JPH0830012B2 - ヒドロゲルドレツシングと製法 - Google Patents
ヒドロゲルドレツシングと製法Info
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- JPH0830012B2 JPH0830012B2 JP61262873A JP26287386A JPH0830012B2 JP H0830012 B2 JPH0830012 B2 JP H0830012B2 JP 61262873 A JP61262873 A JP 61262873A JP 26287386 A JP26287386 A JP 26287386A JP H0830012 B2 JPH0830012 B2 JP H0830012B2
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- magnesium trisilicate
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L26/00—Chemical aspects of, or use of materials for, wound dressings or bandages in liquid, gel or powder form
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- A61L2300/40—Biologically active materials used in bandages, wound dressings, absorbent pads or medical devices characterised by a specific therapeutic activity or mode of action
- A61L2300/404—Biocides, antimicrobial agents, antiseptic agents
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、電子線(E−線)照射の使用でポリビニル
ピロリドン(PVP)を架橋させることによってゲルの生
成されたポリビニルピロリドン(PVP)/銀スルフアジ
アジン(SSD)ヒドロゲルドレッシングに(dressing)
に関し、更に詳細にはヒドロゲルドレッシングの色を、
マグネシウムトリシリケート及び随時但し好ましくは過
酸化水素及びポリアクリル酸の添加によって安定化せし
めた該ヒドロゲルドレッシングに関し、そして該ヒドロ
ゲルドレツシングを、マグネシウムトリシリケート及び
随時過酸化水素及び/又はポリアクリル酸の、PVP及びS
SDの水分散液への添加、続くE線照射への露呈によって
製造する方法に関する。
ピロリドン(PVP)を架橋させることによってゲルの生
成されたポリビニルピロリドン(PVP)/銀スルフアジ
アジン(SSD)ヒドロゲルドレッシングに(dressing)
に関し、更に詳細にはヒドロゲルドレッシングの色を、
マグネシウムトリシリケート及び随時但し好ましくは過
酸化水素及びポリアクリル酸の添加によって安定化せし
めた該ヒドロゲルドレッシングに関し、そして該ヒドロ
ゲルドレツシングを、マグネシウムトリシリケート及び
随時過酸化水素及び/又はポリアクリル酸の、PVP及びS
SDの水分散液への添加、続くE線照射への露呈によって
製造する方法に関する。
ポリビニルピロリドン(PVP)を含む種々の薬剤入り
の(medicated)及び薬剤の入っていないヒドロゲルド
レッシングは公知である。
の(medicated)及び薬剤の入っていないヒドロゲルド
レッシングは公知である。
ジヨンソン・アンド・ジヨンソン(Johnson & Johns
on)は、内部不織布及びポリエチレン裏材によって支持
され且つ活性表面が除去しうるポリエチレン剥離フイル
ムで保護されている透明で準強固な架橋PVP/水ゲルであ
る「治療用ゲルドレッシング」を製造している。これは
ホイルを裂いて開ける袋の内部の浅いトレイ中に包装さ
れている。
on)は、内部不織布及びポリエチレン裏材によって支持
