JPH08301285A - 計量スプーン付き容器 - Google Patents
計量スプーン付き容器Info
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- JPH08301285A JPH08301285A JP10545495A JP10545495A JPH08301285A JP H08301285 A JPH08301285 A JP H08301285A JP 10545495 A JP10545495 A JP 10545495A JP 10545495 A JP10545495 A JP 10545495A JP H08301285 A JPH08301285 A JP H08301285A
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- Japan
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- measuring spoon
- container
- measuring
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/22—Details
- B65D77/24—Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
- B65D77/245—Utensils for removing the contents from the package, e.g. spoons, forks, spatulas
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単に製造でき、計量スプーンを、無
駄なスペースを作ることなく且つ取り出し容易に収納で
き、連続的に自動生産可能な、計量スプーン付き容器を
提供すること。 【構成】 粉粒体と該粉粒体を計量する計量スプーン２
とを容器本体１内に封入してなる計量スプーン付き容器
であって、計量スプーン２は、その把手部２ｂが、固定
部材４を介して上記容器本体１の開口部の周縁近傍に固
定されている。
駄なスペースを作ることなく且つ取り出し容易に収納で
き、連続的に自動生産可能な、計量スプーン付き容器を
提供すること。 【構成】 粉粒体と該粉粒体を計量する計量スプーン２
とを容器本体１内に封入してなる計量スプーン付き容器
であって、計量スプーン２は、その把手部２ｂが、固定
部材４を介して上記容器本体１の開口部の周縁近傍に固
定されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉状洗剤等の粉粒体と
その粉粒体を計量するための計量スプーンとを封入して
なる計量スプーン付き容器に関し、更に詳しくいえば、
比較的簡便に製造でき、計量スプーンを、無駄なスペー
スを作ることなく且つ取り出し容易に収納でき、更に、
連続的に自動生産可能な、計量スプーン付き容器に関す
る。
その粉粒体を計量するための計量スプーンとを封入して
なる計量スプーン付き容器に関し、更に詳しくいえば、
比較的簡便に製造でき、計量スプーンを、無駄なスペー
スを作ることなく且つ取り出し容易に収納でき、更に、
連続的に自動生産可能な、計量スプーン付き容器に関す
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようする課題】従来よ
り、粉粒体とその粉粒体を計量するための計量スプーン
とを封入してなる、計量スプーン付き容器は周知であ
る。このような計量スプーン付き容器では、使用時に
は、容器を開封した後、まず計量スプーンを取り出し、
この計量スプーンで粉粒体を計量し、粉粒体の所定量を
取り出し使用する。従って、上記容器の製造時には、開
封後に計量スプーンが取り出しやすいように、計量スプ
ーンを収納しておくことが必要である。計量スプーンを
取り出し容易に収納するための技術としては、図８に示
すように、粉粒体１０３を充填した後、その上に計量ス
プーン１０２を載置したものが知られている。しかし、
この技術では、粉粒体１０３を収納するための空間とは
別に、計量スプーン１０２全体を収納するための空間が
必要となり、容器が大型化する。そのため、製造コスト
や運送コストが高騰する上、保存が不便である。更に、
使用される場所へ搬送されるまでに、振動等によって計
量スプーン１０２が粉粒体１０３の中に埋没してしま
