JPH08307734A - インパルスノイズ除去装置 - Google Patents

インパルスノイズ除去装置

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JPH08307734A
JPH08307734A JP10864995A JP10864995A JPH08307734A JP H08307734 A JPH08307734 A JP H08307734A JP 10864995 A JP10864995 A JP 10864995A JP 10864995 A JP10864995 A JP 10864995A JP H08307734 A JPH08307734 A JP H08307734A
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JP
Japan
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comparing
period
impulse noise
amplitude value
detecting
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Application number
JP10864995A
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English (en)
Inventor
Keiji Tahira
圭司 田平
Masatoshi Ogawa
正俊 小川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原信号に損傷なく、インパルスノイズのみを
確実に除去するためのインパルス除去装置を提供するこ
と 【構成】 ライン間比較器13,17にて連続する水平周期
の映像信号を比較する。偶数フィールドおよび奇数フィ
ールドにて同様に比較を行い、映像信号間の相違を検出
する。この相違が検出された信号からレベルおよびノイ
ズ幅判定器14,15,18,19にて、インパルスノイズであ
るか否かを判定する。今度は該当する水平周期の映像信
号をフィールド間にて比較し、映像信号間の相違を検出
する。レベルおよび幅判定器21,22の双方からインパル
スノイズが検出された場合のみ、タイミング信号をセレ
クタ24へ出力する。またメモリ12,16へも書き込み用の
信号を供給し、映像信号の書き換えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信装置に使
用されるノイズ除去装置に関し、特にインパルスノイズ
を除去するためのインパルスノイズ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送の受信装置において、C/N比
の低下に伴って画面上に発生するノイズがしばしば問題
になっている。C/N比がだんだん小さくなってあるレ
ベル(スレッショールド・レベル)以下になると、急激
に画面上に白や黒などのパルス性ノイズが発生する。こ
れが、インパルスノイズである。
【0003】現在、C/N比の低下に伴って発生するノ
イズを除去する方法としてさまざまな製品が開発されて
いる。例えば、VTRで使用されている3次元デジタル
フィルタについて説明すると、このフィルタは異なるフ
レームの平均値をとることを基本としている。したがっ
て、画面上にまんべんなく発生するようなランダムノイ
ズには大きな効果が得ることができる。ところが、イン
パルスノイズのような白レベルあるいは黒レベルに貼り
付いたようなパルス性ノイズを含む場合、このノイズを
除去できないばかりか他の部分の映像信号に悪影響を及
ぼす場合がある。
【0004】また、ライン間の相関性を使ってノイズを
除去するようなものも開発されているが、この場合はラ
イン間で信号が大きく変化している場合に原信号を除去
してしまうというような不具合を生ずる恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記3次元デジタルフ
ィルタは異なるフレームの平均値をとることを基本とし
ているため画面上にまんべんなく発生するようなランダ
ムノイズは除去できるが、インパルスノイズのようなレ
ベルの大きいノイズは除去することができない。また、
ライン間の相関性を使って除去するものはライン間で信
号が大きく変化している場合は原信号を除去してしまう
恐れがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みて為されたも
のであって、原信号に損傷なく、インパルスノイズのみ
を確実に除去するためのインパルス除去装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のインパ
ルスノイズ除去装置は、連続する水平周期の映像信号間
の相違を検出するための第1の比較手段と所定の振幅値
と前記第1の比較手段の比較結果とを比較するための第
2の比較手段と、所定の期間と、前記比較手段により検
出された所定の振幅値を越える期間との長短を検出する
