JPH08305626A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH08305626A
JPH08305626A JP11209695A JP11209695A JPH08305626A JP H08305626 A JPH08305626 A JP H08305626A JP 11209695 A JP11209695 A JP 11209695A JP 11209695 A JP11209695 A JP 11209695A JP H08305626 A JPH08305626 A JP H08305626A
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holding
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Application number
JP11209695A
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English (en)
Inventor
Shunichi Kimura
俊一 木村
Akihiro Ando
明浩 安東
Setsu Kunitake
節 國武
Taro Yokose
太郎 横瀬
Yutaka Koshi
裕 越
Isao Uesawa
功 上澤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレスバスのビット幅を越えたアドレス空
間を高速にかつリアルタイムにアクセスすることのでき
るメモリ装置を提供する。 【構成】 入力アドレス4が下位アドレスレジスタ2に
入力されると、アドレス計算回路3は、上位アドレスレ
ジスタ1の値と、下位アドレスレジスタ2の値からアド
レスを計算し、そのアドレスでランダムアクセスメモリ
5をアクセスする。一方、計算されたアドレスは、アド
レス比較回路7において、更新元アドレスレジスタ8の
値と比較される。両者の一致が検出されると、上位アド
レス更新回路6は、更新先アドレスレジスタ9の値を取
り出し、上位アドレスレジスタ1に入力する。これによ
り、上位アドレスの更新が自動的に行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランダムアクセス可能
なメモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な装置構成例を示すブロ
ック図である。図中、21はメモリ装置、22はCP
U、23はダイレクトメモリアクセスコントローラ(D
MAC)、24はアドレスバス線、25は外部入出力装
置である。CPU22からメモリ装置21をアクセスす
る際には、アドレスバス線24にアドレスを送出するこ
とによって行なわれる。メモリ装置21では、CPU2
2やDMAC23からアドレスバス線24を介して送ら
れてくるアドレスを取り込み、取り込んだアドレスに対
応したデータをデータバス線に出力する。
【0003】例えば、「Z80ファミリ・ハンドブッ
ク」(CQ出版社)203ページに示されるような、入
出力のアドレスバス幅が16ビットの場合を考える。C
PU22は、直接には64kバイトのメモリ空間のみを
扱うことができる。
【0004】例えば、画像情報の場合のように、大量の
データを扱う場合、64kバイトのメモリ空間では不足
であり、メモリ空間を広げる必要がある。従来より、メ
モリ空間を広げるため、アドレスを上位ビットと下位ビ
ットに分けて入力することが行なわれている。図6は、
従来のメモリ装置におけるアドレス空間の拡張を実現す
るための構成の一例を示すブロック図である。図中、3
1は上位アドレスレジスタ、32は下位アドレスレジス
タ、33はアドレス計算回路、34はランダムアクセス
メモリ、35は入力アドレスである。図6に示すよう
に、図5のアドレスバス線24を介して送られてくる入
力アドレス35は、図6に示される下位アドレスレジス
タ32に入力される。上位アドレスレジスタ31は、C
PU22等によって予め設定される。アドレス計算回路
33では、上位アドレスのビットと、下位アドレスのビ
ットを連結あるいは加えることによって、ランダムアク
セスメモリ34のアドレスを生成する。このようにする
ことによって、アドレスバス幅が16ビットであって
も、64kバイト以上のメモリ空間にアクセスすること
ができる。例えば、上位アドレスレジスタ31と下位ア
ドレスレジスタ32とが16ビットであり、これらを連
結してアドレスを生成する場合には、32ビットのアド
レス幅でメモリをアクセスすることができる。
【0005】一方、図5において、大量のブロックデー
タをメモリ装置21と外部入出力装置25の間で転送す
る際には、DMAC23によりCPU22の介在なくデ
ータ転送を行なう。これを以下、DMA転送と呼ぶ。C
