JPH08301389A - マンホール蓋構造 - Google Patents
マンホール蓋構造Info
- Publication number
- JPH08301389A JPH08301389A JP7105971A JP10597195A JPH08301389A JP H08301389 A JPH08301389 A JP H08301389A JP 7105971 A JP7105971 A JP 7105971A JP 10597195 A JP10597195 A JP 10597195A JP H08301389 A JPH08301389 A JP H08301389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock pin
- manhole
- manhole cover
- inner peripheral
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】マンホール蓋に取り付けられるロックピンを衝
撃による破損から確実に保護する。 【構成】マンホール蓋3の裏面に、ロックピン4の内周
側に位置して防護壁5を設ける。
撃による破損から確実に保護する。 【構成】マンホール蓋3の裏面に、ロックピン4の内周
側に位置して防護壁5を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浄化槽などのマンホー
ル蓋構造に関するものである。
ル蓋構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、汚水を処理する浄化槽は、その
上面側に掃除口となるマンホールが形成され、そのマン
ホールには、マンホール蓋が着脱自在に嵌合されてお
り、マンホール蓋が地上に露出する状態で地中に埋設さ
れている。具体的には、図3に示すように、浄化槽本体
1のマンホール1aの周囲には、円筒状のマンホール枠
2が取り付けられており、このマンホール枠2には、マ
ンホール蓋3がロックピン4を有して着脱自在に嵌合さ
れている。
上面側に掃除口となるマンホールが形成され、そのマン
ホールには、マンホール蓋が着脱自在に嵌合されてお
り、マンホール蓋が地上に露出する状態で地中に埋設さ
れている。具体的には、図3に示すように、浄化槽本体
1のマンホール1aの周囲には、円筒状のマンホール枠
2が取り付けられており、このマンホール枠2には、マ
ンホール蓋3がロックピン4を有して着脱自在に嵌合さ
れている。
【0003】マンホール枠2は、浄化槽本体1に取り付
けるためのフランジ21と、その内周面の略中央に一体
に形成された断面フック状の支持部22からなり、その
上部内周面は、その上端から支持部22にかけて徐々に
内径が小さくなるテーパー状に形成されている。
けるためのフランジ21と、その内周面の略中央に一体
に形成された断面フック状の支持部22からなり、その
上部内周面は、その上端から支持部22にかけて徐々に
内径が小さくなるテーパー状に形成されている。
【0004】一方、マンホール蓋3は、前述したマンホ
ール枠2の上部内周面形状に対応する外周面形状を有
し、その下面外周縁には周壁31が形成されてマンホー
ル枠2の支持部22に載置できるようになっている。ま
た、マンホール蓋3の外周縁近傍における周方向に18
0度隔たった2ケ所には、ロックピン4を嵌合する取付
穴3aが形成されている他、この取付穴3aから周方向
に90度隔たった2ケ所には、凹状の把手部(図示せ
ず)が形成されている。
ール枠2の上部内周面形状に対応する外周面形状を有
し、その下面外周縁には周壁31が形成されてマンホー
ル枠2の支持部22に載置できるようになっている。ま
た、マンホール蓋3の外周縁近傍における周方向に18
0度隔たった2ケ所には、ロックピン4を嵌合する取付
穴3aが形成されている他、この取付穴3aから周方向
に90度隔たった2ケ所には、凹状の把手部(図示せ
ず)が形成されている。
【0005】さらに、ロックピン4は、プラスチックに
よって一体に成形されたもので、マンホール蓋3の取付
穴3aに嵌合可能な頭部41と、この頭部41に連続す
るL字状のロック片42と、このロック片42に設けら
れた抜け出し防止片43からなり、全体として断面略J
字状に形成されている。そして、ロックピン4は、マン
ホール蓋3の取付穴3aに斜め上方から強制的に嵌入す
ることにより、抜け出し防止片43が拡開し、その先端
がマンホール蓋3の裏面に係合して抜け出しが防止され
る他、ロックピン4をマンホール蓋3の取付穴3a回り
に回動させると、そのロック片42は、浄化槽本体1に
おけるマンホール1aの周縁フランジ11に係合する位
置から周縁フランジ11から離脱する位置とに移動する
ことができる。
よって一体に成形されたもので、マンホール蓋3の取付
穴3aに嵌合可能な頭部41と、この頭部41に連続す
るL字状のロック片42と、このロック片42に設けら
れた抜け出し防止片43からなり、全体として断面略J
字状に形成されている。そして、ロックピン4は、マン
ホール蓋3の取付穴3aに斜め上方から強制的に嵌入す
ることにより、抜け出し防止片43が拡開し、その先端
がマンホール蓋3の裏面に係合して抜け出しが防止され
る他、ロックピン4をマンホール蓋3の取付穴3a回り
に回動させると、そのロック片42は、浄化槽本体1に
おけるマンホール1aの周縁フランジ11に係合する位
置から周縁フランジ11から離脱する位置とに移動する
ことができる。
【0006】したがって、浄化槽本体1の内部を点検す
る場合には、ロックピン4を回動させて浄化槽本体1に
おけるマンホール1aの周縁フランジ11からロック片
42を離脱させた後、図示しない把手部を把持して持ち
上げることにより、マンホール蓋3を外すことができ
る。また、点検作業が終了すれば、マンホール蓋3をマ
ンホール枠2に落とし込んでその支持部22に載置した
後、ロックピン4を回動させてそのロック片42を浄化
槽本体1におけるマンホール1aの周縁フランジ11に
係合させ、予期せぬマンホール蓋3の離脱を防止するよ
うにしている(例えば、実公昭62−31467号公報
参照)。
る場合には、ロックピン4を回動させて浄化槽本体1に
おけるマンホール1aの周縁フランジ11からロック片
42を離脱させた後、図示しない把手部を把持して持ち
上げることにより、マンホール蓋3を外すことができ
る。また、点検作業が終了すれば、マンホール蓋3をマ
ンホール枠2に落とし込んでその支持部22に載置した
後、ロックピン4を回動させてそのロック片42を浄化
槽本体1におけるマンホール1aの周縁フランジ11に
係合させ、予期せぬマンホール蓋3の離脱を防止するよ
うにしている(例えば、実公昭62−31467号公報
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
マンホール蓋においては、その裏面から下方に向けてプ
ラスチック製ロックピンのロック片が突出していること
から、点検作業時などにおいて、マンホール蓋を取り外
してその周囲に載置した際、その衝撃によって破損する
ことがあった。すなわち、プラスチックは比較的衝撃荷
重に弱い性状を有していることから、粗雑な取扱いなど
によっては破損する問題があった。
マンホール蓋においては、その裏面から下方に向けてプ
ラスチック製ロックピンのロック片が突出していること
から、点検作業時などにおいて、マンホール蓋を取り外
してその周囲に載置した際、その衝撃によって破損する
ことがあった。すなわち、プラスチックは比較的衝撃荷
重に弱い性状を有していることから、粗雑な取扱いなど
によっては破損する問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、マンホール蓋のロックピンを衝撃による破
損から確実に保護することのできるマンホール蓋構造を
提供するものである。
れたもので、マンホール蓋のロックピンを衝撃による破
損から確実に保護することのできるマンホール蓋構造を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、マンホールに
着脱自在に嵌合され、マンホールの周縁フランジに係合
可能なロックピンを備えたマンホール蓋であって、この
マンホール蓋の裏面にロックピンの内周側に位置する防
護壁を設けたことを特徴とするものである。
着脱自在に嵌合され、マンホールの周縁フランジに係合
可能なロックピンを備えたマンホール蓋であって、この
マンホール蓋の裏面にロックピンの内周側に位置する防
護壁を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】マンホール蓋の裏面には、ロックピンの内周側
に位置して防護壁が設けられていることから、マンホー
ル蓋を取り外して周囲においた場合、防護壁が地面と当
接してロックピンが地面と当接するのを防止することが
でき、ロックピンを落下時の衝撃による破損から確実に
保護することができる。
に位置して防護壁が設けられていることから、マンホー
ル蓋を取り外して周囲においた場合、防護壁が地面と当
接してロックピンが地面と当接するのを防止することが
でき、ロックピンを落下時の衝撃による破損から確実に
保護することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0012】なお、説明の便宜上、図3に示した従来例
の部材と同一の部材には同一の符号を用いる他、それら
の詳細な説明は重複するため省略する。
の部材と同一の部材には同一の符号を用いる他、それら
の詳細な説明は重複するため省略する。
【0013】図1には、本発明のマンホール蓋3が示さ
れており、このマンホール蓋3においては、その裏面に
ロックピン4を保護する防護壁5が設けられている。こ
の防護壁5は、鋼板を湾曲して形成したもので、ロック
ピン4の内周側において、ロック片42の回動範囲外に
位置するとともに、ロック片42の下端を越える高さを
有している。
れており、このマンホール蓋3においては、その裏面に
ロックピン4を保護する防護壁5が設けられている。こ
の防護壁5は、鋼板を湾曲して形成したもので、ロック
ピン4の内周側において、ロック片42の回動範囲外に
位置するとともに、ロック片42の下端を越える高さを
有している。
【0014】したがって、マンホール蓋3を取り外して
周囲においた場合、防護壁5が地面と当接してロックピ
ン4は地面と当接することが防止されることから、落下
時の衝撃を受けることがなく、したがって、衝撃に伴う
破損を確実に防止することができる。また、マンホール
1aを閉鎖するため、マンホール蓋3をマンホール枠2
に嵌合させ、意図しない離脱を防止するため、ロックピ
ン4を回動させてロックする場合、防護壁5にロックピ
ン4のロック片42が干渉することはない。
周囲においた場合、防護壁5が地面と当接してロックピ
ン4は地面と当接することが防止されることから、落下
時の衝撃を受けることがなく、したがって、衝撃に伴う
破損を確実に防止することができる。また、マンホール
1aを閉鎖するため、マンホール蓋3をマンホール枠2
に嵌合させ、意図しない離脱を防止するため、ロックピ
ン4を回動させてロックする場合、防護壁5にロックピ
ン4のロック片42が干渉することはない。
【0015】ところで、前述した実施例においては、マ
ンホール蓋1の裏面にロックピン4を保護する防護壁5
を新たに設けて例示したが、図2に示すように、マンホ
ール蓋3に形成された把手部3bを利用することもでき
る。すなわち、マンホール蓋3の取付穴3aの内周側に
位置してその表面側に凹状の把手部3bを形成し、この
把手部3bに対応するマンホール蓋3の裏面に防護壁5
をロック片42の下端を越えて突出するように設けても
よい。この防護壁5は、マンホール蓋3の成形時に一体
に形成してもよい他、この防護壁5をマンホール蓋3と
別体に形成し、接着などで一体に連結してもよい。
ンホール蓋1の裏面にロックピン4を保護する防護壁5
を新たに設けて例示したが、図2に示すように、マンホ
ール蓋3に形成された把手部3bを利用することもでき
る。すなわち、マンホール蓋3の取付穴3aの内周側に
位置してその表面側に凹状の把手部3bを形成し、この
把手部3bに対応するマンホール蓋3の裏面に防護壁5
をロック片42の下端を越えて突出するように設けても
よい。この防護壁5は、マンホール蓋3の成形時に一体
に形成してもよい他、この防護壁5をマンホール蓋3と
別体に形成し、接着などで一体に連結してもよい。
【0016】この実施例においても、防護壁5が地面と
当接してロックピン4の地面との当接が防止されること
から、落下時の衝撃に伴う破損を確実に防止することが
できる。
当接してロックピン4の地面との当接が防止されること
から、落下時の衝撃に伴う破損を確実に防止することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マンホー
ル蓋の裏面にロックピンの内周側に位置する防護壁を設
けたことにより、マンホール蓋を取り外して周囲におい
た場合、防護壁によってロックピンが地面と当接するの
を防止することができ、ロックピンを落下時の衝撃によ
る破損から確実に保護することができる。
ル蓋の裏面にロックピンの内周側に位置する防護壁を設
けたことにより、マンホール蓋を取り外して周囲におい
た場合、防護壁によってロックピンが地面と当接するの
を防止することができ、ロックピンを落下時の衝撃によ
る破損から確実に保護することができる。
【図1】本発明のマンホール蓋構造を一部省略して示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明のマンホール蓋構造の他の実施例を一部
省略して示す断面図である。
省略して示す断面図である。
【図3】従来のマンホール蓋構造を一部省略して示す断
面図である。
面図である。
1 浄化槽本体 1a マンホール 2 マンホール枠 3 マンホール蓋 3a 取付穴 3b 把手部 4 ロックピン 42 ロック片 5 防護壁
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホールに着脱自在に嵌合され、マン
ホールの周縁フランジに係合可能なロックピンを備えた
マンホール蓋であって、このマンホール蓋の裏面にロッ
クピンの内周側に位置する防護壁を設けたことを特徴と
するマンホール蓋構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7105971A JPH08301389A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | マンホール蓋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7105971A JPH08301389A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | マンホール蓋構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08301389A true JPH08301389A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14421668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7105971A Pending JPH08301389A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | マンホール蓋構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08301389A (ja) |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7105971A patent/JPH08301389A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040526 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041006 |