JPH08301162A - 自転車の前照灯装置 - Google Patents

自転車の前照灯装置

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JPH08301162A
JPH08301162A JP13756395A JP13756395A JPH08301162A JP H08301162 A JPH08301162 A JP H08301162A JP 13756395 A JP13756395 A JP 13756395A JP 13756395 A JP13756395 A JP 13756395A JP H08301162 A JPH08301162 A JP H08301162A
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Tatsuhiko Tomita
辰彦 富田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池の寿命を延ばし、かつ、自動車のドライ
バーからの視認性を確保すること。 【構成】 夜間や昼間を周囲の外光を検知して、夜間に
おいては自転車の前照灯を点灯し、昼間においては消灯
する。また、夕刻時には自転車の前照灯を点滅させるこ
とにより薄暮時における視認性を確保した上で、電池の
消耗を防止して長寿命化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】周囲の明暗を光センサーで検知し
て、自動的に点灯、消灯、点滅させる回路を内蔵した自
転車の前照灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車の前照灯をハブダイナモで点灯す
るものにおいて、周囲の明暗を光センサーで検知して自
動的に点灯、消灯することは、例えば特開平5−777
74号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自転車の前照灯は、夜
間は点灯させ、昼間は消灯させるが、自動点灯、消灯さ
せる従来の前照灯装置は、夕刻などの薄暮状態で点灯し
たり消灯する場合があった。
【0004】しかし、点灯する場合には、前照灯の電池
の寿命が短くなり、消灯する場合には、自動車のドライ
バーからの発見が遅れて危険であった。
【0005】本発明は電池の寿命を延ばし、かつ、自動
車のドライバーからも視認可能な自転車の前照灯装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、周
囲の明暗を検知する外光センサーと、該外光センサーの
出力に応じて前照灯を点灯、消灯又は点滅させる回路と
を備えたものである。
【0007】本発明の請求項2は、自転車の前照灯を周
囲の明暗に応じて自動的に点灯・消灯・点滅させる回路
の電源として電池とハブダイナモを共用するものであ
る。
【0008】本発明の請求項3は、ハブダイナモを電源
として発生する電圧を定電圧回路で定電圧にして光セン
サー検知回路、点灯回路、点滅回路及び駆動回路に加え
ると共に、前記光センサー検知回路部の出力電圧を比較
器の基準電圧と比較することによって前記点灯回路又は
点滅回路を択一的に動作させ、その出力を駆動回路で増
幅して前照灯を点灯、消灯又は点滅させるものである。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、周囲が明るければ消
灯、完全に暗くなれば点灯し、薄暮時には点滅回路によ
り前照灯が間欠的に駆動されることになり、前照灯の電
池寿命が延びると共に、薄暮時における自転車の存在を
他に知らしめることが可能になる。
【0010】請求項2の構成によれば、電源に電池とハ
ブダイナモを共用することにより、電池の消耗を減らし
て安定した電源が得られ、前照灯を常に良好な使用可能
状態に保つことができる。
【0011】請求項3の構成によれば、点滅回路を設け
ることにより、周囲が明るいのに前照灯を点灯させた
り、暗いのに消灯する不具合が無くなると共に、薄暮時
における視認性を確保した上で、電池の消耗を抑制する
ことができる。
【0012】
【実施例】図1(A)、(B)は自転車の前照灯の外観
図および断面図であって、ヘッドケース2内には凹面形
状の反射鏡5が内蔵されて、その中心部のホルダーには
電球4が保持されている。その電球4が点灯することに
より、その光は反射鏡5で反射されて、ケースカバーを
兼ねるレンズ1で収束されて前方を照明する構造になっ
