publication Critical patent/JPH08309010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技機設置スペースを侵食することなく、多種
類の景品を遊技店内の天井側にて広く展示することがで
き、遊技者の景品品定めの便宜を図り、サービスを向上
することができる景品展示装置を提供する。 【構成】複数のパチンコ機3を備えた遊技店1内で、遊
技者が遊技により獲得したパチンコ球と交換できる各種
の景品Aを遊技店1内の天井2付近に移動可能に展示す
るための景品展示装置10であって、遊技店1内の天井
2側に略水平方向に展開するよう配設されたレール手段
20と、そのレール手段20に沿って移動可能であり、
かつ前記景品Aを保持できる移送手段30とを具備して
成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の遊技機を備えた
遊技店内で、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体と交
換できる各種の景品を遊技店内の景品交換カウンターの
展示棚内に、或は天井付近に移動可能に展示するための
景品展示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホール等に代表される遊
技店においては、遊技者が最終的に獲得した遊技媒体で
あるパチンコ球は計数機にて計数された後、球数と店の
交換率に従って各種の景品と交換される。
【0003】景品は、特殊景品である換金物の他に、タ
バコ、菓子類、子供用玩具からブランド物のバック、装
飾品等、非常に多種類に及ぶものであり、一般的には遊
技店内の片隅にある景品交換カウンターの展示棚に所狭
しと載せられ展示されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような景品の展示では、展示棚内の位置によっては、遊
技客の目になかなか触れないような景品もあり、総ての
景品を公平に遊技客の見やすい場所に置くことは困難で
あった。また、展示棚に並べられた景品の配置替えを行
なうような場合、店員がいちいち手で景品を棚から取り
出して再度並べ替えたりする必要があり、面倒であっ
た。
【0005】更には展示棚による景品の展示では、スペ
ース的に狭いために展示できる景品数に限りがあり、逆
に沢山の景品を展示できる大型の棚を設置するとなる
と、店内における遊技機設置スペースを侵食することに
なり、省スペース化の要請に反する事態を招いてしま
う。また、店内における景品の展示が景品交換カウンタ
ー1箇所にまとまっているから、遊技者は景品をチェッ
クしたり品定めする場合には、景品交換カウンターの前
まで行かなければならなかった。
【0006】以上のように、従来の遊技店内では景品の
展示が場所的にも広さ的にも限定されているから、多種
類の景品を遊技者に対して十分に見せることができない
という問題点があった。ところで、遊技店内の天井には
主として照明装置ぐらいしか設けられておらず、広いス
ペースとして空いており、かかるスペースの有効利用が
望まれていた。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、各種の景品を遊技店内に移動可能
に展示することにより、総ての景品を公平に遊技客の見
やすい場所に配されるよう、容易に景品の配置替えを行
なうことが可能であり、更には遊技機設置スペースを侵
食することなく、多種類の景品を遊技店内の天井側にて
広く展示することができ、遊技者の景品品定めの便宜を
図り、サービスを向上することができる景品展示装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項に存す
る。
【0009】[1] 複数の遊技機(3)を備えた遊技
店(1)内で、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体と
交換できる各種の景品(A)を遊技店(1)内に移動可
能に展示するための景品展示装置(10,10A)であ
って、遊技店(1)内にて上下または水平の少なくとも
一方向に展開するよう配設されたレール手段(20,2
0A)と、前記レール手段(20,20A)に沿って移
動可能であり、かつ前記景品(A)を保持できる移送手
段(30,30A)とを具備して成ることを特徴とする
景品展示装置(10)。
【0010】[2] 前記レール手段(20)は、環状
に形成された互いに大きさの異なる複数の無端レール
(21a〜21c)から成り、小さい無端レール(21
a〜21c)の外側を順次大きい無端レール(21a〜
21c)で囲むように遊技店(1)内の天井(2)に配
設し、各無端レール(21a〜21c)に、それぞれ一
又は複数の前記移送手段(30)を循環移動可能に装着
したことを特徴とする1項記載の景品展示装置(1
0)。
【0011】[3] 前記移送手段(30)は、前記レ
ール手段(20)に沿って移動するための走行部(3
1)と、前記景品(A)を保持するための保持部(3
8)と、該保持部(38)を昇降するための昇降機構
(34)とを有することを特徴とする1項又は2項記載
の景品展示装置(10)。
【0012】[4] 前記移送手段(30)の走行部
(31)を駆動するための走行操作スイッチ(51)
と、前記昇降機構(34)を駆動するための昇降操作ス
イッチ(52)とを有することを特徴とする3項記載の