第1の検出手段と、前記第1の検出手段により、所定の
振幅値を越える期間が所定の期間よりも短いことが検出
された場合には、連続するフィールド間にて該当する水
平周期の映像信号を比較する第3の比較手段と、所定の
振幅値と前記第3の比較手段の比較結果とを比較する第
3の比較手段と、所定の期間と前記比較結果が所定の振
幅値を越える期間との長短を検出する第2の検出手段
と、前記第1および第2の検出手段により、所定の振幅
値を越える期間が所定の期間よりも短いことが検出され
た場合には、インパルスノイズであることを特定し該当
する部分のみ、インパルスノイズのない方のフィールド
の映像信号を選択的に出力するための選択手段と、を具
備したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載のインパルスノイズ除去装置
は、請求項1記載のインパルスノイズ除去装置におい
て、前記選択手段を、奇数フィールドの映像信号を順
次、記憶するための第1の記憶手段と、偶数フィールド
の映像信号を順次、記憶するための第2の記憶手段と、
いづれか一方の記憶手段の映像信号が更新される前の映
像信号を一時蓄えるための第3の記憶手段と第1および
第2の記憶手段のいずれか一方の記憶内容と第3の記憶
手段の記憶内容とを選択的に出力するための選択手段
と、で構成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載のインパルスノイズ除去装置
は、連続する水平周期の画像データの相違を検出するた
めの第1の比較手段と所定の振幅値と前記第1の比較手
段の比較結果とを比較する第2の比較手段と、所定の期
間と前記比較手段により検出された所定の振幅値を越え
る期間との長短を検出する第1の検出手段と、前記第1
の検出手段により、所定の振幅値を越える期間が所定の
期間よりも短いことが検出された場合には、今度は連続
するフィールド間にて該当する水平周期の映像信号の相
違を検出するための第3の比較手段と、所定の振幅値と
前記第3の比較手段による比較結果とを比較する第4の
比較手段と、所定の期間と前記第4の比較手段により検
出された所定の振幅値を越える期間との長短を検出する
第2の検出手段と、前記第1および第2の検出手段によ
り、所定の振幅値を越える期間が所定の期間よりも短い
ことが検出された場合には、インパルスノイズであるこ
とを特定し、該当する部分をインパルスノイズのない水
平周期の映像信号にて置き換えるための置き換え手段
と、とで構成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載のインパルスノイズ除去装
置は、請求項3記載のインパルスノイズ除去装置におい
て、前記置き換え手段を、偶数および奇数フィールドの
画像信号を順次記憶するための記憶手段と、前記記憶手
段からの偶数および奇数フィールドの一水平周期の画像
信号をそれぞれ一水平周期分遅れたタイミングにて出力
するための遅延手段と、前記遅延手段からの偶数フィー
ルドの画像信号あるいは前記遅延手段からの奇数フィー
ルドの水平周期の映像信号を択一的に出力するための選
択手段と、第1および第2の検出手段にて所定の振幅値
を越える期間が短いインパルスノイズであることが判明
し、かつこれらの検出結果からインパルスノイズが連続
するフィールドの後半のフィールドにあることが判明し
た場合には、ノイズ部分の記憶されたデータのみを前半
フィールドのデータに書き換えるためのタイミング信号
を作成して前記記憶手段へ出力し、前半のフィールドに
あることが判明した場合には、前記選択手段へ後半フィ
ールドのデータを選択するためのタイミング信号を作成
して出力するタイミング信号発生手段と、で構成したこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1または3に記載のインパルス除去装置
によれば、画像データ間に相違が認められた部分をイン
パルスノイズと判定する際、振幅値と期間にそれぞれ基
準値を設けているため、確実にインパルスノイズを検出
できる。さらに、ライン間の判定結果にて相違を検出し
た後、フィールド間にてもう一度判定を行い、より確実
にインパルスノイズであることを検出できる。
【0012】また、請求項1記載に記載のインパルス除
去装置によれば、記憶手段に記憶された一方のフィール
ド内のラインデータを他方のフィールド内のラインデー
タに書き換えられる。
【0013】また、請求項3に記載のインパルス除去装
置によれば、インパルスノイズが後半のフィールド部分
で検出された場合には、記憶手段に記憶された後半のフ
ィールド内のラインデータを書き換えられる。
【0014】また、前半のフィールドで検出された場合
には、遅延手段を介した選択手段により、ラインデータ
を後半のラインデータと置き換えられる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例である。図中、100以上の符
号は、信号を示している。なお、出力波形は分かりやす
くするためアナログで示す。
【0016】最初に映像信号101をアナログディジタ
ル変換器(以下、ADCという)11及び同期分離分周
