JPH08304153A - ボンベ用台秤装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンベを台秤上へ載置する際の衝撃荷重を極
力小さくすることのできるボンベ用台秤装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 スカート部が設けられたボンベのための台秤
装置において、上部支持部材４と床上に配される下部支
持部材３とを有する枠体１の上記下部支持部材３上に計
測用のロードセル９が取りつけられ、該ロードセル９の
上面にボンベの重量を受ける受圧面１２Ａをもつ受部材
１２が計測位置に固定され、上記枠体１の上部支持部材
４には受圧面１２Ａが該上部支持部材４の上面より突出
するように開放部７が形成され、さらに、上記上部支持
部材４の上面には、ボンベが受圧面１２Ａ上に配された
ときに、該ボンベと非接触となるように保護部材５が設
けられ、上記受圧面１２Ａは上記上部支持部材４の上面
と保護部材５の上面との間のレベルに位置している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はボンベ用台秤装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】ボンベに収容されているガス量を計測す
るためにボンベを載せてその重量を計測する台秤が広く
使用されている。この台秤は床上に配される枠体の下部
支持部材の上にロードセルを取りつけ、該ロードセルの
上に蓋板状の上部支持部材を設けたもので、該上部支持
部材上にボンベを載置して上記ロードセルにより重量を
計測するようになっている。

【０００３】通常、床面から上部支持部材までの高さ
は、１０ｃｍ程度あるいはそれ以下になっており、ボン
ベは作業者が該ボンベを傾けてボンベの底面周囲の一部
を上記上部支持部材上に掛かるように載せ、該ボンベ底
面周囲を回転させるようにして、ボンベを上記上部支持
部材上にもち上げ、これを垂立状態にして重量を計測し
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ボンベは作業者が手で
操作して台秤上に載せるには重いものである。したがっ
て、ボンベを傾いた状態でボンベの底面の一部を上部支
持部材上に接面するように載せた後にボンベ底面の非接
面側をも上記上部支持部材に接面するようにして該ボン
ベを垂立状態にする際に、上記非接面側での接面時の落
差が大きいためにロードセルには大きな衝撃的な荷重を
受けることとなる。ロードセルは、通常ブロック状の部
材の一部を削りとって細くして弾性変形し易く、この部
分にストレーンゲージを貼付してある。かかるブロック
状の部材に、上記の大きな衝撃荷重が計測の都度作用す
ると、該部材には疲労が生じ、計測に誤差をもたらし、
時には破損することもある。

【０００５】本発明はかかる従来の台秤が有していた問
題を解決し、ボンベの台秤への載置の際にロードセルに
作用する衝撃荷重を極力小さくするボンベ用台秤装置を
提供することを目的とする。又、本発明は、台秤の許容
最大荷重以上の荷重がロードセルに作用しないようにす
るボンベ用台秤装置を提供することを他の目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、次の第一発明ないし第四発明によって達成され
る。

【０００７】＜第一発明＞筒状をなすボンベ本体の下部
周囲に該ボンベ本体の底面よりも下方に延出してスカー
ト部が設けられたボンベのための台秤装置において、上
部支持部材と床上に配される下部支持部材とを有する枠
体の上記下部支持部材上に計測用のロードセルが取りつ
けられ、該ロードセルの上面にボンベの重量を受ける受
圧面をもつ受部材が計測位置に固定され、上記枠体の上
部支持部材には受圧面が該上部支持部材の上面より突出
するように開放部が形成され、さらに、上記上部支持部
材の上面には、ボンベが受圧面上に配されたときに、該
ボンベと非接触となるように保護部材が設けられ、上記
受圧面は上記上部支持部材の上面と保護部材の上面との
間のレベルに位置している。

