JPH08307157A - 復調器で算術演算を実施する回路 - Google Patents

復調器で算術演算を実施する回路

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JPH08307157A
JPH08307157A JP8127632A JP12763296A JPH08307157A JP H08307157 A JPH08307157 A JP H08307157A JP 8127632 A JP8127632 A JP 8127632A JP 12763296 A JP12763296 A JP 12763296A JP H08307157 A JPH08307157 A JP H08307157A
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JP
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register
phase
multiplexer
quadrature
operatively coupled
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JP8127632A
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Jose G Corleto
ジョーズ・ジー・コーレト
Gregg S Kodra
グレッグ・エス・コドラ
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
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    • H04L27/227Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation
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    • H04L27/2273Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses only the demodulated signals associated with quadrature demodulation, e.g. Costas loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
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    • H04L27/1525Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using spectral properties of the received signal, e.g. by using frequency selective- or frequency sensitive elements using controlled oscillators, e.g. PLL arrangements using quadrature demodulation
    • HELECTRICITY
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    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復調器で算術演算を実施する回路が提供され
る。 【解決手段】 同相信号I(n)とクワッドラチャ信号
Q(n)からラジアス値と位相値を決定する回路10
は、好適にはCORDICアルゴリズムを使用して、初
期の同相信号とクワッドラチャ信号に基づき、位相値と
ラジアス値を繰り返し概算する。回路10は、多重タス
ク演算装置50,メモリ20およびコントローラ30を
含む。多重タスク演算装置は、レジスタ12,14,1
6,マルチプレクサ18,22,シフト・レジスタ2
4,25および加算器26を含み、各種の算術演算を実
施する。回路10はさらに、ラジアス値と位相値の種々
の時間点における解を格納するダイナミック・メモリ3
2を含み、これらの解は、ラジアス値と位相値のフィル
タリングにその後使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル・ラジオ受信
機に関し、さらに詳しくは放送周波数変調(FM)信号
および振幅変調(AM)信号を復調し、これらの信号を
ディジタル的にフィルタするディジタル回路に関する。
【0002】
【従来の技術】放送AM信号とFM信号の受信と復調は
技術上知られている。歴史的にAM信号とFM信号の受
信と復調は、アナログ回路を用いて行われ、この回路で
は、多くのアナログ素子が入力信号を受信して、信号の
振幅部分と位相部分を除去して、信号の振幅部分と位相
部分の中に含まれる情報を渡して、さらに処理を行い出
力する。最近になって、ディジタル回路が出現し、設計
者は、信号の復調とフィイルタリングにおいてディジタ
ル信号処理を採用するラジオを作れるようになった。
