JPH0829809A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法

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JPH0829809A
JPH0829809A JP18514694A JP18514694A JPH0829809A JP H0829809 A JPH0829809 A JP H0829809A JP 18514694 A JP18514694 A JP 18514694A JP 18514694 A JP18514694 A JP 18514694A JP H0829809 A JPH0829809 A JP H0829809A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートラインとドレインラインとの交差する
部分におけるライン(層)間ショート欠陥の防止効果を
高める。 【構成】 半導体薄膜25上に形成されたチャネル保護
膜30と、ゲートライン23とドレインライン37との
交差する部分であってその間に形成されたライン間絶縁
膜31とは、ゲート絶縁膜24上に形成された窒化シリ
コンからなる成膜をエッチングすることにより形成され
ている。この場合、裏面露光を工夫することにより、チ
ャネル保護膜30はゲート電極22の幅よりも小さくな
るように形成され、ライン間絶縁膜31はゲートライン
23の幅よりも大きくなるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜トランジスタおよ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアクティブマトリックス型の液晶
表示装置のスイッチング素子として使用される従来の薄
膜トランジスタを製造する場合の一例について、図8〜
図13を順に参照しながら説明する。まず、図8(A)
〜(C)に示すように、ガラス等からなる透明基板1の
上面の所定の個所にクロムからなるゲート電極2および
このゲート電極2に接続されたゲートライン3を一体的
に形成し、その上面に窒化シリコンからなるゲート絶縁
膜4を成膜し、その上面にアモルファスシリコンやポリ
シリコン等からなる半導体薄膜5を成膜し、その上面に
窒化シリコンからなるチャネル保護膜等形成用層6を成
膜し、その上面にポジ型のフォトレジスト層7を形成す
る。
【0003】次に、図9(A)〜(C)に示すように、
ゲート電極2およびゲートライン3をマスクとして裏面
露光する。この場合、後で説明する理由から、ゲート電
極2上におけるフォトレジスト層7の残存部分7aの幅
がゲート電極2の幅よりもある程度小さくなるように露
光する。したがって、ゲートライン3上におけるフォト
レジスト層7の残存部分7aの幅もゲートライン3の幅
よりもある程度小さくなるように露光される。次に、図
9(A)において一点鎖線で示すように、チャネル保護
膜形成領域8およびライン間絶縁膜(ゲートライン3と
後で説明するドレインラインとが交差する部分の両ライ
ン間を絶縁するための絶縁膜)形成領域9に対応する部
分に遮光膜を有するフォトマスク(図示せず)を用いて
表面側から露光する。
【0004】次に、図10(A)〜(C)に示すよう
に、現像すると、ゲート電極2上のチャネル保護膜等形
成用層6の上面の所定の個所に、ゲート電極2の幅より
もある程度幅狭のフォトレジストパターン7bが形成さ
れ、またゲートライン3上のチャネル保護膜等形成用層
6の上面の所定の個所(つまりゲートライン3と後で説
明するドレインラインとの交差部分)に、ゲートライン
3の幅よりもある程度幅狭のフォトレジストパターン7
cが形成される。次に、図11(A)〜(C)に示すよ
うに、フォトレジストパターン7b、7cをマスクとし
てエッチングすると、チャネル保護膜等形成用層6の不
要な部分が除去されることにより、フォトレジストパタ
ーン7b下にチャネル保護膜10が形成され、またフォ
トレジストパターン7c下にライン間絶縁膜11が形成
される。この後、フォトレジストパターン7b、7cを
除去する。次に、チャネル保護膜10およびライン間絶
縁膜11をマスクとしてリンやボロン等のイオンを注入
すると、チャネル保護膜10およびライン間絶縁膜11
下以外の領域における半導体薄膜5にイオン注入領域が
形成される。
【0005】次に、図12(A)〜(C)に示すよう
に、チャネル保護膜10の両側およびその各近傍におけ
る半導体薄膜5の上面にクロム等からなるコンタクト層
12、13を形成し、またこれらコンタクト層12、1
3、チャネル保護膜10およびライン間絶縁膜11下以
外の領域における不要な部分の半導体薄膜5を除去す
る。この状態では、ゲート電極2上にゲート絶縁膜4を