され且つ活性表面が除去しうるポリエチレン剥離フイル
ムで保護されている透明で準強固な架橋PVP/水ゲルであ
る「治療用ゲルドレッシング」を製造している。これは
ホイルを裂いて開ける袋の内部の浅いトレイ中に包装さ
れている。
1984年5月2日付けのヨーロッパ特許願第83305770.6
号は、架橋したポリビニルピロリドン(PVP)ゲルの硬
くない層を含んでなるヒドロゲル吸着剤の巻かれたドレ
ッシングを開示している。このゲルは好ましくはPVP15
〜25重量%を水に溶解し、そしてこのPVPをイオン照射
で架橋することによって製造される。好ましくは電子線
からの1〜5Mラッドの照射量が架橋のために使用されて
いる。
号は、架橋したポリビニルピロリドン(PVP)ゲルの硬
くない層を含んでなるヒドロゲル吸着剤の巻かれたドレ
ッシングを開示している。このゲルは好ましくはPVP15
〜25重量%を水に溶解し、そしてこのPVPをイオン照射
で架橋することによって製造される。好ましくは電子線
からの1〜5Mラッドの照射量が架橋のために使用されて
いる。
該ヨーロッパ特許願は、(a)種々の薬剤をそのよう
なドレッシングに添加することが望ましく、1つの好適
な薬剤が効果的な抗バクテリヤ剤として良く知られた銀
スルフアジアジン(SSD)であることを教示し、また
(b)SSDを導入したPVPゲルドレッシングを開示してい
る。
なドレッシングに添加することが望ましく、1つの好適
な薬剤が効果的な抗バクテリヤ剤として良く知られた銀
スルフアジアジン(SSD)であることを教示し、また
(b)SSDを導入したPVPゲルドレッシングを開示してい
る。
上述の方法を繰返した場合、PVP/SSDの水分散液を電
子線(E線)照射にさらしてゲルを生成した後、PVP/銀
スルフアジアジン(PVP/SSD)を含有する得られた薬剤
入りのヒドロゲルドレッシングの色は種々の色(例えば
黄、紫、緑、褐色など)の組合せであることが発見され
た。ゲルにおける色相は老化(aging)と共に変化する
が、異なった且つまだらな状態である。この色の問題
は、PVPマトリックスを架橋させ且つPVP/SSDの流動性分
散液を水溶性で非流動性のゲルに変形するために使用さ
れるE線照射がゲルドレッシングの好適な製造法の必要
な一部であるから深刻である。そのようなヒドロゲルの
巻かれたドレッシングの色の変化は、医学関係者が標準
化されていない可変性物質の信頼性に疑いをもつ点で医
学的用途に使用できない。多くの異なった色のまだらな
生成物及び色相は、利用の観点から適当ではあっても、
美的に不快であり、医学的用途で許容されると考えるも
のに完全に反している。それ故に他の方法は均一な色の
ゲルを得るためにPVP/SSDゲルの色を安定化させること
を追究した。
子線(E線)照射にさらしてゲルを生成した後、PVP/銀
スルフアジアジン(PVP/SSD)を含有する得られた薬剤
入りのヒドロゲルドレッシングの色は種々の色(例えば
黄、紫、緑、褐色など)の組合せであることが発見され
た。ゲルにおける色相は老化(aging)と共に変化する
が、異なった且つまだらな状態である。この色の問題
は、PVPマトリックスを架橋させ且つPVP/SSDの流動性分
散液を水溶性で非流動性のゲルに変形するために使用さ
れるE線照射がゲルドレッシングの好適な製造法の必要
な一部であるから深刻である。そのようなヒドロゲルの
巻かれたドレッシングの色の変化は、医学関係者が標準
化されていない可変性物質の信頼性に疑いをもつ点で医
学的用途に使用できない。多くの異なった色のまだらな
生成物及び色相は、利用の観点から適当ではあっても、
美的に不快であり、医学的用途で許容されると考えるも
のに完全に反している。それ故に他の方法は均一な色の
ゲルを得るためにPVP/SSDゲルの色を安定化させること
を追究した。
今回マグネシウムトリシリケートの出発PVP/SSD水性
分散液への添加は、E線照射後に均一な深黄(deep yel
low)色のヒドロゲル生成物をもたらすということが予
期を越えて発見された。この色は120゜Fで長期間劣化さ
せた場合もそのままであり、このことはこの色を長い貯