い、計量スプーン１０２の場所がわからなくなったり、
取り出す際に手を汚したりする欠点がある。
り、粉粒体とその粉粒体を計量するための計量スプーン
とを封入してなる、計量スプーン付き容器は周知であ
る。このような計量スプーン付き容器では、使用時に
は、容器を開封した後、まず計量スプーンを取り出し、
この計量スプーンで粉粒体を計量し、粉粒体の所定量を
取り出し使用する。従って、上記容器の製造時には、開
封後に計量スプーンが取り出しやすいように、計量スプ
ーンを収納しておくことが必要である。計量スプーンを
取り出し容易に収納するための技術としては、図８に示
すように、粉粒体１０３を充填した後、その上に計量ス
プーン１０２を載置したものが知られている。しかし、
この技術では、粉粒体１０３を収納するための空間とは
別に、計量スプーン１０２全体を収納するための空間が
必要となり、容器が大型化する。そのため、製造コスト
や運送コストが高騰する上、保存が不便である。更に、
使用される場所へ搬送されるまでに、振動等によって計
量スプーン１０２が粉粒体１０３の中に埋没してしま
い、計量スプーン１０２の場所がわからなくなったり、
取り出す際に手を汚したりする欠点がある。
【０００３】また、計量スプーンを、埋没しないように
封入する技術としては、図９に示すように、計量スプー
ン１０２の一部を、容器を封緘する封緘紙１０７に接着
するものが提案されている。そして、この技術では、計
量スプーン１０２が容器本体１０１の上部に固定され、
搬送中等に粉粒体１０３中に埋没するおそれがない。し
かし、上述のような従来の計量スプーン付き容器におい
ても、粉粒体１０３の上に計量スプーン１０２を収納す
るので、計量スプーン１０２を収納するための空間が、
粉粒体１０３を収納するための空間とは別に必要であ
る。加えて、封緘紙１０７に計量スプーン１０２を接着
したり、封緘紙１０７を容器本体１０１に貼付するな
ど、生産工程に手間がかかる問題点がある。
封入する技術としては、図９に示すように、計量スプー
ン１０２の一部を、容器を封緘する封緘紙１０７に接着
するものが提案されている。そして、この技術では、計
量スプーン１０２が容器本体１０１の上部に固定され、
搬送中等に粉粒体１０３中に埋没するおそれがない。し
かし、上述のような従来の計量スプーン付き容器におい
ても、粉粒体１０３の上に計量スプーン１０２を収納す
るので、計量スプーン１０２を収納するための空間が、
粉粒体１０３を収納するための空間とは別に必要であ
る。加えて、封緘紙１０７に計量スプーン１０２を接着
したり、封緘紙１０７を容器本体１０１に貼付するな
ど、生産工程に手間がかかる問題点がある。
【０００４】従って、本発明の目的は、比較的簡便に製
造でき、計量スプーンを、無駄なスペースを作ることな
く且つ取り出し容易に収納でき、更に、連続的に自動生
産可能な、計量スプーン付き容器を提供することにあ
る。
造でき、計量スプーンを、無駄なスペースを作ることな
く且つ取り出し容易に収納でき、更に、連続的に自動生
産可能な、計量スプーン付き容器を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、粉粒体と該粉
粒体を計量する計量スプーンとを容器本体内に封入して
なる計量スプーン付き容器において、上記計量スプーン
は、その把手部の端部が、固定部材を介して上記容器本
体の開口部の周縁近傍に固定されていることを特徴とす
る計量スプーン付き容器を提供することにより、上記目
的を達成したものである。
粒体を計量する計量スプーンとを容器本体内に封入して
なる計量スプーン付き容器において、上記計量スプーン
は、その把手部の端部が、固定部材を介して上記容器本
体の開口部の周縁近傍に固定されていることを特徴とす
る計量スプーン付き容器を提供することにより、上記目
的を達成したものである。
【０００６】また、本発明は、上記固定部材は、帯状の
粘着部材からなり、上記計量スプーンの把手部の端部が
該粘着部材の一端に固定され、該粘着部材の他端が上記
容器本体の開口部周縁の外壁に固定されていることを特
徴とする請求項１に記載の計量スプーン付き容器を提供
することにより、上記目的を達成したものである。
粘着部材からなり、上記計量スプーンの把手部の端部が
該粘着部材の一端に固定され、該粘着部材の他端が上記
容器本体の開口部周縁の外壁に固定されていることを特
徴とする請求項１に記載の計量スプーン付き容器を提供
することにより、上記目的を達成したものである。
【０００７】
【作用】本発明の計量スプーン付き容器によれば、固定
部材によって、計量スプーンの把手部の端部が、容器本
体の開口部の周縁近傍に固定される。従って、計量スプ
ーンがその把手部を粉粒体から一部露出した状態で収納
される。この様に、本発明では、計量スプーンを収納す
るための空間を粉粒体を収納するための空間と分ける必
要がないので、容器の大型化を回避できる。また、計量
スプーンが、その一部を粉粒体から露出した状態で収納
されるので、搬送途中の振動等によって粉粒体中に埋没
することがなく、開封時に、迷わずかつ手を汚さずに計
量スプーンを取り出すことができる。また、封緘紙の貼
付等の手間をかけることなく、比較的容易に、計量スプ
ーンを固定することができる。
部材によって、計量スプーンの把手部の端部が、容器本
体の開口部の周縁近傍に固定される。従って、計量スプ
ーンがその把手部を粉粒体から一部露出した状態で収納
される。この様に、本発明では、計量スプーンを収納す
るための空間を粉粒体を収納するための空間と分ける必
要がないので、容器の大型化を回避できる。また、計量
スプーンが、その一部を粉粒体から露出した状態で収納
されるので、搬送途中の振動等によって粉粒体中に埋没
することがなく、開封時に、迷わずかつ手を汚さずに計
量スプーンを取り出すことができる。また、封緘紙の貼
付等の手間をかけることなく、比較的容易に、計量スプ
ーンを固定することができる。
【０００８】更に、固定部材として帯状の粘着材を用い
ることによって、この粘着部材を機械的に、計量スプー
ンと容器本体との間に粘着させることができる。従っ
て、計量スプーン付き容器を、連続的に自動生産するこ
とが可能である。
ることによって、この粘着部材を機械的に、計量スプー
ンと容器本体との間に粘着させることができる。従っ
て、計量スプーン付き容器を、連続的に自動生産するこ
とが可能である。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の計量スプーン付き容器の一実
施例について図面を参照しながら具体的に説明する。図
１は、本発明の計量スプーン付き容器の実施例の粉粒体
充填前の状態を示す概略斜視図、図２は、図１の計量ス
プーン付き容器に係る計量スプーンの概略斜視図、図３
は図１の計量スプーン付き容器であって、粉粒体が充填
された状態を示す概略斜視図、図４は図１の状態の要部
縦断面図、図５は、図１の計量スプーン付き容器の生産
工程を示す概略図であって、（ａ）は、平面図、（ｂ）
は側面図である。
施例について図面を参照しながら具体的に説明する。図
１は、本発明の計量スプーン付き容器の実施例の粉粒体
充填前の状態を示す概略斜視図、図２は、図１の計量ス
プーン付き容器に係る計量スプーンの概略斜視図、図３
は図１の計量スプーン付き容器であって、粉粒体が充填
された状態を示す概略斜視図、図４は図１の状態の要部
縦断面図、図５は、図１の計量スプーン付き容器の生産
工程を示す概略図であって、（ａ）は、平面図、（ｂ）
は側面図である。
【００１０】本実施例の計量スプーン付き容器は、粉粒
体３と該粉粒体３を計量する計量スプーン２とを容器本
体１内に封入してなる計量スプーン付き容器であって、
上記計量スプーン２の把手部２ｂの端部が、固定部材４
を介して上記容器本体１の開口部の周縁近傍に固定され
ているものである。
体３と該粉粒体３を計量する計量スプーン２とを容器本
体１内に封入してなる計量スプーン付き容器であって、
上記計量スプーン２の把手部２ｂの端部が、固定部材４
を介して上記容器本体１の開口部の周縁近傍に固定され
ているものである。
【００１１】本実施例について更に詳述すると、本実施
例の計量スプーン付き容器の容器本体１は、上面が開放
された長方体形状をなしている。また、容器本体１内に
封入される前記計量スプーン２は、通常の計量スプーン
付き容器に用いられるものと同じもので、掬い入れ部２
ａと、掬い入れ部２ａに連設された把手部２ｂとを備え
ている。固定部材４は、帯状の可撓性部材よりなり、一
方の面が粘着性となっている。この固定部材４は、一端
部４ａが上記計量スプーン２の把手部２ｂの端部に固定
され、他端部４ｂは、容器本体１の開口部周縁の外壁に
固定されている。そして、この固定部材４の略央部が逆
Ｖ状に曲折することにより、上記スプーン２は容器本体
１内に収納されている。この固定部材４の他端部４ｂの
先端は、接着剤が塗布されておらず、容器本体１に粘着
しないようになっている。粉粒体３は、計量スプーン２
の把手部２ｂの端部近傍の高さまで充填されている。
例の計量スプーン付き容器の容器本体１は、上面が開放
された長方体形状をなしている。また、容器本体１内に
封入される前記計量スプーン２は、通常の計量スプーン
付き容器に用いられるものと同じもので、掬い入れ部２
ａと、掬い入れ部２ａに連設された把手部２ｂとを備え
ている。固定部材４は、帯状の可撓性部材よりなり、一
方の面が粘着性となっている。この固定部材４は、一端
部４ａが上記計量スプーン２の把手部２ｂの端部に固定
され、他端部４ｂは、容器本体１の開口部周縁の外壁に
固定されている。そして、この固定部材４の略央部が逆
Ｖ状に曲折することにより、上記スプーン２は容器本体
１内に収納されている。この固定部材４の他端部４ｂの
先端は、接着剤が塗布されておらず、容器本体１に粘着
しないようになっている。粉粒体３は、計量スプーン２
の把手部２ｂの端部近傍の高さまで充填されている。
【００１２】上述の計量スプーン付き容器は、計量スプ
ーン２の把手部２ｂの端部が固定支持されているので、
搬送途中の振動等によって計量スプーン２が粉粒体３中
に埋没されることがない。また、計量スプーン２は、把
手部２ｂの端部近傍を粉粒体３の上方に露出した状態で
支持されているので、開封時に迷わずにかつ手を汚すこ
となく計量スプーン２を取り出すことができる。特に、
本実施例では、固定部材４の他端部４ｂの先端が容器本
体１に粘着していないので、この先端を摘んで固定部材
４を容器本体１の外壁から剥がし、容易に計量スプーン
２を取り出すことができる。更に、計量スプーン２全体
を粉粒体３と別に収納するための空間が必要ないので、
容器全体が大型化されず、製造コストや搬送コストの高
騰を回避することができる。また、保管にも便利であ
る。更に、容器本体１の外壁と、計量スプーン２の把手
部２ｂとに固定部材４を粘着するだけで、封緘紙の貼付
等の手間をかけることなく、比較的簡便に、計量スプー
ン２を固定することができる。
ーン２の把手部２ｂの端部が固定支持されているので、
搬送途中の振動等によって計量スプーン２が粉粒体３中
に埋没されることがない。また、計量スプーン２は、把
手部２ｂの端部近傍を粉粒体３の上方に露出した状態で
支持されているので、開封時に迷わずにかつ手を汚すこ
となく計量スプーン２を取り出すことができる。特に、
本実施例では、固定部材４の他端部４ｂの先端が容器本
体１に粘着していないので、この先端を摘んで固定部材
４を容器本体１の外壁から剥がし、容易に計量スプーン
２を取り出すことができる。更に、計量スプーン２全体
を粉粒体３と別に収納するための空間が必要ないので、
容器全体が大型化されず、製造コストや搬送コストの高
騰を回避することができる。また、保管にも便利であ
る。更に、容器本体１の外壁と、計量スプーン２の把手
部２ｂとに固定部材４を粘着するだけで、封緘紙の貼付
等の手間をかけることなく、比較的簡便に、計量スプー
ン２を固定することができる。
【００１３】本実施例の計量スプーン付き容器は、上述
の如く構成されているので、図５に示すような生産工程
（製造装置）により連続的に生産可能である。図５に示
される生産工程において、本実施例の計量スプーン付き
容器は、組み立て成形された容器本体１が、第１のコン
ベア１１によって図示左方から右方へ一定速度で搬送さ
れる。また、計量スプーン２は、第２のコンベア１２に
よって掬い入れ部２ａを支持され、把手部２ｂを下に向
けて懸吊された状態下に、容器本体１の上方で容器本体
１に対向しながら容器本体１と同速度で搬送されるよう
になっている。
の如く構成されているので、図５に示すような生産工程
（製造装置）により連続的に生産可能である。図５に示
される生産工程において、本実施例の計量スプーン付き
容器は、組み立て成形された容器本体１が、第１のコン
ベア１１によって図示左方から右方へ一定速度で搬送さ
れる。また、計量スプーン２は、第２のコンベア１２に
よって掬い入れ部２ａを支持され、把手部２ｂを下に向
けて懸吊された状態下に、容器本体１の上方で容器本体
１に対向しながら容器本体１と同速度で搬送されるよう
になっている。
【００１４】そして、この生産工程は、粘着工程（図５
中に示す）と、圧着工程（図５中に示す）と、スプ
ーン収納工程（図５中に示す）と、充填工程（図５中
に示す）とを具備している。粘着工程は、固定部材
支持ロール４１を備えており、この固定部材支持ロール
４１は、帯状の支持体４２の一面に、固定部材４を、そ
の長手方向を該支持体４２の幅方向を向けて該支持体４
２の長手方向に直列させた状態で該支持体４２に対して
離脱可能に支持し、その支持体４２をロール状に巻回し
てなるものである。この固定部材支持ロール４１におい
て、固定部材４は、粘着性の面を該支持体４２側に向け
て支持されている。この粘着工程では、固定部材支持
ロール４１が、容器本体１の搬送方向からみて上流側で
巻き取られるようになっており、各固定部材４が、搬送
される容器本体１と計量スプーン２の把手部２ｂとに同
時に対向し、固定部材４の一端部４ａが計量スプーン２
の把手部２ｂに、同じ固定部材４の他端部４ｂが容器本
体１の外壁に粘着されるようになっている。
中に示す）と、圧着工程（図５中に示す）と、スプ
ーン収納工程（図５中に示す）と、充填工程（図５中
に示す）とを具備している。粘着工程は、固定部材
支持ロール４１を備えており、この固定部材支持ロール
４１は、帯状の支持体４２の一面に、固定部材４を、そ
の長手方向を該支持体４２の幅方向を向けて該支持体４
２の長手方向に直列させた状態で該支持体４２に対して
離脱可能に支持し、その支持体４２をロール状に巻回し
てなるものである。この固定部材支持ロール４１におい
て、固定部材４は、粘着性の面を該支持体４２側に向け
て支持されている。この粘着工程では、固定部材支持
ロール４１が、容器本体１の搬送方向からみて上流側で
巻き取られるようになっており、各固定部材４が、搬送
される容器本体１と計量スプーン２の把手部２ｂとに同
時に対向し、固定部材４の一端部４ａが計量スプーン２
の把手部２ｂに、同じ固定部材４の他端部４ｂが容器本
体１の外壁に粘着されるようになっている。
【００１５】圧着工程は、粘着工程の後に、固定部
材４を計量スプーン２及び容器本体１へ押圧することに
より、固定部材４を計量スプーン２及び容器本体１に更
に強固に粘着させるものである。スプーン収納工程
は、圧着工程の後に、掬い入れ部２ａを容器本体の内
方に付勢しながら第２のコンベア１２から離脱し、計量
スプーン２を容器本体１の内方へ倒れ込ませるものであ
る。このスプーン収納工程によって、計量スプーン２
は、把手部２ｂを固定部材４に固定支持された状態で容
器本体１内に収納される。充填工程は、計量スプーン
２が収納された容器本体１内に粉粒体３を充填するもの
である。
材４を計量スプーン２及び容器本体１へ押圧することに
より、固定部材４を計量スプーン２及び容器本体１に更
に強固に粘着させるものである。スプーン収納工程
は、圧着工程の後に、掬い入れ部２ａを容器本体の内
方に付勢しながら第２のコンベア１２から離脱し、計量
スプーン２を容器本体１の内方へ倒れ込ませるものであ
る。このスプーン収納工程によって、計量スプーン２
は、把手部２ｂを固定部材４に固定支持された状態で容
器本体１内に収納される。充填工程は、計量スプーン
２が収納された容器本体１内に粉粒体３を充填するもの
である。
【００１６】この生産工程では、対向しながら搬送され
る容器本体１と計量スプーン２とに、側方から固定部材
４が粘着され、圧着される。次に、計量スプーン２の掬
い入れ部２ａが第２のコンベア１２から離脱され、固定
部材４が逆Ｖ字形に折曲するとともに計量スプーン２が
容器本体１内に収納される。その後、容器本体１に、粉
粒体３が充填され、本実施例の計量スプーン付き容器を
得る。
る容器本体１と計量スプーン２とに、側方から固定部材
４が粘着され、圧着される。次に、計量スプーン２の掬
い入れ部２ａが第２のコンベア１２から離脱され、固定
部材４が逆Ｖ字形に折曲するとともに計量スプーン２が
容器本体１内に収納される。その後、容器本体１に、粉
粒体３が充填され、本実施例の計量スプーン付き容器を
得る。
【００１７】本実施例の計量スプーン付き容器では、固
定部材４が、一方の面が粘着性となった帯状の粘着部材
からなっているので、容器本体１を成形した後に、容器
本体１の外側で計量スプーン２を固定し、その後、計量
スプーン２を容器本体１内に収納することがでる。従っ
て、従来より汎用されている機器を用いて、連続的に自
動生産することが可能である。
定部材４が、一方の面が粘着性となった帯状の粘着部材
からなっているので、容器本体１を成形した後に、容器
本体１の外側で計量スプーン２を固定し、その後、計量
スプーン２を容器本体１内に収納することがでる。従っ
て、従来より汎用されている機器を用いて、連続的に自
動生産することが可能である。
【００１８】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、具体的な各部材の形状や寸法、或いは各々
の取付位置等は適宜変更可能である。例えば、前述の実
施例において、図６のように、深さの浅い容器本体６を
用いて、計量スプーン２が容器本体６の底面に載置され
るようにしてもよい。前述の実施例のように、容易に可
撓可能な部材よりなる固定部材を用いると、同一の計量
スプーン２及び固定部材４を用いて、様々な深さの容器
本体に計量スプーン２を固定することができる。また、
図７に示すように、封緘紙７により容器本体１の開口部
を封緘してもよい。このとき、前述の実施例のように、
帯状の固定部材４を用いると、封緘による密閉性に影響
を及ぼすことなく、計量スプーン２を固定することがで
きる。固定部材には、樹脂等によりＵ字形に成型され、
各端に計量スプーンと容器本体の開口部とをそれぞれ挟
持するものを用いてもよい。また、固定部材は、計量ス
プーンの把手部の端部を容器本体の開口部の周縁近傍に
するものであればよく、計量スプーンの掬い部を支持す
るものでもよい。また、容器本体の底面等に配置される
ものでもよい。
のではなく、具体的な各部材の形状や寸法、或いは各々
の取付位置等は適宜変更可能である。例えば、前述の実
施例において、図６のように、深さの浅い容器本体６を
用いて、計量スプーン２が容器本体６の底面に載置され
るようにしてもよい。前述の実施例のように、容易に可
撓可能な部材よりなる固定部材を用いると、同一の計量
スプーン２及び固定部材４を用いて、様々な深さの容器
本体に計量スプーン２を固定することができる。また、
図７に示すように、封緘紙７により容器本体１の開口部
を封緘してもよい。このとき、前述の実施例のように、
帯状の固定部材４を用いると、封緘による密閉性に影響
を及ぼすことなく、計量スプーン２を固定することがで
きる。固定部材には、樹脂等によりＵ字形に成型され、
各端に計量スプーンと容器本体の開口部とをそれぞれ挟
持するものを用いてもよい。また、固定部材は、計量ス
プーンの把手部の端部を容器本体の開口部の周縁近傍に
するものであればよく、計量スプーンの掬い部を支持す
るものでもよい。また、容器本体の底面等に配置される
ものでもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明では、計量スプーンを、一部のみ粉粒体から上に露
出した状態で、固定支持しておくことができる。従っ
て、計量スプーン全体を粉粒体と別個に収納するための
空間を特に設けることなく、計量スプーンが粉粒体中に
埋没することを回避し、計量スプーンを容易に取り出し
可能に収納することができ、容器の一層の小型化を図る
ことができる。また、封緘紙の貼付等の手間をかけるこ
となく、比較的簡便な工程により、計量スプーンを容器
本体の内側に固定することができる。
発明では、計量スプーンを、一部のみ粉粒体から上に露
出した状態で、固定支持しておくことができる。従っ
て、計量スプーン全体を粉粒体と別個に収納するための
空間を特に設けることなく、計量スプーンが粉粒体中に
埋没することを回避し、計量スプーンを容易に取り出し
可能に収納することができ、容器の一層の小型化を図る
ことができる。また、封緘紙の貼付等の手間をかけるこ
となく、比較的簡便な工程により、計量スプーンを容器
本体の内側に固定することができる。
【００２０】請求項２に記載の発明では、固定部材が、
帯状の粘着部材からなっているので、容器本体を成形し
た後に、容器本体の外側で計量スプーンを固定し、その
後、計量スプーンを容器本体内に収納することがでる。
従って、従来より汎用されている機器によって連続的に
自動生産することが可能である。
帯状の粘着部材からなっているので、容器本体を成形し
た後に、容器本体の外側で計量スプーンを固定し、その
後、計量スプーンを容器本体内に収納することがでる。
従って、従来より汎用されている機器によって連続的に
自動生産することが可能である。
【図１】本発明の計量スプーン付き容器の一実施例の粉
粒体充填前の状態を示す概略斜視図である。
粒体充填前の状態を示す概略斜視図である。
【図２】図１の計量スプーン付き容器に係る計量スプー
ンの概略斜視図である。
ンの概略斜視図である。
【図３】図１の計量スプーン付き容器であって、粉粒体
が充填された状態を示す概略斜視図である。
が充填された状態を示す概略斜視図である。
【図４】図１の状態の要部縦断面図である。
【図５】図１の計量スプーン付き容器の生産工程を示す
概略図である。
概略図である。
【図６】本発明の計量スプーン付き容器の他の実施例の
粉粒体充填前の状態を示す縦断面図である。
粉粒体充填前の状態を示す縦断面図である。
【図７】本発明の計量スプーン付き容器の他の実施例の
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【図８】従来の計量スプーン付き容器の一例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図９】従来の計量スプーン付き容器のその他の例を示
す縦断面図である
す縦断面図である
１ 容器本体 ２ 計量スプーン ２ａ 掬い入れ部 ２ｂ 把手部 ３ 粉粒体 ４ 固定部材 ４ａ 一端部 ４ｂ 他端部 ６ 容器本体 ７ 封緘紙 １１ 第１のコンベア １２ 第２のコンベア ４１ 固定部材支持ロール ４２ 支持体
Claims (2)
- 【請求項１】 粉粒体と該粉粒体を計量する計量スプー
ンとを容器本体内に封入してなる計量スプーン付き容器
において、 上記計量スプーンは、その把手部の端部が、固定部材を
介して上記容器本体の開口部の周縁近傍に固定されてい
ることを特徴とする計量スプーン付き容器。 - 【請求項２】 上記固定部材は、帯状の粘着部材からな
り、上記計量スプーンの把手部の端部が該粘着部材の一
端に固定され、該粘着部材の他端が上記容器本体の開口
部周縁の外壁に固定されていることを特徴とする請求項
１に記載の計量スプーン付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10545495A JPH08301285A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 計量スプーン付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10545495A JPH08301285A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 計量スプーン付き容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301285A true JPH08301285A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14408041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10545495A Pending JPH08301285A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 計量スプーン付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002011516A1 (en) | 1999-05-12 | 2002-02-14 | The Procter & Gamble Company | Carton with an object fitted to the lid |
| WO2016003568A1 (en) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | Mjn U.S. Holdings Llc | Measuring device and container |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10545495A patent/JPH08301285A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002011516A1 (en) | 1999-05-12 | 2002-02-14 | The Procter & Gamble Company | Carton with an object fitted to the lid |
| WO2016003568A1 (en) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | Mjn U.S. Holdings Llc | Measuring device and container |
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