景品展示装置(10)。
【0013】
【作用】本発明に係る景品展示装置(10,10A)の
レール手段(20,20A)は、遊技店(1)内の例え
ば景品交換カウンターの背後の壁面(一般に従来の展示
棚が配される箇所)や天井(2)等に、上下または水平
の少なくとも一方向に展開するよう配設すればよい。特
に天井(2)側には、主として照明装置ぐらいしか設け
られていないため、かかる広いスペースを利用し、照明
装置等を回避させつつ配設すればよい。
【0014】例えば、前記レール手段(20)を、環状
に形成された互いに大きさの異なる複数の無端レール
(21a〜21c)から構成し、小さい無端レール(2
1a〜21c)の外側を順次大きい無端レール(21a
〜21c)で囲むように遊技店(1)内の天井(2)に
配設すれば、容易に店内全域に行き渡るようレイアウト
できる。
【0015】レール手段(20,20A)には移送手段
(30,30A)が装着されるが、該移送手段(30,
30A)はレールに沿って移動可能であり、しかも各種
の景品(A)を保持することができる。すなわち、各種
の景品(A)を遊技店(1)内の例えば天井(2)付近
等にて移動可能に展示することができる。
【0016】天井(2)付近に展示する場合、遊技店
(1)内の遊技者は景品交換カウンター(6)の前まで
行くことなく、その場に居ながらにして上を見上げるだ
けで、広い天井(2)付近に多数展示された各種景品
(A)を気軽に品定めすることができる。また、天井
(2)付近に各種景品(A)をあたかも空中を回るが如
く展示することで、遊技店(1)内における見た目の楽
しさを増大させ、店内の雰囲気を華やかにすることも可
能となる。
【0017】また、移送手段(30)の保持部(38)
により保持されている景品(A)を他の物と交換するよ
うな場合、例えば走行操作スイッチ(51)により走行
部(31)を景品(A)交換カウンターの真上等の所定
箇所まで移動させ、次に昇降操作スイッチ(52)によ
り昇降機構(34)を駆動して前記保持部(38)を適
当な高さ位置まで降下させ、保持部(38)の景品
(A)を交換したり外したりした後、再び天井(2)付
近まで引き上げればよい。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図6は本発明の第1実施例を示してい
る。図1及び図2に示すように、遊技店1内のフロアに
は複数のパチンコ機3,3…を列設して成る遊技機島4
が適所に設置されており、また、フロアの一辺側中央に
は景品交換カウンター6が設置されている。なお、本実
施例では遊技機をパチンコ機3として説明するが、遊技
機はこれに限定されるものではなく、例えばメダルを遊
技媒体とするスロットマシン等でもよい。
【0019】各遊技機島4の中央部には、パチンコ球を
計数するための計数機5が配設されている。計数機5
は、遊技者が遊技により獲得したパチンコ球(遊技媒
体)を計数し、その球数を記録したレシート或はカード
等を発行するものである。レシート等を景品交換カウン
ター6へ持って行くと、記録された球数に応じて遊技者
が所望する各種景品と交換できるようになっている。
【0020】本実施例に係る景品展示装置10は、前述
したような遊技店1内で、遊技者がパチンコ球と交換で
きる各種景品Aを天井2付近に移動可能に展示するため
のものである。かかる景品展示装置10は、遊技店1内
の天井2に略水平方向に展開するよう配設されたレール
手段20と、該レール手段20に沿って移動可能であ
り、かつ景品Aを保持できる移送手段30とを具備して
成る。
【0021】図2に示すように、レール手段20は、環
状に形成された互いに大きさの異なる3本の無端レール
21a〜21cから成り、小さい無端レール21a,2
1bの外側を順次大きい無端レール21b,21cで囲
むよう天井2に配設されている。各無端レール21a〜
21cは、略I字形断面のもの(図4参照)をそれぞれ
全体的に略矩形の環状に折曲して形成されている。な
お、レール手段20を成すレールの形状や数は図示した
ものに限定されるわけではなく、例えば1本、或はもっ
と多数の無端レールによって構成してもよい。また、無
端レールではなく。S字状に蛇行したレールや、渦巻状
に曲ったレールであってもよい。
【0022】各無端レール21a〜21cには、それら
に沿って移動可能な移送手段30が装着されている。各
無端レール21a〜21cに移送手段30を幾つ装着す
るかは任意である。例えば本実施例では、図2に示すよ
うに、順次大きくなる外側の無端レール21cほど多く
の移送手段30が装着されている。各移送手段30は、
レール手段20に沿って移動するための走行部31と、
景品Aを保持するための保持部38と、該保持部38を
昇降するための昇降機構34、それに後述するスイッチ
51,52の操作に応じて走行部31及び昇降機構34
の作動を制御する制御部40(図6参照)を具備してい
る。
【0023】図3及び図4に示したように、走行部31
は、ハウジング31aと、レール手段20の下側フラン
ジの水平の縁の上に載って転がる4つの車輪32,32
…を備えている。この4つの車輪32のうち何れかがモ
ータ(図示せず)によって駆動される。モータへの電気
の供給は導線33によって行われる。導線33はレール
手段20全体に亘って、その上部フランジに沿って配線
されている。走行部31の上部には入力端子の付いた車
輪32aが設けられており、車輪32aの上部で入力端
子が導線33と接触している。
【0024】走行部31の下部には昇降機構34が取り
