JPH08307568A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH08307568A JPH08307568A JP7109639A JP10963995A JPH08307568A JP H08307568 A JPH08307568 A JP H08307568A JP 7109639 A JP7109639 A JP 7109639A JP 10963995 A JP10963995 A JP 10963995A JP H08307568 A JPH08307568 A JP H08307568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】１台を多数の利用者が専用装置のように使用す
ることができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】１台のファクシミリ装置を利用する複数の利用
者に付与した識別コードに対応してファクシミリ機能に
関した情報を記憶する利用者別記憶手段１０と、前記識
別コードを入力する入力手段１と、この入力手段１で識
別コードが入力されてから所定の登録操作が行われると
前記利用者別記憶手段１０にファクシミリ機能に関する
情報が記憶され、前記入力手段１で識別コードが入力さ
れてから所望の指令操作が行われると前記利用者別記憶
手段１０に記憶された情報に基づいて前記ファクシミリ
機能を実行する制御を行う制御手段９と、を備えた。
ることができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】１台のファクシミリ装置を利用する複数の利用
者に付与した識別コードに対応してファクシミリ機能に
関した情報を記憶する利用者別記憶手段１０と、前記識
別コードを入力する入力手段１と、この入力手段１で識
別コードが入力されてから所定の登録操作が行われると
前記利用者別記憶手段１０にファクシミリ機能に関する
情報が記憶され、前記入力手段１で識別コードが入力さ
れてから所望の指令操作が行われると前記利用者別記憶
手段１０に記憶された情報に基づいて前記ファクシミリ
機能を実行する制御を行う制御手段９と、を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチダイヤル機
能を備えたファクシミリ装置に係り、特に、１台を複数
の利用者が共用し得るファクシミリ装置に関する。
能を備えたファクシミリ装置に係り、特に、１台を複数
の利用者が共用し得るファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワンタッチダイヤル釦を備えたファクシ
ミリ装置は、相手先電話番号の登録数がワンタッチダイ
ヤル釦の設置数に制約され、一定数以上の登録ができな
いことから、ワンタッチダイヤル釦の数よりも多くの電
話番号を登録可能とするファクシミリ装置が提案されて
いる（特開平４−１１７０６６号公報参照）。
ミリ装置は、相手先電話番号の登録数がワンタッチダイ
ヤル釦の設置数に制約され、一定数以上の登録ができな
いことから、ワンタッチダイヤル釦の数よりも多くの電
話番号を登録可能とするファクシミリ装置が提案されて
いる（特開平４−１１７０６６号公報参照）。
【０００３】このファクシミリ装置は、使用者識別手段
と使用者別登録手段とを備えており、使用者識別手段の
識別釦を押下した回数に基づいて、使用者識別手段がフ
ァクシミリ装置を利用する使用者を識別するようになっ
ている。また、１つのワンタッチダイヤル釦について、
使用者別登録手段が相手先の電話番号を複数登録する構
成となっているので、ワンタッチダイヤル釦の数よりも
多くの電話番号を登録することができるというものであ
る。
と使用者別登録手段とを備えており、使用者識別手段の
識別釦を押下した回数に基づいて、使用者識別手段がフ
ァクシミリ装置を利用する使用者を識別するようになっ
ている。また、１つのワンタッチダイヤル釦について、
使用者別登録手段が相手先の電話番号を複数登録する構
成となっているので、ワンタッチダイヤル釦の数よりも
多くの電話番号を登録することができるというものであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ファクシミリ装置は、相手先電話番号の登録数を増やす
ことができるものの、１台のファクシミリ装置に予め登
録された送信元の情報を変更するのは容易でなかった。
例えば、１つの会社の部署毎に送信元名等の発信側情報
（ヘッダー）を送信したり、部署別に交信履歴等の管理
（ジャーナル）を行うといったこともできず、１台のフ
ァクシミリ装置の利用範囲は限定されたものであった。
ファクシミリ装置は、相手先電話番号の登録数を増やす
ことができるものの、１台のファクシミリ装置に予め登
録された送信元の情報を変更するのは容易でなかった。
