JPH08307759A - 複合カメラ - Google Patents
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- JPH08307759A JPH08307759A JP7111588A JP11158895A JPH08307759A JP H08307759 A JPH08307759 A JP H08307759A JP 7111588 A JP7111588 A JP 7111588A JP 11158895 A JP11158895 A JP 11158895A JP H08307759 A JPH08307759 A JP H08307759A
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- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 54
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 銀塩フィルムによるスチル写真撮影と電子撮
像素子によるビデオ動画撮影が可能な複合カメラにおい
て、どのような場合でも二つの撮影画像を適性露出に制
御できるようにする。 【構成】 レンズユニット2により被写体像を銀塩フィ
ルム5に結像できるようにするとともに、その光路途中
に半透明薄膜ミラー7を配置して、ここで反射した撮像
光を縮小レンズユニット11を通して固体撮像素子14
に入射できるようにする。また、レンズユニット2と縮
小レンズユニット11の内部にそれぞれ虹彩絞り4,1
2を設ける。そして、ビデオ動画単独撮影時はレンズユ
ニット2内の虹彩絞り4を開放にし、同時撮影時はレン
ズユニット2内の虹彩絞り4の径を固体撮像素子14に
到達する光束を遮らないように制御し、スチル写真単独
撮影時はレンズユニット2内の虹彩絞り4の制限をなく
す。
像素子によるビデオ動画撮影が可能な複合カメラにおい
て、どのような場合でも二つの撮影画像を適性露出に制
御できるようにする。 【構成】 レンズユニット2により被写体像を銀塩フィ
ルム5に結像できるようにするとともに、その光路途中
に半透明薄膜ミラー7を配置して、ここで反射した撮像
光を縮小レンズユニット11を通して固体撮像素子14
に入射できるようにする。また、レンズユニット2と縮
小レンズユニット11の内部にそれぞれ虹彩絞り4,1
2を設ける。そして、ビデオ動画単独撮影時はレンズユ
ニット2内の虹彩絞り4を開放にし、同時撮影時はレン
ズユニット2内の虹彩絞り4の径を固体撮像素子14に
到達する光束を遮らないように制御し、スチル写真単独
撮影時はレンズユニット2内の虹彩絞り4の制限をなく
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の撮像手段を有し
た複合カメラ、特に銀塩フィルムを用いたスチルカメラ
と電子撮像素子を用いたムービービデオカメラを合体し
た複合カメラに関するものである。
た複合カメラ、特に銀塩フィルムを用いたスチルカメラ
と電子撮像素子を用いたムービービデオカメラを合体し
た複合カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子撮像素子を用いたビデオカメ
ラと銀塩フィルムを用いたスチル写真カメラは、通常別
体に形成されており、使用者が別々に持ってそれぞれを
使い分けるものとなっていた。しかし最近では、ビデオ
カメラのグリップ内やカメラ内に並行してスチルカメラ
を同一筐体で構成するもの、あるいは一眼レフスチルカ
メラのファインダー部を交換してビデオカメラユニット
を取り付けるものなどが提案されてきている。
ラと銀塩フィルムを用いたスチル写真カメラは、通常別
体に形成されており、使用者が別々に持ってそれぞれを
使い分けるものとなっていた。しかし最近では、ビデオ
カメラのグリップ内やカメラ内に並行してスチルカメラ
を同一筐体で構成するもの、あるいは一眼レフスチルカ
メラのファインダー部を交換してビデオカメラユニット
を取り付けるものなどが提案されてきている。
【0003】例えば、米国特許第3,546,375号
明細書では、撮影用対物レンズの光路中に可動ミラーを
配し、この可動ミラーの位置を選択的に切り換えること
で、異なる記録媒体に静止画と動画をそれぞれ記録可能
としたものが開示されている。
明細書では、撮影用対物レンズの光路中に可動ミラーを
配し、この可動ミラーの位置を選択的に切り換えること
で、異なる記録媒体に静止画と動画をそれぞれ記録可能
としたものが開示されている。
【0004】また、実開昭57−96444号公報で
は、ビデオカメラ本体部に、銀塩フィルムへの撮影を行
う光学撮像部を一体もしくは別体で該本体部に着脱自在
に設けたものを開示している。
は、ビデオカメラ本体部に、銀塩フィルムへの撮影を行
う光学撮像部を一体もしくは別体で該本体部に着脱自在
に設けたものを開示している。
【0005】さらに、特開平1−185533号公報で
は、複合カメラにおいて、銀塩フィルムに結像する画像
に対応した、光電変換撮像素子からの画像信号をモニタ
ー表示する確認機能付カメラを提案している。
は、複合カメラにおいて、銀塩フィルムに結像する画像
