JPH08307309A - コードレス電話システム - Google Patents
コードレス電話システムInfo
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/725—Cordless telephones
- H04M1/72502—Cordless telephones with one base station connected to a single line
-
- H—ELECTRICITY
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- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J5/00—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
- H03J5/24—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
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Abstract
れた25チャネルの帯域幅を2つの帯域に分割して、ノ
イズ性能の向上をもたらす。 【解決手段】 フロント・エンド(TF1)は、各帯域
の中心周波数に同調され、受話器を特定のチャネル周波
数に同調させることは、PLL(OSC、M1)によっ
て行なわれる。
Description
電話システムに関し、特に25チャネル・コードレス電
話システムに関する。
の基礎たるイギリス国特許出願第9509145.0号
(1995年4月28日出願)の明細書の記載に基づく
ものであって、当該イギリス国特許出願の番号を参照す
ることによって当該イギリス国特許出願の明細書の記載
内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
最近、25のコードレス電話チャネルを収容しうる十分
に広い帯域幅の割り当てを行なった。
とは、利用可能なチャネルが増えるほど、同じチャネル
で隣人が行なっている他の通話との干渉の可能性が少な
くなることから、利用者にとっては有益である。しか
し、25チャネルを割り当てるには、近代的なコードレ
ス電話の帯域幅を拡大させることが必要になる。
域幅を拡大させると、ノイズが許容不能なレベルにまで
増大してしまう。
(FCC)によって割り当てられた25チャネルの帯域
幅を2つの別個の帯域に区分して、ノイズ性能の向上を
もたらすようにしたコードレス電話システムを提供する
ことにある。
るために、本発明によるコードレス電話セットにおける
ハンドセット内の受話器回路とベース・ユニット(親
機)内の送話器回路との「フロント・エンド」(すなわ
ち入力同調回路)は、各帯域の中心周波数に同調され、
受話器はPLLにより所定の帯域内の特定のチャネル周
波数に同調される。
セットのアンテナを介して結合されるRF信号により所
定数のチャネルを介してベース・ユニット手段と通話す
るためのハンドセット手段であって、ハンドセット・コ
ントローラ(130)を有するハンドセット手段と、ベ
ース・ユニット・アンテナを介して結合されるRF信号
により前記所定数のチャネルを介して前記ハンドセット
手段と通話し、および外部電話ネットワークと通話する
ためのベース・ユニットであって、ベース・ユニット・
コントローラ手段(230)を有するベース・ユニット
手段とを具え、前記ハンドセット手段および前記ベース
・ユニット手段は、第1の方向および第2の方向に通話
するための通話回路を有し、および前記第1の方向に通
話するためのチャネルの割り当てには、前記第2の方向
の場合よりも大きな帯域幅を必要となし、およびノイズ
を減少させるために、前記第1の方向に用いられる前記
通話回路は、前記通話回路を選択的に第1の周波数帯域
の第1の中心周波数または第2の周波数帯域の第2の中
心周波数に合わせる帯域切換手段(100、200)を
有することを特徴とする。
載のコードレス電話システムにおいて、前記第1の方向
は前記ベース・ユニットから前記ハンドセットへの方向
であり、および前記第2の方向は前記ハンドセットから
前記ベース・ユニットへの方向であることを特徴とす
る。
施の形態を詳細に説明する。
利用可能な10チャネルのコードレス電話と多くの点で
類似している。25チャネル・システムは10チャネル
・システムより広い帯域幅を必要とするので、米国連邦
通信委員会(FCC)は、コードレス電話に割り当てら
れる周波数スペクトルを増やした。
周波数は、当然ながらハンドセットの受話器周波数であ
り、この周波数を以下の表1に示す。
周波数(すなわちハンドセットの送話器周波数)の帯域
幅は、新しく追加された15チャネルが既存の10チャ
ネルと隣接しているため、わずか1.23MHz(4
4.99〜48.76MHz)にしかならない。結果と
して得られた1.23MHzという帯域幅は、ノイズの
