JPH08293708A - 共振器及びこの共振器より成るろ波器 - Google Patents

共振器及びこの共振器より成るろ波器

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JPH08293708A
JPH08293708A JP7120795A JP12079595A JPH08293708A JP H08293708 A JPH08293708 A JP H08293708A JP 7120795 A JP7120795 A JP 7120795A JP 12079595 A JP12079595 A JP 12079595A JP H08293708 A JPH08293708 A JP H08293708A
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conductor
outer conductor
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Hiroshi Hatanaka
博 畠中
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NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構成が簡潔で、耐震性に優れ、耐電圧特性が良
好で、共振周波数の設定範囲が広く、温度特性が良好な
共振器及びこの共振器より成るろ波器を実現する。 【構成】上下両端が、外部導体の上下壁に固定される固
体誘電体より成る円筒体を設けてある。この円筒体の内
周面に設けた内部固定電極の下端部を外部導体の下壁に
電気的に接続し、上端を外部導体の上壁と電気的に遮断
してある。円筒体の外周面に設けた外部固定電極の上端
部を外部導体の上壁に電気的に接続し、下端を外部導体
の下壁と電気的に遮断してある。内部固定電極と同軸状
に保たれ、内部固定電極内への挿入長が変えられる円柱
状導体より成る可動電極を外部導体の上壁に取付けてあ
る。外部導体に分布するインダクタンス分と、円筒体の
内外周面に設けた内部及び外部固定電極間の固定容量
と、内部固定電極と可動電極間の可変容量とによって並
列共振回路が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置又は放送
装置等における雑音の除去或は信号の分波又は合成等に
好適な新規の共振器及びこの共振器より成るろ波器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】短波帯又は超短波帯のように、比較的低
い周波数帯においては、集中定数回路素子であるコイル
及びコンデンサによって構成された共振器、又は、例え
ば図17及び図18に要部の断面図を示すヘリカル共振
器が従来用いられている。図17は、図18のB−B断
面図、図18は、図17のA−A断面図で、31は外部
導体、32はヘリカル共振素子で、一端を外部導体31
の内壁に機械的電気的に固定接続し、中間部分を空間に
おいてコイル状に捲回し、他端に取り付けた容量形成電
極33を絶縁碍子34及び35を介して外部導体31の
内壁に固定してある。36は可動電極、37は駆動螺
子、38はロックナットである。駆動螺子37を正方向
又は逆方向に回転させて可動電極36を前進又は後退さ
せることにより、電極33との間の容量を変化させて共
振周波数を微細に調整することができる。図17及び図
18には、入出力結合素子及び入出力端子を図示するの
を省略してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】集中定数回路素子であ
るコイル及びコンデンサによって構成される共振器は、
無負荷Qの高い共振器を製作することが困難である。図
17及び図18に示した従来の共振器は、ヘリカル共振
素子32を金属性の線材又は比較的細い丸棒状導体をコ
イル状に捲回して形成してあるので、ヘリカル共振素子
32自体の放熱面積が狭いばかりでなく、外部導体31
への熱伝導性に劣るので、ヘリカル共振素子32におい