蔵寿命にわたって保持することが予想されることを示し
ている。
分散液への添加は、E線照射後に均一な深黄(deep yel
low)色のヒドロゲル生成物をもたらすということが予
期を越えて発見された。この色は120゜Fで長期間劣化さ
せた場合もそのままであり、このことはこの色を長い貯
蔵寿命にわたって保持することが予想されることを示し
ている。
更なる改良は、ポリアクリル酸をPVP/SSD/マグネシウ
ムトリシリケート/水の分散液に添加した場合にも予期
を越えて発見された。E線照射にさらした後、ポリアク
リル酸を含まない場合よりも初期において及び120゜Fで
の長期間の劣化の後でもかなり明るい、均一な黄色を有
するゲル化された生成物が得られた。
ムトリシリケート/水の分散液に添加した場合にも予期
を越えて発見された。E線照射にさらした後、ポリアク
リル酸を含まない場合よりも初期において及び120゜Fで
の長期間の劣化の後でもかなり明るい、均一な黄色を有
するゲル化された生成物が得られた。
E線照射への露呈に先立って過酸化水素をPVP/SSD/マ
グネシウムトリシリケート/水へ添加すれば、均一なミ
ルク白色のゲルの生成することが予期を越えて発見され
た。
グネシウムトリシリケート/水へ添加すれば、均一なミ
ルク白色のゲルの生成することが予期を越えて発見され
た。
従来法において、グリセリン(グリセロール;1,2,3−
プロパントリオール)を混入することは公知である。こ
の1つの効果はヒドロゲルの巻かれたドレッシングに有
利でありうる厚さの改良である。グリセリンを用いれば
E線照射の照射量をより少なくすること、例えば0.5Mラ
ッドにすること、そして良好な厚さと他の望ましい性質
を有するPVPヒドロゲルを得ることが可能である。(そ
のような場合には、所望によりE線照射を用いて作った
PVPヒドロゲルを殺菌するためにコバルト照射を用いる
ことも可能である)。SSDをそのように巻かれたドレッ
シングに導入することも望ましい。しかしながら、グリ
セリン及びSSDの双方を含むPVPヒドロゲルはE線照射に
さらした場合、グリセリンを含まないものと同一種の色
の問題を示すことが発見された。そのようなゲルの色
は、グリセリンを含まないものと同様に許容できない
黄、紫、緑及び褐色などのような色の組合せである。
プロパントリオール)を混入することは公知である。こ
の1つの効果はヒドロゲルの巻かれたドレッシングに有
利でありうる厚さの改良である。グリセリンを用いれば
E線照射の照射量をより少なくすること、例えば0.5Mラ
ッドにすること、そして良好な厚さと他の望ましい性質
を有するPVPヒドロゲルを得ることが可能である。(そ
のような場合には、所望によりE線照射を用いて作った
PVPヒドロゲルを殺菌するためにコバルト照射を用いる
ことも可能である)。SSDをそのように巻かれたドレッ
シングに導入することも望ましい。しかしながら、グリ
セリン及びSSDの双方を含むPVPヒドロゲルはE線照射に
さらした場合、グリセリンを含まないものと同一種の色
の問題を示すことが発見された。そのようなゲルの色
は、グリセリンを含まないものと同様に許容できない
黄、紫、緑及び褐色などのような色の組合せである。
幸運にもグリセリンを含有するPVP/SSDゲルの処理に
対して上述と同一の一般的な色安定化法が予期を越えて
発見された。本発明のグリセリン/PVP/SSD/マグネシウ
ムトリシリケートゲルのドレッシングは、グリセリンを
用いずに製造した対応するゲルよりもいくらか暗色の均
一な黄色を有することが発見された。ポリアクリル酸の
そのようなゲルへの添加は、グリセリンを含むゲルと関
連した暗黄色をより明るい黄色に減じた。過酸化水素の
グリセリン/PVP/SSD/マグネシウムトリシリケート/水
の分散液への添加はE線照射にさらした後に均一なミル
ク白色を有するゲルを生成した。
対して上述と同一の一般的な色安定化法が予期を越えて
発見された。本発明のグリセリン/PVP/SSD/マグネシウ
ムトリシリケートゲルのドレッシングは、グリセリンを
用いずに製造した対応するゲルよりもいくらか暗色の均
一な黄色を有することが発見された。ポリアクリル酸の