例えば、１つの会社の部署毎に送信元名等の発信側情報
（ヘッダー）を送信したり、部署別に交信履歴等の管理
（ジャーナル）を行うといったこともできず、１台のフ
ァクシミリ装置の利用範囲は限定されたものであった。
【０００５】本発明はかかる課題に鑑みて創案されたも
ので、１台を多数の利用者が専用装置のように使用する
ことができるファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
ので、１台を多数の利用者が専用装置のように使用する
ことができるファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１項の本発明は、１台のファクシミリ装置を
利用する複数の利用者に付与した識別コードに対応して
ファクシミリ機能に関した情報を記憶する利用者別記憶
手段と、前記識別コードを入力する入力手段と、この入
力手段で識別コードが入力されてから所定の登録操作が
行われると前記利用者別記憶手段にファクシミリ機能に
関する情報が記憶され、前記入力手段で識別コードが入
力されてから所望の指令操作が行われると前記利用者別
記憶手段に記憶された情報に基づいて前記ファクシミリ
機能を実行する制御を行う制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
め、請求項１項の本発明は、１台のファクシミリ装置を
利用する複数の利用者に付与した識別コードに対応して
ファクシミリ機能に関した情報を記憶する利用者別記憶
手段と、前記識別コードを入力する入力手段と、この入
力手段で識別コードが入力されてから所定の登録操作が
行われると前記利用者別記憶手段にファクシミリ機能に
関する情報が記憶され、前記入力手段で識別コードが入
力されてから所望の指令操作が行われると前記利用者別
記憶手段に記憶された情報に基づいて前記ファクシミリ
機能を実行する制御を行う制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
【０００７】また、請求項２項の本発明は、１台のファ
クシミリ装置を利用する複数の利用者に付与した識別コ
ードに対応してファクシミリ機能に関した情報を記憶す
る利用者別記憶手段と、前記識別コードを入力する入力
手段と、この入力手段で識別コードが入力されてから所
定の登録操作が行われると前記利用者別記憶手段にファ
クシミリ機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で
識別コードが入力されてから発呼操作がなされると、前
記利用者別記憶手段から識別コードに対応する利用者固
有の送信元情報を読み出して、この送信元情報を被呼側
に送信する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴
としている。
クシミリ装置を利用する複数の利用者に付与した識別コ
ードに対応してファクシミリ機能に関した情報を記憶す
る利用者別記憶手段と、前記識別コードを入力する入力
手段と、この入力手段で識別コードが入力されてから所
定の登録操作が行われると前記利用者別記憶手段にファ
クシミリ機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で
識別コードが入力されてから発呼操作がなされると、前
記利用者別記憶手段から識別コードに対応する利用者固
有の送信元情報を読み出して、この送信元情報を被呼側
に送信する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴
としている。
【０００８】また、請求項３項の本発明は、１台のファ
クシミリ装置を利用する複数の利用者に付与した識別コ
ードに対応してファクシミリ機能に関した情報を記憶す
る利用者別記憶手段と、前記識別コードを入力する入力
手段と、この入力手段で識別コードが入力されてから所
定の登録操作が行われると前記利用者別記憶手段にファ
クシミリ機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で
識別コードが入力されてから記録操作がなされると、前
記利用者別記憶手段から識別コードに対応する利用者各
個の送信または受信記録を読み出して記録紙に印字する
制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
クシミリ装置を利用する複数の利用者に付与した識別コ
ードに対応してファクシミリ機能に関した情報を記憶す
る利用者別記憶手段と、前記識別コードを入力する入力
手段と、この入力手段で識別コードが入力されてから所
定の登録操作が行われると前記利用者別記憶手段にファ
クシミリ機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で