PU22は、転送の前にDMAC23に対して、転送の
先頭アドレスと、転送量を設定する。DMAC23の起
動とともにCPU22は停止し、転送が行なわれる。転
送が終了すると、DMAC23はCPU22に転送終了
割り込みを行ない、CPU22の動作が再開する。DM
A転送は、DMAC23がアドレスバス線24を介して
アドレスをメモリ装置22へ送出することによって行な
われる。そのため、DMA転送可能な最大転送データ量
は、アドレスバス幅が16ビットであれば64kバイト
に制限される。
【0006】DMAC23の中には、前述の「Z80フ
ァミリ・ハンドブック」(CQ出版社)210ページに
示されるように、オート・リスタート機能を持つものが
ある。オート・リスタート機能では、一回のDMA転送
が終わった後に、レジスタに蓄えられていた転送の先頭
アドレスと、転送量を再度設定し、自動的に再度DMA
転送を行なうことができる。このオート・リスタート機
能を用いることによって、64kバイト以内のアドレス
空間を自動的に何度も転送することができる。しかし、
この機能のみによって64kバイトより大きなアドレス
空間をアクセスすることはできない。
【0007】ここで、64kバイト以上のデータ転送を
行なう場合には、図6に示したように、上位アドレスレ
ジスタ31を書き換える必要がある。例えば、画像情報
の場合には、連続かつ大量のデータを転送することが要
求される。以下、2Mバイトの連続データ転送をする場
合を例にして説明する。2Mバイトのデータをアクセス
するためには、21ビットのアドレス幅が必要である。
下位アドレスレジスタ32はアドレスバス幅の16ビッ
トとし、上位アドレスレジスタ31は残りの5ビットと
すればよい。
【0008】CPU22は、転送アドレスの上位5ビッ
トを上位アドレスレジスタ31に設定する。さらに、C
PU22はDMAC23に転送アドレスの下位16ビッ
トおよび転送バイト数を設定する。DMAC23は転送
アドレスの下位16ビットを順次送出して転送を行な
う。転送が終了すると、CPU22に転送終了割り込み
を送る。CPU22は転送終了割り込みを受けると、上
位アドレスレジスタ31をインクリメントする。さら
に、CPU22はDMAC23に転送アドレスの下位1
6ビットおよび転送バイト数を設定する。以上を繰り返
すことによって、2Mバイトのデータ転送を行なうこと
ができる。
【0009】CPUのアドレスバス幅以上である大量か
つ連続のメモリ空間をアクセスし、DMA転送を行なう
場合、DMAC23のオート・リスタート機能を用いる
ことによって、下位アドレスのデータおよび転送バイト
数は、DMA転送の開始ごとに設定する必要がない場合
が多い。また、上位アドレスレジスタ31の内容は、単
純なインクリメントで良い場合が多い。また、インクリ
メントでは実現できない場合でも、予めスタック領域に
上位アドレスレジスタ31にセットする次のアドレスデ
ータを蓄積しておけば、CPU23に割り込みをかける
必要はない。
【0010】しかし、上述のような従来技術において
は、大量かつ連続のメモリ領域をアクセスする場合、一
旦CPU23に割り込みをかけて、上位アドレスレジス
タ21に上位アドレスを入力する必要があった。割り込
み処理の際にはオペレーティングシステムが介在するた
め、少なくとも数100msの時間を要する。また、オ
ペレーティングシステムが介在した場合の処理時間を予
測することが困難である。すなわち、アクセス速度の低
下および揺らぎが発生し、大容量の連続データを転送す
る際のリアルタイム性を保証できないという問題点があ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、アドレスバスのビット幅を
越えたアドレス空間を高速にかつリアルタイムにアクセ
スすることのできるメモリ装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アドレスを複数のフィールドに分解して入力するメ
モリ装置において、アドレスに対応づけてデータを保持
するデータ保持手段と、前記アドレスのうち一部のフィ
ールドを保持する下位アドレス保持手段と、該下位アド
レス保持手段が保持するフィールドより上位の前記アド
レスのフィールドを少なくとも保持する上位アドレス保
持手段と、該上位アドレス保持手段と前記下位アドレス
保持手段に保持されているアドレスをもとに前記データ
保持手段のアドレスを求めるアドレス計算手段と、更新
元アドレスを保持する更新元アドレス保持手段と、該更
新元アドレス保持手段に保持されている前記更新元アド
レスと前記アドレス計算手段で求められたアドレスとを
比較するアドレス比較手段と、更新先アドレスを保持す
る更新先アドレス保持手段と、前記アドレス比較手段に
よる比較結果に基づき前記上位アドレス保持手段を更新
する上位アドレス更新手段を有し、該上位アドレス更新
手段は、前記アドレス計算手段で求められたアドレスが