問題が起こることを回避できる程度に適度に狭くなって
いる。しかし、ベース・ユニットの送話器周波数は、
3.25MHz(46.97〜43.72MHz)の帯
域幅にわたっており、これはノイズ関連の問題が起こり
うるのに十分に広い幅である。
た15チャネルは既存の10チャネルと隣接していない
ので、受話器の方が送話器より大きな帯域幅を有すると
いう点で、正反対の状況になる。したがって、ハンドセ
ットの場合は、別の方法で感度等のFCC要件を満たす
ことが必要になる。重要なこととして、10チャネルの
コードレス電話は、ベース・ユニットの送話器用に36
0kHzの帯域幅(46.97〜46.61MHz)
を、子機の送話器用に320kHzの帯域幅(49.9
9〜49.67MHz)を占有するという点に注意しな
ければならない。これに対して、25チャネルのコード
レス電話は、ベース・ユニットの送話器用およびハンド
セットの受話器用の双方が3.25MHzの帯域幅を必
要とする。
ャネルのサービスを提供するために必要とされる帯域幅
の要求の拡大がノイズの増加を引き起こすという問題を
指向している。
ム、10チャネルの電話の帯域幅を約300kHzとす
ると、下記の式(式1)を用いてノイズ電圧(e)を計
算することができる。
゜K) B=Hzを単位とした帯域幅(すなわち約300kH
z) これらの値を式1に代入すると、次のようになる:
5)∧0.5 e=0.245μV(マイクロボルト) 3.25MHzの帯域幅を必要とする25チャネルの電
話について同じ計算を行なうと、次のようになる:
25E6)∧0.5 e=0.806μV(マイクロボルト) 結果として得られた0.806μVというノイズ値は、
インディアナ州インディアナポリスのThomson Consumer
Electronics, Inc.等の会社によって現在製造されてい
る10チャネルの電話の場合よりも10.34dB高い
ノイズに相当する。
CCが定めている帯域幅の拡大によって起こるノイズ電
圧の上昇を小さくする一方で、25チャネルのサービス
を利用者に提供し続けることである。
チャネルのサービスを利用者に提供することという両目
標は、25チャネルを、各々が全帯域幅の一部分しか必
要としない2つの帯域に分割する帯域切換式フロント・
エンドを設けることによって実現され得ることが認識さ
れる。このようなシステムにおいて、15チャネルを包
含する第1の帯域は、43.72MHz〜44.48M
Hz(表1の一番左の欄に示すように)の周波数範囲を
占めるものとすることができ、残りの10チャネルを包
含する第2の帯域は、46.61MHz〜46.97M
Hz(表1の一番右の欄に示すように)の周波数範囲を
占めるものとすることができる。
路)は、各帯域の略中心に各々位置する2つの周波数の
一方に合わされる。中心周波数は、幾何学的中心の方が
実際の性能をよく反映することから、算術平均ではなく
幾何学的方法によって計算される。したがって、低い方
の帯域の中心周波数は、下記の式2に示すように計算さ
れる。
記に示すように計算される。
帯域が選択されるかに応じて、制御装置により選択され
る。
器回路の一部分を示す。図1において、RF信号は、ア
ンテナにより受信されて、インダクタLINとコンデンサ
CINとを有する直列LC回路を介して、デュプレックサ
(送受切換器)110のANT入力部に結合される。デ
ュプレックサ110は、RF信号を送話器回路(図示せ
ず)からアンテナに結合させ、およびRF信号をアンテ
ナからハンドセットの受話器回路のフロント・エンドに
結合させる。フロント・エンドは、変圧器TF1とその
内部の20pf(ピコファラド)同調コンデンサとを有
した反共振回路と、増幅器トランジスタQ1とを有す
る。スイッチト電源RX B+ は、抵抗性のpi型フィル
タC1、R1およびC2によりろ波されて、変圧器TF
1の1次巻線上のタップに印加される。RF信号は、変
圧器TF1の2次巻線から、RFおよびIFプロセッサ
120内に設けられたミクサM1に結合される。そこ
で、RF信号が、局部発振器OSCによって生成された
信号と混合され、その結果として生成されたものがさら
に処理されて、周知の態様で復調される。
スイッチング・トランジスタQ2およびQ3と、コンデ
ンサC2と、ベース電流制限抵抗R2およびR3と、コ
レクタ抵抗R4と、並列RC(抵抗−コンデンサ)回路
網R5,C3とを有し、以下のように動作する。高い方
の帯域が選択されると、トランジスタQ2は非導通(す
なわち「オフ」)となる。TF1は、578.5nH
(ナノヘンリー)に設定された可変インダクタであり、
自身の内部の20pfコンデンサとともに前記46.7
9MHzの中心周波数に同調される。低い方の帯域の選
択が望まれるときは、コントローラ130がベース抵抗
R3とR4との接続点に制御信号を印加して、スイッチ
ング・トランジスタQ2およびQ3を導通させる。トラ
ンジスタQ2の導通によって、コンデンサC3が変圧器
TF1の1次巻線の一部分の間に接続され、これによっ