付けられている。昇降機構34は電動のウインチであ
る。図4に示すように、径の異なる2つのドラム35
a、35bが連結されており、一本のケーブル36が各
ドラム35a、35bに対して互いに逆方向に巻き付け
られている。なお、各ドラム35a、35bは、ケース
体35(図3参照)の内部に回転可能に収められてい
る。
【0025】各ドラム35a、35bから垂下するケー
ブル36には、かかるケーブル36の巻取りによって昇
降する滑車37が掛けられている。ドラム35a,35
bはモータ(図示せず)によって時計回り、反時計回り
の何れの向きにも回転させられる。この昇降機構34の
モータへの電気の供給も前述した導線33から車輪32
aを介して行われる。
【0026】図3に示すように、滑車37を組み込んだ
ハウジング37aの下端部には保持部38が取り付けら
れている。保持部38は、フック本体39aとロック爪
39bとから成り、各種景品Aの一部をそのまま、或は
各種景品に取付けられた紐等を引っ掛けられるようにな
っている。ここでロック爪39は、フック本体39aに
引っ掛けた景品Aが容易に外れないよう押えるためのも
のである。
【0027】また、図6に示すように各移送手段30に
は、後述する操作部50の操作に応じて前記走行部31
及び昇降機構34を駆動させる制御部40が設けられて
いる。かかる制御部40は、操作部50からの信号に応
じて移送手段30を適正に動かすためのものである。操
作部50は、店員が操作できるように、例えば景品交換
カウンター6の内側等に設けられている。
【0028】操作部50は、移送手段30の走行部31
を駆動するための走行操作スイッチ51と、昇降機構3
4を駆動するための昇降操作スイッチ52とを有する。
操作部50は、3本の無端レール21a〜21cに対応
して3つ設けられている。すなわち、3本の無端レール
21a〜21cにそれぞれ装着されている移送手段30
は、各無端レール21a〜21c毎に制御できるように
設定されている。
【0029】すなわち、一の操作部50の走行操作スイ
ッチ51を押すと、それに対応する無端レールに装着さ
れた各移送手段30が一斉に巡回移動するように設定さ
れている。また、昇降操作スイッチ52を押すと、特定
位置(例えばカウンター6に最も近い位置)にある移送
手段30の昇降機構34のみ作動するように設定されて
いる。なお、各操作部50の走行操作スイッチ51、及
び昇降操作スイッチ52の操作による信号は制御部40
に無線送信されるように設定されている。
【0030】次に作用を説明する。図2に示すように、
景品展示装置10のレール手段20は、遊技店1内の天
井2側に略水平方向に展開するよう配設する。天井2側
には主として照明装置ぐらいしか設けられておらず、か
かる広いスペースを利用し、照明装置等を回避させるよ
うにして配設すればよい。
【0031】本実施例ではレール手段20を、環状に形
成された互いに大きさの異なる複数の無端レール21a
〜21cから構成し、小さい無端レール21a,21b
の外側を順次大きい無端レール21b,21cで囲むよ
うに天井2に配設したから、容易に店内全域に行き渡る
ようレイアウトできる。また、各無端レール21a〜2
1cには移送手段30の走行部31及び昇降機構34を
作動させる各々のモータに電気を供給するための導線3
3を、図3に示すように上側フランジの隅に沿って配設
しておく。
【0032】図1に示すように、各無端レール21a〜
21cにはそれぞれ移送手段30を装着するが、それら
の保持部38には、例えばハンドバック、お菓子の箱詰
め、縫いぐるみ等の各種景品Aを引っ掛けるようにして
保持させておく。このようにして、各種景品Aは、遊技
者が上方に手を伸ばしても届かない高さ位置に展示され
ることになる。また、移送手段30はその走行部31の
駆動によって、各無端レール21a〜21cに沿ってを
巡回移動することができる。すなわち、各種の景品Aを
遊技店1内の天井2付近に移動可能に展示することがで
きる。
【0033】それにより、遊技店1内の遊技者は景品交
換カウンター6の前まで行くことなく、その場に居なが
らにして上を見上げるだけで、広い天井2付近に多数展
示された各種景品Aを気軽に品定めすることができる。
また、天井2付近に各種景品Aをあたかも空中を回るが
如く展示することで、遊技店1内における見た目の楽し
さを増大させ、店内の雰囲気を華やかにすることも可能
となる。
【0034】各無端レール21a〜21cに装着された
移送手段30と景品Aは、継続して空中を回るように巡
回移動させ続けてもよく、また、操作部50の走行操作
スイッチ51によって必要な時だけ巡回移動するように
してもよい。なお、複数の移送手段30,30…は、図
2に示すように互いに当間隔に離れた状態で一斉に巡回
するように制御される。
【0035】ある移送手段30の保持部38に保持され
た景品Aを他の物と交換するような場合、ある移送手段
30が装着されている無端レール21a〜21cに対応
する操作部50の走行操作スイッチ51を押す。走行操
作スイッチ51を押したことにより発せられた走行信号
は、無線により前記移送手段30を含む各移送手段30
にそれぞれ設けられた制御部40へ同時に送信される。
【0036】すると制御部40が走行部31に駆動を開
始させる。走行部31には車輪32aを介して導線33
から電気が流れ込み、モータが駆動して車輪32が回転
する。前記ある移送手段30が特定位置(例えばカウン
ター6に最も近い位置)まで移動した時点にて走行操作