前記更新元アドレス保持手段に保持されている前記更新
元アドレスと等しい場合に、前記更新先アドレス保持手
段に保持されている前記更新先アドレスを前記上位アド
レス保持手段に入力することを特徴とするものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のメモリ装置において、前記更新先アドレス保持手段が
複数存在するとともに、有効な前記更新先アドレス保持
手段を指定する指定手段をさらに有し、該指定手段は、
前記上位アドレス更新手段が前記上位アドレス保持手段
を更新するたびに異なる前記更新先アドレス保持手段を
指定することを特徴とするものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、アドレスを複数
のフィールドに分解して入力するメモリ装置において、
アドレスに対応づけてデータを保持するデータ保持手段
と、前記アドレスのうち一部のフィールドを保持する下
位アドレス保持手段と、該下位アドレス保持手段が保持
するフィールドより上位の前記アドレスのフィールドを
少なくとも保持する上位アドレス保持手段と、該上位ア
ドレス保持手段と前記下位アドレス保持手段に保持され
ているアドレスをもとに前記データ保持手段のアドレス
を求めるアドレス計算手段と、更新元アドレスを保持す
る更新元アドレス保持手段と、該更新元アドレス保持手
段に保持されている前記更新元アドレスと前記アドレス
計算手段で求められたアドレスとを比較するアドレス比
較手段を有し、該アドレス比較手段は、前記アドレス計
算手段で求められたアドレスが前記更新元アドレス保持
手段に保持されている前記更新元アドレスと等しい場合
に、前記前記上位アドレス保持手段に保持されているア
ドレスを1増加させることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、予め、アドレ
スのうち下位アドレス保持手段に保持されるフィールド
以外の、上位アドレス保持手段に保持されるフィールド
を含むフィールドについて設定しておく。また、更新元
アドレスが更新元アドレス保持手段に、更新先アドレス
が更新先アドレス保持手段に設定される。下位アドレス
保持手段にアドレスの一部を構成するフィールドのデー
タが入力されると、アドレス計算手段がアドレスを計算
し、そのアドレスでデータ保持手段がアクセスされる。
それとともに、計算されたアドレスはアドレス比較手段
で更新元アドレスと比較される。計算されたアドレスが
更新元アドレスと等しくなると、更新先アドレス保持手
段に保持されている更新先アドレスを上位アドレス保持
手段に入力する。例えば、同じ上位アドレス保持手段に
保持されるフィールド値を用いてアクセスされるメモリ
空間の最後のアドレスを更新元アドレスとし、その後ア
クセスされるメモリ空間の上位アドレス保持手段に保持
されるフィールド値を更新先アドレスとして設定してお
く。すると、更新元アドレスとなった時点で上位アドレ
ス保持手段が更新先アドレスに変更されるので、そのま
ま別のメモリ空間をアクセスすることができる。このよ
うに、下位アドレス保持手段に保持されるアドレスのビ
ット数よりも広い空間のデータを連続してアクセスする
ことが可能となる。また、上位アドレス保持手段の内容
の変更は、CPUに依らないので、オペレーティングシ
ステムなどを経由せず、リアルタイムのアクセスが可能
である。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、複数の更新先アドレス保持手段
を設け、指定手段によって順次指定されるように構成し
ているので、次々と上位アドレス保持手段を更新し、広
いメモリ空間を連続してアクセスすることが可能とな
る。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様に、予め、アドレスのうち下位アド
レス保持手段に保持されるフィールド以外の、上位アド
レス保持手段に保持されるフィールドを含むフィールド
について設定しておく。また、更新元アドレスを更新元
アドレス保持手段に設定しておく。このとき、更新元ア
ドレスとしては、アドレスのうち下位アドレス保持手段
に保持されるフィールドについて設定する。下位アドレ
ス保持手段にアドレスの一部を構成するフィールドのデ
ータが入力されると、アドレス計算手段がアドレスを計
算し、そのアドレスでデータ保持手段がアクセスされ
る。それとともに、計算されたアドレスはアドレス比較
手段で更新元アドレスと比較される。計算されたアドレ
スが更新元アドレスと等しくなると、アドレス比較手段
は上位アドレス保持手段をインクリメントする。例え
ば、上位アドレス保持手段に保持されるフィールドと下
位アドレス保持手段に保持されるフィールドを連結して
アドレスを生成する場合、連続したメモリ空間を順次ア
クセスしてゆくことができる。このとき、上位アドレス
保持手段に保持されるフィールドの値は、CPUを介さ
ずに自動的に更新されるので、高速に、しかもリアルタ
イムに、連続したメモリ空間のアクセスが可能である。
【0018】
【実施例】図1は、本発明のメモリ装置の第1の実施例
を示す概略構成図である。図中、1は上位アドレスレジ
スタ、2は下位アドレスレジスタ、3はアドレス計算回
路、4は入力アドレス、5はランダムアクセスメモリ、
6は上位アドレス更新回路、7はアドレス比較回路、8
は更新元アドレスレジスタ、9は更新先アドレスレジス
タである。この実施例では、ランダムアクセスメモリ5
をアクセスするためのアドレスが上位アドレスと下位ア
ドレスの2つのフィールドに分割されているものとす
る。
【0019】上位アドレスレジスタ1は、ランダムアク
セスメモリ5をアクセスするためのアドレスのうち、上
位アドレスを保持する。また、下位アドレスレジスタ2
は、入力アドレス4を受け取り、ランダムアクセスメモ
リ5をアクセスするためのアドレスのうちの下位アドレ
スとして保持する。下位アドレスレジスタ2は、入力ア
ドレス4と同じビット長を有している。アドレス計算回
路3は、上位アドレスレジスタ1および下位アドレスレ
ジスタ2に保持されている上位アドレスおよび下位アド
レスを連結して、ランダムアクセスメモリ5をアクセス
するためのアドレスを生成する。ランダムアクセスメモ
リ5には、アドレスに対応づけてデータが格納されてお
り、アドレス計算回路3で生成されたアドレスにより、
データの読み出しおよび書き込みが行なわれる。
【0020】アドレス比較回路7は、アドレス計算回路
3で生成されたアドレスと、更新元アドレスレジスタ8
に格納されている更新元アドレスを比較する。比較の結
果、一致した場合には上位アドレス更新回路6に対して
その旨を通知する。上位アドレス更新回路6は、アドレ
ス比較回路7において一致が検出されたとき、更新先ア
ドレスレジスタ9から更新先アドレスを取り出して上位
アドレスレジスタ1に入力する。更新元アドレスレジス
タ8には、上位アドレスの更新前の最後のアドレスが格
納される。更新元アドレスレジスタ8のビット長は、ラ
ンダムアクセスメモリ5をアクセスするためのアドレス
のビット長に等しく構成されている。更新先アドレスレ
ジスタ9には、上位アドレスレジスタ1を更新するため
のデータが格納される。更新先アドレスレジスタ9のビ
ット長は、上位アドレスレジスタ1のビット長に等しく
構成されている。
【0021】次に、本発明の第1の実施例における動作
の一例について説明する。上位アドレスレジスタ1、更
新元アドレスレジスタ8、更新先アドレスレジスタ9
は、予めCPU等によって設定される。その後、アドレ
スバスを介してCPUやDMAC等から入力アドレス4
が入力される。入力アドレス4は、下位アドレスレジス
タ2に下位アドレスとして格納される。すると、アドレ
ス計算回路3は、予め上位アドレスレジスタ1に設定さ
れている上位アドレスと、下位アドレスレジスタ2に格
納された下位アドレスをもとに、アドレスを計算する。
そして、計算されたアドレスによってランダムアクセス
メモリ5をアクセスする。アクセスが読み出しの場合、
計算されたアドレスに対応するデータが例えばデータバ
スを介して転送される。また、アクセスが書き込みの場
合には、データバスを介して転送されてきたデータが計
算されたアドレスへ書き込まれる。
【0022】一方、アドレス計算回路3で計算されたア
ドレスは、アドレス比較回路7に入力される。アドレス
比較回路7では、更新元アドレスレジスタ8に予め設定
されている更新元アドレスと、アドレス計算回路3から
入力されるアドレスとを比較する。比較の結果、一致が
検出されると、その旨が上位アドレス更新回路6に伝え
られる。上位アドレス更新回路6は、アドレス比較回路
7からアドレスの一致を検出した旨を受け取ると、更新
先アドレスレジスタ9に予め設定されている更新先アド
レスを取り出し、上位アドレスレジスタ1に入力する。
以後、更新された上位アドレスを元に、ランダムアクセ
スメモリ5のアクセスが行なわれることになる。
【0023】図2は、本発明の第1の実施例によってア
クセス可能なメモリ空間の具体例の説明図である。この
具体例では、アドレスバスのビット長すなわち下位アド
レスレジスタのビット長を16ビットとし、上位アドレ
スレジスタのビット長を4ビットとする。そして、20
ビットのアドレスでランダムアクセスメモリ5をアクセ
スするものとする。また、以下の説明において、16進
数の表示を、‘0x’を頭に付して示す。
【0024】図2(A)に示す例では、20ビットのア
ドレスでアクセス可能なランダムアクセスメモリ5のメ
モリ空間のうち、0x80000から0x9FFFFま
での連続区間をアクセスするものとする。まず、上位ア
ドレスレジスタに上位のアドレスとして0x8を入力す
る。また、更新元アドレスレジスタ8には、更新元アド
レスとして0x8FFFFを設定する。さらに、更新先
アドレスレジスタ9には、更新先アドレスとして0x9
を設定しておく。
【0025】連続したアドレスのアクセスのため、下位
アドレスレジスタ2には、0x0000から1ずつ増加
した下位アドレスが順次入力される。アドレス計算回路
3では、上位アドレスレジスタ1の値と、下位アドレス
レジスタの値2からランダムアクセスメモリのアドレス
を生成する。例えば、下位アドレスとして0x0000
が入力アドレス4として与えられると、0x80000
がアドレスとして生成される。生成されたアドレスは、
ランダムアクセスメモリ5に与えられ、0x80000
のアドレスがアクセスされる。
【0026】生成されたランダムアクセスメモリのアド
レスは、アドレス比較回路7にも入力され、生成された
アドレス0x80000と、更新元アドレスレジスタ8
に設定されている更新元アドレス0x8FFFFとをア
ドレス比較回路7において比較する。この場合、同じで
はないので、上位アドレスの更新は行なわない。
【0027】同様にして、順次入力される入力アドレス
4について、アドレスの生成およびランダムアクセスメ
モリ5へのアクセスと、アドレス比較回路7における更
新元アドレスとの比較が行なわれる。
【0028】順次入力アドレス4が1ずつ更新されてゆ
き、入力アドレス4として0xFFFFが入力される
と、アドレス計算回路3はアドレス0x8FFFFを生
成して出力し、ランダムアクセスメモリ5のアクセスが
行なわれる。このとき、アドレス比較回路7では、生成
されたアドレスと更新元アドレスとの比較の結果、一致
することが検出される。この場合、アドレス比較回路7
は、一致が検出されたことを上位アドレス更新回路6に
伝える。上位アドレス更新回路6はこれを受けて、更新
先アドレスレジスタ9に設定されている更新先アドレス
0x9を上位アドレスレジスタ1に入力する。これによ
り、上位アドレスレジスタ1に保持される上位レジスタ
の値は0x9となる。その後、入力アドレス4として0
x0000が与えられ、アドレス計算回路3でアドレス
0x90000が生成される。以下、入力アドレス4と
して1ずつインクリメントされた入力アドレス4が与え
られることによって、0xAFFFFまでのメモリ空間
がアクセスされる。
【0029】このように、16ビットの入力アドレスに
よって、0x80000〜0x9FFFFまでの128
kバイトの連続したメモリ空間をアクセスすることがで
きる。入力アドレス4としては、CPUから0x000
0〜0xFFFFまでの順次アクセスを2回繰り返して
もよいし、DMACに対して先頭アドレスを0x000
0、転送バイト数を64kバイトとして、オート・リス
タート機能により2回繰り返すように設定すればよい。
あるいは、DMACにおいて、0xFFFFまでアクセ
スの後、0x0000にリセットされるような機能を有
する場合には、その機能を用いてもよい。DMACは、
アドレスを1ずつインクリメントして送出するので、上
述のような連続領域のアクセスには好適である。
【0030】図2(A)に示した例では、128kバイ
トの連続した領域をアクセスする場合の具体例を示した
が、例えば、図2(B)に示すように、64kバイトご
との離間したメモリ空間をアクセスすることも可能であ
る。この場合には、後でアクセスするメモリ空間の上位
アドレスとして設定しておけばよい。すなわち、図2
(B)に示す例では、0x80000から先にアクセス
する場合には0xAを、0xA0000から先にアクセ
スする場合には0x8を上位アドレスとして設定してお
けばよい。
【0031】さらに、図2(C)に示すように、64k
バイトに満たない離間した領域を連続してアクセスする
ことも可能である。例えば、図2(C)の場合には、D
MACに対して先頭アドレス0x4000、転送バイト
数32kバイトとして、オート・リスタート機能により
2回繰り返すように設定し、上位アドレスとして0x
9、更新元アドレスとして0x9BFFF、更新先アド
レスとして0x8を設定しておけばよい。
【0032】このように、上述の第1の実施例では、入
力アドレス4のアドレス幅でアクセス可能なメモリ領域
よりも広いメモリ領域を連続してアクセスすることがで
きる。このとき、CPUに割り込みをかけて上位アドレ
スの再セットなどを行なうことなく、連続したアクセス
が可能であるので、リアルタイムの順次アクセスが可能
である。
【0033】上述の第1の実施例では、更新元アドレス
レジスタ8にはランダムアクセスメモリ5に与えるアド
レスそのものを設定したが、これに限らず、下位アドレ
スレジスタ2に入力される下位アドレスに対応する部分
のみを設定し、アドレス比較回路7で下位アドレスに対
応する部分のみを比較するように構成することもでき
る。この場合、ハードウェア量を減少させることができ
る。
【0034】図3は、本発明のメモリ装置の第2の実施
例を示す概略構成図である。図中、図1と同様の部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。10はアドレス比
較回路、11は上位アドレス更新回路、12は更新元ア
ドレスレジスタ、13は更新先アドレスメモリ、14は
カウンタである。この第2の実施例においては、上述の
第1の実施例における更新先アドレスレジスタ9が複数
存在する。
【0035】この実施例では、更新元アドレスレジスタ
12は、下位アドレスレジスタ2のビット長と同じビッ
ト長として構成される。アドレス比較回路10は、アド
レス計算回路3で生成したランダムアクセスメモリ5の
アドレスのうち、下位アドレスに対応する部分と、更新
元アドレスレジスタ12に設定される更新元アドレスと
を比較する。更新先アドレスメモリ13は、複数の更新
先アドレスを格納する。カウンタ14は、更新先アドレ
スメモリ13に格納されている複数の更新先アドレスの
うちから1つを指し示す。また、カウンタ14は、上位
アドレスの更新とともに、値が変更される。上位アドレ
ス更新回路11は、カウンタ14が指し示している更新
先アドレスメモリ13内の更新先アドレスを取り出し、
上位アドレスレジスタ1に入力する。
【0036】本発明の第2の実施例における動作の一例
を説明する。アドレス計算回路3におけるアドレスの生
成およびランダムアクセスメモリ5のアクセスまでの動
作は、上述の第1の実施例と同様である。アドレス計算
回路3において生成されたランダムアクセスメモリ5の
アドレスのうち、下位アドレスに対応する部分が、更新
元アドレスレジスタ12に設定されている更新元アドレ
スとアドレス比較回路10において比較される。比較の
結果、同じであった場合、上位アドレス更新回路11
は、カウンタ14の値を用いて更新先アドレスメモリ1
3から更新先アドレスを取り出し、上位アドレスレジス
タ1に入力する。さらに、カウンタ14の値を増加させ
る。
【0037】その後、更新された上位アドレスによるア
クセスが行なわれる。アドレス計算回路3において生成
されたランダムアクセスメモリ5のアドレスのうちの下
位アドレスに対応する部分と、更新元アドレスレジスタ
12の値が同じであった場合は、カウンタ14の値が増
加しているため、別の更新先アドレスが更新先アドレス
メモリ13から引き出され、上位アドレスレジスタ11
に入力される。
【0038】このような動作により、更新先アドレスメ
モリ13に格納されている更新先アドレスの個数をnと
すれば、下位アドレスでアクセスできるメモリ空間のn
+1倍のメモリ空間を順次アクセスすることができる。
例えば、下位アドレスのビット幅が16ビットであり、
15個の更新先アドレスが更新先アドレスメモリ13に
格納可能であれば、1Mバイトのメモリ空間をアクセス
することができる。この場合、上述の第1の実施例と同
様に、各64kバイトのメモリ空間は連続している必要
はなく、また、更新先アドレスの設定により図2
(B),(C)に示したようなとびとびのメモリ空間で
も、n+1個の領域をアクセスすることができる。この
とき、上位アドレスの更新は自動的に行なわれ、CPU
等による再設定は不要である。
【0039】上述の第2の実施例ではカウンタ14によ
り更新先アドレスを順次選択しているが、これに限ら
ず、他の方法を用いてもよい。例えば、更新先アドレス
をリスト構造とし、ポインタを更新するように構成して
もよい。
【0040】図4は、本発明のメモリ装置の第3の実施
例を示す概略構成図である。図中、図1、図3と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。15は上位
アドレスカウンタである。上位アドレスカウンタ15
は、予め上位アドレスが設定されるとともに、アドレス
比較回路10からアドレスの一致の通知を受けると、上
位アドレスをインクリメントする。
【0041】アドレス計算回路3でランダムアクセスメ
モリ5のアドレスが生成されると、そのアドレスでラン
ダムアクセスメモリ5がアクセスされるとともに、アド
レス比較回路10にも入力される。アドレス比較回路1
0は、アドレス計算回路3で生成したアドレスのうち下
位アドレスに対応する部分と、更新元アドレスレジスタ
12に設定されている更新元アドレスを比較する。比較
の結果、同じであった場合、その旨を上位アドレスカウ
ンタ15へ伝え、上位アドレスカウンタ15の値を1増
加させる。
【0042】このように、この第3の実施例において
は、下位アドレスが更新元アドレスに到達するごとに、
上位アドレスを自動的に増加させて、広いメモリ空間を
アクセスすることができる。例えば、下位アドレスのビ
ット幅が16ビットであり、入力アドレスが0x000
0〜0xFFFFまでm回繰り返して順次入力されるも
のとすれば、更新元アドレスレジスタ12に0xFFF
Fを設定しておくだけで、64kバイト×mだけのメモ
リ空間を順にアクセスすることができる。この第3の実
施例では、任意の領域を任意の順にアクセスすることは
できないが、更新先アドレスの設定を行なう必要はな
く、また、ハードウェア量を減少させることができる。
画像などのデータは連続した領域に格納されていること
が多く、この第3の実施例のような連続した領域のアク
セスだけでも非常に有用である。
【0043】上述の第1ないし第3の実施例は、種々の
変形が可能である。例えば、アドレス比較回路7および
10では、更新元アドレスレジスタ8および12に設定
されている更新元アドレスのうち、最上位の1となるビ
ットから以下のビットのみ比較の対象にするように構成
することができる。これにより、回路を変更せずに、ア
ドレスを切り替える単位を変更することができる。例え
ば、更新元アドレスのビット幅が16ビットであると
き、上述の構成では64kバイトごとにアドレスを更新
する場合にはそのまま機能させることができるが、例え
ば32kバイトごとに更新する場合、上位1ビットをマ
スクし、下位15ビットのみを比較する回路が必要とな
る。しかし、更新元アドレスのうち、最上位の1となる
ビットから以下のビットのみを比較の対象とすることに
よって、64kバイトごとに更新する場合は16ビット
目が1であるから16ビットすべてを比較対象とし、3
2kバイトごとに更新する場合には16ビット目が0、
15ビット目が1であるから下位15ビットのみを比較
対象とすることができる。
【0044】また、更新元アドレスレジスタ8および1
2の下位のビット数を削減し、削減した下位のビットを
予め決められたパターンとして、ハードウェア量を削減
してもよい。さらに、更新元アドレスレジスタ8および
12も複数設け、カウンタやポインタなどで順次切り替
えるように構成することが可能である。このとき、アド
レス比較回路7および10は、選択されている更新元ア
ドレスを用いて比較を行なうように構成すればよい。
【0045】また、上述の各実施例における具体例で
は、アドレス計算回路3は、ランダムアクセスメモリ5
をアクセスするアドレスを生成する際に、上位アドレス
と下位アドレスを連結する例のみを示している。しか
し、これに限らず、例えば、上位アドレスと下位アドレ
スが一部でオーバーラップし、加算演算によってアドレ
スを求める構成であってもよい。例えば、中間の8ビッ
トをオーバーラップさせ、上位アドレス20ビットと下
位アドレス20ビットから32ビットのアドレスを得る
ように構成してもよい。
【0046】さらに、ランダムアクセスメモリ5をアク
セスするためのアドレスが、上位アドレスレジスタ1ま
たは上位アドレスカウンタ15と、下位アドレスレジス
タ2だけでなく、さらに別のアドレスレジスタの値をも
用いて計算されるものであってよい。例えば、上位アド
レスよりも上位に更新されないアドレス部分を有してい
てもよい。また、画像メモリなどではアドレスの上位お
よび下位を座標軸に対応づけている場合も多く、この場
合、上位アドレスおよび下位アドレスの一部が固定部分
であってもよい。さらにこの場合には、上位アドレスに
外部からの入力アドレスが入力され、下位アドレスが自
動更新されるように構成することも可能である。
【0047】さらに、上述の各実施例に示した構成は、
組み合わせて構成することが可能である。例えば、連続
した領域については第3の実施例に示すような自動的に
上位アドレスを更新する機能を用い、ある時点で第1ま
たは第2の実施例に示すように上位アドレスを更新先ア
ドレスによって変更するように構成する。このような構
成によれば、例えば、複数枚の画像データが存在すると
き、各画像データ内のアクセスを連続して行ない、ま
た、各画像データ間の切り換えを更新先アドレスの設定
によって行なうことができる。具体的には、入力アドレ
スのビット幅が21ビットであり、複数の画像データが
それぞれ16Mバイトの領域に15Mバイトずつ存在す
る場合、21ビットのアドレスでアクセス可能な2Mバ
イトの領域のアクセスを連続して7回行ない、最後の8
回目では1Mバイトアクセスした時点で次の画像データ
の先頭アドレスにジャンプするように更新先アドレスを
設定しておけばよい。第2の実施例の構成を用いれば、
3枚以上の画像データも連続してアクセスすることがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、オペレーティングシステムの介在なく、アド
レスバスのビット幅を越えたアドレス部分を自動的に変
更することができるため、ランダムアクセスメモリのア
クセス速度を向上させ、また、アクセス速度を保証する
ことができる。その結果、メモリ装置を高速かつリアル
タイムにアクセスすることが可能となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメモリ装置の第1の実施例を示す概
略構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施例によってアクセス可能
なメモリ空間の具体例の説明図である。
【図3】 本発明のメモリ装置の第2の実施例を示す概
略構成図である。
【図4】 本発明のメモリ装置の第3の実施例を示す概
略構成図である。
【図5】 一般的な装置構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】 従来のメモリ装置におけるアドレス空間の拡
張を実現するための構成の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…上位アドレスレジスタ、2…下位アドレスレジス
タ、3…アドレス計算回路、4…入力アドレス、5…ラ
ンダムアクセスメモリ、6…上位アドレス更新回路、7
…アドレス比較回路、8…更新元アドレスレジスタ、9
…更新先アドレスレジスタ、10…アドレス比較回路、
11…上位アドレス更新回路、12…更新元アドレスレ
ジスタ、13…更新先アドレスメモリ、14…カウン
タ、15…上位アドレスカウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横瀬 太郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 越 裕 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 上澤 功 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスを複数のフィールドに分解して
    入力するメモリ装置において、アドレスに対応づけてデ
    ータを保持するデータ保持手段と、前記アドレスのうち
    一部のフィールドを保持する下位アドレス保持手段と、
    該下位アドレス保持手段が保持するフィールドより上位
    の前記アドレスのフィールドを少なくとも保持する上位
    アドレス保持手段と、該上位アドレス保持手段と前記下
    位アドレス保持手段に保持されているアドレスをもとに
    前記データ保持手段のアドレスを求めるアドレス計算手
    段と、更新元アドレスを保持する更新元アドレス保持手
    段と、該更新元アドレス保持手段に保持されている前記
    更新元アドレスと前記アドレス計算手段で求められたア
    ドレスとを比較するアドレス比較手段と、更新先アドレ
    スを保持する更新先アドレス保持手段と、前記アドレス
    比較手段による比較結果に基づき前記上位アドレス保持
    手段を更新する上位アドレス更新手段を有し、該上位ア
    ドレス更新手段は、前記アドレス計算手段で求められた
    アドレスが前記更新元アドレス保持手段に保持されてい
    る前記更新元アドレスと等しい場合に、前記更新先アド
    レス保持手段に保持されている前記更新先アドレスを前
    記上位アドレス保持手段に入力することを特徴とするメ
    モリ装置。
  2. 【請求項2】 前記更新先アドレス保持手段が複数存在
    するとともに、有効な前記更新先アドレス保持手段を指
    定する指定手段をさらに有し、該指定手段は、前記上位
    アドレス更新手段が前記上位アドレス保持手段を更新す
    るたびに異なる前記更新先アドレス保持手段を指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  3. 【請求項3】 アドレスを複数のフィールドに分解して
    入力するメモリ装置において、アドレスに対応づけてデ
    ータを保持するデータ保持手段と、前記アドレスのうち
    一部のフィールドを保持する下位アドレス保持手段と、
    該下位アドレス保持手段が保持するフィールドより上位
    の前記アドレスのフィールドを少なくとも保持する上位
    アドレス保持手段と、該上位アドレス保持手段と前記下
    位アドレス保持手段に保持されているアドレスをもとに
    前記データ保持手段のアドレスを求めるアドレス計算手
    段と、更新元アドレスを保持する更新元アドレス保持手
    段と、該更新元アドレス保持手段に保持されている前記
    更新元アドレスと前記アドレス計算手段で求められたア
    ドレスとを比較するアドレス比較手段を有し、該アドレ
    ス比較手段は、前記アドレス計算手段で求められたアド
    レスが前記更新元アドレス保持手段に保持されている前
    記更新元アドレスと等しい場合に、前記前記上位アドレ
    ス保持手段に保持されているアドレスを1増加させるこ
    とを特徴とするメモリ装置。
JP11209695A 1995-05-10 1995-05-10 メモリ装置 Pending JPH08305626A (ja)

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