て電力損失によって生ずる熱が、ヘリカル共振素子32
自体及び外部導体31から効果的に放熱され難く、共振
器の各構成素子の温度上昇に基づく変形によって共振周
波数が変動する欠点がある。ヘリカル共振素子32の両
端部は、外部導体31の内壁に直接又は間接的に支持固
定されているが、中間部分は支持体等に支持されること
なく、自力でコイル状の姿勢を保つように形成されてい
るので、耐震性に劣り、製作が困難で、コスト高とな
る。ヘリカル共振素子32を形成する線材又は丸棒の直
径が比較的大なる場合には、ヘリカル共振素子32の温
度上昇に基づくヘリカル共振素子32自体の変形によっ
て電極33を介して絶縁碍子34及び35に機械的歪が
繰り返し加えられ、絶縁碍子34及び35が破損するに
到る場合もある。又、ヘリカル共振器は、インピ−ダン
スが高いため、耐電圧特性に劣る欠点がある。このよう
なヘリカル共振器を用いてろ波器を構成するときは、上
記ヘリカル共振器の有する各種欠点がそのままろ波器の
欠点として現れることとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下端部が外部
導体の下壁に電気的に接続され、上端が外部導体の上壁
と電気的に遮断される内部固定電極と、内部固定電極の
外側に同軸状に設けられ、上端部が外部導体の上壁に電
気的に接続され、下端が外部導体の下壁と電気的に遮断
される外部固定電極と、内部固定電極と同軸状に保た
れ、内部固定電極内への挿入長を変えることが可能なよ
うに外部導体の上壁に取り付けられる円筒状又は円柱状
導体より成る可動電極とによって形成される可変共振容
量素子を備えた共振器及びこの共振器より成るろ波器を
実現することによって、従来の共振器及びろ波器の欠点
を除こうとするものである。
【0005】
【実施例】図1(a)は、本発明の一実施例を示す断面
図[図1(b)のB−B断面図]、図1(b)は、図1
(a)のA−A断面図で、1はシ−ルドケ−スを兼ねる
外部導体で、図には角型の立方体より成る場合を例示し
てあるが、有底円筒体で形成してもよい。2は固体誘電
体より成る円筒体、3は内部固定電極で、固体誘電体よ
り成る円筒体2の内周面に付着させた銅又は銀等の金属
薄層より成り、その下端縁を固体誘電体より成る円筒体
2の下端縁に一致させ、上端縁を固体誘電体より成る円
筒体2の上端縁と適宜間隔を隔てた下方に位置させて、
外部導体1の上壁と機械的に接触することなく、電気的
に遮断状態に保たれるように形成してある。4は外部固
定電極で、固体誘電体より成る円筒体2の外周面に付着
させた銅又は銀等の金属薄層より成り、その上端縁を固
体誘電体より成る円筒体2の上端縁に一致させ、下端縁
を固体誘電体より成る円筒体2の下端縁と適宜間隔を隔
てた上方に位置させて、外部導体1の下壁と機械的に接
触することなく、電気的に遮断状態に保たれるように形
成してある。5は椀形の導体より成る支持体で、その底
壁を外部導体1の下壁に半田付け、熔着又は螺子止め等
の手段によって固定し、側壁の外側に固体誘電体より成
る円筒体2の下端部を固く嵌合し、必要に応じて支持体
5の側壁と固体誘電体より成る円筒体2の内周面に設け
た内部固定電極3との間を半田付け等によって固着す
る。6は導体より成る円筒体の上端に導体より成る鍔状
の突起を設けて成る支持体で、鍔状の突起部分を半田付
け、熔着又は螺子止め等の手段によって外部導体1の上
壁に固定し、支持体6の円筒体部分の内側に固体誘電体
より成る円筒体2の上端部を固く嵌合し、必要に応じて
支持体6の円筒体部分と固体誘電体より成る円筒体2の
外周面に設けた外部固定電極4との間を半田付け等によ
って固着する。7は可動電極で、外周面に螺子を刻んだ
円柱状又は円筒状の導体(例えば銅又は銀)より成り、
その外周面と、固体誘電体より成る円筒体2の内周面に
設けた内部固定電極3とが適宜間隔を隔てて対向するよ
うに、可動電極7を固体誘電体より成る円筒体2と同軸
状に保って外部導体1の上壁に設けた螺子孔に螺合さ
せ、正方向又は逆方向に回転させて前進又は後退させる
ことによって、固体誘電体より成る円筒体2内への挿入