【０００８】＜第二発明＞ボンベのための台秤装置にお
いて、上部支持部材と下部支持部材とを有する枠体の上
記下部支持部材上に計測用のロードセルが取りつけら
れ、該ロードセルの上面にボンベの重量を受ける受圧面
をもつ受部材が計測位置に固定され、上記枠体の上部支
持部材には板状をなし受圧面に臨む位置に窓部が形成さ
れ、走行車輪をもつボンベ搬送装置が上記支持部材を移
動した際に、該走行車輪が窓部に入り上記上部支持部材
と非接触となり直接上記受圧面と接触するようになって
いる。 ＜第三発明＞ボンベのための台秤装置において、床上に
配される枠体の下部支持部材上に計測用ロードセルが取
りつけられ、該ロードセルの上面にボンベの重量を受け
るための受圧面をもつ受部材が固定され、上記枠体には
ボンベを一時的に支持する保護装置が設けられ、該保護
装置は受部材よりも上方位置でボンベを受けた後ボンベ
を降下せしめて上記受部材上にもたらす昇降部材を備え
ている。

【０００９】＜第四発明＞ボンベのための台秤装置にお
いて、床上に配される枠体の下部支持部材上に計測用の
ロードセルが取りつけられ、該ロードセルの上面にボン
ベの重量を受けるための受部材が設けられ、該受部材は
ロードセルに直接もしくは間接に取りつけられた弾性部
材により支えられて非計測時の上位置と計測時の下位置
の間を変位可能となっており、枠体の一部が上記上位置
と下位置との間のレベルでボンベを支持する保護部を形
成している。

【００１０】

【作用】かかる構成の第一発明ないし第四発明にあって
は、ボンベでの重量は次の要領で計測される。

【００１１】＜第一発明＞ボンベは作業者が従来の要領
で傾けられ、底面の一部が台秤装置に載せられる。ボン
ベは、枠体の一部をなす上部支持部材上に設けられた保
護部材上に垂立状態で載置される。該保護部材は、ボン
ベの全重量を受けるが枠体に支持されているので、衝撃
的にボンベが載置されても強度上十分であり何ら支障は
なく、又、計測用の受圧面よりも高いレベルにあるの
で、受圧面に荷重を伝達することもない。しかる後、上
記ボンベを保護部材上を滑らすように移動せしめボンベ
のスカート部が受圧面に滑り落ちるように配置する。そ
の際、受圧面は保護部材の上面から僅かに下方に位置し
ているだけであるから、大きな衝撃荷重を受けない。
又、スカート部が受圧面に位置するようになると、ボン
ベ本体の底面は上記保護部材との間に間隙を形成して非
接触状態にあるので、ボンベの全重量はスカート部にて
受圧面に作用し、ロードセルがこれを計測する。

【００１２】＜第二発明＞第二発明にあってはボンベは
ボンベ搬送装置により上部支持部材上にもたらされ、該
ボンベ搬送装置に載置された状態で重量が計測される。
ボンベ搬送装置は走行車輪を有しており、上部支持部材
上を移動し、該走行車輪が上部支持部材の窓部に入る
と、該走行車輪は受部材の受圧面上で支持され、上記ボ
ンベ搬送装置は上部支持部材とは非接触状態となる。か
くして、ボンベの全重量は受圧面を介してロードセルに
より計測される。なお、上記窓部の縁部はテーパ状して
おけば、走行車輪の上部支持部材と受圧面との間の移動
が容易となる。

【００１３】＜第三発明＞第三発明にあっては、ボンベ
は受圧面より上方に位置する保護装置の昇降部材により
支持される。しかる後、昇降部材は受圧面より下方の位
置まで降下し、ボンベは受圧面に受け渡され、ボンベの
重量は受圧面に作用するようになる。かくして、ボンベ
の重量はロードセルにより計測される。

【００１４】＜第四発明＞第四発明ではボンベを受ける
受部材が弾性部材を介してロードセルに荷重を伝達する
ために該弾性部材により衝撃荷重が緩衝される。計測時
に弾性部材は圧縮され受部材は降下するが、ボンベの重
量が台秤の許容最大荷重を超えるような場合には受部材
の降下量が大きくなりボンベは枠体の一部に形成されて
いる保護部により支えられるようになり、ロードセルに
はボンベの全重量がかかることはなくなる。

