JPH08296626A - ナット装置 - Google Patents

ナット装置

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JPH08296626A
JPH08296626A JP10092295A JP10092295A JPH08296626A JP H08296626 A JPH08296626 A JP H08296626A JP 10092295 A JP10092295 A JP 10092295A JP 10092295 A JP10092295 A JP 10092295A JP H08296626 A JPH08296626 A JP H08296626A
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Katsumasa Suzuki
克昌 鈴木
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SUZUKI SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
する。 【構成】緩止めリング21は、ナイロン等の弾性を有す
る部材を円盤状に形成するとともに、その中央に貫通孔
22を形成したものである。カバー25は、ナイロン等
の変形可能な部材を円盤状に形成したものである。ナッ
ト本体11は、アルミ合金等のカバー25よりも変形し
にくい部材で形成されている。また、ナット本体11
は、カバー25と緩止めリング21を挿入する凹部12
を一端側に形成している。凹部12の一端側の内径は、
緩止めリング21及びカバー25の外形よりも小さくな
っている。ねじ部の先端がナット本体11から突出し、
緩止めリング21の貫通孔22から突出した場合、カバ
ー25がねじ部の突出する方向に塑性変形してねじ部を
被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボルトやねじ等のねじ部
がそのねじ孔に螺合されるナット装置に係り、特に安全
性を向上できるナット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ボルトに嵌めて2つの部品を締付
けるナット装置には、ボルトに対して緩止めを行うもの
が開発されている。
【0003】図15はこのような従来のナット装置の組
立てられる前の状態を示す分解斜視図である。
【0004】図15において、ナット装置80は、ナッ
ト本体81とこのナット本体81に取付けられる緩止め
リング91とから構成される。
【0005】ナット本体81は、アルミ合金等の部材で
形成しており、深さが前記緩止めリング91の厚みより
も深く前記緩止めリング91を挿入して配置する凹部8
2を一端側(頭部)に形成している。また、ナット本体
81は、凹部82の底部から他端側に向けて、ねじ孔8
3を形成している。
【0006】緩止めリング91は、ナイロン等のナット
本体81より変形しやすく弾性を有する部材を円盤状に
形成するとともに、その中央に貫通孔92を形成したも
のである。この場合、貫通孔92の内径は、ねじ孔83
の谷径より小さく、ねじ孔83の内径より大きくなって
いる。ナット本体81の一端側の外周には、一端側に向
けて先細りとなるテーパ部84が形成されている。ナッ
ト本体81の他端側の外周85の断面は、六角形に形成
されている。
【0007】図16は図15のナット装置80の組み立
てられた後の状態を示す断面図である。
【0008】図16において、ナット本体81の凹部8
2には緩止めリング91が挿入されている。
【0009】ナット本体81のテーパ部84は、プレス
装置等をより用いた塑性変形により先端が内側に向けて
変形され係止部86が形成され、凹部82の一端側の内
径が緩止めリング91の外径よりも小さくなっている。
【0010】図17は図15のナット装置80による2
つの部品の締付けを示す断面図である。
【0011】図17において、板状の第1及び第2の部
品111,112には、貫通孔113,114が形成さ
れている。ボルト121のねじ部122は、貫通孔11
3,114に挿入し、ナット本体81のねじ孔83に螺
入して螺合し、緩止めリング91の貫通孔92の内側を
弾性変形させてこの貫通孔92に螺入し、先端123が
凹部82の外側に露出している。ボルト121のボルト
頭124とナット装置80との間には、第1及び第2の
部品111,112が挟まれている。このような状態で
ボルト121とナット装置80は、第1及び第2の部品
111,112の締付け固定を行っている。
【0012】このような従来のナット装置80によれ
ば、ナット本体81に取付けられた緩止めリング91の
弾性力によりボルト121のねじ部122が締付けら
れ、緩止めリング91とねじ部122の間に大きな静止
摩擦力が発生するので、ボルト121とナット装置80
による締付けが緩むのを防止できる。しかしながら、こ
のようなナット装置では、ボルト121の首下の長さ
(図17の場合ねじ部122の長さ)が第1及び第2の
部品111,112とナット装置80とを重ね合わせた
厚さよりも長い場合、ボルト121のねじ部122の先
端123が外側に突出することになる。先端123の外
周は、ねじ山により鋭利になったおり、先端123を人
間の皮膚で擦った場合に切り傷になる場合が多々あっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のナッ
ト装置によれば、ボルトの首下の長さがボルト頭とナッ