に対応した、光電変換撮像素子からの画像信号をモニタ
ー表示する確認機能付カメラを提案している。
【0006】ところで、上記のような複合カメラでは、
次のような点について充分な解決方法を与えるものとは
なっていない。
次のような点について充分な解決方法を与えるものとは
なっていない。
【0007】銀塩スチル写真とビデオ動画撮影を同時
にかつ同画角で記録する。
にかつ同画角で記録する。
【0008】それぞれのカメラを合体するにあたっ
て、共通の機能を共有化し、小形化を達成する。
て、共通の機能を共有化し、小形化を達成する。
【0009】同じく省電力化のための技術的手段を備
える。
える。
【0010】従来の銀塩スチルカメラでは許容されて
いる種々の駆動音のビデオの音声記録に与える影響をな
くす。
いる種々の駆動音のビデオの音声記録に与える影響をな
くす。
【0011】そこで、特開昭63−247738号公報
では、複合カメラにおいて、銀塩スチルカメラ部とビデ
オカメラ部の絞りと焦点距離の調節を、銀塩スチルカメ
ラとビデオカメラ共通の測光手段と測距手段とを用いて
行うものを提案しているが、これはそれぞれ物体側に向
けられた銀塩スチルカメラ用レンズとビデオカメラ用レ
ンズを備えた複合カメラの制御に関わる提案であり、上
記の目的を達成する構成とはなっていない。
では、複合カメラにおいて、銀塩スチルカメラ部とビデ
オカメラ部の絞りと焦点距離の調節を、銀塩スチルカメ
ラとビデオカメラ共通の測光手段と測距手段とを用いて
行うものを提案しているが、これはそれぞれ物体側に向
けられた銀塩スチルカメラ用レンズとビデオカメラ用レ
ンズを備えた複合カメラの制御に関わる提案であり、上
記の目的を達成する構成とはなっていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合カメラは上
記のように構成されており、例えば銀塩スチル画像とビ
デオ動画像を同時にかつ同画角で記録する構成の複合カ
メラにおいては、上記二つの画像を適切に撮影するため
の露出制御が不十分であり、このため、ビデオ動画記録
中に銀塩スチル写真撮影を行うと撮影レンズ内部の虹彩
絞りの絞り込み動作によって、ビデオ動画撮影用の撮像
素子に到達する光束の一部を、上記撮影レンズ内部の虹
彩絞りが遮ってしまい、ビデオ動画像の輝度が変動して
しまうなどの問題点を有していた。
記のように構成されており、例えば銀塩スチル画像とビ
デオ動画像を同時にかつ同画角で記録する構成の複合カ
メラにおいては、上記二つの画像を適切に撮影するため
の露出制御が不十分であり、このため、ビデオ動画記録
中に銀塩スチル写真撮影を行うと撮影レンズ内部の虹彩
絞りの絞り込み動作によって、ビデオ動画撮影用の撮像
素子に到達する光束の一部を、上記撮影レンズ内部の虹
彩絞りが遮ってしまい、ビデオ動画像の輝度が変動して
しまうなどの問題点を有していた。
【0013】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、銀塩スチル写真単独撮影、ビデオ動画単
独撮影、銀塩スチル写真とビデオ動画の同時撮影等のど
の場合においても、二つの画像を適正露出に制御するこ
とが可能な複合カメラを得ることを目的としている。
されたもので、銀塩スチル写真単独撮影、ビデオ動画単
独撮影、銀塩スチル写真とビデオ動画の同時撮影等のど
の場合においても、二つの画像を適正露出に制御するこ
とが可能な複合カメラを得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合カメラ
は、次のように構成したものである。
は、次のように構成したものである。
【0015】(1)被写体像を第1の撮像手段に結像さ
せる撮影レンズと、その撮影レンズから第1の撮像手段
への撮像光路に介装された光束分割手段と、この光束分
割手段により分割された撮像光を第2の撮像手段に結像
させる結像レンズと、前記撮影レンズの光学系に設けら
れた絞りと、前記結像レンズの光学系に設けられた絞り
と、前記第2の撮像手段への撮像光の入射状態に応じて
前記撮影レンズの光学系の絞りを制御する露出制御部を
備えた。
せる撮影レンズと、その撮影レンズから第1の撮像手段
への撮像光路に介装された光束分割手段と、この光束分
割手段により分割された撮像光を第2の撮像手段に結像
させる結像レンズと、前記撮影レンズの光学系に設けら
れた絞りと、前記結像レンズの光学系に設けられた絞り
と、前記第2の撮像手段への撮像光の入射状態に応じて
前記撮影レンズの光学系の絞りを制御する露出制御部を
備えた。
【0016】(2)上記(1)の複合カメラにおいて、
第1の撮像手段は銀塩フィルムであり、第2の撮像手段
は電子撮像素子であり、露出制御部は、前記電子撮像素
子の電荷蓄積時間、結像レンズの光学系の絞りの値、前
記電子撮像素子の出力信号の処理情報の少なくとも何れ
かの情報により撮影レンズの光学系の絞りを制御し、前
記電子撮像素子による単独撮影時は、撮影レンズの絞り
は開放に固定し、電子撮像素子と銀塩フィルムによる同
時撮影時は、撮影レンズの絞りの口径は電子撮像素子に
到達する光束を遮らないように制御し、銀塩フィルムに
よる単独撮影時は、撮影レンズの絞りは制限をなくすよ