ている。
【0013】ヘッドケース2に結合するケース3にはC
dS光センサー7が設けられると共に、ケース内部には
CdS光センサー7の出力に応じて前照灯を自動的に点
灯、消灯、点滅させる回路を搭載したプリント基板6が
設けられている。そして、この前照灯装置はブラケット
8によって自転車に取り付けられている。
【0014】図2は光センサー7の特性図を示し、横軸
の照度に応じて縦軸の抵抗値が変化する。例えば夜間に
おいては抵抗値が高く、昼間においては抵抗値が低くな
り、夕刻では中間の抵抗値となる。
【0015】図3は前照灯を自動的に点灯、消灯、点滅
する回路のブロック図を示し、ハブダイナモを電源とし
たものである。
【0016】ハブダイナモを電源として用いた場合には
自転車の運行スピードにより起電力が変動するので、こ
の定電圧回路11で一定の直流電圧にして変動を押さえ
ている。
【0017】定電圧回路11からの一定の直流電圧は光
センサー検知回路12、点滅回路13、点灯回路14及
び駆動回路15を動作させるための電源として供給され
る。
【0018】光センサー検知回路12では周囲の明暗に
応じた出力を発生させて、その出力が高い場合(図2の
夜間のように照度が少ない場合には抵抗値が高く、その
出力が高い場合)には、点灯回路14を動作させ、その
出力が中程度の場合(図2の夕刻にように照度が中程度
の場合)には、点滅回路13を動作させる。これらの場
合に応じて駆動回路15は電球4を点灯又は点滅駆動す
る。
【0019】なお、光センサー検知回路12の出力が小
さい場合(図2の昼間のように照度が多くて抵抗値が小
さく出力が小さい場合)には、点滅回路13と点灯回路
14とは動作せず駆動回路15を駆動しないので電球4
は消灯されることになる。
【0020】図4は前照灯の自動的に点灯、消灯、点滅
する装置の回路図であって、電源回路10にハブダイナ
モ9を用いたものである。
【0021】ハブダイナモ9で発電された交流電圧は電
源回路10の4個のブリッジダイオードDで両波整流さ
れ、コンザンサC1で平滑されて直流電圧となる。
【0022】この直流電圧は自転車の運行スピードで変
動するので、トランジスタQ1とツナーダイオードZ及
びコンデンサC2からなる定電圧回路11で一定の直流
電圧として以下に述べる光センサー検知回路12、点滅
回路13、点灯回路14及び駆動回路15に供給され
る。
【0023】光センサー検知回路12は、図2に示され
る照度に応じて抵抗値が変化する光センサーCdSと抵
抗Rとの接続点が比較器A、Bの−(マイナス)入力端
子に比較電圧V0として印加される。
【0024】比較器Aの+(プラス)入力端子は抵抗R
2と抵抗Rとの接続点に接続されて基準電圧V2が印加
され、比較器Bの+入力端子は抵抗R1と抵抗Rとの接
続点に接続されて基準電圧V1が印加されている。
【0025】基準電圧V1とV2は抵抗R1と抵抗R2と
で決められるので、この抵抗値を図2に示すようにR1
>R2とすると、基準電圧もV1>V2となる。
【0026】光センサーCdSの抵抗値R0は照度が変
化すると変化することにより出力される比較電圧V0
変化する。
【0027】その比較電圧V0が大夜間、中夕刻、小昼
間と変化するのに応じて、比較器A、Bの出力は表の示
すように変化する。
【0028】
【表1】
【0029】比較Bの出力がLのときは、点灯回路14
のトランジスタQ4が連続的にオンし、その信号がホト
カプラPCを介して駆動回路15に伝達され、電球4に
接続されたトライアックTがオンとなり、ハブダイナモ
9からの交流電圧が電球4に印加され、電球4が連続点
灯する。このとき比較器Aの出力もLで点滅回路13の
2つのトランジスタQ2、Q3、コンデンサC3、C
4、抵抗R4、R5、R6、R7からなるマルチバイブ
レータも動作するが、その出力は比較器Bの出力のLで
押さえられているので、点灯回路14が間欠駆動される
ことはない。
【0030】周囲光が明るい昼間の状態においては、比
較器ABの出力は共にHとなり、点滅回路13、点灯回
路14及び駆動回路15のいずれも動作しないので、電
球4が点灯することはない。即ち、消灯状態となる。
【0031】周囲光が夕刻の状態にあっては、比較器A
の出力はLであり、この出力Lによって点滅回路13の
マルチバイブレータが動作し、点灯回路14をその出力
Lに応じた所定の間隔で間欠駆動する。この出力をホト
カプラPCを介して電球4に直列接続されたトライアッ
クTに入力し、トライアックTを間欠駆動させること
