JPH0829894A - フイルム画像自動再生方法 - Google Patents

フイルム画像自動再生方法

Info

Publication number
JPH0829894A
JPH0829894A JP6162192A JP16219294A JPH0829894A JP H0829894 A JPH0829894 A JP H0829894A JP 6162192 A JP6162192 A JP 6162192A JP 16219294 A JP16219294 A JP 16219294A JP H0829894 A JPH0829894 A JP H0829894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
information
frame
automatic
automatic reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6162192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564691B2 (ja
Inventor
Tadashi Sugiyama
直史 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP16219294A priority Critical patent/JP3564691B2/ja
Priority to US08/454,820 priority patent/US5808667A/en
Publication of JPH0829894A publication Critical patent/JPH0829894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564691B2 publication Critical patent/JP3564691B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次
自動的にモニタTVに再生できるようにする。 【構成】フイルムカートリッジ110内のフイルムの複
数フレームを示すインデックス画像及び/又は1フレー
ムのフイルム画像をモニタTV106に表示し、その表
示画面を見ながらフイルム内の複数のフイルム画像を順
次自動的に再生するための自動再生情報を入力する。こ
の入力した自動再生情報はフイルムカートリッジ110
に対応する記録媒体に記録される。そして、自動再生時
には、フイルムプレーヤ100は、記憶媒体から自動再
生情報を読み出し、その読み出した自動再生情報にした
がって1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自
動的に再生するようにしている。これにより、一旦記録
媒体に自動再生情報を記録すると、その後は何回でも何
時でも自動再生を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルム画像自動再生方
法に係り、特に1本のフイルム内の複数のフイルム画像
を順次自動的にモニタTVに再生するフイルム画像自動
再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像済みフイルムを収納するとと
もに情報記録可能な領域が設けられたフイルムカートリ
ッジが提案されている(特開平1−279250号公
報)。また、特開平1−289948号公報には、不揮
発性半導体及びそれへの再生/記録回路を有するフイル
ムカートリッジ等にフイルム画像以外の情報を記録する
方法が提案されている。
【0003】上記特開平1−279250号公報に記載
のフイルムカートリッジに対応する記録媒体にはプリン
ト情報が記録され、また、特開平1−279250号公
報に記載のフイルムカートリッジに対応する記録媒体に
は、フイルムからカメラに伝達する情報、カメラから現
像所に伝達する情報、撮影者及び取次店から現像所に伝
達する情報、現像所及び取次店から撮影者に伝達する情
報が記録されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フイルムカートリッジに対応する記録媒体には、1本の
フイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的にモニタ
TVに再生するための自動再生情報が記録されていず、
もちろん記録媒体から自動再生情報を読み出し、その読
み出した自動再生情報にしたがって複数のフイルム画像
を順次自動的に再生するフイルム画像再生装置に関する
記載もない。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次
自動的にモニタTVに再生することができるフイルム画
像自動再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、現像済みの写真フイルムが収納されたフイ
ルムカートリッジを使用し、該フイルムカートリッジか
らフイルムを画像読取部に給送してフイルム画像を読み
取り、該フイルム画像をモニタTVに表示させるフイル
ム画像自動再生方法において、前記フイルムカートリッ
ジ内のフイルムの複数フレームを示すインデックス画像
及び/又は1フレームのフイルム画像を前記モニタTV
に表示し、前記モニタTVの画面を見ながら前記フイル
ム内の複数のフイルム画像を順次自動的に再生するため
の自動再生情報を入力するとともに、その入力した自動
再生情報をフイルムカートリッジに対応する記録媒体に
記録し、自動再生時に前記記憶媒体から前記自動再生情
報を読み出し、その読み出した自動再生情報にしたがっ
て前記複数のフイルム画像を順次自動的に再生するよう
にしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、フイルムカートリッジ内のフ
イルムの複数フレームを示すインデックス画像及び/又
は1フレームのフイルム画像をモニタTVに表示し、そ
