JPH08300047A - プレスブレーキ - Google Patents

プレスブレーキ

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JPH08300047A
JPH08300047A JP6451195A JP6451195A JPH08300047A JP H08300047 A JPH08300047 A JP H08300047A JP 6451195 A JP6451195 A JP 6451195A JP 6451195 A JP6451195 A JP 6451195A JP H08300047 A JPH08300047 A JP H08300047A
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press brake
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rams
ram
bending
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Hiroyuki Kojima
浩之 小島
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Komatsu Industries Corp
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Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材の撓みを容易かつ正確に補正することが
できるとともに、この板材を加圧しながらでも撓み補正
を行うことができるプレスブレーキを提供する。 【構成】 駆動テーブル4は複数のラム3が屈折自在に
並設されてなり、ラム3c〜3eはそれぞれに対して設
けられるボールスクリュー11,11により上下動し、
固定テーブル5に対する各ラム3c〜3eの位置をリニ
アエンコーダ20により検出しフィードバックして補正
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレスブレーキに関し、
より詳しくは駆動テーブルに取り付けられる駆動側型
と、固定テーブルに取り付けられる固定側型とにより押
圧されることにより板材が曲げ加工されるプレスブレー
キに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキは、油圧シリン
ダ,サーボモータなどの駆動手段により左右両端が押圧
される駆動テーブルと固定テーブルとを備えており、こ
れら駆動テーブル,固定テーブルの撓みを補正するため
にくさび装置などを設けて、予めその補正クラウニング
を設定しておくのが一般的である(特開平1−1668
22号公報)。
【0003】また、駆動テーブル,固定テーブルの中央
部に各テーブルの撓みを補正するための駆動装置を設け
て、負荷に応じた撓み補正を行うものもある(実開平6
−54416号公報)。
【0004】また、撓みを補正するために、サイドフレ
ームと同様な形状の支持部材を装置内側に複数配置し、
これら支持部材の位置にそれぞれ駆動源を設ける構造の
ものもある。また、駆動源を3箇所以上に設け、負荷に
よる撓みを検出し駆動テーブルを凸状に湾曲させ撓みを
補正するものもある(特開平2−224821号公報。
【0005】また、撓みを補正すべく曲げ荷重を検出す
るための曲げ荷重検出手段として、フレームなどに貼り
付けられる歪みゲージ、駆動源が油圧の場合の加圧側に
取り付けられる圧力計、駆動源がサーボモータの場合の
電流計などが用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、くさび
装置などを用いると装置が複雑になるとともに、撓み補
正のための調整が困難である。また、板材を加圧しなが
ら撓みを補正することができないという問題がある。
【0007】また、駆動テーブル,固定テーブルの中央
部に撓み補正用の駆動装置を設けるものは、補正量を正
確に知ることができず正確さに欠けるという問題があ
る。
【0008】また、支持部材を複数配置するものは曲げ
加工範囲が限定され、また駆動テーブルの変形計算も不
静定となり複雑になるという問題がある。
【0009】また、駆動源を3箇所以上に設け駆動テー
ブルを湾曲させるものは、駆動テーブルを湾曲させるた
めに駆動装置に余分の推力が必要であり駆動源が大型に
なるという問題がある。