で、電球4を点滅させることができる。この場合、マル
チバイブレータの発振周波数を高くして間欠の間隔を早
くすることで低照度で電球4を点灯することもできる。
【0032】このとき比較器Bの出力はHであるが、こ
の出力Hは点滅回路13のマルチバイブレータのオン、
オフ出力に追従するので、上記点滅動作に影響はない。
【0033】ところで、上記実施例では、電源としてハ
ブダイナモを使用した例について説明したが、ハブダイ
ナモの代わりに乾電池、二次電池等の電池を用いても良
い。あるいは、電池とハブダイナモを共用するようにし
ても良い。この場合、図4のコンデンサC2の代わりに
二次電池を設けるなどして、自転車を停止あるいはゆっ
くり移動させてハブダイナモからの発電出力が低い間は
電池を使用し、発電出力が高くなれば自動的に電池から
ハブダイナモに切り替わるようにすると良い。勿論、こ
の電池とハブダイナモとの出力の切り換え回路としては
種々の回路構成が採用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、周囲
が明るければ消灯、完全に暗くなれば点灯、薄暮時には
点滅回路により前照灯が間欠的に駆動されることにな
り、前照灯の電池寿命が延びると共に、薄暮時における
自転車の存在を他に知らしめることが可能になる。
【0035】本発明の請求項2の構成によれば、電源に
電池とハブダイナモを共用することにより、電池の消耗
を減らして安定した電源が得られ、前照灯を良好な使用
可能状態に保つことができる。
【0036】本発明の請求項3の構成によれば、点滅回
路を設けることにより、周囲が明るいのに前照灯を点灯
させたり、暗いのに消灯する不具合が無くなると共に、
薄暮時における視認性を確保した上で、電池の消耗を防
止して長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車の前照灯の外観図及び断面図
【図2】光センサーの特性図
【図3】自動点灯・消灯・点滅装置のブロック図
【図4】自動点灯・消灯・点滅装置の回路図
【符号の説明】
4 電球 6 プリント基板 7 CdS光センサー 10 電源回路 11 定電圧回路 12 光センサー検知回路 13 点滅回路 14 点灯回路、 15 駆動回路 A、B 比較器コンピレータ PC ホトカプラー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の明暗を検知する外光センサーと、
    該外光センサーの出力に応じて前照灯を点灯、消灯又は
    点滅させる回路とを備えたことを特徴とする自転車の前
    照灯装置。
  2. 【請求項2】 自転車の前照灯を周囲の明暗に応じて自
    動的に点灯・消灯・点滅させる回路の電源として電池及
    びハブダイナモを共用したことを特徴とする自転車の前
    照灯装置。
  3. 【請求項3】 ハブダイナモを電源として発生する電圧
    を定電圧回路で定電圧にして光センサー検知回路、点灯
    回路、点滅回路及び駆動回路に加えると共に、前記光セ
    ンサー検知回路部の出力電圧を比較器の基準電圧と比較
    することによって前記点灯回路又は点滅回路を択一的に
    動作させ、その出力を駆動回路で増幅して前照灯を点
    灯、消灯又は点滅させることを特徴とする自転車の前照
    灯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126475A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Sanyo Electric Co Ltd 自転車用照明装置。
US7883248B2 (en) 2006-10-30 2011-02-08 Shimano Inc. Bicycle illumination apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7883248B2 (en) 2006-10-30 2011-02-08 Shimano Inc. Bicycle illumination apparatus
JP2009126475A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Sanyo Electric Co Ltd 自転車用照明装置。

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