識別コードが入力されてから記録操作がなされると、前
記利用者別記憶手段から識別コードに対応する利用者各
個の送信または受信記録を読み出して記録紙に印字する
制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【０００９】
【作用】上記構成による請求項１項記載の本発明は、１
台のファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め
付与される識別コードに対応して入力手段を操作し、続
いて、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関
する情報が利用者別記憶手段に格納される。このような
入力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手
段には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者
の一人が入力手段で識別コードを入力してから所望の指
令操作を行うと、前記利用者別記憶手段に格納された情
報に基づいて利用者が指令したファクシミリ機能が実行
される。このように、識別コードを入力することによ
り、複数の利用者が１台のファクシミリ装置を専用装置
のように利用できる。
台のファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め
付与される識別コードに対応して入力手段を操作し、続
いて、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関
する情報が利用者別記憶手段に格納される。このような
入力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手
段には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者
の一人が入力手段で識別コードを入力してから所望の指
令操作を行うと、前記利用者別記憶手段に格納された情
報に基づいて利用者が指令したファクシミリ機能が実行
される。このように、識別コードを入力することによ
り、複数の利用者が１台のファクシミリ装置を専用装置
のように利用できる。
【００１０】また、請求項２項記載の本発明は、１台の
ファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め付与
される識別コードに対応して入力手段を操作し、続い
て、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関す
る情報が利用者別記憶手段に格納される。このような入
力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手段
には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者の
一人が入力手段で識別コードを入力してから発呼操作を
行うと、前記利用者別記憶手段から識別コードに対応す
る利用者固有の送信元情報を読み出して、この送信元情
報を被呼側に送信する。このように、識別コードを入力
することにより１台のファクシミリ装置を複数の利用者
や部署等で利用可能となるうえに、当該利用者固有の送
信元情報を相手先に送信できることから、相手先に対し
異なる送信元名で画像情報を送信可能である。
ファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め付与
される識別コードに対応して入力手段を操作し、続い
て、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関す
る情報が利用者別記憶手段に格納される。このような入
力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手段
には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者の
一人が入力手段で識別コードを入力してから発呼操作を
行うと、前記利用者別記憶手段から識別コードに対応す
る利用者固有の送信元情報を読み出して、この送信元情
報を被呼側に送信する。このように、識別コードを入力
することにより１台のファクシミリ装置を複数の利用者
や部署等で利用可能となるうえに、当該利用者固有の送
信元情報を相手先に送信できることから、相手先に対し
異なる送信元名で画像情報を送信可能である。
【００１１】また、請求項３項記載の本発明は、１台の
ファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め付与
される識別コードに対応して入力手段を操作し、続い
て、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関す
る情報が利用者別記憶手段に格納される。このような入
力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手段
には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者の
一人が入力手段で識別コードを入力してから記録操作が
なされると、利用者別記憶手段から識別コードに対応す
る利用者の送信または受信記録を読み出して記録紙に印
字する。このように、識別コードを入力することにより
１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署等で利用
可能となるうえに、当該利用者に固有の送信または受信
記録を印字できるから、１台のファクシミリ装置を利用
する複数の利用者毎の通信記録が得られる。
ファクシミリ装置を利用する複数の利用者が、予め付与
される識別コードに対応して入力手段を操作し、続い
て、所定の登録操作を行うと、ファクシミリ機能に関す
る情報が利用者別記憶手段に格納される。このような入
力手続きを全利用者について行うと、利用者別記憶手段
には利用者数分の情報が記憶される。この後、利用者の
一人が入力手段で識別コードを入力してから記録操作が
なされると、利用者別記憶手段から識別コードに対応す
る利用者の送信または受信記録を読み出して記録紙に印
字する。このように、識別コードを入力することにより
１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署等で利用
可能となるうえに、当該利用者に固有の送信または受信
記録を印字できるから、１台のファクシミリ装置を利用
する複数の利用者毎の通信記録が得られる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しつつ説明する。図１は、本実施例に係るファクシミ
リ装置の電気的構成を示すブロック線図である。
照しつつ説明する。図１は、本実施例に係るファクシミ
リ装置の電気的構成を示すブロック線図である。
【００１３】このファクシミリ装置は、１台を複数の利
用者が共用可能な大型であって、予め各部署に付与され
る識別コードの入力手段を兼ねるテンキー、設定キー、
シャープ（♯）釦等からなるキー操作部１と、押下した
ときに対応する相手先の電話番号を発呼させるワンタッ
チダイヤル釦２と、ファクシミリ装置の動作状態やエラ
ーメッセージを表示するＬＣＤからなる表示部３と、送
信すべき原稿を光学的に走査して画像信号を形成する読
取部４と、サーマルヘッドによりドット単位の熱を記録
紙に印加して記録を行う記録部５と、変復調処理を行う
モデム６および回線を制御するＮＣＵ７といった普及型
の装置が一般的に具備する機能を有している。
用者が共用可能な大型であって、予め各部署に付与され
る識別コードの入力手段を兼ねるテンキー、設定キー、
シャープ（♯）釦等からなるキー操作部１と、押下した
ときに対応する相手先の電話番号を発呼させるワンタッ
チダイヤル釦２と、ファクシミリ装置の動作状態やエラ
ーメッセージを表示するＬＣＤからなる表示部３と、送
信すべき原稿を光学的に走査して画像信号を形成する読
取部４と、サーマルヘッドによりドット単位の熱を記録
紙に印加して記録を行う記録部５と、変復調処理を行う
モデム６および回線を制御するＮＣＵ７といった普及型
の装置が一般的に具備する機能を有している。
【００１４】また、このファクシミリ装置は、各利用者
が所属部署に応じた選択操作をするための部署選択釦８
と、利用者の識別コードに対応して前述のファクシミリ
機能に関した各種情報を記憶する利用者管理記憶部１０
および装置全体の動作制御を行う制御部９等を備えて構
成されている。
が所属部署に応じた選択操作をするための部署選択釦８
と、利用者の識別コードに対応して前述のファクシミリ
機能に関した各種情報を記憶する利用者管理記憶部１０
および装置全体の動作制御を行う制御部９等を備えて構
成されている。
【００１５】部署選択釦８は、アルファベット「Ａ，
Ｂ，Ｃ・・」の釦であり、各選択釦には後述の会社の部
署を割り当ててある。この部署選択釦８は、ファクシミ
リ装置を使用する際の登録時に部署設定モードにしてか
ら任意の釦を操作し、続いてキー操作部１により識別コ
ードを入力した後、設定キーを操作することで各部署の
登録を行う。例えば、部署選択釦８の「Ａ」に登録する
場合、識別コード「１１２２」を入力し、設定キーで部
署名「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ部」を順次入力する。
Ｂ，Ｃ・・」の釦であり、各選択釦には後述の会社の部
署を割り当ててある。この部署選択釦８は、ファクシミ
リ装置を使用する際の登録時に部署設定モードにしてか
ら任意の釦を操作し、続いてキー操作部１により識別コ