の表示画面を見ながらフイルム内の複数のフイルム画像
を順次自動的に再生するための自動再生情報を入力する
とともに、その入力した自動再生情報をフイルムカート
リッジに対応する記録媒体に記録する。そして、自動再
生時には、前記記憶媒体から自動再生情報を読み出し、
その読み出した自動再生情報にしたがって1本のフイル
ム内の複数のフイルム画像を順次自動的に再生するよう
にしている。従って、一旦記録媒体に自動再生情報を記
録すると、その後は何回でも何時でも自動再生を実行す
ることができる。尚、上記自動再生情報の記録と自動再
生とは、別の機器で実行することもできる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
画像自動再生方法の好ましい実施例を詳説する。図1は
本発明に係るフイルム画像自動再生方法が適用されるフ
イルムプレーヤの外観図である。同図に示すように、こ
のフイルムプレーヤ100は直方体状に形成され、その
前面にはフイルムカートリッジトレー102及び電源ス
イッチ104が設けられている。フイルムカートリッジ
トレー102は、フイルムカートリッジ110のローデ
ィング/アンローディング時に前後方向に進退駆動さ
れ、これよりフイルムカートリッジ110の収納または
取出しが行われる。
【0009】フイルムプレーヤ100にはマウス12
0、モニタTV106及びビデオテープレコーダ(VT
R)108が接続されており、マウス120からはフイ
ルムプレーヤ100を制御するための各種の操作信号が
フイルムプレーヤ100に出力され、フイルムプレーヤ
100からは映像信号がモニタTV106に出力される
とともに制御信号がVTR108に出力され、更にモニ
タTV106からは映像信号がVTR108に出力され
る。尚、マウス120によるフイルムプレーヤ100の
制御の詳細については後述する。
【0010】フイルムカートリッジ110は、図2に示
すように単一のスプール112を有し、このスプール1
12に写真フイルム114が巻回されている。写真フイ
ルム114には、各フレームの位置を示すパーフォレー
ション114Aが穿設されるとともに、フイルム全面又
はフイルム縁部に磁気記録層114Bが形成されてお
り、この磁気記録層114Bには、磁気ヘッドを有する
カメラによってフレーム毎の撮影データ等を示す磁気デ
ータが記録できるようになっている。また、現像処理さ
れた上記写真フイルム114はフイルムカートリッジ1
10に巻き取られ、これにより保管できるようになって
いる。
【0011】このフイルムカートリッジ110を使用す
るカメラは、カメラ内蔵の磁気ヘッドによって前記フイ
ルム114の磁気記録層114Bに各種の磁気データを
フレーム毎に記録することができる。記録される磁気デ
ータとしては、例えば、フレーム番号、ハイビジョン画
像、パノラマ画像及び通常画像のいずれかを示すプリン
トフォーマット、撮影日/時刻等が考えられるが、その
他、カメラによって多数種類のデータを記録することが
できる。また、前記写真フイルム114には、被写体光
によって露光されるフレーム領域以外にフイルムタイ
プ、フレーム番号等を示すバーコードや、撮影時にカメ
ラ内蔵の光源によってプリントフォーマット等を示すデ
ータを光学的に記録することができる。
【0012】図3は上記フイルムプレーヤ100の内部
構成の一実施例を示すブロック図である。このフイルム
プレーヤ100は、主として照明用の光源130、撮影
レンズ136、CCDラインセンサ142を含むCCD
回路ユニット140、第1信号処理回路151、第2信
号処理回路152、第3信号処理回路153、メモリ制
御回路154、CCDバッファM1、表示バッファM
2、中央処理装置(CPU)160、フイルム駆動メカ
170、光学データ読取装置180、磁気記録再生装置
182等を備えている。
【0013】光源130は、例えばフイルム114の給
送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなり、赤外カッ
トフィルタ132を介してフイルム114を照明する。
フイルム114を透過した画像光は、単焦点の撮影レン
ズ136を介してCCDラインセンサ142の受光面に
結像される。尚、CCDラインセンサ142によるフイ
ルム画像の撮像中には、フイルム114はフイルム駆動
メカ170によって一定速度で矢印A方向(以下、順方
向という)又は矢印B方向(以下、逆方向という)に移
動させられるが、このフイルム駆動の詳細については後
述する。
【0014】CCDラインセンサ142はフイルム給送
方向と直交する方向に配設されている。そして、CCD
ラインセンサ142の受光面に結像された画像光は、
R,G,Bフィルタを有する各センサで所定時間電荷蓄
積され、光の強さに応じて量のR,G,Bの信号電荷に
変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、C
CD駆動回路144から加えられる所定周期のリードゲ
ートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジ
スタ転送パルスによって順次読み出される。
【0015】尚、CCDラインセンサ142は、フイル
ム給送方向と直交する方向に例えば1024画素分のセ
ンサを有している。また、1フレームのフイルム給送方
向と同方向の画素数は、CCD駆動回路144のリード
ゲートパルス等の周期を変更しない場合にはフイルム給
送速度に応じて変化し、本実施例では標準のフイルム画
像を取り込む時の給送速度の1/2倍、1倍、8倍、1
6倍の各速度における画素数は、1792画素、896
画素、112画素、56画素である。
【0016】このようにしてCCDラインセンサ142
から読み出された信号電荷は、CDSクランプによって
クランプされてR,G,B信号としてアナログ処理回路
146に加えられ、ここでR,G,B信号のゲイン等が
制御される。アナログ処理回路146から出力される
R,G,B信号はマルチプレクサ148によって点順次