回路28に送る。ADC11の出力信号102は、nフ
ィールドメモリ12及びn+1フィールドメモリ16に
送られる。nフィールドメモリ16に蓄えられたデータ
103からライン間比較器13でnフィールド内の2ラ
イン間の相関性を判定する。ここで、第mラインと第m
+1ラインの2ラインのデータを比較し飛び抜けて外れ
たデータがあればその部分のデータ104を抽出し、レ
ベル判定器14に送る。インパルスノイズは特徴として
黒レベルあるいは白レベルに達するようなパルスである
ケースが多いため、レベル判定器14では入力信号10
4の輝度レベルを調べ、設定した基準レベルを越える場
合のみインパルスノイズであると判定する。さらに、パ
ルス幅を測定するため、判定器に入力された信号をノイ
ズ幅判定器へそのまま送り(信号105)、今度は時間
幅を測定する。
【0017】インパルスノイズには、上述のごとき輝度
レベルに特徴がある他、時間軸で見て非常に短いケース
が多いため、この特徴を用いてノイズ幅判定器15でノ
イズ幅を測定している。ここでは、ノイズのパルス幅が
基準値よりも小さい場合のみインパルスノイズであると
判定し、入力データ105をそのまま出力する(信号1
06)。この一連の動作をn+1フィールドについても
行う。
【0018】次に、nフィールドメモリ12に蓄えられ
たデータ103とn+1フィールドメモリ16に蓄えら
れたデータ107のそれぞれ第mラインのデータをフィ
ールド間比較器20で比較し飛び抜けて外れたデータが
あればその部分のデータ111を抽出しレベル判定器2
1に送る。以下、上記と同様にレベル判定器、ノイズ幅
判定器を介してインパルスノイズと判定した場合のみそ
のパルスデータを出力する(信号113)。
【0019】さらに、3つのノイズ幅判定器15,1
9,22の出力データ106,110,113をタイミ
ング発生器23に送る。このタイミング発生器23で
は、映像信号101とサンプリング周波数である4fs
c(信号119)を利用して同期分離分周回路28で、
各タイミング信号を作成している。ここでは、水平同期
信号(H−sync)120、垂直同期信号(V−sy
nc)121と4fsc119を用いて各タイミング信
号を作成している。なお、fscは副搬送波の周波数を示
している。
【0020】前記タイミング信号に基づき、データの書
き換えおよび置き換えを1H遅延回路25、26および
セレクタ24にて行う。各タイミング信号をセレクタ2
4およびメモリ12、16へ供給しており、インパルス
ノイズが検出された部分を水平同期信号および垂直同期
信号に同期して書き換えおよび置き換えられるようにし
てある。
【0021】このようにインパルスノイズが除去された
信号117をディジタルアナログ変換器(DACとい
う)27にてアナログ信号に変換して出力する(11
8)。
【0022】図2〜図5を用いて動作を説明する。図2
は、ライン間の比較動作を説明するための図であり、図
3はフィールド間の比較動作を説明するための図であ
る。図2は、連続する水平周期(m、m+1)の映像信
号を示している。また、図3はフィールド間の同一周期
(m)の部分の映像信号を示している。
【0023】また、図4は前半のフィールド部分でノイ
ズが検出された場合を、図5は後半のフィールドの部分
でノイズが検出された場合の動作を説明するための図を
模式的に示してある。
【0024】図2〜図5を用いて、インパルスノイズの
判定手順を説明する。まず、連続する水平周期(m,m
+1)の映像信号を比較して、飛び抜けて外れた部分を
検出する。この模様を図2に示す。
【0025】図2のAの部分がインパルスノイズであ
る。後続する水平周期の映像信号とインパルスノイズA
を含む映像信号とをライン間比較器13にて比較する。
この部分は、たとえば減算回路などにて構成でき、相違
のある部分のみを出力するようにしてある。なお、図2
ではわかりやすくするため、インパルス部分Aを矩形状
に示してある。この比較器13の出力信号104をレベ
ル判定器14へ供給し、基準レベルとの比較を行う。こ
の部分にて基準レベルを超えた場合のみ、比較器13か
らの信号をそのまま後段のノイズ幅判定器15へ供給し
て、インパルスノイズであるか否かの判定を行ってい
る。つまり、インパルスノイズの特徴を利用して設定さ
れた基準レベルと先の矩形部分の振幅および基準幅と先
の矩形部分の幅とを比較することによりインパルスノイ
ズであるか否かの判定を行っている。
【0026】双方の判定器からインパルスノイズである
ことが判明した場合には、インパルスノイズであること
をタイミング発生器へ知らせるようにしている本実施例
では、構成を簡略にするため、入力された信号をそのま
ま出力するようにしてインパルスノイズであることをタ
イミング発生器へ通知してある。
【0027】次に連続するフィールド(n、n+1)の
映像信号を比較して飛び抜けて外れた部分を検出する。
図3に示すように、連続フィールドの同一周期(m)の
映像信号を比較する。当然のことながら、水平周期の検
出動作にてインパルスノイズAが検出された水平周期m
の部分をさらにフィールド間の映像信号にて検出してい
る。
【0028】ライン間の映像信号間の比較動作と同様の
