JPH08308839A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH08308839A
JPH08308839A JP7122152A JP12215295A JPH08308839A JP H08308839 A JPH08308839 A JP H08308839A JP 7122152 A JP7122152 A JP 7122152A JP 12215295 A JP12215295 A JP 12215295A JP H08308839 A JPH08308839 A JP H08308839A
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JP
Japan
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expansion coefficient
time distribution
function
delay time
delay
Prior art date
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Application number
JP7122152A
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English (en)
Inventor
Yuichi Miwa
祐一 三和
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生体内の不均一媒質に起因する超音波パルス伝
搬時間の歪み補正を、三角関数展開ならびに展開係数の
離散入力により短時間で実行する。 【構成】不均一媒質による遅延時間歪みを三角関数に展
開し補正する超音波診断装置で、展開係数を離散的に変
化させる手段と展開係数を連続的に変化させる手段とを
有し、離散的に入力される値の絶対値がベッセル関数の
ゼロ点あるいは極値点であることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療診断に用いる超音波
診断装置に係り、特に、不均一媒質の影響を除去するた
めに、探触子受波信号の遅延時間分布を変更することを
特徴とする超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は配列する複数の探触子
素子からの受波信号に遅延時間分布を与え、所定の方向
に指向性を持つ超音波ビームを形成することにより被検
体の断層像を構成する。しかし、人体は不均一媒質であ
るため、高分解能の超音波ビームを形成するには被検体
に合わせて遅延時間分布を変化させる必要がある。
【0003】これを図2で説明する。図2で21ないし
25は探触子素子、26は反射体である。簡単のため受
信のみで考えると、媒質が音速既知で均一ならば反射体
26からの反射パルス波面は理想波面27として素子2
1ないし25に到達する。このとき反射体26と素子2
1ないし25の位置関係により素子23には最も早く、
素子21,25には最も遅くパルスが到達する。そのた
め全てのパルスの到達時間を合わせるために素子22,
23,24が受信するパルスに適当な遅延を与える。こ
れにより全パルスの到達時間を合わせ、その後、加算す
ることにより、目的方向からの受信パルスのみを増幅し
高分解能の断層像を構成する。音速既知の均一媒質なら
ば与えるべき遅延は解析的に求めることができる。
【0004】素子21ないし25と反射体26との距離
をli(1≦i≦5)、超音波診断装置の設定音速を
c、素子21ないし25の受波信号に与える遅延時間を
τi(1≦i≦5),li(1≦i≦5)の中で最大の
ものをlmax とおけば、
【0005】
【数1】 τi=(lmax−li)/c …(数1) である。しかし実際には素子21ないし25と反射体2
6との間に不均一媒質29が存在するためにパルス波面
は歪み波面28になる。よって各素子受波信号に与える
遅延時間を変化させなければならない。
【0006】文献 プロシーディング オブ 1991
ウルトラソニック シンポジウム(Proceeding of 1
991 Ultrasonics Symposium)pp.1201−120
