JPH0829876B2 - 板状シ−トの区分け方法およびその装置 - Google Patents

板状シ−トの区分け方法およびその装置

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JPH0829876B2
JPH0829876B2 JP11257584A JP11257584A JPH0829876B2 JP H0829876 B2 JPH0829876 B2 JP H0829876B2 JP 11257584 A JP11257584 A JP 11257584A JP 11257584 A JP11257584 A JP 11257584A JP H0829876 B2 JPH0829876 B2 JP H0829876B2
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一美 長谷川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/66Advancing articles in overlapping streams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は板状シートの区分け応報およびその装置に
関するものであって、一層詳細には、連続シートから所
定寸法長の板状シートをカッタにより切断する際の寸法
長に変更が生じた場合に、切断寸法変更前の板状シート
と切断寸法変更後の板状シートとが相互に干渉すること
なく、夫々独立した一纏まりのブロックとして円滑に区
分搬送し得るようにした新規な技術的手段に関するもの
である。
従来技術 例えば段ボールシートのような長尺シートを一貫して
生産するコルゲータラインでは、連続生産された長尺の
段ボールシートは最終工程付近において、例えばロータ
リーカッタにより所定寸法長の板状シートに切断され、
その後スロット加工やクリージング加工等を行う後工程
に向けて搬出されるようになっている。この場合、所定
寸法長に切断された多数の板状シートは、下流側に設け
たスタッカーに供給され、ここで所定枚数毎に積層され
る。この目的のために、カッタにより切断された多数の
板状シートは、その切断寸法毎に一纏まりのブロックと
して区分けされ、公知のコンベヤ上を間欠的に搬送され
るようになっている。例えば特開昭52−129161号公報の
第1図に開示される如く、ベルトコンベヤ上において先
行する所定寸法長の板状シート上には、後続する板状シ
ートが部分的にオーバラップし、このいわゆるシングリ
ング状態の下に搬送されるようになっている。
発明が解決しようとする課題 ところで連続シートから板状シートを切断するに際
し、ユーザーその他各種客先の要請によって、その切断
寸法長を所要枚数毎に頻繁に変更する必要のある場合が
多い。このような切断長の変更(いわゆるオーダチェン
ジ)があった場合は、前記生産ライン中に配設されたロ
ータリーカッタ等の回転速度を変更して、その指示され
た所要の寸法長で連続シートを切断するように対処して
いる。ところでこのようなオーダチェンジに際しては、
寸法変更前の板状シート群に後続して、新たに切断長の
変更された別の板状シート群が搬送されることになるの
で、このような切断長の異なる板状シートが当該搬送路
上で干渉して混在してしまうことのないよう、夫々のブ
ロックおける板状シートを確実に区分けする必要があ
る。しかしながら従来はこの区分けを行うために際めて
複雑な装置を必要とし、またオーダチェンジの都度、ラ
イン中の運転速度を低減変化させる必要があるため、生
産効率が低下する欠点があった。
発明の目的 本発明は、連続シートから切断される板状シートの寸
法長に変更(オーダチェンジ)が生じた際に予測される
前述した欠点を解決するべく提案されたものであって、
切断寸法長の変更前の一纏まりの板状シートと切断寸法
長変更後の同じく一纏まりの板状シートを、相互に干渉
することなく確実に区分けするように簡略化した新規な
手段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するため、本発明に係る板状シートの
区分け方法は、長尺の連続シートから所定寸法長の板状
