JPH08307874A - 映像信号符号化装置 - Google Patents

映像信号符号化装置

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JPH08307874A
JPH08307874A JP27417395A JP27417395A JPH08307874A JP H08307874 A JPH08307874 A JP H08307874A JP 27417395 A JP27417395 A JP 27417395A JP 27417395 A JP27417395 A JP 27417395A JP H08307874 A JPH08307874 A JP H08307874A
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current frame
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signal
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Application number
JP27417395A
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English (en)
Inventor
Min-Sup Lee
敏▲さぷ▼ 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiu Denshi Kk
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
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    • H04N19/537Motion estimation other than block-based
    • H04N19/54Motion estimation other than block-based using feature points or meshes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特徴点単位の動き推定法を用いて、動きベク
トルを推定して映像信号を効果的に符号化する。 【解決手段】 前フレ−ムを格納する第2フレームメモ
リ(124)、前フレ−ムから処理領域を検出して、領
域情報を発生する処理領域検出ブロック(210)、複
数の画素を特徴点として選択する特徴点選択ブロック
(230)、第1組の動きベクトルを検出する特徴点動
きベクトル探索ブロック(240)、現フレ−ム内に含
まれた全ての画素に対する第2組の動きベクトルを検出
する現フレーム動きベクトル検出ブロック(250)、
予測された現フレ−ムを決定する動き補償ブロック(2
60)、第1フレ−ム差分信号を発生する減算器(10
2)、第1フレ−ム差分信号を符号化する映像信号エン
コーダ(105)と、再構成されたフレ−ム差分信号を
発生する映像信号デコーダ(113)、再構成された現
フレ−ム信号を前フレ−ム信号として発生する加算器
(115)、第1フレ−ム差分信号、第1組の動きベク
トル及び領域情報を統計的に符号化するエントローピ符
号化器(107)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号を符号化す
るための装置に関し、特に、特徴点単位の動き推定法を
用いて、映像信号を効果的に符号化し得る映像信号符号
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来のディジタル映像信
号の伝送は、アナログ信号の伝送より良好な画質を保持
し得る。一連のイメ−ジ「フレ−ム」から構成された映
像信号がディジタル信号として表現される場合、特に、
高精細度テレビ(HDTV)の場合、大量のデ−タが伝
送されなければならない。しかし、従来の伝送チャネル
の使用可能な周波数帯域幅は限定されているので、その
大量のディジタルデ−タを伝送するためには、伝送すべ
きデ−タを圧縮してその量を低減する必要がある。多様
な圧縮技法にうち、確率的符号化技法と、時間的、空間
的圧縮技法とを組み合わせた、いわゆるハイブリッド符
号化技法が最も効率的なものとして知られている。
【0003】殆どのハイブリッド符号化技法は、動き補
償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT(離
散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、VLC(可
変長符号化)などを用いる。この動き補償DPCMは、
現フレ−ムとその前フレ−ムとの間の物体の動きを推定
し、物体の動きに応じて現フレ−ムを予測して、現フレ