長、したがってまた、固体誘電体より成る円筒体2の内
周面に設けた内部固定電極3内への挿入長を変えること
ができるように形成してある。8はロックナットであ
る。9は入力(又は出力)端子、10は出力(又は入
力)端子で、それぞれ例えば同軸接栓より成り、各同軸
接栓を形成する外部導体を、共振器を形成する外部導体
1に接続してある。11は入力(又は出力)結合ル−
プ、12は出力(又は入力)結合ル−プで、各ル−プの
一端を同軸接栓9及び10の内部導体に接続し、各他端
を共振器を形成する外部導体1の適宜箇所に接続してあ
る。結合ル−プ11と外部導体1の壁面によって囲まれ
る面積及び結合ル−プ12と外部導体1の壁面によって
囲まれる面積を、それぞれ大にして磁束との交鎖数を増
すことによって入出力結合を密にすることができる。
【0006】このように構成した本発明共振器において
は、外部導体1における分布インダクタンス分と、固体
誘電体より成る円筒体2の内周面に設けた内部固定電極
3及び固体誘電体より成る円筒体2の外周面に設けた外
部固定電極4間に形成される固定容量分と、固体誘電体
より成る円筒体2の内周面に設けた内部固定電極3及び
可動電極7間に形成される可変容量分とによって、図2
に等価回路図を示すような、並列共振回路が形成され
る。図2において、Rは共振回路で、インダクタンス分
L、固定容量分CF 、可変容量分CV より成る。T9
入力(又は出力)端子、T10は出力(又は入力)端子、
9Rは入力(又は出力)磁界結合係数、MR10 は出力
(又は入力)磁界結合係数である。例えば、同軸接栓9
に高周波電力を加えると、本発明共振器における電磁界
分布は、図1(a)及び図1(b)に示すようになる。
図1(a)における矢印を付した実線Eは電界ベクトル
を、矢印を付した実線Iは電流を、図1(b)における
破線Hは磁界を、それぞれ表わす。本発明共振器におけ
るインダクタンス分は比較的小で、容量分は比較的大で
あるから、低インピ−ダンス形で、耐電圧特性の良好な
共振器となる。可変共振容量素子を形成する固体誘電体
より成る円筒体2として誘電率が高く、誘電体損失がほ
ぼ零程度にまで少ない材質を用いることによって、固体
誘電体より成る円筒体2、内部固定電極3、外部固定電
極4及び可動電極7より成る可変共振容量素子のQ(Qd)
を無視することができ、又、本発明共振器が蓄積し得る
電磁エネルギは外部導体1の体積に対応し、本発明共振
器を構成する金属部分における抵抗を極めて低くするこ
とが可能であるから、非常に大きな無負荷Qを得ること
ができる。本発明共振器における外部導体1、内部固定
電極3、外部固定電極4及び可動電極7を銅で形成した
場合における無負荷Q(Qu)の大きさは、本発明共振器に
おけるインダクタンス分と容量分との比率によっても異
なるが、本発明者は試作品によって次式のような無負荷
Q(Qu)の実験式を得ることができた。 Qu≒20fO 1/2・ SH ・・・・(1) 上式において、 fO:共振周波数(MHz) SH:外部導体1の高さ(cm)
【0007】図1には、入出力結合素子として結合ル−
プ11及び12を用いた場合を例示したが、図3に断面
図を示すように、同軸接栓9の内部導体と外部固定電極
4間を結合線13でタップ結合し、同軸接栓10の内部
導体と外部固定電極4間を結合線14でタップ結合して
も本発明を実施することができる。この場合には、外部
固定電極4と結合線13及び14との各接続点を、外部
固定電極4の下端、即ち、外部導体1の下壁と電気的に
接続されることのないように、適宜間隔を隔てて外部導
体1の下壁と対向させた外部固定電極4の下端に近付け
るほど結合度を密にすることができる。外部回路との高
周波的結合手段として、ル−プ結合又はタップ結合手段
を用いる他、図4に断面図を示すように、容量素子15
及び16を用いてもよく、この場合には、容量素子の容
量値を大にするほど、結合度を密にすることができる。
容量素子15及び16の代わりにプロ−ブを用いるよう
にしてもよい。尚、図3及び図4は、図1(b)におけ
る外部導体1の側壁のうち、下方(図面に向かって)の
