JPH0830502B2 - ハブ・軸固定装置 - Google Patents
ハブ・軸固定装置Info
- Publication number
- JPH0830502B2 JPH0830502B2 JP62194777A JP19477787A JPH0830502B2 JP H0830502 B2 JPH0830502 B2 JP H0830502B2 JP 62194777 A JP62194777 A JP 62194777A JP 19477787 A JP19477787 A JP 19477787A JP H0830502 B2 JPH0830502 B2 JP H0830502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- shaft
- screw
- groove
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/076—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end by clamping together two faces perpendicular to the axis of rotation, e.g. with bolted flanges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハブとこれに嵌合する軸とを固定する装置に
関する。
関する。
此種のハブ・軸固定装置には、従来、ハブにラジアル
方向に形成したねじ穴にセットビスを螺合し、このセッ
トビスの先端をハブの軸穴に挿入した軸の外周面に圧接
するようにしたセットビス方式と、第5図に示すように
ハブHに割りを設け、ハブHをボルトBの締付力で縮径
してハブHに軸を固定するクランプ方式と、第6図に示
すようにハブHにコッターピンKを内挿し、このコッタ
ーピンKをセットボルトK,Kを締めることによってハブ
Hの軸穴に挿入した軸に圧接するコッターピン方式など
が存する。
方向に形成したねじ穴にセットビスを螺合し、このセッ
トビスの先端をハブの軸穴に挿入した軸の外周面に圧接
するようにしたセットビス方式と、第5図に示すように
ハブHに割りを設け、ハブHをボルトBの締付力で縮径
してハブHに軸を固定するクランプ方式と、第6図に示
すようにハブHにコッターピンKを内挿し、このコッタ
ーピンKをセットボルトK,Kを締めることによってハブ
Hの軸穴に挿入した軸に圧接するコッターピン方式など
が存する。
上記セットビス方式は保持トルクが小さく、また、軸
にキズが付いたり、軸がハブの軸穴から抜けなくなると
いう欠陥が存する。上記クランプ方式は保持トルクが大
きいかわりに、重量が大きくなるため慣性が比較的大き
くなり、しかもコストが高くなる欠陥が存した。上記コ
ッターピン方式は、保持トルクは大きいが、軸にキズが
付き、また、コッターピンの軸に対する圧接により、軸
の同心性が失われる。また、軸の固定は、一対のセット
ボルトのうち一方のセットボルトを締め込んで行うが、
この後、もう一方のセットボルトが振動等により脱落し
ないようにするため、このセットボルトもあるトルクに
て締め込む必要がある。この際、このセットボルトを必
要以上に締め込むと、一対のセットボルトがバランスさ
れた状態においては、軸の保持力は減少することにな
る。一方、軸とハブとの固定を解除する場合、軸の保持
している側のセットビスが、一対のセットボルトのうち
いづれであるか不明となる。つまり、機械の出荷後にお
いて、組立作業者と分解作業者は同一人物ではない。実
作業は、一対のセットボルトのち、軸を保持しているセ
ットボルトを緩め、その後、他方のセットボルトを締め
込んでコッターピンの軸に対する加圧力をなくしてハブ
と軸の結合を分離する。以上のことからコッターピン方
式は作業が極めて複雑であり、作業ミスが生じる可能性
が大きいという欠陥が存した。
にキズが付いたり、軸がハブの軸穴から抜けなくなると
いう欠陥が存する。上記クランプ方式は保持トルクが大
きいかわりに、重量が大きくなるため慣性が比較的大き
くなり、しかもコストが高くなる欠陥が存した。上記コ
ッターピン方式は、保持トルクは大きいが、軸にキズが
付き、また、コッターピンの軸に対する圧接により、軸
の同心性が失われる。また、軸の固定は、一対のセット
ボルトのうち一方のセットボルトを締め込んで行うが、
この後、もう一方のセットボルトが振動等により脱落し
ないようにするため、このセットボルトもあるトルクに
て締め込む必要がある。この際、このセットボルトを必
要以上に締め込むと、一対のセットボルトがバランスさ
れた状態においては、軸の保持力は減少することにな
る。一方、軸とハブとの固定を解除する場合、軸の保持
している側のセットビスが、一対のセットボルトのうち
いづれであるか不明となる。つまり、機械の出荷後にお
いて、組立作業者と分解作業者は同一人物ではない。実
作業は、一対のセットボルトのち、軸を保持しているセ
ットボルトを緩め、その後、他方のセットボルトを締め
込んでコッターピンの軸に対する加圧力をなくしてハブ
と軸の結合を分離する。以上のことからコッターピン方
式は作業が極めて複雑であり、作業ミスが生じる可能性
が大きいという欠陥が存した。
本発明は上記欠陥を除去したハブ・軸固定装置を提供
することを目的とするものである。
することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明はハブに嵌合した軸
を、ハブに固定する装置において、ハブの端部の近傍
に、該ハブの円周方向に沿って所定幅の溝を所定の深さ
で穿設し、該溝の幅をおねじによって広げるようにした
ものである。
を、ハブに固定する装置において、ハブの端部の近傍
に、該ハブの円周方向に沿って所定幅の溝を所定の深さ
で穿設し、該溝の幅をおねじによって広げるようにした
ものである。
上記した構成において、おねじを溝の幅が広がる方向
にねじ込むと、ハブ端部のフランジ状の部分が傾き、こ
の傾きによってハブの内径が収縮して軸とハブが結合す
る。
にねじ込むと、ハブ端部のフランジ状の部分が傾き、こ
の傾きによってハブの内径が収縮して軸とハブが結合す
る。
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
2,4はフランジハブであり、つば部2a,4aとボス部2b,4
bとから構成されている。前記ボス部2b,4bに軸6,8が嵌
挿配置されている。前記つば部4aはボルト挿入ガイド穴
10に挿入されたリーマボルト12とナット14とにより、多
層板ばね16の複数箇所に固定され、前記部つば2aは、リ
ーマボルト18とナット20によって、多層板ばね16の複数
箇所に固定されている。前記フランジハブ2,4の各ボス
部2b,4bの端部の近傍には、所定の幅と所定の深さを有
する溝22が該ボス部2b,4bの全周にわたって穿設され、
