JPH08303427A - ロック構造 - Google Patents

ロック構造

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JPH08303427A
JPH08303427A JP7113492A JP11349295A JPH08303427A JP H08303427 A JPH08303427 A JP H08303427A JP 7113492 A JP7113492 A JP 7113492A JP 11349295 A JP11349295 A JP 11349295A JP H08303427 A JPH08303427 A JP H08303427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
main body
protrusion
battery pack
mounting member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7113492A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Koike
昇 小池
Tatsuo Furuichi
龍雄 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7113492A priority Critical patent/JPH08303427A/ja
Publication of JPH08303427A publication Critical patent/JPH08303427A/ja
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機器本体に対して取付部材の端部をロックする
構造においてロック構造の部品点数を削減でき組立ても
容易に行えるようになる。 【構成】機器本体40の所定位置に取付部材30を装着
すべく取付部材30を機器本体40に向けて移動する
と、取付部材30の突起部32がロック部50の当接部
52を押圧してロック部50を矢印b方向へ回転させ、
これにより取付部材30に当接する弾性部53に撓みが
生じ、取付部材30が所定位置に位置付けられると、弾
性部53の復元力によりロック部50が矢印c方向へ回
転して凹部54と突起部32が嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器に電池
パックを装着する際等に用いることができるロック構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に携帯形電子機器における従来の電
池パックの取付構造を示す。この携帯形電子機器は携帯
電話であり、機器本体10の背面側には平板状の電池パ
ック20を収納するための収納部11が設けられてお
り、電池パック20の一端側に形成された凹部21を収
納部11に設けられている突起12に係合させ電池パッ
ク20を突起12を支点として回転させて電池パック2
0を収納部11内に押し込めると、収納部11内に設け
られているロック部13がスプリング14の復元力によ
り矢印e方向へスライドし、ロック部13に形成の凹部
15が電池パック20の他端側に形成の突起部22に嵌
合して、電池パック20が収納部11内に収納された状
態でロックされる(図6(a))。
【0003】また、電池パック20のロック状態におい
てロック部13を矢印f方向へスライドすると、収納部
11の底部側に配置されている押上部16がスプリング
17の復元力により収納部11側へ突出するので、この
押上部16の作用で電池パック20の他端側は収納部1
1の外方へ押上げられ、従って、ロックが解除されると
共に電池パック20を収納部11から容易に取り出すこ
とができる。
【0004】この従来のロック構造によると、電池パッ
ク20をロックするためには、ロック部13を所定範囲
スライドし得るように機器本体10に取り付けると共に
ロック部13を付勢するスプリング14を取り付ける必
要があり、また、ロック部13の操作のみでロックを解
除するためには、押上部16を所定範囲スライドし得る
ように機器本体10に取り付けると共に押上部16を付
勢するスプリング17を取り付ける必要があり、従っ
て、部品点数が多くなるのみならず、これらの部品の組
立も煩雑になるという不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記ロッ
ク構造では、電池パック等の取付部材をロックするため
のロック部及びロックを解除するための押上部を機器本
体にスライド自在に取り付けると共にロック部及び押上
部を付勢するためのスプリングを機器本体に取り付けね
ばならないので、部品点数が多くなりこれらの部品の組
立も煩雑になるという問題点があった。本発明はこのよ
うな従来の欠点を解決するべくなされたものであり、部
品点数が少く、組立も容易なロック構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るロック構
造は、機器本体と、端部に突起部が設けられ前記機器本
体に近接するようにして前記機器本体の所定位置に位置
付けられる取付部材と、軸部を中心として回動自在に前
記機器本体に取り付けられ前記機器本体の所定位置に位
置付けられた前記取付部材の前記端部側が前記機器本体
から離間する方向へ移動することを前記突起部に係合し
て阻止するロック部とを具備し、前記ロック部は、前記