側壁を除いて上方を見た断面図に相当し、以下、図3及
び図4と同様の図面、即ち、図6及び図13等も同様の
断面図である。図3及び図4において、図面の説明の際
に言及することのなかった符号及び構成は、図1と同様
である。
【0008】図1には、固体誘電体より成る円筒体2の
軸長を、外部導体1の上壁と下壁の間隔に等しく形成
し、その内周面に設けた内部固定電極3の上端縁を固体
誘電体より成る円筒体2の上端縁と適宜間隔を隔てた下
方に位置させて、外部導体1の上壁と電気的に接続され
ることのないように形成すると共に、固体誘電体より成
る円筒体2の外周面に設けた外部固定電極4の下端縁を
固体誘電体より成る円筒体2の下端縁と適宜間隔を隔て
た上方に位置させて、外部導体1の下壁と電気的に接続
されることのないように形成した場合を例示したが、固
体誘電体より成る円筒体2の軸長を、外部導体1の上壁
と下壁との間隔より適宜短く形成し、固体誘電体より成
る円筒体2の内周面の全域に亙って内部固定電極3を設
けると共に、固体誘電体より成る円筒体2の外周面の全
域に亙って外部固定電極4を設け、固体誘電体より成る
円筒体2の下端と外部導体1の下壁との間を適宜間隔を
隔てた状態を保ちながら支持体5で支持させ、固体誘電
体より成る円筒体2の上端と外部導体1の上壁との間も
適宜間隔を隔てた状態を保ちながら支持体6で支持さ
せ、固体誘電体より成る円筒体2の内周面に設けた内部
固定電極3の上端が外部導体1の上壁と接触することな
く、内部固定電極3の下端部が支持体5を介して外部導
体1の下壁に電気的に接続され、固体誘電体より成る円
筒体2の外周面に設けた外部固定電極4の下端が外部導
体1の下壁と接触することなく、外部固定電極4の上端
部が支持体6を介して外部導体1の上壁に電気的に接続
されるように形成してもよい。固体誘電体より成る円筒
体2の軸長を、外部導体1の上壁と下壁の間隔に等しく
形成した場合、又は、固体誘電体より成る円筒体2の軸
長を、外部導体1の上壁と下壁の間隔に比し適宜短く形
成した場合の何れにおいても、固体誘電体より成る円筒
体2の内周面に設けた内部固定電極3と可動電極7との
間の円筒状間隙間に固体誘電体より成る円筒状のスペ−
サを介在させるようにしてもよい。
【0009】図5(a)は、本発明の他の実施例を示す
断面図[図5(b)のB−B断面図]、図5(b)は、
図5(a)のA−A断面図で、本実施例においては、図
1に示した固体誘電体より成る円筒体2を省き、適当な
肉厚を有し、下端部に鍔状突起を有する円筒状の導体
(銅又は銀)における鍔状突起を外部導体1の下壁に固
定し、上端部を外部導体1の上壁と適宜間隔を隔てて、
機械的に接触することなく、電気的に遮断状態に保って
内部固定電極3を形成すると共に、適当な肉厚を有し、
上端部に鍔状突起を有する円筒状の導体(銅又は銀)に
おける鍔状突起を外部導体1の上壁に固定し、下端部を
外部導体1の下壁と適宜間隔を隔てて、機械的に接触す
ることなく、電気的に遮断状態に保って外部固定電極4
を形成してある。下端部に鍔状突起を一体に設けた円筒
状導体で内部固定電極3を形成する代わりに、鍔状突起
を一体に有することなく、単純な円筒状導体の下端部
を、図1に示した支持体5又は6と同様の支持体を用い
て外部導体1の下壁に固定し、上端部を機械的電気的に
開放状態に保って内部固定電極3を形成すると共に、単
純な円筒状導体の上端部を、図1に示した支持体6と同
様の支持体を用いて外部導体1の上壁に固定し、下端部
を機械的電気的に開放状態に保って外部固定電極4を形
成しても本発明を実施することができる。他の符号、構
成及び作用等は図1に示した共振器と同様で、又、本実
施例においても入出力結合素子を、タップ結合線、容量
素子又はプロ−ブ等で形成してもよい。
【0010】図6は、図1に示した本発明共振器を用い
て構成したろ波器を示す断面図(図3及び図4と同様の
断面図)で、21は共通のシ−ルドケ−スを兼ねる外部
導体、221 ないし224 は可変共振容量素子で、それ
ぞれ図1に示した固体誘電体より成る円筒体2、固体誘
電体より成る円筒体2の内周面に設けた内部固定電極