−ムとその予測値との間の差を表す差分信号を生成する
方法である。
【0004】動き補償されたDPCMデータのような映
像デ−タ間の空間的冗長性を除去する2次元DCTにお
いては、例えば、8×8画素のディジタル映像のブロッ
クを一組の変換係数のデ−タに変換する。この技法は、
例えば、Chen及びPratt の論文「Scene Adaptive Code
r」,IEEE Transactions on Communications, COM-32,N
O.3(198年3月)に開示されている。そのような変換係
数のデ−タを量子化器、ジグザグスキャナ及びVLCに
て処理することによって、伝送すべきデ−タの量を効果
的に圧縮することができる。
【0005】詳述すると、動き補償DPCMでは、現フ
レ−ムとその前フレ−ムとの間の動きの推定に基づい
て、現フレ−ムのデ−タを、対応する前フレ−ムのデ−
タから予測する。そのような推定された動きは、前フレ
−ムと現フレ−ムとの間の画素の変位を表す2次元の動
きベクトルによって定義される。物体の画素の変位を推
定するには概ね2つの方法がある。そのうち、一つはブ
ロック単位の推定法であり、もう一つは画素単位の推定
法である。
【0006】ブロック単位の動き推定法においては、現
フレ−ムのブロックを前フレ−ムのブロックと最も良好
な整合が求められるまで比較する。これから、伝送され
る現フレ−ムに対して、ブロック全体に対するフレ−ム
間の変位ベクトル(フレ−ム間で画素のブロックがどの
位移動したかを表す)が推定される。しかしながら、こ
のブロック単位の動き推定法においては、ブロックの境
界で現れるブロッキング効果が動き補償過程で発生する
おそれがあり、また、ブロック内の全画素が同様に移動
しない場合には、正確な動きを推定しにくくなり、これ
によって、全体的な画算が低下してしまう。
【0007】一方、画素単位の推定法を用いると、変位
はあらゆる画素に対して求められる。この方法は画素値
をより正確に推定し得、大きさ変更(例えば、映像面に
鉛直の動き、即ち、ズーミング)も簡単に扱うことがで
きる。しかし、この画素単位の動き推定法においては、
動きベクトルがあらゆる画素に対して求められるため、
実際に全ての動きベクトルのデータを受信機へ伝送する
ことは不可能である。画素単位の動き推定法を用いて生
じる過度な伝送データに関する問題を克服するための方
法のうちの一つが、特徴点単位の動き推定法である。
【0008】この特徴点単位の動き推定法においては、
1組の選択された画素(即ち、特徴点)に対する動きベ
クトルが受信機へ伝送されるが、ここで各々の特徴点
は、物体の動きを代表し得る画素として規定されるた
め、受信機においては、その特徴点に対する動きベクト
ルから現フレームの各画素に対する動きベクトルが復元
されるかまたは近似されることができる。本願発明と出
願人を同じくする係属中の米国特許出願番号第08/3
67520号明細書に、「Method and Apparatusfor En
coding a Video Signal Using Pixel-by-Pixel Motion
Estimation」という各称でに開示されているように、特
徴点単位の動き推定法を採用している符号化器において
は、最初、グリッド技法または/及びエッジ検出技法を
用いて、前フレ−ムに含まれているあらゆる画素から複
数の特徴点が選択される。しかる後、その選択された特
徴点に対する動きベクトルが求められるが、ここで、各
々の動きベクトルは、前フレームにおける一つの特徴点
と現フレ−ムにおける対応する整合点(即ち、最も類似
な画素)との間の空間的変位を表す。より詳しくは、各
々の特徴点に対する整合点が現フレ−ム内の探索領域で
求められるが、ここで、この探索領域は対応する特徴点
の位置を取り囲む予め定められた領域として定義され
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】たとえ、上記の特徴点単位の動き推定法を
用いて、伝送すべきデ−タの量を相当量減らすことがで
きるとしても、このような方法において、グリッド技法
または/及びエッジ検出技法を用いる場合、移動物体だ
けでなく動きのない固定物体からも多くの特徴点が選定
される。このような多量の特徴点により、前述する符号
化方法を行うためにはより複雑な回路が必要となり、そ
の動きベクトルを求めるのに過度な計算上の負担が生じ
てしまう。更に、例えば、64kb/sの伝送チャネル
幅を有する低ビットレートのコーデックシステムを効果
的に実現するために、伝送すべきデ−タの量を更に低減
する必要がある。
【0010】従って、本発明の主な目的は、低ビットレ
ートのビデオコーデックシステムに用いられ、特徴点単
位の動き推定法を用いて、映像信号における移動物体を
取り囲む領域から選択された1組の動きベクトルを推定
して、映像信号を効果的に符号化し得る改善された映像