うにした。
第1の撮像手段は銀塩フィルムであり、第2の撮像手段
は電子撮像素子であり、露出制御部は、前記電子撮像素
子の電荷蓄積時間、結像レンズの光学系の絞りの値、前
記電子撮像素子の出力信号の処理情報の少なくとも何れ
かの情報により撮影レンズの光学系の絞りを制御し、前
記電子撮像素子による単独撮影時は、撮影レンズの絞り
は開放に固定し、電子撮像素子と銀塩フィルムによる同
時撮影時は、撮影レンズの絞りの口径は電子撮像素子に
到達する光束を遮らないように制御し、銀塩フィルムに
よる単独撮影時は、撮影レンズの絞りは制限をなくすよ
うにした。
【0017】(3)上記(2)の複合カメラにおいて、
露出制御部からの絞り込み時間、絞り値及び絞り込み開
始の信号によって、電子撮像素子からのビデオ信号の増
幅利得を制御するようにした。
露出制御部からの絞り込み時間、絞り値及び絞り込み開
始の信号によって、電子撮像素子からのビデオ信号の増
幅利得を制御するようにした。
【0018】
【作用】本発明によれば、例えばビデオ動画単独撮影中
は、撮影レンズの絞りを開放に固定するため、結像レン
ズの絞りのみを制御することによって適正露出に制御可
能となる。また、銀塩スチル写真単独撮影中は、撮影レ
ンズの絞りを制御することにより適正露出に制御でき
る。さらに、銀塩スチル写真及びビデオ動画の同時撮影
中は、撮影レンズの絞りが絞り込み動作を行っても撮像
素子に到達する光束を遮ることがないように撮影レンズ
の絞りを制御するので、銀塩スチル撮影、ビデオ動画撮
影ともに適正露出に制御することが可能となる。
は、撮影レンズの絞りを開放に固定するため、結像レン
ズの絞りのみを制御することによって適正露出に制御可
能となる。また、銀塩スチル写真単独撮影中は、撮影レ
ンズの絞りを制御することにより適正露出に制御でき
る。さらに、銀塩スチル写真及びビデオ動画の同時撮影
中は、撮影レンズの絞りが絞り込み動作を行っても撮像
素子に到達する光束を遮ることがないように撮影レンズ
の絞りを制御するので、銀塩スチル撮影、ビデオ動画撮
影ともに適正露出に制御することが可能となる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例による複合カメラの
構成を示す側面断面図であり、ここでは銀塩フィルムを
用いたスチル写真カメラとCCDエリアセンサー等の電
子撮像素子を用いたムービービデオカメラを一体にした
複合カメラの場合を示している。
構成を示す側面断面図であり、ここでは銀塩フィルムを
用いたスチル写真カメラとCCDエリアセンサー等の電
子撮像素子を用いたムービービデオカメラを一体にした
複合カメラの場合を示している。
【0020】同図において、1はカメラ本体を構成する
外装カバーで、ネジ等の締結部品その他の複数の部品か
らなる。2は銀塩フィルム(第1の撮像手段)5に被写
体像を結像させるレンズユニット(撮影レンズ)、3は
レンズユニット2を構成し、そのレンズエレメントを保
持するための鏡筒、4はレンズユニット2の光学系に設
けられた銀塩スチル写真撮影用の虹彩絞り、5は上述の
銀塩フィルムである。
外装カバーで、ネジ等の締結部品その他の複数の部品か
らなる。2は銀塩フィルム(第1の撮像手段)5に被写
体像を結像させるレンズユニット(撮影レンズ)、3は
レンズユニット2を構成し、そのレンズエレメントを保
持するための鏡筒、4はレンズユニット2の光学系に設
けられた銀塩スチル写真撮影用の虹彩絞り、5は上述の
銀塩フィルムである。
【0021】なお、本実施例においては、レンズユニッ
ト2はズームレンズであり、自動もしくは手動のズーム
操作に連動して、撮像光の光軸上を移動可能な変倍レン
ズエレメント群及び後述する自動焦点調節装置からの情
報により駆動される合焦レンズエレメント群を有してい
る。
ト2はズームレンズであり、自動もしくは手動のズーム
操作に連動して、撮像光の光軸上を移動可能な変倍レン
ズエレメント群及び後述する自動焦点調節装置からの情
報により駆動される合焦レンズエレメント群を有してい
る。
【0022】6は銀塩フィルム5の直前に配置されるシ
ャッター装置で、シャッター幕6aやシャッターフレー
ム6bなどで構成されている。7は被写体からの撮像光
をそれぞれ銀塩カメラ側とビデオカメラ側に振り分ける
ための半透明薄膜ミラー(光束分割手段)で、レンズユ
ニット2から銀塩フィルム5への光路中に介装されてい
る。8aは被写体側から入光される光軸、8bは上記半
透明薄膜ミラー7を透過して銀塩フィルム側に到達する
光軸、8c,8dは上記半透明薄膜ミラー7によって反
射される光軸である。
ャッター装置で、シャッター幕6aやシャッターフレー
ム6bなどで構成されている。7は被写体からの撮像光
をそれぞれ銀塩カメラ側とビデオカメラ側に振り分ける
ための半透明薄膜ミラー(光束分割手段)で、レンズユ
ニット2から銀塩フィルム5への光路中に介装されてい
る。8aは被写体側から入光される光軸、8bは上記半
透明薄膜ミラー7を透過して銀塩フィルム側に到達する
光軸、8c,8dは上記半透明薄膜ミラー7によって反
射される光軸である。
【0023】9a,9bは光軸8c上に設けられて被写
体像の瞳合わせを行うためのフィールドレンズ、10は
光軸8cの撮像光を偏向するための反射ミラー、11は
光軸8d上に設けられた縮小レンズユニット(結像レン
ズ)で、その光学系にビデオ動画撮影用の虹彩絞り12
が設けられている。13は光学ローパスフィルター、1
4は電子撮像素子である固体撮像素子(第2の撮像手
段)、15は半透明薄膜ミラー7に対して銀塩フィルム
5と等価な位置に結像された空中像であり、上記縮小レ
ンズユニット11を介して固体撮像素子14上に再結像
される。
体像の瞳合わせを行うためのフィールドレンズ、10は
光軸8cの撮像光を偏向するための反射ミラー、11は
光軸8d上に設けられた縮小レンズユニット(結像レン
ズ)で、その光学系にビデオ動画撮影用の虹彩絞り12
が設けられている。13は光学ローパスフィルター、1
4は電子撮像素子である固体撮像素子(第2の撮像手
段)、15は半透明薄膜ミラー7に対して銀塩フィルム
5と等価な位置に結像された空中像であり、上記縮小レ
ンズユニット11を介して固体撮像素子14上に再結像
される。
【0024】16は上記半透明薄膜ミラー7の後方で撮
影時に退避可能なサブミラーで、撮像光の一部を自動焦
点検出装置17へ導光する。なお本実施例における自動
焦点検出装置17は、従来より知られている位相差ズレ
検出方式であり、撮影レンズ(レンズユニット2)の異
なる複数領域を通過した光束により生じる複数像を比較
して、フィルム面上でのデフォーカス量と方向を検知す
るものであるが、常時固体撮像素子14上には被写体像
が得られているので、該固体撮像素子14からの高周波
映像信号に基づいてボケ方式の自動焦点調節を行っても
良く、また本実施例のズレ方式との複合方式でも良い。
影時に退避可能なサブミラーで、撮像光の一部を自動焦
点検出装置17へ導光する。なお本実施例における自動
焦点検出装置17は、従来より知られている位相差ズレ
検出方式であり、撮影レンズ(レンズユニット2)の異
なる複数領域を通過した光束により生じる複数像を比較
して、フィルム面上でのデフォーカス量と方向を検知す
るものであるが、常時固体撮像素子14上には被写体像
が得られているので、該固体撮像素子14からの高周波
映像信号に基づいてボケ方式の自動焦点調節を行っても
良く、また本実施例のズレ方式との複合方式でも良い。
【0025】18は上記半透明薄膜ミラー7の使用によ
る光線漏れを防ぐために設けられた遮光板で、撮影時は
退避可能となっている。19は銀塩フィルム5を装填す
る時に開閉自在に設けられた背蓋ユニットで、本実施例
では135タイプの銀塩フィルムを用いるが、これに限
る必要はなく、ドロップインタイプのものや円盤タイプ
等のフィルムであっても何等さしつかえはない。
る光線漏れを防ぐために設けられた遮光板で、撮影時は
退避可能となっている。19は銀塩フィルム5を装填す
る時に開閉自在に設けられた背蓋ユニットで、本実施例
では135タイプの銀塩フィルムを用いるが、これに限
る必要はなく、ドロップインタイプのものや円盤タイプ
等のフィルムであっても何等さしつかえはない。
【0026】20は液晶やCRTを用いた電子ビューフ
ァインダーユニットで、上記固体撮像素子14からの映
像信号をモニタするために、撮影映像を小型液晶パネル
21に出力し、反射ミラー22と接眼レンズ23を介し
て観察できるようになっている。また、この電子ビュー
ファインダーユニット20は、回転軸24を支軸として
回転可能となっている。
ァインダーユニットで、上記固体撮像素子14からの映
像信号をモニタするために、撮影映像を小型液晶パネル
21に出力し、反射ミラー22と接眼レンズ23を介し
て観察できるようになっている。また、この電子ビュー
ファインダーユニット20は、回転軸24を支軸として
回転可能となっている。
【0027】ここで、上記の構成において、ビデオ動画
撮影時は銀塩スチル撮影用の虹彩絞り4は常に開放状態
に維持(固定)され、銀塩スチル写真撮影用のレリーズ
スイッチが押し込まれた時に所定の径まで絞り込まれ
る。したがって、ビデオ動画撮影時は縮小レンズユニッ
ト11の中の虹彩絞りユニット12のみで露出が制御さ
れ、必要に応じて固体撮像素子14の蓄積時間や信号処
理系のゲインを変えて適正露光を得るようになってい
る。
撮影時は銀塩スチル撮影用の虹彩絞り4は常に開放状態
に維持(固定)され、銀塩スチル写真撮影用のレリーズ
スイッチが押し込まれた時に所定の径まで絞り込まれ
る。したがって、ビデオ動画撮影時は縮小レンズユニッ
ト11の中の虹彩絞りユニット12のみで露出が制御さ
れ、必要に応じて固体撮像素子14の蓄積時間や信号処
理系のゲインを変えて適正露光を得るようになってい
る。
【0028】25はカメラ本体の下部に着脱可能に取り
付けられる2次電池で、本カメラの全ての使用電力を供
給する共通の単一電源である。そして、レンズユニット
2の前方にはストロボ26を組み込んだ開閉自在のバリ
ア27が配置されている。28はビデオ撮影時に音声記
録を行うためのマイクロフォン、29はテレビやステレ
オ装置等の外部装置とのインターフェイスとして機能す
る外部端子である。
付けられる2次電池で、本カメラの全ての使用電力を供
給する共通の単一電源である。そして、レンズユニット
2の前方にはストロボ26を組み込んだ開閉自在のバリ