【0010】また、曲げ荷重検出手段により曲げ荷重を
検出しても、駆動テーブルの変形抵抗の影響があるため
に小さな負荷のものは検出精度が劣るという問題があ
る。
【0011】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであり、曲げ加工において板材の撓み
を容易かつ正確に補正することができるとともに、この
板材を加圧しながらでも撓み補正を行うことができるプ
レスブレーキを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
によるプレスブレーキは、前述された目的を達成するた
めに、駆動テーブルに取り付けられる駆動側型と、固定
テーブルに取り付けられる固定側型とにより挟圧される
ことにより板材が曲げ加工されるプレスブレーキであっ
て、両側にはそれぞれ一つずつのサイドフレームが設け
られ、前記駆動テーブルは各々に駆動手段が備えられて
いる複数のラムが並設されてなり、各ラムに対応してそ
れらラムの位置を検出する位置検出手段が前記固定テー
ブルに支持手段を介して設けられることを特徴とするも
のである。
【0013】本発明のプレスブレーキは、駆動テーブル
が複数に分割されたラムからなり、各ラムがそれぞれ独
立して位置検出されるとともにそれぞれ独立して位置調
整されるために、曲げ加工されている板材の撓みを容易
かつ正確に補正することができるとともに、板材を加圧
しているときにも撓み補正を行うことができる。また、
両側に一つずつのサイドフレームが存在するのみなの
で、従来のようにサイドフレームと同様の支持部材が複
数配されている場合に比べて大型の板材を曲げ加工する
ことができる。
【0014】本発明のプレスブレーキにおいて、前記支
持手段は、前記サイドフレームの内側に各サイドフレー
ムに近接してそれぞれ設けられるサイドプレートとそれ
らサイドプレート間を連結する帯状プレートとから構成
される補正ブラケットであり、この補正ブラケットの帯
状プレートに前記位置検出手段が設けられるようにする
ことができる。このような補正ブラケットを設けること
により、ラムの数に対応して複数存在する位置検出手段
の配置を簡素化することができる。
【0015】また、前記駆動手段は、各ラムの両端部に
設けられるようにすることができる。このように、ラム
の両端部に駆動手段を設けることにより、二つの駆動手
段によりバランスを取りやすい。
【0016】また、前記駆動手段は、隣接する二つのラ
ムを連結しそれら二つのラムを同時に駆動させるように
各連結部に設けられ、かつ前記駆動テーブルの両端部に
設けられるようにすることができる。このようにするこ
とにより、駆動手段の数を減らしラム位置調整の制御を
簡素化することができる。
【0017】また、前記駆動手段は、ACサーボ方式ま
たは油圧サーボ方式のものとすることができる。
【0018】また、本発明のプレスブレーキは、前記板
材の曲げ加工データを入力する入力手段、入力された曲
げ加工データから曲げ荷重を計算するまたは実際に曲げ
加工を行って曲げ荷重を検出し、これら計算または検出
された荷重値から前記駆動テーブル,前記固定テーブル
および前記サイドフレームの撓みを計算する演算手段、
およびこの撓みに応じた補正値によりその駆動テーブル
の停止位置をそれぞれ補正する制御手段を備えることが
できる。これらの手段を備えることにより板材の撓み補
正を自動的に行うことができる。
【0019】本発明の目的は、後述される詳細な説明か
ら明らかにされる。しかしながら、詳細な説明および具
体的実施例は最も好ましい実施態様について説明する
が、本発明の精神および範囲内の種々の変更および変形
はその詳細な説明から当業者にとって明らかであること
から、具体的例として述べるものである。
【0020】
【実施例】次に、本発明によるプレスブレーキの具体的
実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
【0021】図1に、本発明の一実施例に係るプレスブ
レーキ1の模式的斜視図が示されている。本実施例のプ
レスブレーキ1は、二枚のサイドフレーム2,2の間
に、複数の並設されたラム3a〜3eからなる上側(駆
動)テーブル4と下側(固定)テーブル5とが相対して
設けられてなる。これらラム3a〜3eはそれぞれ独立
しており互いに屈折自在に設けられている。
【0022】このプレスブレーキ1の縦断面図が図2に
示されている。このように、ラム3a〜3eの下端部に
取り付けられるパンチ6が、下側テーブル5の上端部に
