JPH08307200A - モノリシッククリスタルフィルタ - Google Patents

モノリシッククリスタルフィルタ

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JPH08307200A
JPH08307200A JP7212631A JP21263195A JPH08307200A JP H08307200 A JPH08307200 A JP H08307200A JP 7212631 A JP7212631 A JP 7212631A JP 21263195 A JP21263195 A JP 21263195A JP H08307200 A JPH08307200 A JP H08307200A
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JP
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axis
crystal
piezoelectric plate
excitation electrode
angle
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JP7212631A
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English (en)
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Sergej A Sakharov
セルゲイ アレクサンドロヴィッチ サハロフ
Andrej Valerievich Medvedev
アンドレイ ワレーリエヴィッチ メドベデェフ
Yuri Vladimirovich Pisarevski
ユーリー ウラジーミロヴィッチ ピサレフスキイ
Valentin P Litvinov
ワレンチン ペトローヴィッチ リトビノフ
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O O O FUOOKOO
OOO FOKO
Santech Co Ltd
Suntech Co
Original Assignee
O O O FUOOKOO
OOO FOKO
Santech Co Ltd
Suntech Co
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02015Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles
    • H03H9/02039Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles consisting of a material from the crystal group 32, e.g. langasite, langatate, langanite
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/125Driving means, e.g. electrodes, coils
    • H03H9/13Driving means, e.g. electrodes, coils for networks consisting of piezoelectric or electrostrictive materials
    • H03H9/132Driving means, e.g. electrodes, coils for networks consisting of piezoelectric or electrostrictive materials characterized by a particular shape
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    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/56Monolithic crystal filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起電極対間の間隔寸法をより小さなものに
せずとも中間周波数帯域の幅を広げることが可能とな
る。 【解決手段】 YXl/±β°カットのランタン・ガリ