3、固体誘電体より成る円筒体2の外周面に設けた外部
固定電極4、支持体5及び6、可動電極7、ロックナッ
ト8より成る可変共振容量素子と同様の構成である。9
は入力(又は出力)端子、10は出力(又は入力)端
子、11は入力(又は出力)結合ル−プ、12は出力
(又は入力)結合ル−プで、これらもまた図1に示した
端子9及び10、結合ル−プ11及び12と同様の構成
である。尚、可変共振容量素子221 ないし224 の段
間結合は、可変共振容量素子221 ないし224 におけ
る漏洩磁束によって結合される。図7は、図6に示した
本発明ろ波器の等価回路図で、R1 ないしR4 は共振回
路、T9 は入力(又は出力)端子、T10は出力(又は入
力)端子、M91は入力(又は出力)磁界結合係数、M
410 は出力(又は入力)磁界結合係数、M12ないしM34
は段間磁界結合係数である。図8は、図7に示した等価
回路図の変換等価回路図で、符号は図7と同様である。
図6には、入出力結合素子をル−プ11及び12で形成
した場合を例示してあるが、図3に示したタップ結合線
13及び14、図4に示した容量結合素子15及び1
6、又はプロ−ブ等を用いても本発明を実施することが
できる。
【0011】図6ないし図8に示した本発明帯域通過ろ
波器の設計に当たっても、基準化低域通過ろ波器の素子
値を求め、この値から回路定数を定めて所要の伝送特性
を得ること従来の設計手法と同様で、以下、図9に回路
図を、図10(横軸は基準化周波数、縦軸は減衰量、fC
は基準化遮断周波数)に伝送特性の曲線図を、それぞれ
示すようなチエビシエフ形基準化低域通過ろ波器の素子
値g1ないしgnを基にして、通過域がチエビシエフ形特性
で、減衰域がワグナ形特性を呈する帯域通過ろ波器を設
計する場合について説明する。帯域通過ろ波器の設計上
許容される通過域内における電圧定在波比(VSWR)をSと
すると、通過域内における許容リップルLrは、次式で表
わされる。
【数1】 上式から許容リップルLrを求めると共に、回路次数nを
定めて式(3)から素子値g1を求め、式(4)から素子
値g2ないしgnを求める。
【数2】 k=2、3、−−−−、n 式(3)及び式(4)において、
【数3】 尚、図9において、RLは負荷抵抗で、回路次数nが奇数
の場合、 RL=1 ・・・・(9) 回路次数nが偶数の場合、
【数4】 式(3)及び式(4)から求めた素子値g1ないしgn、帯
域通過ろ波器の所要中心周波数fO及び通過帯域幅Bwr か
ら、入出力磁界結合係数及び段間磁界結合係数を式(1
1)及び式(12)で求めることができる。入出力磁界結
合係数をM01及びMn,n+1 で表すと、
【数5】 段間磁界結合係数をM12=Mn-1,n 、M23=M
n-2,n-1 、−−−−−で表し、これらをまとめてM
k,k+1 (k=1、2、−−−−−、n−1)で表すと、
【数6】 式(12)で求めた段間磁界結合係数Mk,k+1 と、図11
とを用いて隣接する共振容量素子の中心間隔を求めるこ
とができる。図11は、本発明者が試作品について実験
を重ねた結果得られた、段間磁界結合係数と隣接する共
振容量素子の中心間隔との関係の一例を示すもので、横
軸は、(d−0.3C)/W 但し、 d:隣接する可変共振容量素子の中心間隔(図6) C:可変共振容量素子を形成する外部固定電極の外径
(図6) W:共通の外部導体の横幅 又、縦軸は、段間磁界結合係数Mk,k+1 である。
【0012】図6ないし図8に示した本発明帯域通過ろ
波器の伝送特性Lは、次式で示される。
【数7】 上式において、 L:伝送損失 Tn(x) はチェビシェフの多項式で、 x<1 の場合、 Tn(x) =cos(n cos-1 x) x>1 の場合、 Tn(x) =cosh(n cosh-1 x) x:基準化周波数で、
【数8】 f0 :BPF の通過域における中心周波数 f:任意の伝送周波数 Bwr:許容通過周波数帯域幅 S:通過帯域内における許容電圧定在波比(VSWR) 図12は、図6ないし図8に示した本発明ろ波器の伝送
特性の一例を示す図で、横軸は周波数、縦軸は減衰量で
ある。
【0013】図13は、段間結合を電界結合で構成した
本発明帯域通過ろ波器を示す断面図(図6と同様箇所の
断面図)で、15は入力(又は出力)結合容量素子、1
6は出力(又は入力)結合容量素子、1712ないし17
34は段間結合容量素子で、他の符号は図6と同様であ
る。図14は、図13に示した本発明帯域通過ろ波器の
等価回路図で、C91は入力(又は出力)結合容量、C
410 は出力(又は入力)結合容量、C12ないしC34は段
間結合容量で、他の符号は図7と同様である。図15
は、図14に示した等価回路の変換等価回路図で、符号
は図14と同様である。図13には、入出力結合素子を
容量素子で形成した場合を例示してあるが、プロ−ブ、
ル−プ又はタップ結合線等の高周波結合手段を用いても
よい。図16は、図13に示した本発明帯域通過ろ波器
の伝送特性の一例を示す図で、横軸は周波数、縦軸は減
衰量である。
【0014】図6及び図13には、可変共振容量素子2
1 ないし224 を図1に示した可変共振容量素子と同
様構成の素子で形成した場合を例示したが、図5に示し
た可変共振容量素子と同様構成の素子を用いてもよく、
又、図6及び図13には、可変共振容量素子を4個設け
た場合、即ち、回路次数nが4の場合であるが、回路次
数は、これを適宜増減して本発明を実施することができ
る。更に、図6及び図13に示した本発明ろ波器は、コ
ムライン形ろ波器の場合であるが、インタディジタル形
ろ波器にも本発明を実施することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明共振器は、外部導体の上壁と下壁
との間に機械的に強固に取り付けられた固体誘電体より
成る円筒体の内周面と外周面に付着させた金属薄層より
成る内部固定電極と外部固定電極との間の固定容量と、
内部固定電極と可動電極との間の可変容量とによって共
振容量素子を可変容量形に形成してあるので、共振周波
数を広範囲に亙って設定可能で、可変共振容量素子の構
造が比較的簡潔で、機械的に堅牢であるから耐震性に優
れ、特に、内部固定電極と可動電極との間に固体誘電体
より成る円筒状のスペ−サを介在させた場合には、極め
て優れた耐震性を持たせることが可能で、又、可変共振
容量素子の放熱面積が比較的広く、可変共振容量素子と
外部導体間の熱伝導性が良好であるから、可変共振容量
素子及び外部導体から効果的に熱放射が行われ、共振器
各部の温度上昇が低く抑えられ、温度上昇による各部の
変形に基づく共振周波数の変動が極めて小となる。可変
共振容量素子を形成する内部固定電極3及び外部固定電
極4を、図5に示したように、適当な肉厚を有する円筒
状の導体で形成した場合にも、上記と同様に、共振周波
数を広範囲に亙って設定可能で、可変共振容量素子の構
造が比較的簡潔で、機械的に堅牢であるから耐震性に優
れ、可変共振容量素子の放熱面積が比較的広く、可変共
振容量素子と外部導体間の熱伝導性が良好であるから、
可変共振容量素子及び外部導体から効果的に熱放射が行
われ、共振器各部の温度上昇が低く抑えられ、温度上昇
による各部の変形に基づく共振周波数の変動が極めて小
となる。又、何れの実施例においても、共振器のインピ
−ダンスが低く、耐電圧特性が良好である等の特長を有
し、本発明共振器より成るろ波器もまた上記と同様の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明共振器の等価回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明共振器より成るろ波器を示す断面図であ
る。
【図7】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図8】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図9】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図で
ある。
【図10】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図
である。
【図11】本発明ろ波器の設計手法を説明するための図
である。
【図12】本発明ろ波器の伝送特性を示す図である。
【図13】本発明共振器より成るろ波器を示す断面図で
ある。
【図14】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図15】本発明ろ波器の等価回路図である。
【図16】本発明ろ波器の伝送特性を示す図である。
【図17】従来のヘリカル共振器を示す断面図である。
【図18】従来のヘリカル共振器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外部導体 2 固体誘電体より成る円筒体 3、4 固定電極 5、6 支持体 7 可動電極 8 ロックナット 9、10 入出力端子 11、12 入出力結合ル−プ 13、14 タップ結合線 15、16 入出力結合容量素子 1712〜1734 段間結合容量素子 21 共通の外部導体 221 〜224 可変共振容量素子 31 外部導体 32 ヘリカル共振素子 33 電極 34、35 絶縁碍子 36 可動電極 37 駆動螺子 38 ロックナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 7/01 H01G 5/14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部導体の上下両壁に上下両端部が固定さ
    れる固体誘電体より成る円筒体と、 前記固体誘電体より成る円筒体の内周面に設けられ、下
    端部が前記外部導体の下壁に電気的に接続され、上端が
    前記外部導体の上壁と電気的に遮断される内部固定電極
    と、 前記固体誘電体より成る円筒体の外周面に設けられ、上
    端部が前記外部導体の上壁に電気的に接続され、下端が
    前記外部導体の下壁と電気的に遮断される外部固定電極
    と、 前記内部固定電極と同軸状に保たれ、前記内部固定電極
    内への挿入長を変えることが可能なように前記外部導体
    の上壁に取り付けられる円筒状又は円柱状導体より成る
    可動電極とによって形成される可変共振容量素子を備え
    たことを特徴とする共振器。
  2. 【請求項2】外部導体の上下両壁に上下両端部が固定さ
    れる固体誘電体より成る円筒体と、前記固体誘電体より
    成る円筒体の内周面に設けられ、下端部が前記外部導体
    の下壁に電気的に接続され、上端が前記外部導体の上壁
    と電気的に遮断される内部固定電極と、前記固体誘電体
    より成る円筒体の外周面に設けられ、上端部が前記外部
    導体の上壁に電気的に接続され、下端が前記外部導体の
    下壁と電気的に遮断される外部固定電極と、前記内部固
    定電極と同軸状に保たれ、前記内部固定電極内への挿入
    長を変えることが可能なように前記外部導体の上壁に取
    り付けられる円筒状又は円柱状導体より成る可動電極と
    によって形成される可変共振容量素子と、 入力(又は出力)端子と前記可変共振容量素子を形成す
    る外部固定電極とを高周波的に結合する手段と、 出力(又は入力)端子と前記可変共振容量素子を形成す
    る外部固定電極とを高周波的に結合する手段とを備えた
    ことを特徴とする共振器。
  3. 【請求項3】下端部が外部導体の下壁に電気的に接続さ
    れ、上端が前記外部導体の上壁と電気的に遮断される円
    筒状導体より成る内部固定電極と、 前記内部固定電極の外側に同軸状に設けられ、上端部が
    前記外部導体の上壁に電気的に接続され、下端が前記外
    部導体の下壁と電気的に遮断される円筒状導体より成る
    外部固定電極と、 前記内部固定電極と同軸状に保たれ、前記内部固定電極
    内への挿入長を変えることが可能なように前記外部導体
    の上壁に取り付けられる円筒状又は円柱状導体より成る
    可動電極とによって形成される可変共振容量素子を備え
    たことを特徴とする共振器。
  4. 【請求項4】下端部が外部導体の下壁に電気的に接続さ
    れ、上端が前記外部導体の上壁と電気的に遮断される円
    筒状導体より成る内部固定電極と、前記内部固定電極の
    外側に同軸状に設けられ、上端部が前記外部導体の上壁
    に電気的に接続され、下端が前記外部導体の下壁と電気
    的に遮断される円筒状導体より成る外部固定電極と、前
    記内部固定電極と同軸状に保たれ、前記内部固定電極内
    への挿入長を変えることが可能なように前記外部導体の
    上壁に取り付けられる円筒状又は円柱状導体より成る可
    動電極とによって形成される可変共振容量素子と、 入力(又は出力)端子と前記可変共振容量素子を形成す
    る外部固定電極とを高周波的に結合する手段と、 出力(又は入力)端子と前記可変共振容量素子を形成す
    る外部固定電極とを高周波的に結合する手段とを備えた
    ことを特徴とする共振器。
  5. 【請求項5】共通の外部導体の上下両壁に上下両端部が
    固定される固体誘電体より成る円筒体と、前記固体誘電
    体より成る円筒体の内周面に設けられ、下端部が前記共
    通の外部導体の下壁に電気的に接続され、上端が前記共
    通の外部導体の上壁と電気的に遮断される内部固定電極
    と、前記固体誘電体より成る円筒体の外周面に設けら
    れ、上端部が前記共通の外部導体の上壁に電気的に接続
    され、下端が前記共通の外部導体の下壁と電気的に遮断
    される外部固定電極と、前記内部固定電極と同軸状に保
    たれ、前記内部固定電極内への挿入長を変えることが可
    能なように前記共通の外部導体の上壁に取り付けられる
    円筒状又は円柱状導体より成る可動電極とによって形成
    され、互いに適宜間隔を隔てて縱続接続される複数個の
    可変共振容量素子と、 前記複数個の可変共振容量素子のうち、初段(又は終
    段)の可変共振容量素子を形成する外部固定電極を入力
    (又は出力)端子に高周波的に結合する手段と、 前記複数個の可変共振容量素子のうち、終段(又は初
    段)の可変共振容量素子を形成する外部固定電極を出力
    (又は入力)端子に高周波的に結合する手段とを備えた
    ことを特徴とするろ波器。
  6. 【請求項6】複数個の可変共振容量素子の縱続接続態様
    が、磁界結合である請求項5に記載のろ波器。
  7. 【請求項7】複数個の可変共振容量素子の縱続接続態様
    が、電界結合である請求項5に記載のろ波器。
  8. 【請求項8】下端部が共通の外部導体の下壁に電気的に
    接続され、上端が前記共通の外部導体の上壁と電気的に
    遮断される円筒状導体より成る内部固定電極と、前記内
    部固定電極の外側に同軸状に設けられ、上端部が前記共
    通の外部導体の上壁に電気的に接続され、下端が前記共
    通の外部導体の下壁と電気的に遮断される円筒状導体よ
    り成る外部固定電極と、前記内部固定電極と同軸状に保
    たれ、前記内部固定電極内への挿入長を変えることが可
    能なように前記共通の外部導体の上壁に取り付けられる
    円筒状又は円柱状導体より成る可動電極とによって形成
    され、互いに適宜間隔を隔てて縱続接続される複数個の
    可変共振容量素子と、 前記複数個の可変共振容量素子のうち、初段(又は終
    段)の可変共振容量素子を形成する外部固定電極を入力
    (又は出力)端子に高周波的に結合する手段と、 前記複数個の可変共振容量素子のうち、終段(又は初
    段)の可変共振容量素子を形成する外部固定電極を出力
    (又は入力)端子に高周波的に結合する手段とを備えた
    ことを特徴とするろ波器。
  9. 【請求項9】複数個の可変共振容量素子の縱続接続態様
    が、磁界結合である請求項8に記載のろ波器。
  10. 【請求項10】複数個の可変共振容量素子の縱続接続態
    様が、電界結合である請求項8に記載のろ波器。
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