取り付けられるダイ7に対して二点鎖線で示されるよう
に下降して曲げ加工が行われる。
【0023】前記ラム3a〜3eは、フロントプレート
8とリアプレート9とにより挟持(リアプレート9にボ
ルト締め)されるベアリングホルダ10に保持されて上
下動するボールスクリュー11に取り付けられている。
なお、これらフロントプレート8,リアプレート9は前
記サイドフレーム2,2にボルト等で締結されている。
このボールスクリュー11は、ACサーボモータ12側
の小プーリ13とタイミングベルト14により連結され
ている大プーリ15の回転により上下動する。
【0024】ラム3の背部には、サイドプレート16と
帯状のビーム17とからなる補正ブラケット18が設け
られている。この補正ブラケット18のサイドプレート
16は下側テーブル5の左右端部に固定されている。ま
た、このビーム17にはロッド19を介してリニアエン
コーダ20が取り付けられている。このロッド19とビ
ーム17およびリニアエンコーダ20との連結部には逆
ねじが設けられており、このロッド19を回すことによ
りビーム17とリニアエンコーダ20との距離が調節さ
れるようになっている。このリニアエンコーダ20は、
前記ラム3に近接して相対するように配されており、前
記下側テーブル5を基準としたそのラム3の位置を検出
するものである。
【0025】このプレスブレーキ1の部分的な背面図が
図3に、前記ビーム17,ロッド19などを省いた部分
的な背面図が図4に、またその図4を上方から見た平面
図が図5にそれぞれ示されている。このように、ラム3
a〜3eのそれぞれに対して二つのボールスクリュー1
1が設けられており、各ボールスクリュー11に対応し
てリニアエンコーダ20が設けられている。このように
ラム3a〜3eを駆動させるボールスクリュー11のそ
れぞれに対応する位置にリニアエンコーダ20が設けら
れているので、ラム3a〜3eのそれぞれの位置を正確
に検出,フィードバックしてボールスクリュー11の駆
動を制御することができる。
【0026】前記ボールスクリュー11は互いに同調さ
せながら動作される。しかし、それだけではパンチ6が
板材に当たって曲げを行っていくと上側テーブル4(ラ
ム3a〜3e),下側テーブル5の中央部分の角度が甘
くなるいわゆる中開き(中だれ)現象が生じてしまう。
そこで、ラム3の位置が、前記リニアエンコーダ20に
よる検出値に基づいて負荷に関係なくフィードバック制
御され、上側テーブル4側の負荷変位部の大部分が自動
的に補正される。また、同様にサイドフレーム2の負荷
による口開き分も自動的に補正される。
【0027】残りの、上側テーブル4の圧縮分のひずみ
や下側テーブル5の負荷変位分は先に求めた曲げ荷重に
よって計算し、補正値として求め、上側テーブル4(ラ
ム3)の停止位置の補正を行う。これらの残りの補正値
は簡単に算出することができる。
【0028】以上のように、各ボールスクリュー11の
位置ごとに補正を行うので中開き現象が解消される。ま
た、駆動系の独立したボールスクリュー11により各ラ
ム3の位置制御が行われるので、板材を加圧しながらの
補正値の変更も可能である。
【0029】また、本実施例のプレスブレーキ1には、
図1に示されているようにNC操作盤30と制御盤31
とが備えられている。この制御盤31の中には、演算な
どを司るCPU部分と、各ACサーボモータ12に動作
指令を送るサーボコントローラ部分と、その動作指令を
受けてそれぞれのACサーボモータ12を駆動させるコ
ントロールアンプ部分とが入っている。このコントロー
ルアンプ部分は各々のACサーボモータ12に対応して
1個ずつ設けられている。このACサーボモータ12の
速度フィードバックとしてそのACサーボモータ12の
軸端に設けられているロータリーエンコーダ(図示せ
ず)から前記コントロールアンプ部分へ信号が送られ、
またラム位置検出のための前記リニアエンコーダ20か
ら位置フィードバックとしてそのサーボコントローラ部
分へ信号が送られる。また、NC制御盤30はデータ入
力部分とデータ表示部分を備えている。これらの関係が
図6の制御図に示されている。
【0030】以上のような本実施例のプレスブレーキ1
における曲げ加工操作を図7のフローチャート(実線で
示す)を用いて説明する。 S1:まず前記NC操作盤30の入力部から曲げデータ
を入力する。 S2:ラム3に取り付けられているパンチ6が板材に急
激に衝突すると傷,位置ずれなどの問題が生じるので、
ラム3の遅降基準下限値を計算する。 S3:入力された曲げデータに応じてCPU部分で曲げ
荷重を計算する。 S4:計算された曲げ荷重値からラム3,下側テーブル
5,サイドフレームなどのたわみ量を計算する。 S5:計算されたたわみ量から各ボールスクリュー11
の位置におけるラム3の下限値の補正値を計算する。
【0031】この補正値は次の量を解析式,実験式など
によりボールスクリュー11の位置ごとに求める。 左右サイドフレーム2,2の位置を基準としたラム3
のたわみ量。(下限値はすべて同じ値とし、たわみ量は
ラム3の変形量、リアプレート9の変形量の合計とす
る。) 左右サイドフレーム2,2の位置を基準とした下側テ
ーブル5のたわみ量 下側テーブル5の支点部分の圧縮変形などにより変位
量 ラム3の支点部分の圧縮変形などによる変位量 負荷停止時のACサーボモータ12の残偏差量による
変位量
【0032】S6:計算された補正値から各ボールスク
リュー11の位置におけるラム3の下限目標値を決定す
る。 S7:曲げ加工すべき板材を搬入する。 S8〜10:フートスイッチ(図示せず)を踏むと種々
のデータに従ってラム3は下降,加圧,上昇の各工程を
実行し、基準下限値までラム3が下降することにより曲
げ加工が行われる。このとき、各ラム3の位置はそれぞ
れ設けられた前記リニアエンコーダ20の検出値に基づ
きフィードバックされる。この曲げ加工においてラム
3,リアプレート9は負荷により変形するが、前記補正
ブラケット18は下側テーブル5に固定されており負荷
がかからないので変形しない。したがって、負荷による
ラム3の変形量、リアプレート9の変形量はある程度自
動補正され、各ボールスクリュー11の位置における補
正量を小さくできるとともに、負荷による左右サイドフ
レーム2,2のたわみ変形の影響やボールスクリュー1
1の発熱による伸びなどの影響も受けないようになって
いる。
【0033】S11:全てのボールスクリュー11の位
置における下限値が同じであれば、前記〜に記載さ
れたたわみなどにより曲げ加工すべき板材の中央部分は
パンチ6が行き着かず曲げ角度があまくなるいわゆる中
開き現象が生じる。そこで、下限位置にパンチ6が到達
したときに、先に計算した各ボールスクリュー11の位
置に対する補正値分だけパンチ6をさらに追い込んでや
ると、板材が全長にわたって等しい曲げ角度で曲げ加工
されることになる。
【0034】S12〜13:板材が所望の角度に曲げら
れるとラム3をラム上限まで上昇させ停止する。
【0035】また、曲げ荷重を実測する態様として次の
ように図7において破線で示すフローをたどることもで
きる。S1,S2の工程を経た後、直ちに板材を搬入し
て曲げ加工を行う(S7〜S10)。ここで、たとえば
サイドフレーム2,2に設けられる歪みセンサーにより
曲げ荷重を計測し(S14)、この計測された曲げ荷重
値からラム3,下側テーブル5,サイドフレームなどの
たわみ量を計算する(S4)。次に、計算された撓み量
からラム3の下限値の補正値を計算し、ラム3の下限目
標値を決定する(S5,S6)。決定された下限目標値
を達するような補正値分パンチ6をさらに追い込んでや
る(S11)。板材が所望の角度に曲げられるとラム3
をラム上限まで上昇させ停止する(S12,S13)。
【0036】本実施例のプレスブレーキ1によれば、上
側(駆動)テーブル4が互いに屈折自在に並設されてい
る複数のラム3からなるので、駆動テーブル全体を変形
させるような大きな駆動力が必要ないので、小さな曲げ
荷重でも感度よく検出することができるとともに駆動系
を小型化することができる。
【0037】また、本実施例のプレスブレーキ1は、支
持部材としてサイドフレーム2,2が左右両側に設けら
れているのみなので、図2に示されているように、前記
パンチ6,ダイ7の長さに相当する長い板材Wをフレー
ムギャップGより深い所まで差し込んで曲げることもで
きる。
【0038】本実施例のプレスブレーキ1において、各
ボールスクリュー11がそれぞれ加圧力を発生している
ので、例えば、主導動作により曲げ作業を行い、下限に
おいて板材を保持したままで補正値を変更してやること
により曲げ作業を行いながら中開き補正量の変更をする
ことができる。
【0039】前記実施例においては、ラム3a〜3eの
それぞれを二つのボールスクリュー11,11で加圧し
たが、図8に示されているように並設されるラム30a
〜30eの隣接部分を一つのボールスクリュー31で加
圧することもできる。隣接するラム30a〜30eは、
それぞれ上側段部32が下側段部33に重なり合うよう
に連結されている。
【0040】このラム30cとラム30dとの連結部を
詳細に示す側断面図が図9に示されている。ラム30c
と30dとは、ラム30cの上側段部32の下部に設け
られる凹球形状座34とラム30dの下側段部33の上
部に設けられる凸球形状座35とにより連結されてい
る。また、ボールスクリュー31の下端が凹球形状に形
成され、このボールスクリュー31とラム30cとの間
に凸球形状座36を挟むように構成されている。ボール
スクリュー31の推力はこれら球形状座34,35,3
6を介してラム30c,30dに伝達されるので連結部
は無理な力が作用することなく自在に揺動する。また、
ボールスクリュー31の下端部とラム30dの下側段部
33とは、スタッド38とジョイント37,37とによ
り連結されており、ボールスクリュー31とラム30d
とを互いに引き寄せるようにスタッド38を締めつける
ことで(図8参照)、連結部の隙間をなくすことができ
る。また、ジョイント37,37とスタッド38とはラ
ム30c,30dを上昇すべきときにそれらラム30
c,30dを引き上げる機能も有する。
【0041】この変形例に係るパンチプレスの側面図が
図10に示されている。このように、本変形例において
は、ACサーボモータ40による回転運動がタイミング
ベルト41,減速用アイドラプーリー42,タイミング
ベルト43,大プーリー44を介して伝達され、リアプ
レート45側に固定されているボールスクリュー46が
回転して上下運動することによりラム30a〜30eが
上下動される。
【0042】さらに、別の変形例として図11に示され
ているような油圧式のプレスブレーキも可能である。こ
のプレスブレーキにおいては、図示しない油圧発生源を
備える油タンクユニット50から油が油圧サーボ弁51
を介してリアプレート52に固定されている油圧シリン
ダ53に送られることによりラム30a〜30eが上下
動される。このようにACサーボ方式の代わりに油圧サ
ーボ方式を用いても同様の作用効果を奏するものであ
る。
【0043】前述のように、本発明は、種々に変更可能
なことは明らかである。このような変更は本発明の精神
および範囲に反することなく、また当業者にとって明瞭
な全てのそのような変形、変更は請求の範囲に含まれる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例のパンチプレスの斜視図であ
る。
【図2】図2は、本実施例のパンチプレスの側面図であ
る。
【図3】図3は、本実施例のパンチプレスの部分的背面
図である。
【図4】図4は、本実施例のパンチプレスの部分的背面
図である。
【図5】図5は、本実施例のパンチプレスの部分的平面
図である。
【図6】図6は、本実施例のパンチプレスの制御系を示
す図である。
【図7】図7は、本実施例のパンチプレスの動作を示す
フローチャートである。
【図8】図8は、変形例に係るパンチプレスの正面図で
ある。
【図9】図9は、変形例に係るパンチプレスの部分的側
顔面図である。
【図10】図10は、変形例に係るパンチプレスの側面
図である。
【図11】図11は、もう一つの変形例に係るパンチプ
レスの側面図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 2 サイドフレーム 3a〜3e,30a〜30e ラム 4 上側(駆動)テーブル 5 下側(固定)テーブル 6 パンチ 7 ダイ 11,46 ボールスクリュー 12,40 ACサーボモータ 16 サイドプレート 17 ビーム 18 補正ブラケット 20 リニアエンコーダ 51 油圧サーボ弁 53 油圧シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】本実施例のプレスブレーキ1において、各
ボールスクリュー11がそれぞれ加圧力を発生している
ので、例えば、手動動作により曲げ作業を行い、下限に
おいて板材を保持したままで補正値を変更してやること
により曲げ作業を行いながら中開き補正量の変更をする
ことができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】この変形例に係るプレスブレーキの側面図
が図10に示されている。このように、本変形例におい
ては、ACサーボモータ40による回転運動がタイミン
グベルト41,減速用アイドラプーリー42,タイミン
グベルト43,大プーリー44を介して伝達され、リア
プレート45側に固定されているボールスクリュー46
が回転して上下運動することによりラム30a〜30e
が上下動される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本実施例のプレスブレーキの斜視図
である。
【図2】 図2は、本実施例のプレスブレーキの側面図
である。
【図3】 図3は、本実施例のプレスブレーキの部分的
背面図である。
【図4】 図4は、本実施例のプレスブレーキの部分的
背面図である。
【図5】 図5は、本実施例のプレスブレーキの部分的
平面図である。
【図6】 図6は、本実施例のプレスブレーキの制御系
を示す図である。
【図7】 図7は、本実施例のプレスブレーキの動作を
示すフローチャートである。
【図8】 図8は、変形例に係るプレスブレーキの正面
図である。
【図9】 図9は、変形例に係るプレスブレーキの部分
的側面図である。
【図10】 図10は、変形例に係るプレスブレーキ
側面図である。
【図11】 図11は、もう一つの変形例に係るプレス
ブレーキの側面図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 プレスブレーキ 2 サイドフレーム 3a〜3e,30a〜30e ラム 4 上側(駆動)テーブル 5 下側(固定)テーブル 6 パンチ 7 ダイ 11,46 ボールスクリュー 12,40 ACサーボモータ 16 サイドプレート 17 ビーム 18 補正ブラケット 20 リニアエンコーダ 51 油圧サーボ弁 53 油圧シリンダ
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図9】
【図6】
【図7】
【図11】
【図8】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動テーブルに取り付けられる駆動側型
    と、固定テーブルに取り付けられる固定側型とにより挟
    圧されることにより板材が曲げ加工されるプレスブレー
    キであって、 両側にはそれぞれ一つずつのサイドフレームが設けら
    れ、前記駆動テーブルは各々に駆動手段が備えられてい
    る複数のラムが並設されてなり、各ラムに対応してそれ
    らラムの位置を検出する位置検出手段が前記固定テーブ
    ルに支持手段を介して設けられることを特徴とするプレ
    スブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記サイドフレームの
    内側に各サイドフレームに近接してそれぞれ設けられる
    サイドプレートとそれらサイドプレート間を連結する帯
    状プレートとから構成される補正ブラケットであり、こ
    の補正ブラケットの帯状プレートに前記位置検出手段が
    設けられることを特徴とする請求項1に記載のプレスブ
    レーキ。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、各ラムの両端部に設け
    られることを特徴とする請求項1または2に記載のプレ
    スブレーキ。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、隣接する二つのラムを
    連結しそれら二つのラムを同時に駆動させるように各連
    結部に設けられ、かつ前記駆動テーブルの両端部に設け
    られることを特徴とする請求項1または2に記載のプレ
    スブレーキ。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は、ACサーボ方式または
    油圧サーボ方式のものであることを特徴とする請求項1
    乃至4のうちのいずれかに記載のプレスブレーキ。
  6. 【請求項6】 前記板材の曲げ加工データを入力する入
    力手段、 入力された曲げ加工データから曲げ荷重を計算するかま
    たは実際に曲げ加工を行って曲げ荷重を検出し、これら
    計算または検出された荷重値から前記駆動テーブル,前
    記固定テーブルおよび前記サイドフレームの撓みを計算
    する演算手段、およびこの撓みに応じた補正値によりそ
    の駆動テーブルの停止位置をそれぞれ補正する制御手段
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいず
    れかに記載のプレスブレーキ。
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