取付部材を前記機器本体に近接させる方向へ移動させた
ときに前記突起部に押圧され前記ロック部自体を前記軸
部を中心として所定方向へ回転させる当接部と、弾性を
有し前記軸部を中心として前記当接部とは反対側の位置
に設けられ前記ロック部が所定方向へ回転したときに前
記取付部材の前記機器本体に対向する面に押圧されて撓
む弾性部と、前記当接部と前記軸部との間に形成され前
記取付部材が前記機器本体の所定位置に位置付けられた
ときに前記弾性部の復元力による前記所定方向とは反対
方向への前記ロック部の回転力により前記突起部と嵌合
する凹部とを具備する構成となっている。
【0007】請求項2に係るロック構造では、請求項1
に係る発明において、機器本体の所定位置に位置付けら
れた取付部材を前記機器本体から離間させるときの突起
部の移動方向の延長線上にロック部の回転中心が位置付
けられている。
【0008】
【作用】請求項1に係るロック構造では、機器本体の所
定位置に取付部材を装着するべく取付部材を機器本体に
向けて移動すると、まず、取付部材の突起部がロック部
の当接部を押圧してロック部を所定方向へ回転させ、こ
のロック部の回転により取付部材に当接した弾性部に撓
みが生じ、取付部材が機器筐体の所定位置に位置付けら
れると、弾性部の復元力による所定方向とは反対方向へ
のロック部の回転力により凹部が突起部に嵌合し、取付
部材の端部はロック部でロックされる。
【0009】また、ロック部を所定方向へ回動すると、
取付部材に当接する弾性部に撓みが生じ、さらに所定方
向へ回動すると凹部と突起部との嵌合が解除され、従っ
て、弾性部の復元力により取付部材の端部は機器本体か
ら離間する方向へ押し上げられる。また、請求項2に係
るロック構造では、取付部材をロックするロック部に取
付部材による圧力が加わってもロック部に回転モーメン
トが生じることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5を参
照して詳述する。ここに、図1は取付部材のロック時の
説明図、図2は取付部材のロック解除時の説明図、図3
は機器本体に対する取付部材の装着を示す斜視図、図4
は機器本体に対するロック部の取付を示す斜視図、図5
は図3のA−A線断面図である。
【0011】本例は携帯形電話に対する電池パックの装
着に本発明に係るロック構造を適用した場合を示したも
のであり、図3に示すように、取付部材であるところの
電池パック30は平板状の形状を有しており、機器本体
であるところの電話機本体側筐体部(以下、機器本体と
いう)40の背面側には電池パック30を嵌め込むこと
ができる収納部41が設けられている。そして、電池パ
ック30の一端側に形成の凹部31を収納部41の一端
側に設けられている突起42に係合させ、この突起42
を支点として電池パック30を収納部41内に押し込め
ると電池パック30の他端側に形成されている突起部3
2が収納部41の他端側に設けられているロック部50
でロックされる構成となっている。
【0012】ロック部50は、図4及び図5に示すよう
に、ロック部50の回転中心となる軸部51と、電池パ
ック30を収納部41内に装着する際に突起部32で押
圧される当接部52と、電池パック30の底面33と当
接するように突出させられた舌片状の弾性部53と、突
起部32と嵌合する凹部54を有し、これらはプラスチ
ックにて一体に形成されている。
【0013】一方、機器本体40側には、ロック部50
を保持するための保持部44がプラスチックにて機器本
体40と一体に形成されている。この保持部44はロッ
ク部50の軸部51を受ける軸受部45やロック部50
が全体的に収まる形状とされた凹部46を有しており、
ロック部50は軸部51を軸受部45に位置付け、プラ
スチックの弾性を利用して凹部46に嵌め込むことによ
り保持部44に取り付けられる。この場合に、図5に示
すロック部50の位置から軸部51を中心として矢印b
方向にロック部50が回転し得るスペースを凹部46は
有している。また、図5に示すロック部50の位置から
の矢印c方向への回転は、ロック部50の両側に設けら
れている爪部55が凹部46内壁面に当接することで阻
止される。また、凹部46内にはスプリング48が設け
られており、ロック部50は図5に示す位置となるよう
に付勢されている。尚、スプリング48は本例のロック
構造の作用に影響を与えるものではなく、外観上の観点
からロック部50を図5に示す位置に位置付けるための
ものである。次に、このロック部50の作用を図1及び
図2を用いて説明する。
【0014】電池パック30を収納部41に装着する際
には電池パック30の凹部31を収納部41の突起42
に嵌合させてこの突起42を支点として電池パック30
を回転させて図1(a)に示す位置とする。そして、こ
の位置から電池パック30を矢印a方向へ押圧すると、
図1(b)に示すように、電池パック30の突起部32
がロック部50の当接部52を押圧するのでロック部5
0は軸部51を回転中心として矢印b方向へ回転する。
また、ロック部50の矢印b方向への回転及び電池パッ
ク30の矢印a方向への移動により電池パック30の底
面33に弾性部53は当接し電池パック30の押圧力に
より弾性部53に撓みが生じる。そして、電池パック3
0をさらに矢印a方向に押し込めて機器本体40の所定
位置であるところの収納部41内に電池パック30を位
置付けると、図1(c)に示すように、突起部32はロ
ック部50の凹部54に対向する位置となるので、弾性
部53の復元力によりロック部50は矢印c方向へ回転