介して設けられた半導体薄膜5のチャネル保護膜10下
の部分は真性領域からなるチャネル領域5aとされ、そ
の両側はイオン注入領域からなるソース領域5bおよび
ドレイン領域5cとされている。
【0006】次に、図13(A)〜(C)に示すよう
に、上面の所定の個所にITOからなる画素電極14を
形成する。次に、上面の所定の個所にアルミニウムから
なるソース電極15、ドレイン電極16およびこのドレ
イン電極16に接続されたドレインライン17を形成す
る。この状態では、半導体薄膜5のソース領域5bはコ
ンタクト層12およびソース電極15を介して画素電極
14に接続され、ドレイン領域5cはコンタクト層13
を介してドレイン電極16に接続されている。また、ゲ
ートライン3とドレインライン17とは交差して配置さ
れている。この場合、ゲートライン3とドレインライン
17との交差する部分であってその間には、図13
(C)に示すように、ゲート絶縁膜4のほかに、窒化シ
リコンからなるライン間絶縁膜11等が設けられ、これ
によりライン(層)間ショート欠陥およびノイズをより
一層防止するようにしている。かくして、薄膜トランジ
スタが製造される。
【0007】ここで、図9(A)〜(C)に示す露光工
程において、ゲート電極2上におけるフォトレジスト層
7の残存部分7aの幅がゲート電極2の幅よりもある程
度小さくなるように露光する理由について説明する。こ
のように露光等することにより得られたレジストパター
ン7b、7cをマスクとしてチャネル保護膜等形成用層
6をエッチングすると、図11(B)に示すように、チ
ャネル保護膜10の幅がゲート電極2の幅よりもある程
度小さくなる。すると、図13(B)に示すように、ゲ
ート電極2とソース電極15およびドレイン電極16と
がチャネル保護膜10を介さずに互いに対向する部分が
生じるので、トランジスタ特性を良くすることができる
からである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような薄膜トランジスタの製造方法では、図9
(A)〜(C)に示す露光工程において、ゲート電極2
上におけるフォトレジスト層7の残存部分7aの幅がゲ
ート電極2の幅よりもある程度小さくなるように露光す
ると、ゲートライン3上におけるフォトレジスト層7の
残存部分7aの幅がゲートライン3の幅よりもある程度
小さくなってしまい、ライン間絶縁膜11の所定の方向
の幅がゲートライン3の幅よりもある程度小さくなって
しまう。この結果、ゲートライン3とドレインライン1
7との交差する部分におけるライン(層)間ショート欠
陥の防止効果が低下してしまうという問題があった。こ
の発明の目的は、トランジスタ特性を良くすることがで
きる上、ゲートラインとドレインラインとの交差する部
分におけるライン(層)間ショート欠陥の防止効果を高
めることのできる薄膜トランジスタおよびその製造方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る薄膜トランジスタは、半導体薄膜上にゲート電極の幅
よりも幅狭とされたチャネル保護膜を設け、ゲートライ
ンとドレインラインとの交差する部分であってその間に
ゲートラインの幅よりも幅広とされたライン間絶縁膜を
設けたものである。請求項2記載の発明に係る薄膜トラ
ンジスタの製造方法は、請求項2記載の薄膜トランジス
タの製造に際し、チャネル保護膜およびライン間絶縁膜
を形成するためのチャネル保護膜等形成用層を成膜し、
このチャネル保護膜等形成用層上にフォトレジスト層を
形成し、ゲート電極およびゲートラインをマスクとして
ゲートラインの長手方向両側の斜めから裏面露光し、次
いで所定パターンのマスクを用いて露光し、次いで現像
して形成されたフォトレジストパターンをマスクとして
エッチングすることにより、チャネル保護膜等形成用層
の不要な部分を除去してチャネル保護膜およびライン間
絶縁膜を形成するようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、チャネル保護膜
をゲート電極の幅よりも幅狭としているので、トランジ
スタ特性を良くすることができ、しかもライン間絶縁膜
をゲートラインの幅よりも幅広としているので、ゲート
ラインとドレインラインとの交差する部分におけるライ
ン(層)間ショート欠陥の防止効果を高めることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、裏面露光を工
夫するだけで、半導体薄膜上にゲート電極の幅よりも幅
狭とされたチャネル保護膜を形成するとともに、ゲート
ラインとドレインラインとの交差する部分であってその
間にゲートラインの幅よりも幅広とされたライン間絶縁
膜を形成することができるので、工程数が増大しないよ
うにすることができる。