【0003】ディジタルAM/FMラジオは、アンテナ
を使用して、アナログ形式の放送信号を受信する。つい
でラジオ周波数(RF)インタフェースが、このアナロ
グ信号を増幅して、増幅した信号をチューナに渡す。チ
ューナは信号の中の所望の周波数成分にロックし、所望
の周波数成分を10.7MHzに再変調する。IFプロ
セッサはついで、再変調されたアナログ信号を受信し
て、アナログ信号をディジタル変換し、ついで、このデ
ィジタル信号をクワッドラチャ・ミクスダウン(quadra
ture mixes down )して、同相信号とクワッドラチャ信
号を作る。この同相信号とクワッドラチャ信号はつい
で、ディジタル的にフィルタされて、受信機の選択性を
向上させ、隣接するチャンネルの干渉を低減する。復調
器は、同相信号とクワッドラチャ信号を復調して、振幅
値またはラジアス(radius)値と位相値を生じる。つい
でFM情報とAM情報が、復調された信号から抽出され
る。FM情報とAM情報はついで、より低いサンプリン
グ周波数にデシメート(decimate)され、このデシメー
ション段階は、低域フィルタリング、および新しいサン
プリング速度へのアンダーサンプリング(undersamplin
g )によって構成される。いったん位相信号と振幅信号
がより低い速度でサンプリングされると、それらはさら
にディジタル的に処理されて、誘導される点火雑音を除
去し、放送局で符合化される可聴信号を検索できる。
【0004】同相信号とクワッドラチャ信号の振幅値,
位相値への変換、およびその後のこれらの値のフィルタ
リングは依然難しく計算集約的な作業である。この変換
プロセスを扱うほとんどのアルゴリズムは、高価なハー
ドウェア実現を必要とし、高速で大型の電力消費量の多
い加算器と乗算器を必要とし、これがディジタル復調方
式の効率性を制限し、このため、従来のアナログ手段に
対する利点に影響を与えている。
【0005】いくつかのアルゴリズムは復調プロセスの
複雑性を低減し、これにより、効率性を向上させて、ハ
ードウェア条件を削減している。具体的な1つのアルゴ
リズムは、座標回転ディジタル・コンピュータ(coordi
nate rotational digital computer:CORDIC)ア
ルゴリズムの角累算(angle accumulation)モードであ
り、同相ベクトルと直角ベクトルに基づき、振幅値と位
相値を概算する反復手続である。CORDICアルゴリ
ズムは依然乗算,加算および減算を必要とするが、乗算
は、シフト・レジスタによって実現できるものであるた
め、ハードウェア条件を低減している。
【0006】たとえCORDICアルゴリズムがハード
ウェアの乗算器を必要としなくても、変換プロセスを実
施するには、記憶素子の他に少なくとも2個のシフタと
3個の加算器が必要である。このため、CORDICア
ルゴリズムを実行するデバイスは依然、実質的なハード
ウェアを必要とした。前記ハードウェアは、それ自体で
は、その後のデシメーション・プロセスで必要とされる
ディジタル・フィルタリング動作を実行できない。振幅
と位相の計算を実行し、その後ディジタル・フィルタリ
ングを行ってデシメーションを行う先行技術のデバイス
の複雑性は、結果的に費用がかさみ、性能が低下するた
め、ディジタル復調方式の全体的性能を制限していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、効率的に、
最小の回路素子で、同相信号とクワッドラチャ信号をラ
ジアス値と位相値に変換して、その後のフィルタリング
動作を実行する装置に対する必要性が技術上存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】一般に本発明は、各種の
算術演算を実施する回路を提供し、より具体的には、ラ
ジオの復調器で使用するための、同相信号とクワッドラ
チャ信号からラジアス値と位相値を決定する回路を提供
する。ラジアス値と位相値は、初期の同相信号とクワッ
ドラチャ信号に基づき位相値とラジアス値を繰り返し概
算する回路、および各反復段階の誤差によって決定され
る。この回路は信号をフィルタするのが望ましい。回路
は、レジスタ,乗算器,シフト・レジスタ,加算器およ
びメモリによる構成を使用し、これらすべてがコントロ
ーラによって制御されて、必要な反復計算を実行する。
この回路はさらに、各サンプリング間隔で結果を格納す
るダイナミック・メモリを含み、これらの結果はラジア
ス値と位相値をフィルタするのに使用される。繰り返し
の解およびその他の算術演算は、本発明の回路によっ
て、より少ない演算数で実施されて、以前は得られなか
った利点を持たらす。
【0009】
【実施例】図1は、同相信号とクワッドラチャ信号から
ラジアス値と位相値を決定し、各種のフィルタリング動
作を実行する回路10を示す。この回路はまた、フィル
タリング動作と、必要に応じて他の演算を実施する。回
路10は、メモリ20,コントローラ30,および多重
タスク演算装置50によって構成される。本発明の回路
10によって実施される機能はディジタル・ラジオに容
易に適用できるが、ディジタル・ラジオの全体的な動作
は、本発明とは即座に密接に関連するものではない。こ