ト装置との間に挟まれる部品とナット装置を重ね合わせ
た厚さよりも長い場合、ボルトのねじ部の先端が外側に
突出することになり、このような状態で、ねじ部の先端
を人間の皮膚で擦った場合に切り傷になる場合が多々あ
った。
【0014】そこで本発明は、ナット本体のねじ孔にね
じ部を螺合した場合に、ナット本体から突出するねじ部
の先端の外周を被覆することができるナット装置の提供
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるナット装置は、ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成
したナット本体と、弾性を有する部材で形成し、前記ナ
ット本体の凹部の奥側に配設してねじ部の緩止めを行う
緩止めリングと、前記ナット本体よりも変形しやすい部
材で形成し、前記ナット本体の凹部の手前側に配設し
て、前記ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したと
きこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性
変形してこのねじ部の先端を被覆するカバーと、前記ナ
ット本体の凹部の前記カバーよりも手前側に形成し、前
記カバーを係止する係止部とを具備したことを特徴とす
る。
【0016】請求項2記載の本発明によるナット装置
は、ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成したナット本体
と、弾性を有する部材で形成し、前記ナット本体の凹部
の奥側に配設してねじ部の緩止めを行う緩止めリング
と、前記ナット本体よりも変形しやすい部材で形成し、
前記ナット本体のねじ孔の内径よりも小さい貫通孔を形
成するとともに、前記ナット本体の凹部の手前側に配設
して、前記ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合した
ときこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑
性変形してこのねじ部の先端の外周を被覆するカバー
と、前記ナット本体の凹部の前記カバーよりも手前側に
形成し、前記カバーを係止する係止部とを具備したこと
を特徴とする。
【0017】請求項3記載の本発明によるナット装置
は、ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成したナット本体
と、弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形し
やすい部材で形成し、前記ナット本体の凹部に配設し
て、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したときこ
のねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変形
してこのねじ部の先端を被覆する緩止めカバーと、前記
ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手前側に形
成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを具備した
ことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の本発明によるナット装置
は、ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成したナット本体
と、弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形し
やすい部材で形成し、前記ナット本体のねじ孔の内径よ
りも小さい貫通孔を形成するとともに、前記ナット本体
の凹部に配設して、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に
螺合したときこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端
により塑性変形してこのねじ部の先端の外周を被覆する
緩止めカバーと、前記ナット本体の凹部の前記緩止めカ
バーよりも手前側に形成し、前記緩止めカバーを係止す
る係止部とを具備したことを特徴とする。
【0019】請求項5記載の本発明によるナット装置
は、ねじ孔と連通する第1の凹部を頭部に形成したナッ
ト本体と、弾性を有するとともに前記ナット本体よりも
変形しやすい部材で形成し、ねじ部の緩止めを行う第2
の凹部を形成し、この第2の凹部を前記ナット本体のね
じ孔側に向けた状態で前記ナット本体の第1の凹部に配
設して、前記ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合し
たときこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により
塑性変形してこのねじ部の先端を被覆する緩止めカバー
と、前記ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手
前側に形成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを
具備したことを特徴とする。
【0020】請求項6記載の本発明によるナット装置
は、ねじ孔と連通する第1の凹部を頭部に形成したナッ
ト本体と、弾性を有するとともに前記ナット本体よりも
変形しやすい部材で形成し、前記ナット本体のねじ孔の
