JPH08298635A - 音声チャンネル選択合成方法およびこの方法を実施する装置 - Google Patents

音声チャンネル選択合成方法およびこの方法を実施する装置

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JPH08298635A
JPH08298635A JP7102630A JP10263095A JPH08298635A JP H08298635 A JPH08298635 A JP H08298635A JP 7102630 A JP7102630 A JP 7102630A JP 10263095 A JP10263095 A JP 10263095A JP H08298635 A JPH08298635 A JP H08298635A
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Toru Sadakata
徹 定方
Takayuki Okimura
隆幸 沖村
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Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 映像中の好みの位置の音声チャンネルを多数
の音声チャンネルの内から簡単に選択して合成する方法
および装置を提供する。 【構成】 画面106に映像を表示すると共に複数の音
声チャンネルの内から選択されたチャンネルの音声を任
意の比率で合成して再生する音声チャンネル選択合成方
法において、音声チャンネル位置を示す音声チャンネル
ポイントと画面中の位置とを対応させ、音声チャンネル
ポイントを選択する101ポインタを画面201に重畳
して表示し、表示されたポインタ内の基準位置301と
選択された音声チャンネルポイントとの間の相対距離に
基づいて音声チャンネルの音声合成比率を決定する10
2音声チャンネル選択合成方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声チャンネル選択
合成方法およびこの方法を実施する装置に関し、特に、
多チャンネルの音声チャンネルの内から複数の音声チャ
ンネルを選択し、選択された音声チャンネルを合成する
音声チャンネル選択合成方法およびこの方法を実施する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビの放送番組、ビデオのコン
テンツにおいて、音声チャンネルは2チャンネルの主音
声および副音声、或は右チャンネルおよび左チャンネル
のステレオである。或は、1チャンネルのモノラルであ
る場合もある。音声チャンネルが2チャンネルである場
合、チャンネルの選択方法としては、主音声或は副音声
の何れか一方を選択する選択方法、或は両音声チャンネ
ルの再生の比率をテレビ受信装置のバランスボリューム
つまみにより調節するという選択方法を採用するしか今
のところ道はない。一般に、多数の音声チャンネルが一
つの番組に提供されているとき、これらの内から複数の
音声チャンネルを選択し、選択された音声チャンネルを
適当な合成比率により合成して再生する効率的な選択方
法は開発されていない。
【0003】例えば、野球中継において、スタジアムの
複数の音声チャンネルが同時に提供されている、視聴者
がこれらの音声チャンネルの内から複数の好みの音声チ
ャンネルを選択し、これらを適当な合成比率により合成
する音声チャンネルの選択方法はないのである。更に、
一つの映像画面を複数のユーザが視聴している場合、各
ユーザ毎に各別の音声チャンネルを選択し、再生する効
率的な方法も開発されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、多数の音
声チャンネルが一つの番組に提供されているとき、これ
らのチャンネルの内から複数の音声チャンネルを選択
し、選択された音声チャンネルを適当な合成比率により
合成し、更に、一つの映像画面を複数のユーザが視聴し
ている場合、各ユーザ毎に各別の音声チャンネルを選択
合成して上述の問題を解消した音声チャンネル選択合成
方法およびこの方法を実施する装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】画面201に映像を表示
すると共に複数の音声チャンネルの内から選択されたチ
ャンネルの音声を任意の比率で合成して再生する音声チ
ャンネル選択合成方法において、音声チャンネル位置を
示す音声チャンネルポイント401と画面中の位置とを
対応させ、音声チャンネルポイント401を選択するポ
インタを画面201に重畳して表示し、表示されたポイ
ンタ内の基準位置301と選択された音声チャンネルポ
イント401との間の相対距離に基づいて音声チャンネ