して凹部54と突起部32は嵌合し、電池パック30の
他端側端部はロック部50によりロックされる。この場
合に、突起部32が機器本体40から離間する方向であ
る矢印d方向の延長線上に軸部51が位置付けられてい
る。従って、振動等により電池パック30を機器筐体4
0から離間させる方向に外力が作用した場合であって
も、電池パック30をロックするロック部50に回転モ
ーメントが生じることはない。従って、プラスチックの
弾性部53の弾性力により電池パック30をロックする
構成でありながらも、電池パック30のロックを確実に
行える。
【0015】電池パック30を機器本体40から取り外
す場合は、図2(d)に示すように、ロック部50が矢
印b方向へ回動するようにロック部50を押圧する。ロ
ック部50が矢印b方向へ回転すると、図2(e)に示
すように、電池パック30の底面33に当接する弾性部
53に撓みが生じる。そして、ロック部50が矢印b方
向へさらに回転すると、図2(f)に示すように、凹部
54と突起部32との嵌合状態が解除され、従って、弾
性部53の復元力により電池パック30の他端側端部は
機器本体40から離間する方向へ押し上げられる。従っ
て、ロック部50による電池パック30のロックは解除
されると共に電池パック30は機器本体40から容易に
取り出し得る状態に位置付けられる。
【0016】尚、本発明のロック構造は上記実施例以外
の用途にも利用できる。例えば、電話機本体に対して送
話部の一端側が回動自在に取り付けられている電話機に
おいては、電話機本体側に上記ロック部を設けることに
より、送話部を折り畳んだときに、送話部の他端側端部
をロック部によりロックすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係るロッ
ク構造によるならば、1個のロック部を軸部を中心とし
て回動自在な状態で機器本体に取り付けるだけで取付部
材のロックとロック解除を行えるので、従来のロック構
造に比べ、部品点数が格段と減少しまた組立も容易に行
える。
【0018】また、請求項2に係るロック構造では、請
求項1において、取付部材による圧力でロック部に回転
モーメントが発生することはないので、取付部材のロッ
クをさらに確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロック構造のロック時
の説明図。
【図2】本発明の一実施例に係るロック構造のロック解
除時の説明図。
【図3】本発明の一実施例に係るロック構造の斜視図。
【図4】本発明の一実施例に係るロック構造の要部斜視
図。
【図5】図3のA−A線断面図。
【図6】従来のロック構造の説明図。
【符号の説明】
30 取付部材(電池パック) 32 突起部 40 機器本体 50 ロック部 51 軸部 52 当接部 53 弾性部 54 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、端部に突起部が設けられ前
    記機器本体に近接するようにして前記機器本体の所定位
    置に位置付けられる取付部材と、軸部を中心として回動
    自在に前記機器本体に取り付けられ前記機器本体の所定
    位置に位置付けられた前記取付部材の前記端部側が前記
    機器本体から離間する方向へ移動することを前記突起部
    に係合して阻止するロック部とを具備し、前記ロック部
    は、前記取付部材を前記機器本体に近接させる方向へ移
    動させたときに前記突起部に押圧され前記ロック部自体
    を前記軸部を中心として所定方向へ回転させる当接部
    と、弾性を有し前記軸部を中心として前記当接部とは反
    対側の位置に設けられ前記ロック部が所定方向へ回転し
    たときに前記取付部材の前記機器本体に対向する面に押
    圧されて撓む弾性部と、前記当接部と前記軸部との間に
    形成され前記取付部材が前記機器本体の所定位置に位置
    付けられたときに前記弾性部の復元力による前記所定方
    向とは反対方向への前記ロック部の回転力により前記突
    起部と嵌合する凹部とを具備していることを特徴とする
    ロック構造。
  2. 【請求項2】 機器本体の所定位置に位置付けられた取
    付部材を前記機器本体から離間させるときの突起部の移
    動方向の延長線上にロック部の回転中心が位置付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のロック構造。
JP7113492A 1995-05-12 1995-05-12 ロック構造 Pending JPH08303427A (ja)

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JP7113492A JPH08303427A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 ロック構造

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JP (1) JPH08303427A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073949A1 (ja) * 2017-10-10 2019-04-18 マクセルホールディングス株式会社 バッテリ装着ユニット、電動機器及び電源ユニット
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