JPH08306127A - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

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JPH08306127A
JPH08306127A JP7112120A JP11212095A JPH08306127A JP H08306127 A JPH08306127 A JP H08306127A JP 7112120 A JP7112120 A JP 7112120A JP 11212095 A JP11212095 A JP 11212095A JP H08306127 A JPH08306127 A JP H08306127A
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Application number
JP7112120A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
Makoto Kuwamoto
誠 桑本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像情報が扱えるリクエスト型の情報提供装
置の待ち時間が少なく、安価に構成する。 【構成】 交換可能な交換媒体18を、標準再生速度2倍
以上の倍速率xで再生することが可能な交換媒体記憶装
置1、複数の端末11a〜11eからプロトコルコントローラ
6を介してリクエストのあった映像情報を断続的に再生
する分割再生手段21をユニットコントローラ3に有し、
その分割再生手段21の出力を一時的に記憶する一時記憶
装置2を有する。この一時記憶装置2を備えることで、
複数の端末からの要求に対し分割再生手段21により断続
的な再生を行うことで、一時記憶装置2の容量を抑え、
情報再生要求から応答までの待ち時間を短縮する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末からの要求に応じ
た情報を提供する情報提供装置であって、特に映像音響
情報などのような連続的で大容量な情報を複数の端末に
提供するビデオサーバーのような分野に関する。
【0002】
【従来の技術】画像圧縮技術や通信技術、LSIの高集
積化の進歩に伴い、映像情報のディジタル化が急速に進
んでいる。そして、多くの端末からの要求に応じた映像
音響情報(以下、AV情報という)を提供するビデオオン
デマンド(以下、VODとする)サービスに関する報告が
数多く出されている。
【0003】これまでのAV情報提供サービスは放送形
式のものが一般的であった。なかには、リクエスト型の
AV情報提供サービスもあったが、それらはテープを記
録媒体としているものが多く、ある端末で提供している
AV情報は、その端末へのサービスが終了するまで別の
端末にサービスできないというものだった。
【0004】しかしながら、このVODサービスはリク
エストしてからAV情報が提供されるまでの待ち時間が
ほとんどなく、複数の端末に同時に同じ情報を提供する
必要がある。そのため、これらの報告の多くは、大容量
ハードディスクを並列化したディスクアレイに情報を蓄
積する方式を採用している。
【0005】ところが、VODで扱われるAV情報はそ
の情報量が大きいために、数多くのタイトルを蓄積しよ
うとすると、ディスクアレイも大容量のものが必要にな
ってしまう。そこで、特定のAV情報(番組)だけを、一
定の時間間隔で、複数のチャンネルを使い、放送形式で
送信する、ニアビデオオンデマンド(以下、NVODと
いう)というサービスが注目されている。
【0006】このNVODの場合、5分とか15分とかい
う時間間隔で放送されているので、自分が欲しいAV情
報(番組)の待ち時間が一番短くなるようにチャンネル
を選択することで、VODに近いサービスが受けられ
る。このNVODの場合、映画のような長時間のAV情
報に対しては安価な装置でサービスができる反面、カラ
オケなどに見られるようなリクエスト型の情報は扱えな
いという欠点があった。
【0007】そこでリクエスト型の情報を扱い、装置を
比較的安価に構成するために、リクエストの頻度に応じ
て、リクエストの多いものはディスクアレイなどのアク
セスの早い媒体に格納し、比較的少ないものは光ディス
クなどの交換媒体に格納するなどのように、階層的に分
割して蓄積する方式なども提案されている(例えば特開
平5−88975号公報)。
【0008】この方式によると、同時にリクエストがあ
る確率の高い番組については、ディスクアレイなどの非
交換媒体蓄積装置に格納することによって複数の端末に
サービスすることが可能になる。また、同時にリクエス
トされる確率の低いAV情報(番組)に関しては、交換媒
体に蓄積することによってディスクアレイで使う容量を
節約することができる。しかし、この方式ではリクエス
トの頻度が統計的にあらわされるようなAV情報の場合
には適しているが、そうでないAV情報を蓄積する場合
については交換媒体にアクセスが集中するような可能性
もあり、あまり適さない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、いろい
ろなサービスが検討されているが、NVODではVOD
に比べて待ち時間が多くなってしまうという問題点があ
る。また、カラオケなどのようなリクエスト型のサービ
スについては提供できないという欠点がある。さらに、
通信回線の制限から限られたAV情報(番組)しか選択で
きないという問題がある。
【0010】また、単純に階層型にした場合には、提供
するAV情報が確率分布にならないような場合には効果
が薄く、また、交換媒体へのリクエストが重複してしま