【００１５】

【実施例】以下、添付図面にもとづいて本発明の実施例
を説明する。

【００１６】＜第一実施例＞図１は本実施例装置の部分
破断斜視図である。又、図２は図１におけるII-II断面
図、図３はIII-III断面図である。

【００１７】図において、枠体１は両側に高強度の型材
２，２を平行に有し、両型材２，２の下縁同士が板状の
下部支持部材３で連結されている。上記枠体１は両型材
２，２の上面にわたる範囲に蓋板状の上部支持部材４を
有している。該上部支持部材４上には、上記型材２の長
手方向と直角な方向に延びる二本の保護部材５，５が配
設され、両端部にて上記上部支持部材４を貫通するねじ
６，６によって上記型材２，２に固定されている。

【００１８】上記上部支持部材４には、上記型材２の長
手方向に直角な方向に延び側縁部に切欠かれた開放部
７，７が形成され、両型材２，２の端部同士を連結し垂
立する板状の案内部８，８が上記開放部７，７の開口縁
側で上方に突出している。

【００１９】上記枠体１の内部空間には計測装置として
のロードセル９が収められている。該ロードセル９は上
記枠体１の下部支持部材３の上に取りつけられ、図４に
見られるように該ロードセル９の上面には逆Ｕ字状をな
す補強部材１０が取りつけられ、該補強部材１０の上面
に板状の中間部材１１が固定され、該中間部材１１の両
側に受圧面１２Ａをもつ受部材１２が設けられている。
該受部材１２は受圧面１２Ａが上記の上部支持部材４の
開放部７から上方に突出するように設定されていて、保
護部材５の上面と上部支持部材４の上面との間のレベル
に受圧面１２Ａが位置している。

【００２０】なお、枠体１の型材２の外側面に取りつけ
られているＬ金具１３は床上に台秤装置を固定する際に
用いられるものであり、固定のためのねじのための孔１
３Ａが形成されている。

【００２１】かかる構成になる本実施例装置にあって
は、ボンベの重量は次の要領で計測される。

【００２２】例えば、スカート部Ｂ１をもつボンベＢ
を床上で傾けて該スカート部Ｂ１の一部が保護部材５の
端部に掛かるようにする（図３及び図５の位置Ｉ参
照）。

【００２３】次に、上記ボンベＢを周方向に回転させ
ながら台秤の中央部に向け移動させる（図３及び図５の
位置II参照）。このとき、ボンベＢのスカート部Ｂ１は
未だ上部支持部材４及び保護部材５により支えられてお
り、該保護部材５より僅かに低い位置にある受部材１２
によっては支持されていない。なお、ボンベは移動の
際、案内部８により移動方向に対し側方に外れないよう
にガイドされる。

【００２４】さらに、ボンベＢを移動させると、スカ
ート部Ｂ１は保護部材５から外れる位置にくる（図５に
おける位置III参照）。スカート部Ｂ１が保護部材５か
ら外れると、該スカート部Ｂ１は受部材１２に滑落し、
受圧面１２Ａにより支持される。図６は図３に相当する
断面図であるが、この図６において明らかなようにボン
ベがそのスカート部Ｂ１にて受部材１２の受圧面１２Ａ
によって支えられた状態において、ボンベＢの底部と保
護部材５との間には間隙Ｃが形成されており、その結
果、ボンベＢの全重量は受圧面１２Ａに作用する。

【００２５】かくして、受部材１２、中間部材１１、
補強部材１０を介してボンベＢの重量はロードセル９に
作用し、ここで計測がなされる。その際、上記におい
てボンベＢのスカート部Ｂ１が保護部材５から受部材１
２上へ滑落するときの衝撃は落差が僅かなために、きわ
めて小さく、ロードセル９への悪影響は殆どない。

【００２６】＜第二実施例＞本実施例は、図７に見られ
るように、板状の上部支持部材１４が保護部材を兼ねて
いる例である。

【００２７】図７において、下部支持部材３上に取りつ
けられたロードセル９の上面には受部材１２が設けら
れ、該受部材１２の上面が受圧面１２Ａとなっている。
上部支持部材１４は比較的厚手の部材で強度の高いもの
となっており、所定位置に上方に広がるテーパ状断面の
窓部１５が形成されている。

【００２８】上記上部支持部材１４には台車のごとくの
ボンベ搬送装置２１が移動可能に配されている。該ボン
ベ搬送装置２１はボンベＢを載置可能な載置台２２と該
載置台２２の下部に設けられた走行車輪２３とを有して
おり、ボンベＢ（図示せず）を載置した上記ボンベ搬送
装置が上記上部支持部材１４上を移動して走行車輪２３
が上記窓部１５に滑落するようになっている。走行車輪
２３が上記窓部１５に滑落すると走行車輪２３は受部材
１２の受圧面１２Ａのみにより支えられ、上記ボンベ搬
送装置２１は上記上部支持部材１４とは接触しなくな
り、かくして、ボンベＢの重量がロードセル９により計
測される。上記上部支持部材１４から受圧面１２Ａまで
の滑落差は、上部支持部材１４の板厚に相当するだけな
ので、ロードセルへの衝撃力はきわめて小さい。

【００２９】＜第三実施例＞図８に示す第三実施例は、
ロードセルへの衝撃力を殆どなくすことのできる装置の
例を示している。

【００３０】下部支持部材３に取りつけられたロードセ
ル９の上には、図７に示した第二実施例の場合と同様
に、受部材１２が設けられている。本実施例の場合、上
記受部材１２の上方には何も設けられてなく、枠体の両
側部上面に保護装置３１が設けられている。該保護装置
３１は柱部３２により昇降案内される昇降部材３３が設
けられ、該昇降部材３３は上記受部材１２の受圧面１２
Ａより上方の上位置と該受圧面１２Ａよりも下方の下位
置の間を昇降駆動されるようになっている。昇降駆動
は、駆動装置を用いても手動で行うようにしてもよい。
上記昇降部材３３はボンベの周部もしくはその一部を支
えるに十分な強度を有している。

【００３１】本実施例にあってはボンベ（図示せず）
は、当初上記昇降部材３３により支えられ、昇降部材３
３の降下により受部材１２の受圧面１２Ａ上に受け渡さ
れる。その際、ロードセル９では殆ど衝撃力を受けるこ
となく計測がなされる。

【００３２】＜第四実施例＞図９に示される第四実施例
は、ロードセルに衝撃力が作用しないだけでなく、ロー
ドセルに許容最大荷重以上の荷重が作用することを防止
できることを特徴としている。

【００３３】下部支持部材３に取りつけられたロードセ
ル９の上に補強部材１０が設けられ、受部材４１が弾性
部材としてのばね４２を介して上記補強部材１０により
支えられている。なお、弾性部材はコイルばね、板ばね
等のばね以外にもゴム、プラスチック等の軟材も使用可
能である。枠体の型材２の上面には保護部４３が設けら
れている。上記受部材４１は、ボンベ重量の計測時にば
ね４２が圧縮されて降下するが、該受部材４１の受圧面
４１Ａが非計測時には上記保護部４３の上面４３Ａより
も上方の上位置にあり、計測時には該保護部４３の上面
４３Ａよりもまだ上方の位置にあり、該保護部４３とは
当接しない状態にある。

【００３４】かかる本実施例によれば、ボンベを受部材
４１の受圧面４１Ａに載置した際、衝撃力がばね４２に
より緩衝されるのに加え、ボンベ重量が台秤の許容最大
荷重を超えている場合には、ばね４２が上記保護部４３
の上面の位置まで圧縮されてしまい、ボンベは保護部４
３により支えられることとなり、過度な荷重がロードセ
ル９に作用することを阻止し、かくしてロードセル９は
保護される。