ア27が配置されている。28はビデオ撮影時に音声記
録を行うためのマイクロフォン、29はテレビやステレ
オ装置等の外部装置とのインターフェイスとして機能す
る外部端子である。
【0029】図2は図1と同様本実施例の構成を示す上
面断面図である。同図中、30は銀塩フィルム5のパト
ローネ室、31は該フィルム5を巻き取るためのスプー
ルである。本実施例では、フィルム装填時にあらかじめ
最終駒までをスプール31に巻き上げ、撮影時には露光
済みの駒を順次巻き戻していくプリワインド方式を採用
している。
面断面図である。同図中、30は銀塩フィルム5のパト
ローネ室、31は該フィルム5を巻き取るためのスプー
ルである。本実施例では、フィルム装填時にあらかじめ
最終駒までをスプール31に巻き上げ、撮影時には露光
済みの駒を順次巻き戻していくプリワインド方式を採用
している。
【0030】32,33はレンズユニット2のズーム駆
動用モータ及びフォーカス駆動用のモータ、34は撮影
者(使用者)の右手にて操作可能な位置に配置されたズ
ームボタン、35は電源スイッチを兼ねた主モード選択
スイッチ、36はビデオ動画撮影用のトリガーボタン、
37は銀塩スチル写真単独撮影時あるいはビデオ動画と
銀塩スチル写真同時撮影時に使用可能なスチル写真用シ
ャッターボタンである。
動用モータ及びフォーカス駆動用のモータ、34は撮影
者(使用者)の右手にて操作可能な位置に配置されたズ
ームボタン、35は電源スイッチを兼ねた主モード選択
スイッチ、36はビデオ動画撮影用のトリガーボタン、
37は銀塩スチル写真単独撮影時あるいはビデオ動画と
銀塩スチル写真同時撮影時に使用可能なスチル写真用シ
ャッターボタンである。
【0031】ここで、上記の操作部材と反対側には、プ
ログラム露出モードや開放多用のポートレートモード、
シャッター速度優先のスポーツモード、逆光モード等動
画撮影とスチル写真撮影時の双方に共通して選択可能な
モード選択ダイヤル38が配置されている。
ログラム露出モードや開放多用のポートレートモード、
シャッター速度優先のスポーツモード、逆光モード等動
画撮影とスチル写真撮影時の双方に共通して選択可能な
モード選択ダイヤル38が配置されている。
【0032】また測光は、上記各種モードに対応して、
固体撮像素子14の輝度信号レベルに応じてフィードバ
ック制御される。本実施例では、ビデオ用の撮像素子を
電気的にエリア分割して兼用しているが、別途専用の測
光素子を配置するようにしても良い。
固体撮像素子14の輝度信号レベルに応じてフィードバ
ック制御される。本実施例では、ビデオ用の撮像素子を
電気的にエリア分割して兼用しているが、別途専用の測
光素子を配置するようにしても良い。
【0033】39はレンズユニット2の右側方に配置さ
れたビデオテープカセット収納部で、本実施例ではテー
プ幅が8mmのビデオテープを映像記録媒体として使用す
る。このカセット収納部39には、磁気ヘッドシリン
ダ、キャプスタン、ピンチローラー等を含む記録機構が
設けられ、その上面にはビデオテープの記録再生等を制
御するためのコントロールパネル40、自動装填動作を
指示するためのイジェクトボタン41等が配置されてい
る。
れたビデオテープカセット収納部で、本実施例ではテー
プ幅が8mmのビデオテープを映像記録媒体として使用す
る。このカセット収納部39には、磁気ヘッドシリン
ダ、キャプスタン、ピンチローラー等を含む記録機構が
設けられ、その上面にはビデオテープの記録再生等を制
御するためのコントロールパネル40、自動装填動作を
指示するためのイジェクトボタン41等が配置されてい
る。
【0034】図3は本実施例のシステムコントロール構
成を示すブロック図である。このシステムは、大別する
とズーム、露光、オートフォーカス等の操作入力を受け
付け制御するカメラマイコン42、カメラ本体のレリー
ズやモード設定を制御するモードマイコン43、テープ
記録再生サーボメカを駆動制御するメカマイコン44を
核とし、その他映像信号処理用回路基板45、音声信号
処理用回路基板46、ストロボ基板47、電源基板48
等がこれらに連なっている。
成を示すブロック図である。このシステムは、大別する
とズーム、露光、オートフォーカス等の操作入力を受け
付け制御するカメラマイコン42、カメラ本体のレリー
ズやモード設定を制御するモードマイコン43、テープ
記録再生サーボメカを駆動制御するメカマイコン44を
核とし、その他映像信号処理用回路基板45、音声信号
処理用回路基板46、ストロボ基板47、電源基板48
等がこれらに連なっている。
【0035】また図3中、49は電源スイッチ、50は
ストロボのキセノンランプ、51〜53及び55〜58
は各種処理用の回路基板であり、54はVTRメカであ
る。
ストロボのキセノンランプ、51〜53及び55〜58
は各種処理用の回路基板であり、54はVTRメカであ
る。
【0036】図4は固体撮像素子14から得られたビデ
オ信号を処理する映像信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。同図中、59は固体撮像素子14から出力
されたビデオ信号を増幅するビデオ信号用増幅器、60
は増幅されたビデオ信号を所定の信号に変換するビデオ