6(1991年)では、歪み波面の補正による断層像の
画質改善が報告されている。さらに不均一媒質による遅
延時間歪みが三角関数で与えられた場合の超音波ビーム
の理論式が開示され、遅延時間歪みの空間周波数が高い
ほど画像に悪影響を及ぼすと記述されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記文献では不均一媒
質による遅延時間歪みが任意の関数で表わされる場合の
有効な補正アルゴリズムについて述べられていない。ま
た遅延時間歪みが三角関数で表わされるとき三角関数の
空間周波数が高いほど画質への悪影響が大きいとしてい
るが、三角関数の振幅が画質に及ぼす影響については記
述がない。
【0008】本発明の目的は不均一媒質による遅延時間
歪みを三角関数に展開し補正する超音波診断装置で、遅
延時間歪みが任意の関数で表わされる場合の有効な歪み
補正アルゴリズムを実現する装置構成を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、配列する複数の素子の受波信号に遅延
時間分布を与え、所定の方向に指向性をもつ超音波ビー
ムを形成することにより被検体の断層像を構成し、前記
受波信号に与える遅延時間分布を変更することが可能で
あり、前記素子の配列番号を変数とみなす直交関数系を
なす三角関数集合と、前記三角関数集合の各々の要素関
数に乗算する展開係数とから前記遅延時間分布の変更を
行う超音波診断装置で、第1の遅延部と第2の遅延部と
を有し、素子の配列番号を変数とみなす直交関数系をな
す三角関数集合と、前記三角関数集合の各々の要素関数
に乗算する展開係数とから決定される遅延時間分布の変
更は第2の遅延部で行われ、前記第2の遅延部は展開係
数を離散的に変化させる手段ならびに展開係数を連続的
に変化させる手段を有し、前記展開係数を離散的に変化
させる手段により決定される展開係数の絶対値が送受信
超音波の周波数を用いて位相換算した場合、ベッセル関
数のゼロ点あるいは極値点であることとした。これによ
り不均一媒質による遅延時間歪みが任意の関数で表わさ
れる場合でも有効な歪み補正が行えるという特徴があ
る。
【0010】
【作用】本発明では不均一媒質による遅延時間歪みを三
角関数に展開し補正する超音波診断装置で、第1の遅延
部と第2の遅延部とを有し、素子の配列番号を変数とみ
なす直交関数系をなす三角関数集合と、前記三角関数集
合の各々の要素関数に乗算する展開係数とから決定され
る遅延時間分布の変更が第2の遅延部で行われ、前記第
2の遅延部は展開係数を離散的に変化させる手段ならび
に展開係数を連続的に変化させる手段を有し、前記展開
係数を離散的に変化させる手段により決定される展開係
数の絶対値が送受信超音波の周波数を用いて位相換算し
た場合、ベッセル関数のゼロ点あるいは極値点であるこ
ととしたので、不均一媒質による遅延時間歪みが任意の
関数で表わされる場合でも歪み補正を短時間で行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における超音波
診断装置の構成図である。図中、1は探触子、2は第1
の遅延部、3は第2の遅延部、4は加算部、5は表示
部、6は展開係数離散変更手段、7は展開係数連続変更
手段である。なお実際の診断装置には他にも増幅部,検
波部等があるがここでは説明を簡単にするため省略し
た。
【0012】探触子1から被検体内に超音波パルスを送
受信する。第1の遅延部2は被検体が音速既知の均一媒
質であると仮定して各素子信号に対し解析的に求められ
る初期遅延時間分布を与える。だが被検体は音速未知の
不均一媒質であるため、高分解能の断層像を得るために
必要な歪み波面を考慮した遅延時間分布と初期遅延時間
分布との間に差が生じる。そこで第2の遅延部3で各素
子信号にさらに遅延時間分布を与え、歪み波面を考慮し
た遅延時間分布と初期遅延時間分布との差を除去し全信
号の到達時間を合わせる。以降では歪み波面を考慮した
遅延時間分布と初期遅延時間分布との差を誤差遅延時間
分布,第2の遅延部3で与える遅延時間分布を補正遅延
時間分布とよぶ。
【0013】第2の遅延部3では素子の配列番号を変数
とみなす直交関数系をなす三角関数集合と、三角関数集
合の各々の要素関数に乗算する展開係数とから遅延時間
分布を変更する。これを詳細に説明する。補正遅延時間