【００３５】なお、本実施例では弾性部材に代え、図８
装置のような昇降装置も使用可能であり、その際、シリ
ンダ装置等を採用できる。

【００３６】

【発明の効果】第一ないし第三発明によれば、既述のご
とくボンベを受部材の上に載置する際に、衝撃力がきわ
めて低く抑えられるのでロードセルは疲労により損傷す
ることがなくなり、また第四発明によれば、かかる第一
ないし第三発明の効果に加え、許容値以上の荷重の作用
の防止を図れるので、この点でもロードセルの保護を図
ることができるという効果を得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一実施例装置の一部破断斜視図であ
る。

【図２】図１におけるII-II断面図である。

【図３】図１におけるIII-III断面図である。

【図４】図１装置の枠体内に内蔵されるロードセル及び
受部材の一部破断斜視図である。

【図５】図１装置の平面図である。

【図６】図１装置の図３相当図でボンベを載置したとき
の断面図である。

【図７】図３と同一の面で断面した第二実施例装置の断
面図である。

【図８】図３と同一の面で断面した第三実施例装置の断
面図である。

【図９】図３と同一の面で断面した第四実施例装置の断
面図である。

【符号の説明】

１ 枠体 ３ 下部支持部材 ４ 上部支持部材 ５ 保護部材 ７ 開放部 ９ ロードセル １２ 受部材 １２Ａ 受圧面 １４ 上部支持部材 １５ 窓部 ２１ ボンベ搬送装置 ３１ 保護装置 ３３ 昇降部材 ４１ 受部材 ４２ 弾性部材（ばね） ４３ 保護部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 筒状をなすボンベ本体の下部周囲に該ボ
   ンベ本体の底面よりも下方に延出してスカート部が設け
   られたボンベのための台秤装置において、上部支持部材
   と床上に配される下部支持部材とを有する枠体の上記下
   部支持部材上に計測用のロードセルが取りつけられ、該
   ロードセルの上面にボンベの重量を受ける受圧面をもつ
   受部材が計測位置に固定され、上記枠体の上部支持部材
   には受圧面が該上部支持部材の上面より突出するように
   開放部が形成され、さらに、上記上部支持部材の上面に
   は、ボンベが受圧面上に配されたときに、該ボンベと非
   接触となるように保護部材が設けられ、上記受圧面は上
   記上部支持部材の上面と保護部材の上面との間のレベル
   に位置していることを特徴とするボンベ用台秤装置。
2. 【請求項２】 ボンベのための台秤装置において、上部
   支持部材と下部支持部材とを有する枠体の上記下部支持
   部材上に計測用のロードセルが取りつけられ、該ロード
   セルの上面にボンベの重量を受ける受圧面をもつ受部材
   が計測位置に固定され、上記枠体の上部支持部材は板状
   をなし受圧面に臨む位置に窓部が形成され、走行車輪を
   もつボンベ搬送装置が上記支持部材を移動した際に、該
   走行車輪が窓部に入り上記上部支持部材と非接触となり
   直接上記受圧面と接触するようになっていることを特徴
   とするボンベ用台秤装置。
3. 【請求項３】 ボンベのための台秤装置において、床上
   に配される枠体の下部支持部材上に計測用ロードセルが
   取りつけられ、該ロードセルの上面にボンベの重量を受
   けるための受圧面をもつ受部材が固定され、上記枠体に
   はボンベを一時的に支持する保護装置が設けられ、該保
   護装置は受部材よりも上方位置でボンベを受けた後ボン
   ベを降下せしめて上記受部材上にもたらす昇降部材を備
   えていることを特徴とするボンベ用台秤装置。
4. 【請求項４】 ボンベのための台秤装置において、床上
   に配される枠体の下部支持部材上に計測用のロードセル
   が取りつけられ、該ロードセルの上面にボンベの重量を
   受けるための受部材が設けられ、該受部材はロードセル
   に直接もしくは間接に取りつけられた弾性部材により支
   えられて非計測時の上位置と計測時の下位置の間を変位
   可能となっており、枠体の一部が上記上位置と下位置と
   の間のレベルでボンベを支持する保護部を形成している
   ことを特徴とするボンベ用台秤装置。