信号処理部、61は上記増幅器59の利得制御を行うビ
デオ信号用増幅利得制御部、62は固体撮像素子14へ
の撮像光の入射状態に応じて縮小レンズユニット11の
虹彩絞り12を制御する露出制御部、63はビデオ信号
を出力するビデオ信号出力部である。
オ信号を処理する映像信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。同図中、59は固体撮像素子14から出力
されたビデオ信号を増幅するビデオ信号用増幅器、60
は増幅されたビデオ信号を所定の信号に変換するビデオ
信号処理部、61は上記増幅器59の利得制御を行うビ
デオ信号用増幅利得制御部、62は固体撮像素子14へ
の撮像光の入射状態に応じて縮小レンズユニット11の
虹彩絞り12を制御する露出制御部、63はビデオ信号
を出力するビデオ信号出力部である。
【0037】ここで、上記露出制御部62は、固体撮像
素子14の電荷蓄積時間、縮小レンズユニット11の虹
彩絞り12の絞り値、固体撮像素子14の出力信号の処
理情報の少なくとも何れかの情報によりレンズユニット
2の虹彩絞り4を制御するようにしている。そして、固
体撮像素子14による単独撮影時は、レンズユニット2
の虹彩絞り4は開放に固定し、固体撮像素子14と銀塩
フィルム5による同時撮影時は、レンズユニット2の虹
彩絞り4の口径は固体撮像素子14に到達する光束を遮
らないように制御し、銀塩フィルム5による単独撮影時
は、レンズユニット2の虹彩絞り4は制限をなくすよう
にしている。
素子14の電荷蓄積時間、縮小レンズユニット11の虹
彩絞り12の絞り値、固体撮像素子14の出力信号の処
理情報の少なくとも何れかの情報によりレンズユニット
2の虹彩絞り4を制御するようにしている。そして、固
体撮像素子14による単独撮影時は、レンズユニット2
の虹彩絞り4は開放に固定し、固体撮像素子14と銀塩
フィルム5による同時撮影時は、レンズユニット2の虹
彩絞り4の口径は固体撮像素子14に到達する光束を遮
らないように制御し、銀塩フィルム5による単独撮影時
は、レンズユニット2の虹彩絞り4は制限をなくすよう
にしている。
【0038】また、上記ビデオ信号用増幅利得制御部6
1は、露出制御部62からの絞り込み時間、絞り値及び
絞り込み開始の信号によって、ビデオ信号用増幅器59
の利得制御を行うようになっている。
1は、露出制御部62からの絞り込み時間、絞り値及び
絞り込み開始の信号によって、ビデオ信号用増幅器59
の利得制御を行うようになっている。
【0039】次に、本実施例の動作について説明する。
なお、本実施例の複合カメラにおける通常の動作は周知
であるので省略し、ここでは露出制御の動作を主に説明
する。
なお、本実施例の複合カメラにおける通常の動作は周知
であるので省略し、ここでは露出制御の動作を主に説明
する。
【0040】まずビデオ動画単独撮影時は、縮小レンズ
ユニット11の中に設けられた虹彩絞り12により固体
撮像素子14に到達する光量を制限し、その固体撮像素
子14の出力レベルに応じて常に適正露出になるように
フィードバック制御されるため、レンズユニット2内の
虹彩絞り4は開放状態に固定しておく。これにより、レ
ンズユニット2内の虹彩絞り4を駆動する電力が不要と
なり、省電力化を図ることができる。また、レンズユニ
ット2内の虹彩絞り4は、縮小レンズユニット11内の
虹彩絞り12と比べて大きく、駆動時に騒音を発生する
が、上記の制御によりレンズユニット2内の虹彩絞り4
を開放状態に固定することによって、駆動騒音を発生す
ることがなくなる。
ユニット11の中に設けられた虹彩絞り12により固体
撮像素子14に到達する光量を制限し、その固体撮像素
子14の出力レベルに応じて常に適正露出になるように
フィードバック制御されるため、レンズユニット2内の
虹彩絞り4は開放状態に固定しておく。これにより、レ
ンズユニット2内の虹彩絞り4を駆動する電力が不要と
なり、省電力化を図ることができる。また、レンズユニ
ット2内の虹彩絞り4は、縮小レンズユニット11内の
虹彩絞り12と比べて大きく、駆動時に騒音を発生する
が、上記の制御によりレンズユニット2内の虹彩絞り4
を開放状態に固定することによって、駆動騒音を発生す
ることがなくなる。
【0041】一方、ビデオ動画撮影中に銀塩スチル写真
撮影を行う時は、前述のスチル用シャッターボタン37
の操作に連動して上記レンズユニット2内の虹彩絞り4
の絞り込み動作が行われ、これによりビデオ動画撮影用
の固体撮像素子14上に到達する光束の一部が遮られて
しまうので、ビデオ動画像の輝度が変動してしまうとい
う問題がある。そこで、本実施例では、上記のビデオ動
画像の輝度が変動するのを避けるために、固体撮像素子
14に到達している光束がレンズユニット2内の虹彩絞
り4を通過する時の光束径を遮らない径になるように、
銀塩フィルム用のシャッタースピードを決定し、上記レ
ンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り径を制御する。
撮影を行う時は、前述のスチル用シャッターボタン37
の操作に連動して上記レンズユニット2内の虹彩絞り4
の絞り込み動作が行われ、これによりビデオ動画撮影用