そのようなゲルへの添加は、グリセリンを含むゲルと関
連した暗黄色をより明るい黄色に減じた。過酸化水素の
グリセリン/PVP/SSD/マグネシウムトリシリケート/水
の分散液への添加はE線照射にさらした後に均一なミル
ク白色を有するゲルを生成した。
本発明は本明細書に開示される色安定化法のすべての
観点及び得られる色安定化されたPVP/SSDヒドロゲルド
レッシングのすべての変化、即ちグリセリンをPVP/SSD
ヒドロゲルドレッシングに用いるか否か、またマグネシ
ウムトリシリケートを単独で或いは色安定化剤としての
ポリアクリル酸及び/又は過酸化水素と一緒に用いるか
どうかを包含する。理論には束縛されなくはないが、普
通マグネシウムトリシリケートと一緒に見出される金属
酸化物(MgO及びSiO2)はPVP樹脂中に存在する残存パー
オキサイドと反応し、色発生剤として公知のそのような
パーオキサイドをより安定な金属過酸化物へ転化するも
のと考えられる。更にポリアクリル酸はSSDの可溶なAg
イオン部分とキレート化し、照射の高エネルギー電子が
Agイオンを暗黄色に変えさせないものと思われる。また
過酸化水素は色を漂白する作用があると思われる。しか
しながら、例え過酸化水素が公知の漂白剤であるとして
も、本発明におけるその使用は、試みた他の漂白剤が同
様に機能せず、またマグネシウムトリシリケートなしに
過酸化水素を使用すれば、さもなければE線照射への露
呈後に得られる種々の色の安定化に対して効果的でない
という点で予期できなかったものである。
観点及び得られる色安定化されたPVP/SSDヒドロゲルド
レッシングのすべての変化、即ちグリセリンをPVP/SSD
ヒドロゲルドレッシングに用いるか否か、またマグネシ
ウムトリシリケートを単独で或いは色安定化剤としての
ポリアクリル酸及び/又は過酸化水素と一緒に用いるか
どうかを包含する。理論には束縛されなくはないが、普
通マグネシウムトリシリケートと一緒に見出される金属
酸化物(MgO及びSiO2)はPVP樹脂中に存在する残存パー
オキサイドと反応し、色発生剤として公知のそのような
パーオキサイドをより安定な金属過酸化物へ転化するも
のと考えられる。更にポリアクリル酸はSSDの可溶なAg
イオン部分とキレート化し、照射の高エネルギー電子が
Agイオンを暗黄色に変えさせないものと思われる。また
過酸化水素は色を漂白する作用があると思われる。しか
しながら、例え過酸化水素が公知の漂白剤であるとして
も、本発明におけるその使用は、試みた他の漂白剤が同
様に機能せず、またマグネシウムトリシリケートなしに
過酸化水素を使用すれば、さもなければE線照射への露
呈後に得られる種々の色の安定化に対して効果的でない
という点で予期できなかったものである。
本発明の目的に対しては、上に言及した架橋PVP/SSD
ドレッシングのいずれかの形態が利用でき、本発明のそ
の製造法で使用されるPVP及びSSD(及び随時グリセリ
ン)の正確な量は厳密ではない。一般にゲルを製造する
には、あたかもゲルの色が重要でないように、同一の方
法、工程及び物質量を使用すべきであることが意図され
る。
ドレッシングのいずれかの形態が利用でき、本発明のそ
の製造法で使用されるPVP及びSSD(及び随時グリセリ
ン)の正確な量は厳密ではない。一般にゲルを製造する
には、あたかもゲルの色が重要でないように、同一の方
法、工程及び物質量を使用すべきであることが意図され
る。
マグネシウムトリシリケートは色の安定化を付与する
のに十分な量で、即ち色の安定化量で存在すべきであ
る。本発明において用いるための色の安定化に効果的な
マグネシウムトリシリケートの濃度は0.5%又はそれ以
上である。普通使用される量はゲルの全重量の約0.5〜
5.0%、好ましくは0.5〜2.0%、最も好ましくは1%で
あるべきである。
のに十分な量で、即ち色の安定化量で存在すべきであ
る。本発明において用いるための色の安定化に効果的な
マグネシウムトリシリケートの濃度は0.5%又はそれ以
上である。普通使用される量はゲルの全重量の約0.5〜
5.0%、好ましくは0.5〜2.0%、最も好ましくは1%で
あるべきである。
