JPH08297947A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH08297947A
JPH08297947A JP7102006A JP10200695A JPH08297947A JP H08297947 A JPH08297947 A JP H08297947A JP 7102006 A JP7102006 A JP 7102006A JP 10200695 A JP10200695 A JP 10200695A JP H08297947 A JPH08297947 A JP H08297947A
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JP
Japan
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shutter
section
bent portion
guide plate
main body
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JP7102006A
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Eisaku Senda
栄作 千田
Teruo Ota
輝男 太田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板をコ字状に折り曲げて形成したシャッ
ターの自由端側が互いに拡開する方向に反った場合でも
シャッターが円滑にスライドできるようにする。 【構成】 ディスクカートリッジ1は、ディスク状記録
媒体2を収容したカートリッジ本体部3と、該カートリ
ッジ本体部3にスライド可能に取り付けられていて、該
カートリッジ本体部3に設けられているヘッド挿入用孔
部等の開口部34,35を開閉するシャッター4とを備
えている。上記シャッター4は、自由端側に折曲部44
を有しているとともに、上記カートリッジ本体部3は、
上記折曲部を挿入する折曲部挿入用溝部36および該溝
部36の開口部を塞ぐことにより、上記折曲部44が折
曲部挿入用溝部36から抜け出るのを防止するシャッタ
ーガイドプレート37を有している。上記折曲部44
は、先端に行くに従って、シャッターガイドプレート3
7との間隙が徐々に増加するように、上記シャッターガ
イドプレート37に対して傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体を
収容したカートリッジ本体部にシャッターをスライド可
能に取り付け、該シャッターでカートリッジ本体部に設
けたヘッド挿入用孔部等の開口部を開閉するようにした
ディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジとして図5〜図6
に示したようなものが知られている。図5は、5.25
インチの光ディスクカートリッジ(以下、単にディスク
カートリッジという)101を示す。
【0003】上記ディスクカートリッジ101は、光デ
ィスク102を収容したカートリッジ本体部103と、
該カートリッジ本体部103にスライド可能に取り付け
られていて、該カートリッジ本体部103に設けられて
いる光学ヘッド挿入用孔部等の開口部104を開閉する
シャッター105とを備えている。
【0004】上記シャッター105は、金属板をコ字状
に折り曲げることにより形成されていて、自由端側には
折曲部106を有している。
【0005】図6に示したように、上記カートリッジ本
体部103は、上記シャッター105の折曲部106を
挿入する折曲部挿入用凹溝107及び該凹溝107の開
口部を塞ぐシャッターガイドプレート108を有してい
る。
【0006】上記シャッターガイドプレート108は、
上記シャッター105の折曲部106が、上記折曲部挿
入用凹溝107から抜け出るのを防止している。
【0007】上記シャッター105の折曲部106は、
上記シャッターガイドプレート108に対して平行に形
成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のデ
ィスクカートリッジ101は、シャッター105の折曲
部106を、シャッターガイドプレート108に対して
平行になるように形成していたために次に述べるような
問題点があった。
【0009】(1)図6に示したように、シャッター1
05の折曲部106の外側面の全面がシャッターガイド
プレート105の内側面に接触して、両者間の摩擦抵抗
が大となり、シャッター105の円滑なスライドが阻害
される。
【0010】(2)金属板をコ字状に折り曲げることに
より形成されたシャッター105は、一対の自由端側が
互いに拡開する方向に反りやすい。
【0011】自由端側が互いに拡開する方向に反ると、
折曲部106の先端部が、より強くシャッターガイドプ
レート108の内面に接触して、シャッター105が円
滑にスライドしなくなる虞れがある。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解決するために、シャッターの折曲部を、その基
端から先端に向けて上記シャッターガイドプレートとの
間隙が徐々に増加するように、上記シャッターガイドプ
レートに対して傾斜させた状態に形成した。
【0014】
【作用】シャッターガイドプレートに対して、シャッタ
ーの折曲部を傾斜させたので、該シャッターの折曲部が
シャッターガイドプレートに対して、面接触するのを防
止することができる。
【0015】また、シャッターの自由端側が互いに拡開
する方向に反った場合でも、折曲部の先端がシャッター
ガイドプレートに接触するのを防止することができる。
【0016】
【実施例】次に本発明を図1〜図4を参照して説明す
る。
【0017】図1は、本発明のディスクカートリッジ1
の立体図であり、ディスク状記録媒体2を収容したカー
トリッジ本体部3からシャッター4を取り外した状態を
示している。
【0018】上記ディスクカートリッジ1は、5.25
インチの光ディスクカートリッジとして構成されてい
る。
【0019】上記ディスク状記録媒体2は、追記録可能
な5.25インチの光ディスク本体21の中央部にチャ
ッキング部22を設けることにより構成されている。
【0020】上記カートリッジ本体部3は、プラスチッ
ク製の上,下ハーフ31,32を突き合わせて結合する
ことにより構成されている。
【0021】上記上,下ハーフ31,32は、シャッタ
ー4のスライドエリアを構成するシャッター組付用凹部
33を有している。
【0022】上記シャッター組付用凹部33は、シャッ
タースライド方向の一側部33aの近傍に円形状の第1
の開口部34と、長方形状の第2の開口部35を有して
いる。
【0023】上記第1の開口部34は、上記ディスク状
記録媒体2のチャッキング部22に臨む位置に設けられ
ている。
【0024】そして、上記第1の開口部34を通して、
上記チャッキング部22を図示省略の記録再生装置のタ
ーンテーブル上に載置する構成になっている。
【0025】上記第2の開口部35は、上記ディスク状
記録媒体2のディスク本体21の信号記録面に臨む位置
に設けられている。
【0026】そして、上記第2の開口部35を通して、
上記ディスク本体21の信号記録面に、図示省略記録再
生装置の光学ピックアップ等の情報信号書き込み/読み
出し手段で情報信号を書き込んだり或は書き込まれてい
る情報信号を読み取るようになっている。
【0027】上記シャッター組付用凹部33の上記シャ
ッタースライド方向の一側部33aと直交する方向の側
部33bの近傍には、次に説明するシャッター4の折曲
部44を挿入する折曲部挿入用溝部36が設けられてい
る。上記折曲部挿入用溝部36の開口部は、上記シャッ
ター4の折曲部44を挿入するのに必要な部分を除い
て、シャッターガイドプレート37で塞がれた状態にな
っている。
【0028】次に、シャッター4について説明する。
【0029】上記シャッター4は、上,下ハーフ31,
32のシャッター組付用凹部33に重ね合わされてい
て、該凹部33内でスライドさせることにより、上記第
1,第2の開口部34,35を開閉する一対の開閉面部
41,42と、これら一対の開閉面部41,42の一端
部を連結している端面板部43とによってコ字状に形成
されている。
【0030】上記シャッター4は、ステンレス板等の金
属板をコ字状に折り曲げることにより形成されている。
【0031】上記シャッター4は、上記一対の開閉面部
41,42で上記上,下ハーフ31,32のシャッター
組付用凹部33,33を挟むようにして、端面板部43
がカートリッジ本体部3にスライド可能に取り付けられ
ている。
【0032】そして、上記シャッター4は、凹部33,
33の一側部33a側にスライドさせてきた状態におい
て、上記一対の開閉面部41,42で上,下ハーフ3
1,32の第1,第2の開口部34,35を閉塞し、他
側部33c側にスライドさせると、上記第1,第2の開
口部34,35を開くようになっている。
【0033】上記シャッター4は、開閉面部41,42
の先端つまり自由端側に折曲部44を有している。
【0034】上記折曲部44は、第1の折曲部45と、
該第1の折曲部構成片45の先端に連続する第2の折曲
部構成片46とで構成されている。
【0035】図2に示したように、上記第1の折曲部構
成片45は、シャッター本体部47に対して、略45°
の折曲角度θ1で折り曲げられている。
【0036】上記第2の折曲部構成片46は、シャッタ
ー本体部47に対して略10〜20°前後の折曲角度θ
2で折り曲げられている。
【0037】そして、図3に示したように、上記第2の
折曲部構成片46は、上記折曲部挿入用溝部36内のシ
ャッターガイドプレート37の下方に挿入されて、先端
に行くに従って、上記シャッターガイドプレート37と
の間隙δを増すようになっている。
【0038】上記間隙δは、第1,第2の折曲部構成片
45,46の長さや折曲角度θ1,θ2によって決定さ
れる。
【0039】実施例のディスクカートリッジ1は上述の
ような構成である。
【0040】従って、シャッター4の自由端側つまり一
対の開閉面部41,42の先端が互いに拡開する方向に
多少反った場合でも、折曲部の先端がシャッターガイド
プレート37の内側面に接触するのを防止することがで
きるのである。
【0041】なお、上述の実施例では、折曲部44を折
曲角度の異なる第1,第2の折曲部構成片45,46で
構成した場合を示したが、図4に示したように単一の構
成片で構成しても或は3つ以上の構成片で構成してもよ
い。
【0042】また、実施例では、ディスクカートリッジ
として、5.25インチサイズの光ディスクカートリッ
ジを示したが、磁気ディスクカートリッジや光磁気ディ
スクカートリッジにも適用できる。
【0043】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジは、シャ
ッターガイドプレートとの間隙が、先端に行くに従って
徐々に増大するように、シャッターの自由端側の折曲部
を傾斜させたので次に述べるような効果がある。
【0044】(1)折曲部がシャッターガイドプレート
に接触するのを防止することができる。
【0045】(2)シャッターの自由端側が互いに拡開
する方向に反った場合でも、折曲部の先端がシャッター
ガイドプレートの内側面に接触するのを抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッターを取り外した状態の立体図。
【図2】シャッターの側面図。
【図3】要部の断面図。
【図4】他の実施例の要部の断面図。
【図5】従来例の立体図。
【図6】図5のA−A線断面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ 2…ディスク状記録媒体 3…カートリッジ本体部 4…シャッター 34,35…第1,第2の開口部 36…折曲部挿入用溝部 37…シャッターガイドプレート 44…折曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を収容したカートリ
    ッジ本体部と、該カートリッジ本体部にスライド可能に
    取り付けられていて、該カートリッジ本体部に設けられ
    ている開口部を開閉するシャッターとを備え、 上記シャッターは、自由端側に折曲部を有し、 上記カートリッジ本体部は、上記折曲部を挿入する折曲
    部挿入用溝部および該溝部の開口部を塞ぐことにより、
    上記折曲部が折曲部挿入用溝部から抜け出るのを防止す
    るシャッターガイドプレートを有しているディスクカー
    トリッジにおいて、 上記シャッターの折曲部は、先端に行くに従って上記シ
    ャッターガイドプレートとの間隙が徐々に増加するよう
    に上記シャッターガイドプレートに対して傾斜させてな
    るディスクカートリッジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000074526A (ko) * 1999-05-21 2000-12-15 이형도 디스크 드라이브용 자기 디스켓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000074526A (ko) * 1999-05-21 2000-12-15 이형도 디스크 드라이브용 자기 디스켓

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