うような場合には、1つの端末に対してのサービスしか
できないので、そのサービスを受けている端末への情報
提供が終わるまで待たなければならず、そのAV情報が
映画のように長時間占有されるような場合には待ち時間
が大きくなってしまうことがある。
【0011】一方、完全なVODを実現しようとする
と、大変高価なディスクアレイを数多く使用しなければ
ならず、システムそのものが大変高価になってしまう。
【0012】本発明は、上記のような問題点に鑑みディ
スクアレイを使ったVODサービスよりも安価で、NV
ODよりリクエスト型に近いサービスを行うのに適した
情報提供装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第1の手段は、複数の端末からの要求に対し
て情報を提供する情報提供装置において、交換可能な媒
体上に記録されている情報を再生し、標準再生速度の2
倍以上の倍速率xで再生することが可能な少なくとも1
台の交換媒体記憶装置と、前記交換媒体記憶装置から前
記任意の端末から要求のあった情報を前記交換媒体記憶
装置のアクセス時間と前記倍速率xにより決定される所
定の単位ずつ分割して断続的に再生する分割再生手段
と、前記交換媒体記憶装置から前記分割再生手段によっ
て再生された情報を一時的に記憶する一時記憶装置と、
前記交換可能な媒体に収録されている情報を管理する蓄
積情報管理手段と、前記一時記憶装置に記録された情報
を管理するバッファ管理記録制御手段と、前記端末から
要求のあった情報を前記一時記憶装置から再生し、時分
割処理によって要求のあった端末に対して情報を送信す
る情報送信手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、第2の手段は、複数の端末からの要
求に対して情報を提供する情報提供装置において、交換
可能な媒体上に記録されている情報を再生し、標準再生
速度2倍以上の倍速率xで再生することが可能な少なく
とも1台の交換媒体記憶装置と、前記交換可能な媒体を
ストックし媒体交換を行う媒体交換手段と、前記媒体交
換手段への指令を制御するチェンジャ制御手段と、前記
交換媒体記憶装置から前記任意の端末から要求のあった
情報を前記交換媒体記憶装置のアクセス時間と前記倍速
率xにより決定される所定の単位ずつ分割して断続的に
再生する分割再生手段と、任意の端末から要求された情
報に対して、前記交換媒体記憶装置から連続して再生す
る所定の再生情報量を推定する再生単位推定手段と、前
記交換媒体記憶装置から前記分割再生手段によって再生
された情報を一時的に記憶する一時記憶装置と、前記交
換可能な媒体に収録されている情報を管理する蓄積情報
管理手段と、前記一時記憶装置に記録された情報を管理
するバッファ管理記録制御手段と、前記端末から要求の
あった情報を前記一時記憶装置から再生し、時分割処理
によって要求のあった端末に対して情報を送信する情報
送信手段とを有し、前記分割再生手段は前記再生単位推
定手段に基づく所定の単位ずつ分割して断続的に再生す
ることを特徴とする。
【0015】そして、上記第2の手段における前記再生
単位推定手段は、少なくともサポート対象端末数、交換
媒体記憶装置台数、交換媒体記憶装置倍速率x、単位時
間当たりの情報量、媒体交換手段の媒体交換時間により
再生単位を決定することを特徴とする。
【0016】また、上記第1,第2の手段において、同
時に情報提供する端末数kが同時に情報を提供すること
が可能な最大端末数Mより常にm≧1なるmだけ小さい
ことを特徴とする。
【0017】また、上記第1,第2の手段において、前
記交換媒体記憶装置は、読み出し専用ディスク装置であ
ることを特徴とし、また、前記交換媒体記憶装置は、線
速度一定で記録されている交換媒体を再生するもので、
前記交換媒体を再生するための少なくとも2つ以上の信
号検出手段と、端末からの再生要求に応じた前記交換媒
体に記録された情報を前記少なくとも2つ以上の信号検
出手段によって異なる領域から概ね同時に再生する信号
検出手段制御装置と、前記少なくとも2つ以上の信号検
出手段によって再生された信号を統合して送出する入出
力手段とを有し、かつバッファ管理記録制御手段は、前
記交換媒体記憶装置の入出力手段の信号を前記少なくと
も2つ以上の信号検出手段の各々からの信号に分離する
情報分離手段と、前記情報分離手段の出力信号を前記少
なくとも2つ以上の前記信号検出手段の各々毎にバッフ
ァの領域を分割し記録するバッファ分割記録手段とを有
することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の第1の手段によれば、交換可能な媒体
(交換媒体)を用いることで安価な情報提供装置を提供で
きる。また、一時記憶装置を備えることで、複数の端末
からの要求にも対応が可能となる。さらに、分割再生手
段により断続的な再生を行うことで一時記憶装置の容量
を抑え、情報再生要求から応答までの待ち時間を短縮す
ることが可能なリクエスト型の情報提供装置を提供でき
る。
【0019】次に本発明の第2の手段によれば、上記第
1の手段に媒体交換手段と、再生情報量を推定する再生
単位推定手段とを組み合わせることにより、1台の交換
媒体記憶装置で複数の端末からの要求に応答することが
できる。また、交換媒体記憶再生装置から最適な連続再
生単位を推定し、再生分割手段により、断続的な分割を
行うことで、一時記憶装置の容量を抑え、情報提供装置
全体を小型化することができる。
【0020】また、上記第2の手段における再生単位推
定手段は、少なくともサポート対象端末数,交換媒体記
憶装置台数,交換媒体記憶装置倍速率x,単位時間当た
りの情報量,媒体交換手段の媒体交換時間により再生単
位を決定するにより、最適なシステム設計を可能として
いる。