の固体撮像素子14上に到達する光束の一部が遮られて
しまうので、ビデオ動画像の輝度が変動してしまうとい
う問題がある。そこで、本実施例では、上記のビデオ動
画像の輝度が変動するのを避けるために、固体撮像素子
14に到達している光束がレンズユニット2内の虹彩絞
り4を通過する時の光束径を遮らない径になるように、
銀塩フィルム用のシャッタースピードを決定し、上記レ
ンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り径を制御する。
【0042】また、銀塩スチル写真撮影を単独で行う時
は、レンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り込み動作に
上記のような制限を設けないので、固体撮像素子14に
到達する光束の一部が遮られ、これによりビデオ映像信
号の輝度が変動してしまうのを抑えるため、図4に示す
露出制御部62からビデオ信号用増幅利得制御部61に
絞り込み時間、絞り値情報及び絞り込み開始信号を入力
し、虹彩絞り4の絞り込み動作に連動して、上記縮小レ
ンズユニット11の中の虹彩絞り12を直前の絞り径に
固定するとともに、ビデオ信号用増幅器59の利得制御
を行う。
は、レンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り込み動作に
上記のような制限を設けないので、固体撮像素子14に
到達する光束の一部が遮られ、これによりビデオ映像信
号の輝度が変動してしまうのを抑えるため、図4に示す
露出制御部62からビデオ信号用増幅利得制御部61に
絞り込み時間、絞り値情報及び絞り込み開始信号を入力
し、虹彩絞り4の絞り込み動作に連動して、上記縮小レ
ンズユニット11の中の虹彩絞り12を直前の絞り径に
固定するとともに、ビデオ信号用増幅器59の利得制御
を行う。
【0043】次に、本実施例における測光及び露出制御
について具体的に説明する。上記ビデオ動画撮影中に撮
影者が銀塩フィルム5に撮影をしたいと考えた時、上述
のスチル用シャッターボタン37を押して写真撮影を行
う。
について具体的に説明する。上記ビデオ動画撮影中に撮
影者が銀塩フィルム5に撮影をしたいと考えた時、上述
のスチル用シャッターボタン37を押して写真撮影を行
う。
【0044】その際、被写体が通常の明るさの時、ビデ
オカメラ側では、固体撮像素子14の蓄積時間と被写体
の輝度情報から縮小レンズユニット11の中の虹彩絞り
12の絞り値を決定し、次段の信号処理回路への入力レ
ベルが規定値になるように制御する。
オカメラ側では、固体撮像素子14の蓄積時間と被写体
の輝度情報から縮小レンズユニット11の中の虹彩絞り
12の絞り値を決定し、次段の信号処理回路への入力レ
ベルが規定値になるように制御する。
【0045】他方銀塩カメラ側では、上記ビデオカメラ
側の虹彩絞り12の絞り値情報を基に、使用する銀塩フ
ィルム5の感度(ISOなど)、レンズユニット2の焦
点距離、Fナンバーから上述の銀塩フィルム用シャッタ
ースピードと銀塩写真撮影用の虹彩絞り4の絞り値を算
出するが、この時上述のように、固体撮像素子14に到
達している光束がレンズユニット2内に設けられた虹彩
絞り4を通過した時の光束径を遮らない径になるよう
に、上記銀塩フィルム用のシャッタースピードを選択
し、レンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り径を制御す
る。これにより、銀塩スチル写真撮影、ビデオ動画撮影
ともに適性露出に制御することが可能となる。
側の虹彩絞り12の絞り値情報を基に、使用する銀塩フ
ィルム5の感度(ISOなど)、レンズユニット2の焦
点距離、Fナンバーから上述の銀塩フィルム用シャッタ
ースピードと銀塩写真撮影用の虹彩絞り4の絞り値を算
出するが、この時上述のように、固体撮像素子14に到
達している光束がレンズユニット2内に設けられた虹彩
絞り4を通過した時の光束径を遮らない径になるよう
に、上記銀塩フィルム用のシャッタースピードを選択
し、レンズユニット2内の虹彩絞り4の絞り径を制御す
る。これにより、銀塩スチル写真撮影、ビデオ動画撮影
ともに適性露出に制御することが可能となる。
【0046】ここで、上記固体撮像素子14の蓄積時間
は通常1/60秒であるが、動解像度を重視するスポー
ツモードや高輝度被写体撮影時の回折対策として、この
蓄積時間を積極的に短くすることがあるが、この場合は
上記の蓄積時間に対応した補正を上記露出制御に加えれ
ば良い。
は通常1/60秒であるが、動解像度を重視するスポー
ツモードや高輝度被写体撮影時の回折対策として、この
蓄積時間を積極的に短くすることがあるが、この場合は
上記の蓄積時間に対応した補正を上記露出制御に加えれ
ば良い。
【0047】また、被写体が暗い時、ビデオカメラ側で
は、縮小レンズユニット11の中のビデオ用の虹彩絞り
12を開放側に制御するが、開放端にしても固体撮像素
子14の出力が規定レベルに達しない場合には、固体撮
像素子14の蓄積時間を長くしたり、固体撮像素子14
の出力増幅器等の増幅利得を上げることによって、次段
の信号処理回路への入力レベルが規定レベルになるよう
に制御する。すなわち、このような場合には、上述の通