ウム珪酸塩結晶からなる圧電板1の主面に、所定の音響
結合軸に沿って所定の間隔Δxを隔てて互いに音響結合
した共振子として機能する複数組の励起電極対(2,
3);(4,5)が配置されており、励起電極の音響結合
軸方向の長さをLXとし、励起電極の面積をSとすると
き、圧電板1の厚さHに対する励起電極の音響結合軸方
向の相対的長さ(Lx/H),相対的面積(S/H2)が、そ
れぞれ、10.5<(Lx/H)≦18,84<(S/H2)
≦200の範囲に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置,携帯電
話などの電子通信分野において、特定の周波数を選別す
る用途等に用いられるモノリシッククリスタルフィルタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子通信の分野において、特定の
周波数を選別するのに、水晶フィルタが用いられてい
る。水晶フィルタは、一般に、水晶振動子,拡張リアク
トル,トランスなどにより構成され、中帯域の周波数信
号を通過させる中帯域フィルタとして機能するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような水晶フィルタは、水晶振動子,拡張リアクトル,
トランス等の種々の部品を必要とし、サイズ,重量が大
きく、また、回路が複雑となり、小型化には適しておら
ず、機械的強度や信頼性を向上させるには限界があっ
た。
【0004】このような問題を回避するため、本願の発
明者は、圧電板として、水晶(石英)のかわりに、ランタ
ン・ガリウム珪酸塩結晶を用いた図6に示すようなモノ
リシッククリスタルフィルタを案出した。
【0005】図6を参照すると、このモノリシッククリ
スタルフィルタは、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶から
なる圧電板31の主面に、結晶のX軸(電気軸)方向を音
響結合軸として、該音響結合軸に沿って所定の間隔Δx
を隔てて互いに音響結合した共振子として機能する複数
組の励起電極対(32,33);(34,35)が配置され
ており、圧電板31の厚さをHとし、各励起電極32,
33,34,35の音響結合軸(X軸)方向の長さをLX
とし、また、各励起電極32,33,34,35の幅を
Z(正確には、LZ')とするとき、圧電板31の厚さ
Hに対する励起電極の音響結合軸方向の相対的長さ(Lx
/H)、および、圧電板31の厚さHに対する励起電極
の相対的幅(LZ/H)が、それぞれ、次式の範囲に設定
されている。
【0006】
【数1】8.0≦LX/H≦10.5 6.5≦LZ/H≦8.0
【0007】また、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結
晶軸をそれぞれX軸(電気軸),Y軸(電気軸),Z軸(光
学軸)とし、X軸の周りの回転角(YZ面内における結晶
のカット角(YZ面内におけるZ軸(Y軸)からの角度))
をβ°とするとき、圧電板31には、YXl/±β°カ
ットのランタン・ガリウム珪酸塩結晶が用いられてい
る。
【0008】ここで、結晶のカット角β°は、次式のよ
うに設定されている。
【0009】
【数2】β°=1°50’±1°
【0010】このような構成のモノリシッククリスタル
フィルタでは、一方の励起電極対(32,33)の端子3
6,36’間に入力信号として高周波電圧を印加する
と、励起電極対(32,33)によって、ランタン・ガリ
ウム珪酸塩結晶の圧電板31には、高周波電圧に対応し
た歪振動(音響波)が発生する。すなわち、高周波の電気
信号が機械的な振動信号に変換される。この振動信号
(音響波)が圧電板31を伝搬して、他の励起電極対(3
4,35)に達すると、他の励起電極対(34,35)間
には電圧が誘起される。すなわち、機械的な振動信号が
電気信号に変換され、この誘起電圧を出力信号として端
子37,37’間から取り出すことができる。
【0011】ここで、2組の励起電極対(32,33);
(34,35)間の圧電板31の音響結合部分,すなわち
音響結合軸(電気軸;X軸)に沿った所定の間隔Δxの部
分が入力信号としての高周波電圧に対する中間周波数帯
域フィルタとして実質的に機能し、入力信号としての高
周波電圧のうち、例えば中心周波数20MHzを中心と
してΔfの幅の中間周波数帯域の成分,すなわち主通過
域の成分を音響波の形で、他の励起電極対(34,35)
まで通過させることができる。
