JPH08298046A - ロータリスイッチ - Google Patents

ロータリスイッチ

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Publication number
JPH08298046A
JPH08298046A JP7102798A JP10279895A JPH08298046A JP H08298046 A JPH08298046 A JP H08298046A JP 7102798 A JP7102798 A JP 7102798A JP 10279895 A JP10279895 A JP 10279895A JP H08298046 A JPH08298046 A JP H08298046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
fixed
rotary switch
fixed contacts
brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7102798A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Ogata
勝己 緒方
Toshihiko Terashita
俊彦 寺下
Tetsuya Nakamura
哲也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7102798A priority Critical patent/JPH08298046A/ja
Publication of JPH08298046A publication Critical patent/JPH08298046A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリスイッチの摺動ノイズを低減する。 【構成】 ロータリスイッチの固定基板に固定接点を回
転対称形に配列し、回転板4に2個の接点ブラシ8を1
80度回転対称位置に取りつける。固定接点に対する2
個の接点ブラシ8の接離状態は同一であり、回転対称位
置にある固定接点の夫々に接点ブラシ8のブラシ部9が
同時に接触して並列作動するので、一方の固定接点上に
異物が付着してチャタリングが発生した場合であって
も、他方の固定接点上にある接点ブラシを介して回路の
オン状態が維持されるため、摺動ノイズが減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロータリスイッチに
関するものであり、特に、パルス出力或いはコード出力
用のロータリスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パルス出力或いはコード出力用のロータ
リスイッチは、固定接点を配列した固定基板と、固定基
板に回転自在に装着された回転板とによって構成され、
回転板を回転すると、回転板に設けた接点ブラシが固定
基板上を摺動する。固定基板上には、回転板の回転中心
からの半径を夫々異にする複数の同心円上に夫々の回路
の固定接点がセグメント状に配列されており、回転板の
回転角度に応じて内周と外周の固定接点が接点ブラシに
より閉成或いは開離状態となって回路がオン/オフされ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータリスイッチは、
回転板を回転して接点ブラシが固定接点上を摺動する際
に、固定接点上に付着した埃等の異物に接点ブラシが乗
上げてチャタリングが発生したり、固定接点に接触或い
は離反する際にバウンシングが生じることがある。従っ
て、例えばコンピュータ関連機器やAV機器等の操作ス
イッチとしてロータリスイッチを用いてロータリスイッ
チのパルス出力或いはコード出力をディジタル処理する
場合は、バウンシングやチャタリング等の摺動ノイズに
よって接点の開閉カウント数に誤差が発生して誤動作す
ることがある。よって、バウンシングやチャタリング等
の摺動ノイズを防止して、安定性並びに信頼性を向上す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、固定基板と、前記
固定基板に回転自在に装着された回転板とからなり、前
記固定基板上に前記回転板の回転軸を中心とし、且つ夫
々半径を異にする複数の同心円上に固定接点を配列し、
前記回転板に前記固定基板の表面と接触する接点ブラシ
を装着し、前記接点ブラシが回転板の回転とともに前記
固定基板上を摺動して内周と外周の固定接点を閉成或い
は開離させるロータリスイッチに於いて、前記固定接点
を回転対称形に配列し、前記回転板に複数の接点ブラシ
を前記固定接点の対称回転角度と等しい回転角度で配列
したことを特徴とするロータリスイッチを提供するもの
である。
【0005】
【作用】 本発明のロータリスイッチの回転板には、複
数の接点ブラシが回転対称位置に配置され、固定基板に
設けられた固定接点も回転対称形に配置されている。回
転板が回転する際は、回転対称位置にある固定接点の夫
々に接点ブラシが同時に接触して並列作動する。従っ
て、一方の接点ブラシにチャタリングやバウンシングが
発生した場合であっても、他方の固定接点上にある接点
ブラシを介して回路の導通が維持され、摺動ノイズは殆
ど発生しない。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1は小型の2回路ロータリスイッチ1を示し、
プリント配線板である固定基板2にハウジング3が固着
され、ハウジング3内に回転板4が収納されている。回
転板4のボス4aは、ハウジング3の上面中央の穴3a
を通じて上方へ突出し、ボス4aに操作つまみやギヤの
軸等を嵌着することができる。
【0007】図2は固定基板2を示し、円形部2aの一
側から回路接続部2bが突出している。回路接続部2b
に配列された三つの接続電極G,J1,J2は、夫々円
形部2aに設けられた三重の同心円回路パターンから引
き出されている。内周の全周に亘る環状の固定接点5は
接続電極Gに連絡し、中間、並びに外周の回路パターン
には夫々6個の固定接点6,7が60度間隔で配列され
て夫々接続電極J1とJ2とに連絡している。そして、
中間と外周の2系統の固定接点6,7の位相は変位して
おり、三重の回路パターン全体が60度単位の回転対称
形となっている。
【0008】図3は回転板4を示し、円形のフランジ4
bの上面中央にボス4aが設けられ、裏面には2個の接
点ブラシ8が回転中心に対して相互に180度の回転角
度をもって対称的に配置されている。接点ブラシ8は、
接触の安定性を向上させるために狭小なスリットによっ
て分離された2本1組のブラシ部9を3系統備え、3系
