JPH0830048A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0830048A
JPH0830048A JP6181895A JP18189594A JPH0830048A JP H0830048 A JPH0830048 A JP H0830048A JP 6181895 A JP6181895 A JP 6181895A JP 18189594 A JP18189594 A JP 18189594A JP H0830048 A JPH0830048 A JP H0830048A
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JP
Japan
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image forming
temperature
image
layer
photoconductor
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Pending
Application number
JP6181895A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Adachi
猛文 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で確実な温度制御で使用環境に影響され
ないで感光体層の温度を均一に保持して高画質の画像を
形成する画像形成装置を提供する。 【構成】 回転するドラム形状の感光体の表面に形成し
た静電潜像を可視像化して転写用紙に転写して画像を形
成する画像形成装置において、ドラム形状の感光体層1
と、上記感光体層1を表面に保持して回転可能なヒート
パイプから構成される芯金2と、上記芯金2の端部2a
に設けられて上記感光体層1を加熱又は冷却する熱制御
部3と、上記芯金2の画像形成部2bの画像領域1aの
近傍に設けられた温度検知手段4とを有して上記感光体
層1の温度を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するドラム形状の
感光体の表面に形成した静電潜像を可視像化してから転
写用紙に転写、定着することにより画像形成を行う電子
写真式の作像部を備えた複写機、ファクシミリ、プリン
タ、或はこれらの機能を併有した複合機等の画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真式の作像部を備えた画像
形成装置において、感光体に使用されている光有機半導
体材料は、環境依存性が大きく、使用環境が不適切な場
合には、形成画像の品質が大きな影響を受けることにな
る。例えば、OPC感光体は、感光体温度が上昇すると
形成される画像濃度が濃くなり、他方、感光体温度が低
下すると形成される画像濃度が薄くなる。最近の画像形
成装置には、転写用紙の両面に画像を形成する両面複写
機能を有する装置が多くなり、最初の片面複写時に熱定
着器で一度加熱された転写用紙が、続く裏面複写時に再
度感光体に接して感光体の温度を上昇させてしまい形成
画像の品質を低下させるという不具合があった。
【0003】感光体ドラムの耐熱化や熱劣化の抑制化
で、感光ドラム内に放熱用液体を収容して、ヒートパイ
プで放熱する記録装置は公知である(特開昭60−10
286号公報を参照)。然し、この従来例は構造が複雑
で大型になり、そのメンテナンス等も複雑で大変に煩わ
しく、感光体の温度制御も十分に行われないという不具
合があった。他方、アモルファスシリコン感光体は、高
温の状態で使用する必要がある為、感光体の内部にヒー
タを装備して感光体の温度を制御しながら加熱する構造
となっている(特開昭61−46963号公報を参
照)。然し、この従来例も構造が複雑になり、そのメン
テナンス等も複雑となっている。更に、広幅のA3サイ
ズ等の感光体は、長手方向長が300mm以上もあり、
温度分布を均一に制御することは至難の技であり、温度
分布はばらつき、転写用紙上に形成される画像濃度差が
生じ、形成画像の品質が低下するという不具合を避ける
ことはできなかった。
【0004】前述した従来の画像形成装置においては、
感光体の温度が使用環境や条件により変動したり、温度
不均一のために形成画像の品質が低下するという欠点
と、感光体の温度制御が複雑で大変に煩わしいと言う問
題があった。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、このような問題点を解
決するものである。すなわち、本発明は、簡単で確実な
温度制御で使用環境に影響されないで感光体層の所定温
度を均一に保持して高画質の画像を形成する画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転するドラム形状の感光体の表面に形
成した静電潜像を可視像化して転写用紙に転写して画像
を形成する画像形成装置において、ドラム形状の感光体
層と、上記感光体層を表面に保持して回転可能なヒート
パイプから構成される芯金と、上記芯金の端部に設けら
れて上記感光体層を加熱又は冷却する熱制御部と、上記
芯金の画像形成部の画像領域の近傍に設けられた温度検
知手段とを有して上記感光体層の所定温度を保持する画
像形成装置であることを最も主要な特徴とする。上記感
光体層は、アモルファスシリコン感光体である構成とし
たことを主要な特徴とする。上記熱制御部は、電磁誘導
加熱装置又は冷却措置である構成としたことを主要な特
徴とする。上記熱制御部は、上記感光体層の感度の経時
劣化を補正する構成としたことを主要な特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、感光
体層を表面に回転可能なヒートパイプから構成される芯
金で保持させながら感光体層の所定温度が保持されるよ
うにして、簡単で確実な温度制御で使用環境に影響され
ないで感光体層の所定温度を均一に保持して高画質の画
像を形成する画像形成装置を提供することができるよう
にする。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明を適用する画像形成装置の要
部構成説明図であり、図2はその要部断面図である。符
号1Aは、アモルファスシリコンから成る感光材を表面
に有したドラム状感光体である。該感光体1Aの感光体
層1は、ヒートパイプから構成される芯金2の表面に一
体化されており、感光体1Aは構造体15に対して軸受
16によって回転可能に支持されて、時計の回転方向に
駆動される。帯電チャージャ5は感光体層1の表面を一
様に帯電し、そこにレーザ光学系6からのレーザ光を照
射することにより形成された静電潜像が、現像器7を通
過する時に現像されてトナー像となり可視像化される。
他方、給紙カセット8より図示の矢印A方向に給紙され
た転写用紙9は、レジストローラ対10によって所定の
タイミングでドラム形状の上記感光体層1へと搬送され
る。
【0009】上記現像器7を通過して感光体上に形成さ
れたトナー像は、上記レジストローラ対10によってタ
イミングをとって搬送されてきた転写用紙9に転写チャ
ージャ11により転写され、転写された転写用紙9上の
可視像化されたトナー像は定着器12によって定着さ
れ、排紙部13から排紙されて収納されるようになって
いる。転写用紙9にトナー像を転写した後のドラム形状
の上記感光体層1は、クリーニング器14により残留ト
ナーが除去されてクリーニングされて、次ぎの画像形成
に備えられる。
【0010】図2において、ドラム形状の上記感光体層
1は、OPCや、アモルファスシリコンなどで構成され
ており、ヒートパイプから構成されている上記芯金2の
外周面の画像形成部2b上の画像領域1a上に一体化さ
れている。上記芯金2は、左右の図示しない装置本体部
分と一体の構造体15に対して軸受16を介して回転自
在に取り付けられており、芯金2と一体的に固定された
プーリ2cによって、タイミングベルト17を通じて回
転駆動されるようになっている。上記芯金2の一端部か
ら同軸状に突出した小径の端部2aには、上記感光体層
1を加熱する熱制御部3を構成する電磁誘導加熱装置3
aが設けられている。上記電磁誘導加熱装置3aは、電
源3cと該電源3cを制御するCPU3dを備えてい
る。上記CPU3dは、上記芯金2の画像形成部2bの
画像領域1aの近傍に設けられた、例えば、サーミスタ
ー等の温度検知手段4によって感光体層1の温度検知を
行い、検知信号をフィードバックして感光体層1を所定
温度に保持するように制御する。
【0011】上記熱制御部3の電磁誘導加熱装置3a
は、図示しない画像形成装置本体に設けられて転写用紙
9の転写枚数を計数する図示しないカウンター等による
通紙枚数情報(感光体層1の感度の経時劣化情報)に対
応して、上記感光体層1の温度を上昇させるようになっ
ており、上記感光体層1の経時劣化を補正することが可
能になっている。即ち、感光体の使用頻度の増大に基づ
く感度の劣化と、それに起因した画質の低下を、感光体
層1の温度をそれに見合う様に上昇させることにより、
防止しようとするものである。つまり、本発明は経時劣
化による感度の低下を温度上昇により補償し得る感光体
材料一般に適用可能である。また、環境温度の低下によ
って、感光層の温度が低下した場合に、画質の低下を防
止する為に、必要温度に上昇させるために、熱制御部3
を用いてもよい。
【0012】このように感光体層1を、回転可能なヒー
トパイプから構成される芯金2で保持したから、感光体
層1の温度が、環境温度、感光体の劣化に追随して、良
好な画質を形成するのに十分な値に保持され、簡単で確
実な温度制御で使用環境に影響されないで感光体層1の
所定温度を均一に保持して高画質の画像を形成する画像
形成装置を提供することができる。上記実施例の説明で
は、上記電磁誘導加熱装置3aで説明したが、その他の
加熱装置及び方法、例えばセラミックヒータ等を使用し
てもよい。
【0013】図3は本発明の他の実施例の要部構成説明
図であり、OPCや、アモルファスシリコンから成るド
ラム形状の感光体層1は、ヒートパイプから構成されて
いる上記芯金2の外周面の画像形成部2b上の画像領域
1aに被覆形成されている。上記芯金2は、左右の図示
しない装置本体部分と一体の構造体15に対して軸受1
6を介して、回転自在に取り付いており、芯金2に一体
的に固定されたプーリ2cによって、タイミングベルト
17を通じて回転駆動されるようになっている。上記芯
金2の端部2aには、感光体層1を空冷する熱制御部3
として、例えば冷却ファンである冷却装置3bが設けら
れている。上記冷却装置3bは、電源3cと上記電源3
cを制御するCPU3dを備えている。上記CPU3d
は、上記芯金2の画像形成部2bの画像領域1aの近傍
に設けられた、例えば、サーミスター等の温度検知手段
4で感光体層1の温度検知を行い、検知信号をフィード
バックして感光体層1の温度が最適温度を越えて上昇し
た場合に、上記冷却装置3bの冷却ファンを駆動して、
冷却させて所定温度を保持するように制御されるように
なっている。
【0014】上記熱制御部3としての冷却装置3bは、
図示しない画像形成装置本体に設けられた転写用紙9の
転写枚数(画像形成回数)を計数する図示しないカウン
ター等による感光体層1の経時劣化情報に対応して、感
光体層1の温度を低下させるようになっていて、感光体
層1の経時劣化を補正することが可能になっている。つ
まり、感光体層の経時劣化に起因した画質の低下を、感
光体層の温度を低下させることにより、補償せんとする
ものである。この実施例は、感光体の経時劣化により低
下した感度を、感光層の温度を低下させることにより、
補償することができる感光体材料一般に適用可能であ
る。
【0015】従って、感光体層1を表面に回転可能なヒ
ートパイプから構成される芯金2で保持したから、感光
体層1の所定温度が保持され、簡単で確実な温度制御で
使用環境に影響されないで感光体層1の所定温度を均一
に保持して高画質の画像を形成する画像形成装置を提供
することができる。尚、上記熱制御部3の上記電磁誘導
加熱装置3aと上記冷却装置3bを併用することも可能
であり、その場合は、上記電磁誘導加熱装置3aと上記
冷却装置3bは合成した構成となる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、感光体層を表面に回転可能なヒートパイプ
から構成される芯金で保持し、感光体層の所定温度が保
持されるようにしたので、簡単で確実な温度制御で使用
環境に影響されないで感光体層の所定温度を均一に保持
して高画質の画像を形成する画像形成装置を提供するこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す画像形成装置の概略を説
明する説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す画像形成装置の要部を説
明する説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の要部
を説明する説明図である。
【符号の説明】
1・・・感光体層、1a・・・画像領域、2・・・芯
金、2a・・・端部、2b・・・画像形成部、2c・・
・プーリ、3・・・熱制御部、3a・・・電磁誘導加熱
装置、3b・・・冷却装置、3c・・・電源、3d・・
・CPU、4・・・温度検知手段、5・・・帯電チャー
ジャ、6・・・レーザ光学系、7・・・現像器、8・・
・給紙カセト、9・・・転写用紙、10・・・レジスト
ローラ対、11・・・転写チャージャ、12・・・定着
器、13・・・排紙部、14・・・クリーニング器、1
5・・・構造体、16・・・軸受、17・・・タイミン
グベルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の表面に形成した静電潜像を可視
    像化して転写用紙に転写して画像を形成する画像形成装
    置において、ドラム形状の感光体層と、上記感光体層を
    表面に保持し且つ回転可能なヒートパイプから構成され
    る芯金と、上記芯金の画像領域の近傍に設けられた温度
    検知手段と、上記芯金の端部に設けられ該温度検知手段
    により検知された感光体層の温度に基づいて上記感光体
    層を加熱又は冷却してその温度を制御する熱制御部とを
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1において、上記感光体層
    は、アモルファスシリコンから成ることを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1において、上記熱制御部
    は、電磁誘導加熱装置又は冷却装置であることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1において、上記熱制御部
    は、上記感光体層の感度の経時劣化を補正することを特
    徴とする画像形成装置。
JP6181895A 1994-07-11 1994-07-11 画像形成装置 Pending JPH0830048A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6181895A JPH0830048A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 画像形成装置

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JP6181895A JPH0830048A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 画像形成装置

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JPH0830048A true JPH0830048A (ja) 1996-02-02

Family

ID=16108770

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JP6181895A Pending JPH0830048A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477861B2 (en) * 2006-04-20 2009-01-13 Canon Kabushiki Kaisha Temperature control device and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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