ードを入力した後、設定キーを操作することで各部署の
登録を行う。例えば、部署選択釦８の「Ａ」に登録する
場合、識別コード「１１２２」を入力し、設定キーで部
署名「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ部」を順次入力する。
【００１６】利用者管理記憶部１０は、図２（Ａ）の表
に示すように、利用部署識別データテーブル１１を有し
ており、１台のファクシミリ装置を複数の部署で利用す
ることから、各部署の識別のために付与される部署識別
コードに対応して部署名がそれぞれ格納されている。例
えば、前述の識別コード「１１２２」は、利用部署名が
「Ｃ＆Ｃ部」である。また、この利用者管理記憶部１０
は、ヘッダーの記憶エリヤ２０、ワンタッチダイヤル釦
−電話番号の記憶エリヤ３０および送受信結果の記憶エ
リヤ４０を有している。
に示すように、利用部署識別データテーブル１１を有し
ており、１台のファクシミリ装置を複数の部署で利用す
ることから、各部署の識別のために付与される部署識別
コードに対応して部署名がそれぞれ格納されている。例
えば、前述の識別コード「１１２２」は、利用部署名が
「Ｃ＆Ｃ部」である。また、この利用者管理記憶部１０
は、ヘッダーの記憶エリヤ２０、ワンタッチダイヤル釦
−電話番号の記憶エリヤ３０および送受信結果の記憶エ
リヤ４０を有している。
【００１７】ヘッダーの記憶エリヤ２０は、同図（Ｂ）
の表に示す如く利用部署別の識別コード−ヘッダー対応
データテーブルに、キー操作部１のテンキーで入力する
識別コードと設定キーで登録する利用部署名とを対応さ
せて格納している。前記識別コード「１１２２」は、
「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ」であり、この送信元情報が相手
先電話番号に送信されると、図３に示すように、部署毎
に異なるヘッダーが記録紙に印字されることになる。
の表に示す如く利用部署別の識別コード−ヘッダー対応
データテーブルに、キー操作部１のテンキーで入力する
識別コードと設定キーで登録する利用部署名とを対応さ
せて格納している。前記識別コード「１１２２」は、
「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ」であり、この送信元情報が相手
先電話番号に送信されると、図３に示すように、部署毎
に異なるヘッダーが記録紙に印字されることになる。
【００１８】例えば、部署Ａからのヘッダーに「 94/10
/20 FUNAI C&C 10:10 P01 」が、部署Ｂからのヘッダー
に「 94/10/20 FUNAI AV 10:20 P01」が、部署Ｃからの
ヘッダーに「 94/10/20 FUNAI FA 10:25 P01」が印字さ
れるものである。なお、識別コードで部署名を設定しな
い場合には、ヘッダーを「ＦＵＮＡＩＥＬＥＣＴＲＩ
Ｃ」として予め登録してあり、相手先には統一したヘッ
ダーを送信することができる。
/20 FUNAI C&C 10:10 P01 」が、部署Ｂからのヘッダー
に「 94/10/20 FUNAI AV 10:20 P01」が、部署Ｃからの
ヘッダーに「 94/10/20 FUNAI FA 10:25 P01」が印字さ
れるものである。なお、識別コードで部署名を設定しな
い場合には、ヘッダーを「ＦＵＮＡＩＥＬＥＣＴＲＩ
Ｃ」として予め登録してあり、相手先には統一したヘッ
ダーを送信することができる。
【００１９】釦−電話番号の記憶エリヤ３０は、同図
（Ｃ）の表に示す如く利用部署別の釦−電話番号対応デ
ータテーブルに、ワンタッチダイヤル釦２やキー操作部
１の操作によって登録されるワンタッチダイヤルの番号
と、相手先電話番号および相手先名を対応させて格納し
ている。前述の利用部署「Ｃ＆Ｃ部」の場合は、ワンタ
ッチダイヤル釦２の番号が「０１」で、相手先電話番号
は「１２３−４５６７」、相手先名は「ＡＡ電気」であ
る。
（Ｃ）の表に示す如く利用部署別の釦−電話番号対応デ
ータテーブルに、ワンタッチダイヤル釦２やキー操作部
１の操作によって登録されるワンタッチダイヤルの番号
と、相手先電話番号および相手先名を対応させて格納し
ている。前述の利用部署「Ｃ＆Ｃ部」の場合は、ワンタ
ッチダイヤル釦２の番号が「０１」で、相手先電話番号
は「１２３−４５６７」、相手先名は「ＡＡ電気」であ
る。
【００２０】送受信結果の記憶エリヤ４０は、同図
（Ｄ）の表に示す如く利用部署別の送信記録データテー
ブルに（受信記録データテーブルは送信記録に等しいの
で省略）、受付番号毎の相手先電話番号、送信枚数、送
信時間および送信結果を格納するようになっている。例
えば、受付番号「００１１」には、相手先電話番号「１
２３−４５６７」で、送信枚数が「５」、送信時間が
「０９３０」、送信結果は「ｏｋ」といったように通信
履歴が記録される。