化され、A/Dコンバータ150によってデジタル信号
に変換されたのち、第1信号処理回路151及びCPU
160に加えられる。
【0017】第1信号処理回路151は、白バランス調
整回路、ネガポジ変転回路、γ補正回路及びRGB同時
化回路等を含み、順次入力する点順次のR,G,B信号
を各回路で適宜信号処理したのち、同時化したR,G,
B信号を第2信号処理回路152に出力する。尚、第1
信号処理回路151における白バランス調整回路は、C
PU160から加えられる制御信号に基づいて行うもの
で、その詳細は後述する。
【0018】第2信号処理回路152はマトリクス回路
を有し、入力するR,G,B信号に基づいて輝度信号Y
及びクロマ信号Cr/b を生成し、これらをメモリ制御回
路154に出力する。メモリ制御回路154は、上記輝
度信号Y及びクロマ信号Cr/b のCCDバッファM1へ
の書込み/読出しを制御するとともに、CCDバッファ
M1に記憶された輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b の表
示バッファM2への書込み/読出しを制御する。尚、C
CDバッファM1及び表示バッファM2への書込み/読
出し制御の詳細については後述する。
【0019】メモリ制御回路154によって表示バッフ
ァM2から読み出される輝度信号Y及びクロマ信号C
r/b は、第3信号処理回路153に加えられる。第3信
号処理回路153は、入力する輝度信号Y及びクロマ信
号Cr/b に基づいて例えばNTSC方式のカラー複合映
像信号を生成し、これをD/Aコンバータ156を介し
てビデオ出力端子158に出力する。尚、メモリ制御回
路154、第3信号処理回路156及びD/Aコンバー
タ156には同期信号発生回路159から所定周期の同
期信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の
同期がとられるとともに所要の同期信号を含む映像信号
が得られるようにしている。また、CCD回路ユニット
140、A/Dコンバータ150、第1信号処理回路1
51、第2信号処理回路152及びメモリ制御回路15
4にはCPU160によって制御されるタイミング信号
発生回路162からタイミング信号がそれぞれ加えられ
ており、これにより各回路の同期がとられている。
【0020】フイルム駆動メカ170は、フイルムカー
トリッジ110のスプール112と係合し、そのスプー
ル112を正転/逆転駆動するフイルム供給部と、この
フイルム供給部から送出されるフイルム114を巻き取
るフイルム巻取部と、フイルム搬送路に配設され、フイ
ルム114をキャプスタンとピンチローラとで挟持して
フイルム114を一定速度で送る手段とから構成されて
いる。尚、上記フイルム供給部は、フイルムカートリッ
ジ110のスプール112を図3上で時計回り方向に駆
動し、フイルム先端がフイルム巻取部によって巻き取ら
れるまでフイルムカートリッジ110からフイルム11
4を送り出すようにしている。
【0021】光学データ読取装置180は、フイルム1
14のパーフォレーション114Aを光学的に検出する
第1の光センサ180Aと、フイルム縁部に書き込まれ
ているバーコード等の光学データを光学的に検出する第
2の光センサ180Bとを含み、これらの光センサ18
0A、180Bを介して検出した光学データを処理して
CPU160に出力する。
【0022】磁気記録再生装置182は磁気ヘッド18
2Aを含み、磁気ヘッド182Aを介してフイルム11
4の磁気記録層114Bに記録されている磁気データを
読み取り、その磁気データを処理してCPU160に出
力してRAM160Aに記録し、また、CPU160の
RAM160Aに記録されたデータを読み出し、これを
磁気記録に適した信号に変換したのち磁気ヘッド182
Aに出力し、フイルム114の磁気記録層114Bに記
録する。
【0023】次に、上記構成のフイルムプレーヤ100
の作用について、図4に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。先ず、フイルムカートリッジ110をフ
イルムカートリッジトレー102にセットすると、CP
U160はフイルム駆動メカ170を制御してフイルム
ローディングを実行する(ステップ200)。即ち、フ
イルムカートリッジ110からフイルム114を送り出
し、フイルム先端をフイルム巻取部の巻取軸に巻き付け
る。
【0024】フイルムローディングが完了すると、フイ
ルム114の第1のプリスキャンを実行する。即ち、図
5に示すようにフイルム114を148.0mm/秒の
高速で順方向に給送し、続いて148.0mm/秒の高
速で逆方向に巻き戻す。上記順方向の第1のプリスキャ
ン時には、CCDラインセンサ142を介して画像デー
タが取り込まれるとともに、光学データ読取装置180
及び磁気記録再生装置182を介して光学データ及び磁
気データが読み取られる。
【0025】次に、上記第1のプリスキャン時に取り込
んだ画像データに基づく処理について説明する。CPU
160は、図3に示すA/Dコンバータ150から点順
次のR,G,B信号を入力する。CPU160は、全フ
レームのR,G,B信号を各別に取り込み、色信号別の
オフセット量、及び白バランスを調整するための色信号
別のゲイン調整量を算出し、これらの色信号別のオフセ
ット量を示すオフセットデータ及びゲイン調整量を示す
AWBデータをフレーム毎にCPU内蔵のランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)160Aに記憶する。また、
各フレームのR,G,B信号から各フレームの明るさを
示すAEデータをRAM160Aに記憶する。尚、CP
U160は、光学データ読取装置180及び磁気記録再
生装置182を介して加えられる光学データ及び/又は
磁気データに基づいてフイルム114の各フレームを検
知することができ、また、各フレームをカウントするこ
とによりフレーム番号も検知することができる。
【0026】次に、フイルム114の第2のプリスキャ
