JPH08305556A - コンピュータにおけるrom内プログラム修正方法 - Google Patents

コンピュータにおけるrom内プログラム修正方法

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JPH08305556A
JPH08305556A JP11304995A JP11304995A JPH08305556A JP H08305556 A JPH08305556 A JP H08305556A JP 11304995 A JP11304995 A JP 11304995A JP 11304995 A JP11304995 A JP 11304995A JP H08305556 A JPH08305556 A JP H08305556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
rom
data
ram
computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11304995A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kanai
誠一 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH08305556A publication Critical patent/JPH08305556A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMの物理的交換をせずにROMに格納さ
れたプログラムを容易に修正すること。 【構成】 プログラムをROM内に格納し、そのプログ
ラムが必要になった時点でROM5から主記憶装置にプ
ログラムを転送するコンピュータ装置において、修正対
象プログラム位置と、修正対象プログラムの長さと、プ
ログラム修正データを不揮発性RAM7に持ち、プログ
ラムローダにROM内プログラムを修正すべきか判断す
るアルゴリズムを持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラムの一部を読み
出し専用メモリ(以下、ROMという)に格納したコン
ピュータ装置に関し、特にROM内プログラムを障害修
正や機能変更等の目的で更新する必要があるコンピュー
タにおけるROM内プログラムの修正方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータ装置で
は、ROMにプログラムの一部を格納することが一般的
であるが、ROMに格納されたプログラムを修正する必
要が生じた場合、ROMを物理的に交換するか、EEP
ROM,Flash ROM等の場合は電気的にROM
の内容を書き換える手段が提供されている。
【0003】また、従来技術として特開平4−2590
46号公報には、仮想記憶機能を有するコンピュータシ
ステムにおいてROMに対する修正内容を不揮発性RA
Mに記憶しておき、コンピュータシステムの初期化時
に、ROMの修正部分を不揮発性RAMの内容に置換す
る方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に開
示されているROM内プログラム修正方法では、仮想記
憶機能を有するコンピュータ装置を前提にしているた
め、プログラムを格納したROMはCPUのメモリ空間
上にマッピングされている必要がある。また、仮想記憶
機能を持たないコンピュータ装置では、従来技術の発明
を適用することができないという問題がある。
【0005】それ故に本発明の課題は、仮想記憶機構を
持たないCPUを使用したコンピュータ装置においても
ROMの物理的交換をせずにROMに格納されたプログ
ラムを容易に修正することができ、プログラムの機能変
更あるいは障害修正に必要な費用を低減する効果を持つ
コンピュータにおけるROM内プログラム修正方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プログ
ラムをROM内に格納し、該プログラムが必要になった
時点で前記ROMから主記憶装置にプログラムを転送す
るコンピュータ装置において、修正対象プログラム位置
と、修正対象プログラムの長さと、プログラム修正デー
タを不揮発性RAMに持ち、プログラムローダに前記R
OM内のプログラムを修正すべきか判断するアルゴリズ
ムを持つことを特徴とするコンピュータにおけるROM
内プログラム修正方法が得られる。
【0007】また、本発明によれば、コンピュータにお
けるROM内プログラム修正方法において、CPUと、
主記憶装置として使用されるRAMと、該主記憶装置に
格納されるプログラムを格納するROMと、該ROMを
前記CPUのメモリ空間の一部にマッピングするROM
マッパと、前記ROMに格納されたプログラムの修正情
報を格納した不揮発性RAMと、これらのコンポーネン
トを接続するアドレスバスとデータバスとを有している
ことを特徴とするコンピュータにおけるROM内プログ
ラム修正方法が得られる。
【0008】さらに、本発明によれば、コンピュータに
おけるROM内プログラム修正方法において、前記RO
Mに格納されたプログラムをロードする時、前記アルゴ
リズムを使用してプログラムを前記RAMにロードし、
この時、ステップS1でロード対象プログラムの前記R
OM内アドレスを計算するステップと、この計算結果を
使用して前記不揮発性RAM内のすべての第1のフィー
ルドを検索し、一致するアドレスが格納されているかど
うか調べるステップと、一致するものがあった場合、第
3のフィールドの修正データで置換すべきと判断し、前
記ROM内データを前記不揮発性RAM内データで置換
する必要がない場合、前記ROM内データを前記RAM
に転送するステップと、データ置換の必要があると判定
された場合、前記ROM内データの代わりに前記不揮発
性RAM内データを前記RAMに転送するステップと、
すべてのプログラムを前記RAMに転送し終わったかど
うか判断するステップとを含むことを特徴とするコンピ
ュータにおけるROM内プログラム修正方法が得られ
る。
【0009】
【作用】本発明のコンピュータにおけるROM内プログ
ラム修正方法は、コンピュータシステムにおいてROM
に対する修正内容を保持する不揮発性RAMを備え、前
記プログラムシステムがプログラムをROMから主記憶
装置に読み込む時に前記不揮発性RAMに格納されたR
OMプログラム修正情報に該当するROMデータを不揮
発性RAMに格納されたデータに置換することにより実
現される。
【0010】
【実施例】次に、本発明のコンピュータにおけるROM
内プログラムの修正方法の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、本発明のコンピュータにおけるR
OM内プログラムの修正方法の一実施例を示すブロック
図である。本実施例においてコンピュータ装置は、プロ
グラムをROM5内に格納し、このプログラムが必要に
なった時点でROM5から主記憶装置にプログラムを転
送する。
【0012】コンピュータにおけるROM内プログラム
の修正方法では、修正対象プログラム位置と、修正対象
プログラムの長さと、プログラム修正データを不揮発性
RAM7に持ちプログラムローダにROM5内のプログ
ラムを修正すべきか判断するアルゴリズムを持つ。
【0013】本実施例では、CPU1と、主記憶装置と
して使用されるRAM4と、主記憶装置に格納されるプ
ログラムを格納するROM5と、ROM5をCPU1の
メモリ空間の一部にマッピングするROMマッパ6と、
ROM5に格納されたプログラムの修正情報を格納した
不揮発性RAM7と、これらのコンポーネントを接続す
るアドレスバス8とデータバス9とによって構成され
る。
【0014】図2は、ROM内プログラムを修正するた
めの修正情報及びデータを格納している不揮発性RAM
7の構成を示す。RAM7は第1のフィールド17に修
正対象ROMアドレス、第2のフィールド27に修正対
象データ長、第3のフィールド37に修正データそのも
のを持ち、このブロックを必要な数分繰り返す構造を持
つ。
【0015】次に、このように構成された本実施例のR
OM内プログラムの修正方法について説明する。図3は
ROM内プログラムを修正する場合の具体例を示してい
る。なお、ここでは図3に示すように、ROM5の領域
45に格納されているROM内プログラムを、主記憶装
置であるRAM4に転送し、その際にRAM7に格納さ
れているプログラム修正情報に従ってROM内プログラ
ムを修正する例を説明する。
【0016】図4は、本発明のコンピュータのROM内
プログラム修正方法の一実施例に使用されるプログラム
ローダのアルゴリズムを示している。
【0017】コンピュータのオペレーティングシステム
がROM5に格納されたプログラムをロードする時に
は、図4のアルゴリズムを使用してプログラムを主記憶
装置であるRAM4にロードする。この時、ステップS
1でロード対象プログラムのROM5内アドレスを計算
する。この計算結果を使用してステップS2で不揮発性
RAM7内のすべての第1のフィールド17を検索し、
一致するアドレスが格納されているかどうか調べ、一致
するものがあった場合、第3のフィールド37の修正デ
ータで置換すべきと判断する。
【0018】ROM5内データを不揮発性RAM7内デ
ータで置換する必要がない場合、ステップS3でROM
5内データを主記憶装置RAM4に転送する。図3で
は、ROM5の領域45を主記憶装置RAM4の領域1
5と領域35にデータを転送する場合がこれに相当す
る。
【0019】ステップS2でデータ置換の必要があると
判定された場合、ステップS4でROM5内データの代
わりに不揮発性RAM7内データを主記憶装置RAM4
に転送する。図3に示したROM内プログラムを修正の
具体例の場合、不揮発性RAM7の領域51を主記憶装
置RAM4の領域21に転送する場合がこれに相当す
る。
【0020】次にステップS5で、すべてのプログラム
を主記憶装置RAM4に転送し終わったかどうか判断
し、まだ転送すべきデータが残っている場合、ステップ
S1に処理を分岐する。ステップS5ですべてのプログ
ラムが転送されたと判定された場合、プログラムのロー
ドを終了する。
【0021】
【発明の効果】本発明によるコンピュータのROM内プ
ログラム修正方法によれば、仮想記憶機構を持たないC
PUを使用したコンピュータ装置においてもROMに格
納されたプログラムを容易に修正することができる。
【0022】従って、プログラムの機能変更あるいは障
害修正に必要な費用を低減する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータにおけるROM内プログ
ラムの修正方法の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したROM内プログラム修正情報を格
納するための不揮発性RAM7の構造図である。
【図3】ROM内プログラムを修正する場合の具体例を
示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に使用されるプログラムロー
ダのアルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 4 RAM 5 ROM 6 ROMマッパ 7 不揮発性RAM 8 アドレスバス 9 データバス 15、21 RAM4の領域 17 第1のフィールド 27 第2のフィールド 37 第3のフィールド 45 ROM5の領域 51 不揮発性RAM7の領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムをROM内に格納し、該プロ
    グラムが必要になった時点で前記ROMから主記憶装置
    にプログラムを転送するコンピュータ装置において、 修正対象プログラム位置と、修正対象プログラムの長さ
    と、プログラム修正データを不揮発性RAMに持ち、プ
    ログラムローダに前記ROM内のプログラムを修正すべ
    きか判断するアルゴリズムを持つことを特徴とするコン
    ピュータにおけるROM内プログラム修正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータにおけるR
    OM内プログラム修正方法において、CPUと、主記憶
    装置として使用されるRAMと、該主記憶装置に格納さ
    れるプログラムを格納するROMと、該ROMを前記C
    PUのメモリ空間の一部にマッピングするROMマッパ
    と、前記ROMに格納されたプログラムの修正情報を格
    納した不揮発性RAMと、これらのコンポーネントを接
    続するアドレスバスとデータバスとを有していることを
    特徴とするコンピュータにおけるROM内プログラム修
    正方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンピュータにおけるR
    OM内プログラム修正方法において、前記ROMに格納
    されたプログラムをロードする時、前記アルゴリズムを
    使用してプログラムを前記RAMにロードし、この時、
    ステップS1でロード対象プログラムの前記ROM内ア
    ドレスを計算するステップと、この計算結果を使用して
    前記不揮発性RAM内のすべての第1のフィールドを検
    索し、一致するアドレスが格納されているかどうか調べ
    るステップと、一致するものがあった場合、第3のフィ
    ールドの修正データで置換すべきと判断し、前記ROM
    内データを前記不揮発性RAM内データで置換する必要
    がない場合、前記ROM内データを前記RAMに転送す
    るステップと、データ置換の必要があると判定された場
    合、前記ROM内データの代わりに前記不揮発性RAM
    内データを前記RAMに転送するステップと、すべての
    プログラムを前記RAMに転送し終わったかどうか判断
    するステップとを含むことを特徴とするコンピュータに
    おけるROM内プログラム修正方法。
JP11304995A 1995-05-11 1995-05-11 コンピュータにおけるrom内プログラム修正方法 Pending JPH08305556A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314024B1 (en) 1999-10-22 2001-11-06 Nec Corporation Data processing apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05181665A (ja) * 1991-12-27 1993-07-23 Nec Corp Rom格納内容修正方式
JPH05224913A (ja) * 1992-02-14 1993-09-03 Hitachi Ltd メモリ展開方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722