比較を行い、インパルスノイズを検出した場合のみ、パ
ルスをタイミング発生器23へ出力している。各判定器
14,15,18,19,21,22の出力パルスは、
構成を簡略化するため、入力された信号をそのまま出力
するようにしてある。さらに、タイミング発生器23に
は、たとえばインパルスノイズをクロックあるいはトリ
ガとしてラッチ回路を構成し、各検出信号(判定器1
8、19からの出力信号)のアンドを取り、インパルス
であることを特定している。
【0029】まず、図4に示すように前半のフィールド
(図ではn)部分にノイズが検出された場合についてさ
らに詳細に説明を加える。図中斜線を施してある部分が
インパルスノイズを含む水平周期の映像信号である。
【0030】この場合、ノイズ幅判定器15・22の出
力信号106・113は、両方ともパルスを含んでい
る。したがって、nフィールドの第mラインにインパル
スノイズがあると判定する。そこで、このインパルスノ
イズ部をn+1フィールドのデータと入れ替えるために
セレクタ24にこのパルスに基づいてタイミングパルス
を出力する(信号114)。
【0031】タイミングパルスはインパルスノイズを含
む水平周期に基づき出力されるため、nフィールドのイ
ンパルスノイズを含む水平周期mの部分のみ、n+1フ
ィールドの水平周期mの映像信号と置き換えられる。こ
こでは、セレクタの出力信号をインパルスノイズが検出
された期間だけ切り替えている。ただし、n+1フィー
ルドの検出信号110からノイズのない映像信号である
ことを確認している。
【0032】このような構成にすることにより、インパ
ルスノイズのある映像信号をノイズがなく相関性の高い
映像信号と置き換えられる。このように本出願人は、比
較および検出動作と置き換え動作に一水平周期の遅延を
設けて、ノイズの除去を容易に実現している。
【0033】次に図5に示すように後半のフィールド
(図5ではn+1)にノイズが検出された場合について
説明する。ノイズ幅判定器19・22の出力信号110
・113の両方ともパルスを含んでいる場合はn+1フ
ィールドの第mラインにインパルスノイズが検出され
る。そこで、このインパルスノイズ部をこのタイミング
のnフィールドのデータと入れ替えるためにセレクタ2
4にこのパルスをタイミングパルスとして出力する(信
号114)。さらに、このタイミングパルスを作成して
いる発生器23では2つのフィールドメモリ12、16
のアドレスをも作成し、メモリ12、16の書き換えを
行う。
【0034】信号116からn+1フィールドの第mラ
インのインパルスノイズがある水平周期のデータ124
を抜き取り、n+1フィールドメモリ16にnフィール
ドの水平周期mの映像信号を送りデータを入れ替え、1
H遅延回路26、セレクタ24、DAC27を経てアナ
ログ信号118として出力する。
【0035】本実施例では、後半のメモリの書き込みを
終了したと同時に前半のメモリの書き替えを行っている
ため、後半のフィールドのメモリにてインパルスノイズ
が検出された場合のみ、メモリの内容を書き換えるよう
にしてある。また、該当する水平周期の映像信号と置き
換えるため、メモリの書き換えを行っていても、遅延回
路には、後半のフィールドの映像信号の水平周期に合わ
せた映像信号を前半のフィールドのメモリから常に出力
できるようにしてある。
【0036】なお、フィールドメモリを追加すればセレ
クタでn+1フィールドのインパルス部分のデータをn
フィールドのデータにセレクタのみで置き換えることも
可能である。
【0037】なお、本実施例では、相関性の高いデータ
を連続するフィールドのいづれか一方の映像信号から得
ているが、インパルスノイズの発生状態によっては、同
一フィールドの隣接する水平周期のデータと置き換えて
も良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号に含まれるイ
ンパルスノイズをその特徴から検出し、インパルスノイ
ズ部分のみを同一フレームのもう一方のフィールドの信
号と入れ替えるためほとんど原信号と変わることなくイ
ンパルスノイズを除去することが可能である。
【0039】また、請求項3記載のインパルスノイズ除
去装置によれば、フィールドメモリの数を減らすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例を説明するための映像信号
波形である。
【図3】 本発明の一実施例を説明するための映像信号
波形である。
【図4】 本発明の一実施例を説明するために、使用し
ているフィールドメモリ内のデータを示したものであ
る。
【図5】 本発明の一実施例を説明するために、使用し
ているフィールドメモリ内のデータを示したものであ
る。
【符号の説明】
13,17…ライン間比較器 14,18,21…レベル判定器 15,19,22…ノイズ幅判定器 20…フィールド間比較器 23…タイミング発生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続する水平周期の映像信号間の相違を検
    出するための第1の比較手段と所定の振幅値と前記第1
    の比較手段の比較結果とを比較するための第2の比較手