分布をd(x)、誤差遅延時間分布をe(x)とおいた
とき、任意のd(x),e(x)は数2,数3で表わす
ことができる。
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】Nは素子数、xは素子の配列番号であり探
触子の位置座標に対応する。2πn/Nは空間周波数で
ある。数2の{sin((2πn/N)x),cos((2πn/N)
x)}が本発明における直交関数系をなす三角関数集合で
あり、an,bnが展開係数である。なおan,bn
n,Bnは送受信超音波の周波数を用いて時間を位相換
算した値とする。第2の遅延部3ではan,bnを入力し
補正遅延時間分布を数2により決定し信号に与える。d
(x)がe(x)に等しいとき、つまり全てのnについ
てan=An,bn=Bnのとき不均一による遅延時間歪み
の補正は完全である。第2の遅延部3の全出力信号を加
算部4で加算することにより目的方向からの受信信号の
みを増幅し、表示部5に断層像を表示する。
【0017】本発明では第2の遅延部3で展開係数離散
変更手段6,展開係数連続変更手段7の二つを用いてa
n,bnを入力する。その理由を説明する。第2の遅延部
3における遅延時間分布変更の結果構成される超音波ビ
ームはexp(j(e(x)−d(x)))のフーリエ変
換である。e(x)−d(x)を最終誤差とよぶことに
する。最終誤差が0で素子数Nが十分に大きければ超音
波ビームはデルタ関数となり表示部5の断層像は高分解
能となる。最終誤差は数4で表わすことができる。
【0018】
【数4】
【0019】ただしαn=An−an,βn=Bn−bnであ
る。
【0020】ここで最終誤差が、数5と表わされる場合
の超音波ビームについて考える。
【0021】
【数5】 e(x)−d(x)=e1(x)+e2(x) …(数5) 超音波ビームは、数6のフーリエ変換である。
【0022】
【数6】 exp(j(e1(x)+e2(x)))=exp(je1(x))・exp(je2(x))…(数6) 数6のフーリエ変換をE(ω)とおき、exp(je
1(x)),exp(je2(x))のフーリエ変換をそれぞれ
1(ω),E2(ω)とおけば、E(ω)はE1(ω)と
2(ω)のコンボリューションである。探触子中心前方
とビームのなす角をγとおいたとき、λを超音波の波長
としてωλ/2π=sin(γ)の関係がある。つまりフー
リエ変換後の空間周波数ωはビーム位置を方向余弦で表
わしたものである。
【0023】図3を用いてE(ω),E1(ω),E
2(ω)の関係を述べる。E1(ω),E2(ω)をそれぞ
れ図3(a),(b)のようなビームと仮定する。ここでE
1(ω)は探触子中心前方のみに極大値を持つため一般に
良いビームとされ、E2(ω)は極大値が二つに分離して
いるため一般に悪いビームとされる。E1(ω)とE2(ω)
のコンボリューションであるE(ω)は図3(c)であ
り、E1(ω)が良いビームであるにもかかわらずE
2(ω)の影響でE(ω)は極大値が二つに分離した悪い
ビームとなる。つまり、数4のように最終誤差を三角関
数の和として展開した場合、要素三角関数の中に悪いビ
ームを形成するものが一つでも存在すると、他の要素三
角関数の構成するビームが良い場合でも、全体のビーム
はコンボリューションにより悪くなる。よってan,bn
を入力するときに、数4のαn,βnが一つずつ順番に0
に近づくようan,bnを入力するのではなく、数4の各
要素三角関数につきビームを大きく劣化させるαn,βn
が残らないようan,bnを粗く入力した後に、αn,βn
が一つずつ順番に0に近づくようan,bnを細かく入力
する手法が高分解能の断層像を早く得る方法として有効
である。つまり第2の遅延部3よりビームを大きく劣化
するαn,βnと等しいan,bnを離散的に入力し、離散
的に入力した値を初期値としてan,bnの微調整をする
方法が有効である。
【0024】ビームを大きく劣化するαn,βnについて
考察する。まず、数4における各要素三角関数のビーム
形状について調べる。数4における任意の要素三角関数
をsin成分,cos成分のそれぞれにつき、数7,数8とお
く。
【0025】
【数7】 f1(x)=αnsin(ωnx) …(数7)
【0026】
【数8】 f2(x)=βncos(ωnx) …(数8) ここでωn=2πn/Nである。
