JPH08300131A - ダイカスト金型 - Google Patents
ダイカスト金型Info
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- JPH08300131A JPH08300131A JP10632095A JP10632095A JPH08300131A JP H08300131 A JPH08300131 A JP H08300131A JP 10632095 A JP10632095 A JP 10632095A JP 10632095 A JP10632095 A JP 10632095A JP H08300131 A JPH08300131 A JP H08300131A
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- Japan
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- core
- slide core
- cavity
- sliding
- die
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摺動部材のクリアランスを小さくして設定し
た状態で、スライド中子の摺動面と可動型の中子ガイド
の間にカジリを生じさせない。 【構成】 キャビティの一部がスライド中子の壁面によ
って構成されるダイカスト金型において、可動型の中子
ガイドに嵌合して前記スライド中子5が摺動する摺動面
を有する部材Gとキャビティの一部を構成する部材Fと
の間に断熱効果を有する空室Hを設けた。空室Hは、部
材Fの熱を部材Gに伝わり難くし、部材Gの摺動面の温
度上昇を少なくして、摺動面と中子ガイドとの温度差を
小さくする。
た状態で、スライド中子の摺動面と可動型の中子ガイド
の間にカジリを生じさせない。 【構成】 キャビティの一部がスライド中子の壁面によ
って構成されるダイカスト金型において、可動型の中子
ガイドに嵌合して前記スライド中子5が摺動する摺動面
を有する部材Gとキャビティの一部を構成する部材Fと
の間に断熱効果を有する空室Hを設けた。空室Hは、部
材Fの熱を部材Gに伝わり難くし、部材Gの摺動面の温
度上昇を少なくして、摺動面と中子ガイドとの温度差を
小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビティの一部がス
ライド中子などの摺動部材により形成されるダイカスト
金型に関する。
ライド中子などの摺動部材により形成されるダイカスト
金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライド中子等の摺動部材を有す
るダイカスト金型としては、実開平2−65466号公
報に記載された技術がある。実開平2−65466号公
報の金型はキャビティの一部がスライド中子の壁面によ
って構成されており、スライド中子の摺動面またはこの
摺動面と接触関係にあるスライド中子の接触面に付着物
排除の溝を設けてある。
るダイカスト金型としては、実開平2−65466号公
報に記載された技術がある。実開平2−65466号公
報の金型はキャビティの一部がスライド中子の壁面によ
って構成されており、スライド中子の摺動面またはこの
摺動面と接触関係にあるスライド中子の接触面に付着物
排除の溝を設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
には以下のような欠点がある。すなわち、実開平2−6
5466号公報の金型では、鋳造を行うに従い金型の温
度が上昇する。この時、キャビティの一部を構成するス
ライド中子は可動型に比べ熱容量が小さく、可動型より
かなり高温になるため、摺動部分のクリアランスが小さ
くなり、やがてスライド中子の摺動面にカジリを生じ
る。
には以下のような欠点がある。すなわち、実開平2−6
5466号公報の金型では、鋳造を行うに従い金型の温
度が上昇する。この時、キャビティの一部を構成するス
ライド中子は可動型に比べ熱容量が小さく、可動型より
かなり高温になるため、摺動部分のクリアランスが小さ
くなり、やがてスライド中子の摺動面にカジリを生じ
る。
【0004】前記カジリを防ぐには、予めスライド中子
の摺動面と可動型のスライド中子ガイドとのクリアラン
スを多く必要とするが、その結果スライド中子にガタを
生じ、鋳造品は寸法のバラツキが大きなものとなり、精
密な製品は鋳造できない。またスライド中子にガタが生
じることにより、金型の合わせ面にバリを生じたり、さ