て共振周波数は、低い方の帯域の中心周波数である4
4.10MHzにほぼ近い周波数に低下する。
部発振器OSCを同調させて高い方の帯域内で動作させ
る共振回路を構成する。低い方の帯域の選択が望まれる
場合は、コントローラ130がベース抵抗R3とR4と
の接続点に制御信号を印加して、スイッチング・トラン
ジスタQ2およびQ3を導通させる。トランジスタQ3
の導通によって、発振器の同調回路にコンデンサC4が
付加されて、発振器OSCが25チャネルの発振器周波
数全体に対応できるようになる。
器回路においては、送話器出力増幅回路220の一部分
しか示されておらず、残りの部分(図示せず)は周知で
あるという点に注意されたい。動作時において、送られ
るべきRF信号は、増幅器220内で増幅されて、結合
コンデンサC201を介してデュプレックサ210に印
加された後に、直列LC構成LIN、CINを介してアンテ
ナに印加される。
2,C203およびC201を有する反共振回路は、ス
イッチング・トランジスタQ202が非導通状態(すな
わちオフ)のときには、46.79MHzの中心周波数
に同調し、そしてスイッチング・トランジスタQ202
が導通状態(すなわちオン)のときには、44.10M
Hzの中心周波数に同調する。
増幅器である。そのコレクタ負荷は、高い方の帯域に対
して、L201,C201およびC202を有する同調
回路である。低い方の帯域に対しては、コントローラ2
30の制御出力端子(C)に生じる高レベルの信号によ
りスイッチング・トランジスタQ202をオンにするこ
とによって、C203がC202と並列に加えられる。
C202は、好ましくは、39pfの値を有し、および
C201(18pf)とデュプレックサ210の内部の
470pfのキャパシタンスとが直列に組み合わさった
ものと並列に結合される。この構成によって、結果とし
て56.33pfの容量が生じる。得られた56.33
pfの容量は、インダクタL201(205nHの公称
値に設定される)と同調して、46.835MHzの並
列共振周波数(これは実用化するためには、高い方の帯
域の中心周波数である46.79MHzに十分に近い)
を示す。低い方の帯域に同調させることが望まれる場合
には、(たとえば帯域エッジ付近でのチャネル切換命令
に応答して)コントローラ230によってQ202がオ
ンとなり、それによってC203(7pf)が先に計算
された容量値と並列に接続されて、結果として63.3
3pfという新しい値が得られる。この新しい容量値
が、インダクタL201(205nH)と同調して、4
4.17MHzの新しい共振周波数(これは全ての実用
的目的のためには、低い方の帯域の所望の中心周波数で
ある44.1MHzに十分に近い)を示す。実際の値
は、迷容量と構成部品の値と、電線の長さとによって若
干異なるかもしれない。
ャネルのコードレス電話を例にとって説明したが、当業
者は、所望の場合には、本発明を、よりチャネル数の多
いコードレス電話に適用しうることを理解されよう。
語は、マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサ、専
用カスタム・ロジックとを包含するものであり、全てが
添付の特許請求の範囲に含まれるものと見なされる。
一部分を示す略図である。
トの一部分を示す略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドセットのアンテナを介して結合さ
れるRF信号により所定数のチャネルを介してベース・
ユニット手段と通話するためのハンドセット手段であっ
て、ハンドセット・コントローラを有するハンドセット
手段と、 ベース・ユニット・アンテナを介して結合されるRF信
号により前記所定数のチャネルを介して前記ハンドセッ
ト手段と通話し、および外部電話ネットワークと通話す
るためのベース・ユニットであって、ベース・ユニット
・コントローラ手段を有するベース・ユニット手段とを
具え、 前記ハンドセット手段および前記ベース・ユニット手段
は、第1の方向および第2の方向に通話するための通話
回路を有し、および前記第1の方向に通話するためのチ
ャネルの割り当てには、前記第2の方向の場合よりも大
きな帯域幅を必要となし、およびノイズを減少させるた
めに、前記第1の方向に用いられる前記通話回路は、前
記通話回路を選択的に第1の周波数帯域の第1の中心周
波数または第2の周波数帯域の第2の中心周波数に合わ
せる帯域切換手段を有することを特徴とするコードレス
電話システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のコードレス電話システム
において、前記第1の方向は前記ベース・ユニットから
前記ハンドセットへの方向であり、および前記第2の方
向は前記ハンドセットから前記ベース・ユニットへの方
向であることを特徴とするコードレス電話システム。
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