本発明で用いるための色の減少に必要なポリアクリル
酸の濃度はゲルの全重量の約0.05〜0.7%、好ましくは
0.2%であると決定された。
酸の濃度はゲルの全重量の約0.05〜0.7%、好ましくは
0.2%であると決定された。
本発明者は本発明との関連において今までにポリアク
リル酸の使用を開示し且つ議論してきたけれど、ポリア
クリル酸の代りにポリメタクリル酸を用いるこもと効果
的であることが発見された。しかしこれはPVP/SSD/マグ
ネシウムトリシリケートのゲルの減ずる程度が低かっ
た。更にポリメタクリル酸の代りにアクリル酸単量体を
用いることも可能である。この単量体はE線照射によっ
てその場で重合することができ、またPVP/SSD/マグネシ
ウムトリシリケートのゲルの色の減少を促進させるのに
も有効である。しかし巻かれたドレッシングとして用い
る最終ゲルにいずれか未反応のアクリル酸単量体が残留
する可能性を避けるためには、予じめポリアクリル酸を
用いることが好適である。
リル酸の使用を開示し且つ議論してきたけれど、ポリア
クリル酸の代りにポリメタクリル酸を用いるこもと効果
的であることが発見された。しかしこれはPVP/SSD/マグ
ネシウムトリシリケートのゲルの減ずる程度が低かっ
た。更にポリメタクリル酸の代りにアクリル酸単量体を
用いることも可能である。この単量体はE線照射によっ
てその場で重合することができ、またPVP/SSD/マグネシ
ウムトリシリケートのゲルの色の減少を促進させるのに
も有効である。しかし巻かれたドレッシングとして用い
る最終ゲルにいずれか未反応のアクリル酸単量体が残留
する可能性を避けるためには、予じめポリアクリル酸を
用いることが好適である。
色の減少に有効な過酸化水素(H2O2)の量は0.25又は
それ以上である。普通使用される量はゲルの全重量の約
0.25〜1.0%であるべきであり、好ましくは0.25〜0.5
0、最適には0.25%である。0.125%は熱老化時の黄色の
形成を防止するのに有効でなかった。
それ以上である。普通使用される量はゲルの全重量の約
0.25〜1.0%であるべきであり、好ましくは0.25〜0.5
0、最適には0.25%である。0.125%は熱老化時の黄色の
形成を防止するのに有効でなかった。
すでに重合したPVPを出発物質として用いることは好
ましいけれど、ビニルピロリドン(VP)単量体を出発物
質として用い、次いでこれをE線照射で重合させること
も公知である。本発明者はこれを本発明の目的に対する
本方法の完全な同等物として見なす。しかしながら未反
応のVP単量体がゲル中に残る可能性を避けるために、予
じめ生成したPVPを用いることが好適である。
ましいけれど、ビニルピロリドン(VP)単量体を出発物
質として用い、次いでこれをE線照射で重合させること
も公知である。本発明者はこれを本発明の目的に対する
本方法の完全な同等物として見なす。しかしながら未反
応のVP単量体がゲル中に残る可能性を避けるために、予
じめ生成したPVPを用いることが好適である。
次のものは実際の作業実施例である。これらは本発明
の種々の好適な形体を例示するのに役立とう。しかしこ
れは本発明を限定するものとして見做すべきでない。実
施例に示すすべての部又はパーセントは重量によるもの
とする。成分の指示量は特に断らない限りグラム(g)
で表示する。
の種々の好適な形体を例示するのに役立とう。しかしこ
れは本発明を限定するものとして見做すべきでない。実
施例に示すすべての部又はパーセントは重量によるもの
とする。成分の指示量は特に断らない限りグラム(g)
で表示する。
実施例I−添加剤を含まない対照ゲル 用いた成分は次の通りであった: PVP(K−90、GAF) 200g 脱イオン水 795g 銀スルフアジアジン 5g PVP及びSSDを混合し、そしてタービン形攪拌機での良
好な攪拌を用いて得られる粉末を水にゆっくり添加し
た。PVPの添加後溶液が均一で粘稠な物体になるまで30
分間混合した。
好な攪拌を用いて得られる粉末を水にゆっくり添加し
た。PVPの添加後溶液が均一で粘稠な物体になるまで30
分間混合した。
(所望により、随時例えば溶液を容器に入れ、泡が表
面へ上昇し且つ壊れるまでゆっくりと100゜Fへ加熱する
ことによって溶液を脱気した。実験室で実施例を行なう
場合にはこれを行なわなかったが、スケールアップを繰
返す場合には行なうべきであった。)次いでこれをポリ
エチレンフイルム上にキヤストした。これを不織布、次
いで第2のポリエチレンフイルムで覆い、所望の厚さ
(0.040″)までプレスした。そして4″×4″平方に
切りとり、アルミニウムの袋に入れ、熱で密封した。こ
の密封した袋を電子線照射(800KV、3.0ミリアンペア、
ライン速度10フイート/分)の3.0メガラットに露呈し
た。
面へ上昇し且つ壊れるまでゆっくりと100゜Fへ加熱する
ことによって溶液を脱気した。実験室で実施例を行なう
場合にはこれを行なわなかったが、スケールアップを繰
返す場合には行なうべきであった。)次いでこれをポリ
エチレンフイルム上にキヤストした。これを不織布、次
いで第2のポリエチレンフイルムで覆い、所望の厚さ
(0.040″)までプレスした。そして4″×4″平方に
切りとり、アルミニウムの袋に入れ、熱で密封した。こ
の密封した袋を電子線照射(800KV、3.0ミリアンペア、
ライン速度10フイート/分)の3.0メガラットに露呈し
た。
この試料を120゜Fの老化室に2週間置いた。各ゲルは
黄、緑、褐色範囲のまだら状の暗色部を組合せて有し
た。これらは純粋又は均一と見えず、許容できなかっ
た。
黄、緑、褐色範囲のまだら状の暗色部を組合せて有し
た。これらは純粋又は均一と見えず、許容できなかっ
た。
実施例II−マグネシウムトリシリケートの添加 用いた成分は次の通りであった: PVP(K−90、GAF) 200g 脱イオン水 785g 銀スルフアジアジン 5g マグネシウムトリシリケート 10g PVP、SSD及びマグネシウムトリシリケートを一緒に混
合した。後は実施例Iの対照例と同一の方法に従った。
合した。後は実施例Iの対照例と同一の方法に従った。
得られたゲル試料は、120゜Fで2週間老化させた後均
一な深黄色であった。これらは外観上許容しうると考え
られる。
一な深黄色であった。これらは外観上許容しうると考え
られる。
実施例III−ポリアクリル酸とマグネシウムトリシリケ
ートの添加 用いた成分は次の通りであった: PVP(K−90、GAF) 200g 脱イオン水 783g 銀スルフアジアジン 5g Mgトリシリケート 10g ポリアクリル酸 2g ポリアクリル酸を少量の水に溶解し、これをPVP、SSD
及びマグネシウムトリシリケートに添加し、一緒に混合
した。後は、上記実施例I及びIIと同一の方法に従っ
た。
ートの添加 用いた成分は次の通りであった: PVP(K−90、GAF) 200g 脱イオン水 783g 銀スルフアジアジン 5g Mgトリシリケート 10g ポリアクリル酸 2g ポリアクリル酸を少量の水に溶解し、これをPVP、SSD
及びマグネシウムトリシリケートに添加し、一緒に混合
した。後は、上記実施例I及びIIと同一の方法に従っ
た。
得られたゲル試料は、120゜Fで2週間老化させた後も
均一な淡黄色であった。
均一な淡黄色であった。
実施例IV-VII−グリセリンの添加 用いた成分は以下に示す通りである。用いた方法は実
施例I及びIIに記述した通りであった。グリセリンを用
いる場合にはこれを水と混合した。老化後の得られるゲ
ル試料の外観は下に示す通りであった。
施例I及びIIに記述した通りであった。グリセリンを用
いる場合にはこれを水と混合した。老化後の得られるゲ
ル試料の外観は下に示す通りであった。
実施例VIII−X−過酸化水素の添加 実施例VIIIに対して用いた成分は下記の通りである。
実施例IX及びXにおいては実施例VIIIの分散液を用い、
表に示す量の過酸化水素を表示量の分散液に添加した。
この過酸化水素は30%水溶液形であった[J.B.ベーカー
(Baker製)、「スーパーオキソール(Superoxo
l)」」。
実施例IX及びXにおいては実施例VIIIの分散液を用い、
表に示す量の過酸化水素を表示量の分散液に添加した。
この過酸化水素は30%水溶液形であった[J.B.ベーカー
(Baker製)、「スーパーオキソール(Superoxo