らにこのバリが摺動面に噛み込まれたりすると摺動面で
カジリを生じたりする。
の摺動面と可動型のスライド中子ガイドとのクリアラン
スを多く必要とするが、その結果スライド中子にガタを
生じ、鋳造品は寸法のバラツキが大きなものとなり、精
密な製品は鋳造できない。またスライド中子にガタが生
じることにより、金型の合わせ面にバリを生じたり、さ
らにこのバリが摺動面に噛み込まれたりすると摺動面で
カジリを生じたりする。
【0005】本願の請求項1、2の発明は、摺動部材の
クリアランスを小さくして設定した状態で、キャビティ
が湯流れの良い高い金型温度で鋳造を行っても、スライ
ド中子の摺動面と可動型の中子ガイドの間にカジリを生
じないダイカスト金型を提供することを目的とする。
クリアランスを小さくして設定した状態で、キャビティ
が湯流れの良い高い金型温度で鋳造を行っても、スライ
ド中子の摺動面と可動型の中子ガイドの間にカジリを生
じないダイカスト金型を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、キャビティの一部がスライド中子の壁面によって構
成されるダイカスト金型において、前記スライド中子が
可動型に嵌合して摺動する摺動面とキャビティの一部を
構成する壁面との間に断熱層を設けた。
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、キャビティの一部がスライド中子の壁面によって構
成されるダイカスト金型において、前記スライド中子が
可動型に嵌合して摺動する摺動面とキャビティの一部を
構成する壁面との間に断熱層を設けた。
【0007】請求項2の発明は、キャビティの一部がス
ライド中子の壁面によって構成されるダイカスト金型に
おいて、前記スライド中子のキャビティの一部を形成す
る壁面とスライド中子が可動型に嵌合して摺動する摺動
面との間に断熱層を備え、前記キャビティを構成する壁
面と断熱層との間に冷却温度調節手段を備えた。
ライド中子の壁面によって構成されるダイカスト金型に
おいて、前記スライド中子のキャビティの一部を形成す
る壁面とスライド中子が可動型に嵌合して摺動する摺動
面との間に断熱層を備え、前記キャビティを構成する壁
面と断熱層との間に冷却温度調節手段を備えた。
【0008】
【作用】請求項1の構成にあっては、常温でスライド中
子の摺動面(可動型と接触し摺動する側面部分とフラン
ジ部分)と前記摺動面に接触する可動型の中子ガイドの
クリアランスをカジリが生じない最小のものに設定して
おく。鋳造を開始すると溶湯の熱はキャビティ壁面を通
じて移動する。キャビティからの熱によりスライド中子
および可動型の温度は上昇する。キャビティの一部分を
形成するスライド中子は途中に断熱層を設けてあるの
で、溶湯からの熱量が全てスライド中子の摺動面へは行
かず、熱容量が可動型より小さくてもこの断熱層の熱伝
導を調節することでスライド中子の摺動面部分は可動型
と同じ温度になり、カジルことなく摺動をすることがで
きる。以上により、キャビティ部は湯流れの良い型温に
保ちつつもスライド中子の摺動面と可動型の中子ガイド
のクリアランスが小さくなりすぎて摺動面がカジリを生
じること無く、また初期クリアランスを大きく設定し
て、スライド中子の摺動面にガタを生じて製品の寸法が
安定しないといったことがなくなる。
子の摺動面(可動型と接触し摺動する側面部分とフラン
ジ部分)と前記摺動面に接触する可動型の中子ガイドの
クリアランスをカジリが生じない最小のものに設定して
おく。鋳造を開始すると溶湯の熱はキャビティ壁面を通
じて移動する。キャビティからの熱によりスライド中子
および可動型の温度は上昇する。キャビティの一部分を
形成するスライド中子は途中に断熱層を設けてあるの
で、溶湯からの熱量が全てスライド中子の摺動面へは行
かず、熱容量が可動型より小さくてもこの断熱層の熱伝
導を調節することでスライド中子の摺動面部分は可動型
と同じ温度になり、カジルことなく摺動をすることがで
きる。以上により、キャビティ部は湯流れの良い型温に
保ちつつもスライド中子の摺動面と可動型の中子ガイド
のクリアランスが小さくなりすぎて摺動面がカジリを生
じること無く、また初期クリアランスを大きく設定し
て、スライド中子の摺動面にガタを生じて製品の寸法が
安定しないといったことがなくなる。
【0009】請求項2の構成にあっては、キャビティの
一部分を形成するスライド中子を冷却温度調節手段によ
り強制的に冷却する。これにより、サイクルタイムを短
縮して生産性を向上させた際にスライド中子が高温にな
って溶湯が融着する不具合がなくなる。その他の作用は