スイッチ51を戻し、前記移送手段30を当該位置にて
停止させる。
【0037】次に、店員は前記操作部50の昇降操作ス
イッチ52を押す。すると昇降信号が特定位置にて停止
した前記ある移送手段30の制御部40に無線送信され
る。昇降信号を受信した制御部40は移送手段30の昇
降機構34を作動させ、保持部38を適当な高さ位置ま
で降下させる。続いて、店員は保持部38の景品Aを他
の物と交換した後、昇降操作スイッチ52により再び保
持部38を天井2付近まで引き上げればよい。
【0038】遊技者は天井2付近に多数展示された各種
景品Aを気軽に眺めつつ品定めした後、遊技により獲得
したパチンコ球を計数機5で計数してレシート等の景品
球数が書き込まれた記録媒体を受け取る。そして、レシ
ート等を景品交換カウンター6まで持って行き、その場
ですぐに既に決めてある所望の景品Aと交換することが
できる。
【0039】図7は本発明の第2実施例を示している。
本実施例に係る景品展示装置10Aは、各種景品を例え
ば従来展示棚を設置していたような所定スペースS内に
て移動可能に展示するためのものである。かかる景品展
示装置10Aは、所定スペースS内に収まるよう垂直面
と平行に上下及び水平方向に展開するよう配設されたレ
ール手段20Aと、該レール手段20Aに沿って移動可
能であり、かつ景品を保持できる移送手段30Aとを具
備して成る。
【0040】レール手段20Aは、前述したレール手段
20とほぼ同様に、環状に形成された互いに大きさの異
なる無端レール21a〜21cから成る。なお、本第2
実施例においても前記第1実施例と同様に、レール手段
20Aを成すレールの形状や数は図示したものに限定さ
れるわけではない。また、前記レール手段20Aに装着
される移送手段30Aは、前述した第1実施例の移送手
段30と同様に、レール手段20Aに沿って移動するた
めの走行部と、景品を保持するための保持部とを有する
が、昇降機構(図5参照)は特に設ける必要はない。
【0041】また、第2実施例においても、スイッチ5
0の操作によって、任意の無端レールに装着された各移
送手段を巡回移動させることができるように構成すれば
よい。このような景品展示装置10Aによれば、従来の
展示棚設置スペースをそのまま利用して、各種の景品を
上下及び水平方向に移動可能に展示することにより、総
ての景品を遊技客の目に触れ易いような位置に容易かつ
迅速に順次配置させることができる。
【0042】なお、前記各実施例においては、パチンコ
球を遊技媒体としたパチンコ機を設置した遊技場におい
て実施するものとして説明したが、それに限定されず、
コインを遊技媒体とするスロットマシン、その他の遊技
機が設置されている場合にも全く同様に実施することが
できる。また、本発明に係る景品展示装置のレール手段
や移送手段の具体的構成は、前述した各実施例において
図示したものに限定されるわけではない。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る景品展示装置によれば、遊
技店内にて上下または水平の少なくとも一方向に展開す
るよう配設されたレール手段と、該レール手段に沿って
移動可能であり景品を保持できる移送手段とを具備して
成り、各種景品を遊技店内で移動可能に展示するから、
各種景品を公平に遊技客の見やすい場所に配されるよ
う、容易に景品の配置替えを行なうことが可能となる。
特にレール手段を天井に配設すれば、遊技機設置スペー
スを侵食することなく、多種類の景品を遊技店内の天井
側にて広く展示することができ、遊技者の景品品定めの
便宜を図り、サービスを向上することができる。また、
各種景品をレール手段に沿うよう移動させることで、あ
たかも景品が空中を回るが如く展示することができ、遊
技店内における見た目の楽しさを増大させ、店内の雰囲
気を華やかにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る景品展示装置を示す
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る景品展示装置を示す
平面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る景品展示装置の要部
を拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る景品展示装置の要部
を拡大して示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る景品展示装置を構成
する移送手段の昇降機構を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る景品展示装置を示す
ブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る景品展示装置を模式
的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1…遊技店 2…天井 10,10A…景品展示装置 20,20A…レール手段 20a,20b,20c…無端レール 30,30A…移送手段 31…走行部 34…昇降機構 38…保持部 51…走行操作スイッチ 52…昇降操作スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機を備えた遊技店内で、遊技者
    が遊技により獲得した遊技媒体と交換できる各種の景品
    を遊技店内に移動可能に展示するための景品展示装置で
    あって、 遊技店内にて上下または水平の少なくとも一方向に展開
    するよう配設されたレール手段と、 前記レール手段に沿って移動可能であり、かつ前記景品
    を保持できる移送手段とを具備して成ることを特徴とす
    る景品展示装置。
  2. 【請求項2】前記レール手段は、環状に形成された互い
    に大きさの異なる複数の無端レールから成り、小さい無
    端レールの外側を順次大きい無端レールで囲むように遊
    技店内の天井に配設し、 各無端レールに、それぞれ一又は複数の前記移送手段を
    循環移動可能に装着したことを特徴とする請求項1記載
    の景品展示装置。
  3. 【請求項3】前記移送手段は、前記レール手段に沿って
    移動するための走行部と、前記景品を保持するための保
    持部と、該保持部を昇降するための昇降機構とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の景品展示装置。
  4. 【請求項4】前記移送手段の走行部を駆動するための走
    行操作スイッチと、前記昇降機構を駆動するための昇降
    操作スイッチとを有することを特徴とする請求項3記載
    の景品展示装置。
JP11963295A 1995-05-18 1995-05-18 景品展示装置 Pending JPH08309010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11963295A JPH08309010A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 景品展示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11963295A JPH08309010A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 景品展示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08309010A true JPH08309010A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14766258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11963295A Pending JPH08309010A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 景品展示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08309010A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004275646A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Konami Co Ltd 遊技システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004275646A (ja) * 2003-03-19 2004-10-07 Konami Co Ltd 遊技システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008307099A (ja) 遊技場における広告情報表示システム
US6152447A (en) Amusement machine including a game of chance in combination with a crane game operable in response to a win on the game of chance
AU2007339736A1 (en) Amusement machine
JP4748402B2 (ja) 景品取得ゲーム装置及び景品取得ゲーム装置の運用方法
JP2002360787A (ja) 遊技機及びその制御方法、制御プログラム並びにこれを記録した記録媒体
JP4738858B2 (ja) 遊技台
JPH08309010A (ja) 景品展示装置
US20120202580A1 (en) Electronic slot device and method for operating the same
JPH11137828A (ja) 獲得媒体量表示装置
JP2009261424A (ja) 遊技機
JP2006034875A (ja) 遊技機
JP4461712B2 (ja) 遊技機
JP4049021B2 (ja) 遊技機
JP2003024512A (ja) 遊技機
JP6573426B2 (ja) 遊技場用システム
JP2007061584A (ja) 遊戯状態表示装置
JPH07102253B2 (ja) クレーンゲーム機
JP4975458B2 (ja) 遊技機
JP5282803B2 (ja) 遊技機
JP5282802B2 (ja) 遊技機
KR200377535Y1 (ko) 개선된 구조의 그래버 머신
JP4461713B2 (ja) 遊技機
JPH10156028A (ja) 遊技島に於ける遊技情報表示端末装置
JPH10146450A (ja) 遊技場用表示装置
JP2003299875A (ja) ゲーム機