ンを実行する。即ち、図5に示すようにフイルム114
を74・0mm/秒の高速で順方向に再び給送し、続い
て148.0mm/秒の高速で逆方向に巻き戻す。上記
順方向の第2のプリスキャン時には、再びCCDライン
センサ142を介して画像データが取り込まれる。この
画像データの取込み時には、CPU160は、RAM1
60Aに記憶したAEデータに基づいて絞り制御装置1
64を介して各フレーム毎に絞り134を制御する。
尚、CCDラインセンサ142として、電子シャッタ機
構を有するものを使用する場合には、CCD駆動回路1
44を介してCCDラインセンサ142における電荷蓄
積時間を制御することにより、露光量を調整することが
でき、この場合には絞り134や絞り制御装置164は
不要になる。
【0027】また、CPU160は、第1信号処理回路
151において、各フレーム毎にR,G,B信号のオフ
セット量及び白バランスの調整を行わせる。即ち、CP
U160は、RAM160Aに記憶した各フレームの色
信号毎のオフセットデータを第1信号処理回路151に
出力し、第1信号処理回路151はこのオフセットデー
タに基づいて点順次のR,G,B信号のオフセット量を
調整する。同様に、CPU160は、RAM160Aに
記憶した各フレームの色信号毎のAWBデータを第1信
号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151は
このAWBデータに基づいて点順次のR,G,B信号の
ゲインを調整する。
【0028】上記AEデータ、AWBデータ等に基づい
て各フレームの画像データを調整しているため、各フレ
ームの撮影条件にかかわらず、良好な画像データを取り
込むことができる。このようにして調整された各フレー
ムの画像データ、即ち、第2信号処理回路152から出
力される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、メモリ制
御回路154を介してCCDバッファM1に順次記憶さ
れる。尚、前述したように標準のフイルム画像を取り込
む時の給送速度の8倍の速度でフイルム114が給送さ
れるため、図6(A)に示すように1フレームのフイル
ム給送方向と同方向の画素数は、112画素である。ま
た、CCDラインセンサ142は、前述したようにフイ
ルム給送方向と直交する方向に1024画素分のセンサ
を有しているが、1/16に間引くことにより1フレー
ムのフイルム給送方向と直交する方向の画素数は、64
画素である。そして、CCDバッファM1は、図6
(A)に示すように512×1024画素のデータを記
憶する記憶容量を有しており、これにより5×4×2
(=40)フレーム分の画像データを記憶することがで
きる。即ち、CCDバッファM1には、40フレーム分
のインデックス画像を示す画像データ(以下、インデッ
クス画像データという)が記憶されることになる。
【0029】表示バッファM2は、図6(B)に示すよ
うに512×1024画素のデータを記憶する記憶容量
を有しているが、上記インデックス画像データを記憶す
る場合には、1フレームの画素が73×128画素にさ
れて4×5(=20)フレーム分の画像データを記憶す
る。そして、インデックス画像をモニタTV106に表
示させる場合には、表示バッファM2の左上の480×
640画素分の領域が読み出される(図6(B)、
(C)参照)。
【0030】尚、表示バッファM2には1度に20フレ
ーム分の画像データしか記憶できないため、インデック
ス画像をスクロール又は画面切り替えを行うことによっ
て40フレーム分のインデックス画像を表示する。とこ
ろで、CPU160は、上記スキャン時における各フレ
ームの画像データの読取り順に各フレームに対してフレ
ーム番号を1、2、…とし、各フレームのフレーム番号
を示すキャラクター信号を出力することにより、フレー
ム番号がスーパーインポーズされたインデックス画像を
表示させるようにしている(ステップ202)。
【0031】上記のようにしてインデックス画像の作成
が行われ、インデックス画像がモニタTV106に表示
されると、続いてインデックス画像を見ながらマウス1
20を使用し、モニタTV106に所望のフイルム画像
を再生させるために必要な各種の情報(以下、自動再生
情報という)の入力を行う(ステップ204)。ところ
で、上記自動再生情報には、例えば、以下の情報があ
る。 <自動再生効果を高める情報> ・フレームの縦横情報:再生画面をモニタ上で正立させ
るための情報で上下左右の指定情報 ・文字情報 :各フレームに対する文字情報、
及びフイルム全体に関する文字情報 ・撮影日時 :各フレーム毎の撮影日時情報 ・再生フレーム枠情報:1フレーム全体からモニタ上に
再生する範囲を指定する情報 ・色補正情報 :マニュアル設定される情報で、
各フレーム毎の輝度、色合い、色の濃さ、コントラス
ト、シャープネス設定情報 ・特殊モニタ効果情報:各フレーム画面内容に応じた自
動色補正情報(夕焼け効果、夜景効果等) ・クローズアップ情報:倍率情報と拡大中心位置情報 ・自動ズーミング情報:ズーム開始倍率、ズーム終了倍
率及びズーミング時間を含む情報 ・画面切替え情報 :フレーム間の画面切替え方法を
指定する情報で、即切替え、スクロールイン/アウト、
フェードイン/アウト、オーバーラップ、ワイプイン/
アウトを示す情報と、これらの切替え時間情報(秒単
位) ・画面内の移動情報 :1フレームの画面内をスキャン
する移動情報(パン、チルト情報)と、これらの移動時
間情報(秒単位) ・画面表示時間情報 :各フレームの全表示時間(秒単
位) ・再生時の音声情報 :自動再生時の音楽種類の指定
(各フレーム毎、あるいはフイルム全体に指定) ・文字表示指定情報 :自動再生時にタイトルのみ表示
するか、日時のみを表示するか、両方表示するか、ある
いあ両方表示しない等の指定情報、及び表示色、表示位
置の情報 <その他> ・自動色補正情報 :プリスキャン時に自動的に設定
される色補正情報で、前述したAE、AWBデータ <自動再生の制御に関する情報> ・再生開始フレーム番号情報 :自動表示時の開始フ