l)」」。
得られるゲル試料の外観は実施例の後にまとめた第I
表に示す通りである。これらの3種の試料は過酸化水素
の、種々の量での効果を示す。
表に示す通りである。これらの3種の試料は過酸化水素
の、種々の量での効果を示す。
実施例XI-XII−過酸化水素の添加(Mgトリシリケートな
し) 用いた成分は下に示す通りであり、また用いて方法は
実施例I及びIIに記述した通りであった。実施例XIIに
おいては実施例XIの分散液を表示量で用い、これに表に
示した量のポリアクリル酸を添加した。
し) 用いた成分は下に示す通りであり、また用いて方法は
実施例I及びIIに記述した通りであった。実施例XIIに
おいては実施例XIの分散液を表示量で用い、これに表に
示した量のポリアクリル酸を添加した。
得られたゲル試料の外観は第I表に示す通りである。
実施例X、XI及びXIIからは、過酸化水素を有効ならし
めるにはマグネシウムトリシリケートも存在しなければ
ならないことが理解できる。
実施例X、XI及びXIIからは、過酸化水素を有効ならし
めるにはマグネシウムトリシリケートも存在しなければ
ならないことが理解できる。
実施例XIII及びXIV-PAAの有無下におけるH2O2 用いた成分は下に示す通りである。実施例XIVにおい
ては、実施例XIIIの分散液を表示量のポリアクリル酸
(PAA)と一緒に使用した。ゲルは実施例I及びIIの方
法によって製造した。
ては、実施例XIIIの分散液を表示量のポリアクリル酸
(PAA)と一緒に使用した。ゲルは実施例I及びIIの方
法によって製造した。
第I表に示す得られたゲルの外観は、マグネシウムト
リシリケートとH2O2の双方を用いれば、色の安定化に対
してPAAが必ずしも存在する必要のないことを示す。
リシリケートとH2O2の双方を用いれば、色の安定化に対
してPAAが必ずしも存在する必要のないことを示す。
第I表 初期の、及び1,2及び3週間120゜Fで加速老化させた後
の実施例VIII-XIVのヒドロゲルに関する色の比較 実施例XV及びXVI−グリセリンの有無下におけるH2O2の
添加 用いた成分は下に示す通りである。用いた方法は実施
例I及びIIにおける通りであった。得られたゲル試料
の、初期の及び老化後の外観は下に示すように均一な色
であった。実施例番号 XV XVI PVP 200 200 H2O 774.7 774.7 SSD 5 5 Mg.トリシリケート 10 10 ポリアクリル酸 2 2 H2O2−(30%) … 8 グリセリン 49.6 49.6 初期の色 ベージュ/黄 白 120゜Fで1週間後 ベージュ/黄 白 実施例XVII(A)−(F)−E線照射量の変化と続くコ
バルト照射殺菌 7つの比較例(A)−(F)において、実施例I及び
IIに用いた方法に対しE線照射量が下記の通りである以
外同一の方法に従い且つ下記の成分を使用した。得られ
るヒドロゲル試料を次いでコバルト照射により殺菌し
た。各試料の初期の及び老化後の色は記述する通りであ
り、色は試料全体に均一であった。下に示す通り、架橋
したPVPゲルはその表面の粘着性が異なった。この粘着
性の程度は用いたE線照射量に反比例して減少した。
の実施例VIII-XIVのヒドロゲルに関する色の比較 実施例XV及びXVI−グリセリンの有無下におけるH2O2の
添加 用いた成分は下に示す通りである。用いた方法は実施
例I及びIIにおける通りであった。得られたゲル試料
の、初期の及び老化後の外観は下に示すように均一な色
であった。実施例番号 XV XVI PVP 200 200 H2O 774.7 774.7 SSD 5 5 Mg.トリシリケート 10 10 ポリアクリル酸 2 2 H2O2−(30%) … 8 グリセリン 49.6 49.6 初期の色 ベージュ/黄 白 120゜Fで1週間後 ベージュ/黄 白 実施例XVII(A)−(F)−E線照射量の変化と続くコ
バルト照射殺菌 7つの比較例(A)−(F)において、実施例I及び
IIに用いた方法に対しE線照射量が下記の通りである以
外同一の方法に従い且つ下記の成分を使用した。得られ
るヒドロゲル試料を次いでコバルト照射により殺菌し