ルの音声合成比率を決定する音声チャンネル選択合成方
法を構成した。
【0006】そして、ポインタの形状を操作する音声チ
ャンネル選択合成方法を構成した。また、音声合成比率
を決定する基準を変化させることを特徴とする音声チャ
ンネル選択合成方法を構成した。更に、ポインタの大き
さを操作すると共に、音声合成比率を決定する基準を変
化させる音声チャンネル選択合成方法を構成した。
【0007】そして、ポインタ複数個を具備してこれら
ポインタを各別に操作して音声チャンネルを選択する音
声チャンネル選択合成方法を構成した。また、標準的な
ポインタ位置および標準的な音声合成比率を決定する基
準はこれを外部から決定する音声チャンネル選択方法を
構成した。ここで、画面201に映像を表示すると共に
複数の音声チャンネルの内から選択されたチャンネルの
音声を任意の比率で合成して再生する音声チャンネル選
択合成装置において、ポインタ位置を操作するユーザ設
定情報118を発生するポインタ操作部115を具備
し、ユーザ設定情報118に基づいて画面201に表示
するポインタ位置を示すポインタ表示信号113を発生
すると共に設定されたポインタ位置を示すユーザ操作情
報107を発生するユーザ操作制御部105を具備し、
音声チャンネルポイント401の画面における対応配置
関係が内部に生成されポインタの位置に基づいて選択さ
れるべき音声チャンネルおよび音声合成比率を示す音声
合成比率情報110を発生する音声チャンネルポイント
選択部104を具備し、音声合成比率情報110に基づ
いて複数提供される音声チャンネルから任意の音声チャ
ンネルを選択する音声チャンネル選択部101を具備
し、音声チャンネル選択部101により選択された音声
チャンネルを任意の合成比率で合成する音声合成部10
2を具備し、合成音声を発声するスピーカ103を具備
する音声チャンネル選択合成装置を構成した。
【0008】そして、ポインタ操作部115はポインタ
202の形状を変化させる構成を有するものである音声
チャンネル選択合成装置を構成した。また、音声チャン
ネルポイント選択部104は音声合成比率を規定する音
声合成比率フィルタを変化させる構成を有するものであ
る音声チャンネル選択合成装置を構成した。
【0009】更に、ポインタ操作部115はポインタ2
02の形状を変化させる構成および音声チャンネルポイ
ント選択部104は音声合成比率を規定する音声合成比
率フィルタを変化させる構成を有するものである音声チ
ャンネル選択合成装置を構成した。そして、ポインタ操
作部115、ユーザ操作制御部105、音声チャンネル
ポイント選択部104、音声チャンネル選択部101、
音声合成部102およびスピーカ103を複数組具備す
る音声チャンネル選択合成装置を構成した。
【0010】また、標準的なポインタ位置および標準的
な音声合成比率を決定する信号を外部から送り込む音声
チャンネル選択合成装置を構成した。
【0011】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1を参照して説
明する。図1はこの発明の全体の構成を説明する図であ
る。図1において、101は複数提供される音声チャン
ネルから任意の音声チャンネルを選択する音声チャンネ
ル選択部、102は音声チャンネル選択部により選択さ
れた音声チャンネルを任意の合成比率で合成する音声合
成部、103は合成された音声を出力するスピーカであ
る。104は音声チャンネルポイント401の画面にお
ける対応配置関係が内部に生成され、ポインタの位置に
基づいて選択されるべき音声チャンネルを決定する音声
チャンネルポイント選択部、105は画面上に表示する
ポインタを制御するユーザ操作制御部、107は視聴者
が操作したポインタ位置、パラメータを伝えるユーザ操
作情報である。106は映像およびポインタを表示する
ディスプレイである。108はセンタからの音声チャン
ネルポイント配置情報その他のセンタ情報、110は音
声合成比率情報、111は映像信号、112は複数提供
される音声チャンネル、113はポインタ表示信号、1
14は音声信号である。115はポインタ操作部であ
り、116はパラメータを操作するボリューム、117
はポインタの位置を操作するポインタ位置操作キーであ
る。118はユーザがポインタ操作部115のボリュー
ム116およびポインタ位置操作キー117を操作する
ことにより設定されるユーザ設定情報である。
【0012】次に、ポインタについて説明する。図2は
ポインタを説明する図である。図2においては、説明の
都合上、パラメータRをポインタの大きさに対応するも
のとして説明する。201は映像が映し出される画面を
示し、202は画面に重畳されるポインタを示す。30
1はポインタ内の基準位置である中心位置、302はパ
ラメータRにより決まるポインタの大きさである。一例
として、ポインタ202の形を円とし、パラメータRに
より決まるポインタの大きさは円の半径に比例するもの
として説明する。ポインタ202の形は四角形その他の
多角形、楕円の如き他の形とすることができる。また、
中心301について対称ではない形とすることもでき
る。更に、パラメータRによりポインタ202の形状が
非線形に変化をすることも考えられる。
【0013】図3は画面とポインタの関係を説明する図
である。図3において、201は映像が映し出される画
面であり、図1に示される映像信号111が表示され
る。ここにおいては、一例として、野球中継のスタジア
ムが表示されている。画面にはポインタ202も重畳さ
れている。次に、図4を参照して複数提供される音声チ
ャンネルとその画面上における配置位置関係について説
明する。それぞれの音声チャンネルに対応する画面上に
おける対応位置を音声チャンネルポイントと称す。図4
は音声チャンネルポイント選択部104の内部に表現さ
れている音声チャンネルポイントの画面201における
位置関係を示す。画面201において401により示さ
れる黒点が音声チャンネルポイントを示す。音声チャン
ネルポイント401それぞれの配置位置は、センタ情報
108の内の音声チャンネルポイント配置情報として音
声チャンネルポイント選択部104に伝えられる。これ
により、それぞれの音声チャンネルポイント401の画
面上における対応配置関係が音声チャンネルポイント選
択部104の内部に生成される。
【0014】図4には一例として35個の音声チャンネ
ルポイント401があり、それぞれが等間隔に配置され
ている。これらの音声チャンネルポイント401は表示
される映像に対応して不均一に配置することもできる。
ここで、この音声チャンネルポイント401とそれぞれ
の音声チャンネルは画面201に表示される映像の内容
と対応して配置される。これを音声チャンネルポイント
と画面の内容の関係を示す図10を参照して説明する。
説明の都合上、図5に示される如く、音声チャンネルポ
イント401の位置を横軸xおよび縦軸y座標により規
定し、音声チャンネルポイント401の位置を座標
(x、y)で示す。左下の音声チャンネルポイント40
1の座標は(1、5)である。
【0015】図10に示される野球場からの中継が画面
201に表示されているとき、座標(4、5)の音声チ
ャンネルポイントにはホームベース付近で収録した音声
チャンネルに対応させる。そして、座標(4、1)の音
声チャンネルポイントにはスコアボード付近で収録した
音声の音声チャンネルを対応させる。他の音声チャンネ
ルポイントにも、それぞれ、映像の位置に対応した音声
の音声チャンネルを対応させる。
【0016】次に、複数提供されている音声チャンネル
の内から視聴者が聞きたい音声チャンネルを選択する仕
方について説明する。視聴者は図1のポインタ操作部1
15のポインタ位置操作キー117を操作して自身が聞
きたい位置にポインタ202を移動する。次に、そのポ
インタ202の大きさを決めるためにポインタボリュー
ム116を操作し、パラメータRの値を変化させる。
【0017】ポインタ操作部115により設定されたポ
インタ202の位置情報とパラメータRはユーザ設定情
報118としてユーザ操作制御部105に伝送される。
ユーザ操作制御部105は、ポインタの位置情報とパラ
メータRにより決まるポインタ表示信号113を映像お
よびポインタを表示するディスプレイ106に伝え、ポ
インタを画面201上に表示する。
【0018】ユーザ操作情報107は、ユーザ操作制御
部105から音声チャンネルポイント選択部104にも
伝えられる。音声チャンネルポイント選択部104は、
ユーザ操作情報107に含まれるポインタ位置/大きさ
の情報と、伝送されてくるセンタ情報108の内の音声
チャンネルポイント配置情報とによりポインタ202と
音声チャンネルポイント401が図6に示される如くに
表現される。ここで、ポインタ202の位置と大きさに
対応して音声チャンネルポイント401が選択される。
この場合、ポインタ202の内側にある音声チャンネル
ポイントは座標(2、3)、(3、2)、(3、3)、
(3、4)および(4、3)の5個の点の音声チャンネ
ルポイントが選択されている。
【0019】音声チャンネルポイント選択部104は、
センタ情報108の内の音声合成比率フィルタ情報によ
り、音声合成比率フィルタを生成する。図7は音声合成
比率フィルタを説明する図である。縦軸は合成比率であ
り、横軸はポインタの中心位置301と音声チャンネル
ポイント401の間の相対距離である。横軸上のR、−
RはパラメータRにより決定されたポインタ202の大
きさを示す。当該音声チャンネルポイント401とポイ
ンタの中心位置301との間の相対距離に対応して音声
チャンネルの合成比率を決定する。
【0020】図7と同様の図である図8を参照して合成
比率の算出方法を説明する。図6に示される通りに選択
された計5個の座標(2、3)、(3、2)、(3、
3)、(3、4)および(4、3)の音声チャンネルポ
イントの内の一直線上に存在する座標(2、3)、
(3、3)、(4、3)の3つの音声チャンネルポイン
ト401について説明する。図8において横軸上に並ん
だ3個の黒丸は、それぞれ、座標(2、3)、(3、
3)、(4、3)の音声チャンネルポイントを示す。こ
れらの3個の音声チャンネルポイントはすべてポインタ
202の内側にあるのでこの特性上でそれぞれのポイン
トは相対位置−R〜+Rの間に位置しており、この特性
より、それぞれのチャンネルポイントの相対位置に対応
する縦軸の合成比率を決定する。例えば、座標(2、
3)の音声チャンネルポイントの音声チャンネルに対す
る合成比率は、この特性の対応点から0.05と決定す
る。同様に、座標(3、3)の音声チャンネルポイント
の合成比率は0.95、座標(4、3)の音声チャンネ
ルポイントの合成比率は0.30と決定する。
【0021】ここにおいては、音声合成比率フィルタの
特性として、ポインタ202の中心位置301と音声チ
ャンネルポイント401の間の相対距離に対応する1次
元の特性であるものとして説明したが、画面201の平
面(x、y)に対応する2次元の特性を使用することも
できる。上述の如くに決定した音声チャンネルの合成比
率は図9に示される如くに表示される。例えば、ポイン
タRの外に位置する音声チャンネルポイント401に対
応する音声チャンネルは、これを合成しないので合成比
率は「0」とされる。
【0022】次に、各々の音声チャンネルの合成比率
は、音声合成比率情報110として音声チャンネル選択
部101および音声合成部102に伝送される。音声チ
ャンネル選択部101は、この音声合成比率に基づいて
合成比率が「0」以外の音声チャンネルを選択する。次
に、音声合成部102は、選択された音声チャンネルを
それぞれの音声合成比率に対応した比率で混合合成し再
生する。
【0023】以上の実施例は野球中継その他の実況中継
映像について説明されたが、実況中継映像ではなくして
例えばドラマの如き意図的に作成された映像、アニメー
ション、CGその他の現実世界ではない仮想の世界の映
像についても同様に実施することができる。この実施例
においては、また、画面全体で一つの映像を映している
素材を使用して説明したが、一画面内に複数の映像が映
し出されているマルチ画面映像を素材にしたものについ
ても同様に実施することができる。図14はマルチ画面
映像の一例を示す。図14のマルチ画面映像は、映像が
均等に配置されるものである、不均一に配置されたマル
チ画面映像についても同様に実施することができる。
【0024】ここで、実施例2について説明する。実施
例2は、先の実施例1におけるチャンネル選択に際し
て、音声合成比率フィルタの特性を操作するパラメータ
Fを付加したものに相当する。以下、視聴者の操作につ
いて説明する。視聴者は、図1のポインタ操作部115
においてパラメータFを操作する。操作されたパラメー
タの情報はユーザ操作情報107として音声チャンネル
ポイント選択部104に伝送される。音声チャンネルポ
イント選択部104においてはこのパラメータの情報に
基づいて音声合成比率フィルタの特性を変化させる。こ
の変化せしめれた音声合成比率フィルタを使用し、実施
例1と同様に、それぞれの音声チャンネルの合成比率を
決定する。
【0025】図12および図13は、パラメータFによ
り変化する音声合成比率フィルタを示す。図12に示さ
れる音声合成比率フィルタは、ポインタの中心において
合成比率が最大であり、周辺に近づくにつれて合成比率
が減少する例である。周辺における減少率をパラメータ
Fにより変化させている。図13に示される音声合成比
率フィルタは、合成比率の最大になる位置をパラメータ
Fにより変化させる例である。視聴者は、パラメータR
およびパラメータFの一方、或は双方を操作し設定す
る。
【0026】図11を参照して実施例3を説明する。図
11は複数の視聴者が同時に同一の画面201を視聴す
る音声チャンネル合成選択装置を示し、各視聴者毎にポ
インタ操作部115およびスピーカ103を準備してこ
れらを視聴者各自に独占させて、各視聴者は同一の画面
201を視聴しながら好みの音声を選択視聴することが
できる。この場合、ポインタ操作部115、ユーザ操作
制御部105、音声チャンネルポイント選択部104、
音声チャンネル選択部101、音声合成部102および
スピーカ103より成る音声チャンネル合成選択装置を
複数組具備し、それぞれのユーザ操作制御部105毎に
ポインタRを同一画面201上に表示しながら選択操作
する。視聴者は各自のポインタ操作部115を操作して
先の実施例と同様に音声チャンネルを選択する。視聴者
の実行すべき操作手順は先の実施例と同様である。
【0027】最後に、実施例4を説明する。この実施例
は、センタ情報108の内に標準的なポインタ位置/大
きさ情報および音声合成率フィルタ情報を示す標準情報
を含める。ユーザ操作制御部105から格別のユーザ操
作情報107が伝送されない場合、音声チャンネル選択
部101は、この標準情報に基づいて音声チャンネルポ
イントを選択し、音声チャンネルを合成する。この様に
することにより、映像の内容の変化に適合する標準のポ
インタ位置/大きさ情報、音声合成比率フィルタ情報を
形成してセンタ側の推賞する音声合成の状態を提供す
る。
【0028】以上の通り、例えば、野球中継などで、ス
タジアムの複数の音声チャンネルが同時に提供されたと
き、視聴者がその内から幾つかの好みの音声チャンネル
を選択し、それを適当な合成比率で合成し視聴すること
ができる。また、例えば、ホームベース近くのバッタの
周辺の音だけを聞きたい場合には、ポインタをホームベ
ースの近くに移動し、ポインタボリュームでポインタの
大きさを小さくすることにより実現できる。
【0029】また、画面全体の音声を満遍なく聞きたい
場合にはポインタを画面中央付近に移動し、ポインタの
大きさを画面全体を覆うように調節することにより実現
できる。また、ポインタの中心を主として聞きたい音声
の位置に移動し、ポインタの大きさを画面全体を覆うよ
うにすることにより、主として聞きたい音声を大きな合
成比率で聞き、画面全体の音声も聞くことができる。
【0030】このように、野球中継などで、この発明を
用いることにより、番組としての魅力が高まる。
【0031】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明に依れ
ば、視聴者は、多数の音声チャンネルが一つの番組に提
供されているときに映像中の好みの位置の音声チャンネ
ルを簡単に選択し、その音声チャンネルを適当な合成比
率で合成して視聴することができる。
【0032】そして、ポインタを移動させることにより
映像の任意の位置の音声を簡単に選択することができ
る。また、ポインタのボリュームを調節することにより
映像中の聞きたい音声に対して自由にズームイン、ズー
ムアウトすることができる。更に、音声合成比率フィル
タの特性を操作することにより音声合成比率を好みの比
率に調整することができる。
【0033】また、複数の視聴者が同時に同一の画面を
視聴している場合、複数のポインタと複数のスピカーを
用意することにより、それぞれの視聴者が、同一の画面
を視聴しているにもかかわらず、それぞれ、視聴者ごと
に好みの音声を視聴することができる。この様に、複数
の視聴者が一つの番組を視聴する時に番組の魅力を高め
ることができる。
【0034】そして、センタから伝送される標準的なポ
インタ位置/大きさ情報および音声合成比率フィルタ情
報を映像の内容に適合させるべく変化することにより、
視聴者は何等の操作をすることなくして、センタ側の設
定する音声合成の状態を視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体の構成を説明する図。
【図2】ポインタを説明する図。
【図3】ポインタと画面の関係を説明する図。
【図4】音声チャンネルポイントと画面の関係を説明す
る図。
【図5】音声チャンネルポイントの位置を説明する図。
【図6】音声チャンネルポイントとポインタの関係を説
明する図。
【図7】音声合成比率フィルタを説明する図。
【図8】音声合成比率フィルタと音声チャンネルポイン
トの関係を示す図。
【図9】音声チャンネルと合成比率の関係を示す図。
【図10】音声チャンネルポイントと画面の内容の関係
を説明する図。
【図11】複数のポインタを使用する実施例を説明する
図。
【図12】音声合成比率フィルタとパラメータFの関係
を示す図。
【図13】音声合成比率フィルタとパラメータFの関係
を示す図。
【図14】マルチ画面を示す図。
【符号の説明】
101 音声チャンネル選択部 102 音声合成部 103 スピーカ 104 音声チャンネルポイント選択部 105 ユーザ操作制御部 107 ユーザ操作情報 110 音声合成比率情報 113 ポインタ表示信号 115 ポインタ操作部 118 ユーザ設定情報 201 画面 401 音声チャンネルポイント

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に映像を表示すると共に複数の音声
    チャンネルの内から選択されたチャンネルの音声を任意
    の比率で合成して再生する音声チャンネル選択合成方法
    において、音声チャンネル位置を示す音声チャンネルポ
    イントと画面中の位置とを対応させ、音声チャンネルポ
    イントを選択するポインタを画面に重畳して表示し、表
    示されたポインタ内の基準位置と選択された音声チャン
    ネルポイントとの間の相対距離に基づいて音声チャンネ
    ルの音声合成比率を決定することを特徴とする音声チャ
    ンネル選択合成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される音声チャンネル選
    択合成方法において、ポインタの形状を操作することを
    特徴とする音声チャンネル選択合成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載される音声チャンネル選
    択合成方法において、音声合成比率を決定する基準を変
    化させることを特徴とする音声チャンネル選択合成方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載される音声チャンネル選
    択合成方法において、音声合成比率を決定する基準を変
    化させることを特徴とする音声チャンネル選択合成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    される音声チャンネル選択合成方法において、ポインタ
    複数個を具備してこれらポインタを各別に操作して音声
    チャンネルを選択することを特徴とする音声チャンネル
    選択合成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載される音声チャンネル選択合成方法において、標準
    的なポインタ位置および標準的な音声合成比率を決定す
    る基準はこれを外部から決定することを特徴とする音声
    チャンネル選択方法。
  7. 【請求項7】 画面に映像を表示すると共に複数の音声
    チャンネルの内から選択されたチャンネルの音声を任意
    の比率で合成して再生する音声チャンネル選択合成装置
    において、 ポインタ位置を操作するユーザ設定情報を発生するポイ
    ンタ操作部を具備し、 ユーザ設定情報に基づいて画面に表示するポインタ位置
    を示すポインタ表示信号を発生すると共に設定されたポ
    インタ位置を示すユーザ操作情報を発生するユーザ操作
    制御部を具備し、 音声チャンネルポイントの画面における対応配置関係が
    内部に生成され、ポインタの位置に基づいて選択される
    べき音声チャンネルおよび音声合成比率を示す音声合成
    比率情報を発生する音声チャンネルポイント選択部を具
    備し、 音声合成比率情報に基づいて複数提供される音声チャン
    ネルから任意の音声チャンネルを選択する音声チャンネ
    ル選択部を具備し、 音声チャンネル選択部により選択された音声チャンネル
    を任意の合成比率で合成する音声合成部を具備し合成音
    声を発声するスピーカを具備する、 ことを特徴とする音声チャンネル選択合成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載される音声チャンネル選
    択合成装置において、ポインタ操作部はポインタの形状
    を変化させる構成を有するものであることを特徴とする
    音声チャンネル選択合成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載される音声チャンネル選
    択合成装置において、音声チャンネルポイント選択部は
    音声合成比率を規定する音声合成比率フィルタを変化さ
    せる構成を有するものであることを特徴とする音声チャ
    ンネル選択合成装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載される音声チャンネル
    選択合成装置において、音声チャンネルポイント選択部
    は音声合成比率を規定する音声合成比率フィルタを変化
    させる構成を有するものであることを特徴とする音声チ
    ャンネル選択合成装置。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし請求項10の内の何れ
    かに記載される音声チャンネル選択合成装置において、 ポインタ操作部、ユーザ操作制御部、音声チャンネルポ
    イント選択部、音声チャンネル選択部、音声合成部およ
    びスピーカを複数組具備することを特徴とする音声チャ
    ンネル選択合成装置。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし請求項11の内の何れ
    かに記載される音声チャンネル選択合成装置において、
    標準的なポインタ位置および標準的な音声合成比率を決
    定する信号を外部から送り込むことを特徴とする音声チ
    ャンネル選択合成装置。
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