（Ｄ）の表に示す如く利用部署別の送信記録データテー
ブルに（受信記録データテーブルは送信記録に等しいの
で省略）、受付番号毎の相手先電話番号、送信枚数、送
信時間および送信結果を格納するようになっている。例
えば、受付番号「００１１」には、相手先電話番号「１
２３−４５６７」で、送信枚数が「５」、送信時間が
「０９３０」、送信結果は「ｏｋ」といったように通信
履歴が記録される。
【００２１】制御部９は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭから
なり、前記キー操作部１や部署選択釦８で所定の操作が
行われたとき、前記利用者別記憶部１０に各種機能の設
定、送信元名の登録、前記ワンタッチダイヤル釦の番号
に対応する相手先の電話番号登録および画像情報の送受
信記録といったファクシミリ機能に関する各種情報を格
納し、キー操作部１で識別コードが入力されてから所望
の指令操作が行われたとき、利用者別記憶部１０に格納
されている情報に基づいて前述の各種ファクシミリ機能
を実行する制御を行う構成となっている。
なり、前記キー操作部１や部署選択釦８で所定の操作が
行われたとき、前記利用者別記憶部１０に各種機能の設
定、送信元名の登録、前記ワンタッチダイヤル釦の番号
に対応する相手先の電話番号登録および画像情報の送受
信記録といったファクシミリ機能に関する各種情報を格
納し、キー操作部１で識別コードが入力されてから所望
の指令操作が行われたとき、利用者別記憶部１０に格納
されている情報に基づいて前述の各種ファクシミリ機能
を実行する制御を行う構成となっている。
【００２２】次に、上記ファクシミリ装置の動作につい
て、図４および図５のフローチャートを参照しつつ説明
する。まず、ファクシミリ装置の原稿台に送信すべき原
稿がセットされる（ステップＳ１１、但し、原稿がセッ
トされないときは、記録紙への記録待機モードであ
る）。ここで、原稿のセット後に部署選択釦８が押下さ
れず（ステップＳ１２）、ワンタッチダイヤル釦２や短
縮ダイヤルによって電話番号が入力されると（ステップ
Ｓ１３）、通常の送信が行われることになり、利用者別
記憶部１０から統一ヘッダー「ＦＵＮＡＩ ＥＬＥＣＴ
ＲＩＣ」が読み出されて相手先に送られる（ステップＳ
１３、Ｓ１９、Ｓ２０、Ｓ２１）。
て、図４および図５のフローチャートを参照しつつ説明
する。まず、ファクシミリ装置の原稿台に送信すべき原
稿がセットされる（ステップＳ１１、但し、原稿がセッ
トされないときは、記録紙への記録待機モードであ
る）。ここで、原稿のセット後に部署選択釦８が押下さ
れず（ステップＳ１２）、ワンタッチダイヤル釦２や短
縮ダイヤルによって電話番号が入力されると（ステップ
Ｓ１３）、通常の送信が行われることになり、利用者別
記憶部１０から統一ヘッダー「ＦＵＮＡＩ ＥＬＥＣＴ
ＲＩＣ」が読み出されて相手先に送られる（ステップＳ
１３、Ｓ１９、Ｓ２０、Ｓ２１）。
【００２３】一方、部署選択釦８が押下されたときは識
別コードの入力を待ち（ステップＳ１５）、キー操作部
１で識別コードが入力されると、利用者別記憶部１０か
ら対応するヘッダーを読み出す（ステップＳ１６）。続
いて、ワンタッチダイヤル釦２が押下されると（ステッ
プＳ１７）、利用者別記憶部１０から相手先電話番号が
読み出されて発呼を行う（ステップＳ１８、Ｓ１９）。
別コードの入力を待ち（ステップＳ１５）、キー操作部
１で識別コードが入力されると、利用者別記憶部１０か
ら対応するヘッダーを読み出す（ステップＳ１６）。続
いて、ワンタッチダイヤル釦２が押下されると（ステッ
プＳ１７）、利用者別記憶部１０から相手先電話番号が
読み出されて発呼を行う（ステップＳ１８、Ｓ１９）。
【００２４】この際、部署選択釦８が「Ａ」、識別コー
ドが「１１２２」、ワンタッチダイヤル釦が「０１」で
あると、電話番号「１２３−４５６７」の「ＡＡ電気」
に「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ」のヘッダー情報が送信される
ことになる。また、部署選択釦８が「Ｃ」、識別コード
が「３３４４」、ワンタッチダイヤル釦が「０３」のよ
うに押下されると、電話番号「３２１−６７８９」の
「ＣＣ商事」に対してヘッダー「Ｆｕｎａｉ ＡＶ」が
送信される。この後、読取部４で原稿が読み取られ（ス
テップＳ２０）、被呼側に画像情報が送信されるが、エ
ラーがなければ記憶部に送信結果が記録されて終了する
（ステップＳ２１）。
ドが「１１２２」、ワンタッチダイヤル釦が「０１」で
あると、電話番号「１２３−４５６７」の「ＡＡ電気」
に「ＦＵＮＡＩ Ｃ＆Ｃ」のヘッダー情報が送信される
ことになる。また、部署選択釦８が「Ｃ」、識別コード
が「３３４４」、ワンタッチダイヤル釦が「０３」のよ
うに押下されると、電話番号「３２１−６７８９」の
「ＣＣ商事」に対してヘッダー「Ｆｕｎａｉ ＡＶ」が
送信される。この後、読取部４で原稿が読み取られ（ス
テップＳ２０）、被呼側に画像情報が送信されるが、エ
ラーがなければ記憶部に送信結果が記録されて終了する
（ステップＳ２１）。
【００２５】一方、原稿がセットされない記録待機モー
ドにおいて、部署選択釦８が押下されてから図示しない
レポートキーが押下されると（ステップＳ３１、Ｓ３
２）、テンキーの入力を待つ。このテンキーで「２０」
が入力されたときは（ステップＳ３３）、利用部署別の
識別コード−ヘッダー対応データテーブル２０に格納さ
れている内容を記録紙に印字して終了する（ステップＳ
３４）。
ドにおいて、部署選択釦８が押下されてから図示しない
レポートキーが押下されると（ステップＳ３１、Ｓ３
２）、テンキーの入力を待つ。このテンキーで「２０」
が入力されたときは（ステップＳ３３）、利用部署別の
識別コード−ヘッダー対応データテーブル２０に格納さ
れている内容を記録紙に印字して終了する（ステップＳ
３４）。
【００２６】また、テンキーで「３０」が入力されたと
きは、利用部署別の釦−電話番号対応データテーブル３
０に格納されている内容を記録紙に印字して終了する
（ステップＳ３５、Ｓ３６）。さらに、テンキーで「４
０」が入力されたときは、利用部署別の送信記録データ
テーブル４０に格納される送信結果を記録紙に印字して
終了する（ステップＳ３５、Ｓ３７）。なお、受信結果
については、テンキーで他の番号を入力することによ
り、記録紙に印字することもできる。
きは、利用部署別の釦−電話番号対応データテーブル３
０に格納されている内容を記録紙に印字して終了する
（ステップＳ３５、Ｓ３６）。さらに、テンキーで「４
０」が入力されたときは、利用部署別の送信記録データ
テーブル４０に格納される送信結果を記録紙に印字して
終了する（ステップＳ３５、Ｓ３７）。なお、受信結果
については、テンキーで他の番号を入力することによ
り、記録紙に印字することもできる。
【００２７】このように、各部署の利用者が所定の登録
操作を行った後、所望の指令操作を行うことにより画像
送信や送信結果の記録といったこの種のファクシミリ装
置が備える一般的な機能を実現できる。よって、こファ
クシミリ装置を会社の各部署が専用装置のように利用し
得るから、１台のファクシミリ装置を会社内で共用する
ことができる。また、相手先に応じてヘッダーを簡単に
変更することもできるため、任意のヘッダーを相手先の
ファクシミリ装置で印字させるようにすることで、団体
や個人においても多数のファクシミリ装置を保有してい
るような印象を与えられる利点もある。
操作を行った後、所望の指令操作を行うことにより画像
送信や送信結果の記録といったこの種のファクシミリ装
置が備える一般的な機能を実現できる。よって、こファ
クシミリ装置を会社の各部署が専用装置のように利用し
得るから、１台のファクシミリ装置を会社内で共用する
ことができる。また、相手先に応じてヘッダーを簡単に
変更することもできるため、任意のヘッダーを相手先の
ファクシミリ装置で印字させるようにすることで、団体
や個人においても多数のファクシミリ装置を保有してい
るような印象を与えられる利点もある。
【００２８】
【発明の効果】本発明の請求項１項記載に係るファクシ
ミリ装置は、複数の利用者または利用部署から各相手先
に固有の送信元名を送信したり、送受信の記録等も各個
別に行うことができるので、１台のファクシミリ装置を
専用装置のように扱うことができ、利用範囲が格段に向
上する効果がある。
ミリ装置は、複数の利用者または利用部署から各相手先
に固有の送信元名を送信したり、送受信の記録等も各個
別に行うことができるので、１台のファクシミリ装置を
専用装置のように扱うことができ、利用範囲が格段に向
上する効果がある。
【００２９】また、請求項２項記載に係るファクシミリ
装置は、１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署
等で利用可能となるうえに、相手先に対し異なる送信元
名で画像情報を送信可能であるから、１つの会社等に多
数のファクシミリ装置を保有しているとの印象を与えら
れる効果がある。
装置は、１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署
等で利用可能となるうえに、相手先に対し異なる送信元
名で画像情報を送信可能であるから、１つの会社等に多
数のファクシミリ装置を保有しているとの印象を与えら
れる効果がある。
【００３０】また、請求項３項記載に係るファクシミリ
装置は、１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署
等で利用可能となるうえに、このファクシミリ装置を利
用する複数の利用者毎の通信記録が得られ、多数台を保
有する必要がなくなるといった効果がある。
装置は、１台のファクシミリ装置を複数の利用者や部署