信号符号化装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、動き補償映像信号符号化器に用
いられ、ディジタル映像信号の現フレ−ム及びその前フ
レ−ムに基づいて、予測された現フレ−ムを決定するた
めの映像信号符号化装置であって、前記現フレ−ムと前
記前フレ−ムとの間の差に基づいて、前記前フレ−ムか
ら移動物体を取り囲む処理領域を検出して、検出された
処理領域を表す領域情報を発生する領域検出手段と、前
記領域情報に基づいて、前記検出された処理領域内に含
まれた画素のうち、複数の画素を特徴点として選択する
特徴点選択手段と、前記現フレームと前記前フレームと
の間で、前記特徴点の各々に対する動きを表す第1の組
の動きベクトルを求める第1の動きベクトル検出手段
と、前記第1の組の動きベクトルを用いて、前記現フレ
−ム内に含まれたあらゆる画素に対する第2の組の動き
ベクトルを求める第2の動きベクトル検出手段と、前記
第2の組の動きベクトルを用いて、前フレ−ムにおいて
前記現フレーム内の複数の画素の中のいずれか一つに対
応する画素値を前記現フレ−ム内の該当画素値として割
当てて、前記予測された現フレ−ムを求める動き補償手
段とを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。図1に
は、本発明の現フレ−ム予測ブロック150を用いるデ
ィジタル映像信号を圧縮するための映像信号符号化装置
のブロック図が示されている。図示したように、現フレ
−ム信号は入力ディジタル映像信号として、第1フレ−
ムメモリ100へ供給され格納される。また、第1フレ
ームメモリ100内の入力ディジタル映像信号は、ライ
ンL10を通じて現フレ−ム予測ブロック150へ供給
される。実際に、この入力ディジタル映像信号は第1フ
レ−ムメモリ100からブロック単位で読み出されて、
ラインL11を通じて減算器102へ供給される。入力
ディジタル映像信号のブロックの大きさは、典型的に、
8×8画素乃至32×32画素の範囲にある。
【0013】以下、図2及び図3を参照して述べられる
ように、本発明の現フレーム予測ブロック150は、特
徴点単位の動き推定法を用いて、再構成された前フレー
ムの処理領域で1組の動きベクトルを求める。第1フレ
ームメモリ100から取り出されたラインL10上の現
フレーム信号と、第2フレームメモリ124から取り出
されたラインL12上の前フレーム信号とを用いて、特
徴点全体に対する動きベクトルを求めた後、ラインL3
0上へ予測された現フレーム信号を発生する。これらの
動きベクトルは画素単位で現フレームを予測するのに用
いられる。同時に、現フレーム予測ブロック150は、
1組の動きベクトルと領域の位置を表す領域情報とをラ
インL20を通じてエントロピー符号化器107へも供
給する。
【0014】減算器102においては、ラインL11上
の現フレーム信号からラインL30上の予測された現フ
レーム信号を減算して、その結果データ、即ち、差分画
素値を表すエラー信号を映像信号エンコーダ105に供
給する。この映像信号エンコーダ105にて、エラー信
号は、例えば、DCT及び既知の量子化方法のうちの一
つを用いて、1組の量子化された変換係数に符号化され
る。その後、量子化された変換係数はエントロピー符号
化器107及び映像信号デコーダ113へ各々伝送され
る。
【0015】エントロピー符号化器107にて、映像信
号エンコーダ105からの量子化された変換係数、動き
ベクトル及び領域情報は、例えば、既知の可変長符号化
法を用いて、各々符号化されて伝送機(図示せず)へ伝送
される。映像信号デコーダ113は、映像信号エンコー
ダ105からの量子化された変換係数を逆量子化及び離
散的逆コサイン変換を用いて、再構成されたエラー信号
に再度変換する。映像信号デコーダ113からの再構成
されたエラー信号と、現フレーム予測ブロック150か
らのラインL30上の予測された現フレーム信号とは加
算器115にて組み合わせられることによって、第2フ
レームメモリ124に前フレーム信号として格納される
べき再構成されたフレーム信号を発生する。
【0016】図2を参照すると、図1に示した現フレー
ム予測ブロック150の詳細なブロック図が示されてい
る。この現フレーム予測ブロック150は処理領域検出
ブロック210、特徴点選択ブロック230、特徴点動
きベクトル探索ブロック240、現フレーム動きベクト
ル検出ブロック250及び動き補償ブロック260を含
む。
【0017】第1フレームメモリ100からのラインL
10上の現フレーム信号と、第2フレームメモリ124
からのラインL12上の前フレーム信号とは、処理領域
検出ブロック210に入力される。この処理領域検出ブ
ロック210は現フレーム信号と前フレーム信号との間
の差を用いて、移動物体を含む処理領域を検知する働き
をする。図3を参照すると、2つの重なったフレーム3
00(即ち、現フレーム及び前フレーム)が一例として
示されており、各々のフレームは5×7個の映像ブロッ
クを有する。各々の映像ブロックは複数の画素、例え
ば、16×16画素を有する。重なったフレームが4つ
の物体(例えば、3つの固定物体310、320及び3
30)と一つの移動物体340とを含み、2つのフレー
ム間の差が移動物体340を取り囲む複数の映像ブロッ
クを有する領域350で表される場合、領域350は処
理領域として称する。処理領域350を検出した後、処
理領域検出ブロック210は、移動物体340を取り囲
む映像ブロックの位置データに基づいて、選択された処
理領域を表す領域情報を発生する。この領域情報は特徴
点選択ブロック230、現フレーム動きベクトル検出ブ
ロック250及びエントロピー符号化器107へ各々供
給される。
【0018】特徴点選択ブロック230においては、処
理領域検出ブロック210からの領域情報及び第2フレ
ームメモリ124からの前フレーム信号を用いて、前フ
レーム信号の処理領域内に含まれる複数の画素から複数
の特徴点が選択される。かかる複数の特徴点は、フレー
ム内の物体の動きを代表し得る画素として定義される。
本発明の好ましい実施例において、これらの複数の特徴
点は、例えば、図4に示した四角グリッド(図4A)ま
たは重複された6角グリッド(図4B)のような多様な
タイプのグリッドを用いる既知のグリッド技法により求
められる。図示したように、これらの特徴点はグリッド
のノード上に置かれる。本発明の好ましい実施例におい
ては、図5に示すように、上記のグリッド技法と共にエ
ッジ検出技法を用いる。この技法において、物体のエッ
ジとグリッドとが合う交点が特徴点として選択される。
特徴点選択ブロック230から選択された複数の特徴点
は、特徴点動きベクトル探索ブロック240に入力され
る。この特徴点選択ブロック230は、領域情報に基づ
いて特徴点に対する位置データを発生して、特徴点動き
ベクトル探索ブロック240及び現フレーム動きベクト
ル検出ブロック250に各々供給する。 ラインL10
上の現フレーム信号及びラインL12上の前フレーム信
号を用いて、特徴点動きベクトル探索ブロック240
は、選択された特徴点に対する第1の組の動きベクトル
を求める。この第1の組の動きベクトル各々は、前フレ
ーム内の特徴点と現フレーム内の該特徴点に最も類似な
画素との間の空間的変位を表す。このように、画素単位
で動きベクトルを求めるのに利用可能な多くの処理アル
ゴリズムがある。本発明の好ましい実施例においては、
ブロック整合アルゴリズムが用いられる。このブロック
整合アルゴリズムにおいては、最初、その中心に特徴点
を有する前フレームの特徴点ブロックが、図1に示した
第2フレームメモリ124からラインL12を介して取
り出される。その後、例えば、MSE(平均2乗エラ
ー)またMAE(平均絶対エラー)のようなエラー関数
を用いて、特徴点ブロックと同一の大きさを有する複数
の候補ブロックの各々との間の類似度計算が行われた
後、特徴点に対する動きベクトルが決定される。これら
の候補ブロックの各々は、図1に示した第1フレームメ
モリ100から取り出された現フレームのP×Q画素
(例えば、10×10画素)の一般により大きい探索領
域内に含まれる。ここで、動きベクトルは、最小エラー
関数値をもたらす特徴点ブロックと候補ブロックとの間
の変位を表す。その後、決定された動きベクトルは特徴
点に対する動きベクトルとしてセットされる。特徴点に
対する動きベクトルは、第1の組の動きベクトルとし
て、現フレーム動きベクトル検出ブロック250及びエ
ントロピー符号化器107(図1)へラインL20を通
じて供給される。
【0019】現フレーム動きベクトル検出ブロック25
0においては、特徴点動きベクトル探索ブロック240
からの第1の組の動きベクトルと、特徴点選択ブロック
230からの特徴点の位置データと、処理領域検出ブロ
ック210からの領域情報とを用いて、現フレーム内の
あらゆる画素に対する第2の組の動きベクトルが求めら
れる。本発明の好ましい実施例において、この第2の組
の動きベクトルは、既知のアフィン変換技法を用いて決
定される。この第2の組の動きベクトルを決定するため
には、最初に、準特徴点を求める。この準特徴点(Q
P)は、第1組の動きベクトルにより前フレーム処理領
域内に含まれる特徴点からシフトされた現フレームの画
素を表す。準特徴点が求められた後、複数の重複しない
多角形(例えば、三角形)が図6Aに示されているよう
に、例えば、3つの隣接する準特徴点を結ぶことによっ
て画定される。
【0020】本発明の好ましい実施例において、任意に
分布している1組の準特徴点から固有の三角形は、最も
高い優先順位を有する準特徴点から始め、準特徴点中の
いずれか一つとそれに最も近い準特徴点との間に新たな
ラインセグメントを加えることによって形成される。例
えば、7つの準特徴点(例えば、QP1乃至QP7)は