【0027】数7のビームF1(ω)はexp(jf
1(x))のフーリエ変換であり、数9となる。
【0028】
【数9】
【0029】数8のビームF2(ω)はexp(jf
2(x))のフーリエ変換であり、数10となる。
【0030】
【数10】
【0031】Jnは第n次のベッセル関数、Dは探触子
の口径である。
【0032】数9,数10よりビームのピーク位置の方
向余弦はωn の整数倍である。つまりωn が大きいほど
ピーク位置が探触子中心から離れビームの分離が顕著と
なる。よって前記の文献に開示されている通り、遅延時
間歪みの空間周波数ωn が大きいほど画質が劣化する。
本発明では第2の遅延部3で大きなnからan,bnの入
力を始めることにより、画質劣化の顕著な高空間周波数
から先に誤差遅延時間分布を補正することが可能であ
る。次に、数9より探触子の中心前方のビーム振幅はJ
0(|αn|)であり、|αn|が第0次ベッセル関数のゼ
ロ点である場合探触子中心前方のビームのみが消滅しビ
ームの分離が顕著となる。数10の|βn|についても全
く同様である。さらにビームのピーク位置の方向余弦は
ωn の整数倍であるが、ピークの絶対値は方向余弦kω
n でJk(|αn|)である。よって|αn|が第k次ベ
ッセル関数(k≠0)の極値点である場合、方向余弦k
ωnに大きなピークが出現しビームの分離が顕著とな
る。数10の|βn|についても全く同様である。
【0033】以上より数4から最初に除去すべきαn
βn、つまり第2の遅延部3で最初に入力すべきan,b
nを、その絶対値が第0次ベッセル関数のゼロ点、ある
いは第k次ベッセル関数(k≠0)の極値点に等しい数
値とする。
【0034】本発明では第2の遅延部3で、展開係数離
散変更手段6から第0次ベッセル関数のゼロ点、第k次
ベッセル関数(k≠0)の極値点に±符号を付けた値を
n,bnとして離散的に入力する。
【0035】これを図4で説明する。図中、6は展開係
数離散変更手段、7は展開係数連続変更手段、8は展開
係数離散変更手段の絶対値入力部、9は展開係数離散変
更手段の符号入力部である。簡単のため一つのan の入
力部のみを示す。図4では絶対値入力部8により離散入
力できるan の絶対値の個数を五つとし、つまみの矢印
を1ないし5の数字に合わせると各数字に対応してあら
かじめ設定されたanの絶対値が入力される。離散入力
できる五つのan の絶対値として例えば(0,第1次ベ
ッセル関数の第1極大点,第0次ベッセル関数の第1ゼ
ロ点,第2次ベッセル関数の第1極大点,第3次ベッセ
ル関数の第1極大点)が考えられるがこれに限るもので
はない。ただし補正をしない場合に対応する|an|=0
は常に必要である。第0次ベッセル関数の第1ゼロ点は
|an|≒2.4であり、周波数3.5MHz として時間
換算すると109nsecに対応し生体で十分起きうる値で
ある。なお離散入力できるan の絶対値の個数は五つに
限るものではない。符号入力部9からはan の符号を入
力する。図4では+の符号を押せば正数が、−の符号を
押せば負数が入力される。
【0036】an を第0次ベッセル関数のゼロ点,第k
次ベッセル関数(k≠0)の極値点に±符号を付けた値
に限定し離散入力したとき、An=anとなればビーム劣
化の顕著な要素三角関数を最終誤差から除去できたこと
になり画質が大きく改善される。一方an を入力しても
画質に変化が見られない場合、あるいは画質が劣化する
場合はan=0として次のanあるいはbn の入力に移
る。以上全てのn(0≦n≦N/2)につきan,bn
初期値を第0次ベッセル関数のゼロ点,第k次ベッセル
関数(k≠0)の極値点に±符号を付けた値に限定して
決定する。なお前述の通りan,bnの離散入力は大きい
nから始める。なお数3では入力すべきan,bnはそれ
ぞれN/2+1個ずつあるが、生体で考えられる遅延時
間分布歪みの最大空間周波数ωnが推定できる場合、前
記ωnのnより大きいan,bnの入力は不要である。
【0037】最後に展開係数連続変更手段7により
n,bnの微調整をする。展開係数離散変更手段6でa
n,bnの初期値は決定するので初期値からの変化分のみ
を入力する。図4では+の方向につまみを回すとan
初期値より大きくなり、−の方向につまみを回すとan