【0021】また、上記第1,第2の手段において、同
時に情報提供する端末数kが同時に情報を提供すること
が可能な最大端末数Mより常にm≧1なるmだけ小さく
なるように、システムを構成することにより、情報再生
要求から応答までの待ち時間をさらに短縮することが可
能なリクエスト型の情報提供装置を提供できる。
【0022】また、交換媒体記憶装置にCD−ROMの
ような読み出し専用ディスク装置を用いることにより、
市販のパッケージメディアを使用することが可能にな
り、蓄積する情報を制作する必要がなくなる。
【0023】また、交換媒体記憶装置はCD−ROMの
ような線速度一定(CLV)の媒体を再生するもので、ヘ
ッド,ピックアップなどの信号検出手段を少なくとも2
つ以上有し、外部からの情報再生要求に対して、複数の
信号検出手段が端末からリクエストのあった情報の別々
の領域からほぼ同時に信号を再生することにより、交換
媒体記憶装置の転送速度を見かけ上速くすることが可能
になる。その結果、1つの交換媒体記憶装置で多くのユ
ーザからの情報提供要求に応えることが可能になり、交
換媒体記憶装置の台数をを抑え、コンパクトで安価なシ
ステムを構築することが可能になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の各実施例について、図面を用
いて説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例における情報
提供装置の構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、破線で囲まれた枠内の20は
本実施例における情報提供装置であり、次の各ブロック
で構成される。1はCD−ROM,光ディスク,光磁気
ディスクなどの交換媒体記憶装置、18は情報が記録され
ているCD−ROM,光ディスク,光磁気ディスクなど
の交換媒体、2は半導体メモリあるいは複数のハードデ
ィスクからなるディスクアレイ装置などのように交換媒
体記憶装置1よりもデータ転送速度の速いメモリで構成
されるバッファとしての一時記憶装置、3はユニットコ
ントローラであり、分割再生手段21を有する交換媒体記
憶装置読み出し制御手段4とバッファ管理/記録制御手
段5を備えている。
【0027】6はプロトコルコントローラであり、蓄積
情報管理手段7,バッファ読み出し制御手段8,情報送
受信手段9を備えている。10は情報提供装置20から受信
した情報を各端末11a〜11eに送信するハブであり、各端
末11a〜11eは情報の受信やリクエストの送出を行う端末
である。
【0028】また、12は交換媒体記憶装置1とユニット
コントローラ3を接続するI/Oバス、13はユニットコ
ントローラ3とプロトコルコントローラ6と一時記憶装
置2を接続するデータバス、14は情報提供装置20と端末
側のハブ10を接続する通信回線である。
【0029】ここで、太線矢印はAV情報の流れ、細線
矢印はリクエスト信号の流れをそれぞれ示す。
【0030】次に、本実施例における情報提供装置20の
基本動作について説明する。まず、任意の端末11aで欲
しいAV情報をリクエストし、そのリクエストが通信回
線14を通じて情報提供装置20に送られる。そこで、情報
提供装置20では、まず、情報送受信手段9でリクエスト
信号を受信し、その内容を蓄積情報管理手段7で判別す
る。
【0031】基本動作では、プロトコルコントローラ6
は、ユニットコントローラ3に対してリクエストのあっ
た情報の蓄積されている場所と長さを指示し再生命令を
発行する。ユニットコントローラ3では、受け取った再
生命令に対応した情報を交換媒体記憶装置1より読み出
す。バッファ管理/記録制御手段5では、読み出された
情報を一時記憶装置2の所定の領域に記録するととも
に、プロトコルコントローラ6に対して記録した領域を
通知する。プロトコルコントローラ6では、この通知を
受け取るとバッファ読み出し制御手段8によって一時記
憶装置2に記録された所定の情報を再生し、情報送受信
手段9で通信プロトコルに乗っ取って通信回線14にAV
情報を送出する。
【0032】また、例えば、端末11aからのリクエスト
がすでに一時記憶装置2に格納されている場合には、プ
ロトコルコントローラ6はユニットコントローラ3に再
生命令を発行することなく、直接、一時記憶装置2から
所望のAV情報を読み出し、この領域のデータは保護す
る必要があることをユニットコントローラ3の方に伝え
る。このように、データ転送速度の速い一時記憶装置2
でバッファリングすることにより、複数の端末11から同
一の交換媒体18に蓄積されているAV情報にリクエスト
が集中しても、一時記憶装置2の能力限界まで複数の端
末11への対応が可能になる。これが、第1の実施例にお
ける情報提供装置の基本となる動作である。
【0033】ここで、1枚の交換媒体18に複数のAV情
報が入っている場合について、図2の動作タイミングを
用いて説明する。なお、図2(a)において、30は交換媒
体記憶装置1で再生する1タイトルのドライブ占有時
間、31は情報提供装置20から受け取った情報を実際に端
末で再生する時間、32aはタイトルAの再生待ち時間で
ある。いま、複数の端末、図2(a)の例では端末11a,1
1bから同時に1つの交換媒体18にリクエストが発生する
と、通常は図2(a)に示すように、第1のドライブは端
末11aに対するタイトルAのAV情報の再生が終了した
後に、端末11bからリクエストのあったタイトルBのA
V情報を再生する。ここで、本実施例では、交換媒体記
憶装置1にはx倍速のCD−ROMのような高速再生が
可能な交換媒体を使用するために、交換媒体記憶装置1
でタイトルBを再生している間にも端末11aではタイト
ルAのAV情報を再生していることになる。したがっ