シートを切断し、この切断された板状シートを下流に設
けた第1および第2のコンベヤ上において、同一寸法長
のブロック毎に部分的にオーバラップさせて搬送するよ
うにした板状シートの区分け方法において、切断寸法長
変更前の板状シートの最終枚が前記第1のコンベヤに到
達したことを検出して前記第1および第2のコンベヤを
同時に増速駆動し、切断寸法長変更前の枚状シートの全
てが第2のコンベヤ上に移載されたことを検出した後、
第1のコンベヤを停止させ、前記第1のコンベヤ上に切
断寸法長変更後の板状シートを積層状態で貯留させた
後、第1および第2のコンベヤを定常速度に復帰させる
ことを特徴とする。
更に前記目的を達成する本願の別の発明に係る板状シ
ートの区分け装置は、長尺の連続シートを生産するライ
ンに設けられて所定寸法長の板状シートを切断するカッ
タと、このカッタの下流側に配設され、ライン速度より
若干大きい速度で走行駆動される少なくとも1基のコン
ベヤと、このコンベヤの下流側に配設され前記ライン速
度より常には小さい速度で走行駆動され、かつ所要の指
令により同期的に増速走行される第1おおび第2のコン
ベヤとからなり、前記第1のコンベヤは第2のコンベヤ
とは独立に停止制御されると共に所定寸法長に切断され
た板状シートを保持する手段を備え、更に第1および第
2のコンベヤには、当該コンベヤ上を搬送される所定寸
法長の板状シートに押圧力および制御力を付与する手段
が夫々設けられていることを特徴とする。
実施例 次に本発明に係る板状シートの区分け方法およびその
装置につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。第1図は本願の発明に係る板
状シート区分け装置の概略図であり、第2図は、第1図
に示す装置に使用される第1および第2のコンベヤ装置
の概略構成を示す斜視図である。
図において参照符号10は、図示しない段ボールシート
生産ラインの最終工程付近に配設したカッタを示し、こ
のカッタとしては好適にはロータリーカッタが使用さ
れ、前記ラインにおいて生産された長尺の連続段ボール
シート12を、所要寸法の板状シート14に順次切断するも
のである。
前記カッタ10の下流には、少なくとも一基、本実施例
では2基のサンドイッチコンベヤ16,18が直列に配設さ
れている。そして上流側に位置しているサンドイッチコ
ンベヤ16は、例えば前記生産ラインにおけるシート供給
速度をVeとすれば、その約1.2倍の若干増速された速度
1.2Veで走行駆動されるよう設定されている。またその
下流側に設けた別のサンドイッチコンベヤ18の走行速度
は、前記ライン速度Veの最大速度Vemaxよりも、例えば
1.3倍となる一定速度に設定されている。なお第1図に
おいて両サンドイッチコンベヤ16,18の間にはデフレク
タ20が配設され、不良シートをこのデフレクタ20の傾動
により随時外方へ排出するようになっている。
前記サンドイッチコンベヤ18の下流には、第1および
第2のコンベヤ22,24が、シート供給レベルに対し若干
の落差をもって配設されている。この第1および第2の
コンベヤは、前記ライン速度Veより例えば1/3〜1/4の小
さい速度で走行駆動されて板状シートをオーバラップさ
せ、かつ後述するオーダチェンジ指令により、両コンベ
ヤ共に同期的に増速走行駆動されるようになっている。
すなわち第1および第2のコンベヤ22,24は、第2図
に更に詳細に示す如く、共通の駆動源26およびクラッチ
28を介して共通的に走行駆動される構造になっている。
例えば第1コンベヤ22は、多数のベルト群30を一対の長
尺プーリ32,32上に、その軸方向において所定間隔ずつ
離間させて走行自在に巻掛けてあり、これらのベルト群
30の間には負圧箱34が介挿されている。そして負圧箱34
の上面に穿設した多数の吸気孔36は、前記多数のベルト
30の間に位置するようになっており、該負圧箱34に連通
接続する真空吸引ポンプ38をダクト40を介して付勢する
ことにより、当該負圧箱34に負圧が形成されて前記ベル
ト群30上を搬送されるシートを真空吸着するようになっ
ている。また第2のコンベヤ24は、第2図に示す如く幅
広のベルトで構成され、前記第1のコンベヤ22を共通的
に走行させる駆動源26により走行駆動されるようになっ
ている。そして前記駆動源26に付設したクラッチ28を付
勢することにより、第1のコンベヤ22は第2のコンベヤ
24に対して独立的に停止制御されるようになっている。
なお第1図および第2図において参照符号42は、第1
および第2のコンベヤ22,24上に夫々配設されて当該コ
ンベヤ上を搬送される板状シート14に所要の押圧力およ
び制動力を付与する手段を示し、好ましくは合成樹脂製
で剛性があり、しかも密に植設された所要長のブラシが
使用される。また同じ機能を果たすものであるならば、
それ以外にも、板ばねやステンレス製の針金部材その他
キャンバスや麻等の厚地の布を垂れ下がらせたものが選
択的に使用される。更に第2図において、参照符号44は
サンドイッチコンベヤ18を駆動するためのモータおよび
ベルト等からなるコンベヤ駆動系を示す。但し第2図に
は、第1図に図示されている一方のサンドイッチコンベ
ヤ16およびカッタ10は示されていない。
次に、このように構成した装置を使用して本発明に係
る板状シートの区分けを行う方法について説明する。第
1図において図示しない段ボール生産ラインから連続的
に供給される長尺の段ボールシート12は、カッタ10によ
り所定の寸法長に切断され、サンドイッチコンベヤ16,1
8においてライン速度よりも若干大きく設定された速度
で搬送された後、前記ライン速度よりも低い速度で定常
的に走行駆動される第1および第2のコンベヤ22,24に
移載されて、先行する板状シート14の上に後続する板状
シート14が部分的にオーバラップした状態で搬送される
ようになっている。これを第3図を参照して説明すれ
ば、第1〜第8のコラムには、カッタ10により板状シー
ト14がa寸法に切断され、順次下流側に搬送されて行く
状態を経時的に示している。すなわち第1番目のコラム
では、カッタ10によりN枚目の板状シートaNがa寸法に
切断されたことを示し、このときカッタ10の上流には、
次に切断される予定の板状シート(aN+1)が切断を待
機している。第2および第3のコラムでは、a寸法に切
断された各板状シートaN−1〜は、第1および第2のコ
ンベヤ22,24上をオーバラップした状態で搬送されてい
る。そして第3のコラムでは、カッタ10の上流におい
て、次にb寸法に切断される予定の板状シートb1が切断
を待機している。
しかるに第4のコラムに示す如く、今までのa寸法か
らb寸法への切断長変更指令が発せられてb寸法の切断
長に切換えられる。このときa寸法に切断された板状シ
ート14の最終シートaN+2が、第1のコンベヤ22に移載
されたことを適宜の手段により検出し、前記第1および
第2のコンベヤ22,24を同期的に増速駆動して、当該コ
ンベヤ上の板状シートaN+2〜を下流側に向けて早送り
する。前記検出手段としては、例えばa寸法のシートの
供給速度をパルスジェネレータで計数し、その移動距離
を演算算出するようにしてもよいし、またタイマで時間
設定するようにしてもよい。
このようにして板状シートaN+2〜は、第1および第
2のコンベヤ22,24上を下流側に向けて早送りされる
が、その後第5のコラムに示すように、a寸法に切断さ
れた板状シート14の最終シートaN+2が第2のコンベヤ
24上に乗り移ったことを適宜の手段により検出し、第1
のコンベヤ22を瞬時に停止させる。このタイミング検出
は、前述した場合と同じく、パルスジェネレータで計数
して移動距離を演算算出したり、タイマで時間設定した
りすることにより行われる。なお第1のコンベヤ22の停
止は、前記クラッチ28を作動させることにより容易に行
うことができる。この場合負圧箱34には真空が形成され
ているので、第6のコラムに示すように、b寸法に切換
わった第1枚目のシートb1は、当該第1のコンベヤ22上
に確実に吸引保持される。そして第2のコンベヤ24は依
然として増速走行されているので、一群のa寸法のシー
トaN+2〜はそのまま下流側の図示しないスタッカーに
向けて供給される。
更に第7のコラムに示すように、b寸法で切断された
シートb1,b2…は、停止している第1のコンベヤ22上に
順次供給されて積層貯留され、所定枚数(例えば5枚)
に達したところで前記第1のコンベヤ22の停止が解除さ
れる。また第2のコンベヤ24も、ライン速度より充分小
さい定常速度に復帰される。この第1のコンベヤ22の停
止解除は、例えばb寸法のシートの最初の1枚b1を、フ
ォトセンサ等により検出してカウントし、所要の枚数に
達したところで前記クラッチ28を解除する指令を与える
ものである。これにより切断寸法長変更後のb寸法のシ
ート群は、切断寸法長変更前のa寸法のシート群と干渉
することがなく、円滑に区分けされた状態で搬送され
る。
発明の効果 以上詳細に説明した如く本発明によれば、シート切断
長の変更指令に伴い、異なる寸法長の板状シートが同一
の搬送ライン上を後続して搬送されてくる場合でも、切
断寸法長変更前の一群の板状シートが所定距離以上離間
するまでは、後続する切断寸法長の板状シートの搬送は
停止されて待機するべく制御される。従って切断寸法長
の相違するシート群が相互に干渉し合うことがなく、後
工程における同一寸法長でのシート毎の積重ねが良好に
なされ、しかもライン速度を一時的に低下させる必要も
ないので、生産効率を低下させない、等の優れた利点を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る板状シートの区分け装置の概略
図、第2図は第1図に示す第1および第2のコンベヤの
詳細を示す斜視説明図、第3図は第1図に示す装置を使
用して板状シートの区分けを行う方法を経時的に示す説
明図である。 10……カッタ、14……板状シート 16,18……サンドイッチコンベヤ 22……第1のコンベヤ 24……第2のコンベヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の連続シートから所定寸法長の板状シ
    ートを切断し、この切断された板状シートを下流に設け
    た第1および第2のコンベヤ上において、同一寸法長の
    ブロック毎に部分的にオーバラップさせて搬送するよう
    にした板状シートの区分け方法において、 切断寸法長変更前の板状シートの最終枚が前記第1のコ
    ンベヤに到達したことを検出して前記第1および第2の
    コンベヤを同時に増速駆動し、 切断寸法長変更前の板状シートの全てが第2のコンベヤ
    上に移載されたことを検出した後、第1のコンベヤを停
    止させ、 前記第1のコンベヤ上に切断寸法長変更後の板状シート
    を積層状態で貯留させた後、第1および第2のコンベヤ
    を定常速度に復帰させる ようにしたことを特徴とする板状シートの区分け方法。
  2. 【請求項2】長尺の連続シートを生産するラインに設け
    られて所定寸法長の板状シートを切断するカッタと、 このカッタの下流側に配設され、ライン速度より若干大
    きい速度で走行駆動される少なくとも1基のコンベヤ
    と、 このコンベヤの下流側に配設され前記ライン速度より常
    には小さい速度で走行駆動され、かつ所定の指令により
    同期的に増速走行される第1および第2のコンベヤとか
    らなり、 前記第1のコンベヤは第2のコンベヤとは独立に停止制
    御されると共に所定寸法長に切断された板状シートを保
    持する手段を備え、 更に第1および第2のコンベヤには、当該コンベヤ上を
    搬送される所定寸法長の板状シートに押圧力および制動
    力を付与する手段が夫々設けられている ことを特徴とする板状シートの区分け装置。
JP11257584A 1984-06-01 1984-06-01 板状シ−トの区分け方法およびその装置 Expired - Lifetime JPH0829876B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63180670A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 Isowa Ind Co 板状シ−トの区分け方法
JP4960267B2 (ja) * 2008-01-11 2012-06-27 株式会社フジキカイ 物品供給装置

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