【0011】
【実施例】図1〜図6はそれぞれこの発明の一実施例に
おける薄膜トランジスタの各製造工程を示したものであ
る。そこで、これらの図を順に参照しながら、この実施
例の薄膜トランジスタの構造についてその製造方法と併
せ説明する。
【0012】まず、図1(A)〜(C)に示すように、
ガラス等からなる透明基板21の上面の所定の個所にク
ロムからなるゲート電極22およびこのゲート電極22
に接続されたゲートライン23を膜厚1000Å程度に
一体的に形成し、その上面に窒化シリコンからなるゲー
ト絶縁膜24を膜厚4000Å程度に成膜し、その上面
にアモルファスシリコンやポリシリコン等からなる半導
体薄膜25を膜厚500Å程度に成膜し、その上面に窒
化シリコンからなるチャネル保護膜等形成用層26を膜
厚2000Å程度に成膜し、その上面にポジ型のフォト
レジスト層27を形成する。
【0013】次に、図2(A)〜(C)に示すように、
ゲート電極22およびゲートライン23をマスクとして
裏面露光する。この場合、図2(B)に示すように、ゲ
ート電極22の幅方向両側の斜めからつまりゲートライ
ン23の長手方向両側の斜めから露光するが、露光光線
が平行光線であるので、図2(C)に示すように、ゲー
トライン23の幅方向に対しては実質的には垂直方向か
らの露光と同じとなる。この結果、現像により残される
ゲート電極22上におけるフォトレジスト層27の残存
部分27aの幅がゲート電極22の幅よりもある程度小
さくなるように露光しても、ゲートライン23上におけ
るフォトレジスト層27の残存部分27aの幅がゲート
ライン23の幅よりもある程度大きくなるように露光す
ることができる。
【0014】ここで、このような露光における露光時間
とフォトレジスト層27の露光領域との関係の一例につ
いて図7を参照しながら説明する。図7において、横軸
は露光時間を示し、縦軸は露光後の現像により残される
フォトレジスト層27の残存部分27aの度合を、ゲー
ト電極22およびゲートライン23の幅方向の一方の縁
部と対応する部分を基準(±0)とし、それから外側を
プラス(+)内側をマイナス(−)として示したもので
あり、露光に使用するランプの照度は20mW/cm2
である。さて、ゲート電極22の幅方向両側の斜めから
露光すると、図2(C)に示す領域では、図7において
符号Cの曲線で示すように、露光時間が60秒経過する
と、ゲートライン23上におけるフォトレジスト層27
の非残存部分27bがゲートライン23の幅方向の一方
の縁部から内側に進行することになる。一方、図2
(B)に示す領域では、ゲート電極22の幅方向両側の
斜めから露光しているので、図7において符号Bの曲線
で示すように、図7における符号Cと比べて単位時間当
たりの残されるフォトレジストの幅が狭くなり、露光時
間が30秒経過すると、ゲート電極22上におけるフォ
トレジスト層27の非残存部分27bがゲート電極22
の幅方向の一方の縁部から内側に進行することになる。
そして、トランジスタ特性としてチャネル保護膜30の
両端すなわちチャネル保護膜30に対応するゲート電極
22上におけるフォトレジスト層27の残存部分27a
の両端がゲート電極22の幅方向の一方の縁部から内側
に0.5μm以上のところに位置すると良いとすれば、
露光時間を40〜45秒程度とすると、ゲート電極22
上におけるフォトレジスト層27の残存部分27aの幅
をゲート電極22の幅よりもある程度小さくすることが
できるとともに、ゲートライン23上におけるフォトレ
ジスト層27の残存部分27aの幅をゲートライン23
の幅よりもある程度大きくすることができる。
【0015】以上のような裏面露光が終了したら、次に
図2(A)において一点鎖線で示すように、チャネル保
護膜形成領域28およびライン間絶縁膜形成領域29に
対応する部分に遮光膜を有するフォトマスク(図示せ
ず)を用いて表面側から露光する。次に、図3(A)〜
(C)に示すように、現像すると、図示しないフォトマ
スクの位置合わせの精度が高くなくても、ゲート電極2
2上のチャネル保護膜等形成用層26の上面の所定の個
所に、ゲート電極22の幅よりもある程度幅狭のフォト
レジストパターン27cが形成され、またゲートライン
23上のチャネル保護膜等形成用層26の上面の所定の
個所(つまりゲートライン23と後で説明するドレイン
ラインとの交差部分)に、ゲートライン23の幅よりも
ある程度幅広のフォトレジストパターン27dが形成さ
れる。
【0016】次に、図4(A)〜(C)に示すように、
フォトレジストパターン27c、27dをマスクとして
エッチングすると、チャネル保護膜等形成用層26の不
要な部分が除去されることにより、フォトレジストパタ
ーン27c下にチャネル保護膜30が形成され、またフ
ォトレジストパターン27d下にライン間絶縁膜31が
形成される。この後、フォトレジストパターン27c、
27dを除去する。次に、チャネル保護膜30およびラ
イン間絶縁膜31をマスクとしてリンやボロン等のイオ
ンを注入すると、チャネル保護膜30およびライン間絶
縁膜31下以外の領域における半導体薄膜25にイオン
注入領域が形成される。
【0017】次に、図5(A)〜(C)に示すように、
チャネル保護膜30の両側およびその各近傍における半
導体薄膜25の上面にクロム等からなるコンタクト層3
2、33を形成し、またこれらコンタクト層32、3
3、チャネル保護膜30およびライン間絶縁膜31下以
外の領域における不要な部分の半導体薄膜25を除去す
る。この状態では、ゲート電極22上にゲート絶縁膜2
4を介して設けられた半導体薄膜25のチャネル保護膜
30下の部分は真性領域からなるチャネル領域25aと
され、その両側はイオン注入領域からなるソース領域2
5bおよびドレイン領域25cとされている。
【0018】次に、図6(A)〜(C)に示すように、
上面の所定の個所にITOからなる画素電極34を形成
する。次に、上面の所定の個所にアルミニウムからなる
ソース電極35、ドレイン電極36およびこのドレイン
電極36に接続されたドレインライン37を形成する。
この状態では、半導体薄膜25のソース領域25bはコ
ンタクト層32およびソース電極35を介して画素電極
34に接続され、ドレイン領域25cはコンタクト層3
3を介してドレイン電極36に接続されている。また、
ドレインライン37とゲートライン23とは交差して配
置されている。さらに、ドレインライン37とゲートラ
イン23との交差する部分であってその間には、ゲート
絶縁膜24のほかに、窒化シリコンからなるライン間絶
縁膜31等が設けられている。かくして、この実施例の
薄膜トランジスタが製造される。
【0019】このようにして得られた薄膜トランジスタ
では、図2(B)に示すように、ゲート電極22上にお
けるフォトレジスト層27の残存部分27aの幅がゲー
ト電極22の幅よりもある程度小さくなるように露光し
ているので、チャネル保護膜30の幅をゲート電極22
の幅よりもある程度小さくすることができる。この結
果、ゲート電極22とソース電極35およびドレイン電
極36とがチャネル保護膜30を介さずに互いに対向す
る部分が生じるので、トランジスタ特性を良くすること
ができる。また、図2(C)に示すように、ゲートライ
ン23上におけるフォトレジスト層27の残存部分27
aの幅がゲートライン23の幅よりもある程度大きくな
るように露光しているので、ライン間絶縁膜31の幅を
ゲートライン23の幅(およびドレインライン37の
幅)よりもある程度大きくすることができる。この結
果、ゲートライン23とドレインライン37との交差す
る部分におけるライン(層)間ショート欠陥の防止効果
およびノイズ防止効果を高めることができる。さらに、
裏面露光を工夫するだけで、チャネル領域25a上にゲ
ート電極22の幅よりも幅狭とされたチャネル保護膜3
0を形成するとともに、ゲートライン23とドレインラ
イン37との交差する部分であってその間にゲートライ
ン23の幅よりも幅広とされたライン間絶縁膜31を形
成することができるので、工程数が増大しないようにす
ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、半導体薄膜上にゲート電極の幅よりも幅狭
とされたチャネル保護膜を設けているので、トランジス
タ特性を良くすることができ、しかもゲートラインとド
レインラインとの交差する部分であってその間にゲート
ラインの幅よりも幅広とされたライン間絶縁膜を設けて
いるので、ゲートラインとドレインラインとの交差する
部分におけるライン(層)間ショート欠陥の防止効果を
高めることができる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、裏面露光を工夫するだけで、チャネル領域上にゲー
ト電極の幅よりも幅狭とされたチャネル保護膜を形成す
るとともに、ゲートラインとドレインラインとの交差す
る部分であってその間にゲートラインの幅よりも幅広と
されたライン間絶縁膜を形成することができるので、工
程数が増大しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例における薄膜トラ
ンジスタの製造に際し、透明基板上にゲート電極、ゲー
トライン、ゲート絶縁膜、半導体薄膜、チャネル保護膜
等形成用層およびフォトレジスト層を形成した状態の平
面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)はそ
のC−C線に沿う断面図。
【図2】(A)は同製造に際し、裏面露光した状態の平
面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)はそ
のC−C線に沿う断面図。
【図3】(A)は同製造に際し、フォトレジストパター
ンを形成した状態の平面図、(B)はそのB−B線に沿
う断面図、(C)はそのC−C線に沿う断面図。
【図4】(A)は同製造に際し、チャネル保護膜および
ライン間絶縁膜を形成した状態の平面図、(B)はその
B−B線に沿う断面図、(C)はそのC−C線に沿う断
面図。
【図5】(A)は同製造に際し、素子分離した状態の平
面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)はそ
のC−C線に沿う断面図。
【図6】(A)は同製造に際し、画素電極、ソース電
極、ドレイン電極およびドレインラインを形成した状態
の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)
はそのC−C線に沿う断面図。
【図7】図2に示す裏面露光における露光時間とマスク
の幅に対する現像により残されるフォトレジストの幅の
度合との関係の一例を示す図。
【図8】(A)は従来の薄膜トランジスタの製造に際
し、透明基板上にゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体薄
膜、チャネル保護膜等形成用層およびフォトレジスト層
を形成した状態の平面図、(B)はそのB−B線に沿う
断面図、(C)はそのC−C線に沿う断面図。
【図9】(A)は同製造に際し、裏面露光した状態の平
面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)はそ
のC−C線に沿う断面図。
【図10】(A)は同製造に際し、フォトレジストパタ
ーンを形成した状態の平面図、(B)はそのB−B線に
沿う断面図、(C)はそのC−C線に沿う断面図。
【図11】(A)は同製造に際し、チャネル保護膜およ
びライン間絶縁膜を形成した状態の平面図、(B)はそ
のB−B線に沿う断面図、(C)はそのC−C線に沿う
断面図。
【図12】(A)は同製造に際し、素子分離した状態の
平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)は
そのC−C線に沿う断面図。
【図13】(A)は同製造に際し、画素電極、ソース電
極、ドレイン電極およびドレインラインを形成した状態
の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図、(C)
はそのC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
22 ゲート電極 23 ゲートライン 24 ゲート絶縁膜 25 半導体薄膜 30 チャネル保護膜 31 ライン間絶縁膜 32 ソース電極 33 ドレイン電極 37 ドレインライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート絶縁膜下にゲート電極および該ゲ
    ート電極に接続されたゲートラインが設けられ、前記ゲ
    ート電極上の前記ゲート絶縁膜上にドレイン領域等を備
    えた半導体薄膜が設けられ、前記ゲート絶縁膜上に前記
    半導体薄膜のドレイン領域と接続されたドレインライン
    が前記ゲートラインと交差して設けられた薄膜トランジ
    スタにおいて、 前記半導体薄膜上に前記ゲート電極の幅よりも幅狭とさ
    れたチャネル保護膜を設け、前記ゲートラインと前記ド
    レインラインとの交差する部分であってその間に前記ゲ
    ートラインの幅よりも幅広とされたライン間絶縁膜を設
    けたことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄膜トランジスタの製造
    に際し、前記チャネル保護膜および前記ライン間絶縁膜
    を形成するためのチャネル保護膜等形成用層を成膜し、
    該チャネル保護膜等形成用層上にフォトレジスト層を形
    成し、前記ゲート電極および前記ゲートラインをマスク
    として前記ゲートラインの長手方向両側の斜めから裏面
    露光し、次いで所定パターンのマスクを用いて表面露光
    し、次いで現像して形成されたフォトレジストパターン
    をマスクとしてエッチングすることにより、前記チャネ
    ル保護膜等形成用層の不要な部分を除去して前記チャネ
    ル保護膜および前記ライン間絶縁膜を形成することを特
    徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
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