た。各試料の初期の及び老化後の色は記述する通りであ
り、色は試料全体に均一であった。下に示す通り、架橋
したPVPゲルはその表面の粘着性が異なった。この粘着
性の程度は用いたE線照射量に反比例して減少した。
過酸化水素以外の漂白剤の効果例 本参考例は、実施例VIII−X、XIII及びXIVに示す如
き過酸化水素を用いて得られる結果と反対に、他の良く
知られた漂白剤の使用が満足できる色でない暗褐色のゲ
ルをもたらすということを示す。これはH2O2の独特さを
示すものである。
き過酸化水素を用いて得られる結果と反対に、他の良く
知られた漂白剤の使用が満足できる色でない暗褐色のゲ
ルをもたらすということを示す。これはH2O2の独特さを
示すものである。
上述のH2O2ゲルに対して用いた方法に従い、下記の成
分を用いた場合、(H2O2の代りに)他の酸化剤である次
亜塩素酸ナトリウム[クロロックス(Chlorox)]の使
用が試料ゲルを暗褐色に変えるということが発見され
た: PVP 200g H2O 783g SSD 5g Mg.トリシリケート 10g ポリアクリル酸 2g クロロックス(5.25%) 92.8g
分を用いた場合、(H2O2の代りに)他の酸化剤である次
亜塩素酸ナトリウム[クロロックス(Chlorox)]の使
用が試料ゲルを暗褐色に変えるということが発見され
た: PVP 200g H2O 783g SSD 5g Mg.トリシリケート 10g ポリアクリル酸 2g クロロックス(5.25%) 92.8g
Claims (10)
- 【請求項1】銀スルフアジアジンが少くとも0.1重量%
配合された架橋ポリビニルピロリドンゲルの非硬質層を
含んでなり、但しゲルがすでにE線照射にさらされてお
り且つゲルが色安定化量のマグネシウムトリシリケート
も含有する、色の安定化されたヒドロゲルドレツシン
グ。 - 【請求項2】マグネシウムトリシリケートがゲルの全重
量に基づいて0.5〜5.0%の量で存在する特許請求の範囲
第1項記載の色の安定化されたヒドロゲルドレツシン
グ。 - 【請求項3】マグネシウムトリシリケートが0.5〜2.0%
の量で存在する特許請求の範囲第2項記載の色の安定化
されたヒドロゲルドレツシング。 - 【請求項4】グリセリンも含有する特許請求の範囲第1
項記載の色の安定化されたヒドロゲルドレツシング。 - 【請求項5】ゲルの全重量に基づいて0.05〜0.7%のポ
リアクリル酸又はポリメタクリル酸も含有する特許請求
の範囲第1又は4項の何れかに記載のヒドロゲルドレツ
シング。 - 【請求項6】0.25〜1重量%の過酸化水素も含有する特
許請求の範囲第1,4又は5項の何れかに記載の安定化さ
れたヒドロゲルドレツシング。 - 【請求項7】銀スルフアジアジンが少くとも0.1重量%
配合された架橋ポリビニルピロリドンゲルの非硬質層を
含んでなり、但しゲルがすでにE線照射にさらされてお
り且つゲルが色安定化量のマグネシウムトリシリケート
も含有する、色の安定化されたヒドロゲルドレツシング
の製造方法であって、ポリビニルピロリドン及び銀スル
フアジアジンの水分散液にマグネシウムトリシリケート
を添加し、次いでこれをE線照射にさらすことを特徴と
する方法。 - 【請求項8】ポリビニルピロリドン/銀スルフアジアジ
ン/マグネシウムトリシリケートの水分散液をE線照射
にさらす前に、該分散液にポリアクリル酸又はポリメタ
クリル酸或いはアクリル酸単量体を添加する特許請求の
範囲第7項記載の方法。 - 【請求項9】ポリビニルピロリドン/銀スルフアジアジ
ン/マグネシウムトリシリケートを含有する水分散液を
E線照射にさらす前に、該分散液に過酸化水素を添加す
る特許請求の範囲第8項記載の方法。 - 【請求項10】ポリビニルピロリドン/銀スルフアジア
ジン/マグネシウムトリシリケートを含有する水分散液
にグリセリンも添加し、次いでE線照射にさらす特許請
求の範囲第7,8又は9項の何れかに記載の方法。
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---|---|
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