この溝22によってボス部2b,4bの端部にはフランジ状の
部分2c,4cが形成されている。尚、前記溝22は、ボス部2
b,4bの全周ではなく、半周状に形成しても良い。また、
フランジ状の部分2c,4cの外径を第2図に示すように、
ボス部2b,4bの外径よりも小さく設定していても良い。2
4はフランジ状の部分2c,4cの適所に軸方向に透設された
ねじ穴である。
bとから構成されている。前記ボス部2b,4bに軸6,8が嵌
挿配置されている。前記つば部4aはボルト挿入ガイド穴
10に挿入されたリーマボルト12とナット14とにより、多
層板ばね16の複数箇所に固定され、前記部つば2aは、リ
ーマボルト18とナット20によって、多層板ばね16の複数
箇所に固定されている。前記フランジハブ2,4の各ボス
部2b,4bの端部の近傍には、所定の幅と所定の深さを有
する溝22が該ボス部2b,4bの全周にわたって穿設され、
この溝22によってボス部2b,4bの端部にはフランジ状の
部分2c,4cが形成されている。尚、前記溝22は、ボス部2
b,4bの全周ではなく、半周状に形成しても良い。また、
フランジ状の部分2c,4cの外径を第2図に示すように、
ボス部2b,4bの外径よりも小さく設定していても良い。2
4はフランジ状の部分2c,4cの適所に軸方向に透設された
ねじ穴である。
上記した構成において、ネジ穴24にセットスクリュー
又はボルトなどのおねじ26を螺合し、このおねじ26の先
端をボス部2b,4bの端面につき当てる。おねじ26のねじ
穴24に対する締め込みにより、フランジ状部分2c,4cは
傾き、ボス部2b,4bの端部の内径は収縮し、軸6,8とハブ
2,4は結合される。
又はボルトなどのおねじ26を螺合し、このおねじ26の先
端をボス部2b,4bの端面につき当てる。おねじ26のねじ
穴24に対する締め込みにより、フランジ状部分2c,4cは
傾き、ボス部2b,4bの端部の内径は収縮し、軸6,8とハブ
2,4は結合される。
尚、第3図及び第4図に示すように、溝22にまたがっ
てボス部2b,4bに、ラジアル方向にテーパー状のねじ穴2
8を穿設し、このねじ穴28にテーパービスから成るおね
じ30をねじ込んで溝22の幅を広げ、フランジ状部分2c,4
cを傾けて、ハブ2,4と軸6,8とを結合するようにしても
良い。
てボス部2b,4bに、ラジアル方向にテーパー状のねじ穴2
8を穿設し、このねじ穴28にテーパービスから成るおね
じ30をねじ込んで溝22の幅を広げ、フランジ状部分2c,4
cを傾けて、ハブ2,4と軸6,8とを結合するようにしても
良い。
本発明は上述の如く構成したので、軸結合後の同心性
が極めて高く、また、加工が極めて容易でコストが低
く、しかも標準品からの追加工も容易である等の効果が
存する。
が極めて高く、また、加工が極めて容易でコストが低
く、しかも標準品からの追加工も容易である等の効果が
存する。
第1図は一部断面図、第2図は多の実施例を示す断面
図、第3図は多の実施例を示す平面図、第4図は同断面
図、第5図は従来案の断面図、第6図は同、断面図であ
る。 2,4……フランジハブ,2a,4a……つば部、,6,8……軸,10
……ガイド穴,12……リーマボルト,14……ナット,16…
…多層板ばね,18……リーマボルト,20……ナット,22…
…溝,24……ねじ穴,26……おねじ,28……ねじ穴,30……
おねじ
図、第3図は多の実施例を示す平面図、第4図は同断面
図、第5図は従来案の断面図、第6図は同、断面図であ
る。 2,4……フランジハブ,2a,4a……つば部、,6,8……軸,10
……ガイド穴,12……リーマボルト,14……ナット,16…
…多層板ばね,18……リーマボルト,20……ナット,22…
…溝,24……ねじ穴,26……おねじ,28……ねじ穴,30……
おねじ
Claims (1)
- 【請求項1】ハブに嵌合した軸を、ハブに固定する装置
において、ハブの端部の近傍に、該ハブの円周方向に沿
って所定幅の溝を所定の深さで穿設し、該溝の幅をおね
じによって広げるようにしたことを特徴とするハブ・軸
固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62194777A JPH0830502B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ハブ・軸固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62194777A JPH0830502B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ハブ・軸固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440722A JPS6440722A (en) | 1989-02-13 |
JPH0830502B2 true JPH0830502B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16330079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62194777A Expired - Lifetime JPH0830502B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | ハブ・軸固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830502B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519628B2 (ja) * | 1992-04-27 | 1996-07-31 | 株式会社中村自工 | 固定フランジ |
DE102018009861A1 (de) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Antriebsvorrichtung, aufweisend zumindest eine Kupplung und eine Welle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097420U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-03 | 株式会社三共製作所 | 軸締結装置 |
-
1987
- 1987-08-04 JP JP62194777A patent/JPH0830502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6440722A (en) | 1989-02-13 |
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