が初期値より小さくなることとした。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、不均一媒質による遅延
時間歪みを三角関数に展開し補正する超音波診断装置
で、展開係数を離散的に変化させる手段と展開係数を連
続的に変化させる手段とを有し、離散的に入力される値
の絶対値がベッセル関数のゼロ点あるいは極値点である
こととした。これにより不均一媒質による遅延時間歪み
が任意の関数で表わされる場合の歪み補正が短時間で行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である超音波診断装置の
ブロック図。
【図2】生体が均一である場合と、不均一である場合の
反射パルス波面を表わす説明図。
【図3】二つの超音波ビームのコンボリューションの説
明図。
【図4】図1における展開係数離散変更手段,展開係数
連続変更手段を詳細に表わす説明図。
【符号の説明】
1…探触子、2…第1の遅延部、3…第2の遅延部、4
…加算部、5…表示部、6…展開係数離散変更手段、7
…展開係数連続変更手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列する複数の素子の受波信号に遅延時間
    分布を与え、所定の方向に指向性をもつ超音波ビームを
    形成することにより被検体の断層像を構成し、前記受波
    信号に与える遅延時間分布を変更することが可能であ
    り、前記素子の配列番号を変数とみなす直交関数系をな
    す三角関数集合と、前記三角関数集合の各々の要素関数
    に乗算する展開係数とから前記遅延時間分布の変更を行
    う超音波診断装置において、第1の遅延部と第2の遅延
    部とを有し、素子の配列番号を変数とみなす直交関数系
    をなす三角関数集合と、前記三角関数集合の各々の要素
    関数に乗算する展開係数とから決定される遅延時間分布
    の変更は第2の遅延部で行われ、前記第2の遅延部は展
    開係数を離散的に変化させる手段ならびに展開係数を連
    続的に変化させる手段を有し、前記展開係数を離散的に
    変化させる手段により決定される展開係数の絶対値が送
    受信超音波の周波数を用いて位相換算した場合、ベッセ
    ル関数のゼロ点あるいは極値点であることを特徴とする
    超音波診断装置。
  2. 【請求項2】前記展開係数を連続的に変化させる手段
    は、前記展開係数を離散的に変化させる手段により決定
    した展開係数からの変化値を指定する請求項1に記載の
    超音波診断装置。
  3. 【請求項3】前記展開係数を離散的に変化させる手段
    が、展開係数の絶対値を入力する部分と、展開係数の符
    号を入力する部分とから構成される請求項1に記載の超
    音波診断装置。
JP7122152A 1995-05-22 1995-05-22 超音波診断装置 Pending JPH08308839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000010463A1 (fr) * 1998-08-18 2000-03-02 Hitachi Medical Corporation Appareil de diagnostic aux ultrasons

Cited By (3)

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WO2000010463A1 (fr) * 1998-08-18 2000-03-02 Hitachi Medical Corporation Appareil de diagnostic aux ultrasons
US6423005B1 (en) 1998-08-18 2002-07-23 Hitachi Medical Corporation Ultrasonic diagnostic apparatus
US6620102B2 (en) 1998-08-18 2003-09-16 Hitachi Medical Corporation Ultrasonic diagnostic apparatus

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