て、端末11bにおけるタイトルBが再生可能となるまで
の待ち時間は、最大で交換媒体記憶装置1でのタイトル
Aの再生待ち時間32aになる。
【0034】また、複数の端末に対応するために交換媒
体記憶装置1で再生した情報を一時記憶装置2に蓄積し
ようとすると、タイトル容量分の一時記憶装置2が必要
となってしまう。例えば、4倍速のCD−ROMで30分
程度のMPEG1(1.5Mbps)のAV情報を再生しよう
とすると、待ち時間は最大7分30秒、一時記憶装置2に
おけるバッファ容量は340MB程度必要になってしま
う。
【0035】この問題を解決するために、読み出し時に
分割再生手段21により図2(b)に示すように、1つのタ
イトルを分割して、断続的に再生することにより待ち時
間の改善と一時記憶装置2の容量が節約できる。次にこ
の分割再生手段21について説明する。
【0036】図2(b)において、まず、図1の交換媒体
18に記録されているタイトルAを分割再生手段21によっ
て所定のドライブ分割再生単位34a〜34eに分割する。次
にこの分割されたタイトルAの先頭部分34aを再生し一
時記憶装置2の所定の領域に記録する。続いてタイトル
Bを同様に所定の単位に分割/再生し一時記憶装置2の
別の領域に記録する。
【0037】図1のプロトコルコントローラ6では、あ
る程度のAV情報が一時記憶装置2に記録された段階で
一時記憶装置2からの読み出しを開始し、端末11a及び
端末11bへのサービスを行う。そして、一時記憶装置2
に記録されたタイトルAのAV情報を全部読み出す前
に、交換媒体記憶装置1ではタイトルAの次の単位34b
を再生し、一時記憶装置2に記録を開始する。
【0038】このような動作を繰り返すことにより、端
末11a及び端末11bに対して途切れることなくAV情報を
送信することが可能になる。そして、この場合タイトル
Bが再生されるまでの待ち時間32bのように短縮するこ
とができる。なお、ここで、分割された単位34a〜34bを
それぞれドライブ分割再生単位、分割された単位を端末
11a〜11bで再生した場合の時間を端末分割再生時間tp
33とそれぞれ定義する。
【0039】第1の実施例によると、交換媒体記憶装置
1にセットされるタイトルは手動で交換しなければなら
ないので、端末に対してサービスできる交換媒体18は、
交換媒体記憶装置1の台数分に制限されてしまう。ま
た、1枚の交換媒体に1つのタイトルしか記録されてい
ないような場合には、分割再生を利用してもその特性が
十分活かせないという課題がある。そこで、本発明にお
ける第2の実施例ではチェンジャと組み合わせることに
より、より大きな効果が期待できる。
【0040】図3は本発明の第2の実施例における情報
提供装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、15は交換媒体18をストックし媒体交換を行う媒体交
換手段としてのチェンジャ、16はチェンジャ15への指令
を制御するチェンジャ制御手段、17はチェンジャ15に指
令を伝達するチェンジャ制御信号である。また、ユニッ
トコントローラ3における、22は分割再生手段21で連続
して読み出す再生単位を決定する再生単位推定手段であ
る。なお、前記第1の実施例の図1と同じ機能のブロッ
クには同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0041】本発明の第2の実施例における基本となる
動作を説明する。まず、任意の端末11aで欲しいAV情
報をリクエストし、そのリクエストが通信回線14を通じ
て情報提供装置20に送られる。そこで、情報提供装置20
では、まず、情報送受信手段9でリクエスト信号を受信
し、その内容を蓄積情報管理手段7で判別する。
【0042】基本動作では、プロトコルコントローラ6
は、ユニットコントローラ3に対してリクエストのあっ
たAV情報の蓄積されている場所と長さを指示し再生命
令を発行する。ここまでは、前記第1の実施例とほぼ同
じである。
【0043】ここで、第1の実施例と異なる以降の部分
について、交換媒体記憶装置1の動作を図4の動作タイ
ミング図を用いて説明する。ユニットコントローラ3で
は、チェンジャ制御手段16からチェンジャ15に対して所
望のタイトルが入った交換媒体18を、空いている交換媒
体記憶装置1にセットする命令を送る(50a)。
【0044】交換媒体がセットされると、分割再生手段
21で再生単位推定手段22により与えられた所定のドライ
ブ分割再生単位34aのAV情報を再生する。そして、前
記所定のドライブ分割再生単位34aのAV情報を再生す
ると、別の端末11bからリクエストのあったタイトルと
交換し(50b)、同様の動作を行う。
【0045】端末11bに対する所定のドライブ分割再生
単位の情報を再生すると、また別の端末11cからリクエ
ストのあったタイトルに交換する(50c)。バッファ管理
/記録制御手段5は、分割再生手段21によって再生され
た所定のドライブ分割再生単位34aのAV情報を一時記
憶装置2の所定の領域に記録するとともに、プロトコル
コントローラ6に対して記録した領域を通知する。
【0046】プロトコルコントローラ6では、この通知
を受け取るとバッファ読み出し制御手段8によって一時
記憶装置2に記録された所望のAV情報を再生し、情報
送受信手段9で通信プロトコルに乗っ取って通信回線14
にAV情報を送出する。ユニットコントローラ3では、
一時記憶装置2に蓄積されているAV情報がすべて再生
される前に、次のドライブ分割再生単位34bのAV情報
が一時記憶装置2に書き込まれるように、再び端末11a
のリクエストに対応するタイトルに交換し、先ほどの続
きを再生する。これらの動作を繰り返すことにより、A
V情報のような連続性が要求されるAV情報でも途切れ
ることなく再生することができる。
【0047】また、各端末からのリクエストがすでに一
時記憶装置2に格納されている場合には、プロトコルコ
ントローラ6はユニットコントローラ3に命令を発行す
ることなく、直接、一時記憶装置2からAV情報を読み
出し、この領域のAV情報は保護する必要があることを
ユニットコントローラ3の方に伝える。このような構成
にすることによって、複数の端末から同一の交換媒体に
蓄積されているAV情報にリクエストが集中しても、一
時記憶装置2で対応することにより一時記憶装置2の能
力限界まで複数の端末への対応が可能になる。これが、
第2の実施例における情報提供装置の基本となる動作で
ある。
【0048】交換媒体記憶装置が1台だけの場合、この
動作で再生できる交換媒体18の数には限界がある。した
がって、複数の端末から数多くの媒体へのリクエストが
あった場合にはAV情報が提供できなくなってしまう。
【0049】次に、交換媒体記憶装置1を複数台並列に
することでこの問題を解決する手段について説明する。
図5は図3に示す交換媒体記憶装置1を複数台並べた場
合の動作タイミング図を示している。また、図6は図5
における交換媒体記憶装置1の動作タイミングの拡大図
を示している。
【0050】図5では、図3に示す交換媒体記憶装置1
が5台(それぞれ1a〜1eとする)、並列に設置され、端
末11が12台(それぞれ11a〜11lとする)からのリクエスト
が全く別の交換媒体に存在する場合を仮定している。こ
の場合の動作を交換媒体記憶装置1の部分に絞って説明
する。
【0051】まず、交換媒体記憶装置1aに端末11aのリ
クエストに対応した交換媒体18をセットする(36a)。次
に交換媒体記憶装置1aで端末11aへの再生を開始すると
ともに図3のチェンジャ15は交換媒体記憶装置1bに端
末11bのリクエストに対応した交換媒体18をセットする
(36b)。すると今度は、交換媒体記憶装置1bで端末11b
への再生を開始するとともにチェンジャ15は交換媒体記
憶装置1cに端末11cのリクエストに対応した交換媒体18
をセットする(36c)。
【0052】このような動作を繰り返し、交換媒体記憶
装置1eの再生時に交換媒体記憶装置1aで端末11aへの
第1の分割再生領域34aの再生が終了していれば端末11f
のリクエストに対応した交換媒体18をセットし、まだ再
生中であれば終わるのを待って交換媒体18をセットする
(36f)。
【0053】そして、端末11lのリクエストに対応した
交換媒体18を再生するときには、再び端末11aのリクエ
ストに対応した交換媒体18を次の交換媒体記憶装置(こ
の場合、交換媒体記憶装置1c)にセットし、先ほどの続
きの分割再生領域34bを再生する準備に入る(36g)。この
ような構成にすることで、数多くの端末11に対して多く
の交換媒体のAV情報を提供することが可能となる。
【0054】これによると、同じAV情報へのリクエス
トであっても時間的に大きなずれがあった場合、全く別
の交換媒体へのリクエストとみなして動作することにな
る。また、同一交換媒体上の他のAV情報へのリクエス
トがあった場合も同じである。しかし、この場合、媒体
交換する必要がなくなる。
【0055】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。本実施例における図3の情報提供装置では、構成要
素の大小関係により実現できるサービスの中身が変わっ
てくる。例えば、サポートすべき端末11の数kよりも交
換媒体記憶装置1の台数nの方が多いような場合には、
1端末に対し1台の交換媒体記憶装置1となり、使用し
ない交換媒体記憶装置1も存在してしまう。また、図3
のチェンジャ15に格納するタイトル数Cよりも交換媒体
記憶装置1の台数nの方が多い場合には、チェンジャ15
は不要になる。したがって、実用上の構成としては、チ
ェンジャ15に格納するタイトル数Cは交換媒体記憶装置
1の台数nよりも多く(C>n)、サポートすべき端末11
の数kも交換媒体記憶装置1の台数nより多い場合(k
>n)になる。ここでは特に、リクエストが同一交換媒
体に重複することがない場合が発生する可能性のある、
すなわちチェンジャ15に格納するタイトル数Cがサポー
トすべき端末11の数kよりも大きい場合について説明す
る。
【0056】本実施例による情報提供装置では、AV情
報を扱うこと想定しているため、一般のデータと違い転
送されるAV情報に連続性が要求される。分割再生を行
ってもこの連続性を確保する必要があるが、第2の実施
例で説明した動作において、端末11でAV情報が途切れ
ることなく受信できるようにするには、図5および図6
に示すドライブ分割再生単位34を適切に推定する必要が
ある。
【0057】本実施例において、このドライブ分割再生
単位34に影響する大きな要因として、システムの構成要
素であるサポートすべき最大端末11の数k、交換媒体記
憶装置1の台数n、チェンジャ15に格納するタイトル数
C、の他に各構成要素の能力であるチェンジャの媒体交
換時間tchange(秒)、交換媒体記憶装置1の倍速率x、
交換媒体記憶装置1が命令を受けてから読み出し可能に
なるまでのアクセス完了時間taccess(秒)などがあげら
れる。
【0058】さて、本実施例の情報提供装置における最
も厳しい動作条件は、サポートすべき端末がすべて異な
る交換媒体18にリクエストした場合である。したがっ
て、図4〜図6に示す端末分割再生時間tp33は少なく
ともチェンジャ15の媒体交換時間tchangeとサポートす
べき端末11の数kとの積より大きい必要がある(tp>
tchange×k)。
【0059】また、1台の交換媒体記憶装置1あたり倍
速率x以上の端末数をサポートすることは不可能である
(n>k/x)。
【0060】さらに端末分割再生時間tp33は、ドライ
ブ分割再生単位34と交換媒体記憶装置1の倍速率xの積
で表され、ユニットコントローラ3ではこの時間内に全
端末11に対応するドライブ分割再生単位34を一通り再生
しなければならない。このときの条件式は(数1)の通り
となる。したがって、これらの条件式(数1)を満たすよ
うに交換媒体記憶装置1のドライブ分割再生単位34を推
定する必要がある。
【0061】
【数1】
【0062】ここで、具体的な構成でこの推定方法を説
明する。システムの構成要件として、サポートすべき端
末11の数を50端末、交換媒体記憶装置1の倍速率を4
倍、交換媒体記憶装置1のアクセス完了時間taccessを
2秒、チェンジャ15の媒体交換時間tchangeを8秒とす
ると、交換媒体記憶装置1の並列台数は14台以上必要と
なる。交換媒体記憶装置1を14台とすると、(数1)から
端末分割再生時間tpは400秒以上必要という結果にな
る。なおこの条件は、本実施例における必要な要素であ
り、システムのオーバーヘッドやマージンなどは別途検
討する必要がある。
【0063】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。これまでの実施例では、同時に情報提供する端末11
の数kは同時にAV情報を提供することが可能な最大端
末数であるという前提で説明してきた。しかしこの場
合、k−1端末が情報提供を受けていて最後のk番目の
端末が情報提供を受けるための待ち時間は、最大で端末
分割再生時間tp33と同じだけ必要となり、平均でもそ
の1/2近く必要となってしまう。第3の実施例の具体
的数値を例に取ると最大400秒必要になる。そこで同時
に情報提供をする端末11の数kに対して、mだけ多い端
末Mに対しての情報提供が可能なようにドライブ分割再
生単位34を推定することにより平均待ち時間を改善する
ことができる。
【0064】図7はk=12、m=2とした場合の第4の
実施例における交換媒体記憶装置部分の動作について示
したタイミング図である。この図7は、現在11台の端末
11に対して情報提供を行っていることを示している。そ
して、図7中のFで表される部分は現在使用されていな
い部分であり、最大待ち時間37、媒体交換時間35で示す
12番目の端末からのリクエストはいずれか最も早い部分
で再生されることになる。このように構成することで、
待ち時間の改善を図ることが可能になる。ここで、mを
マージンスロットと定義する。
【0065】さて、実際にこの構成をとった場合、マー
ジンスロットmを単に増やすだけでは、待ち時間の改善
に限界がある。これは、マージンスロットmを増やすこ
とにより端末分割再生時間tp33を増やさなければなら
ないからである。したがって、これを解決するためには
交換媒体記憶装置1の台数nを増やすか、交換媒体記憶
装置1の倍速率xを大きくする必要がある。
【0066】図8は交換媒体記憶装置1の台数nを増や
した場合の平均待ち時間を示している。ここで、z(縦)
軸に平均待ち時間(秒)、x(横)軸に端末分割再生時間t
p(秒)、y軸に交換媒体記憶装置1の台数nをとってあ
る。これは、先に説明したものと同じ、サポートすべき
端末11の数を50端末、交換媒体記憶装置1の倍速率を4
倍、交換媒体記憶装置1のアクセス時間を2秒、チェン
ジャ15の媒体交換時間35を8秒の場合の構成をモデルに
している。これからわかるように、端末分割再生時間t
p33を大きくし、交換媒体記憶装置1の台数nを大きく
することにより、平均待ち時間は大幅に改善されること
がわかる。
【0067】次に本発明の第5の実施例について説明す
る。交換媒体18としてCD−ROMのような読み出し専
用のディスクを使用した例を示している。この実施例に
よると、すでに交換媒体に記録されているAV情報であ
り、CD−ROMのように大量に配布されるような交換
媒体を使うことができるので、サービスを行うためにA
V情報を作成する必要がない。したがって、一括して同
様の交換媒体をスタンプすることにより、サービスする
際に必要なオーサリングのための工数を削減することが
可能となり、手軽に情報提供が行えるものである。
【0068】次に本発明の第6の実施例について説明す
る。この実施例は前記第4の実施例において、CD−R
OMのような線速度一定(以下、CLVという)で記録さ
れた交換媒体での交換媒体記憶装置1の倍速率xを向上
するものである。
【0069】図9は本発明の第6の実施例における情報
提供装置の構成を示す要部のブロック図である。図9に
おいて、40a,40b,40c,40dはそれぞれピックアップな
どの信号検出手段であり、41は線速度一定で記録された
CD−ROMのようなCLV記憶媒体である。42は信号
検出手段40a〜40dで再生された信号を統合して送出する
入出力手段、43は、交換媒体記憶装置1からの信号を受
け取り、それぞれの信号検出手段の出力に分離する情報
分離手段、44は分離された信号を所定のバッファ領域に
記録するバッファ分割記録手段、45は信号検出手段のア
クセスなどを制御する信号検出手段制御装置である。
【0070】ここで、本実施例の動作について説明する
が、基本的な動作は、1つの情報を複数の信号検出手段
40で一度に読んでしまおうとするものである。そこで、
まずAV情報が記録されている領域は何トラック分であ
るかを計算し、信号検出手段40の数で除し、1つの信号
検出手段40あたり再生すべきトラック数を割り出す。そ
こで、それぞれの信号検出手段40の再生開始位置と終了
位置を算出し、信号検出手段40a〜40dをそれぞれの開始
位置に移動する。
【0071】次に、それぞれの信号検出手段40a〜40dは
再生を開始するが、このときの回転制御は、角速度一定
(CAV)で行うか、いずれか1つの信号検出手段の出力
を基準にCLV制御を行うかである。いずれの方法であ
っても、CLV記録媒体41にはCLVで記録されている
ために、内周側の信号検出手段(図9の例では40a,40b)
と外周側の信号検出手段(図9の例では40c,40d)では、
再生されるデータの転送速度が異なってしまう。そこで
これらの出力を入出力手段42によって統合し、バッファ
管理/記録制御手段5に送る。ここで再びそれぞれの信
号検出手段で再生した信号に分離して、信号検出手段毎
に領域分割された一時記憶装置2のそれぞれの領域に記
録する。このとき、領域分割するサイズをここの信号検
出手段が再生すべき情報量に設定することにより、プロ
トコルコントローラ6からは1つの連続した領域に記録
されているように見える。
【0072】このような構成にすることにより、内周と
外周の転送速度の違いを吸収することができ、全体の転
送速度が向上したように見える。この構成の情報提供装
置によると、1台の交換媒体記憶装置で数多くの端末へ
の情報提供が可能となり、その結果システム全体をコン
パクトにすることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の本発明は、交換可能な媒体(交換媒体)を用いるこ
とで安価な情報提供装置を提供できる。また、一時記憶
装置を備えることで、複数の端末からの要求にも対応が
可能となる。さらに、分割再生手段により断続的な再威
勢を行うことで一時記憶装置の容量を抑え、情報再生要
求から応答までの待ち時間を短縮することが可能なリク
エスト型の情報提供装置を提供できる。
【0074】次に本発明の請求項2記載の発明は、上記
請求項1記載の発明に媒体交換手段と、再生情報量を推
定する再生単位推定手段とを組み合わせることにより、
1台の交換媒体記憶装置で複数の端末からの要求に応答
することができる。また、交換媒体記憶装置から最適な
連続再生単位を推定し、再生分割手段により断続的な分
割を行うことで、一時記憶装置の容量を抑え、情報提供
装置全体を小型化することができる。
【0075】また、前記再生単位推定手段は、少なくと
もサポート対象端末数,交換媒体記憶装置台数,交換媒
体記憶装置倍速率x,単位時間当たりの情報量,媒体交
換手段の媒体交換時間により再生単位を決定するによ
り、最適なシステム設計を可能としている。
【0076】また、同時に情報提供する端末数Nが同時
に情報を提供することが可能な最大端末数Mより常にm
≧1なるmだけ小さくなるように、システムを構成する
ことにより、情報再生要求から応答までの待ち時間をさ
らに短縮することが可能なリクエスト型の情報提供装置
を提供できる。
【0077】また、交換媒体記憶装置にCD−ROMの
ような読み出し専用ディスク装置を用いることにより、
市販のパッケージメディアを使用することが可能にな
り、蓄積する情報を制作する必要がなくなる。
【0078】また、交換媒体記憶装置はCD−ROMの
ような線速度一定(CLV)の媒体を再生するもので、ヘ
ッド,ピックアップなどの信号検出手段を少なくとも2
つ以上有し、外部からの情報再生要求に対して、複数の
信号検出手段が同じファイルの別の領域にアクセスを行
うことにより、交換媒体記憶装置の転送速度を見かけ上
速くすることが可能になる。その結果、1つの交換媒体
記憶装置で多くのユーザからの情報提供要求に応えるこ
とが可能になり、交換媒体蓄積装置の台数を抑え、コン
パクトで安価なシステムを構築することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報提供装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における動作を示すタイ
ミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例における情報提供装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例における動作を示すタイ
ミング図である。
【図5】本発明の第2の実施例の複数の交換媒体記憶装
置を用いた場合の動作を示すタイミング図である。
【図6】本発明の第2の実施例の複数の交換媒体記憶装
置を用いた場合の動作を示すタイミング図の拡大図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例における動作を示すタイ
ミング図である。
【図8】本発明の第4の実施例における平均待ち時間を
示す一例である。
【図9】本発明の第6の実施例における情報提供装置の
構成を示す要部のブロック図である。
【符号の説明】
1…交換媒体記憶装置、 2…一時記憶装置、 3…ユ
ニットコントローラ、4…交換媒体記憶装置の読み出し
制御手段、 5…バッファ管理/記録制御手段、 6…
プロトコルコントローラ、 7…蓄積情報管理手段、
8…バッファ読み出し制御手段、 9…情報送受信手
段、 10…ハブ、 11…端末、 14…通信回線、 15…
媒体交換手段(チェンジャ)、 16…チェンジャ制御手
段、 18…交換媒体、 20…情報提供装置、 21…分割
再生手段、 22…再生単位推定手段、40a〜40d…信号検
出手段、 41…CLV記録媒体、 42…入出力手段、
43…情報分離手段、 44…バッファ分割記録手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末からの要求に対して情報を提
    供する情報提供装置において、交換可能な媒体上に記録
    されている情報を再生し、標準再生速度の2倍以上の倍
    速率xで再生することが可能な少なくとも1台の交換媒
    体記憶装置と、前記交換媒体記憶装置から前記任意の端
    末から要求のあった情報を前記交換媒体記憶装置のアク
    セス時間と前記倍速率xにより決定される所定の単位ず
    つ分割して断続的に再生する分割再生手段と、前記交換
    媒体記憶装置から前記分割再生手段によって再生された
    情報を一時的に記憶する一時記憶装置と、前記交換可能
    な媒体に収録されている情報を管理する蓄積情報管理手
    段と、前記一時記憶装置に記録された情報を管理するバ
    ッファ管理記録制御手段と、前記端末から要求のあった
    情報を前記一時記憶装置から再生し、時分割処理によっ
    て要求のあった端末に対して情報を送信する情報送信手
    段とを有することを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 複数の端末からの要求に対して情報を提
    供する情報提供装置において、交換可能な媒体上に記録
    されている情報を再生し、標準再生速度の2倍以上の倍
    速率xで再生することが可能な少なくとも1台の交換媒
    体記憶装置と、前記交換可能な媒体をストックし媒体交
    換を行う媒体交換手段と、前記媒体交換手段への指令を
    制御するチェンジャ制御手段と、前記交換媒体記憶装置
    から前記任意の端末から要求のあった情報を前記交換媒
    体記憶装置のアクセス時間と前記倍速率xにより決定さ
    れる所定の単位ずつ分割して断続的に再生する分割再生
    手段と、任意の端末から要求された情報に対して、前記
    交換媒体記憶装置から連続して再生する所定の再生情報
    量を推定する再生単位推定手段と、前記交換媒体記憶装
    置から前記分割再生手段によって再生された情報を一時
    的に記憶する一時記憶装置と、前記交換可能な媒体に収
    録されている情報を管理する蓄積情報管理手段と、前記
    一時記憶装置に記録された情報を管理するバッファ管理
    記録制御手段と、前記端末から要求のあった情報を前記
    一時記憶装置から再生し、時分割処理によって要求のあ
    った端末に対して情報を送信する情報送信手段とを有
    し、前記分割再生手段は前記再生単位推定手段に基づく
    所定の単位ずつ分割して断続的に再生することを特徴と
    する情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記再生単位推定手段は、少なくともサ
    ポート対象端末数、交換媒体記憶装置台数、交換媒体記
    憶装置倍速率x、単位時間当たりの情報量、媒体交換手
    段の媒体交換時間により再生単位を決定することを特徴
    とする請求項2記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 同時に情報提供する端末数kが同時に情
    報を提供することが可能な最大端末数Mより常にm≧1
    なるmだけ小さいことを特徴とする請求項1または2記
    載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記交換媒体記憶装置は、読み出し専用
    ディスク装置であることを特徴とする請求項1または2
    記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記交換媒体記憶装置は、線速度一定で
    記録されている交換媒体を再生するもので、前記交換媒
    体を再生するための少なくとも2つ以上の信号検出手段
    と、端末からの再生要求に応じた前記交換媒体に記録さ
    れた情報を前記少なくとも2つ以上の信号検出手段によ
    って異なる領域から概ね同時に再生する信号検出手段制
    御装置と、前記少なくとも2つ以上の信号検出手段によ
    って再生された信号を統合して送出する入出力手段とを
    有し、かつバッファ管理記録制御手段は、前記交換媒体
    記憶装置の入出力手段の信号を前記少なくとも2つ以上
    の信号検出手段の各々からの信号に分離する情報分離手
    段と、前記情報分離手段の出力信号を前記少なくとも2
    つ以上の前記信号検出手段の各々毎にバッファの領域を
    分割し記録するバッファ分割記録手段とを有することを
    特徴とする請求項1または2記載の情報提供装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008050446A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Pioneer Corporation Dispositif de traitement de l'information, terminal, procédé de traitement de l'information, programme de traitement de l'information et support d'enregistrement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008050446A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Pioneer Corporation Dispositif de traitement de l'information, terminal, procédé de traitement de l'information, programme de traitement de l'information et support d'enregistrement

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