JPH08301720A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH08301720A JPH08301720A JP7135815A JP13581595A JPH08301720A JP H08301720 A JPH08301720 A JP H08301720A JP 7135815 A JP7135815 A JP 7135815A JP 13581595 A JP13581595 A JP 13581595A JP H08301720 A JPH08301720 A JP H08301720A
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Abstract
ン界面活性剤を配合する化粧料の提供。 【構成】特定の構造の2鎖2親水基含有陰イオン界面活
性剤を配合する化粧料。
Description
く、保存安定性にすぐれ、すぐれた官能特性を持つ化粧
料に関する。
硫酸エステル、脂肪族高級アルコールのリン酸エステ
ル、N−長鎖アシルグルタミン酸等と苛性ソーダ、苛性
カリ、トリエタノールアミン等の塩基性物質からなる塩
であるアニオン型界面活性剤、(ロ)脂肪族高級アルコ
ールの酸化エチレン付加物等のエーテル型非イオン界面
活性剤、(ハ)高級脂肪酸と多価アルコールとからなる
エステル型非イオン界面活性剤等を乳化剤主成分とする
皮膚化粧料が知られている。しかし、これらの皮膚化粧
料は、敏感肌症の消費者に対して十分な皮膚安全性を持
つとは言えず、その改良が望まれていた。
する課題は、敏感肌症の消費者も満足するような十分な
皮膚安全性を持つ皮膚化粧料を開発することである。
情に鑑み鋭意研究した結果、後記特定の乳化型皮膚化粧
料が皮膚安全性にすぐれるとともに、意外にも保存安定
性にすぐれ、すぐれた官能特性も有することを見出し、
本発明を完成した。即ち、本発明は、一般式(1)
8、16、14、12、10、8であり、Xがスルホン
基部、硫酸基部、カルボキシル基部、リン酸基部のいず
れかであり、Mが1価又は2価のアルカリ金属イオン、
アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオンである)
で表されるアミド基含有の2疎水基2親水基含有陰イオ
ン界面活性剤を配合することを特徴とする化粧料であ
る。
ける2疎水基2親水基含有陰イオン界面活性剤は、一般
式(2)
8、16、14、12、10、8である)で表される公
知化合物の第1級水酸基にスルホン基部、硫酸基部、カ
ルボキシル基部、リン酸基などの極性基を公知の方法
(例えば、「表面」、第32巻、No.8、1994
年)に従って導入したものである。尚、ここでスルホン
基部、硫酸基部、カルボキシル基部、リン酸基部という
ように「部」として表現する理由は、例えば、一般式
(2)で表される化合物とハロゲン化酢酸とを反応させ
て導入される酢酸基をカルボキシル基部と総称するよう
に連結基と極性基とを含めるためである。これら極性基
の対イオンとしてナトリウム、カリウム、マグネシウム
等の1価または2価のアルカリ金属イオン、アンモニウ
ムイオン、トリエタノールアミン、イソプロパノールア
ミン、リジン等の有機塩基または塩基性アミノ酸等のア
ンモニウムイオンが適用される。
アミド基含有の2疎水基2親水基含有陰イオン界面活性
剤は従来の陰イオン界面活性剤と比較して皮膚安全性に
優れる。
親水基含有陰イオン界面活性剤0.001モルが100
g中に含有する水溶液を試料として、後記の「ヒト皮膚
パッチテスト」に準じて皮膚安全性の試験を実施した。
その結果を表1に示す。
親水基含有陰イオン界面活性剤からなるものであるが、
必要に応じて、他の界面活性剤、乳化助剤、香料、着色
剤、防腐剤、顔料等を本発明の目的を達成する範囲内で
適宜配合することもできる。本発明の皮膚化粧料は、ス
キンミルク、スキンクリーム、ファンデーションクリー
ム、マッサージクリーム、洗顔クリーム、ローション、
スカルプトリートメント、ヘアークリーム、ヘアーシャ
ンプー、ヘアーリンス等の基礎化粧料、メイクアップ化
粧料、頭髪化粧料に適用される。
に記載の保存安定性試験、ヒト皮膚パッチテスト、感触
(使用時の官能テスト)の試験方法あるいは測定方法を
下記に示す。
態、外観を観察し、異常が認められない場合(乳化状態
が均一で均質なエマルジョンを形成している場合)は良
好とし、異状が認められる場合(油が分離した場合、粒
子が粗大になった場合等)は不良とした。
1.0cmの円型のリント布のついたパッチテスト用絆
創膏を用いて24時間閉塞貼布した後、下記の表2の判
定基準に従い、各試料について被験者25名の皮膚の状
態を評価判定した。判定結果は、絆創膏除去1時間後及
び24時間後のうち反応の強い方を採用し、評価が
(±)以上の人の数で示した。
官能テストを実施、し、保湿性と刺激性についてテスト
した。評価は保湿性については「使用後しっとりする」
と回答した人数、刺激性については「使用後刺激を感じ
る」と回答した人数で示した。
ク〕 表3に記載の如く種々の乳化剤成分を配合して、表4に
記載の如く種々の原料を配合して実施例及び比較例のス
キンミルクを調製し、諸特性の試験をした。
解し、成分(A)を撹拌しながら成分(B)を注入して
乳化分散した後、撹拌しながら温度30℃まで冷却して
調製する。 (3)特性 各実施例、比較例に係る前記諸特性を試験した結果を表
3に記載する。この結果から、本発明のスキンミルク
は、皮膚安全性、保存安定性及び使用時の官能特性に優
れることが明らかである。
メント)〕 (1)組成 (1) 一般式(1)のアシル基の炭素数が18(ステアロイル基)で 0.5 であり、Xがエタンスルホン基、Mがカリウムイオンである本 発明の陰イオン界面活性剤 (2) 1,3−ブチレングリコール 6.5 (3) ポリエチレングリコール1500 5.0 (4) エタノール 5.5 (5) カセイカリ 0.05 (6) 精製水 46.95 (7) 2−ヘキシルデシルパルミテート 10.0 (8) スクワラン 5.0 (9) ブチルパラベン 0.2 (10)ビタミンC 0.15 (11)香料 0.05 (12)精製水 19.9 (13)カルボキシビニルポリマー 0.2 これらの数値は組成物全量に対するwt%であり、以下
の実施例でも同様である。
を、75℃に保った(1) 、(2) 、(3) 、(4) と(6) に攪
拌しながら添加し、攪拌しながら冷却してスカルプトリ
ートメントを得た。
安定性及び使用時の官能特性に優れていた。
、(7) 、(8) と(9) 、顔料成分(10)、(11)、(12)を常
法によって混合し、クリームファンデーションを得た。
存安定性及び使用時の官能特性に優れていた。
の官能特性に優れていた。
膚安全性、保存安定性及び使用時の官能特性に優れ、き
わめて有用性の高いものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (但し、式中のRCOの炭素数が20、18、16、1
4、12、10、8であり、Xがスルホン基部、硫酸基
部、カルボキシル基部、リン酸基部のいずれかであり、
Mが1価又は2価のアルカリ金属イオン、アンモニウム
イオン、有機アンモニウムイオンである)で表される2
疎水基2親水基含有陰イオン界面活性剤を配合すること
を特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13581595A JP3426409B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13581595A JP3426409B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08301720A true JPH08301720A (ja) | 1996-11-19 |
JP3426409B2 JP3426409B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=15160461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13581595A Expired - Fee Related JP3426409B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3426409B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028424A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Asahi Kasei Chemicals Corp | クリーム状洗浄剤 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP13581595A patent/JP3426409B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028424A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Asahi Kasei Chemicals Corp | クリーム状洗浄剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3426409B2 (ja) | 2003-07-14 |
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