等で利用可能となるうえに、このファクシミリ装置を利
用する複数の利用者毎の通信記録が得られ、多数台を保
有する必要がなくなるといった効果がある。
【図１】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の電
気的構成を示すブロック線図である。
気的構成を示すブロック線図である。
【図２】利用者別記憶部のエリヤに格納される情報のデ
ータテーブルである。
ータテーブルである。
【図３】記録紙に印字される送信元ヘッダーの例示図で
ある。
ある。
【図４】ファクシミリ装置の発呼動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図５】ファクシミリ装置の記録動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
１ 入力手段 ９ 制御手段 １０ 利用者別記憶手段
Claims (3)
- 【請求項１】１台のファクシミリ装置を利用する複数の
利用者に付与した識別コードに対応してファクシミリ機
能に関した情報を記憶する利用者別記憶手段と、 前記識別コードを入力する入力手段と、 この入力手段で識別コードが入力されてから所定の登録
操作が行われると前記利用者別記憶手段にファクシミリ
機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で識別コー
ドが入力されてから所望の指令操作が行われると前記利
用者別記憶手段に記憶された情報に基づいて前記ファク
シミリ機能を実行する制御を行う制御手段と、を備えた
ファクシミリ装置。 - 【請求項２】１台のファクシミリ装置を利用する複数の
利用者に付与した識別コードに対応してファクシミリ機
能に関した情報を記憶する利用者別記憶手段と、 前記識別コードを入力する入力手段と、 この入力手段で識別コードが入力されてから所定の登録
操作が行われると前記利用者別記憶手段にファクシミリ
機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で識別コー
ドが入力されてから発呼操作がなされると、前記利用者
別記憶手段から識別コードに対応する利用者固有の送信
元情報を読み出して、この送信元情報を被呼側に送信す
る制御を行う制御手段と、を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項３】１台のファクシミリ装置を利用する複数の
利用者に付与した識別コードに対応してファクシミリ機
能に関した情報を記憶する利用者別記憶手段と、 前記識別コードを入力する入力手段と、 この入力手段で識別コードが入力されてから所定の登録
操作が行われると前記利用者別記憶手段にファクシミリ
機能に関する情報が記憶され、前記入力手段で識別コー
ドが入力されてから記録操作がなされると、前記利用者
別記憶手段から識別コードに対応する利用者各個の送信
または受信記録を読み出して記録紙に印字する制御を行
う制御手段と、を備えたファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109639A JPH08307568A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109639A JPH08307568A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307568A true JPH08307568A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14515391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7109639A Pending JPH08307568A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100677161B1 (ko) * | 2004-12-15 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 다수의 기기 식별정보를 관리하는 복합기 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP7109639A patent/JPH08307568A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100677161B1 (ko) * | 2004-12-15 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 다수의 기기 식별정보를 관리하는 복합기 |
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