のため、ディジタル・ラジオの全体的動作は、本発明の
動作をより明かにするためにのみ説明する。
【0010】メモリ20は、読み出し専用メモリ(RO
M)またはその他のスタティック・メモリによって構成
され、これは、回路10によって実施される演算に使用
する定数を格納する。本発明の回路10は、CORDI
Cアルゴリズムを使用して、冗長な計算を実施できるの
で、またCORDICアルゴリズムは定数の冗長的使用
を必要とするので、メモリ20は、アルゴリズムで使用
される定数に直接アクセスすることによって、CORD
ICアルゴリズムの実行を容易にし効率的にする。技術
上周知のように、メモリ20の選択は、システム要件に
依存する。これらの要件についてはここでは詳述しな
い。
【0011】多重タスク演算装置50は、互いに動作的
に結合された、同相レジスタ12,クワッドラチャ・レ
ジスタ14,角レジスタ(angular register)16,第
1マルチプレクサ18,第2マルチプレクサ22,第2
シフト・レジスタ24,加算器26,累算器レジスタ2
8,およびコントローラ30によって構成される。多重
タスク演算装置50はまた、第1シフト・レジスタ25
を含む。データ・バス34は、演算装置50の各素子と
動作的に結合し、またデータ出力ポート48においてデ
ータの出力ができるようにする。多重タスク演算装置5
0は、各種の演算機能を実施し、その1つは、同相信号
とクワッドラチャ信号からラジアス値と位相角度を決定
することである。
【0012】第1マルチプレクサ18は、データ・バス
34,同相レジスタ12,クワッドラチャ・レジスタ1
4,および角レジスタ16と動作的に結合する。第2マ
ルチプレクサ22は、同相レジスタ12,クワッドラチ
ャ・レジスタ14,およびメモリ20と動作的に結合す
る。第2シフト・レジスタ24は、第2マルチプレクサ
22の出力をその入力として受け取り、一方、第1シフ
ト・レジスタ25は、入力として、第1マルチプレクサ
18の出力を受け取る。加算器26は、第1シフト・レ
ジスタ25の出力および第2シフト・レジスタ24の出
力をその2つの入力として受け取る。加算器26は、制
御信号44に依存して、第2シフト・レジスタ24の内
容を第1シフト・レジスタ25に加えるか、または第1
シフト・レジスタ25から第2シフト・レジスタ24の
内容を引いて、出力を生じることができる。第1シフト
・レジスタ25からの入力値を入力A、第2シフト・レ
ジスタ24からの入力を入力Bと想定すると、加算器2
6の演算は、加算器26で受信した制御信号44に応じ
て、(A+B)または(A−B)になる。累算器レジス
タ28は、その入力として、加算器26の出力を受け取
り、その出力を選択的にシステム・バス34に与える。
【0013】回路10は、ダイナミック・メモリ32を
含むことができ、このメモリは、第1マルチプレクサ1
8,データ・バス34,同相レジスタ12,クワッドラ
チャ・レジスタ14,角レジスタ16,および累算器レ
ジスタ28と相互に動作可能な形で(interoperable )
結合し、ラジアス値および位相値を格納するほか、多重
タスク演算装置50が出すその他の結果も格納する。ダ
イナミック・メモリ32は、ランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)またはその他の技術上周知のダイナミック
・メモリによって構成されることが望ましい。ダイナミ
ック・メモリ32はまた、データを受け取って、データ
・バス34にデータを与える。
【0014】コントローラ30は、制御信号44を、同
相レジスタ12,クワッドラチャ・レジスタ14と角レ
ジスタ16,第1マルチプレクサ18,メモリ20,第
2マルチプレクサ22,累算器レジスタ28,第1シフ
ト・レジスタ25,第2シフト・レジスタ24,および
ダイナミック・メモリ32に与える。コントローラ30
は、メモリ20から値(フィルタ係数)を受け取って、
少なくともこれらの値の一部に基づき、制御信号44を
出す。制御信号44に基づき、ラジアス値および位相値
は、同相信号とクワッドラチャ信号の値に基づいてラジ
アス値および位相値を繰り返し概算することによって決
定される。このような計算は、CORDICアルゴリズ
ムに従って実施される。
【0015】演算において、同相レジスタ12とクワッ
ドラチャ・レジスタ14は、データ・バス34を介し
て、同相信号とクワッドラチャ信号を受信する。表記I
(n)およびQ(n)はそれぞれ、サンプル間隔(n)
の同相信号およびクワッドラチャ信号を表す。同相信号
とクワッドラチャ信号は、以前にディジタル化されフィ
ルタされて、時間(n)に採取されたアナログ信号の量
子化標本を表す。コントローラ30は、同相信号とクワ
ッドラチャ信号をそれぞれ、同相レジスタ12とクワッ
ドラチャ・レジスタ14にロードするのに必要な制御信
号44を与える。いったんロードされたなら、アルゴリ
ズムが開始できる。本発明の回路10は、CORDIC
アルゴリズムの角累算モードを使用して、同相信号とク
ワッドラチャ信号から、ラジアス値と位相値を計算する
ことが望ましい。このアルゴリズムは、15回の繰り返
しを必要とすることが望ましく、k=1から15の反復
