JPH08298785A - 電力変換回路の保護回路 - Google Patents

電力変換回路の保護回路

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JPH08298785A
JPH08298785A JP7099218A JP9921895A JPH08298785A JP H08298785 A JPH08298785 A JP H08298785A JP 7099218 A JP7099218 A JP 7099218A JP 9921895 A JP9921895 A JP 9921895A JP H08298785 A JPH08298785 A JP H08298785A
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JP
Japan
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circuit
switching element
protection
signal
power conversion
Prior art date
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Application number
JP7099218A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kuriyama
茂 栗山
Nobuo Inoue
信男 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】スイッチング素子を直列に接続したアームを用
いた電力変換回路における(−)側に接続されたスイッチ
ング素子の短絡,開放を検出すること導通状態でのスイ
ッチング素子出力電圧がある規定値以上かどうかを検出
する回路を設ける。スイッチング素子を不導通信号でも
コレクタ電圧はゲートの(+)電圧を有する回路構成と
して誤検出しないようにした。 【効果】保護回路の数を減らし、保護回路が動作した信
号を1個に出来、検出用の電線が不要になったので小さ
なスペースにすることが出来た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電動機駆動用のイン
バータやバッテリの充電装置にフルブリッジ回路にスイ
ッチング素子を直列に接続したアームを用いた電力変換
回路の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング素子の保護回路として特開
平5−219752 号公報があり、アーム短絡出力の相間短絡
からスイッチング素子を保護するものである。
【0003】(1)出力電圧が直流電源の(−)電位近
傍か(+)電位近傍かを短時間(数マイクロ秒)で行う
ため(+)電源線を配線する必要があり、高電圧に耐え
るよう絶縁するため沿面距離を大きくしなければならず
スペースが大きくなる。
【0004】(2)電力変換装置の動作停止時は(−)
側(+)側のスイッチング素子を共にオフしておくこと
がより確実である。共にオフではスイッチング素子は高
抵抗となり、出力側の電位は不安定となる。検出回路が
不安定となる。
【0005】その他、負荷短絡からスイッチング素子の
破壊を防止する保護回路として、スイッチング素子が導
通したときコレクタ電圧が規定値を越えているか検出し
ベース電流を遮断する特開昭59−165961号公報があり、
トランジスタチョッパに用いられて負荷短絡で過大電流
がスイッチング素子に流れ続くのを防止してスイッチン
グ素子の破壊を無くする。
【0006】この技術を三相インバータに適用すると6
個の保護回路を必要とする。特にコレクタ電圧は大きな
値であると絶縁耐圧を持たせるため沿面距離を大きくす
るため大きなスペースを必要とする。
【0007】またスイッチング素子の保護回路として、
オン信号とアノード電圧の比較を行いスイッチング素子
の短絡を検出し過大電流を防止する特公昭53−34819 号
公報がありサイリスタチョッパ回路に用いられる。この
技術を3相インバータに適用すると6個の保護回路を必
要とする。
【0008】このため制御回路のスペースが大きくなる
という問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はスイッ
チング素子を直列に接続したアームから構成された電力
変換回路の保護回路を簡単な構成にし、装置組込のスペ
ースを小さくして小形化することと、保護動作を確実に
する回路構成を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)スイッチング素子を直列に接続したアームを用い
た電力変換回路における(−)側に接続されたスイッチ
ング素子の短絡(ショート)開放(オープン)を検出す
ること導通状態でのスイッチング素子出力電圧がある規
定値以上かどうかを検出する回路を設ける。
【0011】(2)各々のアームの(−)側に接続され
たスイッチング素子の不具合を検出し、この各々の信号
を入力としたOR回路の出力を別の電源と絶縁した信号
に換えインバータ制御回路に不具合の信号を1個のみ送
る。
【0012】
【作用】(+)側に接続されたスイッチング素子が正常
なとき負荷に過大電流が流れると、順方向コレクタ電圧
が増加し負荷が短絡していると十数V以上となる。
【0013】(−)側に接続されたスイッチング素子の
順方向コレクタ電圧降下を、10V以上(規定値)を過
大電流とするレベル検出値とし負荷短絡を検知すること
でスイッチング素子の破壊を保護することが出来る。
【0014】(+)側に接続されたスイッチング素子が
異常(ショート)なとき(−)側に接続されたスイッチン
グ素子の過大電流検出でアーム短絡を検知し保護するこ
とが出来る。
【0015】(+)側に接続されたスイッチング素子が
異常(オープン)なとき(−)側に接続されたスイッチ
ング素子のオープン状態を監視することで他の(−)側
に接続されたスイッチング素子がオンのとき異常と検知
し保護することが出来る。
【0016】これらの関係を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】つまり(−)側に接続されたスイッチング
素子のショート,オープン状態、過大電流検出を監視す
ることで(+)側に接続されたスイッチング素子の異常
も保護することが出来る。それで(+)側に接続された
スイッチング素子と同じ数の保護回路を減らすことが出
来る。
【0019】また、電力変換回路(インバータ)の
(−)側に接続されたスイッチング素子のみを検出する
ので検出回路の電源は共用化できる。それで不具合が生
じたとき、従来方式では例えば3相インバータにおいて
は6個の信号をだしていたが、本方式では3個のスイッ
チング素子は同じ電圧からの信号なので外部には1個の
信号に低減出来る。従来3相インバータでは6個の信号
があった。本発明によれば不具合信号を集約して1個に
出来るので信号を高電圧から絶縁処理する回路が低減出
来る。
【0020】さらに(+)側に接続されたスイッチング
素子が異常かの検出線も不要となり高電圧配線が無くな
り制御回路のプリント基板のスペースを小さくすること
が出来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図2に示した充電回路に用い
ている電力変換回路(DC−DCコンバータ)に含まれ
るフルブリッジ回路に従って説明する。
【0022】スイッチング素子はIGBT,FET,ト
ランジスタがあり以下FETの場合を示す。
【0023】商用電源1からリアクトルL1を接続し、
ダイオードD1・D2スイッチング素子Q1,Q2から
なる力率1制御回路16に接続する。(+)電源線3
(−)電源線4にコンデンサC1を接続し直流電源2を
構成する。
【0024】スイッチング素子Q3,Q4を直列に接続
しアーム5−1を構成し、スイッチング素子Q5,Q6
を直列に接続しアーム5−2を構成して(+)電源線
3,(−)電源線4に接続しこれらのアームでフルブリ
ッジ回路6(電力変換回路)を構成する。
【0025】フルブリッジ回路6から高周波トランス7
の1次コイル8を接続する。2次コイル9はダイオード
D3,D4,D5,D6からなる整流ダイオードブリッ
ジ11に接続しリアクトルL2充電コンタクタ12−1
を介し主バッテリ13の(+)線14に(−)線15は
充電コンタクタ12−2を介して(−)電源線4に接続
する。つまり、DC−DCコンバータを構成する。
【0026】充電コンタクタ12−1および充電コンタ
クタ12−2の接点を閉じ、フルブリッジ回路の制御回
路17はゲートドライブ回路18を駆動させてフルブリ
ッジ回路6を動作させて負荷(バッテリ)に電流を流
す。
【0027】商用電源1の接続を止め走行コンタクタ2
0充電コンタクタ12−2の接点を閉じ、また補助充電
コンタクタ21の接点を閉じる。高周波トランス7の中
間タップ付コイル10からの出力電圧をダイオードD
8,D9で整流しコンデンサC3で平滑されると共にリ
アクトルL3を介して補助バッテリ22に充電電流を流
す。充電電流はフルブリッジ回路6を動作させて、制御
される。
【0028】つまり充電コンタクタ12−1充電コンタ
クタ12−2走行コンタクタ20および補助充電コンタ
クタ21の切り替えとフルブリッジ回路6の動作によ
り、主バッテリ13あるいは補助バッテリ22に充電電
流を流しフルブリッジ回路の制御回路17により充電電
流の値がコントロールされる。
【0029】図3は図2のゲートドライブ回路18を詳
しく説明したものである。
【0030】ホトカプラPC1,抵抗R1…R4,トラ
ンジスタT1,T2,T3からなるゲート回路23が各
スイッチング素子Q3…Q6に接続されホトカプラPC
の入力はフルブリッジ回路の制御回路17に接続され
る。
【0031】A1,B1,A2,B2,A3,B3は独
立した(絶縁された)電源に接続される。ツェナダイオ
ードZD1はゲート電圧の(+)側電圧を示す。
【0032】フルブリッジ回路の制御回路17電源vc
cは一般に低電圧が用いられ、電気車では補助バッテリ
22より供給される。
【0033】インバートINV1,INV2からゲート
回路23のホトカプラPC1までが低電圧で抵抗R1,
R4トランジスタTR1,TR3は主バッテリ13に接
続されているため高電圧である。
【0034】ホトカプラPC1で信号の授受を行い、各
スイッチング素子Q3,…,Q6のゲートに(+)電圧
を印加して導通(オン)させ、(−)電圧を印加して不
導通(オフ)にさせる。
【0035】図1は図2に示した保護検出回路19の詳
細図である。
【0036】ゲートドライブ回路の18ゲート信号(端
子D)から抵抗R14を介して排他的OR回路素子EX
−OR1の入力に接続する。
【0037】抵抗R11,R12,R13を直列にして
ツェナダイオードZD1に接続する。抵抗R11,R1
2の接続点からダイオードD11のアノードを接続しカ
ソードをFETのドレインに接続する。
【0038】抵抗R11は抵抗R12,R13に対し小
さくしておく。検出電圧を10Vとしツェナダイオード
ZD1の電圧を15Vとする。また排他的OR回路素子
EX−OR1はCMOSとし、スレッシュホールド電圧
は7.5V(電源電圧の半分)とする。
【0039】10*R13/(R12+R13)が7.
5V になるよう抵抗R12,R13の値を決める。
【0040】排他的OR回路素子EX−OR1の出力か
らダイオードD31を接続しアノード側を端子Fとす
る。
【0041】同じように、スイッチング素子Q6に対し
てはダイオードD21,抵抗R22,R23排他的OR
回路素子EX−OR2より、出力は端子Fに接続され
る。
【0042】端子FよりダイオードD30を介して図3
のゲートドライブ回路18に含まれるオン信号ロック回
路24のダイオードD11−1,D11−2によりオン
信号がロックされる。
【0043】また端子Fより抵抗R15を介してPNP
トランジスタT11のベースに接続しコレクタより抵抗
R16を経てホトカプラPC2の発光ダイオードを通電
する。
【0044】ホトカプラPC2の出力側は抵抗R17を
介してサイリスタSCR1のゲートに接続されアノード
はダイオードD31,D32を経てゲートドライブ回路
18に含まれるゲート回路23−1,23ー2のホトカ
プラPC1のダイオードに電流が流れないようにしゲー
ト入力信号を遮断する。
【0045】端子FよりダイオードD30が(−)側の
スイッチング素子Q4,Q6のオン信号を早く遮断す
る。サイリスタSCR1の点弧はスイッチング素子Q
3,…,Q6のオン信号を遮断し続ける。
【0046】保護回路は(−)側のスイッチング素子の
数だけで検出可能である。
【0047】オン信号を遮断し続けるにホトカプラ1個
の信号で行うことが出来る。
【0048】抵抗R11は抵抗R12,R13に対し小
さくしておくのでオフ信号では、ドレイン電圧はほぼツ
ェナダイオードZD1の電圧15Vを示し不安定になる
ことは無い。
【0049】
【発明の効果】電力変換回路のスイッチング素子を負荷
短絡,アーム短絡から破壊するのを簡単な回路で保護出
来たので、スペースを小さくすることが出来た。
【0050】オフ信号でもドレイン電圧は大きく誤検出
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明から成る保護検出回路図。
【図2】図1の保護検出回路を含むインバータ回路図。
【図3】図2に示したゲートドライブ回路図。
【符号の説明】
1…商用電源、2…直流電源、3…(+)電源線、4…
(−)電源線、5−1,5−2…アーム、6…フルブリ
ッジ回路、7…高周波トランス、8…1次コイル、9…
2次コイル、10…中間タップ付きコイル、11…整流
ダイオードブリッジ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源スイッチング素子を二個直列にし
    たアームを複数個用い、前記直流電源から入力した電力
    を変換して出力する電力変換装置において、前記直流電
    源のマイナス側の前記スイッチング素子の入力信号と前
    記スイッチング素子の出力信号を入力信号がロウレベル
    のとき前記スイッチング素子の出力信号はハイレベルと
    なり入力信号がハイレベルのとき前記スイッチング素子
    の出力信号はロウレベルとなりある規定値以下を正常と
    判断する保護検出回路を設け、前記保護検出回路の出力
    信号で入力信号を遮断する遮断回路を設けたことを特徴
    とする電力変換回路の保護回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記保護検出回路は排
    他的オア回路素子を用いたこと前記スイッチング素子の
    出力信号のハイレベルのある規定値はCMOSのスレシ
    ュホールド電圧を用いた電力変換回路の保護回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記直流電源のマイナ
    ス側の前記スイッチング素子の不具合信号を1個に纏め
    る回路と絶縁した信号に変換する回路とから成る電力変
    換回路の保護回路。
JP7099218A 1995-04-25 1995-04-25 電力変換回路の保護回路 Pending JPH08298785A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010002826A (ko) * 1999-06-18 2001-01-15 이형도 암쇼트 판별회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010002826A (ko) * 1999-06-18 2001-01-15 이형도 암쇼트 판별회로

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