レーム番号情報 ・再生終了フレーム番号情報 :自動表示時の終了フ
レーム番号情報 ・次に移動するフレーム番号情報:自動表示時の次に表
示するフレーム番号情報 ・未再生フレーム指定情報 :自動表示時に再生し
ないフレーム番号、又は各フレーム毎にするかしないか
の指定情報 ・ダビング指示情報 :VTRへのダビング
指示情報 上記各情報の入力は、マウス120の〔実行〕キー12
0A及び〔取消〕キー120B(図3参照)と、ロール
による矢印位置指定とによって行われる。
【0032】即ち、CPU160は、図7に示すように
20フレーム分のインデックス画像とともに各種の設定
メニューを示す文字又はアイコンをモニタ画面の下側に
表示させる。このインデックス画面における編集対象の
フレームの選定は、マウス120を用いて矢印を編集対
象のフレームに移動させて〔実行〕キー120Aをクリ
ックすることによって行う。選定されたフレームは、図
7の7番目のフレームに示すように他のフレームに比べ
て濃い黒枠が表示される。
【0033】その後、任意の設定メニューを示す示す文
字又はアイコンの位置に矢印を移動させ、〔実行〕キー
120Aを操作することによって、設定メニューを選択
する。通常、いずれかのフレームが選定されるが、各フ
レームに無関係な情報、あるいは共通の情報(自動再生
開始フレーム、フレームタイトル他)を設定する場合
は、その時選定されているフレームは無視して取り扱わ
れる。
【0034】例えば、各フレームの再生順序に関する情
報を入力する場合には、マウス120によって再生順序
設定メニューを選択する。その後、マウス120によっ
て再生順序に応じたフレームに矢印を移動させて〔実
行〕キー120Aをクリックする。これを繰り返すこと
にり複数フレームの再生順序を入力することができる。
尚、再生順を指定する毎にインデックス画像の各フレー
ムに再生順序を示す番号を表示するようにすれば、重複
して指定するおそれがなくなる。また、最初に指定した
フレーム及び最後に指定したフレームのフレーム番号情
報は、それぞれ前述した再生開始フレーム番号情報及び
再生終了フレーム番号情報に対応し、また指定しなかっ
たフレームのフレーム番号情報は、未再生フレーム指定
情報に対応する。
【0035】同様にして、前述した各種の情報をオンス
クリーン対話方式でマウス120を使いながら入力する
ことができる。上記情報の入力が終了すると、1フレー
ムをモニタ表示するか否かの選択が行われる(ステップ
206)。そして、1フレームを表示することが選択さ
れると、そのフレーム画像を見ながら上記と同様な情報
を入力することができる。
【0036】即ち、先ずフレーム番号を設定し(ステッ
プ208)、続いて図5に示すようにフイルム114を
9.25mm/秒で順方向に1フレーム分給送して、設
定したフレーム番号のフレームをスキャン(本スキャ
ン)する(ステップ210)。この本スキャン時にCC
Dラインセンサ142を介して画像データがCCDバッ
ファM1に取り込まれる。
【0037】この画像データの取込み時には、CPU1
60は、RAM160Aに記憶したAEデータ、AWB
データ等に基づいて各フレームの画像データを調整して
いるため、各フレームの撮影条件にかかわらず、良好な
画像データを取り込むことができる。また、このように
してCCDバッファM1に取り込まれる1フレーム分の
画素数は、図6(D)に示すように512×896画素
である。即ち、1024画素分のセンサを有するCCD
ラインセンサ142のCCD出力を、本スキャン時には
1/2に間引き、これにより1フレームのフイルム給送
方向と直交する方向の画素数を512とし、また、フイ
ルム給送速度をインデックス画像の画像データの取込み
時に比べて1/8にすることにより、インデックス画像
の1フレームのフイルム給送方向と同方向の画素数(1
12画素)の8倍の896画素としている。
【0038】上記のようにしてCCDバッファM1に取
り込まれた1フレーム分の画像データは、表示バッファ
M2に転送され、この表示バッファM2の記憶内容が繰
り返し読み出されことによりモニタTV106に1フレ
ームの画像が表示される。尚、このモニタ画面には、図
8(A)に示すようにフレーム番号(同図上では7)が
モニタ画面左上に表示され、また各種の設定メニューを
示す文字又はアイコンをモニタ画面の下側に表示され
る。
【0039】上記メニューの選択は、前述したインデッ
クス画像を用いた情報入力時と同様にマウス120を使
用して行われる。いま、「画面切替え」を示す文字又は
アイコンに矢印を合わせて〔実行〕キー120Aをクリ
ックすると、画面切替え設定メニューとなり、画面切替
え設定メニューの各項目のパラメータが、画面左下に表
示される(図8(B))。尚、以前の設定パラメータは
点滅するようになっている。
【0040】ここで、マウス120を動かし、任意のパ
ラメータに矢印を移動させ、〔実行〕キー120Aをク
リックすると、これによって選択されたパラメータに点
滅位置が移る。そして、再び〔実行〕キー120Aをク
リックすると(2回目のクリックで)、パラメータが設
定されるとともにその項目の設定画面が消える。ここ
で、キャンセルする場合は、〔取消〕キー120Bをク
リックする。この場合、機器の初期値、あるいは以前に
設定されたパラメータに戻り、設定画面が消える。
【0041】次に、図示しないキーボードを使用して文
字情報を入力する場合について説明する。この場合に
は、先ずマウス120でモニタ画面上の矢印を動かし、
設定画面の「タイトル」の文字又はアイコンを選択し、
〔実行〕キー120Aでクリックする。これにより、タ
イトル設定メニューとなり、図8(C)に示すようにモ
ニタ画面の下側に横長の白欄(左すみが点滅)と、その
右上側に「確定」と「取止め」の文字が表示される。
【0042】続いて、フイルムプレーヤ100に接続さ
れたキーボード(図示せず)を操作すると、左隅から右
側に順にタイトルが入力される。点滅位置も順に右に移
動する。文字入力の途中で訂正がある場合には、〔取
消〕キー120Bをクリックする。これにより、右側の
点滅された部分のタイトルが1文字ずつ消えてキャンセ
ルされる。全ての入力が終了すると、マウス120で矢
印を「確定」表示部分に移動し、〔実行〕キー120A
をクリックする。これによりタイトル設定が終了すると
ともに、白欄、「確定」、「取止め」の文字が消える。
タイトル入力を止める場合は、マウス120で矢印を
「取止め」表示部分に移動し、〔実行〕キー120Aを
クリックする。これにより、いままで設定したタイトル
情報が消え、設定する前のタイトルがその情報として残
る。
【0043】上記のようにして各種の情報をオンスクリ
ーン対話方式でマウス120を使いながら入力すること
ができる。上記情報の入力が終了すると(ステップ21
4)又はステップ206でフレーム表示を選択しない場
合には、図5に示すようにフイルム114を148.0
mm/秒の高速で順方向に給送し、この給送中に予めフ
イルム114の磁気記録層114Bから読み取られてC
PU160のRAM160Aに記憶された磁気データ、
ステップ204や212で入力した情報等がフイルム1
14の磁気記録層114Bに記録される(ステップ21
6)。続いて148.0mm/秒の高速で逆方向に巻き
戻され、フイルムカートリッジ110が取り出される
(ステップ218)。
【0044】次に、複数のフイルム画像を順次自動的に
再生する自動再生について、図9のフローチャートを参
照しながら説明する。同図において、上記のようにして
自動再生情報が磁気記憶層に記憶されたフイルムカート
リッジ110がフイルムプレーヤ100に挿入される
と、プリスキャンを実行し、フイルム114の磁気記録
層114Bから自動再生情報を読み出し、RAM160
Aに格納する(ステップ220)。ここで、図示しない
自動再生キー等をONにすると、各フレーム画面の自動
再生が開始される(ステップ221)。
【0045】即ち、先ず自動再生情報のうちの開始フレ
ーム番号情報から開始フレームを検出する(ステップ2
22)。そして、そのフレームに対応した自動再生情報
に基づいてフレーム画面の再生を行う(ステップ22
3)。その後、予め設定した画面表示時間が終了する
と、次に移動するフレーム番号情報から次の再生フレー
ムの有無を判別し(ステップ224)、フレーム指定が
ある場合には、そのフレームに対して未再生フレーム指
定情報が記録されているか否かによって再生禁止フレー
ムか否かを判別する(ステップ226)。再生禁止フレ
ームの場合には、ステップ224に戻り、次に移動する
フレーム番号情報から次の再生フレームの有無を判別す
る。
【0046】一方、再生禁止フレームでない場合には、
ステップ223に進み、そのフレームに対応した自動再
生情報に基づいてフレーム画面の再生を行う。このよう
にして、ステップ223からステップ226の処理を繰
り返し、予め再生を指定した複数のフレームの自動再生
を行う。そして、ステップ224において、再生終了フ
レーム番号情報によって自動再生の終了が判断される
と、自動再生を終了させる(ステップ228)。
【0047】上記実施例では、自動再生情報をフイルム
114の磁気記録層114Bに記録するようにしたが、
これに限らず、フイルムカートリッジ110に付帯のI
Cメモリ、フイルムカートリッジ110とは別体のメモ
リカードやフロッピーディスク、ハードディスク等に自
動再生情報を記録し、これらの外部記録媒体から自動再
生時に自動再生情報を読み出すようにしてもよい。
【0048】次に、フイルムカートリッジ110に付帯
のICメモリを使用し、かつ自動再生画面等をVTR1
08に記録する場合について説明する。この場合、図1
0に示すようにフイルムカートリッジ110が挿入され
ると(ステップ230)、フイルムカートリッジ110
に付帯のICメモリから自動再生情報を読み出し、フイ
ルムプレーヤ100のRAM160Aに格納する(ステ
ップ231)。ここで、自動再生キー等をONにする
と、開始フレーム番号情報から開始フレームを検出する
(ステップ232)。続いて、自動再生情報中にVTR
108へのダビング指示情報が有るか否かを判別する
(ステップ234)。
【0049】VTR108へのダビング指示情報が有る
場合には、フイルムプレーヤ100からダビング開始を
指令する制御信号をVTR108に出力する(ステップ
236)。尚、フイルムプレーヤ100からは例えば汎
用性の高いRS−232Cのコネクタを介して上記制御
信号がVTR108に出力される。また、フレーム画像
を示す映像信号や音声信号は、モニタTV106からV
TR108に出力される(図1参照)。
【0050】そして、ダビング開始を指令する制御信号
がVTR108に出力されると、又はVTR108への
ダビング指示情報が無い場合には、音楽情報、コメント
情報にしたがって1フレームから順に最終フレームまで
音楽を流しながら、あるいは各フレーム毎にコメントを
出力しながら、そのフレームに対応した自動再生情報に
基づいてフレーム画面の再生を行う(ステップ238、
240)。尚、音楽情報、コメント情報等の音声情報
は、自動再生情報の入力時のものに限らず、予めカメラ
によって記録したカメラ撮影時の音声、あるいは風景音
を示す情報でもよい。
【0051】一方、ステップ240において、再生終了
フレーム番号情報によって自動再生の終了が判断される
と、VTR108でのダビング中か否かを判別し(ステ
ップ242)、ダビング中の場合にはVTR108にダ
ビング停止指令を出力したのち、ダビング中でない場合
には直ちに自動再生を終了させる(ステップ244、2
45)。
【0052】次に、フイルムカートリッジ本体又はフイ
ルムに光学的にカートリッジID番号が記録されたフイ
ルムカートリッジ110を使用し、且つ自動再生情報及
びカートリッジID番号が記録されたハードディスクを
使用する場合について説明する。この場合、図11に示
すようにフイルムカートリッジ110をフイルムプレー
ヤ100に挿入するとともに、ハードディスクを図示し
ないディスクドライバに挿入する(ステップ250)。
フイルムプレーヤ100は、フイルムローディングの過