請求項1の作用と同じである。
一部分を形成するスライド中子を冷却温度調節手段によ
り強制的に冷却する。これにより、サイクルタイムを短
縮して生産性を向上させた際にスライド中子が高温にな
って溶湯が融着する不具合がなくなる。その他の作用は
請求項1の作用と同じである。
【0010】
[実施例1]本発明の実施例1を図1、図2、図3およ
び図4に基づいて説明する。図1は本実施例のダイカス
ト金型を概略的に示す縦断面図、図2はスライド中子部
分を示す拡大縦断面図、図3はスライド中子部分を図1
に示す矢印X2の方向から見たスライド中子部分を示す
拡大図、図4はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子を示す拡大図である。
び図4に基づいて説明する。図1は本実施例のダイカス
ト金型を概略的に示す縦断面図、図2はスライド中子部
分を示す拡大縦断面図、図3はスライド中子部分を図1
に示す矢印X2の方向から見たスライド中子部分を示す
拡大図、図4はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子を示す拡大図である。
【0011】図1において、1は固定ダイプレート2に
固着された固定型で、固定型1にはスライド中子5を図
1の矢印Y1、Y2の方向に移動させるための傾斜ピン
3がスライド中子5に設けた傾斜ピン穴19に対して挿
入可能に固着されるとともに、固定ダイプレート2を貫
通して射出スリーブ4が固着されている。6は可動型
で、スペーサブロック7を介して可動ダイプレート8に
固着され、固定型1に対して接離可能に対向配置されて
いる。固定型1と可動型6はP.L.の位置で鋳造機
(図示省略)により型開きされる。9はキャビティで、
型締めした際に固定型1と可動型6とスライド中子5に
より形成される。
固着された固定型で、固定型1にはスライド中子5を図
1の矢印Y1、Y2の方向に移動させるための傾斜ピン
3がスライド中子5に設けた傾斜ピン穴19に対して挿
入可能に固着されるとともに、固定ダイプレート2を貫
通して射出スリーブ4が固着されている。6は可動型
で、スペーサブロック7を介して可動ダイプレート8に
固着され、固定型1に対して接離可能に対向配置されて
いる。固定型1と可動型6はP.L.の位置で鋳造機
(図示省略)により型開きされる。9はキャビティで、
型締めした際に固定型1と可動型6とスライド中子5に
より形成される。
【0012】11は押出板で、可動型6と可動ダイプレ
ート8の間に設けられており、この押出板11には押出
ピン10の左側端部が固着されている。押出ピン10は
鋳造品をキャビティ9から押し出すためのもので、可動
型6に嵌合して摺動可能に設けられ、その右端はキャビ
ティ9に対して出没可能となっている。また、前記押出
板11には、押出ピン10と同様に、リターンピン12
の左側端部が固着されており、このリターンピン12は
可動型6に嵌合して摺動可能に設けられている。リター
ンピン12の右端は固定型1のPL面に当接されてお
り、押出板11を型締めにより押し戻し、押出ピン10
を所定の位置に配置する機能を持っている。
ート8の間に設けられており、この押出板11には押出
ピン10の左側端部が固着されている。押出ピン10は
鋳造品をキャビティ9から押し出すためのもので、可動
型6に嵌合して摺動可能に設けられ、その右端はキャビ
ティ9に対して出没可能となっている。また、前記押出
板11には、押出ピン10と同様に、リターンピン12
の左側端部が固着されており、このリターンピン12は
可動型6に嵌合して摺動可能に設けられている。リター
ンピン12の右端は固定型1のPL面に当接されてお
り、押出板11を型締めにより押し戻し、押出ピン10
を所定の位置に配置する機能を持っている。
【0013】13は射出スリーブ4内に注湯された溶融
金属を示し、14は溶融金属がキャビティ9内に充填さ
れる際に通過するランナーを示す。15は射出スリーブ
4内に注湯された溶融金属13をキャビティ9内に充填
するためのプランジャーチップで、鋳造機(図示省略)
に直結されており、射出スリーブ4内を摺動可能となっ
ている。
金属を示し、14は溶融金属がキャビティ9内に充填さ
れる際に通過するランナーを示す。15は射出スリーブ
4内に注湯された溶融金属13をキャビティ9内に充填
するためのプランジャーチップで、鋳造機(図示省略)
に直結されており、射出スリーブ4内を摺動可能となっ
ている。
【0014】次に、スライド中子を図1〜図4に基づい
て説明する。スライド中子5は、可動型6に設けた中子
ガイドAとスライド中子5に設けた摺動面Bとを嵌合す