常の明るさの時の露出制御に加えて、固体撮像素子14
の蓄積時間や増幅器の増幅利得に対応した補正を行えば
良い。
は、縮小レンズユニット11の中のビデオ用の虹彩絞り
12を開放側に制御するが、開放端にしても固体撮像素
子14の出力が規定レベルに達しない場合には、固体撮
像素子14の蓄積時間を長くしたり、固体撮像素子14
の出力増幅器等の増幅利得を上げることによって、次段
の信号処理回路への入力レベルが規定レベルになるよう
に制御する。すなわち、このような場合には、上述の通
常の明るさの時の露出制御に加えて、固体撮像素子14
の蓄積時間や増幅器の増幅利得に対応した補正を行えば
良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
銀塩スチル写真単独撮影、ビデオ動画単独撮影、銀塩ス
チル写真とビデオ動画の同時撮影等のどの場合において
も、二つの画像を適正露出に制御することが可能になる
という効果がある。
銀塩スチル写真単独撮影、ビデオ動画単独撮影、銀塩ス
チル写真とビデオ動画の同時撮影等のどの場合において
も、二つの画像を適正露出に制御することが可能になる
という効果がある。
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す側面断面図
【図2】 本発明の同上実施例の構成を示す上面断面図
【図3】 本発明の同上実施例のシステム構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図4】 本発明の同上実施例の映像信号処理回路の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
1 外装カバー 2 レンズユニット(撮影レンズ) 4 虹彩絞り 5 銀塩フィルム(第1の撮像手段) 7 半透明薄膜ミラー(光束分割手段) 11 縮小レンズユニット(結像レンズ) 12 虹彩絞り 14 固体撮像素子(第2の撮像手段) 59 ビデオ信号用増幅器 61 ビデオ信号用増幅利得制御部 62 露出制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体像を第1の撮像手段に結像させる
撮影レンズと、その撮影レンズから第1の撮像手段への
撮像光路に介装された光束分割手段と、この光束分割手
段により分割された撮像光を第2の撮像手段に結像させ
る結像レンズと、前記撮影レンズの光学系に設けられた
絞りと、前記結像レンズの光学系に設けられた絞りと、
前記第2の撮像手段への撮像光の入射状態に応じて前記
撮影レンズの光学系の絞りを制御する露出制御部を備え
たことを特徴とする複合カメラ。 - 【請求項2】 第1の撮像手段は銀塩フィルムであり、
第2の撮像手段は電子撮像素子であり、露出制御部は、
前記電子撮像素子の電荷蓄積時間、結像レンズの光学系
の絞りの値、前記電子撮像素子の出力信号の処理情報の
少なくとも何れかの情報により撮影レンズの光学系の絞
りを制御し、前記電子撮像素子による単独撮影時は、撮
影レンズの絞りは開放に固定し、電子撮像素子と銀塩フ
ィルムによる同時撮影時は、撮影レンズの絞りの口径は
電子撮像素子に到達する光束を遮らないように制御し、
銀塩フィルムによる単独撮影時は、撮影レンズの絞りは
制限をなくすことを特徴とする請求項1記載の複合カメ
ラ。 - 【請求項3】 露出制御部からの絞り込み時間、絞り値
及び絞り込み開始の信号によって、電子撮像素子からの
ビデオ信号の増幅利得を制御することを特徴とする請求
項2記載の複合カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7111588A JPH08307759A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 複合カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7111588A JPH08307759A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 複合カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08307759A true JPH08307759A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14565181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7111588A Withdrawn JPH08307759A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 複合カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08307759A (ja) |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7111588A patent/JPH08307759A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |