JPH08305544A - 図形処理システムにおける図形データ処理方式 - Google Patents

図形処理システムにおける図形データ処理方式

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JPH08305544A
JPH08305544A JP10728495A JP10728495A JPH08305544A JP H08305544 A JPH08305544 A JP H08305544A JP 10728495 A JP10728495 A JP 10728495A JP 10728495 A JP10728495 A JP 10728495A JP H08305544 A JPH08305544 A JP H08305544A
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JP
Japan
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data
fifo
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threshold value
graphic
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JP10728495A
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English (en)
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Miwako Yonezawa
美和子 米澤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPU以外に図形処理用プロセッサを有する
図形処理システムにおいて、図形処理用プロセッサに接
続されたFIFOへのデータ転送効率を向上させる。 【構成】 FIFO11へのデータ転送の可否を判定す
る際に使用されるしきい値を記憶するしきい値レジスタ
12と、FIFOに格納されたデータの量を監視し、し
きい値レジスタに記憶されたしきい値と比較し、比較結
果を出力する監視図13と、FIFOに格納されたデー
タがしきい値以上か未満かを表わすステータス情報を記
憶ステータス情報レジスタ14と、監視部からの比較結
果に基づいてステータス情報を変更するステータス情報
変更部15とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形処理システムにお
ける図形データ処理方式に関し、特に、中央処理装置と
は別に、図形処理用のプロセッサを有する図形処理シス
テムの図形データ処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】中央処理装置(CPU)とは別に、図形
処理用のプロセッサを有する図形処理システムでは、こ
のプロセッサへのコマンド及びデータの転送を、FIF
O(ファーストイン・ファーストアウト・メモリ)を介
して行なっている。また、図形処理用プロセッサの代わ
りに、グラフィックアクセラレータ(GA)を有する図
形処理システムでも、グラフィックアクセラレータに転
送されたコマンド等は、一旦、GA内のFIFOに格納
される。
【0003】このように、従来の図形処理システムで
は、FIFOへのコマンド等の転送を行っているが、こ
のとき、CPUは、FIFOの記憶容量を越えてコマン
ド等が転送されることが無いように、転送量を制御しな
ければならない。
【0004】従来の図形処理システムでは、FIFOに
格納されているデータが、記憶容量の1/2以上(ハー
フフル)であるか、1/2未満であるかを示すステータ
ス情報をチェックし、1/2未満である場合に、FIF
Oの記憶容量の1/2以下のコマンド等の転送を行うよ
うに制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、1まとめのコマンド等を転送する際、ステー
タス情報の参照が大きな負荷となる場合がある。例え
ば、転送しようとするデータ量が、FIFOの容量の1
/2より僅かに大きい場合、1度に転送を行ってもFI
FOの容量を越えなくても、まず、FIFOのハーフフ
ルチェックを行なって、FIFOの容量の1/2のデー
タを転送し、さらに、FIFOのハーフフルチェックを
行ったあと、残りのデータを転送しなければならない。
したがって、このようなFIFOの容量の1/2より僅
かに大きいデータを連続して転送するような場合には、
ステータス情報の参照が大きな負荷となってしまうとい
う問題点がある。
【0006】また、従来の方式では、転送できるデータ
量がFIFOの1/2に固定されているため、図形処理
システムのハードウェア構成によっては、FIFOの1
/2よりも大きい(あるいは小さい)方が、描画性能が
向上することが予め分かっている場合であっても、転送
できるデータ量を変化させることができないという問題
点もある。
【0007】本発明は、一度にFIFOへ転送可能なデ
ータ量を変更可能にすることにより、ステータス情報の
参照回数を減らし、以てデータの転送効率を向上させる
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中央処
理装置以外に図形処理用のプロセッサを有する図形処理
システムに採用され、前記プロセッサへのデータの転送
をFIFOを介して行う図形データ処理方式において、
予め前記FIFOへの前記データの転送の可否を判定す
るためのしきい値を記憶させ、前記FIFOに格納され
ているデータ量を監視して前記しきい値と比較し、比較
の結果、前記FIFOに格納されているデータ量が前記
しきい値未満であるとき、前記FIFOの記憶容量と前
記しきい値とによって定まる最大転送量よりも少ないデ
ータを転送するようにしたことを特徴とする図形処理シ
ステムにおける図形データ処理方式が得られる。
【0009】また、本発明によれば、中央処理装置以外
に図形処理用のプロセッサを有し、前記プロセッサへの
データの転送を行うためのFIFOを有する図形処理シ
ステムにおいて、前記FIFOへの前記データの転送の
可否を判定するためのしきい値を記憶するしきい値記憶
手段と、前記FIFOに格納されているデータ量を監視
して前記しきい値と比較し、前記データ量が前記しきい
値以上か未満かを表わす比較結果信号を出力する比較手
段と、前記データ量が前記しきい値以上か未満かを表わ
すステータス情報を格納するステータス情報格納手段
と、前記比較結果信号に基づいて前記ステータス情報を
変更するステータス情報変更手段とを有することを特徴
とする図形処理システムが得られる。
【0010】さらに、本発明によれば、中央処理装置に
接続され、図形処理を行うグラフィックアクセラレータ
において、前記中央処理装置から転送されてきたデータ
を記憶するFIFOと、該FIFOへの前記データの転
送の可否を判定するためのしきい値を記憶するしきい値
記憶手段と、前記FIFOに格納されているデータ量を
監視して前記しきい値と比較し、前記データ量が前記し
きい値以上か未満かを表わす比較結果信号を出力する比
較手段と、前記データ量が前記しきい値以上か未満かを
表わすステータス情報を格納するステータス情報格納手
段と、前記比較結果信号に基づいて前記ステータス情報
を変更するステータス情報変更手段とを有することを特
徴とするグラフィックアクセラレータが得られる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に本発明の一実施例を示す。図1のグラフィ
ックスアクセラレータ(GA)は、CPU(図示せず)
から転送されてくるデータを格納するFIFO11と、
FIFO11へのデータ転送の可否を判定する際に使用
されるしきい値を記憶するしきい値レジスタ12と、し
きい値レジスタ12に設定されたしきい値とFIFO1
1に格納されたデータ量とを比較する監視部13と、F
IFO11の状態を表わすステータス情報レジスタ14
と、監視部13からの比較結果信号にしたがってステー
タスレジスタ14の内容を変更するステータス情報変更
部15とを有している。
【0012】以下、このグラフィックスアクセラレータ
(GA)の動作について説明する。まず、このGAを含
む図形処理システムを立ちあげる際に、しきい値レジス
タ12にデータ転送の可否の判定に使用されるしきい値
を入力する。あるいは、描画システム(即ち、GA)を
起動した後、対話的にしきい値レジスタ12にしきい値
を入力する。このとき、設定した値が、FIFO11の
記憶容量に対して適切かどうかのチェックは、CPU側
で行ってもよいし、GA側で行ってもよい。
【0013】この後、監視部13は、図2に示すように
FIFO11に格納されたデータ量を監視し、しきい値
レジスタ12に格納された最大値に対応するしきい値と
比較する(ステップS21)。
【0014】監視部13は、FIFO11に格納された
データ量がしきい値を境に変化すると、ステップS22
において、しきい値未満からしきい値以上に変化したの
か、しきい値以上からしきい値未満に変化したのかを区
別する。そして、しきい値未満からしきい値以上に変化
場合は、ステップS23で、ステータス情報をONとす
る信号を発生し、しきい値以上からしきい値未満に変化
した場合は、ステップS24で、ステータス情報をOF
Fする信号を発生する。ステータス情報をONする信号
及びOFFする信号は、ステータス情報変更部15へ出
力される。
【0015】ステータス情報変更部15は、図3に示す
ように、ステップS31において、監視部13より入力
された信号がONを指示しているのかOFFを指示して
いるのか判定する。判定の結果、ステータス情報をON
する信号であれば、ステップS32でステータス情報レ
ジスタ14のフラッグをONする。また、ステータス情
報をOFFする信号であれば、ステップS33でステー
タス情報レジスタ14のフラッグをOFFにする。
【0016】CPUは、ステータス情報レジスタ14に
格納されたステータス情報に基づき、FIFO11への
データ転送を行い、その際、しきい値レジスタ12に記
憶させたしきい値に基づいてデータ転送量を決定する。
【0017】このように、本実施例では、FIFO11
へのデータ転送の可否の判定に使用されるしきい値を任
意に設定することができるので、FIFO11への最大
データ転送量を変更することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、FIFOへのデータ転
送の可否を判定する際に使用されるしきい値を任意に設
定できるようにし、そのしきい値に基づいてFIFOへ
のデータ転送量を決定するようにしたことで、データ転
送を何回も行わなければならないシステムや、データ転
送量がFIFOのハーフフル量よりも多少多いデータを
連続して送るシステムや、転送データ量を変化させたほ
うが描画性能が向上することが予め分かっているシステ
ムにおいて、データ転送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の監視部13の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図1のステータス情報変更部15の動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】 11 FIFO 12 しきい値レジスタ 13 監視部 14 ステータス情報レジスタ 15 ステータス情報変更部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置以外に図形処理用のプロセ
    ッサを有する図形処理システムに採用され、前記プロセ
    ッサへのデータの転送をFIFOを介して行う図形デー
    タ処理方式において、予め前記FIFOへの前記データ
    の転送の可否を判定するためのしきい値を記憶させ、前
    記FIFOに格納されているデータ量を監視して前記し
    きい値と比較し、比較の結果、前記FIFOに格納され
    ているデータ量が前記しきい値未満であるとき、前記F
    IFOの記憶容量と前記しきい値とによって定まる最大
    転送量よりも少ないデータを転送するようにしたことを
    特徴とする図形処理システムにおける図形データ処理方
    式。
  2. 【請求項2】 中央処理装置以外に図形処理用のプロセ
    ッサを有し、前記プロセッサへのデータの転送を行うた
    めのFIFOを有する図形処理システムにおいて、前記
    FIFOへの前記データの転送の可否を判定するための
    しきい値を記憶するしきい値記憶手段と、前記FIFO
    に格納されているデータ量を監視して前記しきい値と比
    較し、前記データ量が前記しきい値以上か未満かを表わ
    す比較結果信号を出力する比較手段と、前記データ量が
    前記しきい値以上か未満かを表わすステータス情報を格
    納するステータス情報格納手段と、前記比較結果信号に
    基づいて前記ステータス情報を変更するステータス情報
    変更手段とを有することを特徴とする図形処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 中央処理装置に接続され、図形処理を行
    うグラフィックアクセラレータにおいて、前記中央処理
    装置から転送されてきたデータを記憶するFIFOと、
    該FIFOへの前記データの転送の可否を判定するため
    のしきい値を記憶するしきい値記憶手段と、前記FIF
    Oに格納されているデータ量を監視して前記しきい値と
    比較し、前記データ量が前記しきい値以上か未満かを表
    わす比較結果信号を出力する比較手段と、前記データ量
    が前記しきい値以上か未満かを表わすステータス情報を
    格納するステータス情報格納手段と、前記比較結果信号
    に基づいて前記ステータス情報を変更するステータス情
    報変更手段とを有することを特徴とするグラフィックア
    クセラレータ。
JP10728495A 1995-05-01 1995-05-01 図形処理システムにおける図形データ処理方式 Pending JPH08305544A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104008524A (zh) * 2013-02-26 2014-08-27 英特尔公司 图形处理中的低能量计算技术

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970729