程でフイルムカートリッジ110から光学的にカートリ
ッジID番号を検出し(ステップ252)、その検出し
たカートリッジID番号がハードディスクに登録されて
いるかの検索を指示する。そして、フイルムプレーヤ1
00に挿入されたフイルムカートリッジ110のカート
リッジID番号がハードディスクに登録されていない場
合には、自動再生を終了し(ステップ264)、例えば
ハードディスクを交換する。
【0053】一方、カートリッジID番号がハードディ
スクに登録されている場合には、そのハードディスクか
ら自動再生情報を読み出してRAM160Aに格納した
のち、自動再生情報のうちの開始フレーム番号情報から
開始フレームを検出する(ステップ258)。そして、
そのフレームに対応した自動再生情報に基づいてフレー
ム画面の再生を行う(ステップ260)。
【0054】その後、予め設定した画面表示時間が終了
すると、最終フレームの自動再生が終了したか否かを判
別し(ステップ262)、最終フレームでない場合には
ステップ260に戻り、次の再生フレームを自動再生
し、最終フレームの場合には自動再生を終了させる(ス
テップ264)。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ム画像自動再生方法によれば、フイルムカートリッジ内
のフイルムの複数フレームを示すインデックス画像及び
/又は1フレームのフイルム画像をモニタTVに表示
し、その表示画面を見ながらフイルム内の複数のフイル
ム画像を順次自動的に再生するための自動再生情報を入
力するとともに、その入力した自動再生情報をフイルム
カートリッジに対応する記録媒体に記録するようにした
ため、自動再生時には、前記記憶媒体から自動再生情報
を読み出し、その読み出した自動再生情報にしたがって
1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的に
再生することができる。従って、一旦記録媒体に自動再
生情報を記録すると、その後は何回でも何時でも容易に
自動再生を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフイルム画像自動再生方法
が適用されるフイルムプレーヤの外観図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムプレーヤに適用さ
れるフイルムカートリッジの一例を示す図である。
【図3】図3は図1に示したフイルムプレーヤの内部構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図4は図1に示したフイルムプレーヤの作用を
説明するために用いたフローチャートである。
【図5】図5は図1に示したフイルムプレーヤにおいて
搬送されるフイルムの搬送シーケンスの一例を示す図で
ある。
【図6】図6(A)乃至(D)は図1に示したフイルム
プレーヤにおけるCCDバッファ、表示バッファにおけ
る記憶領域及びモニタTVの表示画面を示す図である。
【図7】図7はインデックス画像を使用して自動再生情
報を入力する場合のモニタ画面の一例を示す図である。
【図8】図8(A)乃至(C)はそれぞれ1フレーム画
像を使用して自動再生情報を入力する場合のモニタ画面
の一例を示す図である。
【図9】図9は本発明に係るフイルム画像自動再生方法
による自動再生の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図10】図10は本発明に係るフイルム画像自動再生
方法による自動再生の他の実施例を示すフローチャート
である。
【図11】図11は本発明に係るフイルム画像自動再生
方法による自動再生の更に他の実施例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100…フイルムプレーヤ 106…モニタTV 108…ビデオテープレコーダ 110…フイルムカートリッジ 114…写真フイルム 114B…磁気記録層 120…マウス 130…光源 135…撮影レンズ 142…CCDラインセンサ 151…第1信号処理回路 152…第2信号処理回路 153…第3信号処理回路 154…メモリ制御回路 160…中央処理装置(CPU) 170…フイルム駆動メカ 180…光学データ読取装置 182…磁気記録再生装置 M1…CCDバッファ M2…表示バッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像済みの写真フイルムが収納されたフ
    イルムカートリッジを使用し、該フイルムカートリッジ
    からフイルムを画像読取部に給送してフイルム画像を読
    み取り、該フイルム画像をモニタTVに表示させるフイ
    ルム画像自動再生方法において、 前記フイルムカートリッジ内のフイルムの複数フレーム
    を示すインデックス画像及び/又は1フレームのフイル
    ム画像を前記モニタTVに表示し、 前記モニタTVの画面を見ながら前記フイルム内の複数
    のフイルム画像を順次自動的に再生するための自動再生
    情報を入力するとともに、その入力した自動再生情報を
    フイルムカートリッジに対応する記録媒体に記録し、 自動再生時に前記記憶媒体から前記自動再生情報を読み
    出し、その読み出した自動再生情報にしたがって前記複
    数のフイルム画像を順次自動的に再生するようにしたこ
    とを特徴とするフイルム画像自動再生方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体は、前記写真フイルムに形
    成された磁気記録層、前記フイルムカートリッジに配設
    された半導体メモリ又は前記フイルムカートリッジに対
    応するメモリカード、磁気ディスク等の付帯の記録メデ
    ィアのうちのいずれかである請求項1のフイルム画像自
    動再生方法。
  3. 【請求項3】 前記自動再生情報は、前記モニタTVの
    画面を見ながら記録した情報及び/又は撮影時にカメラ