については以下ののように進行する。 反復k=1の場合: Φ(n,1)=Sq*π/2 I(n,1)=Sq*Q(n) Q(n,1)=- Sq*I(n) ここでSq=Q(n,k−1)の符号。ゆえにk=1の
場合には、Sq=Q(n)の符号となる。 反復k=2,...15の場合: Φ(n,k)=Φ(n,k−1)+Sq*atan[21-k ] I(n,k)=I(n,k−1)+Sq*Q(n,k−1)*21-k Q(n,k)=Q(n,k−1)−Sq*I(n,k−1)*21-k ここで atan[21-k ]=21-k のアークタンジェ
ントである。
【0016】本発明の回路10を参照して、反復k=1
の場合、同相レジスタ12は最初にI(n)を受け取
り、クワッドラチャ・レジスタ14はQ(n)を受け取
る。ついで、π/2が、制御信号44に基づき、メモリ
20から第2マルチプレクサ22へとロードされ、加算
器26への第2入力として与えられる。第1マルチプレ
クサ18の値はヌルになり、加算器26の第1入力とし
て与えられる。Q(n)の符号に基づき、コントローラ
30は、制御信号44を加算器に与えて、加算または減
算が実施されるようにする。累算器レジスタ28は加算
器26からΦ(n,1)を受け取り、この値は、バス3
4を介して角レジスタ16に送られ、次の反復で使用さ
れる。
【0017】I(n,1)の計算の場合、Q(n)がク
ワッドラチャ・レジスタ14からロードされて、第2マ
ルチプレクサ22を介して渡され、第2シフト・レジス
タ24を介してシフトされずに渡され、加算器26への
第2入力として与えられる。第1マルチプレクサ18
は、第1シフト・レジスタ25を介して、加算器の第1
入力として、加算器26にヌル値を与える。Q(n)の
符号に基づき、コントローラ30は制御信号44を加算
器26に与えて、加算器が加算または減算を実施するよ
うにする。累算器レジスタ28はI(n,1)を受け取
り、ついでこの値をバス34を介して同相レジスタ12
に伝送する。
【0018】Q(n,1)の計算の場合、I(n)が、
同相レジスタ12から第2マルチプレクサ22を介して
渡され、第2シフト・レジスタ24を介してシフトせず
に渡され、加算器26に第2入力として与えられる。ヌ
ル値が第1マルチプレクサ18によって加算器26に与
えられ、第1シフト・レジスタ25を介してシフトせず
に渡され、加算器26の第1入力として受け取られる。
Q(n)の符号に基づき、コントローラ30は制御信号
44を加算器26に与えて、加算器26が、加算または
減算を実施するようにする。累算器レジスタ28は、加
算器26から結果であるQ(n,1)を受け取り、バス
34を介してクワッドラチャ・レジスタにその結果を与
える。
【0019】反復k=2の場合、位相値Φ(n,2)
は、Φ(n,1)+Sq*atan[2-1]を合計する
ことによって出す。制御信号44と反復指標に基づき、
第2マルチプレクサは、メモリ20から正しい情報を受
け取る。メモリ20から与えられる値は、atan[2
-1]の値と等しい。角レジスタ16の内容であるΦ
(n,1)は、第1マルチプレクサ18に与えられる。
第1マルチプレクサ18はついで、この値を、第1シフ
ト・レジスタ25を介してシフトせずに加算器26に、
加算器の第1入力として送る。第2マルチプレクサ22
は、この内容を、第2シフト・レジスタ24を介してシ
フトせずに送り、この値を加算器26の第2入力として
与える。Q(n,1)の符号に基づき、コントローラ3
0は、制御信号44を加算器26に与えて、加算器26
が、アルゴリズムに従って、加算または減算を実施する
ようにする。加算器26からの結果であるΦ(n,2)
はついで、累算器レジスタ28によって受け取られる。
制御信号44に基づき、値Φ(n,2)はついで、バス
34を介して角レジスタ16に与えられて、次の演算の
ために格納される。
【0020】反復k=2の場合、I(n,2)=I
(n,1)+Sq*Q(n,1)*2-1である。この演
算を達成するには、同相レジスタ12の内容、I(n,
1)、が第1マルチプレクサ18にロードされて、直接
第1シフト・レジスタ25を介してシフトせずに第1入
力として加算器26に与えられる。クワッドラチャ・レ
ジスタ14の内容はついで、第2マルチプレクサ22に
与えられる。第2マルチプレクサ22から、Q(n,
1)の値は第2シフト・レジスタ24に与えられ、アル
ゴリズムに従って右に1ビットシフトされる。第2シフ
ト・レジスタ24からの値はついで、第2加算器入力と
して加算器26に入力される。Q(n,1)の符号に基
づき、コントローラ30は、制御信号44を加算器46
に与えて、アルゴリズムに従って加算または減算を実行
する。加算器26からの結果であるI(n,2)はつい
で累算器レジスタ28によって受け取られる。制御信号
44に基づき、値I(n,2)はついでバス34を介し
て同相レジスタ12に与えられ、次の演算のために格納
される。
【0021】最後に、反復k=2の場合、Q(n,2)
=Q(n,1)−Sq*I(n,1)*2-1である。こ
の演算を実施するには、クワッドラチャ・レジスタ14
の内容であるQ(n,1)が第1マルチプレクサ18に
入力され、第1シフト・レジスタ25を介して送られ、
第1加算器入力として加算器26に与えられる。同相レ
ジスタ12の内容は、第2マルチプレクサ22に与えら
れ、第1シフト・レジスタ25に送られて、右に1ビッ
トシフトされ、加算器26に第2加算器入力として与え
られる。Q(n,1)の符号に基づき、制御信号44が
コントローラ30によって与えられて、加算器26は、
その入力を加算するか、またはその第1入力から第2入
力を減算する。加算器26の結果であるQ(n,2)
は、累算器レジスタ28に与えられ、ついでデータ・バ
ス34を介してクワッドラチャ・レジスタ14に送られ
る。
【0022】反復k=3ないし15の場合、回路10
は、反復k=2のために実施された段階と一貫性のある
CORDICアルゴリズムを実施する。反復k=3ない
し15に基づき、アルゴリズムによる最終結果であるI
(n,15)およびΦ(n,15)はそれぞれ、1個の
加算器のみを使用して、ラジアス値または振幅値と位相
値を表す(これは先行技術の回路では実現しなかっ
た)。ラジアス値と位相値を決定する回路10の各演算
の後、値は、その後のフィルタリング動作で使用するた
めに、ダイナミック・メモリ32に格納されるのが望ま
しく、またバス34を介してデータ出力48として与え
られる。
【0023】本発明の回路10はさらに、ダイナミック
・メモリ32,同相レジスタ12,および累算器レジス
タ28の相互に動作可能な結合によって構成されて、コ
ントローラによって与えられる振幅変調制御信号44に
基づき、ラジアス値から、振幅変調(AM)情報を抽出
する。ラジアス値I(n,15)はサンプル期間(n)
のAM情報を表すので、コントローラは、単に常駐の場
所からAM情報にアクセスして、データ出力48として
信号値I(n,15)を与えることによって、AM情報
を抽出する。しかしながら、当業者は、信号を強化する
のに、ラジアス値I(n,15)のさらなる操作が必要
となることを容易に認めよう。
【0024】回路10は、位相値に対し算術演算を行う
ことによって、計算された位相値からFM情報を抽出す
る。このため、回路10はさらに、ダイナミック・メモ
リ32,同相レジスタ12,クワッドラチャ・レジスタ
14,第1マルチプレクサ18,第2マルチプレクサ2
2,加算器26,および累算器レジスタ28の相互に動
作可能な結合によって構成されて、コントローラが与え
る周波数変調制御信号44に基づき、位相値から周波数
変調(FM)情報を抽出する。MPX(n)で表される
FM情報は、以下のように位相値から抽出される。
【0025】 MPX(n)=Φ(n,15)−Φ(n−1,15) FM情報を抽出する動作において、回路10は最初に、
第1マルチプレクサ18の現在の位相値Φ(n,15)
の結果をロードして、この値を第1シフト・レジスタ2
5を介してシフトせずに加算器26に渡す。次に、回路
10は、メモリ32から値Φ(n−1,15)を検索し
て、この値を、データ・バス34を介してクワッドラチ
ャ・レジスタ14に渡し、この値を第2マルチプレクサ
22に送り、この値を第2シフト・レジスタ24を介し
てシフトせずに加算器26に渡し、この結果を累算器レ
ジスタ28に渡す。回路10はついで、MPX(n)を
データ出力48として与えてその後も使用するか、この
値をダイナミック・メモリ32に格納する。或いはその
両方を行う。
【0026】回路10は最初、フィルタしないAMおよ
びFM情報を高いサンプリング速度で抽出する。しかし
ながら、より低いサンプリング速度で信号をデシメート
して、可聴信号処理などその後の処理が、AM/FM情
報に対しより低い処理速度で実施できるようにすること
が望ましい。技術上周知のように、デシメーション・プ
ロセスはまた、信号が低域フィルタされて、対象帯域内
での高周波成分のエイリアシングを回避する。このた
め、回路10はさらに、ダイナミック・メモリ32,同
相レジスタ12,クワッドラチャ・レジスタ14,第1
マルチプレクサ18,第2マルチプレクサ22,第1シ
フト・レジスタ25,第2シフト・レジスタ24,加算
器26,および累算器レジスタ28の相互に動作可能な
結合によって構成され、コントローラ30によって与え
られたフィルタ制御信号に基づき、ラジアス値および位
相値からフィルタした信号を生じる。この相互に動作可
能な結合はまた、以前にラジアス値と位相値から導出し
たAM情報とFM情報をフィルタするように動作でき
る。フィルタリングは多くの方法で実施でき、当業者
は、本発明の回路10が、各種のフィルタリング機能を
実施できることを容易に理解しよう。しかしながらここ
では、くし形フィルタとこれと同等のカスケード式の一
様な有限インパルス応答(cascaded uniform finite im
pulse response:FIR)の実現を検討する。
【0027】くし形フィルタは、複数の加算演算を実施
して、デシメーション前に、フィルタしていない信号か
ら高周波成分を除去する。そのため、以前導出したFM
情報、MPX(n)、は次数Mの一様なFIRフィルタ
のN段階のカスケードに従ってフィルタできる。各段階
の個々の伝達関数は次の式によって与えられる。
【0028】 この種のフィルタの利点は、乗算を必要としないこと
と、係数がすべて1(unity )であるため、係数の格納
を必要としないことである。このため、たとえば、M=
1でN=4の場合、4段階を有するカスケード式フィル
タ(cascaded filter )(各段階が1次になっている)
は、次の伝達関数を有する: HTC=[(1+z-1)/ 2]4 この関数はフィルタのカスケードとして実現でき、それ
ぞれ、伝達関数(1/2)*(1+z-1)を有する。C
ORDICアルゴリズムによりMPX(n)だとする
と、MPXD(n)(FM信号のフィルタした値)は次
のように計算できる。
【0029】 MPX1(n)=[MPX(n)+MPX(n−1)]*1/2 MPX2(n)=[MPX1(n)+MPX1(n−1)]*1/2 MPX3(n)=[MPX2(n)+MPX2(n−1)]*1/2 MPXD(n)=[MPX3(n)+MPX3(n−1)]*1/2 最終結果であるMPXD(n)は、サンプル間隔(n)
に対するフィルタしたFM信号に等しい。フィルタリン
グ動作を実施するには、反復的加算機能が、クワッドラ
チャ・レジスタ14,角レジスタ16,第1マルチプレ
クサ18,第2マルチプレクサ22,加算器26,累算
器レジスタ28,およびダイナミック・メモリ32を使
用して実施される。同相レジスタ12は、以前決定した
ラジアス値を保持するので、フィルタリング動作には使
用されないことが望ましい。しかしながら、当業者は、
ラジアス値を、代わりにダイナミック・メモリ32に格
納できることを容易に認めよう。コントローラ30は制
御信号44を与え、この信号はダイナミック・メモリ3
2にアクセスして必要な情報にアクセスし、この情報を
角レジスタ16とクワッドラチャ・レジスタ14に与え
る。これらの値はついで、第1マルチプレクサ18と第
2マルチプレクサ22,第1シフト・レジスタ25と第
2シフト・レジスタ24(ともに1/2による乗算を達
成するために1ビット右にシフトされる)を通じて経路
設定され、ついで加算器26に与えられる。加算器26
は必要な演算を実施し、結果を累算器レジスタ28に入
れる。中間結果はダイナミック・メモリ32に格納さ
れ、加算演算のために必要に応じてアクセスされる。最
後に、フィルタされた結果であるMPXD(n)がサン
プル間隔(n)に対して与えられ、データ出力48とし
て与えられる。当業者は、種々の次数のくし形フィルタ
が、本発明の回路10によって容易に実施できることを
すぐに認めよう。
【0030】本発明の回路10を使用して実現できるも
う1つの種類のフィルタは、非1(non−unit
y)の係数FIRフィルタであり、これは一連の乗算お
よび加算演算を含んで、フィルタした信号を作る。入力
信号x(n)の場合、j次の非1の係数FIRフィルタ
は、次式に従ってフィルタした出力Fx(n)を生じる
と説明できる。
【0031】 ここでk(i)は、メモリ20に常駐する非1のフィル
タ係数であり、x(n−i)はダイナミック・メモリ3
2に常駐する以前の入力値である。このため、FIRフ
ィルタリング機能は、以前のサンプリング期間中に得ら
れた値x(n)に対し動作し、これらに定数k(i)を
掛けて、ついでこれらの積を加算してFx(n)を作
る。メモリ20に格納された係数k(i)は、コントロ
ーラ30に提供され、変形ブースのアルゴリズム(modi
fied Booth's algorithm)に従ってデコードする。ダイ
ナミック・メモリ32に格納されたx(n−1)値は、
クワッドラチャ・レジスタ14に順にロードされる。各
積k(i)*x(n−1)は、8サイクルで生成でき
る。これらの各サイクルの間、コントローラ30は、変
形ブースのアルゴリズムに従って、k(i)値の隣接ビ
ットを検査し、シフタ24,シフタ25,マルチプレク
サ18と22の両方,クワッドラチャ・レジスタ14,
角レジスタ16,および累算器レジスタ28に対する制
御信号44を決定する。各サイクルにつき、デコードさ
れるk(i)のビットが、回路10の各素子の動作を決
定する。最終サイクルに先立つ各サイクルの間は、中間
結果は加算器26によって生成される。FIRフィルタ
の3ビットの値に基づき、回路10はフィルタした結果
を出すよに動作する。k(i)ビットに基づき、値は第
1マルチプレクサ18(第1mux)にロードされ、第
2マルチプレクサ22(第2mux)にロードされ、第
1シフト・レジスタ25(第1SR)の動作によってシ
フトされ、第2シフト・レジスタ24(第2SR)の動
作によってシフトされ、以下に従って加算器26によっ
て動作される。 k(i) 第1mux 第2mux 第1SR 第2SR 加算器 ビット ロード ロード シフト シフト 000 ACC ヌル 右2 なし 加算 001 ACC Q Reg 右2 なし 加算 010 ACC Q Reg 右2 なし 加算 011 ACC Q Reg 右2 左1 加算 100 ACC Q Reg 右2 左1 減算 101 ACC Q Reg 右2 なし 減算 110 ACC Q Reg 右2 なし 減算 111 ACC ヌル 右2 なし 加算 各k(i)*x(n−1)の積を計算する8サイクルを
完了した後、Fx(n)が累算器レジスタ28で作られ
る。この値はついで、今後使用するためにデータ出力4
8として与えられる。反復プロセスと、変形ブースのア
ルゴリズムの使用によって、本発明の回路10は効率的
にFIRフィルタを実施する。このため、本発明は1個
の加算器のみを使用して、CORDICアルゴリズムと
その後のフィルタリングを実施する。1個の加算器しか
必要としないことにより、本発明は、先行技術の回路に
比べて、消費電力が低減し、必要な回路の数や使用する
ダイ面積が少なくて済む。
【0032】図2は、算術演算を達成するための並列プ
ロセッサ100の概略ブロック図を示す。並列プロセッ
サ100は、複数の多重タスク演算装置50,各多重タ
スク演算装置50と動作的に結合されるデータ・バス1
04,各多重タスク演算装置50と動作的に結合される
メモリ20,各多重タスク演算装置50と動作的に結合
されるダイナミック・メモリ32,および各多重タスク
演算装置50に制御信号を与えるコントローラ102に
よって構成され、制御信号に基づき、各種の算術演算が
並列プロセッサによって実施される。
【0033】図1を参照して、各多重タスク演算装置5
0は、互いに動作的に結合された、同相レジスタ12,
クワッドラチャ・レジスタ14,角レジスタ16,第1
マルチプレクサ18,第2マルチプレクサ22,第1シ
フト・レジスタ25,第2シフト・レジスタ24,加算
器26,および累算器レジスタ28によって構成される
ことが望ましい。各多重タスク演算装置50は、各種の
算術演算を実施するように動作できる。たとえば、各多
重タスク演算装置50は、同相信号とクワッドラチャ信
号に基づいて、ラジアス値と位相値を計算して、他の信
号からAM情報とFM情報を抽出し、信号をフィルタ
し、乗算を実施し、または各種の他の演算を実施でき
る。
【0034】多くの用途の処理条件では、算術演算が並
列して実施されて所望の結果を出すことが要求される。
そのため、本発明の並列プロセッサ100は、メモリの
資源を共有できる一方、多重タスク演算装置50間の処
理条件を配分できる。具体的にディジタル・ラジオ用途
に関して言えば、メモリ20とダイナミック・メモリ3
2とに結合された1つの多重タスク演算装置50は、C
ORDIC角累算モード・アルゴリズムを実施できる一
方で、もう1つの多重タスク演算装置50はフィルタリ
ング機能を実施できる。データは経時的に順にディジタ
ル・ラジオに入ってくるので、各多重タスク演算装置5
0は、データの他の部分を破壊せずに、データの一部分
に対し機能できる。このようにして、優れたデータ変
換,抽出およびフィルタリング機能が並列プロセッサ1
00によって得られる。
【0035】上記の好適な実施例は、本発明の原理を明
かにすることを意図したものであって、本発明の範囲を
限定することを意図するものではない。当業者には、以
下の請求の範囲から逸脱することなく、これらの好適な
実施例に対し、他の種々の実施例および変形ができよ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によりラジアス値と位相値を決定する
回路の概略ブロック図を示す。
【図2】 本発明により各種の算術演算を実施する並列
プロセッサの概略ブロック図を示す。
【符号の説明】
10 回路 12 同相レジスタ 14 クワッドラチャ・レジスタ 16 角レジスタ 18 第1マルチプレクサ 20 メモリ 22 第2マルチプレクサ 24 第2シフト・レジスタ 25 第1シフト・レジスタ 26 加算器 28 累算器レジスタ 30 コントローラ 32 ダイナミック・メモリ 34 データ・バス 44 制御信号 48 データ出力ポート 50 多重タスク演算装置 100 並列プロセッサ 102 コントローラ 104 データ・バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同相信号およびクワッドラチャ信号から
    ラジアス値および位相値を決定する回路(10)であっ
    て:同相レジスタ(12);クワッドラチャ・レジスタ
    (14);角レジスタ(16);前記同相レジスタ(1
    2),前記クワッドラチャ・レジスタ(14)および前
    記角レジスタ(16)と動作的に結合された第1マルチ
    プレクサ(18);位相分割情報を格納するメモリ(2
    0);前記同相レジスタ(12),前記クワッドラチャ
    ・レジスタ(14)および前記メモリ(20)と動作的
    に結合される第2マルチプレクサ(22);前記第2マ
    ルチプレクサ(22)と動作的に結合されるシフト・レ
    ジスタ(24)であって、前記シフト・レジスタ(2
    4)は乗算演算の少なくとも一部分を実施するシフト・
    レジスタ(24);前記シフト・レジスタ(24)およ
    び前記第1マルチプレクサ(18)と動作的に結合され
    る加算器(26);前記加算器(26),前記同相レジ
    スタ(12),前記クワッドラチャ・レジスタ(1
    4),および前記角レジスタ(16)と動作的に結合さ
    れる累算器レジスタ(28);および、 前記同相レジスタ(12),前記クワッドラチャ・レジ
    スタ(14),前記角レジスタ(16),前記第1マル
    チプレクサ(18),前記第2マルチプレクサ(2
    2),前記シフト・レジスタ(24),前記加算器(2
    6),前記累算器レジスタ(28),および前記メモリ
    (20)に制御信号を与えるコントローラ(30)であ
    って、前記制御信号に基づき、前記ラジアス値および前
    記位相値が、前記同相信号および前記クワッドラチャ信
    号に基づいて、前記ラジアス値および前記位相値を繰り
    返し概算することにより、前記同相信号および前記クワ
    ッドラチャ信号から決定されるコントローラ(30);
    によって構成されることを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 各種の算術演算を実施する多重タスク演
    算装置(50)であって:同相レジスタ(12);クワ
    ッドラチャ・レジスタ(14) 角レジスタ(16);前記同相レジスタ(12),前記
    クワッドラチャ・レジスタ(14)および前記角レジス
    タ(16)と動作的に結合される第1マルチプレクサ
    (18);前記同相レジスタ(12)と前記クワッドラ
    チャ・レジスタ(14)と動作的に結合される第2マル
    チプレクサ(22);前記第1マルチプレクサと動作的
    に結合される第1シフト・レジスタ(25)であって、
    前記第1シフト・レジスタは、乗算演算の少なくとも一
    部を実施する第1シフト・レジスタ(25);前記第2
    マルチプレクサ(22)と動作的に結合される第2シフ
    ト・レジスタ(24)であって、前記第2シフト・レジ
    スタ(24)は乗算演算の少なくとも一部を実施する第
    2シフト・レジスタ(24);前記第1シフト・レジス
    タ(25)および前記第2シフト・レジスタ(24)と
    動作的に結合される第1加算器(26);前記第1加算
    器(26),前記同相レジスタ(12),前記クワッド
    ラチャ・レジスタ(14),前記角レジスタ(16),
    および前記第1マルチプレクサ(18)と動作的に結合
    される累算器レジスタ28:および、 前記同相レジスタ(12),前記クワッドラチャ・レジ
    スタ(14),前記角レジスタ(16),前記第1マル
    チプレクサ(18),前記第2マルチプレクサ(2
    2),前記第1シフト・レジスタ(25),前記第2シ
    フト・レジスタ(24),前記第1加算器(26),お
    よび前記累算器レジスタ(28)に制御信号を与えるコ
    ントローラ(30)であって、前記制御信号に基づき、
    各種の算術演算が実施されるコントローラ(30);に
    よって構成されることを特徴とする多重タスク演算装
    置。
  3. 【請求項3】 各種の算術演算を実施する並列プロセッ
    サ(100)であって:複数の多重タスク演算装置(5
    0)で、前記各複数の多重タスク演算装置は:同相レジ
    スタ(12);クワッドラチャ・レジスタ(14);角
    レジスタ(16);前記同相レジスタ(12),前記ク
    ワッドラチャ・レジスタ(14)および前記角レジスタ
    (16)と動作的に結合される第1マルチプレクサ(1
    8);前記同相レジスタ(12)および前記クワッドラ
    チャ・レジスタ(14)と動作的に結合される第2マル
    チプレクサ(22);前記第1マルチプレクサ(18)
    と動作的に結合される第1シフト・レジスタ(25)で
    あって、前記第1シフト・レジスタ(25)は乗算演算
    の少なくとも一部を実施する第1シフト・レジスタ(2
    5);前記第2マルチプレクサ(22)と動作的に結合
    される第2シフト・レジスタ(24)であって、前記第
    2シフト・レジスタ(24)は乗算演算の少なくとも一
    部を実施する第2シフト・レジスタ(24);前記第1
    シフト・レジスタ(25)および前記第2シフト・レジ
    スタ(24)と動作的に結合される第1加算器(2
    6);前記加算器(26)の出力,前記同相レジスタ
    (12),前記クワッドラチャ・レジスタ(14),前
    記角レジスタ(16)および前記第1マルチプレクサ
    (18)と動作的に結合される累算器レジスタ(2
    8);を含む複数の多重タスク演算装置(50);前記
    各多重タスク演算装置(50)と動作的に結合されるデ
    ータ・バス(104);前記各多重タスク演算装置(5
    0)と動作的に結合されるメモリ(20);前記各多重
    タスク演算装置(50)と動作的に結合されるダイナミ
    ック・メモリ(32);および前記複数の多重タスク演
    算装置(50)のそれぞれに制御信号を与えるコントロ
    ーラ(102)であって、前記制御信号に基づき、各種
    の算術演算が前記並列プロセッサ(100)によって実
    施されるコントローラ(102);によって構成される
    ことを特徴とする並列プロセッサ。
JP8127632A 1995-05-04 1996-04-25 復調器で算術演算を実施する回路 Pending JPH08307157A (ja)

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