内径よりも小さい貫通孔を形成し、この貫通孔に連通し
ねじ部の緩止めを行う第2の凹部を形成し、この第2の
凹部を前記ナット本体のねじ孔側に向けた状態で前記ナ
ット本体の第1の凹部に配設して、前記ねじ部を前記ナ
ット本体のねじ孔に螺合したときこのねじ孔から突出し
た前記ねじ部の先端により塑性変形してこのねじ部の先
端の外周を被覆する緩止めカバーと、前記ナット本体の
凹部の前記緩止めカバーよりも手前側に形成し、前記緩
止めカバーを係止する係止部とを具備したことを特徴と
する。
【0021】
【作用】請求項1記載の構成によれば、カバーが、ねじ
部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したときこのねじ孔
から突出した前記ねじ部の先端により塑性変形してこの
ねじ部の先端を被覆するので、ナット本体のねじ孔にね
じ部を螺合した場合に、ナット本体から突出するねじ部
の先端の外周を被覆することができる。
【0022】請求項2記載の構成によれば、カバーが、
ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したときこのね
じ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変形して
このねじ部の先端の外周を被覆するので、ナット本体の
ねじ孔にねじ部を螺合した場合に、ナット本体から突出
するねじ部の先端の外周を被覆することができる。
【0023】請求項3記載の構成によれば、緩止めカバ
ーが、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したとき
このねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変
形してこのねじ部の先端を被覆するので、ナット本体の
ねじ孔にねじ部を螺合した場合に、ナット本体から突出
するねじ部の先端の外周を被覆することができる。
【0024】請求項4記載の構成によれば、緩止めカバ
ーが、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したとき
このねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変
形してこのねじ部の先端を被覆するので、ナット本体の
ねじ孔にねじ部を螺合した場合に、ナット本体から突出
するねじ部の先端の外周を被覆することができる。
【0025】請求項5記載の構成によれば、緩止めカバ
ーが、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したとき
このねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変
形してこのねじ部の先端を被覆するので、ナット本体の
ねじ孔にねじ部を螺合した場合に、ナット本体から突出
するねじ部の先端の外周を被覆することができる。
【0026】請求項6記載の構成によれば、緩止めカバ
ーが、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したとき
このねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変
形してこのねじ部の先端を被覆するので、ナット本体の
ねじ孔にねじ部を螺合した場合に、ナット本体から突出
するねじ部の先端の外周を被覆することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して説明する。
【0028】図1は本発明に係るナット装置の一実施例
を示す断面図である。
【0029】図1において、ナット装置10は、六角ナ
ットのナット本体11と、このナット本体11に取付け
られる緩止めリング21及びカバー25とから構成され
る。
【0030】ナット本体11は、アルミ合金等の部材で
形成しており、深さが前記緩止めリング21とカバー2
5とを重ねた厚みよりも深く前記カバー25を手前側に
し緩止めリング21を奥側にして重ねて挿入して配置す
る凹部12を一端側(頭部)に形成している。また、ナ
ット本体11は、凹部12の底部から他端側に向けて、
凹部12に連通してねじ孔13を形成している。
【0031】緩止めリング21は、後述のねじ部の緩止
めを行うものであり、ナイロン等のナット本体11より
変形しやすく弾性を有する部材を円盤状に形成するとと
もに、その中央に貫通孔22を形成したものである。こ
の場合、貫通孔22の内径は、ねじ孔13の谷径より小
さく、ねじ孔13の内径より大きくなっている。
【0032】カバー25は、ナイロン等のナット本体1
1より変形しやすい部材を円盤状に形成したものであ
る。
【0033】緩止めリング21とカバー25とは、外径
が略同じになっている。
【0034】また、ナット本体11の一端側の外周に
は、一端側に向けて先細りとなるテーパ部14が形成さ
れている。ナット本体11のテーパ部14は、プレス装
置等をより用いた塑性変形により先端が内側に向けて変
形されカバー25を係止する係止部16が形成されてい
る。これにより、凹部12の一端側の内径は、緩止めリ
ング21及びカバー25の外形よりも小さくなってい
る。これにより、緩止めリング21及びカバー25が凹
部12から脱落するのを防止している。ナット本体11
の他端側のねじ孔13に回りには後述のねじ部の螺入を
容易にするためのさら穴17が形成されている。
【0035】図2は図1のナット装置10の組み立てら
れる前の状態を示す分解斜視図である。
【0036】ナット本体11の他端側の外周15の断面
は、六角形に形成されている。ナット本体11のテーパ
部14は、塑性変形される以前の状態となっており、凹
部12の内径は、一端側から他端側まで緩止めリング2
1及びカバー25の外形とほぼ同径となっている。
【0037】図3は図1のナット装置10の製造工程を
示す説明図であり、図3(a)にナット本体11のみの
状態を示し、図3(b)にナット本体11に緩止めリン
グ21及びカバー25を挿入した状態を示している。
【0038】図3(a)に示すように、ナット本体11
のみの状態では、凹部12の内径は、一端側から他端側
まで同径となっている。この後、図3(b)に示すよう
に、緩止めリング21及びカバー25を挿入する。この
後、ナット本体11のテーパ部14は、プレス装置等を
より用いた塑性変形により先端を内側に向けて変形させ
る。これにより、ナット装置10は図1に示した状態と
なる。
【0039】図4は図1のナット装置10による2つの
部品の締付けを示す断面図である。
【0040】図4において、板状の第1及び第2の部品
31,32には、貫通孔33,34が形成されている。
ボルト35のねじ部36は、貫通孔33,34に挿入
し、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺合し、緩
止めリング21の貫通孔22の内側を塑性変形及び弾性
変形させて螺入し、その先端37が緩止めリング21の
貫通孔22から突出するが、カバー25がねじ部36の
突出する方向に塑性変形してねじ部36の先端37を被
覆する。
【0041】ボルト35のボルト頭38とナット装置1
0との間に、第1及び第2の部品31,32が挟まれて
いる。このような状態でボルト35とナット装置10
は、第1及び第2の部品31,32の締付け固定を行っ
ている。
【0042】このような実施例によれば、ナット本体1
1のねじ孔13にねじ部36を螺合した場合に、ナット
本体11から突出するねじ部36の先端37の外周をカ
バー25で被覆することができるので、ねじ山により鋭
利になっているねじ部36の先端37の外周で人間の皮
膚に切り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装
置を用いた機器の安全性を高めることができる。
【0043】図5は本発明に係るナット装置の他の実施
例を示す断面図であり、図1の実施例と同じ構成要素に
は同じ符号を付して説明を省略している。
【0044】図5において、本実施例のナット装置40
は、図1のカバー25の代わりにカバー41を用いてい
る。カバー41は、図1のカバー25と同様の部材で形
成されており、外径が緩止めリング21と同じになって
いる。カバー41には、中心に緩止めリング21の貫通
孔22よりも内径が小さく、さらに、ねじ孔13の内径
より小さい貫通孔42が形成されている。この場合の貫
通孔42の内径は、後述のねじ部の緩止めリング21の
貫通孔22からの突出量に応じて設定されている。
【0045】図6は図5のナット装置40による2つの
部品の締付けを示す断面図である。
【0046】図6において、ボルト35のねじ部36
は、第1及び第2の部品31,32の貫通孔33,34
に挿入し、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺合
し、緩止めリング21の貫通孔22の内側を塑性変形及
び弾性変形させて螺入し、緩止めリング21の貫通孔2
2から突出するが、貫通孔42の内径は、変形した場合
にもねじ部36の谷径よも大きくならないように設定さ
れているので、ねじ部36はカバー41の貫通孔42に
螺入せず、カバー41がねじ部36の突出する方向に塑
性変形してねじ部36の先端37の外周を被覆する。こ
れにより、ナット本体11のねじ孔13にねじ部36を
螺合した場合に、ナット本体11から突出するねじ部3
6の先端37の外周をカバー41で被覆することができ
る。
【0047】このような実施例によれば、図1の実施例
と同様の効果が得られるとともに、カバー41の貫通孔
42によりねじ部36とカバー41の間の空気を容易に
流出できるので、ねじ部36の螺入を容易にすることが
できる。これに加え、カバー41が変形する際に貫通孔
42が広がることにより、カバー41に亀裂が入るのを
防止することができる。
【0048】図7は本発明に係るナット装置のもう一つ
の他の実施例を示す断面図であり、図1の実施例と同じ
構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0049】図7において、本実施例のナット装置50
では、図1の緩止めリング21とカバー25との重合わ
せの代わりに、1枚の緩止めカバー51を用いている。
【0050】緩止めカバー51は、ナイロン等の変形可
能であるとともに弾性を有する部材を円盤状に形成した
ものであり、ナット本体11よりも変形しやすく、厚み
及び外径が図1の緩止めリング21とカバー25を重合
わせたものと同じになっている。
【0051】図8は図7のナット装置50による2つの
部品の締付けを示す断面図である。
【0052】図8において、ボルト35のねじ部36
は、第1及び第2の部品31,32の貫通孔33,34
に挿入され、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺
合し、緩止めカバー51を表面を塑性変形及び弾性変形
させて螺入するが、緩止めカバー51がねじ部36の突
出する方向に塑性変形してねじ部36を被覆する。これ
により、ナット本体11のねじ孔13にねじ部36を螺
合した場合に、ナット本体11から突出するねじ部36
の先端37の外周を緩止めカバー51で被覆することが
できる。
【0053】このような実施例によれば、図1の実施例
と同様の効果が得られるとともに、図1の実施例よりも
構造が簡単なので、図1の実施例よりも製造コストを削
減することができる。
【0054】図9は本発明に係るナット装置のさらにも
う一つの他の実施例を示す断面図であり、図7の実施例
と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略してい
る。
【0055】図9において、本実施例のナット装置55
は、図7の緩止めカバー51の代わりに緩止めカバー5
6を用いている。緩止めカバー56は、図7の緩止めカ
バー51と同様の部材で形成されており、中心に外径が
図7の緩止めカバー51と同じになっている。緩止めカ
バー56には、ねじ孔13の内径より小さい貫通孔57
が形成されている。この場合の貫通孔57の内径は、後
述のねじ部のねじ孔13からの突出量に応じて設定され
ている。
【0056】図10は図9のナット装置55による2つ
の部品の締付けを示す断面図である。
【0057】図10において、ボルト35のねじ部36
は、第1及び第2の部品31,32の貫通孔33,34
に挿入され、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺
合し、緩止めカバー56を表面を塑性変形及び弾性変形
させて螺入するが、貫通孔57の内径は、変形した場合
にもねじ部36の谷径よも大きくならないように設定さ
れているので、ねじ部36は緩止めカバー56の貫通孔
57に螺入せず、緩止めカバー56がねじ部36の突出
する方向に塑性変形してねじ部36の先端37の外周を
被覆する。
【0058】このような実施例によれば、図7の実施例
と同様の効果が得られるとともに、緩止めカバー56の
貫通孔57によりねじ部36と緩止めカバー56の間の
空気を容易に流出できるので、ねじ部36の螺入を容易
にすることができる。これに加え、緩止めカバー56が
変形する際に貫通孔57が広がることにより、緩止めカ
バー56に亀裂が入るのを防止することができる。
【0059】図11は本発明に係るナット装置のさらに
さらにもう一つの他の実施例を示す断面図であり、図7
の実施例と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省
略している。
【0060】図11において、本実施例のナット装置6
0では、図7の緩止めカバー51の代わりに緩止めカバ
ー61を用いている。
【0061】緩止めカバー61は、ナイロン等の変形可
能であるとともに弾性を有する部材を円盤状に形成した
ものであり、ナット本体11よりも変形しやすく、厚み
及び外径が図7の緩止めカバー51と同じになってい
る。また、緩止めカバー61は、一端側(ねじ孔13
側)にねじ部の緩止めを行うための凹部62を形成して
いる。この凹部62の内径は、ねじ孔13の谷径より小
さくねじ孔13の内径より大きくなっている。
【0062】図12は図11のナット装置60による2
つの部品の締付けを示す断面図である。
【0063】図12において、ボルト35のねじ部36
は、第1及び第2の部品31,32の貫通孔33,34
に挿入され、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺
合し、緩止めカバー61の凹部62の内側を塑性変形及
び弾性変形させて螺入するが、緩止めカバー61がねじ
部36の突出する方向に塑性変形してねじ部36を被覆
するので、ナット本体11から突出するねじ部36の先
端37の外周を被覆することができる。
【0064】このような実施例によれば、図7の実施例
と同様の効果があるとともに、凹部62を形成したこと
により、緩止めカバー61の変形が容易になり、ネジ部
36の螺入を容易にすることができる。
【0065】図13は本発明に係るナット装置のさらに
さらにさらにもう一つの他の実施例を示す断面図であ
り、図11の実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し
て説明を省略している。
【0066】図13において、本実施例のナット装置6
5は、図11の緩止めカバー61の代わりに緩止めカバ
ー66を用いている。緩止めカバー66は、ナイロン等
の変形可能であるとともに弾性を有する部材を円盤状に
形成したものであり、ナット本体11よりも変形しやす
く、厚み及び外径が図11の緩止めカバー61と同じに
なっている。緩止めカバー66は、一端側に図11の凹
部62と同様の凹部67を形成している。また、緩止め
カバー66は、凹部67の底部の中心から他端側に向け
てねじ孔13の内径より小さい貫通孔68が形成されて
いる。この場合の貫通孔68の内径は、後述のねじ部の
貫通孔13からの突出量に応じて設定されている。
【0067】図14は図13のナット装置65による2
つの部品の締付けを示す断面図である。
【0068】図14において、ボルト35のねじ部36
は、第1及び第2の部品31,32の貫通孔33,34
に挿入され、ナット本体11のねじ孔13に螺入して螺
合し、緩止めカバー66の凹部67の内側を塑性変形及
び弾性変形させて螺入するが、貫通孔68の内径は、変
形した場合にもねじ部36の谷径よも大きくならないよ
うに設定されているので、ねじ部36は緩止めカバー6
6の貫通孔68に螺入せず、緩止めカバー66がねじ部
36の突出する方向に塑性変形してねじ部36の先端3
7の外周を被覆する。
【0069】このような実施例によれば、図11の実施
例と同様の効果が得られるとともに、緩止めカバー66
の貫通孔68によりねじ部36と緩止めカバー66の間
の空気を容易に流出できるので、ねじ部36の螺入を容
易にすることができる。これに加え、緩止めカバー66
が変形する際に貫通孔68が広がることにより、緩止め
カバー56に亀裂が入るのを防止することができる。
【0070】尚、図1ないし図14に示した実施例で
は、本発明をボルトのねじ部が螺合されるナット装置に
適用したが、他の部品例えばねじのねじ部が螺合される
ナット装置に適用してもよい。また、図1ないし図14
に示した実施例では、本発明のナット装置を六角ナット
に適用したが、四角ナット等、別のナット装置に適用し
てもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができる。
【0072】以上説明したように請求項2記載の発明に
よれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができるとともに、カバ
ーの貫通孔によりねじ部とカバーの間の空気を容易に流
出でき、ネジ部の螺入を容易にするとともに、カバーが
変形する際に貫通孔が広がることにより、カバーに亀裂
が入るのを防止することができる。
【0073】以上説明したように請求項3記載の発明に
よれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができる。
【0074】以上説明したように請求項4記載の発明に
よれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができるとともに、緩止
めカバーの貫通孔によりねじ部と緩止めカバーの間の空
気を容易に流出でき、ネジ部の螺入を容易にするととも
に、緩止めカバーが変形する際に貫通孔が広がることに
より、緩止めカバーに亀裂が入るのを防止することがで
きる。
【0075】以上説明したように請求項5記載の発明に
よれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができる。
【0076】以上説明したように請求項6記載の発明に
よれば、ナット本体のねじ孔にねじ部を螺合した場合
に、ナット本体から突出するねじ部の先端の外周を被覆
することができるので、ねじ部の先端で人間の皮膚に切
り傷を付けるのを防止でき、このようなナット装置を用
いた機器の安全性を高めることができるとともに、緩止
めカバーの貫通孔によりねじ部と緩止めカバーの間の空
気を容易に流出でき、ネジ部の螺入を容易にするととも
に、緩止めカバーが変形する際に貫通孔が広がることに
より、緩止めカバーに亀裂が入るのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナット装置の一実施例を示す断面
図。
【図2】図1のナット装置10の分解斜視図。
【図3】図1のナット装置の製造工程を示す説明図。
【図4】図1のナット装置による2つの部品の締付けを
示す断面図。
【図5】本発明に係るナット装置の他の実施例を示す断
面図。
【図6】図5のナット装置による2つの部品の締付けを
示す断面図。
【図7】本発明に係るナット装置のもう一つの他の実施
例を示す断面図。
【図8】図7のナット装置による2つの部品の締付けを
示す断面図。
【図9】本発明に係るナット装置のさらにもう一つの他
の実施例を示す断面図。
【図10】図9のナット装置による2つの部品の締付け
を示す断面図。
【図11】本発明に係るナット装置のさらにさらにもう
一つの他の実施例を示す断面図。
【図12】図11のナット装置による2つの部品の締付
けを示す断面図。
【図13】本発明に係るナット装置のさらにさらにさら
にもう一つの他の実施例を示す断面図。
【図14】図13のナット装置による2つの部品の締付
けを示す断面図。
【図15】従来のナット装置の組立てられる前の状態を
示す分解斜視図。
【図16】図15のナット装置の組み立てられた後の状
態を示す断面図。
【図17】図15のナット装置による2つの部品の締付
けを示す断面図。
【符号の説明】
10 ナット装置 11 ナット本体 12 凹部 13 ねじ孔 16 係止部 21 緩止めリング 22 貫通孔 25 カバー
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成した
    ナット本体と、 弾性を有する部材で形成し、前記ナット本体の凹部の奥
    側に配設してねじ部の緩止めを行う緩止めリングと、 前記ナット本体よりも変形しやすい部材で形成し、前記
    ナット本体の凹部の手前側に配設して、前記ねじ部を前
    記ナット本体のねじ孔に螺合したときこのねじ孔から突
    出した前記ねじ部の先端により塑性変形してこのねじ部
    の先端を被覆するカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記カバーよりも手前側に形成
    し、前記カバーを係止する係止部とを具備したことを特
    徴とするナット装置。
  2. 【請求項2】 ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成した
    ナット本体と、 弾性を有する部材で形成し、前記ナット本体の凹部の奥
    側に配設してねじ部の緩止めを行う緩止めリングと、 前記ナット本体よりも変形しやすい部材で形成し、前記
    ナット本体のねじ孔の内径よりも小さい貫通孔を形成す
    るとともに、前記ナット本体の凹部の手前側に配設し
    て、前記ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したと
    きこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性
    変形してこのねじ部の先端の外周を被覆するカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記カバーよりも手前側に形成
    し、前記カバーを係止する係止部とを具備したことを特
    徴とするナット装置。
  3. 【請求項3】 ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成した
    ナット本体と、 弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形しやす
    い部材で形成し、前記ナット本体の凹部に配設して、ね
    じ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したときこのねじ
    孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変形してこ
    のねじ部の先端を被覆する緩止めカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手前側
    に形成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを具備
    したことを特徴とするナット装置。
  4. 【請求項4】 ねじ孔と連通する凹部を頭部に形成した
    ナット本体と、 弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形しやす
    い部材で形成し、前記ナット本体のねじ孔の内径よりも
    小さい貫通孔を形成するとともに、前記ナット本体の凹
    部に配設して、ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合
    したときこのねじ孔から突出した前記ねじ部の先端によ
    り塑性変形してこのねじ部の先端の外周を被覆する緩止
    めカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手前側
    に形成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを具備
    したことを特徴とするナット装置。
  5. 【請求項5】 ねじ孔と連通する第1の凹部を頭部に形
    成したナット本体と、 弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形しやす
    い部材で形成し、ねじ部の緩止めを行う第2の凹部を形
    成し、この第2の凹部を前記ナット本体のねじ孔側に向
    けた状態で前記ナット本体の第1の凹部に配設して、前
    記ねじ部を前記ナット本体のねじ孔に螺合したときこの
    ねじ孔から突出した前記ねじ部の先端により塑性変形し
    てこのねじ部の先端を被覆する緩止めカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手前側
    に形成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを具備
    したことを特徴とするナット装置。
  6. 【請求項6】 ねじ孔と連通する第1の凹部を頭部に形
    成したナット本体と、 弾性を有するとともに前記ナット本体よりも変形しやす
    い部材で形成し、前記ナット本体のねじ孔の内径よりも
    小さい貫通孔を形成し、この貫通孔に連通しねじ部の緩
    止めを行う第2の凹部を形成し、この第2の凹部を前記
    ナット本体のねじ孔側に向けた状態で前記ナット本体の
    第1の凹部に配設して、前記ねじ部を前記ナット本体の
    ねじ孔に螺合したときこのねじ孔から突出した前記ねじ
    部の先端により塑性変形してこのねじ部の先端の外周を
    被覆する緩止めカバーと、 前記ナット本体の凹部の前記緩止めカバーよりも手前側
    に形成し、前記緩止めカバーを係止する係止部とを具備
    したことを特徴とするナット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100438039B1 (ko) * 2000-03-13 2004-07-01 김진호 가림막을 갖는 골프화스파이크용 너트 및 그 제조장치
JP2010180940A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Terufumi Nojigawa 部材の穴を塞ぎ体で塞ぐ方法および塞ぎ体で塞がれた穴を有する部材
JP2014136934A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Mitsuken Corporation:Kk インサート
WO2016068410A1 (ko) * 2014-10-31 2016-05-06 발레오전장시스템스코리아 주식회사 차량용 알터네이터

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