図6Aに示されているように、6×5の画素を有する現
フレームの四角処理領域に無作為に分布している場合、
準特徴点に対するラインセグメントの形成は、QP1か
らQP7の順序にラインセグメントで結ばれてなされ
る。ここで、かっこ内の数字は、四角処理領域の左上部
のコーナーの基準点(例えば、画素P1)から測定され
たQPのX成分及びY成分の座標を表す。即ち、優先順
位はy成分の値のがより小さい準特徴点に与えられる。
同一のY成分の値を有する準特徴点が多数個ある場合、
優先順位はそれらの間でX成分の値がより小さい準特徴
点に与えられる。
【0021】詳述すると、図6Aに示されている1組の
準特徴点に対して、最初、QP1に対してラインセグメ
ントQP1QP4が選択され、その後、QP2に対して
ラインセグメントQP2QP3が選択される。下位の優
先順位のQP3QP4は、QP3に対して既にQP2Q
P3が選択されているので、ラインセグメントとして選
択される。より下位の優先順位を有する準特徴点(即
ち、QP4)は最も近い準特徴点QP5及びQP6を有
する。この場合、Y成分の値がより小さい準特徴点QP
5が優先順位を有するため、ラインセグメントQP4Q
P5が決定される。同様に、ラインセグメントQP5Q
P6、QP6QP4及びQP7QP3が、順次に準特徴
点QP5、QP6及びQP7に対するラインセグメント
として決定される。かかる過程は、新たに引かれたライ
ンセグメントが前に選択されたラインセグメントの中の
いずれとも重複されるか交差されることなく、あらゆる
ラインセグメントが決定されるまで行われる。
【0022】その後、第2の組の動きベクトルがアフィ
ン変換技法を用いて計算される。当技術分野によく知ら
れているように、移動物体の回転、並進及び大きさ変更
などの状態変化はアフィン変換技法を用いて表示し得
る。
【0023】図6Bに示したように、現フレーム内の3
つの画素(A、B及びC)が前フレーム内のそれらの各
々の準特徴点A′、B′及びC′に対応する準特徴点と
して決定される場合、現フレームの三角形ABC内の画
素と、前フレームの三角形A′B′C′内の画素との相
関はアフィン変換技法により次式(1)のように定義さ
れる。
【数1】 ここで、(x,y)は現フレーム内の画素の×成分及び
y成分の座標を表し、(x′,y′)は前フレーム内の
予測位置の座標を表し、a乃至fはアフィン変換係数を
表す。
【0024】これらの6つのアフィン変換係数は、3組
の関連特徴点及び準特徴点(即ち、A−A′、B−
B′、C−C′)から求められた6つの線形方程式を解
いて計算される。アフィン変換係数が求められた場合、
三角形ABC内の残りの画素の各々は、上記式(1)を
用いて三角形A′B′C′内の位置にマッピングされ
る。かかる方法により、現フレーム内の各三角形内の画
素はその前フレームの画素から予測される。図6Aに示
したように、2つの連続する三角形の境界線上の画素、
例えば、P1は2つの三角形の中のいずれか一つから予
測され得る。その後、現フレーム内の各々の画素に対す
る動きベクトル、即ち、P(x,y)は、画素Pとその
予測値P′(x′,y′)との間の変位から次式(2)
のように求められる。
【数2】 ここで、M×及びMyは、画素Pに対する動きベクトル
のx成分及びy成分を表す。
【0025】本発明の好ましい実施例において、現フレ
ーム内の処理領域の外部に存在する画素に対する動きベ
クトルは、論理値“0”と設定される。図2を参照する
と、現フレーム動きベクトル検出ブロック250からの
現フレームの画素に対する第2の組の動きベクトルは、
動き補償ブロック260へ供給される。
【0026】この動き補償ブロック260は、入力され
た第2の組の動きベクトルの各々を用いて、図1に示し
た第2フレームメモリ124から予測された現フレーム
内に含まれるべき各々の画素値を読み出すことによっ
て、ラインL30を介して加算器115及び減算器10
2(図1)へ予測された現フレーム信号を供給する。動
きベクトルの2つの成分(即ち、M×及びMy)が整数
でない場合、即ち、画素単位の動きベクトルでない場
合、予測された画素の値は動きベクトルにより表示され
る位置周辺の画素の画素値を補間することによって、求
めることができる。
【0027】本発明の他の好ましい実施例において、上
記式(1)から求められた予測位置を、第2の組の動き
ベクトルで再整列されることなく、現フレーム動きベク
トル検出ブロック250から動き補償ブロック260へ
直接供給し得る。また、現フレーム内の処理領域の外部
に存在する画素に対する予測位置は、前フレームの処理
領域の外部に置かれる各画素の位置と同一なものとして
みなす。その後、動き補償ブロック260は 第2フレ
ームメモリ124から予測位置に対応する画素を取り出
して、ラインL30上へ予測された現フレーム信号を供
給する。
【0028】図7を参照すると、本発明に基づいて、図