統のブラシ部9は、夫々固定基板2の三重の回路パター
ンに対応する。
【0009】また、フランジ4bの上面には外周方向へ
突出するクリックバネ10が固着されており、図4に示
すハウジング3の内周面に設けられた鋸歯状のリングギ
ヤ部3bにクリックバネ10の先端部位が圧接して回転
板4の回転時にクリック感を与える回転節度機構を構成
する。リングギヤ部3bの歯数は24であり、回転板4
は15度単位で固定される。
【0010】固定接点5,6,7並びに接点ブラシ8は
回転対称形に配列されているため、固定接点5,6,7
に対する2個の接点ブラシ8の接離状態は同一であり、
回転板4を15度回転する毎に、2系統の回路J1,J
2から得られる2ビット信号は回転方向に応じて00,
01,11,10或いは00,10,11,01と変化
し、上記の4状態を1サイクルとして1回転で6サイク
ルの開閉操作を行うことができる。
【0011】回転板4が回転する際は、回転対称位置に
ある固定接点5,6,7の夫々に一対の接点ブラシ8が
同時に接離して並列作動するので、一方の固定接点上に
異物が付着してチャタリングによりスパイク状のパルス
が発生した場合であっても、他方の固定接点上にある接
点ブラシ8を介して回路のオン状態が維持され、チャタ
リングによるパルスは回路出力にあらわれない。回転対
称位置にある2個の固定接点の同一位置に夫々埃等の異
物が付着する確率は極めて低いため、チャタリングの発
生確率が著しく低下する。
【0012】また、2個の接点ブラシ8に、バウンシン
グが発生したとしても、2系統の接点から生じるパルス
はその位相差によって平滑化され、バウンシングの影響
を低減する効果がある。
【0013】更に、複数の接点ブラシ8を回転対称位置
に配置したことにより、従来のロータリスイッチとは異
なり、回転板4に作用する接点ブラシ8の反力は回転板
4の軸心と平行に作用するので、回転板の回転の円滑性
も向上し、操作性並びに耐久性の向上も期待できる。
【0014】尚、図示は省略するが、ロータリスイッチ
の回路数や、接点数は上記一実施例に限定されるもので
はない。また、例えば、2個の接点ブラシを連結した形
状の1個の部品として成形したり、接点ブラシを120
度間隔で3ヵ所に装着するなど種々の改変ができ、この
発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、回転板に複数の接点ブラシを設け、固定基
板上の回転対称位置にある固定接点の夫々に接点ブラシ
が同時に接触して並列動作するので、一方の固定接点上
に異物が付着してチャタリングが発生した場合であって
も、他方の固定接点上にある接点ブラシを介して回路の
オン状態が維持されるため、摺動ノイズが著しく低下
し、安定性並びに信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリスイッチの一実施例を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図2】図1の固定基板の平面図。
【図3】図1の回転板を示し、(a)は平面図、(b)
は底面図である。
【図4】図1のハウジングを示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は底面図である。
【符号の説明】
1 ロータリスイッチ 2 固定基板 3 ハウジング 4 回転板 5,6,7 固定接点 8 接点ブラシ 9 ブラシ部 10 クリックバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定基板と、前記固定基板に回転自在に
    装着された回転板とからなり、前記固定基板上に前記回
    転板の回転軸を中心とし、且つ夫々半径を異にする複数
    の同心円上に固定接点を配列し、前記回転板に前記固定
    基板の表面と接触する接点ブラシを装着し、前記接点ブ
    ラシが回転板の回転とともに前記固定基板上を摺動して
    内周と外周の固定接点を閉成或いは開離させるロータリ
    スイッチに於いて、前記固定接点を回転対称形に配列
    し、前記回転板に複数の接点ブラシを前記固定接点の対
    称回転角度と等しい回転角度で配列したことを特徴とす
    るロータリスイッチ。
JP7102798A 1995-04-26 1995-04-26 ロータリスイッチ Withdrawn JPH08298046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7102798A JPH08298046A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ロータリスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7102798A JPH08298046A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ロータリスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298046A true JPH08298046A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14337105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7102798A Withdrawn JPH08298046A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ロータリスイッチ

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JP (1) JPH08298046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014154510A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Hioki Ee Corp 摺動式スイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014154510A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Hioki Ee Corp 摺動式スイッチ装置

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Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040331