【0012】従って、図6に示す構造のモノリシックク
リスタルフィルタは、従来の水晶フィルタのようにトラ
ンスや拡張リアクトルなどを必要とすることなく、小型
(コンパクト)な構成で、中帯域フィルタとしての機能を
もたせることができる。
【0013】しかしながら、図6のモノリシッククリス
タルフィルタの通過帯域幅Δfは、2組の励起電極対
(32,33);(34,35)間の間隔寸法Δxで定ま
り、この間隔寸法Δxが大きくなると、通過帯域幅Δf
は狭くなる。換言すれば、図6のモノリシッククリスタ
ルフィルタでは、通過帯域幅Δfをより広くし、20M
Hz以上の高周波帯域の成分をも通過させたい場合(高
周波性を高めたい場合)、2組の励起電極対(32,3
3);(34,35)間の間隔寸法Δxをより小さくしな
ければならず(例えば、18〜20MHzの周波数に対
しては、Δxとしてすでに100〜120ミクロンでな
ければならないので、20MHz以上の高周波性を高め
るためには、Δxとしては100ミクロン以下でなけれ
ばならず)、2組の励起電極対(32,33);(34,3
5)をこのように100ミクロン以下の間隔Δxをへだ
てて精度良く作製することは困難であるという問題が生
じる。すなわち、このような励起電極は、マスクを介し
て蒸着され形成されるので、これらの間の間隔Δxを1
00ミクロン以下に微細加工するのは技術的に困難であ
り、また、たとえ、微細加工ができるとしても、その製
造コストが極めて高くなるなどの問題が生じる。
【0014】また、図6に示す構造のモノリシッククリ
スタルフィルタでは、上記主通過域の他に、相当数の副
通過域(スプリアス)が存在し、また、副通過域における
信号のレベルが高く(副通過域における信号も減衰せ
ず)、主通過域の信号のみを主に通過させるフィルタと
しての選択性が低下するという問題も生じる。
【0015】さらに、図6に示す構造のモノリシックク
リスタルフィルタでは、広い温度範囲でのフィルタの中
間周波数帯域における高い温度安定性が保証されないと
いう問題も生じる。
【0016】本発明は、図6に示すモノリシッククリス
タルフィルタを改良し、フィルタとしての小型化を維持
しつつ、上記各問題点を解決することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ランタン・ガリウム珪酸塩
結晶の結晶軸をそれぞれX軸(電気軸),Y軸(機械軸),
Z軸(光学軸)とし、X軸の周りの回転角(YZ面内にお
ける結晶のカット角(YZ面内におけるZ軸(Y軸)から
の角度))をβ°とするとき、YXl/±β°カットのラ
ンタン・ガリウム珪酸塩結晶からなる圧電板の主面に、
所定の音響結合軸に沿って所定の間隔を隔てて互いに音
響結合した共振子として機能する複数組の励起電極対が
配置されており、圧電板の厚さをHとし、少なくとも1
つの励起電極の音響結合軸方向の長さをLXとし、少な
くとも1つの励起電極の面積をSとするとき、圧電板の
厚さHに対する少なくとも1つの励起電極の音響結合軸
方向の相対的長さ(Lx/H)が、 10.5<(Lx/H)≦18 の範囲に設定され、また、圧電板の厚さHに対する少な
くとも1つの励起電極の相対的面積(S/H2)が、 84<(S/H2)≦200 の範囲に設定されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項2記載の発明では、YZ面内
における結晶のカット角β°が、 −50’≦β°<50’ の範囲に設定されていることを特徴としている。
【0019】また、請求項3記載の発明は、ランタン・
ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸をそれぞれX軸(電気軸),
Y軸(機械軸),Z軸(光学軸)とし、X軸の周りの回転角
(YZ面内における結晶のカット角(YZ面内におけるZ
軸(Y軸)からの角度))をβ°とし、Y軸の周りの回転角
(XZ面内における結晶のカット角(XZ面内におけるX
軸からの角度))をα°とするとき、カット角β°,α°
で2軸カットされたランタン・ガリウム珪酸塩結晶から
なる圧電板の主面に、結晶のX軸からXZ面においてα
°の角度で傾いているX’(≒X(1+α°))軸方向を音
響結合軸として、該音響結合軸に沿って所定の間隔をへ
だてて互いに音響結合した共振子として機能する複数組
の励起電極対が配置されており、圧電板の厚さをHと
し、少なくとも1つの励起電極の音響結合軸方向の長さ
をLX'とし、少なくとも1つの励起電極の面積をSとす
るとき、圧電板の厚さHに対する少なくとも1つの励起
電極の音響結合軸方向の相対的長さ(LX'/H)が 10.5<(LX'/H)≦18 の範囲に設定され、また、圧電板の厚さHに対する前記
少なくとも1つの励起電極の相対的面積(S/H2)が、 84<(S/H2)≦200 の範囲に設定されており、さらに、カット角β°,α°
が、それぞれ、 −50’≦β°<50’ 0<α°≦50’ の範囲に設定されていることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るモノリシック
クリスタルフィルタの構成例を示す図である。図1を参
照すると、このモノリシッククリスタルフィルタは、ラ
ンタン・ガリウム珪酸塩結晶からなる圧電板1の主面
に、所定の方向,例えば結晶のX軸(電気軸)方向を音響
結合軸として、該音響結合軸に沿って所定の間隔Δxを
隔てて互いに音響結合した共振子として機能する複数組
の励起電極対(2,3);(4,5)が配置されている。
【0021】また、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結
晶軸をそれぞれX軸(電気軸),Y軸(機械軸),Z軸(光
学軸)とし、X軸の周りの回転角(YZ面内における結晶
のカット角(YZ面内におけるZ軸(Y軸)からの角度))
をβ°とするとき、圧電板1には、YXl/±β°カッ
トのランタン・ガリウム珪酸塩結晶が用いられている。
【0022】図2は、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の
結晶軸(X軸,Y軸,Z軸)に対する圧電板1のカット角
を説明するための図である。図2からわかるように、β
°は圧電板1の主面に対する垂線と結晶のZ軸とのなす
角度,すなわちYZ面内におけるZ軸(Y軸)からの角度
である。
【0023】このような構成のモノリシッククリスタル
フィルタでは、一方の励起電極対(2,3)の端子6,
6’間に入力信号として高周波電圧を印加すると、励起
電極対(2,3)によって、ランタン・ガリウム珪酸塩結
晶の圧電板1には、高周波電圧に対応した歪振動(音響
波)が発生する。すなわち、高周波の電気信号が機械的
な振動信号に変換される。この振動信号(音響波)が圧電
板1を伝搬して、他の励起電極対(4,5)に達すると、
他の励起電極対(4,5)間には電圧が誘起される。すな
わち、機械的な振動信号が電気信号に変換され、この誘
起電圧を出力信号として端子7,7’間から取り出すこ
とができる。
【0024】ここで、図6の構成のモノリシッククリス
タルフィルタと同様に、2組の励起電極対(2,3);
(4,5)間の圧電板1の音響結合部分,すなわち音響結
合軸(電気軸;X軸)に沿った所定の間隔Δxの部分が入
力信号としての高周波電圧に対する中間周波数帯域フィ
ルタとして実質的に機能し、入力信号としての高周波電
圧のうち、例えば中心周波数20MHzを中心としてΔ
fの幅の中間周波数帯域の成分,すなわち主通過域の成
分を音響波の形で、他の励起電極対(4,5)まで通過さ
せることができ、従って、従来の水晶フィルタのように
トランスや拡張リアクトルなどを必要とすることなく、
小型(コンパクト)な構成で、中帯域フィルタとしての機
能をもたせることができる。
【0025】ところで、図6のモノリシッククリスタル
フィルタでは、前述のように、通過帯域幅Δfは、2組
の励起電極対(2,3);(4,5)間の間隔寸法Δxで定
まり、通過帯域幅Δfをより広くし、例えば、中間周波
数帯域の中心周波数が20MHz程度であるときに、2
0MHz以上の高周波帯域の成分をも通過させたい場合
(高周波性を高めたい場合)、2組の励起電極対(2,
3);(4,5)間の間隔寸法Δxをより小さくしなけれ
ばならない(例えば、20MHz以上の高周波性を高め
るためには、Δxを100ミクロン以下にしなければな
らない)。
【0026】また、図6に示す構造のモノリシッククリ
スタルフィルタでは、前述のように、上記主通過域の他
に、相当数の副通過域(スプリアス)が存在し、また、副
通過域における信号のレベルが高く、主通過域の信号の
みを通過させるフィルタとしての選択性が低下するとい
う問題もある。
【0027】さらに、図6に示す構造のモノリシックク
リスタルフィルタでは、広い温度範囲でのフィルタの中
間周波数帯域における高い温度安定性が保証されないと
いう問題もある。
【0028】本願の発明者は、図6のモノリシッククリ
スタルフィルタにおける上記各問題点が、圧電板1の厚
さHに対する励起電極の寸法,面積が適切なものに設定
されていないこと、また、ランタン・ガリウム珪酸塩結
晶の結晶軸に対する圧電板1のカット角β°(=1°5
0’±1°)が適切なものでないことによるものである
ことを見出し、上記各問題を解決するのに最適な圧電板
1の厚さHに対する励起電極の寸法,面積、および圧電
板1のカット角β°を、種々の実験により調べた。
【0029】この結果、励起電極対(2,3);(4,5)
間の間隔寸法Δxをより小さくさせずに(例えば100
ミクロン以下にさせずに)、高周波性を高めるために
は、各励起電極2,3,4,5の音響結合軸方向の長さ
をLXとし、各励起電極2,3,4,5の面積をSとす
るとき、圧電板1の厚さHに対する各励起電極2,3,
4,5の音響結合軸(電気軸;X軸)方向の相対的長さ
(Lx/H)、および、圧電板1の厚さHに対する各励起
電極の相対的面積(S/H2)が、それぞれ次式の範囲に
設定される必要があることを見出した。
【0030】
【数3】10.5<(Lx/H)≦18 84<(S/H2)≦200
【0031】すなわち、本実施形態のモノリシッククリ
スタルフィルタと図6のモノリシッククリスタルフィル
タとを比較すると(数1と数3とを比較すると)、励起電
極の音響結合軸方向の長さLxを両者ともに同じに設定
する場合、本実施形態においては、圧電板1の厚さHを
図6のモノリシッククリスタルフィルタに比べて、約1
/2の厚さのものにするようにしている。例えば、図6
のモノリシッククリスタルフィルタでは、圧電板1の厚
さHが30ミクロンであるとすると、本実施形態では、
圧電板1の厚さHを10〜20ミクロン程度のものにす
ることを意味している。
【0032】このように、圧電板1の厚さHに対する各
励起電極2,3,4,5のX軸方向の相対的長さ(Lx
H)、および、相対的面積(S/H2)を数3の範囲に設定
することで、励起電極対(2,3);(4,5)間の間隔寸
法Δxをより小さなものにせずとも(100ミクロン以
下にせずとも)、中間周波数帯域の幅を広げ、例えば、
中間周波数帯域の中心周波数が20MHz程度であると
きに、20MHz以上の高周波数の帯域についても高い
通過特性を有するフィルタを提供することが可能とな
る。
【0033】なお、ここで、励起電極対(2,3);
(4,5)間の間隔寸法Δxをより小さくさせずに(例え
ば100ミクロン以下にさせずに)、高周波性を高める
のに必要な構造特徴は、圧電板1の厚さHに対する励起
電極の所定の相対的寸法(Lx/H)および相対的面積(S
/H2)であり、励起電極2,3,4,5の形状は基本的
には重要な意味をもたない。従って、励起電極2,3,
4,5の形状については、これを、図1に示すように半
円形状のものであっても良いし、あるいは、図6に示し
たような直方形のものでも良いし、あるいは、半楕円形
等の任意の形状のものにすることが可能である。
【0034】さらに、本願の発明者は、広い温度範囲で
のフィルタの中間周波数帯域における温度安定性を向上
させるためには、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶
軸に対する圧電板1のカット角(YZ面内における結晶
のZ軸からのカット角度)β°が、次式の範囲に設定さ
れる必要があることを見出した。
【0035】
【数4】−50’≦β°<50’
【0036】すなわち、図6のモノリシッククリスタル
フィルタでは、圧電板1の主面に対する垂線と結晶のZ
軸とのなす角度(すなわち、結晶のカット角)β°を、数
2のように、β°=1°50’±1°に設定していた
が、本実施形態では、これを実質的にβ°=0°±5
0’に設定するようにしている。
【0037】これにより、このモノリシッククリスタル
フィルタを様々な温度環境(例えば、−30℃〜75℃
程度の広い温度範囲)で使用する場合にも、その環境の
温度変化に左右されずに、中間周波数帯域において安定
した通過特性(フィルタ特性)を得ることが可能となる。
【0038】さらに、本願の発明者は、最大通過域(最
大帯域幅の主通過域)を確保しつつ、フィルタの副通過
域(スプリアス)の個数を低減し、副通過域における信号
のレベルを減衰させてフィルタの選択性を向上させるた
めには、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸に対す
る圧電板1のカット角を、YZ面内における角度β°の
みならず、さらに、ZX面内における角度α°について
も所定のものにする必要があることを見出した。
【0039】図3はさらにZX面内における角度α°を
所定のものにしたモノリシッククリスタルフィルタの構
成例を示す図であってこのモノリシッククリスタルフィ
ルタは、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸をそれ
ぞれX軸(電気軸),Y軸(機械軸),Z軸(光学軸)とし、
X軸の周りの回転角(YZ面内における結晶のカット角
(YZ面内におけるZ軸からの角度))をβ°とし、Y軸
の周りの回転角(XZ面内における結晶のカット角(XZ
面内におけるX軸からの角度))をα°とするとき(図2
を参照)、カット角β°,α°で2軸カットされたラン
タン・ガリウム珪酸塩結晶からなる圧電板1の主面に、
結晶のX軸からXZ面においてα°の角度で傾いている
X’(=X(1+α°))軸方向を音響結合軸として、該
音響結合軸に沿って所定の間隔をへだてて互いに音響結
合した共振子として機能する複数組の励起電極対(2,
3);(4,5)を配置し、圧電板1の厚さをHとし、各
励起電極2,3,4,5の音響結合軸方向の長さをLX'
とし、各励起電極2,3,4,5の面積をSとすると
き、圧電板1の厚さHに対する各励起電極2,3,4,
5の音響結合軸方向の相対的長さ(LX'/H)が 10.5<(LX'/H)≦18 の範囲に設定され、また、圧電板1の厚さHに対する各
の励起電極2,3,4,5の相対的面積(S/H2)が、 84<(S/H2)≦200 の範囲に設定されており、さらに、カット角β°,α°
が、それぞれ、次式の範囲に設定されている。
【0040】
【数5】−50’≦β°<50’ 0<α°≦50’
【0041】一般に、フィルタの中間周波数の帯域幅を
増加させると、これとともに、副通過域(スプリアス)の
数が増加し、その減衰値も低下し副通過域における信号
のレベルは減衰しなくなるが、圧電板1として、数5の
ような範囲の2軸カットのものを用いることにより、こ
れらを補償することができる(すなわち、副通過域の個
数を低減し、また、副通過域における信号のレベルを減
衰させることができる)。
【0042】なお、ランタン・ガリウム珪酸塩結晶のZ
X面内における結晶のカット角(ZX面内におけるX軸
からの角度)α°を変えて圧電板1を切出し、各々の圧
電板について、規格化した音響結合係数を測定した結果
は、極座標系で図4に示すようなものとなる。図4か
ら、音響結合係数は、カット角度α°がα>15°のと
きには低下してしまうが、数5のαの範囲は音響結合係
数が事実上低下しないα≦15°の条件を満たしてお
り、従って、音響結合係数が大きなものに維持されてい
るので、中間周波数の帯域幅を減少させず、フィルタの
高周波性を低下させることもない(これらの周波数帯域
において信号レベルを低下させることもない)。
【0043】
【実施例】本願の発明者は、実際に、45MHz,71
MHzのそれぞれに主通過域の中心周波数をもつ図1の
構造の各種のモノリシッククリスタルフィルタを作製し
た。ここで、作製した各モノリシッククリスタルフィル
タは、圧電板1の厚さをHとするとき、いずれも、励起
電極の音響結合軸方向の長さLxが10.5H<LX≦1
8Hの範囲にあり、また、励起電極の相対的面積が、8
4<S/H2≦200の範囲にある。
【0044】例えば、中心周波数が71MHzで通過帯
域幅がΔf=245kHzに調整した3つのフィルタ試
料(第1,第2,第3の試料)の構造特徴は、それぞれ次
のようであった。
【0045】(第1の試料) LX/H=17.77 S/H2=187.83
【0046】(第2の試料) LX/H=15.43 S/H2=190.4
【0047】(第3の試料) LX/H=10.79 S/H2=145.5
【0048】ここで、上限値 S=200H2は、80M
Hz乃至それ以上の周波数のフィルタの製作を可能と
し、また、最低値であるS=84H2は、25MHz乃
至それ以下の低帯域に相当している。
【0049】また、本願の発明者は、カット角度β°を
−50’≦β°<50’の範囲で変えて、各々の場合の
温度依存性(零度以上の広い温度範囲におけるフィルタ
の中間周波数帯域の温度依存性)を測定した。図5はこ
の測定結果(実験結果)を示す図であり、図5から、中間
周波数通過帯域の温度係数の実験値は、−50’≦β°
<50’の範囲において、フィルタの安定性がもっとも
高くなることがわかる。なお、最適な角度β°について
は、実際には、使用する具体的な結晶とそのメーカーを
考慮して定める必要がある。
【0050】上述の各実施形態では、各励起電極2,
3,4,5の全ての寸法を数3のようにするとしたが、
少なくとも1つの励起電極,例えば励起電極2の寸法を
数3のようにすることで、本発明の効果を得ることがで
きる。
【0051】また、上述の各実施形態では、励起電極
3,5を別々のものとして構成したが、これらは一般に
接地電位に保持されるので、これらを1つの共通電極と
して構成することもできる。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、励起電極対間の間隔寸法Δxをより小さ
なものにせずとも(例えば100ミクロン以下にせずと
も)、中間周波数帯域の幅を広げることが可能となる。
【0053】また、請求項2記載の発明によれば、広い
温度範囲でのフィルタの中間周波数帯域における高い温
度安定性を得ることが可能となる。
【0054】また、請求項3記載の発明によれば、最大
通過域(最大帯域幅の主通過域)を確保しつつ、フィルタ
の副通過域(スプリアス)の個数を低減し、副通過域にお
ける信号のレベルを減衰させてフィルタの選択性を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモノリシッククリスタルフィルタ
の構成例を示す図である。
【図2】ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸に対す
る圧電板のカット角を説明するための図である。
【図3】ZX面内における角度α°を所定のものにした
モノリシッククリスタルフィルタの構成例を示す図であ
る。
【図4】ランタン・ガリウム珪酸塩結晶のZX面におけ
るカット角α°を変えて圧電板を切出し、各圧電板につ
いて、規格化した音響結合係数を測定した結果を極座標
系で示す図である。
【図5】カット角度β°を−50’≦β°<50’の範
囲で変えて、各々の場合の温度依存性(零度以上の広い
温度範囲におけるフィルタの中間周波数帯域の温度依存
性)を測定した結果を示す図である。
【図6】図1のモノリシッククリスタルフィルタの基本
となった構成を示す図である。
【符号の説明】
1 圧電板 2,3,4,5 励起電極 6,6’ 入力端子 7,7’ 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サハロフ セルゲイ アレクサンドロヴィ ッチ ロシア連邦 103055 モスクワ市 ドルゴ ルーコフスカヤ ウーリツァ ドーム4 オプシチェストボ ス オグラニチョンノ イ オトベットストウベンノスチユ “フ ォーコー”内 (72)発明者 メドベデェフ アンドレイ ワレーリエヴ ィッチ ロシア連邦 103055 モスクワ市 ドルゴ ルーコフスカヤ ウーリツァ ドーム4 オプシチェストボ ス オグラニチョンノ イ オトベットストウベンノスチユ “フ ォーコー”内 (72)発明者 ピサレフスキイ ユーリー ウラジーミロ ヴィッチ ロシア連邦 103055 モスクワ市 ドルゴ ルーコフスカヤ ウーリツァ ドーム4 オプシチェストボ ス オグラニチョンノ イ オトベットストウベンノスチユ “フ ォーコー”内 (72)発明者 リトビノフ ワレンチン ペトローヴィッ チ ロシア連邦 103055 モスクワ市 ドルゴ ルーコフスカヤ ウーリツァ ドーム4 オプシチェストボ ス オグラニチョンノ イ オトベットストウベンノスチユ “フ ォーコー”内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸
    をそれぞれX軸(電気軸),Y軸(機械軸),Z軸(光学軸)
    とし、X軸の周りの回転角(YZ面内における結晶のカ
    ット角(YZ面内におけるZ軸(Y軸)からの角度))をβ
    °とするとき、YXl/±β°カットのランタン・ガリ
    ウム珪酸塩結晶からなる圧電板の主面に、所定の音響結
    合軸に沿って所定の間隔を隔てて互いに音響結合した共
    振子として機能する複数組の励起電極対が配置されてお
    り、前記圧電板の厚さをHとし、前記少なくとも1つの
    励起電極の音響結合軸方向の長さをLXとし、前記少な
    くとも1つの励起電極の面積をSとするとき、圧電板の
    厚さHに対する前記少なくとも1つの励起電極の音響結
    合軸方向の相対的長さ(Lx/H)が、 10.5<(Lx/H)≦18 の範囲に設定され、また、圧電板の厚さHに対する前記
    少なくとも1つの励起電極の相対的面積(S/H2)が、 84<(S/H2)≦200 の範囲に設定されていることを特徴とするモノリシック
    クリスタルフィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモノリシッククリスタル
    フィルタにおいて、前記YZ面内における結晶のカット
    角β°は、 −50’≦β°<50’ の範囲に設定されていることを特徴とするモノリシック
    クリスタルフィルタ。
  3. 【請求項3】 ランタン・ガリウム珪酸塩結晶の結晶軸
    をそれぞれX軸(電気軸),Y軸(機械軸),Z軸(光学軸)
    とし、X軸の周りの回転角(YZ面内における結晶のカ
    ット角(YZ面内におけるZ軸(Y軸)からの角度))をβ
    °とし、Y軸の周りの回転角(XZ面内における結晶の
    カット角(XZ面内におけるX軸からの角度))をα°と
    するとき、カット角β°,α°で2軸カットされたラン
    タン・ガリウム珪酸塩結晶からなる圧電板の主面に、結
    晶のX軸からXZ面においてα°の角度で傾いている
    X’(≒X(1+α°))軸方向を音響結合軸として、該音
    響結合軸に沿って所定の間隔をへだてて互いに音響結合
    した共振子として機能する複数組の励起電極対が配置さ
    れており、前記圧電板の厚さをHとし、前記少なくとも
    1つの励起電極の音響結合軸方向の長さをLX'とし、前
    記少なくとも1つの励起電極の面積をSとするとき、圧
    電板の厚さHに対する前記少なくとも1つの励起電極の
    音響結合軸方向の相対的長さ(LX'/H)が 10.5<(LX'/H)≦18 の範囲に設定され、また、圧電板の厚さHに対する前記
    少なくとも1つの励起電極の相対的面積(S/H2)が、 84<(S/H2)≦200 の範囲に設定されており、さらに、前記カット角β°,
    α°が、それぞれ、 −50’≦β°<50’ 0<α°≦50’ の範囲に設定されていることを特徴とするモノリシック
    クリスタルフィルタ。
JP7212631A 1995-04-27 1995-07-27 モノリシッククリスタルフィルタ Pending JPH08307200A (ja)

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RU9595106130A RU2073952C1 (ru) 1995-04-27 1995-04-27 Монолитный кристаллический фильтр
RU95106130/09011403 1995-04-27

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JPH08307200A true JPH08307200A (ja) 1996-11-22

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JP7212631A Pending JPH08307200A (ja) 1995-04-27 1995-07-27 モノリシッククリスタルフィルタ

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US (1) US6005331A (ja)
EP (1) EP0823783A4 (ja)
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AU (1) AU4959396A (ja)
RU (1) RU2073952C1 (ja)
WO (1) WO1996034454A1 (ja)

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EP0823783A1 (en) 1998-02-11
EP0823783A4 (en) 1999-10-27
RU2073952C1 (ru) 1997-02-20
RU95106130A (ru) 1997-01-20
WO1996034454A1 (fr) 1996-10-31
US6005331A (en) 1999-12-21

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