2に示した処理領域検出ブロック210のブロック図が
示されている。第1フレームメモリ100からの現フレ
ーム信号及び第2フレームメモリ124からの前フレー
ム信号は、減算器700へ入力される。
【0029】減算器700は、現フレームの画素値とそ
れに対応する前フレーム信号の画素値との間の差A(図
3に示し)を画素単位で計算する働きをする。減算器7
00から計算されたデータ(即ち、フレーム差分信号)
は、絶対化ブロック710へ供給される。この絶対化ブ
ロック710は、フレーム差分信号内に含まれた各画素
の差分値をその絶対値に変換する。その後、絶対化され
たフレーム差分信号は第1コンパレータ720へ供給さ
れるが、この第1コンパレータ720は、絶対化された
フレーム差分信号の各絶対化された画素の差分値を予め
定められた閾値TH1と比較する。その後、その絶対化
された フレーム差分信号は、2つのタイプのデータ
(即ち、1または0)を有するように変換される。即
ち、各々の絶対化された画素差分値がTH1より小さい
場合、その絶対化された画素の差分値は論理値“0”と
設定される。そうでない場合には、論理値“1”と設定
される。第1コンパレータ720からの変換されたフレ
ーム差分信号は、ブロック単位でスイッチSW1の端子
1へ供給される。
【0030】このスイッチSW1においては、コントロ
ーラ(図示せず)からの制御信号CS1に応じて、端子
1は端子3に接続される。第3フレームメモリ内に変換
されたフレーム差分信号が完全に満たされるまで、第3
フレームメモリ730が満たされた場合、スイッチSW
13端子1は端子1から分離され、端子2と接続され
る。一方、制御信号CS2に応じて、スイッチSW2の
端子4は端子6に接続されて、第3フレームメモリを雑
音除去ユニット740に連結させる。その結果、第3フ
レームメモリ730に格納された変換されたフレーム差
分信号は端子4及び端子6を通じて雑音除去ユニット3
40に供給される。
【0031】この雑音除去ユニット740においては、
変換されたフレーム差分信号に含まれ得るスポット雑音
が検出されて除去される。このスポット雑音は、画素の
差分値と隣接する画素の平均値またはメディアン差分値
とを比較することによって容易に検出し得る。しかし、
変換されたフレーム差分信号の各画素の差分値が2つの
タイプのデータ(即ち、1及び0)に表示されるため、
雑音除去ユニット740は既知のウィンドイング方法を
用いて、スポット雑音を検出する。即ち、雑音除去ユニ
ット740は、適切に選択されたウィンドウ内の“1”
の値を有する画素差分値をカウントする。ここで、ウィ
ンドウの中央には処理しようとする目標の画素差分値
(即ち、“1”)を含む。その後、カウント数は予め定
められた数TH2と比較される。カウント数が予め定め
られた数TH2より小さい場合、目標の画素差分値はス
ポット雑音としてみなされ、端子2及び端子3を介する
更新過程を通じて、目標の画素差分値“1”は“0”と
割り当てる。そうでない場合、目標の画素差分値は変わ
らない。
【0032】目標の画素差分値が更新された場合、コン
トローラはスイッチSW2を制御するために、制御信号
CS2を発生する。即ち、スイッチSW2にて、端子4
は端子5に連結され、第3フレームメモリ730からの
雑音が除去されたフレーム差分信号はカウンタ750へ
伝送される。このカウンタ750においては、各映像ブ
ロック内に含まれた“1”の値を有する画素差分値の数
がカウントされる。その後、そのカウントされた数は順
次にブロック単位で第2コンパレータ760へ供給され
る。この第2コンパレータ760においては、“1”の
値を有する画素差分値のカウント数は予め定められた数
TH3と比較される。カウント数が予め定められた数T
H3より大きい場合、映像ブロックの代表値として
“1”が割り当てられ、そうでない場合、“0”が割り
当てられる。
【0033】図8を参照すると、図3に示されている2
つのフレーム間の差に基づいて、ブロック代表値のアレ
イが図解されている。図示したように、“1”処理領域
内に含まれた映像ブロックに割り当てられ、“0”は処
理領域の外部に置かれる映像ブロックに割り当て。アレ
イのブロック代表値は領域情報として順次走査されて、
図1のエントロピー符号化器107及び特徴点選択ブロ
ック230へ供給される。上記において、本発明の特定
な実施例について説明したが、本発明に記載した特許請
求の範囲を逸脱することなく、当業者は種々の変更を加
え得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】従って、本発明によれば、現フレームと
その前フレームとの間の差を用いて、動きベクトル検出
器が移動物体を取り囲む処理領域を初期に検出するた
め、本発明の符号化器は、処理領域から制限的に選択さ
れた特徴点に対する動きベクトルを求め得、計算上の負
