JPH0829485A - プリント配線板の検査用治具 - Google Patents

プリント配線板の検査用治具

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JPH0829485A
JPH0829485A JP6163618A JP16361894A JPH0829485A JP H0829485 A JPH0829485 A JP H0829485A JP 6163618 A JP6163618 A JP 6163618A JP 16361894 A JP16361894 A JP 16361894A JP H0829485 A JPH0829485 A JP H0829485A
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
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inspection
inspection jig
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Pending
Application number
JP6163618A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Urakuchi
良範 浦口
Tsutomu Hamatsu
力 濱津
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板の表面に形成された電源及び
グランド層の回路パターン検査を電気的パターン検査で
行うことを可能とし、信頼性と検査効率の向上を図るこ
とができるうプリント配線板の検査用治具を提供するこ
とにある。 【構成】 本発明に係るプリント配線板の検査用治具
は、プリント配線板5の表面に形成された回路パターン
7の検査を電気的に行う検査用治具1において、先端に
導電性を有する接触板3を備え、この接触板3の上記回
路パターン7に形成されたクリアランス孔6に接触する
接触面2が複数の凹凸粗面であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板に形成
された回路パターンの検査を電気的に行うプリント配線
板の検査用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は、軽薄短小化が進めら
れ、ダウンサイジング化、ポータブル化、ハンディ化等
が図られ、より一層の高機能化多様化が進んでいる。そ
れに使用されるプリント配線板も、電子部品の小型化と
ともに、高密度ファイン化がなされている。
【0003】このプリント配線板は信頼性を保つため
に、様々な方法で検査が実施されている。例えば、プリ
ント配線板の表面に形成された回路パターンを検査する
には、従来より、目視検査に代わって光学式外観検査機
が使用されている。ところが、図5に示す如く、プリン
ト配線板5の電源及びグランド層の外観検査は、プリン
ト配線板5を多層化したときにバイアホールが形成され
る円状のクリアランス孔6や、円状のものが複数個連設
したクリアランス孔6等の突起やひげを検出するもの
で、上記光学式外観検査機で外観検査をするには、検査
能力を高分解能に設定して検査をする必要があり、高分
解能で検査をするとプリント配線板5の上面の汚れや上
面に付着した異物を検出して、疑似エラーが多く発生す
る問題があった。また、光学式外観検査機で検査が可能
としても、該光学式外観検査機がデータ処理をして合否
の判定処理をする時間が長くかかり、検査効率が悪いと
いう問題があった。そこで、従来より知られている、回
路パターンに複数の検査用治具を接触し、それぞれの回
路パターンの導通と絶縁を確認する電気チェッカを用い
て検査をすると、図6に示す如く、上記検査用治具8の
先端が尖鋭なため、接触面が小さく、クリアランス孔6
に発生した突起やひげを検出することは難しいという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電源
及びグランド層の回路パターン検査を電気的パターン検
査で行うことを可能とし、信頼性と検査効率の向上を図
ることができるうプリント配線板の検査用治具を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
プリント配線板の検査用治具は、プリント配線板5の表
面に形成された回路パターン7の検査を電気的に行う検
査用治具1において、先端に導電性を有する接触板3を
備え、この接触板3の上記回路パターン7に形成された
クリアランス孔6に接触する接触面2が複数の凹凸粗面
であることを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に係るプリント配
線板の検査用治具は、接触板3の接触面2に導電ゴム4
を貼着したことを特徴とするまた、本発明の請求項3に
係るプリント配線板の検査用治具は、接触面2の直径
が、プリント配線板5の表面に形成されたクリアランス
孔6の直径に比べ100〜400μm小さいことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に係るプリント配線板の検査
用治具によると、この検査用治具1の先端に導電性を有
する接触板3を備え、この接触板3の接触面2が複数の
凹凸粗面を有することにより、プリント配線板5に形成
された電源及びグランド層のクリアランス孔6に上記検
査用治具1を押圧して、プリント配線板5の表面に密着
し、回路パターン7との導通を検出することができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係るプリント配
線板の検査用治具によると、この検査用治具1の接触板
3の接触面2に弾性を有する導電ゴム4を貼着すること
により、プリント配線板5の表面に凹凸があっても、上
記導電ゴム4が弾性を有するので、表面の凹凸に応じて
変形し、プリント配線板5の表面に導電ゴム4が面着
し、回路パターン7との導通を検出することができる。
【0009】また、本発明の請求項3に係るプリント配
線板の検査用治具によると、この検査用治具1の接触板
3の直径が、プリント配線板5の表面に形成されたクリ
アランス孔6の直径に比べ100〜400μm小さい直
径を有するので、検査用治具1と回路パターン7との間
に空隙9を設けることができ、クリアランス孔6に発生
した突起やひげの回路不良を検出することができる。ま
た、この空隙9により検査用治具1の押圧する位置がず
れても検査することができる。
【0010】以下、本発明の実施例を添付した図面に沿
って詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限
定されるものではない。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るプリント配線板の検査用
治具の側面図で、この検査用治具1は、銅などの導電金
属で形成された支持ピン10と、この支持ピン10の先
端部に付設した導電金属で形成された円板状の接触板3
とで構成されている。
【0012】上記支持ピン10は、電気チェッカに使用
されるコンタクトプローブと同様、プリント配線板5に
押圧する時にプリント配線板5の表面に傷を着けないよ
うに、先端をプリント配線板5に押圧したときに支持ピ
ン10が摺動するよう内部にコンタクトスプリングを有
する構造となっている。
【0013】また、図1の検査用治具の側面図および図
2の検査用治具の接触面の平面図に示す如く、上記接触
板3のプリント配線板5と密着する接触面2は、複数の
凹凸粗面になっている。この凹凸粗面は、プリント配線
板5の表面に異物が付着して、接触面2とプリント配線
板5の間に異物が挟まっても、プリント配線板5の表面
に密着できるように形成されたもので、凹凸の差が10
0μm以上あことが好ましく、その凹凸が山状であって
も、球面状であっても、その形状は特に限定はしない。
【0014】また、この検査用治具1の接触板3の直径
はクリアランス孔6の直径に比べ100〜400μm小
さい直径で、クリアランス孔6と接触板3の外周との間
に、50〜200μmの空隙9を形成する。この空隙9
が50μmより小さくなると、例えば、検査用治具1の
押圧する位置がずれたときに、この検査用治具1が回路
パターン7上を押圧することとなり、擬似エラーが多発
する。また、上記空隙9が200μmより大きくなる
と、クリアランス孔6に発生する突起やひげに接触面2
が接触せず、導通することが難しくなり、突起やひげを
検出することができなくなる。
【0015】次に、上述のような検査用治具1を使用
し、図5に示す如く、様々な大きさのクリアランス孔を
有するプリント配線板の電源及びグランド層の電気的検
査を行う方法を説明する。
【0016】図3に示す如く、プリント配線板5の表面
に形成された電源及びグランド層ののクリアランス孔6
に上記導電金属で形成された検査用治具1を押圧する。
さらに、従来より用いられている、図6に示すような検
査用治具8を回路パターン7上に押圧する。そして、そ
れぞれの検査用治具1、8に電圧を印加することにより
導通及び絶縁検査をすることができる。
【0017】図3に示す如く、この検査用治具1の接触
板3の直径Bは、例えば、クリアランス孔6の直径Aの
2.5mmに比べ200μm小さく、クリアランス孔6
と接触板3の外周との間に100μmの空隙9を形成
し、クリアランス孔6より100μm以上突出した突起
やひげの回路不良を検出することができる。この検査用
治具1の接触板3の直径Bは、図5に示す如く、プリン
ト配線板5の電源及びグランド層のクリアランス孔6が
様々な大きさを有するので、その直径に応じて、接触板
3の大きさが異なる検査用治具1が用いられる。
【0018】このようにして、本発明に係る検査用治具
によると、従来は検出が困難であった電源及びグランド
層の円状のクリアランス孔6や、円状のものが複数個連
設したクリアランス孔6等に発生した突起やひげを容易
にかつ確実に検出することができる。
【0019】また、検査用治具1として、図3に示す如
く、上記検査用治具1の接触板3の接触面2に弾性を有
する導電ゴム4を貼着したものを使用すると、プリント
配線板5の表面に凹凸があったとしても、この検査用治
具1をプリント配線板5に押圧したときに、導電ゴム4
の弾性により形状が変化し、プリント配線板5の表面に
均一に面接触することができ、プリント配線板5との密
着性を向上することができ、さらに、クリアランス孔6
に発生した突起やひげを確実に検出することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のプリント
配線板の検査用治具によると、プリント配線板に形成さ
れた電源及びグランド層の導通と絶縁を確認する回路パ
ターン検査を電気的検査で行うことができる。また、本
発明の検査用治具の接触板の接触面が複数の凹凸を有し
たり、接触板の接触面に弾性を有する導電ゴムが貼着さ
れているので、プリント配線板の表面に上記検査用治具
を密着することができ、検査の信頼性が向上する。さら
に、上記検査用治具の接触板が円板状で、この接触面の
直径が、プリント配線板の表面に形成されたクリアラン
ス孔の直径に比べ100〜400μm小さいので、電源
及びグランドパターンのクリアランス孔の検査精度に応
じて接触面の直径が異なる検査用治具を選択し、この検
査用治具の押圧する位置がずれても、回路パターン上に
押圧することなく検査をすることができ、検査効率の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の検査用治具の側面図で
ある。
【図2】図1の検査用治具の接触板の平面図である。
【図3】本発明に係る他の実施例の検査用治具の側面図
である。
【図4】本発明の一実施例の検査用治具をプリント配線
板に押圧した断面図である。
【図5】本発明の検査用治具で検査を行う一対象物のプ
リント配線板の上面図である。
【図6】従来の検査用治具の側面図である。
【符号の説明】
1 検査用治具 2 接触面 3 接触板 4 導電ゴム 5 プリント配線板 6 クリアランス孔 7 回路パターン 8 検査用治具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板(5)の表面に形成され
    た回路パターン(7)の検査を電気的に行う検査用治具
    (1)において、先端に導電性を有する接触板(3)を
    備え、この接触板(3)の上記回路パターン(7)に形
    成されたクリアランス孔(6)に接触する接触面(2)
    が複数の凹凸粗面であることを特徴とするプリント配線
    板の検査用治具。
  2. 【請求項2】 接触板(3)の接触面(2)に弾性を有
    する導電ゴム(4)を貼着したことを特徴とする請求項
    1記載のプリント配線板の検査用治具。
  3. 【請求項3】 接触面(2)の直径が、プリント配線板
    (5)の表面に形成されたクリアランス孔(6)の直径
    に比べ100〜400μm小さいことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のプリント配線板の検査用治具。
JP6163618A 1994-07-15 1994-07-15 プリント配線板の検査用治具 Pending JPH0829485A (ja)

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