    段と、 所定の期間と前記第2の比較手段にて検出された所定の
    振幅値を越える期間との長短を検出する第1の検出手段
    と、 前記第1の検出手段により、所定の振幅値を越える期間
    が所定の期間よりも短いことが検出された場合には、連
    続するフィールド間にて該当する水平周期の映像信号を
    比較する第3の比較手段と、 所定の振幅値と前記第3の比較手段の比較結果とを比較
    する第4の比較手段と、 所定の期間と前記第4の比較手段により検出された所定
    の振幅値を越える期間との長短を検出する第2の検出手
    段と、 前記第1および第2の検出手段により、所定の振幅値を
    越える期間が所定の期間よりも短いことが検出された場
    合には、インパルスノイズであることを特定し該当する
    部分のみ、インパルスノイズのない方のフィールドの映
    像信号を選択的に出力するための選択手段と、 を具備したことを特徴とするインパルスノイズ除去装
    置。
  2. 【請求項2】前記選択手段は、 奇数フィールドの映像信号を順次、記憶するための第1
    の記憶手段と、 偶数フィールドの映像信号を順次、記憶するための第2
    の記憶手段と、 いづれか一方の記憶手段の映像信号が更新される前の映
    像信号を一時蓄えるための第3の記憶手段と第1および
    第2の記憶手段のいずれか一方の記憶内容と第3の記憶
    手段の記憶内容とを選択的に出力するための選択手段
    と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載のインパルス
    ノイズ除去装置。
  3. 【請求項3】連続する水平周期の画像データの相違を検
    出するための第1の比較手段と所定の振幅値と前記第1
    の比較手段の比較結果とを比較する第2の比較手段と、 所定の期間と前記比較手段にて検出された所定の振幅値
    を越える期間との長短を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により、所定の振幅値を越える期間
    が所定の期間よりも短いことが検出された場合には、今
    度は連続するフィールド間にて該当する水平周期の映像
    信号の相違を検出するための第3の比較手段と、 所定の振幅値と前記第3の比較手段による比較結果とを
    比較する第4の比較手段と、 所定の期間と前記第4の比較手段により検出された所定
    の振幅値を越える期間との長短を検出する第2の検出手
    段と、 前記第1および第2の検出手段により、所定の振幅値を
    越える期間が所定の期間よりも短いことが検出された場
    合には、インパルスノイズであることを特定し、該当す
    る部分をインパルスノイズのない水平周期の映像信号に
    て置き換えるための置き換え手段と、 を具備したことを特徴とするインパルスノイズ除去装
    置。
  4. 【請求項4】前記置き換え手段は、 偶数および奇数フィールドの画像信号を順次記憶するた
    めの記憶手段と、 前記記憶手段からの偶数および奇数フィールドの一水平
    周期の画像信号をそれぞれ一水平周期分遅れたタイミン
    グにて出力するための遅延手段と、 前記遅延手段からの偶数フィールドの画像信号あるいは
    前記遅延手段からの奇数フィールドの水平周期の映像信
    号を択一的に出力するための選択手段と、 前記第1および第2の検出手段にて所定の振幅値を越え
    る期間が短いインパルスノイズであることが判明し、か
    つこれらの検出結果からインパルスノイズが連続するフ
    ィールドの後半のフィールドにあることが判明した場合
    には、ノイズ部分の記憶されたデータのみを前半フィー
    ルドのデータに書き換えるためのタイミング信号を作成
    して前記記憶手段へ出力し、前半のフィールドにあるこ
    とが判明した場合には、前記選択手段へ後半フィールド
    のデータを選択するためのタイミング信号を作成して出
    力するタイミング信号発生手段と、 を具備して成ることを特徴とする請求項3に記載のイン
    パルスノイズ除去装置。
JP10864995A 1995-05-02 1995-05-02 インパルスノイズ除去装置 Pending JPH08307734A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1435730A3 (en) * 2002-12-30 2008-01-23 Texas Instruments Incorporated Video noise floor estimator with impulse noise detection
JP2012074858A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nikon Systems Inc ノイズ検知装置、再生装置、およびノイズ検知プログラム

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