担や伝送すべき動きベクトルの量を大幅に軽減して全体
的な符号化の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現フレーム予測ブロックを有する
映像信号符号化装置のブロック図である。
【図2】図1に示した現フレーム予測ブロック150の
詳細なブロック図である。
【図3】移動物体を有する2つの重なったフレームを一
例に示した模式図である。
【図4】A及びBよりなり、Aは特徴点を選択するため
の四角グリッドを示す図であり、Bは六角グリットを示
す図である。
【図5】A及びBよりなり、Aは四角グリッド及び物体
のエッジを用いて特徴点を選択する方法を示す図であ
り、Bは六角グリッド及び物体のエッジを用いて特徴点
を選択する方法を示す図である。
【図6】A及びBよりなり、各々は本発明によって現フ
レームの動きベクトルが検出される過程を説明する図で
ある。
【図7】図2に示した処理領域検出ブロック210の詳
細なブロック図である。
【図8】図3に示した2つのフレーム間の差に基づい
て、ブロックの代表値をアレイに示した図である。
【符号の説明】
100 第1フレームメモリ 105 映像信号エンコーダ 107 エントローピ符号化器 113 映像信号デコーダ 124 第2フレームメモリ 150 現フレーム予測ブロック 210 処理領域検出ブロック 230 特徴点選択ブロック 240 特徴点動きベクトル探索ブロック 250 現フレーム動きベクトル検出ブロック 260 動き補償ブロック 300 減算器 310 絶対化ブロック 320 第1コンパレータ 330 第3フレームメモリ 340 雑音除去ユニット 350 カウンタ 360 第2コンパレータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動き補償映像信号符号化器に用いられ、
    ディジタル映像信号の現フレ−ム及びその前フレ−ムに
    基づいて、予測された現フレ−ムを決定するための映像
    信号符号化装置であって、 前記現フレ−ムと前記前フレ−ムとの間の差に基づい
    て、前記前フレ−ムから移動物体を取り囲む処理領域を
    検出して、検出された処理領域を表す領域情報を発生す
    る領域検出手段と、 前記領域情報に基づいて、前記検出された処理領域内に
    含まれる画素のうち、複数の画素を特徴点として選択す
    る特徴点選択手段と、 前記現フレームと前記前フレームとの間で、前記特徴点
    の各々に対する動きを表す第1の組の動きベクトルを求
    める第1の動きベクトル検出手段と、 前記第1の組の動きベクトルを用いて、前記現フレ−ム
    内に含まれるあらゆる画素に対する第2の組の動きベク
    トルを求める第2の動きベクトル検出手段と、 前記第2の組の動きベクトルを用いて、前フレ−ムにお
    いて前記現フレーム内の複数の画素の中のいずれか一つ
    に対応する画素値を前記現フレ−ム内の該当画素値とし
    て割当てて、前記予測された現フレ−ムを求める動き補
    償手段とを含むことを特徴とする映像信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記領域検出手段が、 前記現フレ−ムと前記前フレ−ムとの間の差を画素単位
    で計算して、各々P×Q画素の差分値を有するN×M個
    のブロック(ここで、N、M、P及びQは正の整数)を
    有するフレ−ム差分信号を発生する減算手段と、 前記フレ−ム差分信号を絶対化して、絶対化されたフレ
    −ム差分信号を発生する絶対化手段と、 前記絶対化されたフレ−ム差分信号を予め定められた値
    と比較して、前記絶対化されたフレ−ム差分信号の画素
    差分値が前記予め定められた値より小さい場合、前記画
    素差分値として“0”を割り当て、そうでない場合、前
    記画素差分値として“1”を割り当てて、前記絶対化さ
    れたフレーム差分信号を変換されたフレ−ム偏差信号に
    変換する第1比較手段と、 前記変換されたフレ−ム差分信号の各ブロック内に存在
    する“1”の個数を計数するカウント手段と、 前記各ブロックに対するカウント数と予め定められた数
    とを比較して、前記ブロックのカウント数が前記予め定
    められた数より小さい場合、ブロックの代表値として
    “0”を割り当て、そうでない場合、ブロックの代表値
    として“1”を割り当てて、順次に整列されたN×M個
    のブロックの代表値を有する領域情報を発生する第2比
    較手段と含むことを特徴とする請求項1に記載の映像信
    号符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の組の動きベクトルが、前記第
    1の組の動きベクトルに基づいて求められた前記現フレ
    −ムの処理領域に含まれる全ての画素に対する第3の組
    の動きベクトルと、“0”ベクトルからなり、前記現フ
    レ−ムの処理領域の外部に置かれる画素に対する第4の
    組の動きベクトルとを有することを特徴とする請求項2
    に記載の映像信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 映像信号符号化器に用いられ、現フレ−
    ムとその前フレ−ムとからなる複数のフレームを有する
    ディジタル映像信号の伝送量を減らすための映像信号符
    号化装置であって、 前記ディジタル映像信号の前記前フレ−ムを格納するメ
    モリ手段と、 前記現フレ−ムと前記前フレ−ムとの間の差に基づい
    て、前記前フレ−ムから移動物体を取り囲む処理領域を
    検出して、検出された処理領域を表す領域情報を発生す
    る処理領域検出手段と、 前記領域情報に基づいて、前記検出された処理領域内に
    含まれる画素のうち、複数の画素を特徴点として選択す
    る特徴点選択手段と、 前記現フレ−ムと前記前フレ−ムとの間で、前記選択さ
    れた複数の画素の各々に対する動きベクトルを表す第1
    の組の動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検知
    手段と、 前記第1の組の動きベクトルを用いて、前記現フレ−ム
    内に含まれた全ての画素に対する第2の組の動きベクト
    ルを検出する第2の動きベクトル検出手段と、 前記第2の組の動きベクトルを用いて、前記前フレ−ム
    において、前記現フレ−ム内の複数の画素中の一つに対
    応する各画素の値を前記現フレーム内の該当画素の値と
    して割当てて、前記予測された現フレ−ムを決定する動
    き補償手段と、 前記現フレ−ムから前記予測された現フレ−ムを減算し
    て、第1フレ−ム差分信号を発生する減算手段と、 離散的コサイン変換及び量子化ブロックを用いて、前記
    第1フレ−ム差分信号を符号化する復号化手段と、 前記符号化された第1フレ−ム差分信号を復号化して、
    再構成されたフレ−ム差分信号を発生する符号化手段
    と、 前記再構成されたフレ−ム差分信号と前記予測された現
    フレ−ム信号とを組み合わせて、再構成された現フレ−
    ム信号を前記前フレ−ム信号として発生する加算手段
    と、 前記第1フレ−ム差分信号、前記第1組の動きベクトル
    及び前記領域情報を統計的に符号化するエントローピ符
    号化手段とを含むことを特徴とする映像信号符号化装
    置。
  5. 【請求項5】 前記領域検出手段が、 前記現フレ−ムと前記前フレ−ムとの間の差を画素単位
    で計算して、各々P×Q画素の差分値を有するN×M個
    のブロック(ここで、N、M、P及びQは正の整数)を
    有するフレ−ム差分信号を発生する減算手段と、 前記フレ−ム差分信号を絶対化して、絶対化されたフレ
    −ム差分信号を発生する絶対化手段と、 前記絶対化されたフレ−ム差分信号を予め定められた値
    と比較して、前記絶対化されたフレ−ム差分信号の画素
    差分値が前記予め定められた値より小さい場合、前記画
    素差分値として“0”を割り当て、そうでない場合、前
    記画素差分値として“1”を割り当てて、前記絶対化さ
    れたフレーム差分信号を変換されたフレ−ム偏差信号に
    変換する第1比較手段と、 前記変換されたフレ−ム差分信号の各ブロック内に存在
    する“1”の個数を計数するカウント手段と、 前記各ブロックに対するカウント数と予め定められた数
    とを比較して、前記ブロックのカウント数が前記予め定
    められた数より小さい場合、ブロックの代表値として
    “0”割り当て、そうでない場合、ブロックの代表値と
    して“1”を割り当てて、順次に整列されたN×M個の
    ブロックの代表値を有する領域情報を発生する第2比較
    手段と含むことを特徴とする請求項4に記載の映像信号
    符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の組の動きベクトルが、前記第
    1の組の動きベクトルに基づいて求められた前記現フレ
    −ムの処理領域に含まれる全ての画素に対する第3組の
    動きベクトルと、“0”ベクトルからなり、前記現フレ
    −ムの処理領域の外部に位置する画素に対する第4組の
    動きベクトルとを有することを特徴とする請求項5に記
    載の映像信号符号化装置。
JP27417395A 1995-04-29 1995-10-23 映像信号符号化装置 Pending JPH08307874A (ja)

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