JPH08300706A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH08300706A
JPH08300706A JP13727395A JP13727395A JPH08300706A JP H08300706 A JPH08300706 A JP H08300706A JP 13727395 A JP13727395 A JP 13727395A JP 13727395 A JP13727395 A JP 13727395A JP H08300706 A JPH08300706 A JP H08300706A
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JP
Japan
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power supply
electric source
phase
side conductors
individual
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Ceased
Application number
JP13727395A
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English (en)
Inventor
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧降下等の影響を最小限にするサーマルヘ
ッドを提供する。 【構成】 複数の発熱素子にそれぞれ電力を供給する電
源線を複数の個別電源線として構成し、所定数の電源側
導体毎に電力を供給するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録装置等に使用
されるサーマルヘッドに関するもので、特にその電力供
給配線パターンの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のサーマルヘッドとして、図3に
示すようなサーマルヘッドがあった。このサーマルヘッ
ドは、いわゆる交互リード方式と呼ばれるものである
が、帯状抵抗体10と、この帯状抵抗体10に対して一
定の間隔で配置接続されA相電源線23を介してA相電
力を供給する複数のA相電源側導体21と、上記帯状抵
抗体10に対し上記A相電源側導体21の各中間位置に
配置接続されB相電源線24を介してB相電力を供給す
る複数のB相電源側導体22と、これらのA相及びB相
電源側導体21、22の各中間位置に配置され上記帯状
抵抗体10に接続する複数の接地側導体30とを有して
いる。これらのA相、B相電源側導体21、22及び接
地側導体30とによって、帯状抵抗体10は複数の抵抗
体領域(例えば、符号a、bで示す領域)が一直線状に
配列されたものとなる。
【0003】複数の接地側導体30はそれぞれ駆動IC
40に接続されている。この駆動IC40は、各接地側
導体30にそれぞれ対応して設けられるシフトレジス
タ、ラッチ及びドライバを有している。
【0004】今、図3に示すように、駆動IC40のシ
フトレジスタの左から4番目すなわち左から4番目の接
地側導体30に対応したレジスタにオンデータが記入さ
れているとする。ラッチパルスLPにしたがうラッチの
動作により、このオンデータは左から4番目のドライバ
の一方の入力端子に印加される。なお、この時には各A
相電源側導体に電力が供給されているとする。各ドライ
バの他方の入力端子にストローブ信号が供給されると、
このストローブ信号のオン時間だけ、左から4番目のド
ライバの出力端子部がローレベルとなる。従って、A相
電源からの電流は、符号aで示す抵抗体領域に流れ込み
該抵抗体領域aを発熱させる。同様に、A相電源側導体
21の代わりにB相電源側導体22に電力が供給されて
いたとすると、この場合には符号bで示す抵抗体領域が
発熱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のサーマルヘッド、例えば図3に示すようなサーマ
ルヘッドでは、A相電源線23(共通電極ともいう。)
及びB相電源線24は帯状抵抗体10に沿ってそれぞれ
一直線状に形成されていた。そして、これらの各電源線
に対してそれぞれ両端または所定の位置に電源への接続
部を設けていた。また、これらの各電源線とそれに対応
する各電源側導体21、22は、一般に、ワイヤボンデ
ィングにより接続されていた。
【0006】前者のような一直線状の電源線に電源への
接続部を接続するものにあっては、電圧降下による悪影
響が起こりうる不都合があった。この不都合を解消する
ため、先に述べたように一直線状の電源線の所定位置に
電源への接続部を設けるものもあるが、このような接続
部は狭いスペースに設けなければならず製造が困難にな
る欠点があった。また、ワイヤボンディングを多用する
ものにあってはボンディング処理のための工程が必要と
なるなど製造コストが上昇する不都合があった。この発
明は、これらの点に鑑み成されたもので、電圧降下等の
悪影響が低減されまたワイヤボンディング等の処理も低
減できるサーマルヘッドを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、帯状抵抗体と、電源線を介してそれぞれ電源に接続
されるものであって上記帯状抵抗体に等間隔で接触する
よう配置される複数の電源側導体と、駆動ICにそれぞ
れ接続されるものであって上記帯状抵抗体に接触すると
ともに上記複数の電源側導体の各中間位置に配置される
複数の接地側導体とを有するサーマルヘッドにおいて、
上記電源線は複数の個別電源線として形成され、各個別
電源線は所定数の電源側導体に電源を接続するものとし
た。
【0008】
【作用】電源線を一直線状とすることなく複数の個別電
源線に分割したので、各個別電源線が担う電源側導体の
数を所定数以下にすることができ電圧降下等の悪影響を
低減することができる。さらに、各個別電源線とそれに
対応する電源側導体を厚膜形成法などにより直接接触す
るように印刷形成することでワイヤボンディングの数を
低下することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面の1実施例を参照して、本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例に関わるサ
ーマルヘッドの正面図、図2は本発明の第2実施例に関
わるサーマルヘッドの正面図である。各図において、そ
れぞれの符号は先に説明した従来装置と同様である。
【0010】まず、図1を参照して第1実施例に関わる
サーマルヘッドを説明する。この第1実施例装置では、
基板上に一直線状に形成される帯状抵抗体10に対して
一方の側にA相電源側導体21、B相電源側導体22、
複数の個別A相電源線23及び個別B相電源線24を設
けている。そして、これらの各個別電源線23、24
は、帯状抵抗体10に平行な平行部とこの平行部から基
板縁辺部に向けて延びる延長部とを有している。さら
に、各側の個別電源線はその平行部が互いに重ならない
よう、またそれぞれ他方の側の個別電源線の間の空白部
をその延長部が通るよう形成されている。
【0011】各相電源側導体21、22と各電源線2
3、24との接続は、より近接した電源線に対してはあ
らかじめ印刷等により形成されるパターンにより直接接
続し、より近接した電源線を飛び越して接続するものに
あってはワイヤボンディングによって接続するようにし
ている。従来のすべての電源側導体を電源線にワイヤボ
ンディングするものに比べてワイヤボンディングの数を
ほぼ半分にすることができる。これにより、各個別電源
線の担う電源側導体の数を所定数にすることができ電圧
降下等の影響を小さくすることができる。なお、各個別
電源線の延長部には電源に接続するためのフレキシブル
基板が圧接接続される。
【0012】さて、図1の帯状抵抗体10に対する他方
の側には、接地側導体30、駆動IC40を設けてい
る。接地側導体30と駆動IC40とは従来と同様ワイ
ヤボンディングにより接続する。
【0013】次に、図2を参照して、本発明の第2実施
例装置を説明する。この第2実施例装置の第1実施例装
置と異なる点は、A相電源側導体21を一方の側にB相
電源側導体22を他方の側にそれぞれ設けるようにした
点である。従って、各相の個別電源線23、24もまた
それぞれの側に設けられる。このように形成することに
より、電源側導体と電源線とを接続する際において飛び
越し接続を行なう必要がなくなり、ワイヤボンディング
の数をさらに減らすことができる。なお、他方の側のB
相電源線24は駆動IC40と重なる場合があるが、双
方の間に絶縁層を介在させることにより問題となること
はない。
【0014】
【発明の効果】以上、この発明によれば、電源側導体を
電源に接続するための電源線を複数の個別電源線に分離
形成したので、電圧降下の影響を最小限にすることがで
きるとともにワイヤボンディングの数を減らすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に関わるサーマル
ヘッドの正面図である。
【図2】図2は、本発明の第2実施例に関わるサーマル
ヘッドの正面図である。
【図3】図3は、従来の一般的なサーマルヘッドのブロ
ック構成図である。
【符号の説明】
10:帯状抵抗体 21:A相電源側導体 22:B相
電源側導体 23:A相電源線 24:B相電源線 30:接地側導

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状抵抗体と、電源線を介してそれぞれ電
    源に接続されるものであって上記帯状抵抗体に等間隔で
    接触するよう配置される複数の電源側導体と、駆動IC
    にそれぞれ接続されるものであって上記帯状抵抗体に接
    触するとともに上記複数の電源側導体の各中間位置に配
    置される複数の接地側導体とを有するサーマルヘッドに
    おいて、 上記電源線は複数の個別電源線として形成され、各個別
    電源線は所定数の電源側導体に電源を接続するものであ
    ることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】帯状抵抗体と、A相電源線を介してそれぞ
    れ電源に接続されるものであって上記帯状抵抗体に等間
    隔で接触するよう配置される複数のA相電源側導体と、
    B相電源線を介してそれぞれ電源に接続されるものであ
    って上記複数のA相電源側導体の各中間位置で上記帯状
    抵抗体に接触するよう配置される複数のB相電源側導体
    と、駆動ICにそれぞれ接続されるものであって上記帯
    状抵抗体に接触するとともに上記複数のA相電源側導体
    及びB相電源側導体の各中間位置に配置される複数の接
    地側導体とを有するサーマルヘッドにおいて、 上記複数のA相電源側導体及びB相電源側導体をそれぞ
    れ電源に接続するA相電源線及びB相電源線は、それぞ
    れ複数のA相及びB相個別電源線として形成され、各A
    相及びB相個別電源線はそれぞれ所定数のA相電源側導
    体及びB相電源側導体に電源を接続するものであること
    を特徴とするサーマルヘッド。
JP13727395A 1995-05-11 1995-05-11 サーマルヘッド Ceased JPH08300706A (ja)

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