    で記録した情報である請求項1のフイルム画像自動再生
    方法。
  4. 【請求項4】 前記自動再生情報は、各フレームの縦横
    に関する情報を含み、自動再生時に全てのフイルム画像
    を正立させる請求項1のフイルム画像自動再生方法。
  5. 【請求項5】 前記自動再生情報は、文字情報と、撮影
    日時情報と、再生フレーム枠情報と、マニュアル設定さ
    れる色補正情報と、特殊モニタ効果情報と、自動的に設
    定される自動色補正情報と、撮影倍率情報及び撮影中心
    位置情報を含むクローズアップ情報と、ズーム開始倍
    率、ズーム終了倍率及びズーミング時間を含む自動ズー
    ミング情報と、フレーム間の画面切替え方法を指定する
    画面切替え情報と、、各フレームの再生順序に関する情
    報と、画面表示時間情報と、1フレームの画面内をスキ
    ャンする移動情報のうちの少なくとも1つを含む請求項
    4のフイルム画像自動再生方法。
  6. 【請求項6】 前記自動再生情報は音声情報を含み、自
    動再生時にフイルム画像とともに音声を再生する請求項
    4のフイルム画像自動再生方法。
  7. 【請求項7】 前記フイルム画像再生手段にビデオテー
    プレコーダを接続するとともに、前記記録媒体にビデオ
    テープレコーダへのダビング指示情報を記録し、前記自
    動再生時に前記記憶媒体から前記ダビング指示情報を読
    み出し、その読み出した情報にしたがって前記フイルム
    カートリッジ内のフイルム1本分のフイルム画像を自動
    的に再生するとともに前記ビデオテープレコーダに録画
    させるようにしたことを特徴とする請求項1又は6のフ
    イルム画像自動再生方法。
JP16219294A 1994-07-14 1994-07-14 フイルム画像自動再生方法 Expired - Fee Related JP3564691B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16219294A JP3564691B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フイルム画像自動再生方法
US08/454,820 US5808667A (en) 1994-07-14 1995-05-31 Method of automatically regenerating and printing film image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16219294A JP3564691B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フイルム画像自動再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0829894A true JPH0829894A (ja) 1996-02-02
JP3564691B2 JP3564691B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=15749755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16219294A Expired - Fee Related JP3564691B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フイルム画像自動再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3564691B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3564691B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3409045B2 (ja) フイルム画像入力方法及び装置
US6191811B1 (en) Film image regenerating method and device
JP3391107B2 (ja) プリントの注文受付方法
US6094217A (en) Automatic regenerating method for film image
US5808667A (en) Method of automatically regenerating and printing film image
JP3690688B2 (ja) 磁気情報の記録方法
JP3705375B2 (ja) フイルム画像自動再生方法
JP3444377B2 (ja) フイルム画像自動プリント方法
JP3551268B2 (ja) フイルム画像入力方法
JP3383963B2 (ja) 写真フイルムに対する記憶容量の拡張方法及びフイルムプレーヤ
JP3564691B2 (ja) フイルム画像自動再生方法
JP3958660B2 (ja) フイルム画像入力方法及び装置
JP3770402B2 (ja) フイルム画像自動再生方法
JP3518625B2 (ja) フイルム画像ファイル装置
JP3353231B2 (ja) フイルムスキャナにおける電子ズーム方法
JP3964468B2 (ja) 画像再生装置
JP3568131B2 (ja) 写真フイルムの情報記録再生方法
JPH089315A (ja) フイルム画像入力方法
JP3391106B2 (ja) プリントの注文受付方法
JP3541972B2 (ja) フイルムプレーヤ
JP3601794B2 (ja) フイルムスキャナにおけるスキャン方法
JP3284775B2 (ja) フィルム画像再生装置
JPH07154678A (ja) フィルム画像再生装置
JPH07154679A (ja) フィルム画像再生装置
JPH08279959A (ja) フイルムスキャナ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees