JPH08298655A - Tv会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替方法及び装置 - Google Patents

Tv会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替方法及び装置

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JPH08298655A
JPH08298655A JP7103505A JP10350595A JPH08298655A JP H08298655 A JPH08298655 A JP H08298655A JP 7103505 A JP7103505 A JP 7103505A JP 10350595 A JP10350595 A JP 10350595A JP H08298655 A JPH08298655 A JP H08298655A
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JP
Japan
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video
demand
unit
image signal
image
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Application number
JP7103505A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yanagisawa
猛 柳沢
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】TV会議装置と、ビデオ・オン・デマンド装置
を別々に備えて置く必要がなく、アプリケーションの切
替が容易であり、使用するネットワークを変更しても装
置全体を交換する必要のないTV会議/ビデオ・オン・
デマンド自動切替方法および装置を提供する。 【構成】通信部を介して送られてきた画像データを構成
する画像フレーム情報のヘッダ情報に書き込まれたサー
ビス名を読み取り、TV会議またはビデオ・オン・デマ
ンドのいずれのサービスを選択するかを認識する。そし
て、読み取られたサービス名をもとに、符号化・復号部
(CODEC部)のTV会議用の画像信号形式に基づい
て符号化・復号化が行われるように制御(H.261制
御)するか、ビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式
に基づいて符号化・復号化が行われるように制御(MP
EG制御)するかを切り替え、併せて解像度変換も行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はTV会議/ビデオ・オン
・デマンド自動切替装置に関し、特にTV会議のサービ
スとビデオ・オン・デマンド(Video On Demand) のサー
ビスとを自動的に切り替える方法および装置に関するも
のである。
【0001】
【従来の技術】従来より、TV会議装置は、ネットワー
クなどを介してカメラによる相手側からの画像データ
(以下、音声データも含むものとする)を受信し、この
受信した画像データを復号化して画像信号を生成し、モ
ニターTVなどのモニター画面へ画像を表示する。ま
た、こちら側のカメラからの画像信号を符号化して画像
データを生成し、ネットワークなどを介して相手側に送
信することにより、双方向画像データ伝送を行うもので
ある。
【0002】また、ビデオ・オン・デマンド装置は、多
数チャンネルの内の一部の指定したチャンネルの画像デ
ータを例えばセンター等から受信し、復号化して画像信
号を生成し、モニター画面へ表示し、こちら側から送信
した信号によって前記チャンネルの指定を変えられるよ
うにしたものである。
【0003】このような両方の装置を図8または図9に
より具体的に説明する。まず、図8は、TV会議装置5
1の構成例を示しており、ISDN等のネットワーク5
3を介して通信部55の回線I/F部が画像データを受
信する。受信された画像データは、CODEC部(符号
化・復号部)57のDCT(離散コサイン変換)演算部
59において復号化され、画像信号となる。
【0004】このとき、国際的規格(ITU(国際電気
通信連合)規定のH.261)のTV会議用制御部61
がDCT演算部59を制御することで、TV会議用の画
像信号形式(CIF)に基づいて復号化が行われる。
【0005】さらに、画像信号は、モニター画面用解像
度変換部63により、TV会議用の画像信号形式(CI
F)からモニター画面用の画像信号形式(NTSC)へ
の解像度の変換が行われる。その後、画像信号は、D/
A変換器65を介してTVモニター67に送られて画像
表示される。
【0006】次に、撮像装置であるカメラ69からの画
像信号は、A/D変換器71を介して撮像装置用解像度
変換部73に送られ、撮像装置の画像信号形式(NTS
C)からTV会議用の画像信号形式(CIF)への解像
度の変換が行われる。
【0007】そして、DCT演算部59において符号化
され、画像データとなる。このときTV会議用(H.2
61)制御部61がDCT演算部59を制御すること
で、国際的規格のTV会議用の画像信号形式(CIF)
に基づいて符号化が行われる。
【0008】そして、通信部55の回線I/F部からI
SDN等のネットワークを介して画像データが送信され
る。
【0009】なお、CPU75は、通信部55の回線I
/F部について発着呼制御を行わせ、また、TV会議用
制御部61について符号化の開始や停止の制御を行わせ
るなど、各部の制御を司る。また、メモリ77は、画像
データの一時保存、あるいは各部の制御に必要なデータ
の格納等を行う。
【0010】図9は、従来のビデオ・オン・デマンド装
置の構成例を示したもので、図8とほぼ同一の部分また
は相当する部分については同一の符号を付し、説明を省
略する。
【0011】このビデオ・オン・デマンド装置では、図
8に比べ、その性質上、カメラ69が設けられていな
い。また、ビデオ・オン・デマンド(MPEG(Motion
Picture Expert Group))用の画像信号形式に基づいて
符号化・復号化が行われるように、ビデオ・オン・デマ
ンド用制御部79がDCT演算部59を制御する。ま
た、モニター画面用解像度変換部80は、ビデオ・オン
・デマンド用の画像信号形式(SIF)からモニター画
面用の画像信号形式(NTSC)への解像度の変換を行
う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、TV会議のサービスとビデオ・オン
・デマンドの双方のサービスを受けるためには、TV会
議装置と、ビデオ・オン・デマンド装置を別々に備えて
おかなければならず、不経済であった。
【0013】また、この不経済を避けるために両装置の
共通する部分を共有化することも考えられるが、その場
合には、TV会議のサービスのためのアプリケーション
と、ビデオ・オン・デマンドのサービスのためのアプリ
ケーションを用意しておき、どちらのサービスを受ける
かによりアプリケーションを切り替えなければならな
い。
【0014】この切替は、例えばTV会議のサービスを
受ける前に、予め相手側に電話連絡してTV会議のサー
ビスのためのアプリケーションの起動を依頼することに
より行う必要があり、切替が面倒であった。
【0015】さらには、使用するネットワークを変更す
る度に、すなわちISDN,LAN,ATM等のネット
ワークの内のどれを使用するかにより、装置全体を交換
する必要があった。
【0016】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、TV会議装置と、ビデオ・オン・デマ
ンド装置を別々に備えて置く必要がなく、アプリケーシ
ョンの切替が容易であり、使用するネットワークを変更
しても装置全体を交換する必要のないTV会議/ビデオ
・オン・デマンド自動切替方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るTV会議/ビデオ・オン・
デマンド自動切替方法は、画像データを受信し復号化し
て得た画像信号をモニター画面へ表示し、撮像装置から
の画像信号を符号化して得た画像データを送信してTV
会議のサービスを実行し、あるいは画像データを受信し
復号化して得た画像信号をモニター画面へ表示しビデオ
・オン・デマンドのサービスを実行することができるT
V会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替方法であっ
て、該画像データを、該画像フレーム情報のヘッダ情報
にTV会議またはビデオ・オン・デマンドのいずれのサ
ービスを選択するかのサービス名を書き込んだ画像フレ
ーム情報の形で送信するとともに受信側では該ヘッダ情
報から読み取ったサービス名に基づいてTV会議用の画
像信号形式又はビデオ・オン・デマンド用の画像信号形
式に基づいて符号化・復号化及び解像度変換が行われる
ように制御するかの切替を行うことを特徴とするもので
ある。
【0018】また、請求項2の発明に係るTV会議/ビ
デオ・オン・デマンド自動切替装置は、画像データを送
受信する通信部と、受信した該画像データを復号化して
画像信号を得るとともに画像信号を符号化して画像デー
タを得る符号化・復号部と、TV会議用の画像信号形式
に基づいて符号化・復号化が行われるように該符号化・
復号部を制御するTV会議用制御部と、ビデオ・オン・
デマンド用の画像信号形式に基づいて符号化・復号化が
行われるように該符号化・復号部を制御するビデオ・オ
ン・デマンド用制御部と、該TV会議用の画像信号形式
または該ビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式から
モニター画面用の画像信号形式への解像度の変換を行う
モニター画面用解像度変換部と、撮像装置の画像信号形
式から該TV会議用の画像信号形式への解像度の変換を
行う撮像装置用解像度変換部と、該TV会議用制御部と
該ビデオ・オン・デマンド用制御部とのどちらを働かせ
るかの切替を行うスイッチ部と、該撮像装置からの画像
信号を符号化して得た該画像フレーム情報に該サービス
名を書き込んで該通信部から送信し、該サービス名を該
通信部からの該画像フレーム情報より読み取り、さらに
読み取った該サービス名に基づいて該スイッチ部及び各
変換部を制御するCPUと、を備えている。
【0019】請求項3の発明は、さらに、通信部が、他
の部分と分離されて構成され着脱自在となっており、画
像データを送受信するネットワークの種類により複数が
準備され、必要に応じて取り替えられることを特徴とす
るTV会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替装置であ
る。
【0020】請求項4の発明は、さらに、該モニター画
面を表示するものとしてパソコンモニターを使用し、該
モニター画面用解像度変換部で変換された画像データに
パソコン映像出力を合成する画像合成部を設けることが
できる。
【0021】
【作用】請求項1の発明では、画像データを構成する画
像フレーム情報のヘッダ情報にサービス名が書き込まれ
る。このサービス名がTV会議のサービスを選択するも
のであれば、TV会議用の画像信号形式に基づいて符号
化・復号化が行われるように制御が行われる。
【0022】サービス名がビデオ・オン・デマンドのサ
ービスを選択するものであれば、ビデオ・オン・デマン
ド用の画像信号形式に基づいて符号化・復号化が行われ
るように制御が行われる。
【0023】請求項2の発明では、さらに、撮像装置か
らの画像信号を符号化して画像データを得るが、この画
像データが構成する画像フレーム情報のヘッダ情報にC
PUがサービス名を書き込んで通信部から送信する。
【0024】また、CPUは通信部から画像フレーム情
報を受け、そのヘッダ情報に書き込まれたサービス名を
読み取る。そして、CPUは読み取られたサービス名を
もとにスイッチ部を制御する。このスイッチ部は、TV
会議用制御部とビデオ・オン・デマンド用制御部とのど
ちらを働かせるかの切替を行う。
【0025】また同時にCPUは、モニター画面用解像
度変換部を切り替えてTV会議用の画像信号形式または
該ビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式からモニタ
ー画面用の画像信号形式への解像度の変換を行う。
【0026】請求項3の発明では、画像データを送受信
するネットワークの種類により、通信部が取り替えられ
る。
【0027】請求項4の発明は、さらに、上記の装置を
パソコンにも応用することが可能となる。
【0028】
【実施例】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマ
ンド自動切替方法を実行するための装置の一実施例を、
図1乃至図5により以下に説明する。
【0029】まず、装置1全体のブロック図を図1に示
す。ネットワーク3であるISDNを介して、通信部5
の回線I/F部から画像データを送受信する。この通信
部5は、他の部分と分離されて構成され着脱自在となっ
ている。
【0030】そして、画像データを送受信するネットワ
ーク3の種類、例えばISDN,LAN,ATM等に対
応して複数設けられ、必要に応じて取り替えが可能にな
っている。
【0031】受信された画像データは、CODEC部
(符号化・復号部)7内のDCT(離散コサイン変換)
演算部9において、復号化され、画像信号となる。ま
た、このDCT演算部9では、逆に画像信号を符号化し
て画像データを得ることができる。
【0032】DCT演算部9では、CODEC部7内の
二つの制御部11,13のうちいずれかの制御部による
制御が行われる。一つは、TV会議用(H.261)制
御部11であり、上記のように国際的規格のTV会議用
の画像信号形式(CIF)に基づいて、符号化・復号化
が行われるようにDCT演算部9を制御する。もう一つ
は、ビデオ・オン・デマンド用(MPEG)制御部13
であり、国際的規格のビデオ・オン・デマンド用の画像
信号形式(SIF)に基づいて、符号化・復号化が行わ
れるようにDCT演算部9を制御する。
【0033】TV会議用制御すなわちH.261制御
と、ビデオ・オン・デマンド用制御すなわちMPEG制
御との違いは、図2に示すような画像信号形式、すなわ
ち解像度、フレーム数、画像差分の取り方などの項目に
ある。なお、これらの項目は国際的規格で決められてお
り、項目の内部の値は複数のものからいずれかが選択で
きる。
【0034】ネットワーク3からの画像データはDCT
演算部9で復号化され画像信号となった後に、さらにモ
ニター画面用解像度変換部15により、TV会議用の画
像信号形式(CIF)またはビデオ・オン・デマンド用
の画像信号形式(SIF)からモニター画面用の画像信
号形式(NTSC)への解像度の変換が行なわれる。そ
の後、画像信号は、D/A変換器17を介してTVモニ
ター19に送られ、画像表示される。
【0035】次に、撮像装置であるカメラ21から画像
信号が出力される。この画像信号は、A/D変換器23
を介して撮像装置用解像度変換部25に送られ、撮像装
置の画像信号形式(NTSC)からTV会議用の画像信
号形式(CIF)への解像度の変換が行われる。そし
て、DCT演算部9において符号化され、画像データと
なる。
【0036】このとき、TV会議用(H.261)制御
部11がDCT演算部9を制御することで、国際的規格
のTV会議用の画像信号形式(CIF)に基づいて符号
化が行われる。あるいは、ビデオ・オン・デマンド用
(MPEG)制御部13がDCT演算部9を制御するこ
とで、国際的規格のビデオ・オン・デマンド用の画像信
号形式(SIF)に基づいて符号化が行われる。そし
て、通信部5の回線I/F部からISDN等のネットワ
ークを介して画像データが送信される。
【0037】図3にはCODEC部7の構成例が示され
ており、ここではスイッチ部27が設けられ、TV会議
用(H.261)制御部11とビデオ・オン・デマンド
用(MPEG)制御部13とのどちらを働かせるかの切
替を行う。なお、図3において、図1に示したDCT演
算部9は、符号化(DCT演算)を行う部分9Aと復号
化(逆DCT演算)を行う部分9Bとに分けて示されて
いる。
【0038】また、カメラ21からの画像信号を符号化
して得た画像データは、図4に示すような画像フレーム
情報を構成する。この画像フレーム情報の先頭にあるヘ
ッダ情報に、TV会議またはビデオ・オン・デマンドの
いずれのサービスを選択するかのサービス名を書き込む
手段としてCPU29が機能する。さらに、このCPU
29は、該サービス名を読み取る手段としても機能する
とともに、読み取られたサービス名をもとにスイッチ部
27を制御する制御部としても機能する。
【0039】なお、CPU29はCPUバス31を介し
て、さらに、通信部5について発着呼制御を行わせ、あ
るいはTV会議用制御部11について符号化の開始や停
止の制御を行わせるなど、各部の制御を司る。また、メ
モリ33は、画像データの一時保存、あるいは各部の制
御に必要なデータの格納等を行っている。
【0040】以上の構成により、通信部5、DCT演算
部9、モニター画面用解像度変換部15、およびD/A
変換器17を、TV会議のサービスとビデオ・オン・デ
マンドのサービスとで共有化できる。また、TV会議用
(H.261)制御部11とビデオ・オン・デマンド用
(MPEG)制御部13も、回路的には共有部分を有す
ることになる。
【0041】以下、この実施例の動作を図5のフローチ
ャートを基に説明する。まず、相手からの着呼がある
と、通信部5が着呼処理を行い(ステップS1)、ネッ
トワークであるISDN,LAN,ATM,あるいはア
ナログ回線などとの接続を行う。
【0042】そして、画像フレーム情報のヘッダ情報に
書き込まれたサービス名を、読取手段としてのCPU2
9が、読み取り解析する(ステップS2)。
【0043】これにより、TV会議またはビデオ・オン
・デマンドのいずれのサービスを相手側が選択するかを
認識できる。また、選択されたのがTV会議であれば、
相手側の端末の能力確認をする。選択されたのがビデオ
・オン・デマンドであれば、TVモニターに表示する表
示解像度(図2の解像度の項目に記載された複数の値か
らいずれかが選択される)を確認する。
【0044】次に、選択されたのがビデオ・オン・デマ
ンドであれば、CODEC部7内のDCT演算部9を制
御する二つの制御部のうち、ビデオ・オン・デマンド用
(MPEG)制御部13への切替が行われる(ステップ
S3)。
【0045】また、選択されたのがTV会議であれば、
二つの制御部のうち、TV会議用(H.261)制御部
11への切替が行われる(ステップS4)。
【0046】そして、画像データ受信完了を、TV会議
の場合には相手側の端末へ、ビデオ・オン・デマンドの
場合にはビデオ・オン・デマンドシステムのセンターへ
通知する(ステップS5)。
【0047】その後、ビデオ・オン・デマンドの場合に
は画像データの受信が開始され(ステップS6)、TV
会議の場合には相手側の端末との間で画像データの送受
信が開始される(ステップS7)。
【0048】なお、制御部11又は13が選択されると
きには、CPU29は、変換部15においても対応して
画像信号形式の解像度に切り替え制御を行っている。
【0049】図6は、図1に示した実施例の変形例を示
しており、DCT演算部9と制御部11,13と変換部
15,25とD/A変換部17とA/D変換部23とで
CODEC部70を構成すれば、CODEC部の回路共
有化で、TV会議/ビデオ・オン・デマンドを同時に実
施しても装置の小型化が図れる。
【0050】また、通信部5とCODEC部70(又は
CODEC部7)とを直接接続せずに、送信データ又は
受信データは必ず一旦CPU29を経由して通信部5と
CODEC部7との間で授受するようにしてもよい。
【0051】この場合、通信部5とCPU29は、図示
のように、発着呼制御、ヘッダ情報の授受、及び
画像データの授受をCPUバス31を介して行い、CP
U29とCODEC部7とで、制御部11又は13の
選択切替、符号化(復号化)開始/停止切替、及び
画像データの授受を行うため、通信部5の差し替えで複
数のネットワークに対応することが可能となる。
【0052】また、モニター画面はTVモニター19で
あったが、他の実施例では図7に示すように、パソコン
モニター35でもよい。この場合には、パソコン映像出
力部37及び画像合成部39を設け、パソコン映像出力
部37からのパソコン画面を、画像合成部39におい
て、相手側から送られて来た画像データと合成させた
後、D/A変換器17を経由してパソコンモニター35
に表示することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
の発明によれば、画像データが構成する画像情報の先頭
にサービス名が書き込まれる。この書き込まれたサービ
ス名が読取られることで、TV会議のサービスを選択す
るものであることがわかれば、TV会議用の画像信号形
式に基づいて符号化・復号化が行われ、ビデオ・オン・
デマンドのサービスを選択するものであることがわかれ
ば、ビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式に基づい
て符号化・復号化及び解像度変換が行われるので、TV
会議のサービスとビデオ・オン・デマンドのサービスと
が容易に自動的に切替られる。
【0054】したがって、従来のように例えばTV会議
のサービスを受ける前に、予め相手側に電話連絡してT
V会議のサービスのためのアプリケーションの起動を依
頼しなければならないということがなくなる。
【0055】また、請求項2の発明によれば、さらに、
書込及び読取手段としてのCPU及びスイッチ部が付け
加えられるのみで、通信部、符号化・復号部、およびモ
ニター画面用解像度変換部を、TV会議のサービスとビ
デオ・オン・デマンドのサービスとで、共有化でき、装
置の小型化が図られるので、経済的である。
【0056】さらに請求項3の発明では、画像データを
送受信するネットワークの種類により、通信部が取り替
えられる。よって、使用するネットワークを変更する度
に、すなわちISDN,LAN,ATM等のネットワー
クの内のどれを使用するかにより、装置全体を交換しな
ければならないという必要がなくなる。
【0057】請求項4の発明は、さらに、上記の装置を
パソコンにも応用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替装置の一実施例を示したブロック図である。
【図2】TV会議用制御とビデオ・オン・デマンド用制
御の違いを示した図である。
【図3】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替装置に用いられるCODEC部の構成例を示
したブロック図である。
【図4】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替方法及び装置の一実施例で送受信される画像
フレーム情報のフォーマット図である。
【図5】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替方法及び装置の一実施例の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図6】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替装置の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【図7】本発明に係るTV会議/ビデオ・オン・デマン
ド自動切替装置のさらに他の実施例を示したブロック図
である。
【図8】従来のTV会議装置のブロック図である。
【図9】従来のビデオ・オン・デマンド装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 TV会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替装置 5 通信部 7,70 CODEC部 9 DCT演算部(符号化・復号部) 11 TV会議用(H.261)制御部 13 ビデオ・オン・デマンド(MPEG)用制御部 15,25 解像度変換部 19 モニターTV 21 カメラ 29 CPU 33 メモリ 35 パソコンモニター 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/173

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを受信し復号化して得た画像信
    号をモニター画面へ表示し、撮像装置からの画像信号を
    符号化して得た画像データを送信してTV会議のサービ
    スを実行し、あるいは画像データを受信し復号化して得
    た画像信号をモニター画面へ表示しビデオ・オン・デマ
    ンドのサービスを実行することができるTV会議/ビデ
    オ・オン・デマンド自動切替方法であって、 該画像データを、該画像フレーム情報のヘッダ情報にT
    V会議またはビデオ・オン・デマンドのいずれのサービ
    スを選択するかのサービス名を書き込んだ画像フレーム
    情報の形で送信するとともに受信側では該ヘッダ情報か
    ら読み取ったサービス名に基づいてTV会議用の画像信
    号形式又はビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式に
    基づいて符号化・復号化及び解像度変換が行われるよう
    に制御するかの切替を行うことを特徴とするTV会議/
    ビデオ・オン・デマンド自動切替方法。
  2. 【請求項2】画像データを送受信する通信部と、 受信した該画像データを復号化して画像信号を得るとと
    もに画像信号を符号化して画像データを得る符号化・復
    号部と、 TV会議用の画像信号形式に基づいて符号化・復号化が
    行われるように該符号化・復号部を制御するTV会議用
    制御部と、 ビデオ・オン・デマンド用の画像信号形式に基づいて符
    号化・復号化が行われるように該符号化・復号部を制御
    するビデオ・オン・デマンド用制御部と、 該TV会議用の画像信号形式または該ビデオ・オン・デ
    マンド用の画像信号形式からモニター画面用の画像信号
    形式への解像度の変換を行うモニター画面用解像度変換
    部と、 撮像装置の画像信号形式から該TV会議用の画像信号形
    式への解像度の変換を行う撮像装置用解像度変換部と、 該TV会議用制御部と該ビデオ・オン・デマンド用制御
    部とのどちらを働かせるかの切替を行うスイッチ部と、 該撮像装置からの画像信号を符号化して得た該画像フレ
    ーム情報に該サービス名を書き込んで該通信部から送信
    し、該サービス名を該通信部からの該画像フレーム情報
    より読み取り、さらに読み取った該サービス名に基づい
    て該スイッチ部及び各変換部を制御するCPUと、 を備えたことを特徴とするTV会議/ビデオ・オン・デ
    マンド自動切替装置。
  3. 【請求項3】該通信部が、他の部分と分離されて構成さ
    れ着脱自在となっており、画像データを送受信するネッ
    トワークの種類により複数設けられ、必要に応じて取り
    替えられることを特徴とする請求項2に記載のTV会議
    /ビデオ・オン・デマンド自動切替装置。
  4. 【請求項4】該モニター画面を表示するものとしてパソ
    コンモニターを使用し、該モニター画面用解像度変換部
    で変換された画像データにパソコン映像出力を合成する
    画像合成部を設けたことを特徴とした請求項1乃至3の
    いずれかに記載のTV会議/ビデオ・オン・デマンド自
    動切替装置。
JP7103505A 1995-04-27 1995-04-27 Tv会議/ビデオ・オン・デマンド自動切替方法及び装置 Pending JPH08298655A (ja)

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