るようにして固定型1に対して当接可能な位置で可動型
6に配置され、スライド中子5内に設けた傾斜ピン穴1
9へ摺動可能に挿入された前記傾斜ピン3の作用によ
り、スライド中子5が可動型6の中子ガイドAに案内さ
れて可動型6内を摺動するようになっている。スライド
中子5はDの位置で製品のアンダーカット部分Eを形成
するキャビティ壁面を持つ部材Fと可動型6内を摺動す
る部材Gの2つに分割され、部材Fは空室Hが設けら
れ、ボルトIで部材Gに固着されている。空室Hはキャ
ビティからの熱で摺動面Bの温度が中子ガイドAの温度
に対して0〜−15℃の範囲になるような大きさ・形状
に設定されている。また、部材Gにはフランジ部17が
設けられており、部材Gの側面とフランジ部17の面に
より前記摺動面Bが形成されている。
て説明する。スライド中子5は、可動型6に設けた中子
ガイドAとスライド中子5に設けた摺動面Bとを嵌合す
るようにして固定型1に対して当接可能な位置で可動型
6に配置され、スライド中子5内に設けた傾斜ピン穴1
9へ摺動可能に挿入された前記傾斜ピン3の作用によ
り、スライド中子5が可動型6の中子ガイドAに案内さ
れて可動型6内を摺動するようになっている。スライド
中子5はDの位置で製品のアンダーカット部分Eを形成
するキャビティ壁面を持つ部材Fと可動型6内を摺動す
る部材Gの2つに分割され、部材Fは空室Hが設けら
れ、ボルトIで部材Gに固着されている。空室Hはキャ
ビティからの熱で摺動面Bの温度が中子ガイドAの温度
に対して0〜−15℃の範囲になるような大きさ・形状
に設定されている。また、部材Gにはフランジ部17が
設けられており、部材Gの側面とフランジ部17の面に
より前記摺動面Bが形成されている。
【0015】以上の構成からなるダイカスト金型の作用
を以下に説明する。鋳造機によって固定型1と可動型6
とが型締めされる際、スライド中子5が傾斜ピン3によ
って図1に示す矢印Y2の方向に移動され、型締めが完
了したとき固定型1、可動型6およびスライド中子5に
よって所望形状のキャビティ9が形成される。型締めさ
れた後、射出スリーブ4内に溶融金属13が注湯され、
この溶融金属13はプランジャーチップ15によって押
し込まれてランナー14を通過し、キャビティ9内へ充
填される。次に、溶融金属13が冷却凝固された後、鋳
造機によって型開きが行われる。
を以下に説明する。鋳造機によって固定型1と可動型6
とが型締めされる際、スライド中子5が傾斜ピン3によ
って図1に示す矢印Y2の方向に移動され、型締めが完
了したとき固定型1、可動型6およびスライド中子5に
よって所望形状のキャビティ9が形成される。型締めさ
れた後、射出スリーブ4内に溶融金属13が注湯され、
この溶融金属13はプランジャーチップ15によって押
し込まれてランナー14を通過し、キャビティ9内へ充
填される。次に、溶融金属13が冷却凝固された後、鋳
造機によって型開きが行われる。
【0016】前記型開き中にスライド中子5は傾斜ピン
3によって図1に示す矢印Y1の方向に移動させられ
て、鋳造品から完全に離型させられる。次に鋳造機によ
って押出板11が図1に示すX1の方向へ押し出され、
押出ピン10が鋳造品を可動型6より離型する。離型
後、鋳造機によって型締めされると、リターンピン12
が可動型6より突出しているので固定型1のPL面に当
接し、型締めで押し戻されるため押出板11も同様に押
し戻される。また押出ピン10も同様に押し戻されて型
締めを完了する。型締め中に傾斜ピン3は傾斜ピン穴1
9に挿入し、前述したようにスライド中子5を図1に示
す矢印Y2の方向に移動させる。以後前記動作を繰り返
す。
3によって図1に示す矢印Y1の方向に移動させられ
て、鋳造品から完全に離型させられる。次に鋳造機によ
って押出板11が図1に示すX1の方向へ押し出され、
押出ピン10が鋳造品を可動型6より離型する。離型
後、鋳造機によって型締めされると、リターンピン12
が可動型6より突出しているので固定型1のPL面に当
接し、型締めで押し戻されるため押出板11も同様に押
し戻される。また押出ピン10も同様に押し戻されて型
締めを完了する。型締め中に傾斜ピン3は傾斜ピン穴1
9に挿入し、前述したようにスライド中子5を図1に示
す矢印Y2の方向に移動させる。以後前記動作を繰り返
す。
【0017】繰り返し連続鋳造されると、スライド中子
5はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱
をキャビティ壁より吸収する。従来の方法では、可動型
6の中子ガイドAとスライド中子5の摺動面Bの温度
は、初期においては温度差はないが、連続鋳造時には熱
容量の違いにより可動型6よりもスライド中子5は約5
0℃(スライド中子;170℃、可動型;120℃)も
高温になる。しかし、このキャビティ壁から吸収された
熱はスライド中子5の途中の空室Hの断熱効果によりス
ライド中子5の摺動面Bにはなかなか伝わらず、キャビ
ティ壁からの熱による摺動部の温度上昇は少なくなる。
これにより可動型6の中子ガイドAよりスライド中子5
の摺動面Bの温度が低い状態に保たれる。
5はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱
をキャビティ壁より吸収する。従来の方法では、可動型
6の中子ガイドAとスライド中子5の摺動面Bの温度
は、初期においては温度差はないが、連続鋳造時には熱
容量の違いにより可動型6よりもスライド中子5は約5
0℃(スライド中子;170℃、可動型;120℃)も
高温になる。しかし、このキャビティ壁から吸収された
熱はスライド中子5の途中の空室Hの断熱効果によりス
ライド中子5の摺動面Bにはなかなか伝わらず、キャビ
ティ壁からの熱による摺動部の温度上昇は少なくなる。
これにより可動型6の中子ガイドAよりスライド中子5
の摺動面Bの温度が低い状態に保たれる。
【0018】本実施例によれば、連続鋳造を行ってもス
ライド中子5に空室H部分を設けてあるので、キャビテ
ィ9からの熱でスライド中子5の摺動面Bが可動型6の
中子ガイドAより型温0〜−15℃低い状態に保たれて
おり、中子ガイドAと摺動面B間における初期のクリア
ランスより小さくなることがないため、スライド中子5
と可動型6とはカジリを生じることなく、精度の良い製
品を鋳造することができる。
ライド中子5に空室H部分を設けてあるので、キャビテ
ィ9からの熱でスライド中子5の摺動面Bが可動型6の
中子ガイドAより型温0〜−15℃低い状態に保たれて
おり、中子ガイドAと摺動面B間における初期のクリア
ランスより小さくなることがないため、スライド中子5
と可動型6とはカジリを生じることなく、精度の良い製
品を鋳造することができる。
【0019】[実施例2]本発明の実施例2を図5、図
6および図7に基づいて説明する。本実施例のスライド
中子は図1と同様な位置に配置されており、以下、必要
に応じて図1を参照しつつ説明する。図5はスライド中
子部分を示す拡大縦断面図、図6はスライド中子部分を
図1に示すX2の方向から見たスライド中子部分を示す
拡大図、図7はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子を示す拡大図である。なお、前記実施例1と
同様な構成部分には同一番号を付してその説明を省略
し、以下、異なる部分のみを説明する。
6および図7に基づいて説明する。本実施例のスライド
中子は図1と同様な位置に配置されており、以下、必要
に応じて図1を参照しつつ説明する。図5はスライド中
子部分を示す拡大縦断面図、図6はスライド中子部分を
図1に示すX2の方向から見たスライド中子部分を示す
拡大図、図7はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子を示す拡大図である。なお、前記実施例1と
同様な構成部分には同一番号を付してその説明を省略
し、以下、異なる部分のみを説明する。
【0020】図5および図6に示すように、スライド中
子25は製品のアンダーカット部分Eを形成するキャビ
ティ壁面を持つ部材Jと、断熱部材Kと、可動型6内を
摺動する部材Lの3つから構成され、部材Jと部材Lの
間に断熱部材Kが挟まれるよう配置し、ボルトMで締結
して部材Jと部材Lとが固着されている。断熱部材Kは
キャビティ9からの熱で摺動面B(図7参照)の温度が
中子ガイドAの温度に対して0〜−10℃の範囲になる
ような材質・厚さに設定されている。
子25は製品のアンダーカット部分Eを形成するキャビ
ティ壁面を持つ部材Jと、断熱部材Kと、可動型6内を
摺動する部材Lの3つから構成され、部材Jと部材Lの
間に断熱部材Kが挟まれるよう配置し、ボルトMで締結
して部材Jと部材Lとが固着されている。断熱部材Kは
キャビティ9からの熱で摺動面B(図7参照)の温度が
中子ガイドAの温度に対して0〜−10℃の範囲になる
ような材質・厚さに設定されている。
【0021】前記断熱部材Kはセラミックス等の熱伝導
率の低い材料からできており、具体的にはAl2 O3 、
ZrO2 、Si3 N4 、SiAlON、ジルコン、ムラ
イト、コージライト、BRAGRA、ROSNA、KA
OWOOL、SUS304等を用いることができる。
率の低い材料からできており、具体的にはAl2 O3 、
ZrO2 、Si3 N4 、SiAlON、ジルコン、ムラ
イト、コージライト、BRAGRA、ROSNA、KA
OWOOL、SUS304等を用いることができる。
【0022】以上の構成からなる装置の作用を以下に説
明する。繰り返し連続鋳造されると、スライド中子25
はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱を
キャビティ壁より吸収する。しかしキャビティ壁から吸
収された熱はスライド中子25の途中の断熱部材Kの断
熱効果によりスライド中子25の摺動面Bにはなかなか
伝わらず、キャビティ壁からの熱による摺動面Bの温度
上昇は少なくなる。これにより可動型6の中子ガイドA
よりスライド中子25の摺動面Bの温度が0〜−10℃
低い状態に保たれる。
明する。繰り返し連続鋳造されると、スライド中子25
はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱を
キャビティ壁より吸収する。しかしキャビティ壁から吸
収された熱はスライド中子25の途中の断熱部材Kの断
熱効果によりスライド中子25の摺動面Bにはなかなか
伝わらず、キャビティ壁からの熱による摺動面Bの温度
上昇は少なくなる。これにより可動型6の中子ガイドA
よりスライド中子25の摺動面Bの温度が0〜−10℃
低い状態に保たれる。
【0023】本実施例によれば、実施例1は断熱の効果
を空室の大きさで調整しているのに対し、本実施例では
断熱層を断熱部材Kとしたことで、断熱部材Kの材質お
よび厚さ等を簡単に変更して断熱効果に変えてスライド
中子25の摺動面Bと可動型6の中子ガイドAの温度差
が小さくなるよう調整でき、中子ガイドと摺動面B間の
クリアランスを一層小さく設定することで精度の高い製
品を鋳造できる。
を空室の大きさで調整しているのに対し、本実施例では
断熱層を断熱部材Kとしたことで、断熱部材Kの材質お
よび厚さ等を簡単に変更して断熱効果に変えてスライド
中子25の摺動面Bと可動型6の中子ガイドAの温度差
が小さくなるよう調整でき、中子ガイドと摺動面B間の
クリアランスを一層小さく設定することで精度の高い製
品を鋳造できる。
【0024】[実施例3]本発明の実施例3を図8、図
9および図10に基づいて説明する。本実施例のスライ
ド中子は図1と同様な位置に配置されおり、以下、必要
に応じて図1を参照しつつ説明する。図8はスライド中
子部分を示す拡大断面図、図9はスライド中子部分を図
1に示す矢印X2の方向から見たスライド中子部分の拡
大図、図10はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子の拡大図である。
9および図10に基づいて説明する。本実施例のスライ
ド中子は図1と同様な位置に配置されおり、以下、必要
に応じて図1を参照しつつ説明する。図8はスライド中
子部分を示す拡大断面図、図9はスライド中子部分を図
1に示す矢印X2の方向から見たスライド中子部分の拡
大図、図10はスライド中子が可動型の中子ガイドに嵌
合しているものを図1に示す矢印Y2の方向から見たス
ライド中子の拡大図である。
【0025】スライド中子35は、図8および図9に示
すように、スライド中子35の製品のアンダーカット部
分Eを形成するキャビティ壁面を持つ部材Nと、断熱部
材Oと、可動型6内を摺動する部材Pの3つから構成さ
れ、部材Nと部材Pの間に断熱部材Oが挟まれるように
配置し、ボルトQで締結して部材Nと部材Pが固着され
ている。断熱部材Oはキャビティ9からの熱で摺動面B
の温度が中子ガイドAの温度に対して0〜−10℃の範
囲になるような材質・厚さに設定されている。さらに、
部材Nには冷却媒体を流す冷却温調経路Rが設けられて
おり、この冷却温調経路Rは部材Pと断熱部材Oを貫通
する冷却パイプSに連結され、さらに冷却パイプSは型
外の温度調節器(図示省略)に接続されている。
すように、スライド中子35の製品のアンダーカット部
分Eを形成するキャビティ壁面を持つ部材Nと、断熱部
材Oと、可動型6内を摺動する部材Pの3つから構成さ
れ、部材Nと部材Pの間に断熱部材Oが挟まれるように
配置し、ボルトQで締結して部材Nと部材Pが固着され
ている。断熱部材Oはキャビティ9からの熱で摺動面B
の温度が中子ガイドAの温度に対して0〜−10℃の範
囲になるような材質・厚さに設定されている。さらに、
部材Nには冷却媒体を流す冷却温調経路Rが設けられて
おり、この冷却温調経路Rは部材Pと断熱部材Oを貫通
する冷却パイプSに連結され、さらに冷却パイプSは型
外の温度調節器(図示省略)に接続されている。
【0026】以上の構成からなる装置の作用を以下に説
明する。繰り返し連続鋳造されると、スライド中子35
はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱を
キャビティ壁より吸収する。しかしキャビティ壁から吸
収された熱はスライド中子35の途中の断熱部材Oの断
熱効果によりスライド中子35の摺動面Bにはなかなか
伝わらず、キャビティ壁からの熱による摺動面Bの温度
上昇は少なくなる。これにより可動型6の中子ガイドA
よりスライド中子35の摺動面Bの温度が0〜−10℃
低い状態に保たれる。
明する。繰り返し連続鋳造されると、スライド中子35
はキャビティ9を形成しているため溶融金属13の熱を
キャビティ壁より吸収する。しかしキャビティ壁から吸
収された熱はスライド中子35の途中の断熱部材Oの断
熱効果によりスライド中子35の摺動面Bにはなかなか
伝わらず、キャビティ壁からの熱による摺動面Bの温度
上昇は少なくなる。これにより可動型6の中子ガイドA
よりスライド中子35の摺動面Bの温度が0〜−10℃
低い状態に保たれる。
【0027】しかしながら、サイクルタイムを短縮して
生産性を向上させようとすると、断熱部材Oの断熱効果
で部材Nの部分に熱がこもって一層高温になり、スライ
ド中子35の部材Nのキャビティ壁表面に溶湯が融着す
るといった焼付きを起こす。このため本実施例では、焼
付きを防ぐため、スライド中子35の部材Nの冷却温調
経路Rに温度調節器から冷却パイプSを介して冷却水を
流し、部材Nを強制的に冷却する。
生産性を向上させようとすると、断熱部材Oの断熱効果
で部材Nの部分に熱がこもって一層高温になり、スライ
ド中子35の部材Nのキャビティ壁表面に溶湯が融着す
るといった焼付きを起こす。このため本実施例では、焼
付きを防ぐため、スライド中子35の部材Nの冷却温調
経路Rに温度調節器から冷却パイプSを介して冷却水を
流し、部材Nを強制的に冷却する。
【0028】本実施例によれば、前記実施例1、2と同
様な効果が得られるとともに、サイクルタイムを短縮し
たときのキャビティ9のアンダーカットEを構成する部
材Nの加熱によるスライド中子35の焼付きを防ぐこと
ができる。
様な効果が得られるとともに、サイクルタイムを短縮し
たときのキャビティ9のアンダーカットEを構成する部
材Nの加熱によるスライド中子35の焼付きを防ぐこと
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイカス
ト金型によれば、以下の効果を得ることができる。請求
項1の発明によれば、スライド中子が可動型に嵌合して
摺動する摺動面とキャビティの一部を構成する壁面との
間に断熱層を設けたので、キャビティからの熱が断熱層
で遮断され、キャビティからの熱によりクリアランスが
小さくなりすぎて摺動部にカジリを生じること無くスム
ーズにスライド中子が摺動でき、また可動型からの熱に
よりスライド中子の摺動部も膨張するのでクリアランス
が広がり過ぎず摺動部にガタを生じることなく製品の寸
法が安定し、また摺動面のガタによるバリが発生しなく
なる。
ト金型によれば、以下の効果を得ることができる。請求
項1の発明によれば、スライド中子が可動型に嵌合して
摺動する摺動面とキャビティの一部を構成する壁面との
間に断熱層を設けたので、キャビティからの熱が断熱層
で遮断され、キャビティからの熱によりクリアランスが
小さくなりすぎて摺動部にカジリを生じること無くスム
ーズにスライド中子が摺動でき、また可動型からの熱に
よりスライド中子の摺動部も膨張するのでクリアランス
が広がり過ぎず摺動部にガタを生じることなく製品の寸
法が安定し、また摺動面のガタによるバリが発生しなく
なる。
【0030】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるとともに、加えて、キャビテ
ィを構成する壁面と断熱層との間に冷却温度調節手段を
設けたので、キャビティの壁面を形成するスライド中子
の部材を強制的に冷却することができ、サイクルタイム
を短縮して生産性を向上させた場合にあっても、前記部
材のキャビティ壁面に焼付きが生じるのを防ぐことがで
きる。
の効果を得ることができるとともに、加えて、キャビテ
ィを構成する壁面と断熱層との間に冷却温度調節手段を
設けたので、キャビティの壁面を形成するスライド中子
の部材を強制的に冷却することができ、サイクルタイム
を短縮して生産性を向上させた場合にあっても、前記部
材のキャビティ壁面に焼付きが生じるのを防ぐことがで
きる。
【図1】本発明の実施例1を概略的に示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例1のダイカスト金型に備えたス
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
【図3】スライド中子を図1の矢印X2の方向から見た
拡大説明図である。
拡大説明図である。
【図4】スライド中子と可動型との嵌合状態を図1の矢
印Y2の方向から見た拡大説明図である。
印Y2の方向から見た拡大説明図である。
【図5】本発明の実施例2のダイカスト金型に備えたス
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
【図6】本発明の実施例2に備えたスライド中子を図1
の矢印X2の方向から見た拡大説明図である。
の矢印X2の方向から見た拡大説明図である。
【図7】本発明の実施例2に備えたスライド中子と可動
型との嵌合状態を図1の矢印Y2の方向から見た拡大説
明図である。
型との嵌合状態を図1の矢印Y2の方向から見た拡大説
明図である。
【図8】本発明の実施例3のダイカスト金型に備えたス
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
ライド中子を示す拡大縦断面図である。
【図9】本発明の実施例3に備えたスライド中子を図1
の矢印X2の方向から見た拡大説明図である。
の矢印X2の方向から見た拡大説明図である。
【図10】本発明の実施例3に備えたスライド中子と可
動型との嵌合状態を図1の矢印Y2の方向から見た拡大
説明図である。
動型との嵌合状態を図1の矢印Y2の方向から見た拡大
説明図である。
5、25、35 スライド中子 6 可動型 A 可動型の中子ガイド B スライド中子の摺動面 F、J、N キャビティ壁面の一部を形成する部材 H 空室 K、O 断熱部材 R 冷却温調経路 S 冷却パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/36 8807−4F B29C 45/36
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビティの一部がスライド中子の壁面
によって構成されるダイカスト金型において、前記スラ
イド中子が可動型に嵌合して摺動する摺動面とキャビテ
ィの一部を構成する壁面との間に断熱層を備えることを
特徴としたダイカスト金型。 - 【請求項2】 キャビティの一部がスライド中子の壁面
によって構成されるダイカスト金型において、前記スラ
イド中子のキャビティの一部を形成する壁面とスライド
中子が可動型に嵌合して摺動する摺動面との間に断熱層
を備え、前記キャビティを構成する壁面と断熱層との間
に冷却温度調節手段を備えることを特徴としたダイカス
ト金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10632095A JPH08300131A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ダイカスト金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10632095A JPH08300131A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ダイカスト金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300131A true JPH08300131A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14430657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10632095A Withdrawn JPH08300131A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ダイカスト金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08300131A (ja) |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10632095A patent/JPH08300131A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |